JP2000081856A - 追跡補間式スクロール表示方法および装置 - Google Patents

追跡補間式スクロール表示方法および装置

Info

Publication number
JP2000081856A
JP2000081856A JP10250052A JP25005298A JP2000081856A JP 2000081856 A JP2000081856 A JP 2000081856A JP 10250052 A JP10250052 A JP 10250052A JP 25005298 A JP25005298 A JP 25005298A JP 2000081856 A JP2000081856 A JP 2000081856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dots
dot
column
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10250052A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyotaro Tokimoto
豊太郎 時本
Masatoshi Oishi
昌利 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ABIKKUSU KK
Avix Inc
Original Assignee
ABIKKUSU KK
Avix Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ABIKKUSU KK, Avix Inc filed Critical ABIKKUSU KK
Priority to JP10250052A priority Critical patent/JP2000081856A/ja
Publication of JP2000081856A publication Critical patent/JP2000081856A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低密度のドット構成を有する画面に緻密な画
像を追跡補間式スクロール表示する。 【解決手段】 m個の発光素子による密なmドットの並
びと、この発光素子列を平行に配列してなる疎なnドッ
トの並びとによって(m×n)ドット構成の物理的画面
を構成するとともに、各発光素子列の間の間隙部分にも
仮想の発光素子列が存在する仮想ドットマトリクス画面
を想定し、ビットマップ画像データから飛び飛びに抽出
した列データを各発光素子列のドライブ回路に分配供給
することで、前記ビットマップ画像データを物理的画面
に追跡補間式スクロール表示する方法であって、列デー
タにおけるN×mドット分のデータの並びで隣接するN
ドットから1ドットづつ計mドットを選んでmドット分
のN組の間引きデータに仕分けし、ある発光素子列をあ
る列データに従って駆動する1サイクルでは、前記間引
きデータでm個の発光素子を駆動する1/Nサイクルを
N組分繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、行方向と列方向
とでドット密度に極端な差のある飛び飛びドット列の画
面を構成し、その画面に文字や画像をスクロール表示す
る方法に関し、とくに、画像の移動に視線を追従させる
ことで残像効果で補間された精細なスクロール画像が見
える仕組みの追跡補間式スクロール表示方法とその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】さきに本出願人らは、特開平8−179
717号公報に詳しく開示されている、つぎのようなス
クロール表示システムを開発して実用化した。これは、
少ない数の発光素子(LEDランプなど)により大サイ
ズで精細な画像を視認できるスクロール表示技術であ
る。きわめて特徴的なのは、スクロールする画像を視線
で追跡することで始めて、残像効果で補間された精細な
画像を視認できる仕組みである。この仕組みを追跡補間
式スクロール表示と名付けた。
【0003】この追跡補間式スクロール表示システムに
おいては、多数のLEDランプを小さな一定間隔Δdで
直線状に配列してランプ列を構成し、このランプ列をn
列意して前記Δdの数倍以上の一定間隔で平行に配設す
る。そして、1列のドット構成が前記ランプ列の各素子
に対応したビットマップ形式の画像データを用意し、こ
の画像データの各列のデータを順番に前記各ランプ列に
それぞれ供給して表示ドライブする。このとき同時に、
つぎのような時間的な制御を行う。多数の前記ランプ列
にその配列順につけた番号をiとし、前記画像データの
各列データに順番につけた番号をjとし、前記d2に対
応して適宜に設定された2以上の整数をaとし、i列目
の前記ランプ列をj列目の前記列データで表示ドライブ
するときに、(i+1)列目の前記ランプ列を(j−
a)列目の前記列データで表示ドライブするように、各
ランプ列にそれぞれ供給する列データ間に時間差をもた
せるのである。
【0004】この表示システムでは、原理的に、文字列
や図形などの精細な画像を静止した状態で観察者に見せ
ることはできない。行方向と列方向とでドット密度に極
端な差のある飛び飛びドット列の画面上にて通常のスク
ロール表示よりも高速で画像を移動させる。その画像の
移動に観察者が視線を追従させることで、観察者の網膜
および視覚中枢の働きによる残像効果が引き出され、そ
の残像効果により飛び飛びドット列の間隔部分が補間さ
れた精細なスクロール画像が見えるという原理である。
【0005】追跡補間式スクロール表示システムについ
て、本発明者らはさまざまな用途開発を行い、用途に応
じたさまざまな実施形態を考案した。たとえば、商品陳
列棚に置くような飛び飛びドット列の小画面を形成する
パネル型のもの、ガソリンスタンドなどの店先に設置す
るような飛び飛びドット列の中画面を形成するハシゴ型
のもの、ビルの透明カーテンウオールの内側にポール型
表示ユニットを多数並べて外に向けた飛び飛びドット列
の大画面を構成するもの、高速道路のカーブに沿ってポ
ール型表示ユニットを比較的大きな間隔をおいて多数並
べて飛び飛びドット列の超大型画面を形成するものなど
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】どんな表示装置であっ
ても緻密な画像を表示したり、より多くの情報を表示し
た方が見栄えがよい。表示画素をドットマトリクス状に
配置して画面を構成するタイプの表示装置は、表示する
画像データにおける画素数と物理的な画素数を増やすほ
ど画質が向上する。したがって、追跡補間式スクロール
表示装置の画質を向上させるためには、列方向のドット
に相当するデータが多い画像データを列方向に多くのド
ットをもった表示素子列に表示させればよい。
【0007】このとき、ドライブ回路などは列データ量
が多くなっても各発光素子列毎に1つあればよく、それ
ほどコストの増加には跳ね返ってこない。しかし、発光
素子は列データのドット分必要である。そのため、追跡
補間式スクロール表示装置の主要部品である発光素子の
数を増やすことは、装置の価格を大幅にアップさせるこ
とになる。したがって、発光素子数を増加させることは
コスト的に困難である。
【0008】また、この表示装置が主に宣伝広告を目的
として使用されていることを考えると、種々の実施形態
があるにも関わらず、表示する画像の内容は似ているこ
とが多い。一方、画像データは実施形態(ドット数)に
応じて個別に作成している。そのため、画像データを作
成するための費用が装置自体のコストをさらに増加させ
る。もちろん、ドット数の多い画像データを用いて、表
示の際に表示装置の発光素子数に合わせてデータを間引
くこともできる。しかし、これではせっかくの高密度の
画像データが無駄になる。そこで、高密度のビットマッ
プ画像データを低密度のドット構成を有する画面に表示
するさい、データを間引くことなく緻密に表示する方法
が望まれる。
【0009】そこで、本発明は、高密度の画像データを
低密度のドット構成を有する画面に追跡補間式スクロー
ル表示する際に、データを間引くことなく緻密で高精細
な画像を表示することができる方法とその装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、追跡補間
式スクロール表示方法であって、つぎの発明特定事項
(1)〜(4)を備えている。 (1)m個の発光素子を密な間隔で直線状に配列して1
本の発光素子列を構成する。n本の発光素子列を疎な間
隔でほぼ平行に配列し、これらの飛び飛びの列が帯状に
連なって密なmドットの並びと疎なnドットの並びによ
る(m×n)ドット構成の飛び飛びドット列の物理的画
面を形成する。 (2)各発光素子列の間の間隙部分にも同じm個の発光
素子からなる仮想の発光素子列が存在して各列が密な間
隔で並んだ仮想ドットマトリクス画面を想定し、メモリ
に用意したビットマップ画像データをその仮想ドットマ
トリクス画面に列横断方向にスクロール表示するに際し
て、実際に存在する各発光素子列とビットマップ画像デ
ータとの対応関係に従って飛び飛びに抽出した列データ
を各発光素子列のドライブ回路に分配供給する。 (3)前記ビットマップ画像データの各列データはN×
mドット分のデータの並びである(Nは2以上の整
数)。このN×mドット分のデータの並びを、隣接する
Nドットから1ドットづつを選んだN組の間引きデータ
に仕分けする。N組の各間引きデータはそれぞれmドッ
ト分のデータの並びである。 (4)ある発光素子列をある列データに従って駆動する
1サイクルでは、mドット分の前記間引きデータでm個
の発光素子を駆動する1/NサイクルをN組分繰り返
す。
【0011】第2の発明は、前記ビットマップ画像デー
タの各列データは2mドット分のデータの並びであり、
ある発光素子列をある列データに従って駆動する1サイ
クルは、2mドット分のデータの並びの中の奇数番目の
m個のデータでm個の発光素子を駆動する半サイクル
と、偶数番目のm個のデータでm個の発光素子を駆動す
る半サイクルとからなる追跡補間式スクロール表示方法
とした。
【0012】第3の発明は、第1または第2の発明によ
る表示方法に基づいて前記飛び飛びドット列による物理
的画面に、前記仮想ドットマトリクス画面を表示する追
跡補間式スクロール表示装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】===物理的画面と仮想的画面=
== 図1(a)(b)は本発明の追跡補間式スクロール表示
装置(以下、表示装置)の実施例におけるドット構成を
示している。(a)は実際の表示画面であり、表示装置
のドット構成として示している。細長いポール型ハウジ
ングに沿って16個の発光素子L1〜L16が密な間隔
で直線状に配列され、1本のポール型表示ユニットBi
を構成している。本実施例では、RGB三原色の各色の
高輝度LEDが3個1組になったLEDランプを発光素
子L1〜L16として使用している。そして、図示の例
では、32本の表示ユニットB1〜B32が疎な間隔で
ほぼ平行に配設されている。これによって、32本の表
示ユニットB1〜B32からなる飛び飛びの縦列が横に
帯状に連なり、密な16ドットの縦の並びと、疎な32
ドットの横の並びによる(16×32)ドット構成の飛
び飛びドット列の物理的画面が構成される。この実施例
での32本の表示ユニットB1〜B32の配列間隔は、
1本の表示ユニットBiにおける各LEDランプL1〜
L16の縦の間隔の約4倍としている。
【0014】図1(b)は図1(a)に示した物理的画
面に表示する画像データのドット構成の基本的概念を示
している。飛び飛びドット列の物理的画面について、疎
な32列の並びの列間隔部分にも各3本のドット列を仮
想的に配置して、密な16ドットの縦方向の並びとほぼ
同等なドット密度とした(16×125)ドット構成の
均一的ドット分布の仮想的画面を想定する。つまり、隣
り合う2本の表示ユニットの間隔部分に3本の表示ユニ
ットが等間隔で並んでいるように仮定する。この画面の
ことを仮想的画面と称する。
【0015】===基本的な表示動作=== (16×32)ドット構成の飛び飛びドット列の物理的
画面と、(16×125)ドット構成の均一的ドット分
布の仮想的画面と、この画面にスクロール表示しようと
するビットマップ画像データの関係を図2に示してい
る。図2の例では、「あいうえお」という5文字の画像
を適当なスペースをあけて横方向にスクロール表示しよ
うとしている。この例の文字フォントは(16×16)
ドット構成である。
【0016】表示しようとする5文字分の画像データが
文字間のスペースも含めて、1列が16ドットで1行が
125ドットのビットマップデータであるとする。この
(16×125)ドットの画像データを、図2に示すよ
うに、(16×125)ドット構成の均一的ドット分布
の仮想的画面に展開して表示するものとする。実際の表
示制御としては、125列分の画像データの中から飛び
飛びに選択した32列分の画像データを32本の表示ユ
ニットB1〜B32に分配して、各列16ドットのデー
タに従って各表示ユニットBiにおける16個のランプ
L1〜L16を制御駆動する。
【0017】125列分の画像データの中から32列分
の画像データを飛び飛びに選択して32本の表示ユニッ
トB1〜B32に分配する制御において、飛び飛び選択
の列間隔は、前記仮想的画面に分散配列されている各表
示ユニットB1〜B32の配列間隔に対応して決まる。
つまり図1および図2の例では、画像データ中の4列ご
とに1列を抽出して各表示ユニットB1〜B32に分配
する。
【0018】そして仮想的画面に展開するビットマップ
画像データを行方向に移動させながら、前記のように飛
び飛びに選択した画像データに従って各表示ユニットB
1〜B32の各ランプL1〜L16を制御駆動するデー
タ処理を繰り返すことで、図2(a)(b)(c)に例
示するように、仮想的画面を観察する人の視覚残像効果
により1列が16ドットで1行が125ドットの密度の
スクロールする画像を視認させる。
【0019】===通常の表示制御=== 図3は、実施例におけるデータ処理系の全体的な概要と
して示している。表示装置1の中枢となるコンピュータ
10としては一般的なパソコンを利用できる。データ転
送回路2が拡張スロット形式によってコンピュータ10
に結合している。データ転送回路2と32本の表示ユニ
ットB1〜B32が伝送ケーブル3でデイジーチエーン
接続されている。コンピュータ10のメインメモリ上に
スクロール表示処理のための画像メモリ11と転送バッ
ファ12が設定される。また、コンピュータ10のハー
ドディスク装置13にはスクロール表示の対象となる多
数の画像データが蓄積されている。
【0020】表示ユニットBiは、16ドット分のLE
DランプL1〜L16を駆動するランプ駆動回路4と、
コンピュータ1からの画像データを中継転送するととも
に自分宛の画像データを取り込んでランプ駆動回路4に
供給するデータ処理回路5とを備える。データ処理回路
5には入力端コネクタINと出力端コネクタOUTがあ
り、伝送ケーブル3のプラグがこのコネクタにはめ込ま
れて、各要素がデイジーチエーン接続される。
【0021】コンピュータ10は、データ伝送路2によ
りデイジーチエーン接続された各表示ユニットBiに画
像データを直列転送する。各表示ユニットBiのデータ
処理回路5が直列転送されてくる画像データの中から自
分向けの画像データを取り込んで、前記駆動回路4が取
り込んだ画像データに従って前記ランプ列の各LEDラ
ンプL1〜L16を駆動する。なお、画像データにおけ
る各ドットのデータは、RGB各4ビットの合計12ビ
ットのデータである。これにより1個のLEDランプで
4096色の発色表現が可能となっている。
【0022】コンピュータ10は、各表示ユニットBi
の配列の間隔部分にも同じLEDランプ列を持った仮想
ユニットが存在して前記ランプ配列間隔と同程度のユニ
ット間隔になった仮想ドットマトリクス画面を想定し、
メモリに用意したビットマップ画像データをその仮想ド
ットマトリクス画面にスクロール表示する場合に実際に
存在する各表示ユニットとビットマップ画像データとの
対応関係に従って抽出した画像データを各表示ユニット
Biに直列転送する。
【0023】なお、本実施例による表示装置は、列方向
に32ドット分のデータを持つ画像データを間引くこと
なく緻密に物理的画面に表示することができる。つぎ
に、この高密度の画像データを表示する方法について説
明する。
【0024】 ===本発明の追跡補間式スクロール表示方法=== 列方向に16ドットのLEDランプL1〜L16を持つ
物理的画面に対して、仮想的画面における列データはそ
の2倍の32ドット分ある。ある表示ユニットBiとそ
のLEDランプL1〜L16を駆動する列データDiと
の対応関係を図4に示している。コンピュータ10は、
列データDiをそのドットの並びの順番に従って奇数番
目と偶数番目のデータとに分ける。そして、奇数番目の
m個のデータと偶数番目のm個のデータとを表示ユニッ
トBiのm個のLEDランプL1〜L16に交互に割り
当てる。このとき、列データDiを表示ユニットBiに
表示する1サイクル(列データDiにおける奇数番目と
偶数番目のデータで表示ユニットBiを駆動するサイク
ル)は列データDiのドットの並び中で奇数番目のm個
のデータで駆動する半サイクルと、偶数番目のm個のデ
ータで駆動する半サイクルとする。したがって、表示ユ
ニットBiは、半サイクルずつ2回の表示パターンによ
って列データDiを表示出力する。
【0025】32ドットの列データを平面に展開してス
クロール画像を物理的画面に表示する際に、抽出する列
データと物理的画面に表示される画像との対応関係を図
5(a)(b)に示している。(a)に図示したよう
に、16ドットの列データを表示するときと同じよう
に、実際の表示ユニット間に3つの仮想的な発光素子列
を仮定して列データを抽出すると、ビットマップ画像が
横方向に歪んでしまうことがわかる。そこで、(b)に
示すように、実際の表示ユニット間に7つの仮想的な発
光素子列を仮定すると画像が歪まない。すなわち、コン
ピュータ10は各表示ユニットとビットマップ画像デー
タとの対応関係に応じてビットマップ画像データから列
データを適宜に抽出する。
【0026】なお、本実施例では、スクロールさせる速
度(1枚のビットマップ画像を表示する時間)を16ド
ットの列データを表示する1サイクルの1/2の時間を
1サイクルとしている。すなわち、各表示ユニットを通
常の1/4サイクルで表示が切り替わるように駆動して
いる。これにより、ビットマップ画像データが意図した
通りの縦横比で高精細にスクロール表示される。スクロ
ール速度は通常の表示制御の場合と同じになる。
【0027】===その他の実施例=== 上記実施例では、列データが表示ユニットのLEDラン
プ数の2倍のときにおける表示方法を示した。ここで、
列データが含むドット数が表示ユニットに含まれるLE
Dランプ数の3倍以上の整数であるときを考える。図6
にその整数を4としたときの例を挙げて、その表示方法
について概略を示した。まず、列データDiにおけるド
ットの並びを隣接する4ドット毎にまとめて1グループ
とする。それによって、4個のドットからなるm組のグ
ループ(グループ1・グループ2・・・グループm)が
形成される。このm組のグループを表示ユニットBiの
m個のLEDランプに対応させる。各グループ内のドッ
トを上から1、2、3、4番目として、列データを表示
する1サイクルの1/4の時間毎に各グループにおける
1番目のドットから順番に1ドットずつ選択する。その
選択したデータで対応するLEDランプを駆動する。つ
ぎの1/4サイクル(2/4サイクル目)には2番目の
データで駆動する。以下、この動作をサイクリックに繰
り返す。もちろん、1/4サイクル毎に選択されるドッ
トのデータは上から順番としなくてもよく、例えば、上
からのドットの順番で、2番目→4番目→1番目→3番
目→2番目・・・など、適宜な順番で選択されることと
してもよい。また、各グループ毎にその順番が異なって
いてもよい。なお、各グループ毎に2つのドットを含む
列データの場合(前述の32ドットの列データの場合)
においても、奇数番目のドットと偶数番目のドットを交
互に選択せず、各グループ毎にドットを選択する順番が
異なっていてもよい。
【0028】なお、当然のことではあるが、表示ユニッ
トを行として、上下方向に並べてもよい。すなわち、上
下方向にスクロール表示する構成の表示装置とすること
も可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明の追跡補間式スクロール表示方法
によれば、低密度のドット構成を持つ発光素子列に対し
て、高密度のドット構成の列データをデータを間引くこ
となく緻密に表示することができる。そのため、表示装
置のコストを増加させることなく、緻密で高画質なスク
ロール画像を表示する追跡補間式スクロール表示装置を
提供できる。
【0030】また、同じ内容の表示であれば、画像デー
タを追跡補間式スクロール表示装置の実施形態毎に用意
する必要が無くなり、データ作成のためのコストも削減
できるという効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の追跡補間式スクロール表示装置の一実施
例における物理的画面(a)と仮想的画面(b)の模式
図である。
【図2】同上物理的画面と仮想的画面と追跡補間式スク
ロール表示の画像データの関係を示す模式図である。
【図3】同上一実施例におけるデータ処理系の全体的な
概要を示す図である。
【図4】この発明の追跡補間式スクロール表示方法にお
ける列データと発光素子列との対応関係を示した概略図
である。
【図5】この発明の追跡補間式スクロール表示方法にお
ける物理的画面と仮想的画面との対応を示すための模式
図である。(a)は画像が歪んでしまう場合の対応関係
であり、(b)は画像が歪まない場合の対応関係をそれ
ぞれ示している。
【図6】この発明の追跡補間式スクロール表示方法のそ
の他の実施例における列データと発光素子列との対応関
係を示した概略図である。
【符号の説明】
1 追跡補間式スクロール表示装置 10 コンピュータ Bi、B1〜B32 ポール型表示ユニット L1〜L16 LEDランプ Di 列データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C080 AA07 BB05 CC03 DD01 DD27 EE22 EE25 FF09 GG09 JJ01 JJ02 KK33 5C082 AA01 AA03 AA36 BA02 BA12 BA34 BA42 BB01 BB15 CA74 DA01 DA53 MM07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの要件(1)〜(4)により特定さ
    れる追跡補間式スクロール表示方法。 (1)m個の発光素子を密な間隔で直線状に配列して1
    本の発光素子列を構成する。n本の発光素子列を疎な間
    隔でほぼ平行に配列し、これらの飛び飛びの列が帯状に
    連なって密なmドットの並びと疎なnドットの並びによ
    る(m×n)ドット構成の飛び飛びドット列の物理的画
    面を形成する。 (2)各発光素子列の間の間隙部分にも同じm個の発光
    素子からなる仮想の発光素子列が存在して各列が密な間
    隔で並んだ仮想ドットマトリクス画面を想定し、メモリ
    に用意したビットマップ画像データをその仮想ドットマ
    トリクス画面に列横断方向にスクロール表示するに際し
    て、実際に存在する各発光素子列とビットマップ画像デ
    ータとの対応関係に従って飛び飛びに抽出した列データ
    を各発光素子列のドライブ回路に分配供給する。 (3)前記ビットマップ画像データの各列データはN×
    mドット分のデータの並びである(Nは2以上の整
    数)。このN×mドット分のデータの並びを、隣接する
    Nドットから1ドットづつを選んだN組の間引きデータ
    に仕分けする。N組の各間引きデータはそれぞれmドッ
    ト分のデータの並びである。 (4)ある発光素子列をある列データに従って駆動する
    1サイクルでは、mドット分の前記間引きデータでm個
    の発光素子を駆動する1/NサイクルをN組分繰り返
    す。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の追跡補間式スクロール
    表示方法であって、前記ビットマップ画像データの各列
    データは2mドット分のデータの並びであり、ある発光
    素子列をある列データに従って駆動する1サイクルは、
    2mドット分のデータの並びの中の奇数番目のm個のデ
    ータでm個の発光素子を駆動する半サイクルと、偶数番
    目のm個のデータでm個の発光素子を駆動する半サイク
    ルとからなる。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の表示方法に基
    づいて前記飛び飛びドット列による物理的画面に、前記
    仮想ドットマトリクス画面を表示する追跡補間式スクロ
    ール表示装置。
JP10250052A 1998-09-03 1998-09-03 追跡補間式スクロール表示方法および装置 Pending JP2000081856A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10250052A JP2000081856A (ja) 1998-09-03 1998-09-03 追跡補間式スクロール表示方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10250052A JP2000081856A (ja) 1998-09-03 1998-09-03 追跡補間式スクロール表示方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000081856A true JP2000081856A (ja) 2000-03-21

Family

ID=17202097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10250052A Pending JP2000081856A (ja) 1998-09-03 1998-09-03 追跡補間式スクロール表示方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000081856A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032933A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Asuko:Kk 表示警告灯

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113308A (ja) * 1990-09-03 1992-04-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 投影表示装置
JPH05173540A (ja) * 1991-12-25 1993-07-13 Ube Ind Ltd マトリックスディスプレイによる文字表示方法
JPH08179717A (ja) * 1994-10-25 1996-07-12 Abitsukusu Kk スクロール表示方法および装置
JPH09322099A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Olympus Optical Co Ltd 映像表示装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113308A (ja) * 1990-09-03 1992-04-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 投影表示装置
JPH05173540A (ja) * 1991-12-25 1993-07-13 Ube Ind Ltd マトリックスディスプレイによる文字表示方法
JPH08179717A (ja) * 1994-10-25 1996-07-12 Abitsukusu Kk スクロール表示方法および装置
JPH09322099A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Olympus Optical Co Ltd 映像表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032933A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Asuko:Kk 表示警告灯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7928968B2 (en) Apparatus for displaying advertisement image
CN106710562B (zh) 一种显示面板及显示装置
CN101779229B (zh) 显示装置及其驱动方法
CN1806274B (zh) 具有主显示器和子显示器的显示装置的驱动方法
TW386220B (en) Method of displaying high-density dot-matrix bit-mapped image on low-density dot-matrix display and system therefor
KR100676043B1 (ko) 3원색 램프를 분산배열한 도트 매트릭스형 표시화면에비트맵 다색 화상 데이터를 표시하는 방법 및 장치
CN1196091C (zh) 用于产生灰度分级的交流等离子体显示板驱动方法
US20050052375A1 (en) Configurable large-area display system and control unit used therein, and method of operating the display
KR960015353A (ko) 스크롤 디스플레이 방법 및 그 시스템
CN102222469B (zh) Led灯柱的动态成像装置及其在隧道广告中的应用
JPH09311659A (ja) スクロール表示方法および装置
JP2006511832A (ja) 2つの置換ステップおよび部分的に再配列された中間画像データの記憶を用いて画像データをディスプレイ向けに再配列するための装置
KR100944945B1 (ko) 엘이디보드 상의 엘이디 제어시스템
KR100354405B1 (ko) 개선된 디스플레이 시스템
WO1997039438A1 (fr) Procede et appareil d&#39;affichage a defilement
CN202205428U (zh) 一种隧道广告
KR100958611B1 (ko) 디스플레이 시스템
JP2000081856A (ja) 追跡補間式スクロール表示方法および装置
CN111627389B (zh) 一种显示面板及其驱动方法、显示装置
JPH10268799A (ja) 透視型表示パネル
JP3313312B2 (ja) 低密度なドット構成の大画面のドットマトリクス型ディスプレイに高密度なドット構成のビットマップ画像データを表示する制御方法および表示システム
JP3542861B2 (ja) 建物内部から窓越しに外部の人に向けて大画面のスクロール表示を行う方法および装置
JP3342371B2 (ja) スクロール表示方法および装置
KR101790467B1 (ko) Led 모듈 이분법적 동적 구동 방법
KR810001079B1 (ko) 그래픽의 표시 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050817

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050817

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081209