JPH11121135A - ハーネスのコネクターに対する電線の配列を検査する方法及び検査機器 - Google Patents
ハーネスのコネクターに対する電線の配列を検査する方法及び検査機器Info
- Publication number
- JPH11121135A JPH11121135A JP9296263A JP29626397A JPH11121135A JP H11121135 A JPH11121135 A JP H11121135A JP 9296263 A JP9296263 A JP 9296263A JP 29626397 A JP29626397 A JP 29626397A JP H11121135 A JPH11121135 A JP H11121135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arrangement
- colors
- electric wires
- connector
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電線束の両端にコネクターが付けられていると
きだけでなく、一端にのみ付けられているときでもコネ
クターに対する電線の配列の正誤を容易に検査すること
のできる方法を提供する。 【解決手段】絶縁材料にて被覆された複数本の電線と、
これら電線の端部を所定の配列で束ねるコネクターとを
備えたハーネスのコネクターに対する電線の配列を検査
する方法において、各電線を被覆する絶縁材料を用途や
性質などの種類別に異なる色のものとし、予めそれらの
色の正規の配列を記憶装置に記憶させておき、色を検出
することのできる光センサを用いて電線の色の配列を検
出し、これを記憶装置に記憶された正規の配列と比較す
ることにより、電線の配列の正誤を検査することを特徴
とする。
きだけでなく、一端にのみ付けられているときでもコネ
クターに対する電線の配列の正誤を容易に検査すること
のできる方法を提供する。 【解決手段】絶縁材料にて被覆された複数本の電線と、
これら電線の端部を所定の配列で束ねるコネクターとを
備えたハーネスのコネクターに対する電線の配列を検査
する方法において、各電線を被覆する絶縁材料を用途や
性質などの種類別に異なる色のものとし、予めそれらの
色の正規の配列を記憶装置に記憶させておき、色を検出
することのできる光センサを用いて電線の色の配列を検
出し、これを記憶装置に記憶された正規の配列と比較す
ることにより、電線の配列の正誤を検査することを特徴
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハーネスのコネ
クターに対する電線の配列を検査する方法及び検査機器
に属する。
クターに対する電線の配列を検査する方法及び検査機器
に属する。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータ等のＯＡ機器において、Ｃ
ＰＵを含む本体とプリンターやディスプレイ等の周辺機
器とは、処理する情報量の多さの故に多数の電線で接続
される。そして、それら電線の差し込み又は取り外しを
容易にするために、コネクターによって電線の端部が所
定の配列で束ねられ、そのコネクターを機器側のコネク
ター部に差し込むだけで接続できるハーネスと称するユ
ニットが利用されている。
ＰＵを含む本体とプリンターやディスプレイ等の周辺機
器とは、処理する情報量の多さの故に多数の電線で接続
される。そして、それら電線の差し込み又は取り外しを
容易にするために、コネクターによって電線の端部が所
定の配列で束ねられ、そのコネクターを機器側のコネク
ター部に差し込むだけで接続できるハーネスと称するユ
ニットが利用されている。
【０００３】ハーネスのコネクターに対する各電線の配
列順序は、設計によって定まっており、配列が誤ってい
るとコネクターを機器に接続しても信号が伝達されな
い。このため、ハーネスの組立の最終工程では、電線の
配列の正誤が検査される。この検査方法として、電線束
の両端にコネクターが付けられていれば、両端の各コネ
クターをそれぞれ検査機器のコネクター部に接続し、コ
ネクター間の信号伝達の可否によって容易に判定するこ
とができる。
列順序は、設計によって定まっており、配列が誤ってい
るとコネクターを機器に接続しても信号が伝達されな
い。このため、ハーネスの組立の最終工程では、電線の
配列の正誤が検査される。この検査方法として、電線束
の両端にコネクターが付けられていれば、両端の各コネ
クターをそれぞれ検査機器のコネクター部に接続し、コ
ネクター間の信号伝達の可否によって容易に判定するこ
とができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電線束の一端
にのみコネクターが付けられているときは、他端を検査
機器に接続することができないから、上記の方法で検査
することはできない。それ故、本発明の目的は、電線束
の両端にコネクターが付けられているときだけでなく、
一端にのみ付けられているときでもコネクターに対する
電線の配列の正誤を容易に検査することのできる方法を
提供することにある。
にのみコネクターが付けられているときは、他端を検査
機器に接続することができないから、上記の方法で検査
することはできない。それ故、本発明の目的は、電線束
の両端にコネクターが付けられているときだけでなく、
一端にのみ付けられているときでもコネクターに対する
電線の配列の正誤を容易に検査することのできる方法を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するため
に、本発明の検査方法は、絶縁材料にて被覆された複数
本の電線と、これら電線の端部を所定の配列で束ねるコ
ネクターとを備えたハーネスのコネクターに対する電線
の配列を検査する方法において、各電線を被覆する絶縁
材料を用途や性質などの種類別に異なる色のものとし、
予めそれらの色の正規の配列を記憶装置に記憶させてお
き、色を検出することのできる光センサを用いて電線の
色の配列を検出し、これを記憶装置に記憶された正規の
配列と比較することにより、電線の配列の正誤を検査す
ることを特徴とする。
に、本発明の検査方法は、絶縁材料にて被覆された複数
本の電線と、これら電線の端部を所定の配列で束ねるコ
ネクターとを備えたハーネスのコネクターに対する電線
の配列を検査する方法において、各電線を被覆する絶縁
材料を用途や性質などの種類別に異なる色のものとし、
予めそれらの色の正規の配列を記憶装置に記憶させてお
き、色を検出することのできる光センサを用いて電線の
色の配列を検出し、これを記憶装置に記憶された正規の
配列と比較することにより、電線の配列の正誤を検査す
ることを特徴とする。
【０００６】電線には信号線、接地線など様々な種類が
有る。そこで、種類毎に被覆する絶縁材料を色分けして
おく。本発明に依れば、１つの光センサで複数の電線の
配列の正誤を短時間に検査することができ便利である。
有る。そこで、種類毎に被覆する絶縁材料を色分けして
おく。本発明に依れば、１つの光センサで複数の電線の
配列の正誤を短時間に検査することができ便利である。
【０００７】本発明の検査方法に適切な検査機器は、パ
ルス出力の駆動源と、複数本の電線の端部を束ねたコネ
クターを固定する検査テーブルと、色を検出することの
できる光センサと、前記パルス出力を電線の配列ピッチ
に基づいて制御する制御手段と、検査テーブルに固定さ
れたコネクターの電線の配列方向に光センサを前記制御
装置で制御されたパルス出力によって移動させるタイミ
ングベルトと、色の配列を記憶することのできる記憶手
段と、予め記憶手段で記憶された色の配列を光センサで
検出された電線の色の配列と比較し、判定することので
きる演算手段と、演算手段による判定結果を提示する提
示手段とを備えることを特徴とする。
ルス出力の駆動源と、複数本の電線の端部を束ねたコネ
クターを固定する検査テーブルと、色を検出することの
できる光センサと、前記パルス出力を電線の配列ピッチ
に基づいて制御する制御手段と、検査テーブルに固定さ
れたコネクターの電線の配列方向に光センサを前記制御
装置で制御されたパルス出力によって移動させるタイミ
ングベルトと、色の配列を記憶することのできる記憶手
段と、予め記憶手段で記憶された色の配列を光センサで
検出された電線の色の配列と比較し、判定することので
きる演算手段と、演算手段による判定結果を提示する提
示手段とを備えることを特徴とする。
【０００８】この検査機器によれば、光センサを各電線
の位置に移動させて電線の色を検出し、その検出信号を
記憶手段に伝送し、検出された色の配列と予め記憶され
た色の配列を演算手段で比較し、判定することができ
る。
の位置に移動させて電線の色を検出し、その検出信号を
記憶手段に伝送し、検出された色の配列と予め記憶され
た色の配列を演算手段で比較し、判定することができ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明の方法の実施形態を図面
とともに説明する。図１は、ハーネスの電線の配列を検
査している状態を示す斜視図である。ハーネス１は、５
本の電線の束２と、その電線束２の一端に付けられたコ
ネクター３とからなる。
とともに説明する。図１は、ハーネスの電線の配列を検
査している状態を示す斜視図である。ハーネス１は、５
本の電線の束２と、その電線束２の一端に付けられたコ
ネクター３とからなる。
【００１０】検査機器１０は、パルスモーター４と、コ
ネクターを各電線が水平に並ぶように固定することので
きる検査テーブル５と、色を検出することのできる光セ
ンサ６と、センサ６を検査テーブル５上で電線の配列方
向に移動させるタイミングベルト７と、マイコン８と、
スピーカ９とを備える。
ネクターを各電線が水平に並ぶように固定することので
きる検査テーブル５と、色を検出することのできる光セ
ンサ６と、センサ６を検査テーブル５上で電線の配列方
向に移動させるタイミングベルト７と、マイコン８と、
スピーカ９とを備える。
【００１１】マイコン８には、演算処理装置８１の他、
ＲＯＭ８２及びＲＡＭ８３が組み込まれている。ＲＯＭ
８２には、パルスモーター４の出力を電線の配列ピッチ
に基づいて制御する制御プログラムや予めＲＡＭ８３に
記憶された色の配列と検出された色の配列とを比較し判
定する判定プログラムが格納されている。ＲＡＭ８３に
は予め正規の色の配列が記憶されている。
ＲＯＭ８２及びＲＡＭ８３が組み込まれている。ＲＯＭ
８２には、パルスモーター４の出力を電線の配列ピッチ
に基づいて制御する制御プログラムや予めＲＡＭ８３に
記憶された色の配列と検出された色の配列とを比較し判
定する判定プログラムが格納されている。ＲＡＭ８３に
は予め正規の色の配列が記憶されている。
【００１２】検査テーブル５の上面には、電線の端部を
横列させる溝が設けられている。センサ６は、その横列
方向（図面矢印方向）に往復運動する。センサ６は発光
ダイオード及びフォトトランジスタからなり、例えば市
販のオムロン株式会社製E3MC-MX11を適用できる。
横列させる溝が設けられている。センサ６は、その横列
方向（図面矢印方向）に往復運動する。センサ６は発光
ダイオード及びフォトトランジスタからなり、例えば市
販のオムロン株式会社製E3MC-MX11を適用できる。
【００１３】検査機器１０を用いて電線の配列を検査す
る手順は以下の通りである。パルスモータ４を駆動させ
て、ＲＯＭ８２に格納された制御プログラムに従ってタ
イミングベルト７によりセンサ６を移動させる。電線２
ａの位置でセンサ６を止め、電線２ａの色を検出する。
続いてセンサ６を電線２ｂの位置まで移動させ電線２ｂ
の色を検出する。同様に電線２ｃ、２ｄ及び２ｅの色を
検出し、これらの色の配列をマイコン８に送信してＲＡ
Ｍ８３に書き込む。ＲＯＭ８２に格納された判定プログ
ラムに従って、予めＲＡＭ８３に記憶された正規の色の
配列と検出された色の配列とを演算装置８１で比較判定
する。演算装置８１は、配列が同じであればスピーカ９
が「プルプル」という信号音を発し、異なっていれば
「ブー」という信号音を発する。以上のように多数色多
芯の電線の配列の正誤を瞬時に判定することができる。
尚、提示手段をスピーカ９に変えてランプとし、例えば
配列が同じの時に点灯し、異なっていれば点滅するよう
に設計しても良い。
る手順は以下の通りである。パルスモータ４を駆動させ
て、ＲＯＭ８２に格納された制御プログラムに従ってタ
イミングベルト７によりセンサ６を移動させる。電線２
ａの位置でセンサ６を止め、電線２ａの色を検出する。
続いてセンサ６を電線２ｂの位置まで移動させ電線２ｂ
の色を検出する。同様に電線２ｃ、２ｄ及び２ｅの色を
検出し、これらの色の配列をマイコン８に送信してＲＡ
Ｍ８３に書き込む。ＲＯＭ８２に格納された判定プログ
ラムに従って、予めＲＡＭ８３に記憶された正規の色の
配列と検出された色の配列とを演算装置８１で比較判定
する。演算装置８１は、配列が同じであればスピーカ９
が「プルプル」という信号音を発し、異なっていれば
「ブー」という信号音を発する。以上のように多数色多
芯の電線の配列の正誤を瞬時に判定することができる。
尚、提示手段をスピーカ９に変えてランプとし、例えば
配列が同じの時に点灯し、異なっていれば点滅するよう
に設計しても良い。
【００１４】
【発明の効果】コネクターに対する電線の配列の正誤を
容易に且つ速やかに判定することができるので、ハーネ
スの品質検査の効率が向上する。
容易に且つ速やかに判定することができるので、ハーネ
スの品質検査の効率が向上する。
【図１】 実施形態の検査機器を示す斜視図である。
１ ハーネス ２ 電線束 ３ コネクター ４ パルスモーター ５ 検査テーブル ６ 光センサ ７ タイミングベルト ２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄ，２ｅ 電線 ８ マイコン ９ スピーカ（提示手段）
【手続補正書】
【提出日】平成１０年２月５日
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 実施形態の検査機器を示す斜視図である。
【図２】 実施形態の検査機器に内蔵されているマイコ
ンを示す構成図である。
ンを示す構成図である。
【符号の説明】 １ ハーネス ２ 電線束 ３ コネクター ４ パルスモーター ５ 検査テーブル ６ 光センサ ７ タイミングベルト ２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄ，２ｅ 電線 ８ マイコン ９ スピーカ（提示手段）
Claims (2)
- 【請求項１】絶縁材料にて被覆された複数本の電線と、
これら電線の端部を所定の配列で束ねるコネクターとを
備えたハーネスのコネクターに対する電線の配列を検査
する方法において、 各電線を被覆する絶縁材料を用途や性質などの種類別に
異なる色のものとし、予めそれらの色の正規の配列を記
憶装置に記憶させておき、色を検出することのできる光
センサを用いて電線の色の配列を検出し、これを記憶装
置に記憶された正規の配列と比較することにより、電線
の配列の正誤を検査することを特徴とする方法。 - 【請求項２】パルス出力の駆動源と、 複数本の電線の端部を束ねたコネクターを固定する検査
テーブルと、 色を検出することのできる光センサと、 前記パルス出力を電線の配列ピッチに基づいて制御する
制御手段と、 検査テーブルに固定されたコネクターの電線の配列方向
に光センサを前記制御装置で制御されたパルス出力によ
って移動させるタイミングベルトと、 色の配列を記憶することのできる記憶手段と、 予め記憶手段で記憶された色の配列を光センサで検出さ
れた電線の色の配列と比較し、判定することのできる演
算手段と、 演算手段による判定結果を提示する提示手段とを備える
ことを特徴とする検査機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9296263A JPH11121135A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | ハーネスのコネクターに対する電線の配列を検査する方法及び検査機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9296263A JPH11121135A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | ハーネスのコネクターに対する電線の配列を検査する方法及び検査機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11121135A true JPH11121135A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17831315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9296263A Pending JPH11121135A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | ハーネスのコネクターに対する電線の配列を検査する方法及び検査機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11121135A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002097502A1 (de) * | 2001-05-30 | 2002-12-05 | Ccs Technology, Inc. | Optische verteilereinrichtung und lichtwellenleiter-verbindungskabel |
| JP2004095358A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Molex Inc | 電気ハーネス製造装置 |
| WO2005052958A1 (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-09 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | 装着検査用治具 |
| JP2015177681A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 株式会社テクマ | ワイヤハーネス検査装置 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP9296263A patent/JPH11121135A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002097502A1 (de) * | 2001-05-30 | 2002-12-05 | Ccs Technology, Inc. | Optische verteilereinrichtung und lichtwellenleiter-verbindungskabel |
| JP2004095358A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Molex Inc | 電気ハーネス製造装置 |
| WO2005052958A1 (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-09 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | 装着検査用治具 |
| KR100784571B1 (ko) | 2003-11-28 | 2007-12-10 | 스미토모 덴소 가부시키가이샤 | 장착 검사용 지그 |
| JP2015177681A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 株式会社テクマ | ワイヤハーネス検査装置 |
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