JPH11119941A - 情報処理装置及びその方法並びにメモリ媒体 - Google Patents
情報処理装置及びその方法並びにメモリ媒体Info
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- JPH11119941A JPH11119941A JP9283894A JP28389497A JPH11119941A JP H11119941 A JPH11119941 A JP H11119941A JP 9283894 A JP9283894 A JP 9283894A JP 28389497 A JP28389497 A JP 28389497A JP H11119941 A JPH11119941 A JP H11119941A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】最適なプリンタの自動選択機能を簡単な構成で
実現する。 【解決手段】選択部123は、ユーザ情報(プリンタの
選択条件を指定する情報)125及び印刷時間情報(各
プリンタについての過去の印刷処理に要した平均時間)
126に基づいて、出力要求に係る印刷処理を実行する
プリンタを選択し、選択したプリンタに対応するプリン
タドライバに画像情報を引き渡すと共に印刷処理の実行
を指示する。そして、当該印刷処理に要した時間により
印刷時間情報126を更新する。
実現する。 【解決手段】選択部123は、ユーザ情報(プリンタの
選択条件を指定する情報)125及び印刷時間情報(各
プリンタについての過去の印刷処理に要した平均時間)
126に基づいて、出力要求に係る印刷処理を実行する
プリンタを選択し、選択したプリンタに対応するプリン
タドライバに画像情報を引き渡すと共に印刷処理の実行
を指示する。そして、当該印刷処理に要した時間により
印刷時間情報126を更新する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置及び
その方法並びにメモリ媒体に係り、特に、ネットワーク
を介して複数のプリンタと接続可能な情報処理装置及び
その方法並びに情報処理装置を制御するためのプログラ
ムを格納したメモリ媒体に関する。
その方法並びにメモリ媒体に係り、特に、ネットワーク
を介して複数のプリンタと接続可能な情報処理装置及び
その方法並びに情報処理装置を制御するためのプログラ
ムを格納したメモリ媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに複数のプリンタが
接続されたシステムにおいて、コンピュータの操作者が
印刷を指示する場合、出力先のプリンタを利用者が逐一
指定する方式が採用されていた。
接続されたシステムにおいて、コンピュータの操作者が
印刷を指示する場合、出力先のプリンタを利用者が逐一
指定する方式が採用されていた。
【0003】このような方式のシステムにおいては、特
定のプリンタに対して複数の利用者からの出力要求が集
中することにより印刷の効率が低下するという問題があ
った。また、利用者は、いずれのプリンタを使用すれば
最短時間で印刷結果を得ることができるかを認識するこ
とが困難であるために、漫然とプリンタを選択してまう
という問題があった。
定のプリンタに対して複数の利用者からの出力要求が集
中することにより印刷の効率が低下するという問題があ
った。また、利用者は、いずれのプリンタを使用すれば
最短時間で印刷結果を得ることができるかを認識するこ
とが困難であるために、漫然とプリンタを選択してまう
という問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、各プリ
ンタ又はプリンタサーバに対して、印刷の都度、その印
刷に要する時間を問合わせる方式がある。
ンタ又はプリンタサーバに対して、印刷の都度、その印
刷に要する時間を問合わせる方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
問合わせ方式の場合、コンピュータ、プリンタ、プリン
タサーバ等に夫々特別な装置又はソフトウェアを設ける
必要があり、既存の環境からの移行に多大な時間を要す
る他、相応の費用を要するという問題がある。
問合わせ方式の場合、コンピュータ、プリンタ、プリン
タサーバ等に夫々特別な装置又はソフトウェアを設ける
必要があり、既存の環境からの移行に多大な時間を要す
る他、相応の費用を要するという問題がある。
【0006】本発明は、上記の背景に鑑みてなされたも
のであり、印刷処理の効率化を図ることを目的とする。
のであり、印刷処理の効率化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、ネットワークを介して複数のプリンタを制御可能
な情報処理装置であって、各プリンタの過去の処理能力
の実績を示す実績情報を管理する管理手段と、前記実績
情報に基づいて前記複数のプリンタの中から出力先のプ
リンタを選択するプリンタ選択手段と、決定に係るプリ
ンタに画像情報を送信する送信手段とを備えることを特
徴とする。
置は、ネットワークを介して複数のプリンタを制御可能
な情報処理装置であって、各プリンタの過去の処理能力
の実績を示す実績情報を管理する管理手段と、前記実績
情報に基づいて前記複数のプリンタの中から出力先のプ
リンタを選択するプリンタ選択手段と、決定に係るプリ
ンタに画像情報を送信する送信手段とを備えることを特
徴とする。
【0008】上記の情報処理装置において、前記管理手
段は、プリンタに画像情報を送信して印刷処理を実行さ
せる都度、当該印刷処理における当該プリンタの処理能
力に基づいて前記実績情報を更新することが好ましい。
段は、プリンタに画像情報を送信して印刷処理を実行さ
せる都度、当該印刷処理における当該プリンタの処理能
力に基づいて前記実績情報を更新することが好ましい。
【0009】上記の情報処理装置において、前記実績情
報は、各プリンタが過去の印刷処理に要した平均時間を
示す情報を含むことが好ましい。
報は、各プリンタが過去の印刷処理に要した平均時間を
示す情報を含むことが好ましい。
【0010】上記の情報処理装置において、前記プリン
タ選択手段は、前記実績情報に基づいて、最短時間で印
刷処理が可能であると判断されるプリンタを出力先のプ
リンタとして選択することが好ましい。
タ選択手段は、前記実績情報に基づいて、最短時間で印
刷処理が可能であると判断されるプリンタを出力先のプ
リンタとして選択することが好ましい。
【0011】上記の情報処理装置において、前記プリン
タ選択手段は、前記実績情報の他、予め設定された条件
に基づいて出力先のプリンタを選択することが好まし
い。
タ選択手段は、前記実績情報の他、予め設定された条件
に基づいて出力先のプリンタを選択することが好まし
い。
【0012】上記の情報処理装置において、前記プリン
タ選択手段は、前記実績情報の他、予め定められた優先
順位に基づいて出力先のプリンタを選択することが好ま
しい。
タ選択手段は、前記実績情報の他、予め定められた優先
順位に基づいて出力先のプリンタを選択することが好ま
しい。
【0013】上記の情報処理装置は、前記プリンタ選択
手段が選択したプリンタを特定するメッセージを表示す
る表示手段を更に備えることが好ましい。
手段が選択したプリンタを特定するメッセージを表示す
る表示手段を更に備えることが好ましい。
【0014】本発明に係る情報処理方法は、ネットワー
クを介して複数のプリンタを制御する情報処理方法であ
って、各プリンタの過去の処理能力の実績を示す実績情
報を管理する管理工程と、前記実績情報に基づいて前記
複数のプリンタの中から出力先のプリンタを選択するプ
リンタ選択工程と、決定に係るプリンタに画像情報を送
信する送信工程とを含むことを特徴とする。
クを介して複数のプリンタを制御する情報処理方法であ
って、各プリンタの過去の処理能力の実績を示す実績情
報を管理する管理工程と、前記実績情報に基づいて前記
複数のプリンタの中から出力先のプリンタを選択するプ
リンタ選択工程と、決定に係るプリンタに画像情報を送
信する送信工程とを含むことを特徴とする。
【0015】本発明に係るメモリ媒体は、ネットワーク
を介して複数のプリンタと接続可能な情報処理装置を制
御するためのプログラムコードを格納したメモリ媒体で
あって、各プリンタの過去の処理能力の実績を示す実績
情報を管理する管理工程のコードと、前記実績情報に基
づいて前記複数のプリンタの中から出力先のプリンタを
選択するプリンタ選択工程のコードとを含むことを特徴
とする。
を介して複数のプリンタと接続可能な情報処理装置を制
御するためのプログラムコードを格納したメモリ媒体で
あって、各プリンタの過去の処理能力の実績を示す実績
情報を管理する管理工程のコードと、前記実績情報に基
づいて前記複数のプリンタの中から出力先のプリンタを
選択するプリンタ選択工程のコードとを含むことを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態を説明する。
発明の好適な実施の形態を説明する。
【0017】なお、この実施の形態は、ネットワークに
3台のプリンタが接続されたプリンタシステムに関する
が、本発明は、2台以上の任意の台数のプリンタとコン
ピュータとが接続されたシステムに適用可能である。
3台のプリンタが接続されたプリンタシステムに関する
が、本発明は、2台以上の任意の台数のプリンタとコン
ピュータとが接続されたシステムに適用可能である。
【0018】図1は、本発明の好適な実施の形態に係る
プリンタシステムの概略構成を示す図である。このプリ
ンタシステムは、ネットワーク150を介して、3台の
プリンタ200〜202とコンピュータ100とを接続
してなる。コンピュータ100には、夫々プリンタ20
0〜202に対応するプリンタドライバ130〜132
が備えられている。
プリンタシステムの概略構成を示す図である。このプリ
ンタシステムは、ネットワーク150を介して、3台の
プリンタ200〜202とコンピュータ100とを接続
してなる。コンピュータ100には、夫々プリンタ20
0〜202に対応するプリンタドライバ130〜132
が備えられている。
【0019】コンピュータ100は、例えば文書処理等
を実行するアプリケーションソフトウェア110から出
力要求が発行されると、プリンタ選択部120により、
プリンタ200〜202のいずれのプリンタに印刷処理
を実行させるかを選択し、選択に係るプリンタに対応す
るプリンタドライバにより当該プリンタを駆動する。
を実行するアプリケーションソフトウェア110から出
力要求が発行されると、プリンタ選択部120により、
プリンタ200〜202のいずれのプリンタに印刷処理
を実行させるかを選択し、選択に係るプリンタに対応す
るプリンタドライバにより当該プリンタを駆動する。
【0020】プリンタ選択部120は、プリンタドライ
バインターフェース121を介して、出力要求受付部1
22により、アプリケーション110からの出力要求を
受け取る。出力要求受付部122は、出力要求を受け取
ると、該出力要求に係る画像情報のデータ形式を示す情
報を選択部123に引き渡す。
バインターフェース121を介して、出力要求受付部1
22により、アプリケーション110からの出力要求を
受け取る。出力要求受付部122は、出力要求を受け取
ると、該出力要求に係る画像情報のデータ形式を示す情
報を選択部123に引き渡す。
【0021】これに応答して、選択部123は、プリン
タ情報保持部124から各プリンタに関するユーザ情報
125と印刷時間情報126を取得する。ユーザ情報1
25は、例えば、プリンタを選択する際の優先順位を指
定する情報や、使用する1又は複数のプリンタを特定す
る情報のように、出力先のプリンタを決定する条件を指
定するための情報であって、ユーザにより任意に設定さ
れる。一方、印刷時間情報126は、過去に印刷処理に
要した平均時間を各プリンタ毎に記述した情報であっ
て、印刷を実行する都度、選択部123により更新され
る。
タ情報保持部124から各プリンタに関するユーザ情報
125と印刷時間情報126を取得する。ユーザ情報1
25は、例えば、プリンタを選択する際の優先順位を指
定する情報や、使用する1又は複数のプリンタを特定す
る情報のように、出力先のプリンタを決定する条件を指
定するための情報であって、ユーザにより任意に設定さ
れる。一方、印刷時間情報126は、過去に印刷処理に
要した平均時間を各プリンタ毎に記述した情報であっ
て、印刷を実行する都度、選択部123により更新され
る。
【0022】選択部123は、画像情報のデータ形式を
示す情報と、ユーザ情報125と、印刷時間情報126
とに基づいて、最適なプリンタを選択して、それを出力
先のプリンタとする。そして、選択部123は、出力要
求に係る画像情報を当該出力先のプリンタに対応するプ
リンタドライバに引き渡すと共に印刷処理の実行を指示
する。
示す情報と、ユーザ情報125と、印刷時間情報126
とに基づいて、最適なプリンタを選択して、それを出力
先のプリンタとする。そして、選択部123は、出力要
求に係る画像情報を当該出力先のプリンタに対応するプ
リンタドライバに引き渡すと共に印刷処理の実行を指示
する。
【0023】ここで、ユーザ情報により、例えば、1)
最短時間で印刷処理が完了するプリンタを選択する、
2)短時間で印刷処理が完了するプリンタであって、か
つ、優先順位の高いプリンタを選択する、3)指定され
たプリンタの中で最短時間で印刷処理が完了するプリン
タを選択するなど、様々な条件を設定することができ
る。
最短時間で印刷処理が完了するプリンタを選択する、
2)短時間で印刷処理が完了するプリンタであって、か
つ、優先順位の高いプリンタを選択する、3)指定され
たプリンタの中で最短時間で印刷処理が完了するプリン
タを選択するなど、様々な条件を設定することができ
る。
【0024】印刷処理を指示されたプリンタドライバ
は、出力先のプリンタの仕様に応じて出力要求に係る画
像情報を変換して印刷データを生成し、プリンタポート
140を介して、当該出力先のプリンタに送出する。
は、出力先のプリンタの仕様に応じて出力要求に係る画
像情報を変換して印刷データを生成し、プリンタポート
140を介して、当該出力先のプリンタに送出する。
【0025】プリンタ選択部120は、選択部123に
より選択された出力先のプリンタがいずれのプリンタで
あるかを操作者に認知させるためのメッセージを表示部
に表示するための表示制御部127を有する。
より選択された出力先のプリンタがいずれのプリンタで
あるかを操作者に認知させるためのメッセージを表示部
に表示するための表示制御部127を有する。
【0026】図4は、コンピュータ100の物理的な構
成例を示す図である。物理的な観点から説明すると、コ
ンピュータ100は、プログラム(ソフトウェア)を格
納するメモリ160と、プリンタポート140と、キー
ボードやマウス(これらにより、例えばユーザ情報を設
定することができる)等を含む入力部161と、CPU
162と、ワークメモリ163と、表示部164とを備
える。そして、CPU162は、メモリ160に格納さ
れたプログラムであるアプリケーション110と、プリ
ンタ選択部120を構成するプログラム120’と、プ
リンタドライバ130〜132とに基づいて動作し、コ
ンピュータ100の機能を定義する。
成例を示す図である。物理的な観点から説明すると、コ
ンピュータ100は、プログラム(ソフトウェア)を格
納するメモリ160と、プリンタポート140と、キー
ボードやマウス(これらにより、例えばユーザ情報を設
定することができる)等を含む入力部161と、CPU
162と、ワークメモリ163と、表示部164とを備
える。そして、CPU162は、メモリ160に格納さ
れたプログラムであるアプリケーション110と、プリ
ンタ選択部120を構成するプログラム120’と、プ
リンタドライバ130〜132とに基づいて動作し、コ
ンピュータ100の機能を定義する。
【0027】次に、印刷処理の流れをフローチャートを
参照しながら説明する。図2及び図3は、印刷処理に関
するコンピュータ100の動作の流れを示すフローチャ
ートであり、図4に即して説明すると、このフローチャ
ートに示す処理は、プリンタ選択部120を構成するプ
ログラム120’に基づいて制御される。
参照しながら説明する。図2及び図3は、印刷処理に関
するコンピュータ100の動作の流れを示すフローチャ
ートであり、図4に即して説明すると、このフローチャ
ートに示す処理は、プリンタ選択部120を構成するプ
ログラム120’に基づいて制御される。
【0028】この処理は、アプリケーション110から
出力要求が発行されることにより起動され、先ず、ステ
ップS201において、その出力要求を受け付ける。ス
テップS202では、当該出力要求に係る画像情報のデ
ータ形式を示す情報を取得する。
出力要求が発行されることにより起動され、先ず、ステ
ップS201において、その出力要求を受け付ける。ス
テップS202では、当該出力要求に係る画像情報のデ
ータ形式を示す情報を取得する。
【0029】なお、この実施の形態では、画像情報のデ
ータ形式は、MIME(Multipurpose Internet Mail E
xtention)形式、すなわち、拡張子によって表現される
ものとする。図5は、MIME形式によるデータ形式の
表現例を示す図である。
ータ形式は、MIME(Multipurpose Internet Mail E
xtention)形式、すなわち、拡張子によって表現される
ものとする。図5は、MIME形式によるデータ形式の
表現例を示す図である。
【0030】ステップS203では、プリンタ情報保持
部124(この実体は、例えばワークメモリ163)か
らユーザ情報125及び印刷時間情報126を取得す
る。図6は、印刷時間情報126を概念的に示す図であ
る。
部124(この実体は、例えばワークメモリ163)か
らユーザ情報125及び印刷時間情報126を取得す
る。図6は、印刷時間情報126を概念的に示す図であ
る。
【0031】ステップS204では、データ形式、ユー
ザ情報125及び印刷時間情報126に基づいて、当該
出力要求に係る印刷処理に最適なプリンタを出力先のプ
リンタとして決定する。例えば、ユーザ情報により最短
時間で印刷処理が完了するプリンタを選択することが指
定されており、かつ、データ形式がxlsである場合、
ステップS204では、印刷時間情報126(図6参
照)に基づいて出力先のプリンタとしてプリンタa(2
00)が選択されることになる。
ザ情報125及び印刷時間情報126に基づいて、当該
出力要求に係る印刷処理に最適なプリンタを出力先のプ
リンタとして決定する。例えば、ユーザ情報により最短
時間で印刷処理が完了するプリンタを選択することが指
定されており、かつ、データ形式がxlsである場合、
ステップS204では、印刷時間情報126(図6参
照)に基づいて出力先のプリンタとしてプリンタa(2
00)が選択されることになる。
【0032】ステップS205では、選択した出力先の
プリンタを特定するメッセージを表示部164に表示す
る。上記の例に従えば、例えば、”プリンタaにより印
刷”というメッセージを表示部164に表示することに
なる。
プリンタを特定するメッセージを表示部164に表示す
る。上記の例に従えば、例えば、”プリンタaにより印
刷”というメッセージを表示部164に表示することに
なる。
【0033】ステップS206では、以下の出力処理に
要する時間を計時するためにタイマ(例えば、CPU1
62に内蔵されている)を起動する。次いで、ステップ
S207では、選択したプリンタに対応するプリンタド
ライバに印刷対象の画像情報を引き渡して、印刷処理の
実行を命じる。これにより、当該プリンタドライバは、
画像情報に対応する印刷データを生成して、出力先のプ
リンタに対して送信し、当該プリンタにおいて対応する
画像が出力される(出力処理)。
要する時間を計時するためにタイマ(例えば、CPU1
62に内蔵されている)を起動する。次いで、ステップ
S207では、選択したプリンタに対応するプリンタド
ライバに印刷対象の画像情報を引き渡して、印刷処理の
実行を命じる。これにより、当該プリンタドライバは、
画像情報に対応する印刷データを生成して、出力先のプ
リンタに対して送信し、当該プリンタにおいて対応する
画像が出力される(出力処理)。
【0034】出力処理が終了したら、ステップS208
において、タイマのカウント値を読み込み、このカウン
ト値に基づいて出力処理に要した時間を算出する。次い
で、ステップS209では、ステップS208において
算出した時間に基づいて印刷時間情報を更新し、一連の
処理を終了する。
において、タイマのカウント値を読み込み、このカウン
ト値に基づいて出力処理に要した時間を算出する。次い
で、ステップS209では、ステップS208において
算出した時間に基づいて印刷時間情報を更新し、一連の
処理を終了する。
【0035】図3は、ステップS209の詳細な流れを
示すフローチャートである。先ず、ステップS301で
は、該当するプリンタ、すなわち、出力先として決定し
たプリンタにおいて前回の出力処理までに印刷した枚数
(累積印刷枚数)に対して、今回の出力処理において印
刷した枚数を加算する(累積印刷枚数の更新)。
示すフローチャートである。先ず、ステップS301で
は、該当するプリンタ、すなわち、出力先として決定し
たプリンタにおいて前回の出力処理までに印刷した枚数
(累積印刷枚数)に対して、今回の出力処理において印
刷した枚数を加算する(累積印刷枚数の更新)。
【0036】ステップS302では、該当するプリンタ
において前回の出力処理までに要した時間(累積印刷時
間)に対して、今回の出力処理において要した時間(す
なわち、ステップS208において算出した印刷時間)
を加算する(累積印刷時間の更新)。
において前回の出力処理までに要した時間(累積印刷時
間)に対して、今回の出力処理において要した時間(す
なわち、ステップS208において算出した印刷時間)
を加算する(累積印刷時間の更新)。
【0037】ステップS303では、ステップS301
で算出した累積印刷枚数により、ステップS302で算
出した累積印刷時間を割ることにより、1枚当たりの平
均印刷時間(当該プリンタにおける過去の処理能力の実
績を示す情報)を算出する。ステップS304では、ス
テップS303で算出した平均印刷時間により図6に示
す印刷時間情報(平均印刷時間)を更新する。このよう
に、出力処理を実行する都度、当該出力処理の実行時間
によって印刷時間情報を更新する機能、すなわち学習機
能を備えることにより、各プリンタの使用状況を考慮し
た上で最適なプリンタを自動選択することができる。
で算出した累積印刷枚数により、ステップS302で算
出した累積印刷時間を割ることにより、1枚当たりの平
均印刷時間(当該プリンタにおける過去の処理能力の実
績を示す情報)を算出する。ステップS304では、ス
テップS303で算出した平均印刷時間により図6に示
す印刷時間情報(平均印刷時間)を更新する。このよう
に、出力処理を実行する都度、当該出力処理の実行時間
によって印刷時間情報を更新する機能、すなわち学習機
能を備えることにより、各プリンタの使用状況を考慮し
た上で最適なプリンタを自動選択することができる。
【0038】なお、図3に示す処理において使用する
「累積枚数」及び「累積印刷時間」は、例えばワークメ
モリ163に保持すればよい。また、電源が遮断された
場合においても「累積枚数」及び「累積印刷時間」を保
持する場合には、不揮発性メモリ(不図示)に保持すれ
ば良い。
「累積枚数」及び「累積印刷時間」は、例えばワークメ
モリ163に保持すればよい。また、電源が遮断された
場合においても「累積枚数」及び「累積印刷時間」を保
持する場合には、不揮発性メモリ(不図示)に保持すれ
ば良い。
【0039】以上のように、コンピュータ側に、該コン
ピュータ単独で出力先のプリンタを自動選択可能な機能
を備えることにより、簡単な変更でプリンタシステムを
効率化することができる。
ピュータ単独で出力先のプリンタを自動選択可能な機能
を備えることにより、簡単な変更でプリンタシステムを
効率化することができる。
【0040】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0041】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0042】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0043】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0044】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0045】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、印刷処理が効率化され
る。
る。
【0047】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係るプリンタシス
テムの概略構成を示す図である。
テムの概略構成を示す図である。
【図2】印刷処理に関するコンピュータの動作の流れを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】印刷処理に関するコンピュータの動作の流れを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】コンピュータの物理的な構成例を示す図であ
る。
る。
【図5】MIME形式によるデータ形式の表現例を示す
図である。
図である。
【図6】印刷時間情報を概念的に示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 寿文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 ネットワークを介して複数のプリンタを
制御可能な情報処理装置であって、 各プリンタの過去の処理能力の実績を示す実績情報を管
理する管理手段と、 前記実績情報に基づいて前記複数のプリンタの中から出
力先のプリンタを選択するプリンタ選択手段と、 決定に係るプリンタに画像情報を送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 前記管理手段は、プリンタに画像情報を
送信して印刷処理を実行させる都度、当該印刷処理にお
ける当該プリンタの処理能力に基づいて前記実績情報を
更新することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
置。 - 【請求項3】 前記実績情報は、各プリンタが過去の印
刷処理に要した平均時間を示す情報を含むことを特徴と
する請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 前記プリンタ選択手段は、前記実績情報
に基づいて、最短時間で印刷処理が可能であると判断さ
れるプリンタを出力先のプリンタとして選択することを
特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 前記プリンタ選択手段は、前記実績情報
の他、予め設定された条件に基づいて出力先のプリンタ
を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載の情報処理装置。 - 【請求項6】 前記プリンタ選択手段は、前記実績情報
の他、予め定められた優先順位に基づいて出力先のプリ
ンタを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の情報処理装置。 - 【請求項7】 前記プリンタ選択手段が選択したプリン
タを特定するメッセージを表示する表示手段を更に備え
ることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1
項に記載の情報処理装置。 - 【請求項8】 ネットワークを介して複数のプリンタを
制御する情報処理方法であって、 各プリンタの過去の処理能力の実績を示す実績情報を管
理する管理工程と、 前記実績情報に基づいて前記複数のプリンタの中から出
力先のプリンタを選択するプリンタ選択工程と、 決定に係るプリンタに画像情報を送信する送信工程と、 を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項9】 前記管理工程では、プリンタに画像情報
を送信して印刷処理を実行させる都度、当該印刷処理に
おける当該プリンタの処理能力に基づいて前記実績情報
を更新することを特徴とする請求項8に記載の情報処理
方法。 - 【請求項10】 前記実績情報は、各プリンタが過去の
印刷処理に要した平均時間を示す情報を含むことを特徴
とする請求項8又は請求項9に記載の情報処理方法。 - 【請求項11】 前記プリンタ選択工程では、前記実績
情報に基づいて、最短時間で印刷処理が可能であると判
断されるプリンタを出力先のプリンタとして選択するこ
とを特徴とする請求項10に記載の情報処理方法。 - 【請求項12】 前記プリンタ選択工程では、前記実績
情報の他、予め設定された条件に基づいて出力先のプリ
ンタを選択することを特徴とする請求項8又は請求項9
に記載の情報処理方法。 - 【請求項13】 前記プリンタ選択工程では、前記実績
情報の他、予め定められた優先順位に基づいて出力先の
プリンタを選択することを特徴とする請求項8又は請求
項9に記載の情報処理方法。 - 【請求項14】 前記プリンタ選択工程において選択さ
れたプリンタを特定するメッセージを表示装置に表示す
る表示工程を更に含むことを特徴とする請求項8乃至請
求項13のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 【請求項15】 ネットワークを介して複数のプリンタ
と接続可能な情報処理装置を制御するためのプログラム
コードを格納したメモリ媒体であって、 各プリンタの過去の処理能力の実績を示す実績情報を管
理する管理工程のコードと、 前記実績情報に基づいて前記複数のプリンタの中から出
力先のプリンタを選択するプリンタ選択工程のコード
と、 を含むことを特徴とするメモリ媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9283894A JPH11119941A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 情報処理装置及びその方法並びにメモリ媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9283894A JPH11119941A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 情報処理装置及びその方法並びにメモリ媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11119941A true JPH11119941A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17671569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9283894A Withdrawn JPH11119941A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 情報処理装置及びその方法並びにメモリ媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11119941A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6909520B2 (en) | 2000-01-18 | 2005-06-21 | Riso Kagaku Corporation | Printing system for selecting a desired printer from plural printers connected to a network |
JP2014110051A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Ricoh Co Ltd | クラウド印刷におけるプリンタランク付けのための装置、方法及びプログラム |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP9283894A patent/JPH11119941A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6909520B2 (en) | 2000-01-18 | 2005-06-21 | Riso Kagaku Corporation | Printing system for selecting a desired printer from plural printers connected to a network |
JP2014110051A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Ricoh Co Ltd | クラウド印刷におけるプリンタランク付けのための装置、方法及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |