JPH11121014A - 非水性電解質型電気化学システムの電極用粘結剤 - Google Patents

非水性電解質型電気化学システムの電極用粘結剤

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JPH11121014A
JPH11121014A JP10219489A JP21948998A JPH11121014A JP H11121014 A JPH11121014 A JP H11121014A JP 10219489 A JP10219489 A JP 10219489A JP 21948998 A JP21948998 A JP 21948998A JP H11121014 A JPH11121014 A JP H11121014A
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electrode
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Sylvie Barusseau
シルビー・バリユソー
Florence Martin
フロランス・マルタン
Bernard Simon
ベルナール・シモン
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Alcatel CIT SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非水性電解質型電気化学システムの電極に対
し優れた機械的特性及び電気的特性を与える粘結剤。 【解決手段】 アクリロニトリル−ブタジエンゴムと約
200,000を上回る平均分子量を有するカルボキシ
メチルセルロースとを含むことを特徴とする非水性電解
質型電気化学システムの電極用粘結剤を調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水性電解質型電
気化学システム、特に再充電可能な有機電解質型電池
(または蓄電池)用の電極の作製に使用される新規な粘
結剤に関する。
【0002】本発明は更に、かかる電極を少なくとも1
つ含んでいる任意の電気化学システムに関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
有機電解質型蓄電池の電極は、サイクル反復中に電極に
出入りするカチオン、例えばリチウムカチオンの受容構
造を構成する電気化学的活物質を含んでいる。
【0004】各電極は、電気化学的活物質と任意に導電
性添加剤とポリマー粘結剤と希釈剤とを含有するペース
トを電流コレクタに付着させることによって得られる。
【0005】電極の作製に粘結剤を使用する目的は、第
一に、微粉形態の活物質をしっかりと粘着させるためで
ある。このとき、電気化学的に活性の表面が広い領域に
わたって遮蔽されてはならない。この効果は粘結剤の湿
潤性に依存する。一般には、化学結合または水素結合を
形成するヒドロキシル基、カルボキシル基及びアミド基
のような基がポリマー粘結剤中に存在することによっ
て、粘結剤と活物質との十分な結合が保証される。しか
しながら、粘結剤と活物質との過度に強力な相互作用が
生じると過度に広い領域の被覆が生じ、このため活性表
面が小さくなり、その結果として早急な容量低下が生じ
る。従って、折衷的な解決策を見出す必要がある。
【0006】ポリマー粘結剤はまた、電流コレクタにペ
ーストを付着させる能力を有していなければならない。
【0007】ポリマー粘結剤は、特に円筒状蓄電池を作
製する場合に、コイル形成段階に耐えられる十分な可撓
性を電極に与える能力を有していなければならない。
【0008】ポリマー粘結剤は、充放電サイクル中の活
物質の寸法変化に適応できなければならない。
【0009】これらの4つの目的を蓄電池の完成前に達
成し、蓄電池の作動期間を通じて維持することが必要で
ある。
【0010】ポリマー粘結剤はまた、いくつかの電気化
学的特性を備えていなければならない。
【0011】より詳細にはポリマー粘結剤は、電極の成
分組成と作製方法とを複雑にするような架橋段階を好ま
しくは要せずに、使用される電解質と相溶性でなければ
ならない。
【0012】最後に、活物質として使用される還元剤及
び酸化剤は極めて強力なので、粘結剤は極限作動条件に
劣化することなく耐えられるようにできるだけ小さい反
応性を有していなければならない。
【0013】実際には上記の目的のいくつかは矛盾する
要素を含むので、単独のポリマー粘結剤によってすべて
の目的を果たすことは難しいと考えられる。
【0014】例えば、サイクル反復中の電極の電気化学
的安定性を維持するためには、ポリマー粘結剤と活物質
との強力な結合が必要である。官能基の存在はこの機能
を確保する。しかしながら、強力な鎖間結合は一般に機
械的に剛性の構造を生じる。
【0015】従来のリチウム蓄電池では、電解質中で優
れた安定性を有するポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)のようなポリマーが粘結剤として常用されてい
る。
【0016】しかしながら、PTFEは付着性に欠如し
ているため、ストリップ形状のような薄い導電性支持体
を使用することができない。高いエネルギー密度を得る
ためにはかかる形状の薄い導電性支持体が不可欠であ
る。
【0017】更に、PTFEは多数のフッ素原子を含む
ので、強力な還元剤に対する安定性に欠ける。
【0018】欧州特許第0,492,586号に記載さ
れているポリフッ化ビニリデン(PVDF)及びそのコ
ポリマーは、金属ストリップを使用するタイプの製造方
法で電極粘結剤として使用されている。
【0019】この方法では、PVDFを溶媒に溶解し、
次いで活物質を加えてペーストとする。活物質とポリマ
ー溶液とを含むペーストを金属ストリップに薄く塗布す
る。次に電極を乾燥させて溶媒を除去する。このように
して緻密な薄い電極が得られる。
【0020】PVDFは上述のような複数の目的を十分
に折衷させる機械的特性及び電気化学的特性を有してい
る。
【0021】しかしながら、PVDFはその表面張力が
小さいので、ストリップに対する粘着性が劣っており、
粘着促進用添加剤が必要である。
【0022】更に、PVDFはフッ素を含んでいるの
で、還元剤に対する安定性が十分でない。このため温度
上昇の場合の安全性に問題がある。
【0023】より最近になって別のポリマーが電極用粘
結剤として提案された。
【0024】ポリアクリロニトリル(PAN)は極性の
大きい基を含むので、電気化学的安定性には優れている
が、得られる電極が剛性になる。
【0025】同様に、ポリアクリル酸(PAAc)、ポ
リアクリルアミド(PAA)及びそれらのコポリマー
も、極めて安定であるが剛性の構造を与えるので、可塑
剤の添加が必要である。
【0026】エラストマー、例えば、エチレン/プロピ
レン/ジエンターポリマー(EPDM)、スチレン/ブ
タジエンゴム(SBR)、及び、アクリロニトリル/ブ
タジエンゴム(NBR)、並びに、ブロックコポリマ
ー、例えば、スチレン/ブタジエン/スチレン(SB
S)またはスチレン/アクリロニトリル/スチレン(S
IS)は、電極に優れた機械的特性を与えるが、サイク
ル反復中の容量低下が著しい。
【0027】欧州特許第0606533号はポリイミド
を記載している。ポリイミドは、機械的特性と電気化学
的特性とを十分に折衷させるが、高温の架橋段階を必要
とする。更に、ポリイミドは高価なポリマーである。
【0028】また、相補的な特性を有するポリマー混合
物も電極粘結剤として提案されている。これらの混合物
は成分組成中に、−電極に可撓性を与えるフッ素非含有
エラストマーのファミリーに属する少なくとも1種類の
ポリマー、例えば、エチレン/プロピレン/ジエンター
ポリマー(EPDM)、ポリウレタン(PU)、ネオプ
レン、ポリイソブチレン(PIB)、ブチルゴムと、−
OH、COOH、CONH2及びNHのような水素結合
に関与し得る基を含み活物質との強力な結合を確保し得
るポリマー、例えばポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸、フェノール樹脂、ポリアミド及びそれらのコポリ
マーと、を含む。
【0029】これらの混合物の主な欠点は、一方で、諸
成分が不相溶性なので均質なペーストを得るのが難しい
こと、他方で、溶媒除去段階の種々の成分の溶解度特性
または凝固特性が異なっているので最終電極中の粘結剤
の分布を予測し難いことである。
【0030】本発明は、上述したような全ての目的を一
度に達成し得る粘結剤に関する。
【0031】米国特許第5,262,255号は負極粘
結剤としてアクリロニトリル−ブタジエンゴムの使用を
記載している。
【0032】日本特許第04342966号は、スチレ
ン−ブタジエンゴム(SBR)と重合度100〜2,0
00及び平均分子量25,000〜400,000を有
するカルボキシメチルセルロース(CMC)とを含有す
る粘結剤の使用を記載している。
【0033】この粘結剤は電極の0.5〜5重量%を構
成している。
【0034】従来の再充電可能な有機電解質型電池の電
極が、活物質と粘結剤と希釈剤とを含むペーストを電流
コレクタに付着させることによって得られることは前述
した。
【0035】このペーストの付着後、電極を乾燥して希
釈剤を除去する。従って、得られた電極は活物質と粘結
剤とから構成されている。電極の電気化学的性能、特に
その比容量(単位質量あたりの容量)を最適にするため
に、電極の粘結剤含有率を減少させることが試みられて
いる。
【0036】本発明は、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム/カルボキシメチルセルロース粘結剤を含む電極
が、スチレン−ブタジエンゴム/カルボキシメチルセル
ロース粘結剤を含む電極に比較して同等の、少ない粘結
剤含有率(3重量%以下)で卓越した電気化学的性能を
獲得し、特にサイクル反復中の比容量及び老化に関して
卓越した性能を得るという知見に基づく。
【0037】本発明はまた、アクリロニトリル−ブタジ
エンゴムと共に使用されるカルボキシメチルセルロース
が130,000未満の平均分子量を有しているときは
この粘結剤を含有する電極の電気化学的性能は所望の用
途には明らかに不十分であるという知見に基づく。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、アクル
ロニトリル−ブタジエンゴムと約200,000を上回
る平均分子量を有するカルボキシメチルセルロースとを
含有することを特徴とする非水性電解質型電気化学シス
テムの電極用粘結剤を提供することである。
【0039】本発明の粘結剤は好ましくは、二種のポリ
マーの重量を基準として、50〜70重量%のアクルロ
ニトリル−ブタジエンゴムと30〜50重量%のカルボ
キシメチルセルロースとを含有する。
【0040】本発明の粘結剤はより好ましくは、二種の
ポリマーの重量を基準として、60〜70重量%のアク
ルロニトリル−ブタジエンゴムと30〜40重量%のカ
ルボキシメチルセルロースとを含有する。
【0041】本発明は、本発明の粘結剤を含む電極を少
なくとも1つ有する非水性電解質型の任意の電気化学シ
ステム、例えば、蓄電池、スーパーコンデンサーまたは
エレクトロクロミックシステムに関する。
【0042】
【発明の実施の形態】上記電極は下記の方法によって得
られる。
【0043】方法の第一段階では、微細分割した活物質
と水に溶解した本発明の粘結剤とから原料となるペース
トを調製する。
【0044】次の段階では、例えば銅、ニッケル、スチ
ール、ステンレススチールまたはアルミニウムから成る
金属ストリップにペーストを薄く塗布し、次いで乾燥炉
で乾燥し、20〜60%の範囲の所望の多孔率になるま
で圧延する。
【0045】より特定的には本発明は、本発明の粘結剤
を含有する負極を有する再充電可能な有機電解質型リチ
ウム電池に関する。
【0046】負極は好ましくは、低電位、即ち1.5V
未満の電位でLi+カチオンを挿入または吸収し得る任
意の種類の材料から選択された活物質を含む。
【0047】負極材料は炭素、特に、粉末状もしくは繊
維状黒鉛のような結晶化した炭素、コークスのような殆
ど結晶化していない黒鉛化可能な炭素、ガラス状炭素も
しくはカーボンブラックのような黒鉛化不可能な炭素及
びそれらの混合物から選択され得る。
【0048】負極材料はまた、金属の酸化物、硫化物、
窒化物及び炭化物のような、リチウム合金を形成し得る
金属を含む化合物から選択され得る。
【0049】上記負極は、好ましくは6重量%未満、特
に好ましくは約3重量%の粘結剤を含有する。
【0050】有機電解質型リチウム蓄電池は更に、高電
位、即ち2.5Vを上回る電位でLi+カチオンを挿入
または吸収し得る任意の種類の材料から選択された活物
質を含む正極を有しているのが有利である。
【0051】正極材料は好ましくは、遷移金属のリチウ
ム含有酸化物を主成分とする。
【0052】本発明の有機電解質型リチウム蓄電池の有
機電解質は好ましくは、炭酸エステル、例えばエチレン
カーボネート、プロピレンカーボネート、ビニレンカー
ボネートのような環状炭酸エステル、及び、ジメチルカ
ーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカー
ボネートのような非環状炭酸エステル;ギ酸エステル、
酢酸エステル、プロピオン酸エステル、酪酸エステルの
ようなアルキルエステル;N−メチルピロリドンのよう
な窒素原子と酸素原子とを含む環状化合物;エーテル;
及びそれらの混合物から選択された溶媒に溶解した導電
性塩の溶液である。
【0053】導電性塩は好ましくは、LiPF6、Li
BF4、LiClO4、LiCF3SO3及びトリフルオロ
スルホンイミドリチウムから選択される。
【0054】本発明のその他の特徴及び利点は、非限定
代表例として示した以下の実施例及び添付の図1及び図
2より明らかであろう。
【0055】図1及び図2は、本発明の粘結剤または従
来技術の粘結剤から作製した電極を含む種々のボタン電
池を用いて黒鉛1gあたり20mAで行ったサイクル反
復中の可逆的比容量の変化を黒鉛1gあたりのmA時で
表す。縦座標は比容量、横座標はサイクル数を示す。
【0056】図1の曲線1〜7は、実施例1〜4、5、
6及び7の夫々で作製したボタン電池のサイクル反復中
の比容量の変化を表す。
【0057】図2の曲線4、4A、6、6A、7及び7
Aは、実施例4、4A、6、6A、7及び7Aの夫々で
作製したボタン電池のサイクル反復中の比容量の変化を
表す。
【0058】
【実施例】本発明の電極と共に、 −金属リチウムの対極と、 −プロピレンカーボネート/エチレンカーボネート/ジ
メチルカーボネートの1/1/3の比率の混合物にLi
PF6を濃度1Mに溶解して得られた電解質と、 を用いたボタン電池を作製し、本発明の電極の電気化学
的試験を実施した。
【0059】黒鉛1gあたり20mAの静電流量でのサ
イクル反復(le cyclage galvanostatique)を実施し
た。このようにして得られたボタン電池の電気化学的特
性値を表1、図1及び図2に示す。
【0060】比較例1: ポリフッ化ビニリデン(PVDF) 電極の粘結剤含有率:15重量% 15gのPVDFを200gのN−メチル−ピロリドン
(NMP)に溶解することによって、NMP中のPVD
Fの4.8%溶液を調製する。次に、85gの粉末状黒
鉛をこの溶液に徐々に加える。
【0061】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、35〜40%の
多孔率になるまで圧延する。
【0062】サイクル反復中の負極の可逆容量は比較的
安定であるが、60℃の極限条件のサイクル反復中の性
能低下は、1サイクルあたり0.13%の容量低下とし
て現れる(図1の曲線1参照)。
【0063】比較例2: アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR) 電極の粘結剤含有率:5重量% N−メチル−ピロリドン(NMP)中の5gのアクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)溶液を95gの粉
末状合成黒鉛に加える。
【0064】溶媒の蒸発後(120℃)、電極は95%
の黒鉛と5%のNBRとから構成されている。
【0065】電極の分極があまりにも大きいため、負極
の容量は小さい(図1の曲線2参照)。
【0066】比較例3: 質量比2/1のNBR/カルボキシメチルセルロース
(CMC) 電極の粘結剤含有率:6重量% CMCの分子量:130,000未満 4gのアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)を
含む4.1%の水溶液に94gの黒鉛を加える。
【0067】次いで、2gのカルボキシメチルセルロー
ス(CMC)を含む1重量%の濃度の水溶液を上記混合
物に加える。使用したカルボキシメチルセルロースは、
低粘度CMCである、即ち、108,300〜130,
000の範囲の平均分子量を有している。
【0068】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、40〜50%の
多孔率になるまで圧延する。
【0069】サイクル反復中の負極の容量は不安定であ
り、60℃の性能低下は、1サイクルあたり4.7%の
容量低下として現れる(図1の曲線3参照)。
【0070】実施例4: 質量比2/1のNBR/CMC 電極の粘結剤含有率:6重量% CMCの分子量:300,000超 4gのアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)を
含む4.1%の水溶液に94gの黒鉛を加える。
【0071】次いで、2gのCMCを含む1重量%の濃
度の水溶液を上記混合物に加える。使用したカルボキシ
メチルセルロースは、高粘度CMCである、即ち、32
5,000〜435,000の範囲の平均分子量を有し
ている。
【0072】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、40〜50%の
多孔率になるまで圧延する。
【0073】サイクル反復中の負極の容量は60℃の極
限条件でも比較的安定である。10サイクル後の容量は
黒鉛1gあたり320mA時に等しい。これは1サイク
ルあたり0.06%の容量低下に相当する(図1及び図
2の曲線4参照)。
【0074】比較例4A: 質量比2/1のスチレン−ブタジエンゴム(SBR)/
CMC 電極の粘結剤含有率:6重量% CMCの分子量:300,000超 4gのスチレン−ブタジエンゴム(SBR)を含む5.
1%の水溶液に94gの黒鉛を加える。
【0075】次いで、2gのCMCを含む1重量%の濃
度の水溶液を上記混合物に加える。使用したカルボキシ
メチルセルロースは、高粘度CMCである、即ち、32
5,000〜435,000の範囲の平均分子量を有し
ている。
【0076】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、40〜50%の
多孔率になるまで圧延する。
【0077】サイクル反復中の負極の容量は60℃の極
限条件でも比較的安定であり、実施例4に記載の電極で
得られた容量と同等である。
【0078】10サイクル後の容量は黒鉛1gあたり3
19mA時に等しい。これは1サイクルあたり0.07
%の容量低下に相当する(図2の曲線4A参照)。
【0079】実施例5: 質量比2/1のNBR/CMC 電極の粘結剤含有率:6重量% CMCの分子量:200,000超 4gのアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)を
含む4.1%の水溶液に94gの黒鉛を加える。
【0080】次いで、2gのCMCを含む1重量%の濃
度の水溶液を上記混合物に加える。使用したカルボキシ
メチルセルロースは、中程度の粘度のCMCである、即
ち、195,000〜260,000の範囲の平均分子
量を有している。
【0081】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、40〜50%の
多孔率になるまで圧延する。
【0082】サイクル反復中の負極の容量は60℃の極
限条件でも安定である。10サイクル後の容量は黒鉛1
gあたり330mA時に等しい。これは1サイクルあた
り0.16%の容量低下に相当する(図1の曲線5参
照)。
【0083】実施例6: 質量比2/1のNBR/CMC 電極の粘結剤含有率:3重量% CMCの分子量:300,000超 2gのアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)を
含む4.1%の水溶液に97gの黒鉛を加える。
【0084】次いで、1gのCMCを含む1重量%の濃
度の水溶液を上記混合物に加える。使用したカルボキシ
メチルセルロースは、高粘度CMCである、即ち、32
5,000〜435,000の範囲の平均分子量を有し
ている。
【0085】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、40〜50%の
多孔率になるまで圧延する。
【0086】この電極は97%の黒鉛と2%のNBRと
1%のCMCとから構成されている。即ち、粘結剤の含
有率は実施例4の含有率の1/2である。
【0087】サイクル反復中の負極の容量は60℃の極
限条件でも比較的安定である。10サイクル後の容量は
黒鉛1gあたり324mA時に等しい。これは1サイク
ルあたり0.3%の容量低下に相当する(図1及び図2
の曲線6参照)。
【0088】比較例6A: 質量比2/1のSBR/CMC 電極の粘結剤含有率:3重量% CMCの分子量:300,000超 2gのスチレン−ブタジエンゴム(SBR)を含む5.
1%の水溶液に97gの黒鉛を加える。
【0089】次いで、1gのCMCを含む1重量%の濃
度の水溶液を上記混合物に加える。使用したカルボキシ
メチルセルロースは、高粘度CMCである、即ち、32
5,000〜435,000の範囲の平均分子量を有し
ている。
【0090】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、40〜50%の
多孔率になるまで圧延する。
【0091】負極の可逆容量は実施例6に記載の電極で
得られた可逆容量よりも小さい。10サイクル後の容量
は黒鉛1gあたり308mA時に等しい。これは1サイ
クルあたり0.5%の容量低下に相当する(図2の曲線
6A参照)。
【0092】アクリロニトリル−ブタジエンゴムと約3
00,000を上回る平均分子量を有するカルボキシメ
チルセルロースとから構成された粘結剤を使用すると、
10サイクル後の容量は黒鉛1gあたり324mA時に
等しい。これは1サイクルあたり0.3%の容量低下に
相当する(図2の曲線6参照)。
【0093】従って、電極の粘結剤含有率が3%のと
き、アクリロニトリル−ブタジエンゴム/カルボキシメ
チルセルロース粘結剤を含む電極の容量は、同じ割合の
スチレン−ブタジエンゴム/カルボキシメチルセルロー
ス粘結剤を含む電極の容量よりも大きい。
【0094】実施例7: 質量比1/1のNBR/CMC 電極の粘結剤含有率:2重量% CMCの分子量:300,000超 1gのアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)を
含む4.1%の水溶液に98gの黒鉛を加える。
【0095】次いで、1gのCMCを含む1重量%の濃
度の水溶液を上記混合物に加える。使用したカルボキシ
メチルセルロースは、高粘度CMCである、即ち、32
5,000〜435,000の範囲の平均分子量を有し
ている。
【0096】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、40〜50%の
多孔率になるまで圧延する。
【0097】電極は98%の黒鉛と1%のSBRと1%
のCMCとから構成されている。即ち、ポリマー含有率
は2%に等しい。
【0098】負極の容量は実施例7に記載の電極で得ら
れた容量よりも小さい。10サイクル後の容量は黒鉛1
gあたり319mA時に等しい。これは1サイクルあた
りの容量低下がほぼ零であることを意味する(図1の曲
線7参照)。
【0099】比較例7A: 質量比1/1のSBR/CMC 電極の粘結剤含有率:2重量% CMCの分子量:300,000超 1gのスチレン−ブタジエンゴム(SBR)を含む5.
1%の水溶液に98gの黒鉛を加える。
【0100】次いで、1gのCMCを含む1重量%の濃
度の水溶液を上記混合物に加える。使用したカルボキシ
メチルセルロースは、高粘度CMCである、即ち、32
5,000〜435,000の範囲の平均分子量を有し
ている。
【0101】得られたペーストを銅ストリップに薄く塗
布し、次いで電極を120℃で乾燥し、40〜50%の
多孔率になるまで圧延する。
【0102】10サイクル後の容量は黒鉛1gあたり3
01mA時に等しい。これは1サイクルあたり0.35
%の容量低下に相当する(図2の曲線7A参照)。
【0103】従って、電極の粘結剤含有率が3%のと
き、アクリロニトリル−ブタジエンゴム/カルボキシメ
チルセルロース粘結剤を含む電極の容量は、同じ質量比
のスチレン−ブタジエンゴム/カルボキシメチルセルロ
ース粘結剤を含む電極の容量よりも大きい。
【0104】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜4、5、6及び7の夫々で作製した
ボタン電池のサイクル反復中の比容量の変化を表すグラ
フである。
【図2】実施例4、4A、6、6A、7及び7Aの夫々
で作製したボタン電池のサイクル反復中の比容量の変化
を表すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルナール・シモン フランス国、92130・イシー・レ・ムリノ ー、リユ・ドウ・レガリテ・64、トウー ル・ロダン、アパルトマン・410

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクルロニトリル−ブタジエンゴムと約
    200,000を上回る平均分子量を有するカルボキシ
    メチルセルロースとを含有することを特徴とする非水性
    電解質型電気化学システムの電極用粘結剤。
  2. 【請求項2】 二種のポリマーの重量を基準として、5
    0〜70重量%のアクルロニトリル−ブタジエンゴムと
    30〜50重量%のカルボキシメチルセルロースとを含
    有することを特徴とする請求項1に記載の粘結剤。
  3. 【請求項3】 二種のポリマーの重量を基準として、6
    0〜70重量%のアクルロニトリル−ブタジエンゴムと
    30〜40重量%のカルボキシメチルセルロースとを含
    有することを特徴とする請求項2に記載の粘結剤。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    粘結剤を含有する電極を少なくとも1つ含むことを特徴
    とする非水性電解質型電気化学システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    粘結剤を含有する負極を有している再充電可能な有機電
    解質型リチウム電池であることを特徴とする請求項4に
    記載の電気化学システム。
  6. 【請求項6】 前記負極が、炭素、並びに、金属の酸化
    物、硫化物、窒化物及び炭化物から選択された活物質を
    含むことを特徴とする請求項5に記載の電気化学システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記負極が、6重量%未満の粘結剤を含
    有することを特徴とする請求項5または6に記載の電気
    化学システム。
  8. 【請求項8】 前記負極が、約3重量%の粘結剤を含有
    することを特徴とする請求項7に記載の電気化学システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記再充電可能なリチウム電池の正極
    が、遷移金属のリチウム含有酸化物を主成分とする活物
    質を含んでいることを特徴とする請求項5から8のいず
    れか一項に記載の電気化学システム。
  10. 【請求項10】 前記有機電解質が、炭酸エステル、ア
    ルキルエステル、窒素原子と酸素原子とを含む環状化合
    物、エーテル及びそれらの混合物から選択された溶媒に
    溶解した導電性塩の溶液であることを特徴とする請求項
    5から9のいずれか一項に記載の電気化学システム。
JP10219489A 1997-08-04 1998-08-03 非水性電解質型電気化学システムの電極用粘結剤 Pending JPH11121014A (ja)

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