JPH1111996A - 湿式燐酸副生α−半水石膏の製造方法 - Google Patents

湿式燐酸副生α−半水石膏の製造方法

Info

Publication number
JPH1111996A
JPH1111996A JP17179197A JP17179197A JPH1111996A JP H1111996 A JPH1111996 A JP H1111996A JP 17179197 A JP17179197 A JP 17179197A JP 17179197 A JP17179197 A JP 17179197A JP H1111996 A JPH1111996 A JP H1111996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gypsum
dryer
hemihydrate gypsum
hot air
hemihydrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17179197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Yoshino
正 芳野
Kiyoto Doi
清人 土井
Hiroyoshi Nagai
廣義 長井
Hirotaka Yoshida
吉田  浩隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP17179197A priority Critical patent/JPH1111996A/ja
Publication of JPH1111996A publication Critical patent/JPH1111996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燐酸副生α−半水石膏の付着水を乾燥
する際に、水和による凝結、固化による装置内の石膏の
付着、成長を起こすことなく、連続的にかつ安定的に乾
燥を行う。 【解決手段】 燐鉱石を用い湿式燐酸製造において、
二水−半水法により該燐鉱石を硫酸で分解し、副生する
α−半水石膏を乾燥機内に投入し乾燥するに際し、該乾
燥機に用いる熱風6、7を乾燥機側面4及び底面5の多
孔板より導入し、乾燥機内で旋回流を形成する構造であ
って、該熱風6、7と接触させることにより付着水を除
去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式燐酸製造法に
よって得られた副生するα−半水石膏の結晶水及び/ま
たは付着水を有するα−半水石膏を熱風と共に旋回流を
形成させα−半水石膏と接触させ付着水を除去し、工業
的に良質なα−半水石膏を得る製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】湿式燐酸製造法によって得られた、燐酸
石膏を工業的に利用することは重要である。特に土地が
狭く燐酸石膏を廃棄することが困難で、かつ天然資源の
少ない我が国においては、湿式燐酸製造の際に多量に副
生する石膏(湿式燐酸P換算当り二水石膏として
約5倍量の石膏が副生する)の有効利用は極めて重要な
問題であり、また、燐酸製造コストの点でも重要であ
る。通常、α−半水石膏は付着水を有するスラリーまた
は粉体の状態で生成するため乾燥して使用される。乾燥
方法としては、経済的に有利で取扱の容易な熱風と直接
接触させる方式が通常用いられている。装置としては、
気流乾燥機、パドル攪拌方式等が用いられる。
【0003】α−半水石膏は、水と接触することにより
容易に水和反応を起こし、二水石膏となる。このとき生
成する二水石膏が針状の結晶となり、複雑に絡み合い、
石膏の最大の特徴である凝結、固化が起こる。α−半水
石膏は何れの製法においても湿式下(水、はたは蒸気等
の存在下)で製造されるため、生成するα−半水石膏は
付着水を有するスラリーまたはそれを濾過したケーキ状
の粉体となる。α−半水石膏をこのまま放置すると、付
着水と水和反応を起こし石膏の凝結、固化が起こりハン
ドリングが困難になるばかりか、ついには二水石膏とな
る。
【0004】α−半水石膏はこのような特性を有するた
め、工業上良好に使用するためには、生成したα−半水
石膏の付着水を出来るだけ速く除去し、乾燥した粉体と
することが不可欠である。従来の方式の乾燥機でα−半
水石膏の付着水を除去しようとする場合には、付着水が
蒸発していく過程において、乾燥機内部で徐々にα−半
水石膏の水和による凝結、固化が起こり、連続的に操業
していくと石膏の付着、成長が起こり、ついには装置内
の閉塞が起こり、安定的な連続運転の大きな障害となっ
ている。
【0005】乾燥機内部に付着した石膏は、水和して二
水石膏となっているものや、さらに加熱されてβ−半水
石膏や無水石膏になっているものがあり、これらの石膏
が再飛散して、製品のα−半水石膏に混入し、α−半水
石膏の製品品質低下の一因となっている。α−半水石膏
の付着を防止するため、乾燥機内の滞留時間を出来るだ
け短くし、乾燥機内壁との接触時間を出来るだけ少なく
することが考えられるが、滞留時間を短くすると十分な
乾燥効果が得られず付着水が残存したまま系外へ排出さ
れ、α−半水石膏の一部が付着水と水和し二水石膏とな
り、品質の低下を来す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、二水
−半水法により得られた燐酸副生α−半水石膏の付着水
を除去する際に、乾燥機内において徐々にα−半水石膏
の水和による凝結、固化が発生し、装置内に石膏の付
着、成長、ついには閉塞が起こり安定的な連続運転の大
きな障害となるのである。本発明は、このような問題点
に鑑みて、燐酸副生α−半水石膏の付着水を乾燥する際
に、水和による凝結、固化による装置内の石膏の付着、
成長を起こすことなく、連続的にかつ安定的に乾燥を行
うα−半水石膏の製造方法である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等はこれらの課
題を解決するために鋭意検討した結果、付着水を含むα
−半水石膏を乾燥機内壁に接触させることなく、滞留時
間が保持できるような特定の乾燥機を用いることによ
り、上記目的を達成できることを見い出した。
【0008】すなわち、本発明は燐鉱石を用い湿式燐酸
製造において、二水−半水法により該燐鉱石を硫酸で分
解し、副生するα−半水石膏を乾燥機内に投入し乾燥す
るに際し、該乾燥機に用いる熱風6、7を乾燥機側面4
及び底面5の多孔板より導入し、乾燥機内で旋回流を形
成する構造であって、該熱風6、7と接触させることに
より付着水を除去することを特徴とする湿式燐酸副生α
−半水石膏の製造方法に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に開示する。
本発明により乾燥するα−半水石膏は、二水−半水法に
よって燐鉱石を硫酸で分解して湿式燐酸を製造する際
に、濾過して得られた燐酸副生α−半水石膏である。
【0010】濾別されたα−半水石膏は、結晶水の他に
付着水を有している。濾別に用いる装置は通常のパン型
フィルター、水平ベルトフィルター、フィルタープレス
等が好適に使用できるが、特にこれらの装置に限定され
るものではなく通常の工業用の濾過装置が好適に使用で
きる。濾別されたα−半水石膏は通常、結晶水及びまた
は付着水を含めた全水分が15.0〜30.0重量%の
ケーキ状である。
【0011】これらのα−半水石膏を乾燥機に導入して
乾燥する。本発明を実施するのに好適な装置の具体例を
図1に示す。乾燥機は、下部の初期乾燥部1と上部の滞
留時間保持部2に分けられる。α−半水石膏は導入部3
を通じて初期乾燥部1の内部に導入される。α−半水石
膏の導入部3はスクリューフィーダ、シュート等、通常
の粉体供給方法で何等問題なく特に限定されるものでは
ない。初期乾燥部1でα−半水石膏の表面を急速に乾燥
し、凝結、固化を防止する。初期乾燥部1、滞留時間保
持部2の装置長さは、α−半水石膏の乾燥に必要な滞留
時間と熱風量より決定される。しかしながら、本発明の
ような熱風と接触、流動させて乾燥させる方式において
は、通常、瞬時に乾燥される場合が殆どであり、特に初
期乾燥部1を長くする必要はなく、通常2m以下で十分
である。
【0012】初期乾燥部1の側面4、及び底面5より熱
風が旋回するように導入する。初期乾燥部1に導入され
たα−半水石膏は、熱風により旋回しながら乾燥され
る。このとき、α−半水石膏は遠心力で側面4方向に移
動し側面4壁面と接触しようとするが、側面4より導入
される熱風により押し戻され、側面4よりある間隔を保
って側面4に接触せずに旋回する。また、底部5でも同
様にα−半水石膏が底部5にほとんど接触する事なく熱
風により旋回する。
【0013】側面4、及び底面5には熱風が旋回して導
入されるように穴が開けられている。穴の形状について
は、旋回流を形成する形状であれば、どのような形状で
も何等支障ない。図2に旋回流を形成するため穴の形状
の例を示す。穴の突起が装置内側、及び外側のどちらに
吐出しようが本発明を実施するのに何等問題ない。穴の
配列については、乾燥機内に旋回流を形成する配列であ
れば、特に規定されるものではない。図3に底部5の穴
の配置の例を示す。これらの穴より、側面4、底部5に
別々に熱風が導入される。
【0014】乾燥機内に導入される側面4からの熱風と
底面5からの熱風の比は大変重要である。すなわち、底
面5からの熱風量が多すぎるとα−半水石膏の初期の乾
燥に十分な滞留時間が得られずに、初期乾燥部1から滞
留時間保持部2に移動し、滞留時間保持部2で凝結、固
化が起こる。また、底面5からの熱風量が少ないとα−
半水石膏の滞留が起こり、乾燥機から排出されない。本
発明における側面4と底面5の熱風量の比は、95〜5
0容量%:5〜50容量%であり、好ましくは95〜7
0容量%:5〜30容量%が好適である。
【0015】乾燥の熱風温度は、通常の気流乾燥に用い
られる温度で構わない。例えば、120〜500℃が好
ましく、更に好ましくは、230〜350℃が好適であ
る。該熱風温度は、α−半水石膏の付着水の量により調
整するのは本発明を実施するのに何等支障ない。
【0016】
【作用】本発明によれば従来技術では不可能であった、
燐酸副生α−半水石膏を付着、凝結等の問題く連続的に
乾燥し、製造することができる。本発明により、安定的
な連続運転が可能になり、装置のスタート、ストップに
伴うエネルギーロスの削減となるほか、装置内で付着し
た石膏の再飛散による二水石膏、無水石膏の混入が激減
し、大幅な品質向上となる。
【0017】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に具体的に
説明する。なお、%は特記しない限り重量%を表す。 実施例1 二水−半水法により、BPL(Bone phosph
ate of line 鉱石に含まれるリン酸石灰の
割合)88%のファラボワ鉱を硫酸で分解して得られた
α−半水石膏をヌッチェで濾過し、付着を含めた全水分
が19.0%のα−半水石膏1000kgを得た。この
ようにして得られたα−半水石膏を図1に示す構造の、
直径250mm、高さ2mの乾燥機のフィード口より3
00kg/hで投入し、側面4、底部5より260℃の
熱風を導入しα−半水石膏と接触させて乾燥させた。こ
のとき側面4及び底面5から導入される熱風の流量比は
70%:30%とした。この条件で3時間連続してα−
半水石膏を乾燥させ、乾燥後のα−半水石膏の付着水分
を測定したところ0.1%であり、ほぼ完全に乾燥され
ていることを確認した。また、乾燥機を分解し内部を確
認したところ、石膏の付着は全く観察されなかった。
【0018】実施例2 実施例1と同様の条件により、工業的規模の実装置によ
り製造されたα−半水石膏(付着水17%〜25%)
を、実施例1と同様の装置に300kg/hで連続して
フィードし、350時間後運転を終了した。乾燥後のα
−半水石膏の付着水分を測定したところ0.1%であ
り、ほぼ完全に乾燥されていることを確認した。この
間、閉塞等の問題は全く起こらなかった。装置を分解し
て内部を確認したところ、石膏の付着は見られなかっ
た。
【0019】比較例1 実施例2と同様の操作で得られたα−半水石膏2tを入
り口に熱風を導入しながら解砕する機構を持つ、気流乾
燥機において、300℃の熱風を導入し、α−半水石膏
を250kg/hでフィードし乾燥を行ったところ、1
5分後に入り口の熱風の圧力上昇が起こり運転を停止し
た。内部を確認したところ、解砕機の内壁面に石膏が付
着、固化しており継続して運転不可能な状態であった。
【0020】比較例2 比較例1の装置より解砕機を取り外し、α−半水石膏を
直接気流乾燥機にフィードする方式に変更した以外は比
較例1と同様な条件で乾燥を行ったところ、2時間後に
α−半水石膏をフィードした直後の乾燥機内部で閉塞が
起こり、運転を停止した。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、湿式燐酸副生
α−半水石膏を本発明の方法により乾燥することによ
り、連続的にかつ安定的にα−半水石膏の製造が可能で
ある。これにより、従来α−半水石膏製造にかかってい
たトラブルを大幅に削減でき、それらによる運転ストッ
プ損失、補修損失を大幅に削減出来る。また、乾燥機内
部に付着し、水和して二水石膏または、更に加熱されて
β−半水石膏や無水石膏になったものの混入がなくな
り、製品のα−半水石膏の製品品質の大幅な向上となっ
た。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の乾燥機の一例
【図2】 本発明を実施する乾燥機の熱風導入部の形状
の一例
【図3】 本発明を実施する乾燥機の熱風導入の為の穴
の配置の一例
【図4】 図1A部の断面図
【符号の説明】
1 初期乾燥部 2 滞留時間保持部 3 導入部 4 側面 5 底面 6 熱風 7 熱風
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 浩隆 山口県下関市彦島迫町七丁目1番1号 三 井東圧化学株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燐鉱石を用い湿式燐酸製造において、
    二水−半水法により該燐鉱石を硫酸で分解し、副生する
    α−半水石膏を乾燥機内に投入し乾燥するに際し、該乾
    燥機に用いる熱風6、7を乾燥機側面4及び底面5の多
    孔板より導入し、乾燥機内で旋回流を形成する構造であ
    って、該熱風6、7と接触させることにより付着水を除
    去することを特徴とする湿式燐酸副生α−半水石膏の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 副生するα−半水石膏の結晶水及び/
    または付着水を含めた全水分が15.0〜30.0重量
    %である請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 乾燥機内に導入された熱風を含む気流
    により、燐酸副生α−半水石膏を乾燥機外に排出する請
    求項1記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 副生する燐酸副生α−半水石膏と接触
    させる熱風温度が、120〜500℃である請求項1記
    載の製造方法。
  5. 【請求項5】 側面4と底面5からの熱風量の比が、
    95〜50容量%:5〜50容量%である請求項1記載
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 側面4と底面5からの熱風量の比が、
    95〜70容量%:5〜30容量%である請求項1記載
    の製造方法。
JP17179197A 1997-06-27 1997-06-27 湿式燐酸副生α−半水石膏の製造方法 Pending JPH1111996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17179197A JPH1111996A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 湿式燐酸副生α−半水石膏の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17179197A JPH1111996A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 湿式燐酸副生α−半水石膏の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1111996A true JPH1111996A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15929772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17179197A Pending JPH1111996A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 湿式燐酸副生α−半水石膏の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1111996A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010504271A (ja) * 2006-09-20 2010-02-12 ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー 超低コンシステンシーα−およびβ−ブレンド化粧しっくいの製法
JP2011011210A (ja) * 2010-10-04 2011-01-20 Yoshino Gypsum Co Ltd 石膏ボード廃材の破砕分別装置及び破砕分別方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010504271A (ja) * 2006-09-20 2010-02-12 ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー 超低コンシステンシーα−およびβ−ブレンド化粧しっくいの製法
JP2011011210A (ja) * 2010-10-04 2011-01-20 Yoshino Gypsum Co Ltd 石膏ボード廃材の破砕分別装置及び破砕分別方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102123950B (zh) 二水石膏的连续式改性方法及用该方法改性了的改性二水石膏
CA2662895C (en) Process for manufacturing ultra low consistency .alpha.- and .beta.- blend stucco
JP2008081329A (ja) 粒径の大きな二水石膏の製造方法
US5015449A (en) Process for making construction grade calcium sulfate alpha-hemihydrate from moist finely divided gypsum obtained from a power plant flue gas desulfurization
US3410655A (en) Production of alpha-calcium sulfate hemihydrate
KR101700338B1 (ko) 인산의 제조방법
GB2033365A (en) Process for the manufacture of hard gypsums
CN106829904A (zh) 一种颗粒性无水磷酸氢钙的制备方法
KR20010104238A (ko) 고순도 석고의 제조방법
JPH1111996A (ja) 湿式燐酸副生α−半水石膏の製造方法
US5338524A (en) Process for the production of coarse-grained, anhydrous calcium monohydrogen phosphate (dicalcium phosphate anhydride) and a device for carrying out the process
US3580703A (en) Process for the purification of residual gypsum formed in the manufacture of phosphoric acid by the action of sulphuric acid on natural phosphates
WO2017151016A1 (en) Solid phosphate salt and process for preparation thereof
CN115676788B (zh) 一种高纯磷酸二氢钾及其制备方法
JP4245819B2 (ja) 高純度石膏の製造方法
EP0096069B1 (en) Phosphoanhydrite process
CN108821299B (zh) 一种使用氯化铵分解磷矿制备硅酸钙的方法
US3523754A (en) Process for preparing phosphoric acil
US1898636A (en) Anhydrite plastic material
JPH02160620A (ja) 半水石膏の水和方法
US4225360A (en) Treatment of gypsum plaster
JP2008230931A (ja) 石膏の製造方法
US4606904A (en) Apparatus for the manufacture of calcined aluminum fluoride
JPH04139042A (ja) 石膏抄造板の製造方法
WO1993002101A1 (en) Method for crystallizing alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20051110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307