JPH11119674A - 表示パネル - Google Patents
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- JPH11119674A JPH11119674A JP27877097A JP27877097A JPH11119674A JP H11119674 A JPH11119674 A JP H11119674A JP 27877097 A JP27877097 A JP 27877097A JP 27877097 A JP27877097 A JP 27877097A JP H11119674 A JPH11119674 A JP H11119674A
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Abstract
とにより表示パネル自体に電磁波シールド性等の機能を
付与し、表示パネルの軽量、薄肉化、部品数の低減によ
る生産性の向上及びコストの低減を図る。 【解決手段】 PDP本体20の前面に透明接着剤4
B,4Cにより導電性メッシュ3の電磁波シールド材を
接着し、その前面に透明接着剤4Aにより透明基板2を
接着する。
Description
イパネル(以下「PDP」と称す。)を用いたガス放電
型表示パネルに係り、特に、PDPに電磁波シールド材
を一体化させることにより表示パネル自体に電磁波シー
ルド性等の機能を付与し、表示パネルの軽量、薄肉化、
部品数の低減による生産性の向上及びコストの低減を可
能とした表示パネルに関する。
a display panel)は、液晶ディスプレ
イ(LCD)やブラウン管(CRT)に比べて、次のよ
うな利点を有することから、近年、テレビやパソコン、
ワープロ等のOA機器、交通機器、看板、その他の表示
板等の表示パネルとして研究開発及び実用化が進められ
ている。 放電光利用であり自発光である。 0.1〜0.3mmの放電ギャップであるのでパネ
ル型にできる。 螢光体を利用してカラー発光できる。 大画面パネルが作り易い。
ス板間に隔成した多数の放電セル内の螢光体を選択的に
放電発光させることで文字や図形を表示するものであ
り、例えば、図2に示すような構成とされている。図2
において21は前面板(フロントガラス)、22は背面
板(リヤガラス)、23は隔壁、24は表示セル(放電
セル)、25は補助セル、26は陰極、27は表示陽
極、28は補助陽極であり、各表示セル24の内壁に
は、赤色螢光体、緑色螢光体又は青色螢光体(図示せ
ず。)が膜状に設けられ、これらの螢光体が電極間に印
加された電圧による放電で発光する。
光により、周波数:数kHz〜数GHz程度の電磁波が
発生するため、これを遮蔽する必要がある。また、表示
コントラスト向上のためには、前面における外部光の反
射を防止する必要がある。
電磁波等を遮蔽するために、電磁波シールド性等の機能
を有する透明板をPDPの前面に配置している。
をPDPの前面に設けたものでは、次のような欠点があ
る。 2つの板材を配置するため構造が複雑となる。 PDPにも電磁波シールド性の透明板にも、ガラス
等の透明基板を必要とするため、PDPと電磁波シール
ド性の透明板とを設けることで厚肉となり、また、重量
が重くなる。 部品点数、生産工程数が増え、コストアップを招
く。
Pに電磁波シールド材を一体化させることにより表示パ
ネル自体に電磁波シールド性等の機能を付与し、表示パ
ネルの軽量、薄肉化、部品数の低減による生産性の向上
及びコストの低減を可能とした表示パネルを提供するこ
とを目的とする。
プラズマディスプレイパネル本体と、該プラズマディス
プレイパネル本体の前面に透明接着剤により接着された
電磁波シールド材とを備えてなることを特徴とする。
ールド材とが透明接着剤で一体化されているため、表示
パネルの軽量、薄肉化、部品数の低減による生産性の向
上及びコストの低減を図ることができる。
電性メッシュよりなることが好ましい。また、この電磁
波シールド材の前面に透明接着剤により透明基板を接着
するのが好ましい。
施の形態を詳細に説明する。
示す模式的な断面図である。
本体20(このPDP本体としては図2に示す構成、そ
の他の一般的なPDP本体を適用できる。)の間に、接
着剤となる接着用中間膜4A,4B,4Cを用いて、導
電性メッシュ3と熱線カットフィルム5を積層させて接
着一体化し、透明基板2の周縁部からはみ出した導電性
メッシュ3の周縁部を透明基板2の周縁に沿って折り込
むと共に、導電性粘着テープ7で透明基板2に貼り付け
たものである。
7は、透明基板2,導電性メッシュ3,熱線カットフィ
ルム5及びPDP本体20の積層体の全周において、端
面の全体に付着すると共に、この積層体の表裏の角縁を
回り込み、透明基板2の板面の端縁部とPDP本体20
の背面板の板面の端縁部の双方にも付着している。
Aの一方の面に導電性の粘着層7Bを形成してなるもの
である。導電性粘着テープ7の金属箔7Aとしては、厚
さ1〜100μm程度の銅、銀、ニッケル、アルミニウ
ム、ステンレス等の箔を用いることができる。
を分散させた接着剤をこのような金属箔7Aの一方の面
に塗工して形成される。
ノール系樹脂に硬化剤を配合したもの、或いは、アクリ
ル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコン系粘着剤などを用
いることができる。
電気的に良好な導体であれば良く、種々のものを使用す
ることができる。例えば、銅、銀、ニッケル等の金属粉
体、酸化錫、インジウム錫酸化物、酸化亜鉛等の金属酸
化物粉体、このような金属又は金属酸化物で被覆された
樹脂又はセラミック粉体等を使用することができる。ま
た、その形状についても特に制限はなく、りん片状、樹
枝状、粒状、ペレット状、球状、星状、こんぺい糖状
(多数の突起を有する粒状)等の任意の形状をとること
ができる。
0.1〜15容量%であることが好ましく、また、その
平均粒径は0.1〜100μmであることが好ましい。
00μm程度である。
ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリブチレンテレフタレート、ポリメチルメタア
クリレート(PMMA)、アクリル板、ポリカーボネー
ト(PC)、ポリスチレン、トリアセテートフィルム、
ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルブチラール、金属イオン架橋エチレン−
メタアクリル酸共重合体、ポリウレタン、セロファン
等、好ましくは、ガラス、PET、PC、PMMAが挙
げられる。
用途による要求特性(例えば、強度、軽量性)等によっ
て適宜決定されるが、通常の場合、0.1〜10mmの
範囲とされる。
成されている。この透明基板2の表面側に形成される反
射防止膜6としては、高屈折率透明膜と低屈折率透明膜
との積層膜、例えば、次のような積層構造の積層膜が挙
げられる。
を1層ずつ合計2層に積層したもの (b) 高屈折率透明膜と低屈折率透明膜を2層ずつ交
互に合計4層積層したもの (c) 中屈折率透明膜/高屈折率透明膜/低屈折率透
明膜の順で1層ずつ、合計3層に積層したもの (d) 高屈折率透明膜/低屈折率透明膜の順で各層を
交互に3層ずつ、合計6層に積層したもの 高屈折率透明膜としては、ITO(スズインジウム酸化
物)又はZnO、AlをドープしたZnO、TiO2 、
SnO2 、ZrO等の屈折率1.8以上の薄膜、好まし
くは透明導電性の薄膜を形成することができる。また、
低屈折率透明膜としてはSiO2 、MgF2 、Al2 O
3 等の屈折率が1.6以下の低屈折率材料よりなる薄膜
を形成することができる。これらの膜厚は光の干渉で可
視光領域での反射率を下げるため、膜構成、膜種、中心
波長により異なってくるが4層構造の場合、透明基板側
の第1層(高屈折率透明膜)が5〜50nm、第2層
(低屈折率透明膜)が5〜50nm、第3層(高屈折率
透明膜)が50〜100nm、第4層(低屈折率透明
膜)が50〜150nm程度の膜厚で形成される。
汚染防止膜を形成して、表面の耐汚染性を高めるように
しても良い。この場合、汚染防止膜としては、フッ素系
薄膜、シリコン系薄膜等よりなる膜厚1〜1000nm
程度の薄膜が好ましい。
コン系材料等によるハードコート処理、或いはハードコ
ート層内に光散乱材料を練り込んだアンチグレア加工等
を施しても良い。
/又は金属被覆有機繊維よりなる線径1μm〜1mm、
開口率50〜90%のものが好ましい。この導電性メッ
シュにおいて、線径が1mmを超えると開口率が下がる
か、電磁波シールド性が下がり、両立させることができ
ない。1μm未満ではメッシュとしての強度が下がり、
取り扱いが非常に難しくなる。また、開口率は90%を
超えるとメッシュとして形状を維持することが難しく、
50%未満では光透過性が低く、ディスプレイからの光
線量が低減されてしまう。より好ましい線径は10〜5
00μm、開口率は60〜90%である。
メッシュの投影面積における開口部分が占める面積割合
を言う。
属被覆有機繊維の金属としては、銅、ステンレス、アル
ミニウム、ニッケル、チタン、タングステン、錫、亜
鉛、鉛、鉄、銀、クロム、炭素或いはこれらの合金、好
ましくは銅、ステンレス、アルミニウムが用いられる。
リエステル、ナイロン、塩化ビニリデン、アラミド、ビ
ニロン、セルロース等が用いられる。
の縁部を折り返すことから、靭性の高い金属被覆有機繊
維よりなる導電性メッシュを用いるのが好ましい。
ィルム上に酸化亜鉛や銀薄膜等の熱線カットコートを施
したものを用いることができ、このベースフィルムとし
ては、好ましくは、PET、PC、PMMA等よりなる
フィルムを用いることができる。このフィルムは、得ら
れる表示パネルの厚さを過度に厚くすることなく、取り
扱い性、耐久性を確保する上で10μm〜20mm程度
とするのが好ましい。またこのベースフィルム上に形成
される熱線カットコートの膜厚は、通常の場合、500
〜5000Å程度である。
シュ3,熱線カットフィルム5及びPDP本体20を接
着する接着樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アク
リル酸エチル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸
メチル共重合体、金属イオン架橋エチレン−(メタ)ア
クリル酸共重合体、部分鹸化エチレン−酢酸ビニル共重
合体、カルボキシル化エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−(メタ)アクリル−無水マレイン酸共重合
体、エチレン−酢酸ビニル−(メタ)アクリレート共重
合体等のエチレン系共重合体が挙げられる(なお、
「(メタ)アクリル」は「アクリル又はメタクリル」を
示す。)。
明で弾性のあるものを用いるのが好ましく、このような
透明接着剤樹脂としては、通常、合せガラス用接着剤と
して用いられているものが挙げられ、特に、性能面で最
もバランスがとれ、使い易いのはエチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)である。また、耐衝撃性、耐貫通
性、接着性、透明性等の点から自動車用合せガラスで用
いられているPVB樹脂も好適である。
0重量%、好ましくは15〜40重量%のものが使用さ
れる。酢酸ビニル含有量が5重量%より少ないと耐候性
及び透明性に問題があり、また40重量%を超すと機械
的性質が著しく低下する上に、成膜が困難となり、フィ
ルム相互のブロッキングが生ずる。
過酸化物が適当であり、シート加工温度、架橋温度、貯
蔵安定性等を考慮して選ばれる。使用可能な過酸化物と
しては、例えば2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジ
ハイドロパーオキサイド;2,5−ジメチル−2,5−
ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン−3;ジーt−ブ
チルパーオキサイド;t−ブチルクミルパーオキサイ
ド;2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン;ジクミルパーオキサイド;α,α’−
ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン;
n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バ
レレート;2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタ
ン;1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキ
サン;1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン;t−ブチルパーオ
キシベンゾエート;ベンゾイルパーオキサイド;第3ブ
チルパーオキシアセテート;2,5−ジメチル−2,5
−ビス(第3ブチルパーオキシ)ヘキシン−3;1,1
−ビス(第3ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン;1,1−ビス(第3ブチルパーオ
キシ)シクロヘキサン;メチルエチルケトンパーオキサ
イド;2,5−ジメチルヘキシル−2,5−ビスパーオ
キシベンゾエート;第3ブチルハイドロパーオキサイ
ド;p−メンタンハイドロパーオキサイド;p−クロル
ベンゾイルパーオキサイド;第3ブチルパーオキシイソ
ブチレート;ヒドロキシヘプチルパーオキサイド;クロ
ルヘキサノンパーオキサイドなどが挙げられる。これら
の過酸化物は1種を単独で又は2種以上を混合して、通
常EVA100重量部に対して、5重量部以下、好まし
くは0.5〜5.0重量部の割合で使用される。
ロールミル等で混練されるが、有機溶媒、可塑剤、ビニ
ルモノマー等に溶解し、EVAのフィルムに含浸法によ
り添加しても良い。
特性、接着性、耐候性、耐白化性、架橋速度など)改良
のために、各種アクリロキシ基又はメタクリロキシ基及
びアリル基含有化合物を添加することができる。この目
的で用いられる化合物としてはアクリル酸又はメタクリ
ル酸誘導体、例えばそのエステル及びアミドが最も一般
的であり、エステル残基としてはメチル、エチル、ドデ
シル、ステアリル、ラウリル等のアルキル基の他、シク
ロヘキシル基、テトラヒドロフルフリル基、アミノエチ
ル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピ
ル基、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル基などが挙
げられる。また、エチレングリコール、トリエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール等の多官能アルコールと
のエステルを用いることもできる。アミドとしてはダイ
アセトンアクリルアミドが代表的である。
ン、ペンタエリスリトール、グリセリン等のアクリル又
はメタクリル酸エステル等の多官能エステルや、トリア
リルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、フタ
ル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリル、マレイン酸ジア
リル等のアリル基含有化合物が挙げられ、これらは1種
を単独で或いは2種以上を混合して、通常EVA100
重量部に対して0.1〜2重量部、好ましくは0.5〜
5重量部用いられる。
化物の代りに光増感剤が通常EVA100重量部に対し
て5重量部以下、好ましくは0.1〜3.0重量部使用
される。
例えばベンゾイン、ベンゾフェノン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソ
プロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ジ
ベンジル、5−ニトロアセナフテン、ヘキサクロロシク
ロペンタジエン、p−ニトロジフェニル、p−ニトロア
ニリン、2,4,6−トリニトロアニリン、1,2−ベ
ンズアントラキノン、3−メチル−1,3−ジアザ−
1,9−ベンズアンスロンなどが挙げられ、これらは1
種を単独で或いは2種以上を混合して用いることができ
る。
カップリング剤が併用される。このシランカップリング
剤としては、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス
(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、γ−クロロプロピルメトキシシラン、ビニル
トリクロロシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N
−β(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシランなどが挙げられる。
A100重量部に対して0.001〜10重量部、好ま
しくは0.001〜5重量部の割合で1種又は2種以上
が混合使用される。
ル単位が70〜95重量%、ポリ酢酸ビニル単位が1〜
15重量%で、平均重合度が200〜3000、好まし
くは300〜2500であるものが好ましく、PVB樹
脂は可塑剤を含む樹脂組成物として使用される。
基酸エステル、多塩基酸エステル等の有機系可塑剤や燐
酸系可塑剤が挙げられる。
酸、カプロン酸、2−エチル酪酸、ヘプタン酸、n−オ
クチル酸、2−エチルヘキシル酸、ペラルゴン酸(n−
ノニル酸)、デシル酸等の有機酸とトリエチレングリコ
ールとの反応によって得られるエステルが好ましく、よ
り好ましくは、トリエチレン−ジ−2−エチルブチレー
ト、トリエチレングリコール−ジ−2−エチルヘキソエ
ート、トリエチレングリコール−ジ−カプロネート、ト
リエチレングリコール−ジ−n−オクトエート等であ
る。なお、上記有機酸とテトラエチレングリコール又は
トリプロピレングリコールとのエステルも使用可能であ
る。
ば、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸等の有機酸
と炭素数4〜8の直鎖状又は分岐状アルコールとのエス
テルが好ましく、より好ましくは、ジブチルセバケー
ト、ジオクチルアゼレート、ジブチルカルビトールアジ
ペート等が挙げられる。
ルフォスフェート、イソデシルフェニルフォスフェー
ト、トリイソプロピルフォスフェート等が挙げられる。
少ないと製膜性が低下し、多いと耐熱時の耐久性等が損
なわれるため、ポリビニルブチラール樹脂100重量部
に対して可塑剤を5〜50重量部、好ましくは10〜4
0重量部とする。
は、更に劣化防止のために、安定剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、赤外線吸収剤、老化防止剤、塗料加工助材、
着色剤等を少量含んでいてもよく、また、場合によって
はカーボンブラック、疎水性シリカ、炭酸カルシウム等
の充填剤を少量含んでも良い。
された接着用中間膜面へのコロナ放電処理、低温プラズ
マ処理、電子線照射、紫外光照射などの手段も有効であ
る。
VA又はPVBと上述の添加剤とを混合し、押出機、ロ
ール等で混練した後、カレンダー、ロール、Tダイ押
出、インフレーション等の成膜法により所定の形状にシ
ート成形することにより製造される。成膜に際してはブ
ロッキング防止、透明基板又はPDP本体の前面板との
圧着時の脱気を容易にするためエンボスが付与される。
ば、上記の如くシート成形された接着用の中間膜4A,
4B,4Cを用い、この接着用中間膜4A,4B,4C
の間に各々導電性メッシュ3,熱線カットフィルム5を
挟んだものを透明基板2とPDP本体20との間に介在
させ、減圧、加温下に脱気して予備圧着した後、加熱又
は光照射により接着層を硬化させて一体化することによ
り容易に製造することができる。
接着層の厚さが過度に厚くなることがないように1μm
〜1mm厚さに成形される。
縁部が透明基板2の周縁部からはみ出るように、透明基
板2よりも大面積のものを用いるが、この導電性メッシ
ュ3の大きさは、導電性メッシュの縁部が透明基板2の
表面側に回り込み、透明基板2の表面側縁部の回り込み
幅が3〜20mm程度となるような大きさであることが
好ましい。
トフィルム5及びPDP本体20を一体化した後は、導
電性メッシュ3の周縁のはみ出し部分を折り返し、導電
性粘着テープ7を積層体の周囲に周回させて該折り返し
部分を留め付け、用いた導電性粘着テープ7の硬化方法
等に従って加熱圧着するなどして接着固定する。
付けた表示パネル1は、筐体に単にはめ込むのみで極め
て簡便かつ容易に筐体に組み込むことができ、同時に、
導電性粘着テープ7を介して導電性メッシュ3と筐体と
の良好な導通をその外周方向に均一にとることができ
る。このため、良好な電磁波シールド効果が得られる。
示パネルの一例であって、本発明は図示のものに限定さ
れるものではない。例えば、導電性メッシュ3はその全
周縁部において透明基板2からはみ出させて折り返すよ
うにする他、対向する2側縁部においてのみ透明基板2
からはみ出させて折り返すようにしても良い。
によれば、PDPに電磁波シールド材を一体化させるこ
とにより表示パネル自体に電磁波シールド性等の機能を
付与し、表示パネルの軽量、薄肉化、部品数の低減によ
る生産性の向上及びコストの低減を図ることができる。
また、リモコンの誤作動を防止することができる。
な断面図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 プラズマディスプレイパネル本体と、該
プラズマディスプレイパネル本体の前面に透明接着剤に
より接着された電磁波シールド材とを備えてなる表示パ
ネル。 - 【請求項2】 請求項1において、該電磁波シールド材
は導電性メッシュよりなることを特徴とする表示パネ
ル。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、該電磁波シー
ルド材の前面に透明基板が透明接着剤によって接着され
ていることを特徴とする表示パネル。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
JP27877097A JP3975527B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 表示パネル |
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EP98308251A EP0908920B1 (en) | 1997-10-13 | 1998-10-09 | Plasma display panel with conductive mesh member bonded to front surface of panel by transparent elastic adhesive |
DE69836366T DE69836366T2 (de) | 1997-10-13 | 1998-10-09 | Plasmaanzeigetafel mit leitendem maschenförmigen Element, geklebt auf die Vorderseite der Tafel mit transparentem elastischen Klebemittel |
EP03078514A EP1398812A3 (en) | 1997-10-13 | 1998-10-09 | Display panel |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000338897A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Bridgestone Corp | パネル貼合材 |
JP2000340984A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Bridgestone Corp | 電磁波シールド性光透過窓材 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP27877097A patent/JP3975527B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000338897A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Bridgestone Corp | パネル貼合材 |
JP2000340984A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Bridgestone Corp | 電磁波シールド性光透過窓材 |
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Publication number | Publication date |
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