JPH11120857A - 押釦スイッチ用カバー部材の製造方法 - Google Patents

押釦スイッチ用カバー部材の製造方法

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JPH11120857A
JPH11120857A JP9293216A JP29321697A JPH11120857A JP H11120857 A JPH11120857 A JP H11120857A JP 9293216 A JP9293216 A JP 9293216A JP 29321697 A JP29321697 A JP 29321697A JP H11120857 A JPH11120857 A JP H11120857A
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Sadao Nakano
禎夫 中野
Kiyobumi Tanaka
清文 田中
Yusuke Morita
雄介 森田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬質指触感が得られ、また、反撥弾性特性の
設定等に大きな自由度が得られる押釦スイッチ用カバー
部材の製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂の
硬質樹脂シート50Aに遮光性着色層56を形成し、こ
の遮光性着色層56をレーザーにより文字等の形状に抜
き加工して抜き部57aを形成した後に抜き部57a上
に重ねて透光性着色層58を形成して表示部57を構成
し、次いで、表示部57を冷却しつつ表示部57の周囲
を加温して圧空成形等で表示部57が内底面に位置する
キートップ52を膨出成形し、さらに、キートップ52
をその周りに一部を残して切り込み53を打抜等で形成
し、トップシート50を得る。一方、シリコーンゴム組
成物を用い圧縮成形等で可動凸部を有するカバー基体を
成形し、カバー基体の可動凸部天面に接着剤を塗布し、
可動凸部にキートップ52を嵌合させてキートップ52
内底面と可動凸部天面とを接着固定することで、カバー
基体と前記トップシート50を組み付けてカバー部材を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体通信機器
等のデータ入力装置やスイッチ装置等に部品として用い
る押釦スイッチ用カバー部材の製造方法に係り、特に、
カバー部材をゴム弾性体の基体の表面側に硬質樹脂のト
ップシートを設けて構成されるカバー部材の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の移動体通信機器のデータ
入力装置やパーソナルコンピュータのキーボード等(押
釦スイッチ)は、通常、シリコーンゴム等のゴム弾性体
からなるカバー部材を回路基板に直接に組み付けて構成
される。このようなカバー部材は、通常、キーボード等
のキー配列と同一の複数(規定数)のキートップを有
し、これらキートップの裏面に可動接点が、また、キー
トップの天面に図形や文字等が印刷される。
【0003】ところで、上述したカバー部材は、キート
ップが軟質のゴムであることから良好な指触感が得られ
ず、操作感に劣るという欠点があった。すなわち、カバ
ー部材は回路基板と組み付けられて押釦スイッチを構成
した状態でキートップの天面がオペレータの指と接触す
る操作部(押圧面)として機能するため、このキートッ
プが軟質のゴムであると硬質の指触感が得られず、クリ
ック感等に影響を及ぼし、良好な操作感が得られない。
【0004】そこで、指触感の改善を図った押釦スイッ
チ用カバー部材が種々開発され、この種のカバー部材を
製造する製造方法が特開平5−347112号公報等で
提案されている。この特開平5−347112号公報に
は、予め成形したプラストマキーをエラストマ金型のキ
ャビティ内に装着した後、エラストマシートを圧縮成形
にて一体成形し、その後、キーの表面に印刷等で表示部
を形成する製造方法が記載される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平5−347112号公報に記載の押釦スイッチ
用カバー部材の製造方法にあっては、エラストマシート
と一体化したプラストマキーの表面に表示部を形成する
ため、このカバー部材を組み付けた押釦スイッチを長期
間にわたって使用すると、オペレータの指との接触でキ
ー表面の表示部が摩損し、表示部の視認性が損なわれる
という問題があった。この発明は、上記問題に鑑みなさ
れたもので、表示部の摩損を防止でき、表示部の耐久性
に優れるカバー部材の製造方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、複数の可動凸部を一体に
有するゴム弾性体のカバー基体と、該カバー基体の複数
の可動凸部に対応した複数のキートップが膨出成形さ
れ、該キートップをそれぞれ前記可動凸部と嵌合させて
前記カバー基体と組み付けられる透光性熱可塑性樹脂の
トップシートと、を備える押釦スイッチ用カバー部材の
製造方法であって、熱可塑性樹脂シートに遮光性着色層
を形成し、該遮光性着色層の少なくとも1の部分を記号
・図形状に除去して抜き部を形成し、該抜き部上に透光
性着色層を重ねて設けて表示部を形成した後、前記透光
性着色層および前記遮光性着色層が形成された熱可塑性
樹脂シートに前記表示部が内底面に位置する凹状のキー
トップを成形してトップシートを構成し、該トップシー
トを前記カバー基体と組み付ける。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、複数の可
動凸部を一体に有するゴム弾性体のカバー基体と、該カ
バー基体の複数の可動凸部に対応した複数のキートップ
が膨出成形され、該キートップをそれぞれ前記可動凸部
と嵌合させて前記カバー基体と組み付けられる透光性熱
可塑性樹脂のトップシートと、を備える押釦スイッチ用
カバー部材の製造方法であって、熱可塑性樹脂シートに
少なくとも1の部分で記号・図形状の抜き部を有する遮
光性着色層を形成し、該抜き部上に透光性着色層を重ね
て設けて表示部を形成した後、前記透光性着色層および
前記遮光性着色層が形成された熱可塑性樹脂シートに前
記表示部が内底面に位置する凹状のキートップを成形し
てトップシートを構成し、該トップシートを前記カバー
基体と組み付ける。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明は、複数の
可動凸部を一体に有するゴム弾性体のカバー基体と、該
カバー基体の複数の可動凸部に対応した複数のキートッ
プが膨出成形され、該キートップをそれぞれ前記可動凸
部と嵌合させて前記カバー基体と組み付けられる透光性
熱可塑性樹脂のトップシートと、を備える押釦スイッチ
用カバー部材の製造方法であって、熱可塑性樹脂シート
に遮光性着色層を形成するとともに、該遮光性着色層上
の少なくとも1の部分に透光性着色層を積層形成した
後、前記熱可塑性樹脂シートにレーザーを照射して前記
透光性着色層が積層された部分の遮光性着色層を記号・
文字形状に除去して表示部を形成し、次いで、該表示部
が形成された熱可塑性樹脂シートに前記表示部が内底面
に位置する凹状のキートップを成形して前記トップシー
トを構成し、該トップシートを前記カバー基体と組み付
ける。
【0009】またさらに、請求項4に記載の発明は、複
数の可動凸部を一体に有するゴム弾性体のカバー基体
と、該カバー基体の複数の可動凸部に対応した複数のキ
ートップが膨出成形され、該キートップをそれぞれ前記
可動凸部と嵌合させて前記カバー基体と組み付けられる
透光性熱可塑性樹脂のトップシートと、を備える押釦ス
イッチ用カバー部材の製造方法であって、透光性の熱可
塑性樹脂シートに遮光性着色層を形成するとともに、該
遮光性着色層上の少なくとも1の部分に透光性着色層を
積層形成した後、該透光性着色層が内底面に位置する凹
状のキートップを形成し、次いで、該キートップが形成
された熱可塑性樹脂シートを前記カバー基体と組み付
け、該カバー基体と組み付けられた前記キートップの天
面にレーザーを照射して前記遮光性着色層が記号・文字
形状に除去された表示部を形成する。
【0010】そして、各請求項に記載の発明は、前記熱
可塑性樹脂シートに前記キートップを形成した後で前記
カバー基体に組み付ける前に、前記キートップの周りに
全周または一部にわたって切り込みを形成する態様(請
求項5)に、また、前記キートップの成形を、前記キー
トップの内底面となる部分の昇温を防止、すなわち、冷
却し、該部分の周囲を加温して行う態様(請求項6)に
構成することができる。
【0011】押釦スイッチは、回路基板、カバー基体お
よびトップシートを主要な要素として構成され、携帯電
話機やパソコンのキーボード等の機器のケーシング内に
収容される。回路基板は、固定接点や周知の回路素子等
が、また、照光式押釦スイッチを構成する場合はLED
等の発光体が設けられる。ケーシングは、データ入力用
のキー数と同数(前述した規定数)の穴を有し、これら
の穴に硬質樹脂シートの凸部が突出する。望ましい態様
としては、カバー基体とケーシングとの間にトップシー
トのキートップの周辺を挟持、例えば、キートップにフ
ランジ部を設けて該フランジ部をカバー基体とケーシン
グとの間で挟持する。
【0012】カバー基体は、回路基板への支承部として
機能するベース部、ベース部から突出する規定数の可動
凸部、これら可動凸部とベース部を連続する薄肉部等を
有し、直接、あるいは、皿バネ的な弾性変形特性を有す
るドーム部が形成されたクリック板を介して回路基板に
組み付けられる。このカバー基体は、クリック板を介し
て回路基板に組み付けられる場合は可動凸部の裏面にド
ーム部を押圧する押圧部が一体に、また、回路基板に直
接に組み付けられる場合は回路基板の固定接点と接触可
能な可動接点が可動凸部の裏面に導電性ゴム等で形成さ
れる。
【0013】また、カバー基体は、ウレタンゴム、アク
リルゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、イソプレンゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合(EPD
M)等の合成ゴムや天然ゴム、熱硬化性エラストマ、ポ
リエステル系若しくはウレタン系の熱可塑性エラストマ
等のゴム弾性体(組成物)、特に、照光式の押釦スイッ
チを構成する場合は透光性のゴム組成物を用いて、圧縮
成形や射出成形等で単独に、あるいは、キートップをイ
ンサートとするインサート成形等により成形される。
【0014】トップシートは、PET(ポリエチレンテ
レフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、ポリエチ
レン、塩化ビニル、スチロール、アクリル、ポリプロピ
レン、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂シート(フィ
ルム)で、透光性を有するものが用いられる。請求項
1,2,3,4に記載されるように、このトップシート
は、キートップの形成前において長尺のシート状態で加
工が、すなわち、リール等から引き出されて裏面に遮光
性着色層と透光性着色層が形成され、また、キートップ
の形成前あるいは形成後において遮光性着色層に記号や
図形等の形状の抜き部が形成され、この抜き部と透光性
着色層の組合せにより表示部が構成され、キートップの
成形後に枚葉状に裁断される。
【0015】遮光性着色層は、請求項1,3,4の発明
ではバーコータ等のコータ、スプレー塗装等の塗装ある
いはスクリーン印刷やオフセット印刷等の印刷により、
請求項2の発明ではスクリーン印刷やグラビア印刷等の
印刷、抜き部を形成するマスキングテープ等を用いた塗
装等により形成される。透光性着色層は、スクリーン印
刷等の印刷、また、マスキングテープ等を用いた塗装等
により形成される。
【0016】抜き部は、キートップの種類等を示す文
字、記号や図形等を視覚的に表すものであって、請求項
1,3,4の発明ではレーザーの照射やエッチング等に
より形成される。レーザーは、YAGやエキシマ等の周
知のものが用いられ、走査機構あるいはマスク等を有す
るものが用いられる。
【0017】トップシートは、表示部の形成後(請求項
1,2,3)において、あるいは、遮光性着色層と透光
性着色層が形成された後(請求項4)において、圧空成
形、真空成形、圧空真空成形あるいはプレス成形等で熱
可塑性樹脂シートにキートップを成形する。キートップ
は、表面側に膨出して先端が閉止された有底筒状であっ
て、先端内面(内底面)に表示部が位置する。そして、
トップシートは、キートップの成形後において、枚葉状
に裁断されて完成する。
【0018】望ましい態様としては、キートップの成形
に際しては、キートップ内底面の着色層の膜厚の均一性
を維持するため、すなわち、表示部の歪み等を防止する
ため、内底面となる部分を除いて選択的に加温される。
また望ましい態様としては、トップシートには、キート
ップの成形後において、キートップの周囲に全周にわた
って、あるいは、部分的に(より望ましくは、周囲32
0°以上の角度範囲にわたって)切り込みがパンチ型等
を用いた打抜により形成され、また、切り込みの形成に
際してフランジ部が必要に応じて形成される。
【0019】そして、トップシート(切り込みにより分
離されたキートップ)は、キートップをカバー基体の可
動凸部に嵌合させて接着剤によりカバー基体に固着、あ
るいは、キートップ(トップシート)をインサートとす
るインサート成形等でカバー基体に一体に固着、例え
ば、カバー基体の成形に際して成形金型にキートップを
装着した後に樹脂を充填(注入)してカバー基体を成形
する。特に、キートップを接着剤によりカバー基体に固
着する場合は、望ましくは、キートップの内周面と可動
凸部の側面を接着せず、キートップの側部の膨出変形を
許容する。
【0020】
【作用】請求項1,2,3,4に記載の発明にかかる押
釦スイッチ用カバー部材の製造方法は、熱可塑性樹脂シ
ートの一面(裏面となる面)に表示部を構成する遮光性
着色層と透光性着色層を形成した後、熱可塑性樹脂シー
トにキートップを膨出成形してトップシートを構成し、
このトップシートを基体と組み付けて押釦スイッチ用カ
バー部材が完成し、キートップが硬質の熱可塑性樹脂か
らなり、表示部がキートップの裏面に形成される。この
ため、硬質の指触感が得られ、良好な操作感を得られ、
また、表示部の摩損も防止できる。
【0021】特に、請求項5に記載の発明は、トップシ
ートにキートップの周り全周あるいは一部に切り込みを
形成するため、キートップの押圧操作に際しての反撥弾
性特性等にキートップの変形が及ぼす影響を小さくで
き、反撥弾性特性等をゴム弾性体のカバー基体により決
定することができ、反撥弾性特性の設定に大きな自由度
が得られ、また、請求項6に記載の発明は、熱可塑性樹
脂シートにキートップを成形するに際して、表示部とな
る部分の温度上昇が抑制されるため、当該部分の伸びが
防止でき、表示部の文字等に歪みが生じることを防止で
きる。
【0022】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1から図6はこの発明の一の実施の
形態にかかる押釦スイッチ用カバー部材の製造方法を説
明する図であり、図1が製造されたカバー部材を用いた
押釦スイッチの模式断面図、図2aが同カバー部材の模
式平面図、図2bが図2aの一部拡大図、図3が製造工
程の概要をアルファベット順に示す模式図、図4が同カ
バー部材の製造工程を示すブロック図、図5が同製造工
程中の加温部の模式断面図、図6aが同製造方法により
製造される他の態様のカバー部材を用いた押釦スイッチ
の一部拡大模式断面図、図6bが同カバー部材の模式平
面図である。
【0023】先ず、図1,2を参照して製造されるカバ
ー部材を説明する。図1は押釦スイッチとして組み付け
た状態を示し、図中、5は機器のケーシング、10は回
路基板、20はクリック板、30はカバー部材である。
周知のように、ケーシング5は後述するキートップが貫
通する複数の穴5aを有し、回路基板10はエポキシ樹
脂等からなり、表面に固定接点11とLED等の発光体
12を有する。クリック板20は、皿バネ的な弾性変形
特性を有する複数のドーム部21がカバー部材30の後
述する可動凸部に対応して表面側に膨出形成され、ドー
ム部21の裏面に可動接点22が設けられる。このクリ
ック板20は、ドーム部21の表面頂部にカバー部材3
0の押圧部が当接し、押圧部による押圧でドーム部21
が変形して可動接点22が固定接点11と接触する。
【0024】カバー部材30は、透光性のカバー基体4
0の表面に透光性硬質樹脂のトップシート50を組み付
けて平面視矩形状に構成され、数字、機能およびスクロ
ール等の規定数のキーを有する。カバー基体40は、回
路基板10への支承部としてのベース部41と、ベース
部41に薄肉部43を介して連続する規定数の可動凸部
42とを一体に備える。このカバー基体40は、可動凸
部42が略柱状をなして後述するキートップに嵌合し、
また、各可動凸部42の裏面にドーム部21を押圧可能
に押圧部44が一体に突設される。このカバー基体40
は、シリコーンゴム組成物を用いて圧縮成形や射出成形
等で成形される。
【0025】トップシート50は、PET、ポリエチレ
ンあるいはポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂シートから
なり、平面視形状がカバー基体40と略同一の矩形状を
有する。図2a,bに示すように、このトップシート5
0には、規定数のキートップ52がシート部51(キー
トップを除いた部分)に成形され、これらキートップ5
2の周りに20°以下の角度θを除く範囲で切り込み5
3が打抜等により形成される(角度θの範囲の連続する
部分をヒンジ部54と称する)。キートップ52は、可
動凸部42が嵌合する表面側に凸のキャップ状であっ
て、切り込み53によりフランジ部52aが形成され
る。
【0026】また、トップシート50には、裏面全面に
遮光性着色層56が形成され、キートップ51内底面の
遮光性着色層56を記号や図形状に除去して表示部57
が形成され、また、この表示部57に重ねて透光性着色
層58が形成される。後述するように、遮光性着色層5
6はカーボンブラック等の顔料が配合された遮光性のイ
ンクや塗料(樹脂組成物)を用いて印刷やスプレー塗装
等で形成され、以下同様に、表示部57は遮光性着色層
56をレーザーにより文字等の形状に除去して形成さ
れ、透光性着色層58は透光性のインク等を用いてスク
リーン印刷等で形成される。このトップシート50は、
キートップ52にそれぞれカバー基体40の可動凸部4
2が嵌合し、キートップ52の内底面と可動凸部42の
天面が接着剤55により接着固定される。
【0027】次に、製造方法を説明する。先ず、カバー
基体40のトップシート50に付いて説明すると、トッ
プシート50は、塗装工程、レーザー照射工程、印刷工
程および成形工程を経て製造される。印刷工程において
は、巻取リール等に巻回保持された長尺の熱可塑性樹脂
シート50Aを引き出し、熱可塑性樹脂シート50Aの
全面にスプレー塗装機等でカーボンブラック等含有の遮
光性塗料等を塗装して遮光性着色層56を形成する(図
3a参照)。
【0028】次に、レーザー照射工程において、熱可塑
性樹脂シート50Aの遮光性着色層56にレーザーRを
照射して平面視形状が記号や図形等の抜き部57aを形
成する(図3b)。図示および詳細な説明は割愛する
が、レーザーRの照射には、レーザー発光体とマスク等
を用い、あるいは、レーザー発光体を走査する。続い
て、印刷工程において熱可塑性樹脂シート50Aの抜き
部57a上に顔料含有の透光性インクをスクリーン印刷
機等で印刷して透光性着色層58を形成、すなわち、表
示部57を形成する(図3c参照)。そして、この表示
部57が形成された熱可塑性樹脂シート50Aを巻取リ
ール等に再度巻回保持して成形工程に移送する。
【0029】成形工程は、電子部品の搬送等に用いるキ
ャリアテープの製造工程に類似するもので、図4に示す
ように、印刷シートA、加温部B、圧空成形部Cおよび
打抜部Dを有する。この成形工程においては、巻取リー
ルに保持された印刷シートAを引き出し、すなわち、巻
取リールから熱可塑性樹脂シート50Aを引き出して加
温部B、圧空成形部Cおよび打抜部Dを所定長さずつ間
欠的に走行させる。
【0030】そして、加温部Bにおいては、図5に示す
ように、冷却凸部61が形成された冷却型60を用い、
熱可塑性樹脂シート50Aに表示部57を冷却型60の
冷却凸部61と接触させた状態で赤外線や温風(図中矢
印)を衝当させて加温する。すなわち、加温部Bにおい
ては、表示部57の温度上昇を抑制しつつ他の部分を選
択的に加温する。したがって、表示部57の変形等を生
じることが無く、変形等に起因した表示部57の文字等
の歪みが防止される。なお、図5中では、表示部57等
の図示を省略している。
【0031】圧空成形部Cにおいては、周知の圧空成形
型を用いて熱可塑性樹脂シート50Aにキートップ52
を成形する。すなわち、熱可塑性樹脂シート50Aに
は、図3dに示すように、複数のキートップ52が表示
部57を内底面に位置させて形成される。続いて、打抜
部Dにおいて、キートップ52の周りに切り込み53を
形成し(図3e参照)、また、1つの押釦スイッチに対
応した大きさ、すなわち、枚葉状に裁断し(図2a参
照)、トップシート50が完成する。
【0032】また、シリコーンゴム組成物等のゴム弾性
体組成物を用いて圧縮成形や射出成形等によりカバー基
体40を成形する。そして、カバー基体40の可動凸部
42天面にスクリーン印刷機等を用いて接着剤55を塗
布し、可動凸部42をトップシート50のキートップ5
2に嵌合させてカバー基体40とトップシート50を組
み付ける。すなわち、カバー基体40とトップシート5
0は可動凸部42の天面とキートップ52の内底面のみ
が接着剤55により接着された状態で組み付けられ、カ
バー部材30が完成する。
【0033】上述のようにして製造されたカバー部材3
0は、図1に示すようにクリック板20を介して回路基
板10に組み付けられ、押釦スイッチを構成する。この
押釦スイッチは、熱可塑性樹脂のキートップ52天面が
操作面となるため硬質の指触感が得られ、また、表示部
57がキートップ52の裏面(内底面)に形成されるた
め表示部57の摩損等も防止できる。特に、このカバー
部材30は、キートップ52が内底面のみでカバー基体
40と接着し、キートップ52の側部の変形が許容され
るため、キートップ52(トップシート50)の変形が
反撥弾性特性等に及ぼす影響も少なく、反撥弾性特性等
を主としてカバー基体40の弾性特性により決定でき、
反撥弾性特性等の設定が容易であり、また、その設定に
大きな自由度が得られる。
【0034】なお、上述した切り込み53は、その形成
範囲が340°以上の角度に限定されるものでなく、3
40°以上の範囲とすること、逆に、図6a,bに示す
ように切り込み53をキートップ52の全周にわたって
形成して独立したキートップ52とすることも可能であ
り、また、切り込み53を複数箇所に形成することも可
能である。さらに、トップシート50とカバー基体40
の接着部分も、キートップ52の内底面と可動凸部42
の天面に限定されるものでなく、これらの部分に加えて
シート部51とベース41を接着することも可能であ
り、またさらに、接触する面の全面を接着することも可
能である。
【0035】図7はこの発明の他の実施の形態にかかる
押釦スイッチ用カバー部材の製造方法を説明し、その製
造工程をアルファベット順に示す模式図である。なお、
この実施の形態および後述する実施の形態においては、
前述した実施の形態と同一の部分には同一の番号を付し
て説明と図示を省略する。
【0036】この実施の形態は、巻取リール等から引き
出した熱可塑性樹脂シート50Aにスクリーン印刷機等
で抜き部57aを有する遮光性着色層56を形成する
(図7a参照)。そして、この熱可塑性樹脂シート50
Aの抜き部57a上にスクリーン印刷機等で透光性着色
層58を形成し、以下、前述した実施の形態と同様にし
てトップシート50を作製し、このトップシート50を
カバー基体40と組み付けてカバー部材30を構成す
る。
【0037】図8はこの発明のまた他の実施の形態にか
かる押釦スイッチ用カバー部材の製造方法を説明し、そ
の製造工程をアルファベット順に示す模式図である。こ
の実施の形態は、巻取リールから引き出した熱可塑性樹
脂シート50Aの全面に遮光性着色層56を形成し(図
8a)、続いて、熱可塑性樹脂シート50Aの全面に遮
光性着色層56上に重ねて透光性着色層58を形成する
(図8b)。そして、この熱可塑性樹脂シート50Aの
層56,58形成面と逆の面側からレーザーRを照射
し、遮光性着色層56を文字等の形状に除去して表示部
57を形成し(図8c)、以下、上述した各実施の形態
と同様にしてトップシート50を構成し、また、このト
ップシート50をカバー基体40と組み付けてカバー部
材30を構成する。
【0038】図9はこの発明のさらに他の実施の形態に
かかる押釦スイッチ用カバー部材の製造方法を説明し、
各製造工程の概要をアルファベット順に示す模式図であ
る。この実施の形態は、上述の実施の形態と同様にして
熱可塑性樹脂シート50Aに遮光性着色層56と透光性
着色層58を形成する(図8b参照)。この後、前述し
た各実施の形態と同様に、この熱可塑性樹脂シート50
Aにキートップ52を成形し、さらに、キートップ52
の周りに切り込み53を形成し、また、枚葉状に裁断し
(図9a)、成形されたトップシート50をカバー基体
40と組み付ける(図9b)。
【0039】次に、図9c示すように、カバー基体40
と組み付けられたトップシート50にレーザーRを照射
し、キートップ52の内底面の遮光性着色層56を文字
等の形状に除去して表示部57を形成し、カバー部材3
0が完成する。そして、この後は、前述した実施の形態
と同様に、カバー部材30を回路基板10等と組み付け
て押釦スイッチが完成する。
【0040】図10はこの発明のまたさらに他の実施の
形態にかかる押釦スイッチ用カバー部材の製造方法を示
し、各工程の概要をアルファベット順に示す模式図であ
る。この実施の形態は、透光性の熱可塑性樹脂シート5
0Aにキートップ内底面となる部分で文字等をグラビア
印刷やオフセット印刷等で印刷して表示部57を形成し
(図10a)、次いで、熱可塑性樹脂シート50Aの全
面に表示部57に重ねて遮光性あるいは透光性の地肌色
層89を印刷や塗装により形成する(図10b)。
【0041】次いで、熱可塑性樹脂シート50Aを加温
部Bにおいて表示部57の温度上昇を防止しつつ加温し
た後、図10cに示すように、圧空成形部Cにおいて表
示部57が内底面に位置するキートップ52を成形す
る。そして、このキートップ52をカバー基体40の稼
動凸部42に接着剤等を用いて嵌合接着し、カバー部材
30が完成する。
【0042】図11はこの発明のまた他の実施の形態に
かかる押釦スイッチ用カバー部材の製造方法を示し、各
工程の概要を示す模式図である。この実施の形態は、熱
可塑性樹脂シート50Aのキートップ内底面となる部分
に文字等の表示部57を透光性のインクを用い、他の部
分全面に遮光性着色層56を遮光性のインクを用いグラ
ビア印刷等で同時に形成する(図11a)。次いで、前
述した実施の形態と同様に、表示部57の温度上昇を防
止しつつ他の部分を加温し、圧空成形等によりキートッ
プ52を成形し(図11b)、このキートップ52をカ
バー基体40に組み付けてカバー部材30が完成する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2,
3,4に記載の発明は、熱可塑性樹脂シートに表示部を
形成した後、熱可塑性樹脂シートに表示部が内底面に位
置するキートップを形成し、このキートップが形成され
たトップシートをカバー基体と表示形成面がカバー基体
側に位置するように組み付けてカバー部材を製造するた
め、硬質の指触感を有し、また、表示部の摩損の恐れの
ない押釦スイッチが達成できる。
【0044】特に、請求項5に記載の発明は、トップシ
ートにキートップの周り全周あるいは一部に切り込みを
形成するため、キートップの押圧操作に際しての反撥弾
性特性等にキートップの変形が及ぼす影響を小さくで
き、反撥弾性特性等をゴム弾性体のカバー基体により決
定することができ、反撥弾性特性の設定に大きな自由度
が得られる。
【0045】また、請求項6に記載の発明は、熱可塑性
樹脂シートにキートップを成形するに際して、表示部と
なる部分の温度上昇が抑制されるため、当該部分の伸び
が防止でき、表示部の文字等に歪みが生じることを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる押釦スイッ
チ用カバー部材の製造方法により製造されたカバー部材
を用いて構成される押釦スイッチの一部の模式断面図で
ある。
【図2】同押釦スイッチ用カバー部材を示し、aが模式
平面図、bがaの一部拡大図である。
【図3】同押釦スイッチ用カバー部材の製造方法の製造
工程の概要をアルファベット順に示す模式断面図であ
る。
【図4】同押釦スイッチ用カバー部材に用いる熱可塑性
樹脂シートの製造工程を示すブロック図である。
【図5】同熱可塑性樹脂シートの製造工程における加温
部の処理の概要を示す模式断面図である。
【図6】同製造方法により製造される他の態様のカバー
部材を用いた押釦スイッチを示し、aが模式断面図、b
が平面図である。
【図7】この発明の他の実施の形態にかかる押釦スイッ
チ用カバー部材の製造方法における製造工程の概要をア
ルファベット順に示す模式断面図である。
【図8】この発明のまた他の実施の形態にかかる押釦ス
イッチ用カバー部材の製造方法における製造工程の概要
をアルファベット順に示す模式断面図である。
【図9】この発明のさらに他の実施の形態にかかる押釦
スイッチ用カバー部材の製造方法における製造工程の概
要をアルファベット順に示す模式断面図である。
【図10】この発明のまたさらに他の実施の形態にかか
る押釦スイッチ用カバー部材の製造方法における製造工
程の概要をアルファベット順に示す模式図である。
【図11】この発明のまた他の実施の形態にかかる押釦
スイッチ用カバー部材の製造方法における製造工程の概
要をアルファベット順に示す模式図である。
【符号の説明】
5 ケーシング 10 回路基板 12 LED(発光体) 20 クリック板 21 ドーム部 30 カバー部材 40 基体 41 ベース部 42 可動凸部 43 薄肉部 50 トップシート 50A 熱可塑性樹脂シート 51 シート部 52 キートップ 52a フランジ部 53 切り込み 54 ヒンジ部(連続部) 55 接着剤 56 遮光性着色層 57 表示部 57a 抜き部 58 透光性着色層 θ 切り込みの形成範囲の角度
フロントページの続き (72)発明者 森田 雄介 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地の1 信越ポリマー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可動凸部を一体に有するゴム弾性
    体のカバー基体と、該カバー基体の複数の可動凸部に対
    応した複数のキートップが膨出成形され、該キートップ
    をそれぞれ前記可動凸部と嵌合させて前記カバー基体と
    組み付けられる透光性熱可塑性樹脂のトップシートと、
    を備える押釦スイッチ用カバー部材の製造方法であっ
    て、 熱可塑性樹脂シートに遮光性着色層を形成し、該遮光性
    着色層の少なくとも1の部分を記号・図形状に除去して
    抜き部を形成し、該抜き部上に透光性着色層を重ねて設
    けて表示部を形成した後、前記透光性着色層および前記
    遮光性着色層が形成された熱可塑性樹脂シートに前記表
    示部が内底面に位置する凹状のキートップを成形してト
    ップシートを構成し、該トップシートを前記カバー基体
    と組み付けることを特徴とする押釦スイッチ用カバー部
    材の製造方法。
  2. 【請求項2】 複数の可動凸部を一体に有するゴム弾性
    体のカバー基体と、該カバー基体の複数の可動凸部に対
    応した複数のキートップが膨出成形され、該キートップ
    をそれぞれ前記可動凸部と嵌合させて前記カバー基体と
    組み付けられる透光性熱可塑性樹脂のトップシートと、
    を備える押釦スイッチ用カバー部材の製造方法であっ
    て、 熱可塑性樹脂シートに少なくとも1の部分で記号・図形
    状の抜き部を有する遮光性着色層を形成し、該抜き部上
    に透光性着色層を重ねて設けて表示部を形成した後、前
    記透光性着色層および前記遮光性着色層が形成された熱
    可塑性樹脂シートに前記表示部が内底面に位置する凹状
    のキートップを成形してトップシートを構成し、該トッ
    プシートを前記カバー基体と組み付けることを特徴とす
    る押釦スイッチ用カバー部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 複数の可動凸部を一体に有するゴム弾性
    体のカバー基体と、該カバー基体の複数の可動凸部に対
    応した複数のキートップが膨出成形され、該キートップ
    をそれぞれ前記可動凸部と嵌合させて前記カバー基体と
    組み付けられる透光性熱可塑性樹脂のトップシートと、
    を備える押釦スイッチ用カバー部材の製造方法であっ
    て、 熱可塑性樹脂シートに遮光性着色層を形成するととも
    に、該遮光性着色層上の少なくとも1の部分に透光性着
    色層を積層形成した後、前記熱可塑性樹脂シートにレー
    ザーを照射して前記透光性着色層が積層された部分の遮
    光性着色層を記号・文字形状に除去して表示部を形成
    し、 次いで、該表示部が形成された熱可塑性樹脂シートに前
    記表示部が内底面に位置する凹状のキートップを成形し
    て前記トップシートを構成し、該トップシートを前記カ
    バー基体と組み付けることを特徴とする押釦スイッチ用
    カバー部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 複数の可動凸部を一体に有するゴム弾性
    体のカバー基体と、該カバー基体の複数の可動凸部に対
    応した複数のキートップが膨出成形され、該キートップ
    をそれぞれ前記可動凸部と嵌合させて前記カバー基体と
    組み付けられる透光性熱可塑性樹脂のトップシートと、
    を備える押釦スイッチ用カバー部材の製造方法であっ
    て、 透光性の熱可塑性樹脂シートに遮光性着色層を形成する
    とともに、該遮光性着色層上の少なくとも1の部分に透
    光性着色層を積層形成した後、該透光性着色層が内底面
    に位置する凹状のキートップを形成し、 次いで、該キートップが形成された熱可塑性樹脂シート
    を前記カバー基体と組み付け、該カバー基体と組み付け
    られた前記キートップの天面にレーザーを照射して前記
    遮光性着色層が記号・文字形状に除去された表示部を形
    成することを特徴とする押釦スイッチ用カバー部材の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記熱可塑性樹脂シートに前記キートッ
    プを形成した後で前記カバー基体に組み付ける前に、前
    記キートップの周りに全周または一部にわたって切り込
    みを形成する請求項1から請求項4のいずれか1項に記
    載の押釦スイッチ用カバー部材の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記キートップの成形は、前記キートッ
    プの内底面となる部分の昇温を防止しつつ該部分の周囲
    を加温して行う請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の押釦スイッチ用カバー部材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002091662A (ja) * 2000-09-12 2002-03-29 Shin Etsu Polymer Co Ltd 押釦スイッチ用カバー部材の製造方法及び押釦スイッチ付装置の販売促進方法
KR20020080687A (ko) * 2001-04-17 2002-10-26 김영호 셀룰라폰용 키패드의 제조 방법

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