JPH11119721A - スクロール表示方法および装置 - Google Patents

スクロール表示方法および装置

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JPH11119721A
JPH11119721A JP9286771A JP28677197A JPH11119721A JP H11119721 A JPH11119721 A JP H11119721A JP 9286771 A JP9286771 A JP 9286771A JP 28677197 A JP28677197 A JP 28677197A JP H11119721 A JPH11119721 A JP H11119721A
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豊太郎 時本
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昌利 大石
Akiko Hara
亜記子 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字や図形をさまざまに組み合わせた各種の
画像をつぎつぎとスクロール表示する場合に、その画像
の内容やスクロール方向の長さなどに応じて、それぞれ
を適切なスクロール速度で見やすく表示する。 【解決手段】 ひとまとまりの画像としてスクロール表
示に供されるスクロール方向に任意の長さを有する一連
の画像データが1つの表示番組であり、内容の異なる多
数の表示番組を番組IDをキーとして番組記憶部に格納
しておく。各表示番組にはそれぞれの番組内容に合せて
設定されたスクロール速度パラメータを付帯させてお
く。前記スクロール速度パラメータに基づいて決定した
フレーム同期信号の周期で表示制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高輝度LED
(発光ダイオード)などのランプを行列配置してディス
プレイ画面を構成し、その画面に文字や画像をスクロー
ル表示する方法および装置に関し、とくに、多種多様な
広告などをつぎつぎとスクロール表示する場合の制御技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】さきに本出願人らは、特開平8−179
717号公報に詳しく開示されている、つぎのようなス
クロール表示システムを開発して実用化した。これは、
少ない数の発光素子(LEDランプなど)により大サイ
ズで精細な画像を視認できるスクロール表示技術であ
る。きわめて特徴的なのは、スクロールする画像を視線
で追跡することで初めて、残像効果で補間された精細な
画像を視認できる仕組みである。この仕組みを追跡補間
式スクロール表示と名付けた。
【0003】この追跡補間式スクロール表示システムに
おいては、多数のLEDランプを小さな一定間隔d1で
直線状に配列してランプ列を構成し、このランプ列を多
数用意して前記d1の数倍以上の大きな一定間隔d2で
平行に配設する。そして、1列のドット構成が前記ラン
プ列の各素子に対応したビットマップ形式の画像データ
を用意し、この画像データの各列のデータを順番に前記
各ランプ列にそれぞれ供給して表示ドライブする。この
とき同時に、つぎのような時間的な制御を行う。多数の
前記ランプ列にその配列順につけた番号をiとし、前記
画像データの各列データに順番につけた番号をjとし、
前記d2に対応して適宜に設定された2以上の整数をa
とし、i列目の前記ランプ列をj列目の前記列データで
表示ドライブするときに、(i+1)列目の前記ランプ
列を(j−a)列目の前記列データで表示ドライブする
ように、画像データの選択的な分配のアルゴリズムを設
定している。
【0004】この表示システムでは、原理的に、文字列
や図形などの精細な画像を静止した状態で観察者に見せ
ることはできない。行方向と列方向とでドット密度に極
端な差のある飛び飛びドット列の画面上にて通常のスク
ロール表示よりも高速で画像を移動させる。その画像の
移動に観察者が視線を追従させることで、観察者の網膜
および視覚中枢の働きによる残像効果が引き出され、そ
の残像効果により飛び飛びドット列の間隔部分が補間さ
れた精細なスクロール画像が見えるという原理である。
【0005】追跡補間式スクロール表示システムについ
て、本発明者らはさまざまな用途開発を行い、用途に応
じたさまざまな実施形態を考案した。たとえば、商品陳
列棚に置くような飛び飛びドット列の小画面を形成する
パネル型のもの、ガソリンスタンドなどの店先に設置す
るような飛び飛びドット列の中画面を形成するハシゴ型
のもの、ビルの透明カーテンウオールの内側にポール型
表示ユニットを多数並べて外に向けた飛び飛びドット列
の大画面を構成するもの、高速道路のカーブに沿ってポ
ール型表示ユニットを比較的大きな間隔をおいて多数並
べて飛び飛びドット列の超大型画面を形成するものなど
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のスクロール表示
システムの代表的な運用形態として、つぎのような広告
ディスプレイがある。繁華街のめだつ場所にディスプレ
イ画面を設置する。多くの広告主を募集し、それぞれの
要望に応じた広告メッセージの画像データを作成してス
クロール表示システムの中枢であるパソコンのハードデ
ィスクなどに格納しておく。ここで、ひとまとまりの画
像としてスクロール表示に供されるスクロール方向に任
意の長さを有する一連の画像データのことを1つの表示
番組と呼ぶことにする。各広告主からの依頼による多数
の表示番組にそれぞれ番組IDを付けて管理する。表示
実行プロセスに番組IDを渡すことで、そのIDに該当
する表示番組のビットマップ画像データが作業メモリエ
リアにコピーされる。そのビットマップ画像データをデ
ィスプレイ画面の各ランプ駆動回路に転送分配すること
でスクロール表示が行われる。実際的にはスケジュール
表を作成し、そこに多数の表示番組のIDを表示順に並
べて記入して表示制御のスケジュールとする。そのスケ
ジュール表中の番組ID順に従って各表示番組を順番に
表示する。またスケジュール表中には、多数の表示番組
の順列の表示繰り返し回数や、その実行時間などの情報
も記入しておく。
【0007】追跡補間式スクロール表示システムは、前
述したように、文字列や図形などの精細な画像を静止し
た状態で観察者に見せることは原理的にできない。スク
ロールによる画像の移動に観察者が視線を追従させるこ
とで残像効果が生じ、飛び飛びドット列の間隔部分が補
間された精細なスクロール画像が見えるという原理であ
る。そのため、スクロール速度と表示の見やすさとは実
にクリティカルな関係にあり、またその関係は表示する
画像の内容によって一様ではない。
【0008】従来の追跡補間式スクロール表示システム
においては、個々の現場にディスプレイ画面を設置して
試験的に運用し、いろいろな画像を表示しながら適切な
スクロール速度や表示輝度などを決定していた。そのよ
うにして決定した速度でさまざまな広告画像などを一律
にスクロール表示していた。しかしこの方法では、ある
画像の表示時にはスクロール速度が適切であっても、別
の画像に対しては適切なスクロール速度とはいえない状
況が発生する。また、広告主の希望に応じて制作された
表示番組を広告主の希望するスクロール速度で表示する
のが理想的であるが、広告主や表示番組によってスクロ
ール速度の希望値が異なることが多いので、そのような
要望に個別に対応することができない。なお、このよう
な問題は追跡補間式スクロール表示システムにおいて特
に重大なのであるが、行列のランプ間隔が等しい普通の
ドットマトリクス型の画面にスクロール表示を行う場合
でも、程度は軽いが、同様な問題は生じる。
【0009】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、文字や図形をさまざまに組
み合わせた各種の画像をつぎつぎとスクロール表示する
場合に、その画像の内容やスクロール方向の長さなどに
応じて、それぞれを適切なスクロール速度で見やすく表
示することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、多数のラン
プを行列配置したディスプレイ画面にビットマップ形式
の画像データを転送分配してスクロール表示する方法お
よび装置であって、つぎの要件(1)(2)(3)を備
える。
【0011】(1)ひとまとまりの画像としてスクロー
ル表示に供されるスクロール方向に任意の長さを有する
一連の画像データが1つの表示番組であり、内容の異な
る多数の表示番組を番組IDをキーとして番組記憶部に
格納しておく。各表示番組にはそれぞれの番組内容に合
せて設定されたスクロール速度パラメータを付帯させて
おく。
【0012】(2)表示すべき表示番組を示す番組ID
を取得したならば、番組記憶部から該当の表示番組を取
り出してそのビットマップ画像データを作業メモリエリ
アに展開するとともに、その表示番組に付帯しているス
クロール速度パラメータに基づいて前記ディスプレイ画
面に展開する画像データの更新周期を決定する。
【0013】(3)前記作業メモリエリアのビットマッ
プ画像データを前記ディスプレイ画面の各ランプ駆動回
路に転送分配してスクロール表示を行うに際し、前記ス
クロール速度パラメータに基づいて決定した前記更新周
期に合せた速度で表示制御を行う。
【0014】以上の要件(1)(2)(3)を備えるス
クロール表示方法および装置において、望ましくは、各
表示番組にはそれぞれの内容に合せて設定された輝度パ
ラメータを付帯させておき、ある表示番組をスクロール
表示するのに際して、その表示番組に付帯している輝度
パラメータに基づいて前記ディスプレイ画面の各ランプ
の駆動電力仕様を決定する仕組みを採用する。
【0015】この発明のスクロール表示方法および装置
の仕組みは、前記ディスプレイ画面における行方向のラ
ンプ配列間隔が大きくて列方向のランプ配列間隔の数倍
以上あり、その画面の行方向にスクロール表示が行われ
るものであり、ビットマップ画像データの各列データが
飛び飛びに選択されて疎な配列の各ランプ列に分配され
るシステムに適用する場合にとくに効果的で有用であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】
===物理的画面と仮想的画面=== 図1(a)に示すように、細長いポール型ハウジングに
沿って16個の高輝度LEDランプL1〜L16を密な
間隔で直線状に配列して1本のポール型表示ユニットB
iを構成する。図示の例では、32本の表示ユニットB
1〜B32を用意し、これらを疎な間隔でほぼ平行に配
設する。32本の表示ユニットB1〜B32からなる飛
び飛びの縦列が横に帯状に連なり、密な16ドットの縦
の並びと、疎な32ドットの横の並びによる(16×3
2)ドット構成の飛び飛びドット列の物理的画面を構成
する。この実施例での32本の表示ユニットB1〜B3
2の配列間隔は、1本の表示ユニットBiにおける各L
EDランプの縦の間隔の約4倍としている。
【0017】図1(a)に示した飛び飛びドット列の物
理的画面について、図1(b)に示すように、疎な32
列の並びの列間隔部分にも各3本のドット列を仮想的に
配置して、密な16ドットの縦方向の並びとほぼ同等な
ドット密度とした(16×125)ドット構成の均一的
ドット分布の仮想的画面を想定する。つまり、隣り合う
2本の表示ユニットの間隔部分に3本の表示ユニットが
等間隔で並んでいるように仮定した画面のことを仮想的
画面と称する。
【0018】===スクロール表示の原理的動作=== (16×32)ドット構成の飛び飛びドット列の物理的
画面と、(16×125)ドット構成の均一的ドット分
布の仮想的画面と、この画面にスクロール表示しようと
するビットマップ画像データの関係を図2に示してい
る。図2の例では、「あいうえお」という5文字の画像
を適当なスペースをあけて横方向にスクロール表示しよ
うとしている。この例の文字フォントは(16×16)
ドット構成である。
【0019】表示しようとする5文字分の画像データが
文字間のスペースも含めて、1列が16ドットで1行が
125ドットのビットマップデータであるとする(これ
を1つの番組という)。この(16×125)ドットの
画像データを、図2に示すように、(16×125)ド
ット構成の均一的ドット分布の仮想的画面に展開して表
示するものとする。実際の表示制御としては、125列
分の画像データの中から飛び飛びに選択した32列分の
画像データを32本の表示ユニットB1〜B32に分配
して、各列16ドットのデータに従って各表示ユニット
Biにおける16個のランプL1〜L16を制御駆動す
る。
【0020】125列分の画像データの中から32列分
の画像データを飛び飛びに選択して32本の表示ユニッ
トB1〜B32に分配する制御において、飛び飛び選択
の列間隔は、前記仮想的画面に分散配列されている各表
示ユニットB1〜B32の配列間隔に対応して決まる。
つまり図1および図2の例では、画像データ中の4列ご
とに1列を抽出して各表示ユニットB1〜B32に分配
する。
【0021】そして仮想的画面に展開するビットマップ
画像データを行方向に移動させながら、前記のように飛
び飛びに選択した画像データに従って各表示ユニットB
1〜B32の各ランプL1〜L16を制御駆動するデー
タ処理を繰り返すことで、図2(a)(b)(c)に例
示するように、仮想的画面を観察する人の視覚残像効果
により1列が16ドットで1行が125ドットの密度の
スクロールする画像を視認させる。
【0022】===表示制御系の概要=== この発明のシステムのデータ処理系の全体的な概要を図
3に示している。システムの中枢となるコンピュータ1
としては一般的なパソコンを利用できる。コンピュータ
1の拡張バスに専用のデータ転送回路2を結合してい
る。このデータ転送回路2と32本の表示ユニットB1
〜B32が伝送ケーブル3でデイジーチエーン接続され
ている。コンピュータ1のメインメモリ上にスクロール
表示処理のための画像メモリ11と転送バッファ12が
設定される。また、コンピュータ1のハードディスク装
置13にはスクロール表示の対象となる多数の画像デー
タが、番組という取り扱い単位で蓄積されている。
【0023】表示ユニットBiは、16ドット分のラン
プL1〜L16を駆動するランプ駆動回路4と、コンピ
ュータ1からの画像データを中継転送するとともに自分
宛の画像データを取り込んでランプ駆動回路4に供給す
るデータ処理回路5とを備える。データ処理回路5には
入力端コネクタINと出力端コネクタOUTがあり、伝
送ケーブル3のプラグがこのコネクタにはめ込まれて、
各要素がデイジーチエーン接続される。
【0024】===データ転送回路から送出される信号
=== 表示ユニットBiにおけるランプ駆動回路4とデータ処
理回路5の詳細を図4に示し、コンピュータ1のデータ
転送回路2からデイジーチエーン接続された各表示ユニ
ットB1〜B32に流される画像データおよび同期信号
のタイミング関係を図5に示している。1つの表示ユニ
ットBiに含まれる16個のランプL1〜L16はそれ
ぞれRGBの集合ランプからなる多色発光可能なもので
ある。この実施例では、RGB各1ビットの合計3ビッ
トのデータで1つのランプを駆動するものとする。RG
Bの3ビットのセットが1ドット分の画像データであ
る。
【0025】データ転送回路2からは、画像データと、
ドット同期信号DCKと、ユニット同期信号UCKと、
フレーム同期信号FCKと、ランプ駆動パルスLDPが
送出される。ドット同期信号DCKの各クロックに同期
して、1ドット分の3ビット並列の画像データが直列出
力される。表示ユニットBiに分配すべき16ドット分
の画像データは連続して出力される。最初の16ドット
分の画像データが第1の表示ユニットB1宛てのデータ
であり、続く16ドット分の画像データが第2の表示ユ
ニットB2宛てのデータであり、さらに続く16ドット
分の画像データが第3の表示ユニットB3宛てのデータ
である、という具合に順次画像データとドット同期信号
DCKが出力される。
【0026】ドット同期信号DCKの16クロックごと
にユニット同期信号UCKの1クロックが出力される。
つまりユニット同期信号UCKは、直列出力される画像
データの1ユニット分=16ドット分の区切りに同期し
たクロックである。この実施例では32本の表示ユニッ
トB1〜B32で物理的画面を構成している。データ転
送回路2からは、32本の表示ユニットB1〜B32に
分配すべき1画面分=32ユニット分の画像データを出
力開始するときに、フレーム同期信号FCKの1クロッ
クが出力される。つまりフレーム同期信号FCKは、直
列出力される画像データの1画面分=32ユニット分の
区切りに同期したクロックである。
【0027】===表示ユニットBiにおける制御系=
== 図4に示すように、表示ユニットBiのランプ駆動回路
4としては、16個のランプL1〜L16のそれぞれを
RGBの3ビットのデータで駆動するドライバ41と、
ドライバ41に16ドット分の画像データを与えるラッ
チ回路42と、直列転送されてきた16ドット分の画像
データを取り込んで並列にしてラッチ回路42に与える
シフトレジスタ43とを備えている。
【0028】また図4に詳しく示す回路構成により、表
示ユニットBiのデータ処理回路5は、コンピュータ1
からの画像データを中継転送するとともに自分宛の画像
データを取り込む。前段から入力される画像データは遅
延回路51で若干遅延され、ドット同期信号DCKのタ
イミングでラッチ回路52にサンプリングされることで
波形整形とタイミング調整が施され、ランプ駆動回路4
のシフトレジスタ43のデータ入力となるとともに、後
段に向けて出力される。前段から入力されるドット同期
信号DCKとフレーム同期信号FCKは、それぞれバッ
ファ58とバッファ59を経て後段に向けて出力され
る。前段から入力されるユニット同期信号UCKは遅延
回路61で若干遅延され、ドット同期信号DCKのタイ
ミングでラッチ回路62にサンプリングされることで波
形整形とタイミング調整が施され、この回路61と62
を経たユニット同期信号UCKがアンドゲート55を経
て後段に向けて出力される。
【0029】前段からのフレーム同期信号FCKの立上
りで2つのフリップフロップ53と54がリセットされ
る。前段からのユニット同期信号UCKの立上りで、2
つのフリップフロップ53と54はそれぞれのD入力を
読み込む。1段目のフリップフロップ53のD入力は常
時“1”であり、これのQ出力が2段目のフリップフロ
ップ54のD入力となっている。したがって、フレーム
同期信号FCKでリセットされてから、最初のユニット
同期信号UCKが入力された時点で、フリップフロップ
53はセットされ(Q出力が“1”となる)、フリップ
フロップ54はリセットのままである。続いて2発目の
ユニット同期信号UCKが入力されると、フリップフロ
ップ54もセットされて、そのQ出力が“1”となる。
フリップフロップ53と54は一度セットされると、つ
ぎのフレーム同期信号FCKが入力されるまでセットさ
れたままである。
【0030】前段からのユニット同期信号UCKは、ア
ンドゲート55を経て後段に出力される。このアンドゲ
ート55にはフリップフロップ54のQ出力がゲート信
号として印加されている。フリップフロップ54は、前
記のように、フレーム同期信号FCKの入力後の1発目
のユニット同期信号UCKの入力時点ではリセットされ
たままであり、2発目のユニット同期信号UCKの立上
りでセットされる。したがって、1発目のユニット同期
信号UCKはアンドゲート55を通過せず、2発目以降
のユニット同期信号UCKがアンドゲート55を通過し
て後段に出力される。
【0031】また、フリップフロップ53のQ出力とフ
リップフロップ54の反転Q出力とがアンドゲート56
で論理積をとられる。したがって、フレーム同期信号F
CKの入力後の最初のユニット同期信号UCKの立上り
時点から2発目の立上り時点までの期間だけ、アンドゲ
ート56の出力が“1”となる。アンドゲート56の出
力が“1”になると、前段からのドット同期信号DCK
がアンドゲート57を通過してシフトレジスタ43のク
ロック入力端に印加される。このときのクロック入力に
同期してラッチ回路52を経た画像データがシフトレジ
スタ43にシフト入力される。
【0032】もう一度整理して説明する。前段からフレ
ーム同期信号FCKが入力された後、前段から入力され
る最初のユニット同期信号UCKの立上り時点から2発
目の立上り時点までの期間だけ、前段からのドット同期
信号DCKがシフトレジスタ43に印加され、そのクロ
ックに同期して前段からの画像データがシフトレジスタ
43にシフト入力される。この期間には、ドット同期信
号DCKの16クロックに同期して16ドット分=1ユ
ニット分の画像データが前段から入ってきている。この
1ユニット分の画像データがシフトレジスタ43に読み
込まれる。
【0033】ここで、コンピュータ1が発するフレーム
同期信号FCKの間隔期間をフレームサイクルと呼ぶ。
フレームサイクルにコンピュータ1から発せられる32
発のユニット同期信号UCKについて、発生順にUCK
1、UCK2、UCK3、……UCK32と呼ぶ。コン
ピュータ1に一番近い1段目の表示ユニットB1には、
32発のユニット同期信号UCK1、UCK2、UCK
3、……UCK32がすべて入力され、UCK1〜UC
K2の期間に入力された1ユニット分の画像データが表
示ユニットB1のシフトレジスタ43に取り込まれる。
2段目の表示ユニットB2に対しては、UCK1は伝達
されず、UCK2、UCK3、UCK4、……UCK3
2が入力され、UCK2〜UCK3の期間に入力された
1ユニット分の画像データが表示ユニットB2のシフト
レジスタ43に取り込まれる。3段目の表示ユニットB
3に対しては、UCK2も伝達されず、UCK3、UC
K4、UCK5、……UCK32が入力され、UCK3
〜UCK4の期間に入力された1ユニット分の画像デー
タが表示ユニットB3のシフトレジスタ43に取り込ま
れる。そして最終段の表示ユニットB32に対しては、
UCK32しか入力されず、UCK32の入力時点から
つぎのフレームサイクルの冒頭のフレーム同期信号FC
Kの入力時点までの期間に入力された1ユニット分の画
像データが表示ユニット32のシフトレジスタ43に取
り込まれる。
【0034】以上のようにして、1フレームサイクル中
にコンピュータ1から直列出力された1画面分=32ユ
ニット分の画像データが、32本の表示ユニットB1〜
B32に順番に分配されて、それぞれのシフトレジスタ
43に取り込まれる。そして、つぎのフレームサイクル
の開始を告げるフレーム同期信号FCKがコンピュータ
1から出力されると、全表示ユニットB1〜B32にお
いて、そのフレーム同期信号FCKがラッチ回路42の
ストローブ信号となり、シフトレジスタ43の画像デー
タがラッチ回路42に読み込まれる。同時に、ランプL
1〜L16はラッチ回路42に読み込まれた画像データ
に従って発光駆動される。以上のフレームサイクルのデ
ータ処理を高速で繰り返すことで、32本の表示ユニッ
トB1〜B32で構成された飛び飛びドット列の画面
に、追跡補間式のスクロール表示が具現化する。
【0035】===スクロール速度=== 前述のように、フレームサイクルのデータ処理を高速で
繰り返すことで、32本の表示ユニットB1〜B32で
構成された飛び飛びドット列の画面に、追跡補間式のス
クロール表示が具現化する。その表示のスクロール速度
はフレームサイクル、つまりフレーム同期信号FCKの
周期によって決まる。フレーム同期信号FCKはデータ
転送回路2において生成されるが、その周期はコンピュ
ータ1からの周期指令値によって可変設定される。つま
り、コンピュータ1においてスクロール速度を適宜に選
定し、それに合せてデータ転送回路2に周期指令値を与
え、フレーム同期信号FCKの周期を可変設定する。
【0036】なお、フレーム同期信号FCKの周期の最
小値(スクロール速度の最大値)が適宜に決まっている
とする。一方、ドット同期信号DCKとユニット同期信
号UCKにより1画面分の画像データを32本の表示ユ
ニットB1〜B32に分配するデータ転送時間は十分に
短く、信号FCKの周期の最小値より小さい。したがっ
て、フレーム同期信号FCKを可変制御しても、ドット
同期信号DCKやユニット同期信号UCKによるデータ
転送の処理速度を変える必要はない。もし必要ならば変
えればよい。
【0037】===表示輝度=== 各表示ユニットBiの各LEDランプの表示輝度を可変
制御するために、データ転送回路2から1KHzのラン
プ駆動パルスLDPが出力される。このランプ駆動パル
スLDPはバッファ70を介して全ユニットBiに直列
的に伝送され、各ユニットBiにおけるドライバ41の
制御入力DPに印加される。LEDランプの表示輝度
は、1KHzのランプ駆動パルスLDPのデューティ比
(パルス幅)を変えることで変る。パルスLDPのデュ
ーティ比を大きくすればランプ輝度が高くなり、デュー
ティ比を小さくすれば輝度が下がる。
【0038】データ転送回路2において生成されるラン
プ駆動パルスLDPのデューティ比は、コンピュータ1
からの輝度指令値に従って可変設定される。つまり、コ
ンピュータ1において表示輝度を適宜に選定し、それに
合せてデータ転送回路2に輝度指令値を与え、ランプ駆
動パルスLDPのデューティ比を可変制御する。
【0039】===コンピュータ1の側の処理手順==
= 前述したように、コンピュータ1のメインメモリ上にス
クロール表示処理のための画像メモリ11と転送バッフ
ァ12が設定され、ハードディスク装置13にはスクロ
ール表示の対象となる多数の種類の画像データが番組と
いう取り扱い単位で蓄積されている。図7に示すよう
に、各番組ファイルは番組IDで識別され、表示対象と
なる画像データに制御パラメータが付帯している。この
実施例では、制御パラメータとしてスクロール速度パラ
メータと輝度パラメータの2つが設定されている。
【0040】また、このシステムを実際に運用するにあ
たっては、表示番組のスケジュールを適宜な形式で作成
し、コンピュータ1のハードディスク装置13などに格
納しておく。番組スケジュールとは、ある番組Aをa回
繰り返して表示し、つぎに番組Bをb回繰り返して表示
し、つづいて番組Cをc回繰り返して表示し、という具
合に各番組の表示シーケンスを記述したものである。
【0041】コンピュータ1が実行するスクロール表示
処理の概要を図5のフローチャートに示している。まず
前述の番組スケジュールに基づいて、どの画像をスクロ
ール表示するのかを番組IDで指定して実行指令を与え
る。最初のステップ401では、IDで指定された番組
ファイルをハードディスク装置13からら読み出して、
その中の画像データを画像メモリ11にビットマップ展
開する。このビットマップ画像データは、縦が16ドッ
ト(1ドットはRGBの合計3ビット)で横は自由な大
きさである。この縦16ドット分のデータを列データと
称し、各列データに順番にD1、D2、D3、…という
番号をつける(一般項をDjと表記する)。また簡単な
説明のために、画像メモリ11は1ワードが(16×
3)ビットの構成で、アドレスjに列データDjが格納
されているものとする。
【0042】つぎのステップ402では、ハードディス
ク装置13から読み出した番組ファイルに記述されてい
るスクロール速度パラメータを取得し、そのパラメータ
に対応した周期指令値をデータ転送回路2に与える。こ
れでフレーム同期信号FCKの周期が決定される。
【0043】つぎのステップ402では、前記の番組フ
ァイルに記述されている輝度パラメータを取得し、その
パラメータに対応した輝度指令値をデータ転送回路2に
与える。これでランプ駆動パルスLDPのデューティ比
が決定される。
【0044】以上の前処理を経て表示シーケンスに移
る。まずステップ502ではスタートポインタPを1に
し、つぎのステップ503ではアドレスポインタjにス
タートポインタPの値を移す(この説明の段階ではj=
P=1となる)。またステップ504で列カウンタCを
1にする。つぎのステップ505で、アドレスポインタ
jが示すアドレスjで画像メモリ11をリードアクセス
し、読み出した列データDjを転送バッファ12におけ
る列カウンタCが示すアドレスCに書き込む。つぎのス
テップ506ではアドレスポインタjに4を加算する。
ここでアドレスポインタjに1を加算するのではなくて
「jに4を加算する」ことが追跡補間式スクロール表示
システムの特徴を端的に表わしている。
【0045】つぎのステップ507で列カウンタCの値
が最終値n=32に達したか否かをチェックする。C=
32になるまではステップ508で列カウンタCに1を
加算してからステップ505に戻り、ステップ506で
更新したアドレスポインタjに従って画像メモリ11を
リードアクセスし、その列データDjを転送バッファ1
2における更新されたアドレスCに書き込む。C=32
になれば、32本の表示ユニットB1〜B32に転送す
べき32列分の表示データが転送バッファ12に揃った
ことになる。
【0046】ここでステップ509に進み、転送バッフ
ァ12上の32列分の列データD1〜D32をデータ転
送回路2から各表示ユニットBiに向けて出力させる。
このデータ転送の動作はすでに詳しく説明した。つぎの
ステップ510ではスタートポインタPに1を加算し、
表示しようとする画像をスクロール方向に1単位だけ進
めるための準備をする。つぎのステップ511では、ス
タートポインタPの値が表示しようとする画像の端を示
す値MAXに達したか否かをチェックする。P=MAX
になるまではステップ503に戻り画像のスクロールを
進める。
【0047】P=MAXになるとステップ512に進
み、前述した番組スケジュール管理プロセスに問い合
せ、いまの番組の表示を繰り返すのか、別の番組に変更
するのかを調べる。同じ番組を継続するのであれば、ス
テップ502に戻って同じ画像のスクロールを最初から
やり直す。別の番組に変更するのであれば、最初のステ
ップ401に戻る。
【0048】以上の一連の処理により、さきに詳しく説
明した図2(a)(b)(c)の例のように、仮想的画
面を観察する人の視覚残像効果を引き出して、1列が1
6ドットで1行が125ドットの密度のスクロールする
画像を視認させることができる。
【0049】
【発明の効果】従来技術では、ある画像の表示時にはス
クロール速度が適切であっても、別の画像に対しては適
切なスクロール速度とはいえない状況が発生する。ま
た、広告主の希望に応じて制作された表示番組を広告主
の希望するスクロール速度で表示するのが理想的である
が、広告主や表示番組によってスクロール速度の希望値
が異なることが多いので、そのような要望に個別に対応
することができなかった。
【0050】一方、この発明によれば、文字や図形をさ
まざまに組み合わせた各種の画像をつぎつぎとスクロー
ル表示する場合に、その画像の内容やスクロール方向の
長さなどに応じて、それぞれを適切なスクロール速度で
見やすく表示することができる。また、つぎつぎとスク
ロール表示する各画像ごとに適切な表示輝度を自動設定
できる。
【0051】なお、本発明の効果は追跡補間式スクロー
ル表示システムにおいて特に顕著で有用であるが、行列
のランプ間隔が等しい普通のドットマトリクス型の画面
にスクロール表示を行う場合でも、本発明はそれなりに
有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における物理的画面(a)
と仮想的画面(b)の模式図である。
【図2】同上物理的画面と仮想的画面と残像補間式スク
ロール表示の画像データの関係を示す模式図である。
【図3】この発明の一実施例システムのデータ処理系の
全体的な概要を示す図である。
【図4】この発明の一実施例による1本の表示ユニット
の回路構成を示す図である。
【図5】同上実施例においてデータ転送回路からデイジ
ーチエーン接続された表示ユニットに向けて出力される
信号のタイミングチャートである。
【図6】この発明の一実施例による追跡補間式スクロー
ル表示システムのコンピュータ側の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】この発明の一実施例による番組ファイルの基本
的なデータ形式を示すである。
【符号の説明】
L1〜L16 LED集合ランプ Bi、B1〜B32 ポール型表示ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のランプを行列配置したディスプレ
    イ画面にビットマップ形式の画像データを転送分配して
    スクロール表示する方法であって、つぎの要件(1)
    (2)(3)を備える。 (1)ひとまとまりの画像としてスクロール表示に供さ
    れるスクロール方向に任意の長さを有する一連の画像デ
    ータが1つの表示番組であり、内容の異なる多数の表示
    番組を番組IDをキーとして番組記憶部に格納してお
    く。各表示番組にはそれぞれの番組内容に合せて設定さ
    れたスクロール速度パラメータを付帯させておく。 (2)表示すべき表示番組を示す番組IDを取得したな
    らば、番組記憶部から該当の表示番組を取り出してその
    ビットマップ画像データを作業メモリエリアに展開する
    とともに、その表示番組に付帯しているスクロール速度
    パラメータに基づいて前記ディスプレイ画面に展開する
    画像データの更新周期を決定する。 (3)前記作業メモリエリアのビットマップ画像データ
    を前記ディスプレイ画面の各ランプ駆動回路に転送分配
    してスクロール表示を行うに際し、前記スクロール速度
    パラメータに基づいて決定した前記更新周期に合せた速
    度で表示制御を行う。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスクロール表示方法に
    おいて、各表示番組にはそれぞれの内容に合せて設定さ
    れた輝度パラメータを付帯させておき、ある表示番組を
    スクロール表示するのに際して、その表示番組に付帯し
    ている輝度パラメータに基づいて前記ディスプレイ画面
    の各ランプの駆動電力仕様を決定する。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のスクロール表
    示方法において、前記ディスプレイ画面における行方向
    のランプ配列間隔が大きくて列方向のランプ配列間隔の
    数倍以上あり、その画面の行方向にスクロール表示が行
    われるものであり、ビットマップ画像データの各列デー
    タが飛び飛びに選択されて疎な配列の各ランプ列に分配
    される。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3に記載の方法
    に従ってスクロール表示を行うスクロール表示装置。
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