JPH11120342A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH11120342A
JPH11120342A JP28640997A JP28640997A JPH11120342A JP H11120342 A JPH11120342 A JP H11120342A JP 28640997 A JP28640997 A JP 28640997A JP 28640997 A JP28640997 A JP 28640997A JP H11120342 A JPH11120342 A JP H11120342A
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直樹 河合
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健 大嶋
Toshio Ariyoshi
俊雄 有吉
Tetsuo Jinriki
哲夫 神力
Tomotaka Noda
智孝 野田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像内のパターンの向きを所望のように変更す
る処理を自動化して作業者の負担を軽減する。 【解決手段】まず、画像内のパターンを抽出する。濃淡
画像なら2値化してベクタ化すればよく、カラー画像な
ら適宜な大きさ、適宜な形状に切り取ればよい。そして
抽出したパターンについて代表点と角度を定める。その
一方で当該画像の任意の位置に対して、その位置におけ
る望ましい角度を定める2次元スカラ場を定義する。そ
して、その2次元スカラ場における各パターンの代表点
でのスカラ量(角度)をそのパターンの持つべき望まし
い角度とし、各パターンの角度をその望ましい角度にな
るように変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像のパターンの向き
を任意に変更することができる画像処理方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】壁紙等の建材に用いられる絵柄には、同
様の形状をしたパターンが多数配置されることが多い。
このような同様のパターンが多数配置された絵柄はその
他の種々の目的にも用いられている。
【0003】その例を図6(a)に示す。図6(a)で
は略棒状のパターンが複数配置されている。ここで、一
つ一つの略棒状のパターンは長さも、向きも、幅も異な
っている。このような絵柄は、例えば木目柄にエンボス
加工する導管のパターンに現れる。
【0004】このような絵柄において、各パターンの向
きを変更すると原画像とは異なった雰囲気を与えること
ができる。その例を図6(b)、(c)に示す。図6
(b)は、図6(a)の原画像の各パターンの向きを中
心から外側に略放射状に向くように変更した例であり、
図6(c)は、図6(a)の原画像の各パターンの向き
を中心から外側に略渦巻き状に広がるように変更した例
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように同様な形状
のパターンが多数配置された画像の中の各パターンの向
きを変更する場合の手法は種々であり、例えば当該画像
を撮影したフィルム上において各パターンを削除して新
たに書き加えるという処理によっても行うことができる
し、あるいは当該画像をスキャナで読み込んでモニタに
表示し、画像処理のプログラムを起動してモニタ画面上
でパターンの一つ一つに対して回転等の処理を施すこと
によっても行うことができるが、何れにしても作業者が
一つ一つのパターンに対して回転等の適宜な操作を施す
必要があった。つまり、従来においては全面的に作業者
の手作業に頼らざるを得ず、作業時間が長くなり、負担
が非常に大きいものであった。
【0006】そこで、本発明は、画像内のパターンの向
きを所望のように変更する処理を自動的に行うことがで
き、以て作業者の負担を大幅に軽減することができる画
像処理方法及び装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の画像処理方法は、原画像の中から処理の
対象とするパターンを抽出して代表点と角度を定める一
方、少なくともこれらパターンの代表点の位置に望まし
い角度を定め、パターンの角度をその代表点の位置に定
められた望ましい角度に変更することを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る画像処理装置は、原画
像の中から処理の対象とするパターンを抽出して代表点
と角度を定めると共に、少なくともこれらパターンの代
表点の位置に望ましい角度を定め、パターンの角度をそ
の代表点の位置に定められた望ましい角度に変更する処
理を行うことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ実施の形
態について説明する。まず、本発明に係る画像処理方法
について説明する。図1は画像処理方法における処理の
工程の一実施形態を示すフローチャートである。なお、
ここでは原画像として図6(a)に示す画像を用いた場
合について説明する。また、ここでは図6(a)に示す
原画像は2値画像であるとする。
【0010】[ステップS1]まず、原画像を取り込
む。これは、例えば、原画像が描かれた原稿あるいはフ
ィルムをスキャナで読み取ればよい。また、原画像が予
めスキャナ入力されていてビットマップ形式の画像デー
タとして記憶手段に登録されているのであれば、それを
取り込めばよい。
【0011】[ステップS2]さて、原画像の各パター
ンの向きを変更するに際しては、一つ一つのパターンが
認識されなければならないことは明らかである。そこ
で、このステップにおいては原画像の中から角度変更の
処理の対象となるパターンを抽出する。このパターン抽
出は、原画像が2値画像の場合には、ステップS1で取
り込んだ原画像のビットマップ形式の画像データを2値
化して各パターンの輪郭が認識できるようにして、ベク
タ化することによって行えばよい。
【0012】このベクタ化によって、一つ一つのパター
ンについて位置の情報と形状の情報が得られることにな
る。なお、ベクタ化するに際しては座標系が必要になる
が、座標系は適宜に定めればよい。ここでは、図2に示
すようにx−yの直交座標系をとるものとするが、極座
標系をとってもよいことは当然である。
【0013】ここで、ベクタ化の手法、及びベクタデー
タの形態としては、一つ一つのパターンの位置と形状の
情報が得られればどのような形態であってもよい。ま
た、このとき各パターンに対して代表点を定めておくよ
うにする。この代表点をどのように定めるかは任意であ
り、例えばパターンの重心を代表点として定めてもよい
し、パターンに外接する矩形の中心を代表点と定めても
よいし、あるいは図6(a)に示すような略棒状のパタ
ーンの場合には、パターンの二つの端点を結ぶ線分の中
心位置を代表点としてもよい。
【0014】[ステップS3]ところで、各パターンの
向きを変更するには、まず、原画像において各パターン
がどのような向きにあるかが分からなければならない。
そこで、このステップでは原画像における各パターンの
向きを求める。このパターンの向きをどのように定義す
るかは任意に定めることができるが、図6(a)に示す
ような略棒状のパターンの場合には両端点を結ぶ線分と
x軸とのなす角度をパターンの向きとし、図2の座標系
のx軸を 0度として反時計回りに測るようにすればよ
い。
【0015】[ステップS4]各パターンの向きを変更
するには、原画像における各パターンの角度が分かると
共に、それらのパターンをどのような角度にするかが定
められる必要がある。この二つが分かってはじめて、各
パターンの角度をどれだけどちらの方向に変更すればよ
いかが定まるからである。
【0016】そこで、このステップでは、当該座標系の
任意の位置に対して角度を設定する。この設定によって
ある位置Qに与えられた角度は、その位置Qにパターン
の代表点があったとしたとき、そのパターンのあるべき
角度を示すものとなるものである。角度はスカラ量であ
るので、これによって当該座標系に対して2次元のスカ
ラ場が設定されることになる。
【0017】ここで、当該座標系のどの位置にどの角度
を与えるか、及びその角度を与える手法は任意である
が、例えばx,yを二つの変数として、適宜な2変数の
関数を用いて与えることができる。即ち、位置(x,
y)における角度θx,y を θx,y =f(x,y) …(1) で与えるようにするのである。そして、この関数fを、
パターンが中心から放射状に広がるような形に配置でき
る角度を与える関数とすると、図6(b)に示すような
画像を得ることができ、パターンが中心から略渦巻き状
に広がっていくような角度を与える関数とすると、図6
(c)に示すような画像を得ることができることにな
る。
【0018】また、同様に、極座標系をとった場合に
は、位置(r,θ)における角度を、r,θを二つの変
数とする2変数関数g(r,θ)で与えることができ
る。
【0019】このようにすることによって、当該座標系
の任意の位置に角度を設定することができることは明ら
かである。
【0020】以上は、座標系の任意の位置、即ち全ての
位置に対して所望の角度を与えるものとしたが、この場
合には座標系の全ての位置に対して角度を与える必要は
なく、パターンの代表点の位置に対して角度が与えられ
れば十分である。そこで、当該座標系のいくつかの位置
において所望の角度を与え、それらの位置の角度から各
パターンの代表点の位置での角度を補間するようにして
もよい。例えば、いま、当該座標系中のn個の位置Q
1 ,…,Qn を任意に選び、それらの位置にそれぞれ所
望の角度θ1 ,…,θn を与えたとすると、各パターン
の位置Qにおける角度θは適宜な関数によって補間する
ことができる。その一例を次の(2) 式に示す。
【0021】
【数1】
【0022】この(2) 式によれば、各パターンの代表点
の位置における望ましい角度は、当該代表点の位置と当
該範囲内に選ばれた位置Qi (i=1,…,n) との距離の2
乗に反比例する影響を受ける。即ち、パターンの代表点
の位置における角度θは、その近傍にある選ばれた位置
に与えられた角度からの影響を大きく受け、遠くにある
選ばれた位置に与えられた角度の影響は小さなものとな
る。
【0023】[ステップS5]ステップS3で原画像に
おける各パターンの角度が求められ、ステップS4によ
ってパターンがあるべき角度を示す2次元スカラ場が与
えられたので、このステップでは各パターンの角度の変
更を行う。
【0024】まず、各パターンについて、どちらの方向
に何度変更すればよいか、即ち変更方向と変更角度は、
ステップS3で求められた原画像中の各パターンの角度
と、ステップS4で与えられた2次元スカラ場における
各パターンの代表点の位置に与えられた角度とから求め
る。
【0025】そして、各パターンに対して、その求めた
変更方向に変更角度だけ角度を変更する処理を行う。こ
の角度変更の処理は、実際には、回転を行うプログラム
を起動させて行ってもよいし、あるいは、せん断を行う
プログラムを起動させて行ってもよい。なお、この際、
回転あるいはせん断をパターンのどの位置を中心にして
行うようにするかは任意に定めることができ、パターン
の代表点の位置を中心にして行ってもよく、あるいは図
6(a)に示すような略棒状のパターンの場合には一方
の端点を中心にして行うようにしてもよい。これによっ
て、各パターンについて新たなベクタデータが得られる
ことになる。
【0026】[ステップS6]このステップでは各パタ
ーンの描画を行う。これは、ステップS5で得られた各
パターンの新たなベクタデータをビットマップ形式のデ
ータに展開して、画像作成のために用意されているメモ
リ領域の対応する位置に貼り込むことによって行えばよ
い。これによって目的とする画像が得られるが、原画像
が図6(a)に示すようであり、ステップS4において
2次元スカラ場を与える関数fを、パターンが中心から
放射状に広がるような形に配置できる角度を与える関数
とした場合には図6(b)に示すような画像が得られ、
また、この関数fを、パターンが中心から略渦巻き状に
広がっていくような角度を与える関数とした場合には図
6(c)に示すような画像が得られる。
【0027】[ステップS7]このステップでは、ステ
ップS6で得られた画像を適宜な出力装置によって出力
する。この出力装置はプリンタでもよく、フィルム出力
機であってもよく、あるいは印刷用のシリンダに直接彫
刻する、いわゆるダイレクト刷版機であってもよく、そ
の他の装置であってもよい。
【0028】以上、原画像として図6(a)に示すよう
に略棒状のパターンが多数配置された2値画像を用いた
場合を例にとって説明したが、上述した画像処理方法
は、図6(a)に示すような略棒状のパターンが配置さ
れた画像に限らず、ベクタ化が可能なパターンであっ
て、各々のパターンに対して角度及び代表点を定めるこ
とができるパターンが配置された画像に対して一般的に
適用できるものである。
【0029】本発明に係る画像処理方法は多値画像にも
適用できるものである。その例を以下に説明する。ここ
では、図3(a)に示すような線画の画像を原画像とす
る場合について図4のフローチャートを参照して説明す
る。なお、図3(a)に示す画像はカラーの多値画像で
あるとする。
【0030】[ステップS1′]まず、原画像を取り込
む。これは上述したステップS1と同じである。
【0031】[ステップS2′]このステップでは、原
画像の中から処理の対象とするパターンを抽出する。多
値画像の場合には、このパターン抽出は、原画像から適
宜な絵柄を適宜な大きさで切り取ることによって行うこ
とができる。その例を図3(b)〜(f)に示す。図3
(b)〜(f)は図3(a)の原画像の中から適宜な絵
柄を適宜な大きさの矩形に切り取った例を示している。
しかし、絵柄の切り取りは矩形に限らず、円形、楕円
形、任意の多角形、あるいは任意の閉曲線等としてもよ
いことは当然である。
【0032】そして、切り取った一つ一つの絵柄を処理
の対象とするパターンとして登録する。このとき、各パ
ターンについて代表点も定めて登録しておく。代表点
は、各パターンの絵柄の重心を求めて、その重心を代表
点としてもよいし、切り取った形状の中心を代表点とし
てもよい。
【0033】このように多値画像を原画像とする場合に
は、ビットマップ形式のデータのまま処理を行うように
するのである。
【0034】[ステップS3′]次に、各パターンに対
して向きを定める。パターンをベクタ化する場合には上
述したようにパターンの両端点を結ぶ線とx軸のなす角
度というようにパターンの向きを自動的に定めることが
できるが、ビットマップ形式のデータをそのまま処理の
対象とする場合にはこのようにすることは困難である。
そこで、この場合には、作業者が一つ一つのパターンに
対して角度を与えるようにする。この角度の与え方は、
各パターンの絵柄の流れを考慮して定めればよい。例え
ば図3(b)に示すようなパターンの場合には、この絵
柄は斜め右上方向を向いているとすることができるか
ら、45度程度の角度を定めればよい。そして、定めた角
度をそのパターンの代表点の位置における角度として登
録する。
【0035】[ステップS4′]このスカラ場設定は上
述したステップS4と同じである。
【0036】[ステップS5′]ステップS3′で原画
像における各パターンについて角度が定められ、ステッ
プS4′によってパターンがあるべき角度を示す2次元
スカラ場が与えられたので、このステップでは各パター
ンの角度の変更を行う。
【0037】この角度の変更の処理は、各パターンにつ
いて、ステップS3′で定められた角度と、ステップS
4′で与えられた2次元スカラ場における各パターンの
代表点の位置に与えられた角度とから変更方向と変更角
度を求め、その求めた変更方向に変更角度だけ回転する
処理を行うようにすればよい。このとき回転の中心は代
表点の位置とすればよい。
【0038】[ステップS6′]この画像出力は上述し
たステップS7と同じである。
【0039】以上のステップの処理によって、原画像中
から切り取られたパターンの角度、即ち向きを所望のよ
うに変更できることは明らかである。
【0040】以上、本発明に係る画像処理方法の実施形
態について説明したが、次に、本発明に係る画像処理装
置の一実施形態について説明する。
【0041】この画像処理装置は上述した画像処理方法
の処理を実行するものであり、パーソナルコンピュータ
やワークステーションを用いて構成することができる
が、概略図5に示すようである。図5において、1はス
キャナ、2は入力ポート、3は制御装置、4は表示装
置、5はROM、6はRAM、7は入力装置、8は記憶
装置、9は出力装置を示す。
【0042】スキャナ1はフィルムに撮影された原画像
を読み取ってビットマップ形式のデジタル画像データを
出力するものである。入力ポート2は外部の装置からデ
ジタル画像データを取り込むためのものである。制御装
置3は適宜なプロセッシングユニットで構成されてい
る。表示装置4はカラーCRT等の適宜な表示手段で構
成される。
【0043】ROM5は制御装置3が実行する処理のプ
ログラムが格納されているものであり、上述した本発明
に係る画像処理方法による処理を実行するプログラムも
格納されていることは勿論である。RAM6は制御装置
3がワークエリアとして使用するメモリである。入力装
置7はキーボード、マウス等で構成され、表示装置4と
共にマンマシンインターフェースを構成している。記憶
装置8はハードディスク等の大容量の記憶装置で構成さ
れている。出力装置9は、最終的に得られた画像を使用
目的に応じた形態で出力するものであり、フィルムに出
力する場合にはフィルム出力機が用いられる。また、外
部の記憶装置やダイレクト刷版機等に出力するような構
成であってもよく、あるいはカラープリンタであっても
よい。
【0044】次に、動作について説明する。まず、原画
像が白黒の画像であり、パターンをベクタ化するもので
ある場合の動作については次のようである。
【0045】まず、作業者は、スキャナ1で読み取りを
行うための原画像のフィルムを用意する。そして、作業
者はこのフィルムをスキャナ1にセットし、入力装置7
によって画像の読み取り開始の操作を行う(ステップS
1)。なお、スキャナ1が別体となされている場合に
は、スキャナ1で読み取った画像データを入力ポート2
を介して取り込むようにすればよい。
【0046】制御装置3はスキャナ1から、あるいは入
力ポート2を介して画像データを取り込むと、それをR
AM6に展開すると共に、一旦記憶装置8に格納する。
【0047】次に、作業者は、上述した画像処理方法に
よる処理の実行開始の操作を入力装置7で行う。これに
より制御装置3はROM5から当該画像処理のためのプ
ログラムを読み込み、処理を開始する。
【0048】制御装置3は、まず、取り込んだの画像を
2値化、ベクタ化し(ステップS2)、更にステップS
3からステップS6までの処理を自動的に連続して行
う。
【0049】その後、作業者が入力装置7によって画像
を出力するための操作を行うと、制御装置3は記憶装置
8から出力する画像の画像データを読み出して出力装置
9に出力する。
【0050】次に、原画像が多値画像であり、ビットマ
ップ形式のデータのまま処理を行うものである場合の動
作は次のようである。
【0051】原画像の読み込みは上述したと同じである
が、原画像の読み込みが終了すると、作業者は表示装置
4の画面上に取り込んだ画像を表示し、入力装置7を操
作してパターンを抽出するために所望の絵柄を切り取る
作業(ステップS2′)、及び切り取った絵柄にして角
度を定める作業(ステップS3′)を行う。このとき、
制御装置3は、絵柄が切り取られると自動的に代表点を
定める処理を実行する。
【0052】そして、作業者はその後の処理の実行の開
始を指示する。これにより、制御装置3は、ステップS
4′、S5′の処理を自動的に連続して行う。
【0053】その後、作業者が入力装置7によって画像
を出力するための操作を行うと、制御装置3は記憶装置
8から出力する画像の画像データを読み出して出力装置
9に出力する。
【0054】以上のようであるので、この画像処理方法
及び画像処理装置によれば、画像中のパターンの向きの
変更を容易に行うことができるので、作業者の負担を大
幅に軽減することができる。
【0055】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
種々の変形が可能であることは当業者に明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理方法の一実施形態を示す
フローチャートである。
【図2】図1のステップS2においてベクタ化を行う際
に設定する座標系の例を示す図である。
【図3】多値画像の例を示す図である。
【図4】本発明に係る画像処理方法の他の実施形態を示
すフローチャートである。
【図5】本発明に係る画像処理装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図6】本発明の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1…スキャナ、2…入力ポート、3…制御装置、4…表
示装置、5…ROM、6…RAM、7…入力装置、8…
記憶装置、9…出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神力 哲夫 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 野田 智孝 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像の中から処理の対象とするパターン
    を抽出して代表点と角度を定める一方、少なくともこれ
    らパターンの代表点の位置に望ましい角度を定め、パタ
    ーンの角度をその代表点の位置に定められた望ましい角
    度に変更することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】原画像の中から処理の対象とするパターン
    を抽出して代表点と角度を定めると共に、少なくともこ
    れらパターンの代表点の位置に望ましい角度を定め、パ
    ターンの角度をその代表点の位置に定められた望ましい
    角度に変更する処理を行うことを特徴とする画像処理装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016027320A (ja) * 2014-06-23 2016-02-18 日産ネジ株式会社 ねじ寸法自動測定システム

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