JPH11119660A - チャート式色見本 - Google Patents

チャート式色見本

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JPH11119660A
JPH11119660A JP28549697A JP28549697A JPH11119660A JP H11119660 A JPH11119660 A JP H11119660A JP 28549697 A JP28549697 A JP 28549697A JP 28549697 A JP28549697 A JP 28549697A JP H11119660 A JPH11119660 A JP H11119660A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のチャート式色見本を行き来しなくと
も、一つのチャート式色見本を見るだけで、2色の掛け
合わせ濃度の比較見当のみならず、3色以上の掛け合わ
せ、特に同色系の掛け合わせ濃度の比較見当をも行うこ
とができ、使い勝手のよいチャート式色見本を提供す
る。 【解決手段】 縦軸を第1の基本色C1の濃度、横軸を
第2の基本色C2の濃度としてマトリックスMを形成す
る。マトリックスMの行列構成要素M(1、1)〜M
(12、12)は濃度別色彩ブロックB、B…からな
り、各濃度別色彩ブロックB、B…は第1の基本色C1
と第2の基本色C2とを濃度別に掛け合わせ、これをベ
ース色として彩色され、さらに、各濃度別色彩ブロック
B、B…は、格子状に細分化して4つの小ブロックb1
〜b4とし、これらの小ブロックb1〜b4ごとに、濃
度の異なる第3の基本色C3として、濃度30%、40
%、50%、60%の第3の基本色C3がさらに掛け合
わされたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明はカラー版の書籍
等の作成にあたり、予め印刷に使用する色彩を選別する
とき等に色見本として利用されるチャート式色見本に関
し、特に、複数のチャート式色見本を行き来しなくと
も、一つのチャート式色見本を見るだけで、2色の掛け
合わせ濃度の比較見当のみならず、3色以上の掛け合わ
せ、特に同色系の掛け合わせ濃度の比較見当をも行うこ
とができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー版の書籍等の作成にあたっ
ては、図5に示すようなチャート式色見本を用い、この
チャート式色見本の中から予め印刷に使用する色彩をい
くつか選別することが行われている。
【0003】同図に示すチャート式色見本は、縦軸を第
1の基本色(例えば蛍光ピンク等の特色)の濃度とし、
横軸を第2の基本色(例えばイエロー(Y))の濃度と
してマトリックスを形成し、このようなマトリックスの
行列構成要素(行(1〜12)、列(1〜12))とし
て濃度別色彩ブロックB、B…を複数備えてなり、当該
濃度別色彩ブロックB、B…は、第1の基本色と第2の
基本色を0〜100%の濃度別に掛け合わせ、これに例
えば濃度30%の第3の基本色を掛け合わせた色彩から
なるブロックとして構成されている。
【0004】つまり、同図に示すチャート式色見本を第
1ないし第3の基本色ごとに分解してみると、縦軸に沿
って下から上に向かうに従い、第1の基本色の濃度が1
00%〜0%に変化し、また、横軸に沿って左から右に
向かうに従い、第2の基本色の濃度が100%〜0%に
変化するが、第3の基本色の濃度についてはどの位置で
も常に一定の30%に固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のチャート式色見本にあっては、濃度の異な
る3色(第1ないし第3の基本色)の掛け合わせを表現
したものであるが、その3色のうち、1色(第3の基本
色)の濃度は例えば30%に固定され、残りの2色(第
1および第2の基本色)の濃度のみが100%〜0%ま
で変化するだけの2元の掛け合わせである。このため、
3色以上の掛け合わせ、特に同色系の掛け合わせ濃度の
比較見当を行う場合として、たとえば、上記のような濃
度30%の第3の基本色に濃度10%の第3の基本色を
掛け合わせて濃度40%の第3の基本色とし、このよう
に第3の基本色の濃度のみを40%としたもの、あるい
は50%等としたものとの間で濃度別の比較見当を行う
ときは、第3の基本色の濃度を30%としたチャート式
色見本の他、第3の基本色の濃度のみを40%または5
0%等としたチャート式色見本を別途用意し、これら複
数のチャート式色見本間を行き来して見るしかなく、比
較の作業が煩雑であり、使い勝手が悪い。
【0006】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは複数のチャート式色見本
を行き来しなくとも、一つのチャート式色見本を見るだ
けで、2色の掛け合わせ濃度の比較見当のみならず、3
色以上の掛け合わせ、特に同色系の掛け合わせ濃度の比
較見当をも行うことができ、使い勝手のよいチャート式
色見本を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は縦軸を第1の基本色の濃度と
し、横軸を第2の基本色の濃度としてマトリックスを形
成し、上記マトリックスの行列構成要素が、上記第1の
基本色と第2の基本色とを濃度別に掛け合わせ、これを
ベース色として彩色された複数の濃度別色彩ブロックか
らなり、上記各濃度別色彩ブロックが、さらに複数の小
ブロックに細分化されるとともに、その小ブロックごと
に、濃度の異なる第3の基本色を掛け合わせてなること
を特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は小ブロック間に一定
の間隙部を有し、上記間隙部の色彩が、第3の基本色を
掛け合わせる前の、第1の基本色と第2の基本色の掛け
合わせからなることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は小ブロックが格子状
に細分化されてなるとともに、その格子の十字部を小ブ
ロック間の一定の間隙部としてなることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は第1の基本色が蛍光
ピンク等の特色であり、第2の基本色がイエロー等のプ
ロセス色であり、第3の基本色が第2の基本色とは異な
る他のプロセス色であることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は第1ないし第3の基
本色を表示するための複数の色見本部を有し、上記第1
の基本色用の色見本部は第1の基本色で彩色し、上記第
2の基本色用の色見本部は第2の基本色で彩色し、上記
第3の基本色用の色見本部は濃度別色彩ブロックと同じ
く、格子状に細分化された複数の小ブロックとし、その
小ブロックごとに、濃度の異なる第3の基本色で彩色し
てなることを特徴とする。
【0012】この発明では、1つのチャート式色見本上
で、第1および第2の基本色のみならず、第3の基本色
の掛け合わせ濃度も変化するので、その1つのチャート
式色見本を見るだけで、2色の掛け合わせ濃度の比較見
当のみならず、3色の掛け合わせ濃度の比較見当をも同
時に行うことが可能となる。
【0013】つまり、マトリックスの中から濃度別色彩
ブロックを一つ選択し、これを中心に縦横に見ていけ
ば、第1の基本色と第2の基本色の掛け合わせ濃度の比
較検討を行うことができる。また、一つの濃度別色彩ブ
ロック内では、第1の基本色と第2の基本色の掛け合わ
せ濃度が一定であり、第3の基本色の掛け合わせ濃度の
みが異なるので、第3の基本色の濃度が変化することに
よりどのような色彩になるかは小ブロックどうしを比較
すれば一目で判断でき、このような第3の基本色の掛け
合わせ濃度の比較検討をも同時に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】多色印刷のカラー再現方式がCM
YK各インキのパーセンテージで表現されることは一般
によく広く知られている。この方式では、例えばC30
%+M50%+Y30%とC30%+M50%+Y40
%は、それぞれ(C30%+M50%+Y30%)+Y
0%と(C30%+M50%+Y30%)+Y10%、
または(C30%+M50%)+Y30%と(C30%
+M50%)+Y40%に等しい。この点に着目し、2
元の表示をさらにn個に細分化することによって、同一
平面上にn個の細分化からなる3元モデルを構築したの
が本発明に係るチャート式色見本であり、以下、この発
明に係るチャート式色見本の一実施例について図1ない
し図4を用いて詳細に説明する。
【0015】同図に示すチャート式色見本は、縦軸を第
1の基本色C1の濃度とし、横軸を第2の基本色C2の
濃度として12行12列のマトリックスMを形成し、こ
のマトリックスMの行列構成要素M(行(1〜12)、
列(1〜12))は複数の濃度別色彩ブロックB、B…
からなり、これらの濃度別色彩ブロックB、B…は、第
1の基本色C1と第2の基本色C2とを濃度別に掛け合
わせ、これをベース色として彩色されている。
【0016】各濃度別色彩ブロックB、B…は、格子状
に細分化された4つの小ブロックb1〜b4からなると
ともに、これらの小ブロックb1〜b4ごとに、濃度の
異なる第3の基本色C3として、濃度30%、40%、
50%、60%の第3の基本色C3がさらに掛け合わさ
れている。
【0017】すなわち、行列構成要素M(1、1)の濃
度別色彩ブロックBは、図2に示すように、濃度0%
の第1の基本色C1、濃度100%の第2の基本色C
2、濃度30%の第3の基本色C3を掛け合わせた色彩
の小ブロックb1、濃度0%の第1の基本色C1、濃
度100%の第2の基本色C2、濃度40%の第3の基
本色C3を掛け合わせた色彩の小ブロックb2、濃度
0%の第1の基本色C1、濃度100%の第2の基本色
C2、濃度50%の第3の基本色C3を掛け合わせた色
彩の小ブロックb3、および濃度0%の第1の基本色
C1、濃度100%の第2の基本色C2、濃度60%の
第3の基本色C3を掛け合わせた色彩の小ブロックb4
から構成されている。
【0018】行列構成要素M(5、7)の濃度別色彩ブ
ロックBは、図3に示すように、濃度30%の第1の
基本色C1、濃度40%の第2の基本色C2、濃度30
%の第3の基本色C3を掛け合わせた色彩の小ブロック
b1、濃度30%の第1の基本色C1、濃度40%の
第2の基本色C2、濃度40%の第3の基本色C3を掛
け合わせた色彩の小ブロックb2、濃度30%の第1
の基本色C1、濃度40%の第2の基本色C2、濃度5
0%の第3の基本色C3を掛け合わせた色彩の小ブロッ
クb3、および濃度30%の第1の基本色C1、濃度
40%の第2の基本色C2、濃度60%の第3の基本色
C3を掛け合わせた色彩の小ブロックb4から構成され
ている。
【0019】行列構成要素M(12、12)の濃度別色
彩ブロックBは、図4に示すように、濃度100%の
第1の基本色C1、濃度0%の第2の基本色C2、濃度
30%の第3の基本色C3を掛け合わせた色彩の小ブロ
ックb1、濃度100%の第1の基本色C1、濃度0
%の第2の基本色C2、濃度40%の第3の基本色C3
を掛け合わせた色彩の小ブロックb2、濃度100%
の第1の基本色C1、濃度0%の第2の基本色C2、濃
度50%の第3の基本色C3を掛け合わせた色彩の小ブ
ロックb3、および濃度100%の第1の基本色C
1、濃度0%の第2の基本色C2、濃度60%の第3の
基本色C3を掛け合わせた色彩の小ブロックb4から構
成されている。
【0020】各濃度別色彩ブロックB、Bの小ブロック
b1〜b4は、いずれも互いに一定の間隙部Gを有して
配置されている。すなわち、小ブロックb1〜b4は濃
度別色彩ブロックB、Bを格子状に4つに細分化したも
のであるが、その格子の十字部が小ブロックb1〜b4
間の一定の間隙部Gとして設けられている。
【0021】間隙部Gには、第1の基本色と第2の基本
色に、第3の基本色C1を掛け合わせる前の色彩、つま
り、第1の基本色と第2の基本色を濃度別に掛け合わせ
た色彩(ベース色)が施されている。
【0022】マトリックスMの近傍には蛍光ピンク等の
特色、およびプロセス色としてイエロー(Y)、マゼン
ダ(M)、シアン(C)、ブラック(BL)を表示する
ための5つの色見本部1、2…が設けられている。
【0023】第1の基本色C1を蛍光ピンク、第2の基
本色C2をイエロー、第3の基本色C3を第2の基本色
C2とは異なる他のプロセス色のシアンとした場合に
は、特色用の色見本部1は濃度100%の蛍光ピンクに
より、またイエロー用の色見本部2は濃度100%のイ
エローにより彩色され、さらに、シアン用の色見本部4
は、これを濃度別色彩ブロックBと同じく、格子状に細
分化された4つの小ブロックb1〜b4とし、その小ブ
ロックb1〜b4ごとに、濃度30%、40%、50
%、60%のシアンにより彩色されるものとする。この
場合には、特色用の色見本部1は第1の基本色用C1の
色見本部、イエロー用の色見本部2は第2の基本色用C
2の色見本部、シアン用の色見本部4は第3の基本色用
C3の色見本部として構成される。
【0024】上記のような蛍光ピンク、イエロー、シア
ンの組み合わせを採用するときは、マゼンダ用の色見本
部3とブラック用の色見本部5の彩色は省略するが、マ
ゼンダやブラックを第1ないし第3の基本色として適用
する場合は上記と同様にそれ専用の色見本部3、5を彩
色するものとする。
【0025】次に、上記の如く構成されたチャート式色
見本の使用例について図1を用いて説明する。
【0026】このチャート式色見本によると、マトリッ
クスMの中から濃度別色彩ブロックBを一つ選択し、こ
れを中心に縦横に見ていけば、第1の基本色C1と第2
の基本色C2の掛け合わせ濃度の比較検討を行うことが
できる。
【0027】また、一つの濃度別色彩ブロックB内で
は、第1の基本色C1と第2の基本色の掛け合わせ濃度
が一定であり、第3の基本色C3の掛け合わせ濃度のみ
が異なるので、第3の基本色C3の濃度が変化すること
によりどのような色彩になるかは小ブロックb1〜b4
どうしを比較すれば一目で判断でき、このような第3の
基本色C3の掛け合わせ濃度の比較検討を行うことがで
きる。
【0028】なお、小ブロックb1〜b4間の間隙部G
の色彩は第1の基本色C1と第2の基本色C2の掛け合
わせからなるので、第1の基本色C1と第2の基本色の
掛け合わせ濃度の比較検討を行う際は、この隙間部Gを
濃度別色彩ブロックごとに縦横に見ていけばよい。
【0029】この実施形態のチャート式色見本にあって
は、第1の基本色C1と第2の基本色C2とを濃度別に
掛け合わせ、これをベース色として彩色された複数の濃
度別色彩ブロックB、B…を有し、このような複数の濃
度別色彩ブロックB、B…が、さらに4つの小ブロック
b1〜b4に細分化されるとともに、その小ブロックb
1〜b4ごとに、濃度の異なる第3の基本色C3を掛け
合わせ、これにより小ブロックの数に相当する従来の4
つのチャート式色見本を1つのチャート式色見本として
まとめたものである。このため、膨大な枚数のチャート
式色見本のコンパクト化を図ることができるとともに、
1つのチャート式色見本上で、第1および第2の基本色
C1、C2のみならず、第3の基本色C3の掛け合わせ
濃度も変化することから、その1つのチャート式色見本
を見るだけで、2色の掛け合わせ濃度の比較見当のみな
らず、3色の掛け合わせ濃度の比較見当をも同時に行う
ことが可能となり、3色以上の掛け合わせ、特に同色系
の掛け合わせ濃度の比較検討に際し、従来のように複数
のチャート式色見本間を行き来する手間を削減でき、こ
の種のチャート式色見本の使い勝手の向上を図れる。
【0030】しかも、このチャート式色見本によると、
小ブロックb1〜b4間の間隙部Gの色彩が、小ブロッ
クb1〜b4とは異なり、第3の基本色C3を掛け合わ
せる前の、第1の基本色C1と第2の基本色C2の掛け
合わせからなるため、3色(第1ないし第3の基本色C
1〜C3)の掛け合わせによる表現色だけでなく、2色
(第1および第2の基本色C1、C2)の掛け合わせに
よる表現色をも同時に確認することができ、また、その
ような2色の掛け合わせについての別のチャート式色見
本と、小ブロックの数に相当する従来の4つのチャート
式色見本との合計5つのチャート式色見本を1つのチャ
ート式色見本として構成することができ、この種のチャ
ート式色見本のより一層のコンパクト化を図れる。
【0031】上記実施形態では第1の基本色C1を蛍光
ピンク、第2の基本色C2をイエロー、第3の基本色C
3をシアンとしたが、これらの基本色C1、C2、C3
については必要に応じて適宜変更することができ、各種
の色を適用できる。
【0032】上記実施形態ではマトリックスMを12行
12列としたが、これに限定されることはなく、それ以
上にマトリックスMの行列を増やすこともできる。ま
た、濃度別色彩ブロックB、B…については、4つ以上
の小ブロックに細分化することができる。
【0033】上記実施形態では第3の基本色C3の濃度
を30%、40%、50%、60%としたが、この濃度
は適宜変更することができる。
【0034】
【発明の効果】この発明に係るチャート式色見本にあっ
ては、上記の如く第1の基本色と第2の基本色とを濃度
別に掛け合わせ、これをベース色として彩色された複数
の濃度別色彩ブロックを有し、このような複数の濃度別
色彩ブロックが、さらに複数の小ブロックに細分化され
るとともに、その小ブロックごとに、濃度の異なる第3
の基本色を掛け合わせ、これにより小ブロックの数に相
当する従来の複数のチャート式色見本を1つのチャート
式色見本としてまとめたものである。このため、膨大な
枚数のチャート式色見本のコンパクト化を図ることがで
きるとともに、1つのチャート式色見本上で、第1およ
び第2の基本色のみならず、第3の基本色の掛け合わせ
濃度も変化することから、その1つのチャート式色見本
を見るだけで、2色の掛け合わせ濃度の比較見当のみな
らず、3色の掛け合わせ濃度の比較見当をも同時に行う
ことが可能となり、3色以上の掛け合わせ、特に同色系
の掛け合わせ濃度の比較検討に際し、従来のように複数
のチャート式色見本間を行き来する手間を削減でき、こ
の種のチャート式色見本の使い勝手の向上を図れる。
【0035】特に、請求項2記載の発明によると、小ブ
ロック間の間隙部の色彩が、第3の基本色を掛け合わせ
る前の、第1の基本色と第2の基本色の掛け合わせから
なるため、3色(第1ないし第3の基本色)の掛け合わ
せによる表現色だけでなく、2色(第1および第2の基
本色)の掛け合わせによる表現色をも同時に確認するこ
とができ、また、そのような2色の掛け合わせについて
の別のチャート式色見本と、小ブロックの数に相当する
従来の4つのチャート式色見本との合計5つのチャート
式色見本を1つのチャート式色見本として構成すること
ができ、この種のチャート式色見本のより一層のコンパ
クト化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るチャート式色見本の一実施形態
の説明図。
【図2】この発明の要部の説明図。
【図3】この発明の要部の説明図。
【図4】この発明の要部の説明図。
【図5】従来のチャート式色見本の説明図。
【符号の説明】
C1 第1の基本色 C2 第2の基本色 C3 第3の基本色 M マトリックス B 濃度別色彩ブロック b1、b2、b3、b4 小ブロック G 間隙部 1 特色用の色見本部(第1の基本色用の色見本部) 2 イエロー用の色見本部(第2の基本色用の色見本
部) 4 シアン用の色見本部(第3の基本色用の色見本部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦軸を第1の基本色の濃度とし、横軸を
    第2の基本色の濃度としてマトリックスを形成し、 上記マトリックスの行列構成要素が、上記第1の基本色
    と第2の基本色とを濃度別に掛け合わせ、これをベース
    色として彩色された複数の濃度別色彩ブロックからな
    り、 上記各濃度別色彩ブロックが、 さらに複数の小ブロックに細分化されるとともに、その
    小ブロックごとに、濃度の異なる第3の基本色を掛け合
    わせてなることを特徴とするチャート式色見本。
  2. 【請求項2】 小ブロック間に一定の間隙部を有し、 上記間隙部の色彩が、第3の基本色を掛け合わせる前
    の、第1の基本色と第2の基本色の掛け合わせからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のチャート式色見本。
  3. 【請求項3】 小ブロックが格子状に細分化されてなる
    とともに、その格子の十字部を小ブロック間の一定の間
    隙部としてなることを特徴とする請求項2記載のチャー
    ト式色見本。
  4. 【請求項4】 第1の基本色が蛍光ピンク等の特色であ
    り、第2の基本色がイエロー等のプロセス色であり、第
    3の基本色が第2の基本色とは異なる他のプロセス色で
    あることを特徴とする請求項1記載のチャート式色見
    本。
  5. 【請求項5】 第1ないし第3の基本色を表示するため
    の複数の色見本部を有し、 上記第1の基本色用の色見本部は第1の基本色で彩色
    し、 上記第2の基本色用の色見本部は第2の基本色で彩色
    し、 上記第3の基本色用の色見本部は、濃度別色彩ブロック
    と同じく、格子状に細分化された複数の小ブロックと
    し、その小ブロックごとに、濃度の異なる第3の基本色
    で彩色してなることを特徴とする請求項1記載のチャー
    ト式色見本。
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