JPH11120170A - 文作成支援装置及びそのための記録媒体 - Google Patents
文作成支援装置及びそのための記録媒体Info
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- JPH11120170A JPH11120170A JP9285384A JP28538497A JPH11120170A JP H11120170 A JPH11120170 A JP H11120170A JP 9285384 A JP9285384 A JP 9285384A JP 28538497 A JP28538497 A JP 28538497A JP H11120170 A JPH11120170 A JP H11120170A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のKWICリスト(キーワードを中心に
配し、前後の文脈とともに表示するリスト)ではキーワ
ード以外の語句は一様に表示されるので、キーワードの
文中における用法を理解するには、文全体を読む必要が
あり手間がかかる。また、KWICリストで外国語の文
例を参照する場合には、キーワードの文中における用法
を誤解する可能性もある。 【解決手段】 キーワードを入力し、また、強調表示す
べき語句の種類を指定する入力手段1と、文作成の参考
にすべき文例と、KWICリストを作成するKWICリ
スト作成手段3と、前記KWICリスト作成手段3で作
成されたKWICリストを表示する際に強調表示すべき
語句を、前記入力手段1で指定された強調表示すべき語
句の種類に基づいて、特定する強調表示語句特定手段4
と、前記強調表示語句特定手段4によって特定された強
調表示すべき語句を強調表示するかたちで、前記KWI
Cリストを表示する表示手段7を備える。
配し、前後の文脈とともに表示するリスト)ではキーワ
ード以外の語句は一様に表示されるので、キーワードの
文中における用法を理解するには、文全体を読む必要が
あり手間がかかる。また、KWICリストで外国語の文
例を参照する場合には、キーワードの文中における用法
を誤解する可能性もある。 【解決手段】 キーワードを入力し、また、強調表示す
べき語句の種類を指定する入力手段1と、文作成の参考
にすべき文例と、KWICリストを作成するKWICリ
スト作成手段3と、前記KWICリスト作成手段3で作
成されたKWICリストを表示する際に強調表示すべき
語句を、前記入力手段1で指定された強調表示すべき語
句の種類に基づいて、特定する強調表示語句特定手段4
と、前記強調表示語句特定手段4によって特定された強
調表示すべき語句を強調表示するかたちで、前記KWI
Cリストを表示する表示手段7を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーワード検索によ
って文例を検索し、文例中の特定の語句を強調表示し、
また、文例中の特定の語句を基準に並べ替えを行なって
ユーザーの参考に供し、文の作成を支援する文作成支援
装置及びそのための記録媒体に関する。
って文例を検索し、文例中の特定の語句を強調表示し、
また、文例中の特定の語句を基準に並べ替えを行なって
ユーザーの参考に供し、文の作成を支援する文作成支援
装置及びそのための記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、外国語で手紙や電子メールを書く
機会が増えつつある。手紙や電子メールを書くときは、
文例集を参照して語句の使い方を理解すると便利なの
で、文例を効率良く検索、表示する機能を持った装置が
求められている。
機会が増えつつある。手紙や電子メールを書くときは、
文例集を参照して語句の使い方を理解すると便利なの
で、文例を効率良く検索、表示する機能を持った装置が
求められている。
【0003】従来より、文の作成を支援するために文例
を検索、表示する方法としていくつかのものがある。も
っとも代表的な方法は、例えば一般の翻訳テキストエデ
ィタで採用されているKWICリスト(キーワードを中
心に配し、前後の文脈とともに表示するリスト)による
表示である。KWICリストでは、キーワードの位置が
揃うように、文ごとの位置を調整して表示するので、キ
ーワードとその前後の語を参照しやすいという利点があ
る。
を検索、表示する方法としていくつかのものがある。も
っとも代表的な方法は、例えば一般の翻訳テキストエデ
ィタで採用されているKWICリスト(キーワードを中
心に配し、前後の文脈とともに表示するリスト)による
表示である。KWICリストでは、キーワードの位置が
揃うように、文ごとの位置を調整して表示するので、キ
ーワードとその前後の語を参照しやすいという利点があ
る。
【0004】また、文の構造の理解に役立つように表示
方法を工夫したものとしては、文を構成する単語または
句における修飾・被修飾などの相互関係を図に表して、
文の構造を視覚的に捉えやすい形で提供する技術が特開
平3−15972号公報に開示されている。
方法を工夫したものとしては、文を構成する単語または
句における修飾・被修飾などの相互関係を図に表して、
文の構造を視覚的に捉えやすい形で提供する技術が特開
平3−15972号公報に開示されている。
【0005】また、キーワード検索の検索結果を並べ替
える技術としては、キーワード検索の検索結果の中の1
つのデータをキーデータとして選択し、検索結果の中か
らキーデータと類似するデータをモデル検索する方法が
特開平2−247778号公報に開示されている。
える技術としては、キーワード検索の検索結果の中の1
つのデータをキーデータとして選択し、検索結果の中か
らキーデータと類似するデータをモデル検索する方法が
特開平2−247778号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のKWICリスト
ではキーワード以外の語句は一様に表示されるので、キ
ーワードの文中における用法を理解するには、文全体を
読む必要があり手間がかかる。また、KWICリストで
外国語の文例を参照する場合には、キーワードの文中に
おける用法を誤解する可能性もある。そこで、文中の主
語、動詞、目的語などの重要語を強調表示したり、キー
ワードと係り受け関係にある語句を強調表示したりする
技術が望まれるが、従来、そのような技術はなかった。
ではキーワード以外の語句は一様に表示されるので、キ
ーワードの文中における用法を理解するには、文全体を
読む必要があり手間がかかる。また、KWICリストで
外国語の文例を参照する場合には、キーワードの文中に
おける用法を誤解する可能性もある。そこで、文中の主
語、動詞、目的語などの重要語を強調表示したり、キー
ワードと係り受け関係にある語句を強調表示したりする
技術が望まれるが、従来、そのような技術はなかった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であって、ユーザーがキーワードを入力すると、そのキ
ーワードを含む文例をKWICリストの形で表示する
が、その表示の際、文例にあらかじめ付与されている主
語、動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受け
データを利用して、文の主語、動詞、目的を強調表示し
たり、キーワードと係り受けの関係にある語句を強調表
示したりできる文作成支援装置を提供することを目的と
する。
であって、ユーザーがキーワードを入力すると、そのキ
ーワードを含む文例をKWICリストの形で表示する
が、その表示の際、文例にあらかじめ付与されている主
語、動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受け
データを利用して、文の主語、動詞、目的を強調表示し
たり、キーワードと係り受けの関係にある語句を強調表
示したりできる文作成支援装置を提供することを目的と
する。
【0008】また、特開平3−15972号公報に開示
されている技術は、ユーザーが自分で書いた母国語の文
に曖昧性がないか確認するのに役立つものの、外国語の
文例を多数参照して、文の基本的な構造を学ぼうとした
場合には、表示が詳細すぎて不便である。
されている技術は、ユーザーが自分で書いた母国語の文
に曖昧性がないか確認するのに役立つものの、外国語の
文例を多数参照して、文の基本的な構造を学ぼうとした
場合には、表示が詳細すぎて不便である。
【0009】そこで、前記文例格納手段は文例の主語、
動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受けデー
タを格納しておらず、前記KWICリスト作成手段で作
成されたKWICリストを表示する際に強調表示すべき
語句を特定するのに必要な文例の主語、動詞、目的語デ
ータおよび文例中の単語の係り受けデータを形態素解
析、構文解析によって取得する解析手段を備えることに
より上記課題を解決する。
動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受けデー
タを格納しておらず、前記KWICリスト作成手段で作
成されたKWICリストを表示する際に強調表示すべき
語句を特定するのに必要な文例の主語、動詞、目的語デ
ータおよび文例中の単語の係り受けデータを形態素解
析、構文解析によって取得する解析手段を備えることに
より上記課題を解決する。
【0010】更に、特開平2−247778号公報に開
示されている技術は、検索結果を類似したグループに分
類できる。しかし、文例参照の観点からは、例えば、キ
ーワードが名詞の場合、この名詞と係り受け関係にある
動詞が同一である文例をまとめて参照する必要がある
が、そのような並べ替えには適用できない。
示されている技術は、検索結果を類似したグループに分
類できる。しかし、文例参照の観点からは、例えば、キ
ーワードが名詞の場合、この名詞と係り受け関係にある
動詞が同一である文例をまとめて参照する必要がある
が、そのような並べ替えには適用できない。
【0011】そこで、前記入力手段は文例並べ替えを指
示でき、前記強調表示すべき語句の種類は、キーワード
と係り受けの関係にある語句であり、キーワードが名詞
であれば、キーワードと係り受けの関係にある動詞が同
一の文例をまとめて表示する文例並べ替え手段を備える
ことにより上記課題を解決する。
示でき、前記強調表示すべき語句の種類は、キーワード
と係り受けの関係にある語句であり、キーワードが名詞
であれば、キーワードと係り受けの関係にある動詞が同
一の文例をまとめて表示する文例並べ替え手段を備える
ことにより上記課題を解決する。
【0012】同じく、特開平2−247778号公報に
開示されている技術は、例えば、キーワードが動詞の場
合、この動詞と係り受け関係にある主語あるいは目的語
が同一である文例をまとめて参照するための並べ替えに
は適用できない。
開示されている技術は、例えば、キーワードが動詞の場
合、この動詞と係り受け関係にある主語あるいは目的語
が同一である文例をまとめて参照するための並べ替えに
は適用できない。
【0013】そこで、前記入力手段は、主語または目的
語を基準に文例を並べ替えることを指示でき、前記強調
表示すべき語句の種類は、キーワードと係り受けの関係
にある語句であり、キーワードが動詞であれば、前記入
力手段で指示された内容にしたがって、キーワードと係
り受けの関係にある主語または目的語が同一の文例をま
とめて表示する文例並べ替え手段を備えることにより上
記課題を解決する。
語を基準に文例を並べ替えることを指示でき、前記強調
表示すべき語句の種類は、キーワードと係り受けの関係
にある語句であり、キーワードが動詞であれば、前記入
力手段で指示された内容にしたがって、キーワードと係
り受けの関係にある主語または目的語が同一の文例をま
とめて表示する文例並べ替え手段を備えることにより上
記課題を解決する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の文作成支
援装置では、キーワードを入力し、強調表示すべき語句
の種類を指定する入力手段と、文作成の参考にすべき文
例と、前記強調表示すべき語句の特定に利用する文例の
主語、動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受
けデータをあらかじめ格納した文例格納手段と、前記入
力手段で入力されたキーワードと前記文例格納手段に格
納された文例からKWICリストを作成するKWICリ
スト作成手段と、前記KWICリスト作成手段で作成さ
れたKWICリストを表示する際に強調表示すべき語句
を、前記入力手段で指定された強調表示すべき語句の種
類に基づいて、特定する強調表示語句特定手段と、前記
強調表示語句特定手段によって特定された強調表示すべ
き語句を強調表示するかたちで、前記KWICリストを
表示する表示手段を備える。
援装置では、キーワードを入力し、強調表示すべき語句
の種類を指定する入力手段と、文作成の参考にすべき文
例と、前記強調表示すべき語句の特定に利用する文例の
主語、動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受
けデータをあらかじめ格納した文例格納手段と、前記入
力手段で入力されたキーワードと前記文例格納手段に格
納された文例からKWICリストを作成するKWICリ
スト作成手段と、前記KWICリスト作成手段で作成さ
れたKWICリストを表示する際に強調表示すべき語句
を、前記入力手段で指定された強調表示すべき語句の種
類に基づいて、特定する強調表示語句特定手段と、前記
強調表示語句特定手段によって特定された強調表示すべ
き語句を強調表示するかたちで、前記KWICリストを
表示する表示手段を備える。
【0015】請求項2記載の文作成支援装置では、前記
文例格納手段は文例の主語、動詞、目的語データおよび
文例中の単語の係り受けデータを格納しておらず、前記
リスト作成手段で作成されたKWICリストを表示する
際に強調表示すべき語句を特定するのに必要な文例の主
語、動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受け
データを形態素解析、構文解析によって取得する解析手
段を備えたことを特徴とする。
文例格納手段は文例の主語、動詞、目的語データおよび
文例中の単語の係り受けデータを格納しておらず、前記
リスト作成手段で作成されたKWICリストを表示する
際に強調表示すべき語句を特定するのに必要な文例の主
語、動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受け
データを形態素解析、構文解析によって取得する解析手
段を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の文作成支援装置では、前記
入力手段は文例並べ替えを指示でき、前記強調表示すべ
き語句の種類は、キーワードと係り受けの関係にある語
句であり、キーワードが名詞であれば、キーワードと係
り受けの関係にある動詞が同一の文例をまとめて表示す
る文例並べ替え手段を備えたことを特徴とする。
入力手段は文例並べ替えを指示でき、前記強調表示すべ
き語句の種類は、キーワードと係り受けの関係にある語
句であり、キーワードが名詞であれば、キーワードと係
り受けの関係にある動詞が同一の文例をまとめて表示す
る文例並べ替え手段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の文作成支援装置では、前記
入力手段は、主語または目的語を基準に文例を並べ替え
ることを指示でき、前記強調表示すべき語句の種類は、
キーワードと係り受けの関係にある語句であり、キーワ
ードが動詞であれば、前記入力手段で指示された内容に
したがって、キーワードと係り受けの関係にある主語ま
たは目的語が同一の文例をまとめて表示する文例並べ替
え手段を備えたことを特徴とする。
入力手段は、主語または目的語を基準に文例を並べ替え
ることを指示でき、前記強調表示すべき語句の種類は、
キーワードと係り受けの関係にある語句であり、キーワ
ードが動詞であれば、前記入力手段で指示された内容に
したがって、キーワードと係り受けの関係にある主語ま
たは目的語が同一の文例をまとめて表示する文例並べ替
え手段を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項5記載の記録媒体では、キーワード
を入力し、強調表示すべき語句の種類を指定する入力手
段を備えた文作成支援装置を、強調表示すべき語句の種
類が何であるかの情報を保持する強調表示語句情報保持
手段と、文作成の参考にすべき文例と、各文例の主語、
動詞、目的語データと、各文例の単語の係り受けデータ
をあらかじめ格納した文例格納手段と、前記入力手段で
入力されたキーワードと前記文例格納手段に格納された
文例からキーワードを中心に配し、前後の文脈とともに
表示するリストを作成するリスト作成手段と、前記リス
ト作成手段で作成されたリストを表示する際に強調表示
すべき語句を、前記入力手段で指定された強調表示すべ
き語句の種類に基づいて、特定する強調表示語句特定手
段と、前記強調表示語句特定手段によって特定された強
調表示すべき語句を強調表示して、前記リストを表示す
る表示手段として機能させるためのプログラムを記録し
た媒体である。
を入力し、強調表示すべき語句の種類を指定する入力手
段を備えた文作成支援装置を、強調表示すべき語句の種
類が何であるかの情報を保持する強調表示語句情報保持
手段と、文作成の参考にすべき文例と、各文例の主語、
動詞、目的語データと、各文例の単語の係り受けデータ
をあらかじめ格納した文例格納手段と、前記入力手段で
入力されたキーワードと前記文例格納手段に格納された
文例からキーワードを中心に配し、前後の文脈とともに
表示するリストを作成するリスト作成手段と、前記リス
ト作成手段で作成されたリストを表示する際に強調表示
すべき語句を、前記入力手段で指定された強調表示すべ
き語句の種類に基づいて、特定する強調表示語句特定手
段と、前記強調表示語句特定手段によって特定された強
調表示すべき語句を強調表示して、前記リストを表示す
る表示手段として機能させるためのプログラムを記録し
た媒体である。
【0019】請求項1記載の文作成支援装置では、ユー
ザーがキーワードを入力すると、そのキーワードを含む
文例をKWICリストの形で表示するが、その表示の
際、文例にあらかじめ付与されている主語、動詞、目的
語データおよび文例中の単語の係り受けデータを利用し
て、文の主語、動詞、目的を強調表示したり、キーワー
ドと係り受けの関係にある語句を強調表示したりできる
ので、ユーザーは文例の重要な部分を理解しやすい。
ザーがキーワードを入力すると、そのキーワードを含む
文例をKWICリストの形で表示するが、その表示の
際、文例にあらかじめ付与されている主語、動詞、目的
語データおよび文例中の単語の係り受けデータを利用し
て、文の主語、動詞、目的を強調表示したり、キーワー
ドと係り受けの関係にある語句を強調表示したりできる
ので、ユーザーは文例の重要な部分を理解しやすい。
【0020】請求項2記載の文作成支援装置では、文例
にあらかじめ主語、動詞、目的語データおよび文例中の
単語の係り受けデータが付与されていない場合でも、解
析手段により所要データを抽出できるので、請求項1の
場合と同様、ユーザーに有益な情報を表示できる。
にあらかじめ主語、動詞、目的語データおよび文例中の
単語の係り受けデータが付与されていない場合でも、解
析手段により所要データを抽出できるので、請求項1の
場合と同様、ユーザーに有益な情報を表示できる。
【0021】請求項3記載の文作成支援装置では、文例
の理解には、動詞と主語、目的語との関係の理解が大切
だが、本発明によれば、キーワードと係り受けの関係に
ある動詞が同一である文例をまとめて表示する。
の理解には、動詞と主語、目的語との関係の理解が大切
だが、本発明によれば、キーワードと係り受けの関係に
ある動詞が同一である文例をまとめて表示する。
【0022】請求項4記載の文作成支援装置では、文例
の理解には、動詞と主語、目的語との関係の理解が大切
だが、本発明によれば、キーワードと係り受けの関係に
ある名詞が同一である文例をまとめて表示する。
の理解には、動詞と主語、目的語との関係の理解が大切
だが、本発明によれば、キーワードと係り受けの関係に
ある名詞が同一である文例をまとめて表示する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の文
作成支援装置について図面を参照しながら説明する。本
実施の形態は日本語話者が英語の文章を作成するのを支
援する場合のものであるが、本発明はこれに限定される
ものではないことは勿論である。
作成支援装置について図面を参照しながら説明する。本
実施の形態は日本語話者が英語の文章を作成するのを支
援する場合のものであるが、本発明はこれに限定される
ものではないことは勿論である。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態の文作成支
援装置の構成を示すシステムブロック図である。図1に
示すように、文作成支援装置は、キーワードを入力し、
また、強調表示すべき語句の種類を指定する入力部1
と、前記入力部1で指定された強調表示すべき語句の種
類が何であるかの情報を保持する強調表示語句情報保持
部8と、文例をあらかじめ格納した文例格納部2と、K
WICリスト作成部3と、強調表示すべき語句を、前記
強調表示語句情報保持部8に保持された強調表示すべき
語句の種類に基づいて、特定する強調表示語句特定部4
と、文例の主語、動詞、目的語データおよび文例中の単
語の係り受けデータを形態素解析、構文解析によって取
得する解析部5と、キーワードと係り受けの関係にある
語句を基準に文例を並べ替える文例並べ替え部6と、前
記文例並べ替え部6で文例を並べ替えるときに、他と区
別してまとめて表示する文例を一時的に格納する注目文
例格納部61、その他の文例を一時的に格納するその他
の文例格納部62と、表示部7から構成される。
援装置の構成を示すシステムブロック図である。図1に
示すように、文作成支援装置は、キーワードを入力し、
また、強調表示すべき語句の種類を指定する入力部1
と、前記入力部1で指定された強調表示すべき語句の種
類が何であるかの情報を保持する強調表示語句情報保持
部8と、文例をあらかじめ格納した文例格納部2と、K
WICリスト作成部3と、強調表示すべき語句を、前記
強調表示語句情報保持部8に保持された強調表示すべき
語句の種類に基づいて、特定する強調表示語句特定部4
と、文例の主語、動詞、目的語データおよび文例中の単
語の係り受けデータを形態素解析、構文解析によって取
得する解析部5と、キーワードと係り受けの関係にある
語句を基準に文例を並べ替える文例並べ替え部6と、前
記文例並べ替え部6で文例を並べ替えるときに、他と区
別してまとめて表示する文例を一時的に格納する注目文
例格納部61、その他の文例を一時的に格納するその他
の文例格納部62と、表示部7から構成される。
【0025】図1の構成を、キーワードを入力し、強調
表示すべき語句の種類を指定する入力手段を備えた文作
成支援装置を、強調表示すべき語句の種類が何であるか
の情報を保持する強調表示語句情報保持手段と、文作成
の参考にすべき文例と、各文例の主語、動詞、目的語デ
ータと、各文例の単語の係り受けデータをあらかじめ格
納した文例格納手段と、前記入力手段で入力されたキー
ワードと前記文例格納手段に格納された文例からキーワ
ードを中心に配し、前後の文脈とともに表示するリスト
を作成するリスト作成手段と、前記リスト作成手段で作
成されたリストを表示する際に強調表示すべき語句を、
前記入力手段で指定された強調表示すべき語句の種類に
基づいて、特定する強調表示語句特定手段と、前記強調
表示語句特定手段によって特定された強調表示すべき語
句を強調表示して、前記リストを表示する表示手段とし
て機能させるためのプログラムを記録した媒体として構
成してもよい。
表示すべき語句の種類を指定する入力手段を備えた文作
成支援装置を、強調表示すべき語句の種類が何であるか
の情報を保持する強調表示語句情報保持手段と、文作成
の参考にすべき文例と、各文例の主語、動詞、目的語デ
ータと、各文例の単語の係り受けデータをあらかじめ格
納した文例格納手段と、前記入力手段で入力されたキー
ワードと前記文例格納手段に格納された文例からキーワ
ードを中心に配し、前後の文脈とともに表示するリスト
を作成するリスト作成手段と、前記リスト作成手段で作
成されたリストを表示する際に強調表示すべき語句を、
前記入力手段で指定された強調表示すべき語句の種類に
基づいて、特定する強調表示語句特定手段と、前記強調
表示語句特定手段によって特定された強調表示すべき語
句を強調表示して、前記リストを表示する表示手段とし
て機能させるためのプログラムを記録した媒体として構
成してもよい。
【0026】その場合は、例えば、KWICリスト作成
部3及び/あるいは、文例を並べ替えるときに他と区別
してまとめて表示する文例を一時的に格納する注目文例
格納部61及び、その他の文例を一時的に格納するその
他の文例格納部62とを有する文例並べ替え部6を記録
媒体として構成すればよい。適宜他の部分を記録媒体と
してもよい。記録媒体とは、フロッピー、CD,MD,
DVD等の磁気記録媒体,更にICカード等の電気的記
録媒体であれば何でもよい。
部3及び/あるいは、文例を並べ替えるときに他と区別
してまとめて表示する文例を一時的に格納する注目文例
格納部61及び、その他の文例を一時的に格納するその
他の文例格納部62とを有する文例並べ替え部6を記録
媒体として構成すればよい。適宜他の部分を記録媒体と
してもよい。記録媒体とは、フロッピー、CD,MD,
DVD等の磁気記録媒体,更にICカード等の電気的記
録媒体であれば何でもよい。
【0027】次に、本発明による文作成支援装置の動作
を説明する。まず、請求項1による文作成支援装置の動
作を図2に示すフローチャートに従って説明する。な
お、以下の説明では、ユーザーが「catalog」を
キーワードとして入力した場合を例に説明する。
を説明する。まず、請求項1による文作成支援装置の動
作を図2に示すフローチャートに従って説明する。な
お、以下の説明では、ユーザーが「catalog」を
キーワードとして入力した場合を例に説明する。
【0028】強調表示語句情報保持部8には、はじめか
ら既定値として、例えば、強調表示すべき語句の種類は
「キーワードと係り受けの語」である、のように強調表
示語句情報が設定されている。この時の状態を図6に示
す。
ら既定値として、例えば、強調表示すべき語句の種類は
「キーワードと係り受けの語」である、のように強調表
示語句情報が設定されている。この時の状態を図6に示
す。
【0029】まず、強調表示すべき語句の種類を変更す
るかどうかユーザーが指定できるように、表示部7に、
ユーザーの指定を促すメッセージを表示する(ステップ
1。以下、単に「S1」という)。
るかどうかユーザーが指定できるように、表示部7に、
ユーザーの指定を促すメッセージを表示する(ステップ
1。以下、単に「S1」という)。
【0030】変更する場合は、入力部1で、強調表示す
べき語句の種類を指定する(S2)。このとき指定でき
る語句の種類は、図6に示す例に限らず、さまざまな語
句を指定できる。S1で変更しないならば、あらかじめ
設定されている既定値を強調表示すべき語句の種類とし
て保持する(S3)。
べき語句の種類を指定する(S2)。このとき指定でき
る語句の種類は、図6に示す例に限らず、さまざまな語
句を指定できる。S1で変更しないならば、あらかじめ
設定されている既定値を強調表示すべき語句の種類とし
て保持する(S3)。
【0031】この結果、強調表示すべき語句の種類が
「キーワードと係り受けの語」「文の主語、動詞、目的
語」のどちらであるか、またはいずれでもないかの情報
が、強調表示語句情報保持部8に、例えば、図6のよう
に保持される。
「キーワードと係り受けの語」「文の主語、動詞、目的
語」のどちらであるか、またはいずれでもないかの情報
が、強調表示語句情報保持部8に、例えば、図6のよう
に保持される。
【0032】次に、入力部1からキーワード、例えば
「catalog」を入力する(S4)。
「catalog」を入力する(S4)。
【0033】KWICリスト作成部3は、KWICリス
トを作成するが、ここでKWICリスト作成処理は、広
く行なわれている処理なので、簡単に説明する。
トを作成するが、ここでKWICリスト作成処理は、広
く行なわれている処理なので、簡単に説明する。
【0034】まず、文例格納部2に格納された文例を1
文ずつ見て、その文例に付与されているキーワードのう
ちにS4で入力されたキーワードと一致するものがある
か調べて、一致する場合、その文例を抽出する(S
5)。
文ずつ見て、その文例に付与されているキーワードのう
ちにS4で入力されたキーワードと一致するものがある
か調べて、一致する場合、その文例を抽出する(S
5)。
【0035】次に、抽出した文について、キーワード部
分が文中のどの位置にあるかを計算する(S6)。
分が文中のどの位置にあるかを計算する(S6)。
【0036】次に、抽出した各文について、キーワード
部分が一定のコラム位置に来るように、文頭の前に適宜
スペースを挿入する(S7)。
部分が一定のコラム位置に来るように、文頭の前に適宜
スペースを挿入する(S7)。
【0037】次に、強調表示語句特定部4は、強調表示
語句情報保持部8を参照して「キーワードと係り受けの
語」を強調表示するかどうかを判断する(S8)。
語句情報保持部8を参照して「キーワードと係り受けの
語」を強調表示するかどうかを判断する(S8)。
【0038】「キーワードと係り受けの語」を強調表示
する場合、文例格納部2に格納されているデータのうち
係り受け情報を参照する(S9)。
する場合、文例格納部2に格納されているデータのうち
係り受け情報を参照する(S9)。
【0039】例えば図7に示す文では、キーワード「c
atalog」の係り受け情報から、この語が単語番号
2の「send」に係ることがわかるので、キーワード
と係り受けの語を特定する(S10)。次はS14へ進
む。
atalog」の係り受け情報から、この語が単語番号
2の「send」に係ることがわかるので、キーワード
と係り受けの語を特定する(S10)。次はS14へ進
む。
【0040】S8で「キーワードと係り受けの語」を強
調表示しない場合、強調表示語句特定部4は、強調表示
語句情報保持部8を参照して「文の主語、動詞、目的
語」を強調表示するかどうかを判断する(S11)。
「文の主語、動詞、目的語」を強調表示する場合は、文
例格納部2に格納されているデータのうち主語、動詞、
目的語情報を参照する(S12)。
調表示しない場合、強調表示語句特定部4は、強調表示
語句情報保持部8を参照して「文の主語、動詞、目的
語」を強調表示するかどうかを判断する(S11)。
「文の主語、動詞、目的語」を強調表示する場合は、文
例格納部2に格納されているデータのうち主語、動詞、
目的語情報を参照する(S12)。
【0041】例えば図7に示す文では、単語番号2の
「send」が動詞、単語番号3の「me」が目的語
1、単語番号5の「catalog」が目的語2である
ことがわかるので、「文の主語、動詞、目的語」を特定
する(S13)。次はS14へ進む。S11で「文の主
語、動詞、目的語」を強調表示しない場合は、S14へ
進む。
「send」が動詞、単語番号3の「me」が目的語
1、単語番号5の「catalog」が目的語2である
ことがわかるので、「文の主語、動詞、目的語」を特定
する(S13)。次はS14へ進む。S11で「文の主
語、動詞、目的語」を強調表示しない場合は、S14へ
進む。
【0042】次に、表示部7は、S7で作成したKWI
Cリストを、S10で特定した「キーワードと係り受け
の語」、またはS13で特定した「文の主語、動詞、目
的語」を強調する形で表示する(S14)。このとき、
表示されるKWICリストは、例えば図8のようにな
る。この図8では下線にて強調している例を示している
が、強調する形は他にもあり、例えば網掛や括弧や何で
もよい。
Cリストを、S10で特定した「キーワードと係り受け
の語」、またはS13で特定した「文の主語、動詞、目
的語」を強調する形で表示する(S14)。このとき、
表示されるKWICリストは、例えば図8のようにな
る。この図8では下線にて強調している例を示している
が、強調する形は他にもあり、例えば網掛や括弧や何で
もよい。
【0043】次に、請求項2による文作成支援装置の動
作を図3に示すフローチャーに従って説明する。なお、
以下の説明では、文例格納部2に格納された文例に主
語、動詞、目的語情報、係り受け情報、キーワードデー
タが含まれない場合を想定し、ユーザーが「catal
og」をキーワードとして入力した場合を例に説明す
る。
作を図3に示すフローチャーに従って説明する。なお、
以下の説明では、文例格納部2に格納された文例に主
語、動詞、目的語情報、係り受け情報、キーワードデー
タが含まれない場合を想定し、ユーザーが「catal
og」をキーワードとして入力した場合を例に説明す
る。
【0044】S21からS24はそれぞれ、請求項1の
説明の図2のS1からS4と同様の処理を行なう。次
に、解析部5は、文例格納部2に格納されている文例を
1文ずつ解析する。すなわち、第一に、各文が含むキー
ワードを抽出する(S25)。このキーワード抽出に
は、言語処理の分野でひろく行なわれている形態素解析
の技術を用いる。第二に、各文の係り受け情報を抽出す
る(S26)。この係り受け情報の抽出には、言語処理
の分野で広く行なわれている係り受け解析の技術を用い
る。第三に、各文の主語、動詞、目的語情報を抽出する
(S27)。この主語、動詞、目的語情報の抽出には、
言語処理の分野で広く行なわれている構文解析の技術を
用いる。
説明の図2のS1からS4と同様の処理を行なう。次
に、解析部5は、文例格納部2に格納されている文例を
1文ずつ解析する。すなわち、第一に、各文が含むキー
ワードを抽出する(S25)。このキーワード抽出に
は、言語処理の分野でひろく行なわれている形態素解析
の技術を用いる。第二に、各文の係り受け情報を抽出す
る(S26)。この係り受け情報の抽出には、言語処理
の分野で広く行なわれている係り受け解析の技術を用い
る。第三に、各文の主語、動詞、目的語情報を抽出する
(S27)。この主語、動詞、目的語情報の抽出には、
言語処理の分野で広く行なわれている構文解析の技術を
用いる。
【0045】次に、S25からS27で抽出したデータ
を文例格納部2に、例えば図7のように、格納する(S
28)。
を文例格納部2に、例えば図7のように、格納する(S
28)。
【0046】これ以降の処理は、請求項1の説明の図2
のS5以降と同様の処理を行なう。すなわちS29で
は、図2のS5からS7の処理を行なう。
のS5以降と同様の処理を行なう。すなわちS29で
は、図2のS5からS7の処理を行なう。
【0047】S210では、図2のS8からS13の処
理を行なう。結果として表示されるKWICリストは、
請求項1の場合と同様、例えば図8のようになる。
理を行なう。結果として表示されるKWICリストは、
請求項1の場合と同様、例えば図8のようになる。
【0048】次に、請求項3による文作成支援装置の動
作を図4に示すフローチャーに従って説明する。なお、
以下の説明では、名詞「catalog」をキーワード
としてKWICリストを作成した後、「catalo
g」と係り受け関係の動詞が「send」である文例を
まとめて表示させる場合を例に説明する。
作を図4に示すフローチャーに従って説明する。なお、
以下の説明では、名詞「catalog」をキーワード
としてKWICリストを作成した後、「catalo
g」と係り受け関係の動詞が「send」である文例を
まとめて表示させる場合を例に説明する。
【0049】S31からS36はそれぞれ、請求項1の
説明の図2のS1からS13と同様の処理を行なう。
説明の図2のS1からS13と同様の処理を行なう。
【0050】次に、並べ替えを行なうか、すなわち、単
語を指定して、その単語がキーワードと係り受け関係に
ある文例だけを区別して表示させるか判断する(S3
7)。並べ替えを行なう場合、入力部1から単語を指定
する。この例では「send」を指定する(S38)。
語を指定して、その単語がキーワードと係り受け関係に
ある文例だけを区別して表示させるか判断する(S3
7)。並べ替えを行なう場合、入力部1から単語を指定
する。この例では「send」を指定する(S38)。
【0051】次に、文例並べ替え部6は、KWICリス
トから1文を読み込む(S39)。次に、文例並べ替え
部6は、データ格納部2に格納された係り受け情報を参
照して、キーワードに係る語が並べ替え指定語すなわち
S38で指定した語であるかどうか判断する(S31
0)。
トから1文を読み込む(S39)。次に、文例並べ替え
部6は、データ格納部2に格納された係り受け情報を参
照して、キーワードに係る語が並べ替え指定語すなわち
S38で指定した語であるかどうか判断する(S31
0)。
【0052】並べ替え指定語であれば、その文例を注目
文例格納部61に格納する(S311)。並べ替え指定
語でなければ、その他の文例格納部62に格納する(S
312)。
文例格納部61に格納する(S311)。並べ替え指定
語でなければ、その他の文例格納部62に格納する(S
312)。
【0053】次に、文例並べ替え部6は、KWICリス
トに未処理の文があるかどうか判断する(S313)。
未処理の文があれば、S39からの処理を繰り返す。未
処理の文がなくなれば、S314に進む。
トに未処理の文があるかどうか判断する(S313)。
未処理の文があれば、S39からの処理を繰り返す。未
処理の文がなくなれば、S314に進む。
【0054】次に、表示部7は、上記注目文例格納部6
1に格納されている文例を、その他の文例格納部62に
格納されている文例とは区別して表示する(S31
4)。このとき、表示されるKWICリストは、例えば
図9のようになる。この図9では下線にて強調している
例を示しているが、強調する形は他にもあり、例えば網
掛や括弧や何でもよい。
1に格納されている文例を、その他の文例格納部62に
格納されている文例とは区別して表示する(S31
4)。このとき、表示されるKWICリストは、例えば
図9のようになる。この図9では下線にて強調している
例を示しているが、強調する形は他にもあり、例えば網
掛や括弧や何でもよい。
【0055】次に、請求項4による文作成支援装置の動
作を図5に示すフローチャーに従って説明する。なお、
以下の説明では、動詞「assume」をキーワードと
してKWICリストを作成した後、「assume」と
係り受け関係の目的語が「responsibilit
y」である文例をまとめて表示させる場合を例に説明す
る。
作を図5に示すフローチャーに従って説明する。なお、
以下の説明では、動詞「assume」をキーワードと
してKWICリストを作成した後、「assume」と
係り受け関係の目的語が「responsibilit
y」である文例をまとめて表示させる場合を例に説明す
る。
【0056】S41からS46はそれぞれ、請求項1の
説明の図2のS1からS13と同様の処理を行なう。
説明の図2のS1からS13と同様の処理を行なう。
【0057】次に、並べ替えを行なうか、すなわち、単
語を指定して、その単語がキーワードと係り受け関係に
ある文例だけを区別して表示させるか判断する(S4
7)。
語を指定して、その単語がキーワードと係り受け関係に
ある文例だけを区別して表示させるか判断する(S4
7)。
【0058】並べ替えを行なう場合、この例ではキーワ
ードが動詞であるから、キーワードと係り受け関係にあ
る単語のうち、主語を指定するか目的語を指定するか判
断する必要がある。まず、主語を指定するか判断する
(S48)。主語を指定する場合、主語が何という語だ
ったら、その文を並べ替えの対象とするかを指定する
(S49)。
ードが動詞であるから、キーワードと係り受け関係にあ
る単語のうち、主語を指定するか目的語を指定するか判
断する必要がある。まず、主語を指定するか判断する
(S48)。主語を指定する場合、主語が何という語だ
ったら、その文を並べ替えの対象とするかを指定する
(S49)。
【0059】次いで、文例並べ替え部6は、請求項3の
説明のS39からS313までと同様に、並べ替え処理
を行なう。すなわち、KWICリストに含まれる文例を
一文ずつ、キーワードの主語が指定された語であるかど
うかチェックし、指定された語であれば、その文例を注
目文例格納部61に格納する。指定された語でなけれ
ば、その他の文例格納部62に格納する(S50)。
説明のS39からS313までと同様に、並べ替え処理
を行なう。すなわち、KWICリストに含まれる文例を
一文ずつ、キーワードの主語が指定された語であるかど
うかチェックし、指定された語であれば、その文例を注
目文例格納部61に格納する。指定された語でなけれ
ば、その他の文例格納部62に格納する(S50)。
【0060】S48で主語を指定しない場合、目的語を
指定するか判断する(S51)。目的語を指定する場
合、目的語が何という語だったら、その文を並べ替えの
対象とするかを指定する。この例では「respons
ibility」を指定する(S52)。
指定するか判断する(S51)。目的語を指定する場
合、目的語が何という語だったら、その文を並べ替えの
対象とするかを指定する。この例では「respons
ibility」を指定する(S52)。
【0061】次いで、文例並べ替え部6は、請求項3の
説明のS39からS313までと同様に、並べ替え処理
を行なう。すなわち、KWICリストに含まれる文例を
一文ずつ、キーワードの目的語が「responsib
ility」であるかどうかチェックし、「respo
nsibility」であれば、その文例を注目文例格
納部61に格納する。「responsibilit
y」でなければ、その他の文例格納部62に格納する
(S53)。
説明のS39からS313までと同様に、並べ替え処理
を行なう。すなわち、KWICリストに含まれる文例を
一文ずつ、キーワードの目的語が「responsib
ility」であるかどうかチェックし、「respo
nsibility」であれば、その文例を注目文例格
納部61に格納する。「responsibilit
y」でなければ、その他の文例格納部62に格納する
(S53)。
【0062】次に、表示部7は、上記注目文例格納部6
1に格納されている文例を、その他の文例格納部62に
格納されている文例とは区別して、表示する(S5
4)。このとき、表示されるKWICリストは、例えば
図10のようになる。この図10では下線にて強調して
いる例を示しているが、強調する形は他にもあり、例え
ば網掛や括弧や何でもよい。
1に格納されている文例を、その他の文例格納部62に
格納されている文例とは区別して、表示する(S5
4)。このとき、表示されるKWICリストは、例えば
図10のようになる。この図10では下線にて強調して
いる例を示しているが、強調する形は他にもあり、例え
ば網掛や括弧や何でもよい。
【0063】その他、本発明は上記しかつ図面に示した
実施の形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変形して実施できることは勿論であ
る。
実施の形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変形して実施できることは勿論であ
る。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の文作成支援装置によれ
ば、リストの表示の際、文の主語、動詞、目的を強調表
示したり、キーワードと係り受けの関係にある語句を強
調表示したりできるので、ユーザーは文例の重要な部分
を理解しやすい。
ば、リストの表示の際、文の主語、動詞、目的を強調表
示したり、キーワードと係り受けの関係にある語句を強
調表示したりできるので、ユーザーは文例の重要な部分
を理解しやすい。
【0065】請求項2記載の文作成支援装置によれば、
文例にあらかじめ主語、動詞、目的語データおよび文例
中の単語の係り受けデータが付与されていない場合で
も、解析手段により所要データを抽出できるので、請求
項1の場合と同様、ユーザーに有益な情報を表示でき
る。
文例にあらかじめ主語、動詞、目的語データおよび文例
中の単語の係り受けデータが付与されていない場合で
も、解析手段により所要データを抽出できるので、請求
項1の場合と同様、ユーザーに有益な情報を表示でき
る。
【0066】請求項3記載の文作成支援装置によれば、
キーワードと係り受けの関係にある動詞が同一である文
例がまとめて表示されるので、文例の理解に役立つ。ま
た、どのような動詞とともに用いられることが多いかも
理解できる。
キーワードと係り受けの関係にある動詞が同一である文
例がまとめて表示されるので、文例の理解に役立つ。ま
た、どのような動詞とともに用いられることが多いかも
理解できる。
【0067】請求項4記載の文作成支援装置によれば、
キーワードと係り受けの関係にある名詞が同一である文
例がまとめて表示されるので、文例の理解に役立つ。ま
た、どのような動詞とともに用いられることが多いかも
理解できる。
キーワードと係り受けの関係にある名詞が同一である文
例がまとめて表示されるので、文例の理解に役立つ。ま
た、どのような動詞とともに用いられることが多いかも
理解できる。
【図1】本発明の一実施の形態の文作成支援装置の装置
構成を示すシステムブロック図である。
構成を示すシステムブロック図である。
【図2】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明におけるデータ保持方法の例を示す図で
ある。
ある。
【図7】本発明における文例データ保持方法の例を示す
図である。
図である。
【図8】本発明における文例表示の例を示す図である。
【図9】本発明における文例表示の例を示す図である。
【図10】本発明における文例表示の例を示す図であ
る。
る。
1 入力部 2 文例格納部 3 KWICリスト作成部 4 強調表示語句特定部 5 解析部 6 文例並べ替え部 61 注目文例格納部 62 その他の文例格納部 7 表示部 8 強調表示語句情報保持部
Claims (5)
- 【請求項1】 キーワードを入力し、強調表示すべき語
句の種類を指定する入力手段と、 強調表示すべき語句の種類が何であるかの情報を保持す
る強調表示語句情報保持手段と、 文作成の参考にすべき文例と、各文例の主語、動詞、目
的語データと、各文例の単語の係り受けデータをあらか
じめ格納した文例格納手段と、 前記入力手段で入力されたキーワードと前記文例格納手
段に格納された文例からキーワードを中心に配し、前後
の文脈とともに表示するリストを作成するリスト作成手
段と、 前記リスト作成手段で作成されたリストを表示する際に
強調表示すべき語句を、前記入力手段で指定された強調
表示すべき語句の種類に基づいて、特定する強調表示語
句特定手段と、 前記強調表示語句特定手段によって特定された強調表示
すべき語句を強調表示して、前記リストを表示する表示
手段を備えたことを特徴とする文作成支援装置。 - 【請求項2】 前記文例格納手段は文例の主語、動詞、
目的語データおよび文例中の単語の係り受けデータを格
納しておらず、 前記リスト作成手段で作成された前記リストを表示する
際に強調表示すべき語句を特定するのに必要な文例の主
語、動詞、目的語データおよび文例中の単語の係り受け
データを形態素解析、構文解析によって取得する解析手
段を備えたことを特徴とする請求項1記載の文作成支援
装置。 - 【請求項3】 前記入力手段は文例並べ替えを指示で
き、 前記強調表示すべき語句の種類は、キーワードと係り受
けの関係にある語句であり、 キーワードが名詞であれば、キーワードと係り受けの関
係にある動詞が同一の文例をまとめて表示する文例並べ
替え手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
の文作成支援装置。 - 【請求項4】 前記入力手段は、主語または目的語を基
準に文例を並べ替えることを指示でき、 前記強調表示すべき語句の種類は、キーワードと係り受
けの関係にある語句であり、 キーワードが動詞であれば、前記入力手段で指示された
内容にしたがって、キーワードと係り受けの関係にある
主語または目的語が同一の文例をまとめて表示する文例
並べ替え手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の
文作成支援装置。 - 【請求項5】 キーワードを入力し、強調表示すべき語
句の種類を指定する入力手段を備えた文作成支援装置
を、 強調表示すべき語句の種類が何であるかの情報を保持す
る強調表示語句情報保持手段と、 文作成の参考にすべき文例と、各文例の主語、動詞、目
的語データと、各文例の単語の係り受けデータをあらか
じめ格納した文例格納手段と、 前記入力手段で入力されたキーワードと前記文例格納手
段に格納された文例からキーワードを中心に配し、前後
の文脈とともに表示するリストを作成するリスト作成手
段と、 前記リスト作成手段で作成されたリストを表示する際に
強調表示すべき語句を、前記入力手段で指定された強調
表示すべき語句の種類に基づいて、特定する強調表示語
句特定手段と、 前記強調表示語句特定手段によって特定された強調表示
すべき語句を強調表示して、前記リストを表示する表示
手段として機能させるためのプログラムを記録した記録
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9285384A JPH11120170A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 文作成支援装置及びそのための記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9285384A JPH11120170A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 文作成支援装置及びそのための記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11120170A true JPH11120170A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17690850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9285384A Pending JPH11120170A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 文作成支援装置及びそのための記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11120170A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008100690A1 (en) * | 2007-02-16 | 2008-08-21 | Microsoft Corporation | Context-sensitive searches and functionality for instant messaging applications |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP9285384A patent/JPH11120170A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008100690A1 (en) * | 2007-02-16 | 2008-08-21 | Microsoft Corporation | Context-sensitive searches and functionality for instant messaging applications |
AU2008216571B2 (en) * | 2007-02-16 | 2012-02-16 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Context-sensitive searches and functionality for instant messaging applications |
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