JPH11119632A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JPH11119632A
JPH11119632A JP9303522A JP30352297A JPH11119632A JP H11119632 A JPH11119632 A JP H11119632A JP 9303522 A JP9303522 A JP 9303522A JP 30352297 A JP30352297 A JP 30352297A JP H11119632 A JPH11119632 A JP H11119632A
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JP
Japan
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shaft
flange
coupling
photosensitive drum
process cartridge
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Application number
JP9303522A
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English (en)
Inventor
Takashi Akutsu
隆 阿久津
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング容器の長手方向寸法を拡大せ
ず、且つ強度を保ち乍ら感光体ドラムユニットの組立性
を向上する。またアース板をなくする。 【解決手段】 感光体ドラムユニット27をクリーニン
グ枠体12の側壁12c1,12c2間に丁度入る長さ
Lとし、支持軸25を穴12c3に圧入してフランジ1
6bの中心穴へ挿入し、軸17を穴16cに嵌入し、軸
受26を側壁12c2外側へ取り付け、軸17を回転自
在に支持する。フランジ16a、軸17を導電性材料で
作り、装置本体側の軸17に連結される部材を導電性と
してアースする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式によっ
て画像形成するのに用いるプロセスカートリッジ及び電
子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置とは電子写真
画像方式を用いて記録媒体に画像を形成するものであ
る。そして画像形成装置の例としては電子写真複写機、
電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、L
EDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセ
ッサ等が含まれる。
【0003】またプロセスカートリッジとは帯電手段、
現像手段、または、クリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
ある。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラム
とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着
脱可能とするものをいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は軸継手により
電子写真感光体ドラムを回転駆動させている電子写真画
像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて
性能低下のおそれを生じさせることなしに、電子写真感
光体ドラムを支持枠体に組み付ける際の組立性を向上さ
せたプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0005】また本発明の他の目的は電子写真感光体ド
ラムのアースをとるための部材を不要とすることにより
部品点数を削減しコストを下げることができるプロセス
カートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ
において、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光
体ドラムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感光
体ドラムを両端で支持する支持枠体と、前記感光体ドラ
ムの両端に固定されたフランジと、前記支持枠体を貫通
して支持枠体に支持されると共に前記フランジに嵌入し
て電子写真感光体ドラムを支持する支持軸と、を有し、
一端側のフランジに嵌入する支持軸は、一端側のフラン
ジに対して非回転となるように一端側フランジに嵌入す
る取付軸部と、画像形成装置本体側軸継手と係脱される
カートリッジ側軸継手部と、これら取り付軸部とカート
リッジ側軸継手部間にあって前記支持枠体に支持される
ジャーナル部と、を有することを特徴とするプロセスカ
ートリッジである。
【0007】本出願に係る第2の発明は前記カートリッ
ジ側軸継手部を有する支持軸のジャーナルは支持枠体に
固定された軸受に嵌入することを特徴とする第1の発明
に記載のプロセスカートリッジである。
【0008】本出願に係る第3の発明は前記カートリッ
ジ側軸継手部を有する支持軸のジャーナルは支持枠体に
設けた軸受穴に支持されることを特徴とする第1の発明
に記載のプロセスカートリッジである。
【0009】本出願に係る第4の発明は前記フランジを
固定された電子写真感光体ドラムユニットの全長は支持
枠体に設けた支持軸を貫通させる壁部材の対向する内矩
間距離よりも小さいことを特徴とする第1から第3の発
明の何れか1つに記載のプロセスカートリッジである。
【0010】本出願に係る第5の発明は前記カートリッ
ジ側軸継手部を有する支持軸の取付軸部は円筒に二面軸
部を有し、この取付軸部の嵌入するフランジの中心には
この取付軸部と同断面の軸挿入穴を有することを特徴と
する第1から第4の発明の何れか1つに記載のプロセス
カートリッジである。
【0011】本出願に係る第6の発明は前記カートリッ
ジ側軸継手部を有する支持軸及びこの支持軸が嵌入する
フランジは導電性材料で作られていることを特徴とする
第1から第5の発明の何れか1つに記載のプロセスカー
トリッジである。
【0012】本出願に係る第7の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用す
るプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラムを両端で
支持する支持枠体と、前記感光体ドラムの両端に固定さ
れたフランジと、前記支持枠体を貫通して支持枠体に支
持されると共に前記フランジに嵌入して前記電子写真感
光体ドラムを支持する支持部材と、を有し、一端側のフ
ランジの外側の端面には中心に画像形成装置本体側軸継
手であるカップリング凸部が軸方向に移動して係脱され
るカートリッジ側軸継手であるカップリング凹部と、前
記カップリング凹部を取り囲んで前記中心を中心とする
円形の溝とを有し、前記カップリング凹部を有するフラ
ンジを支持する支持部材は筒状であって端部が前記円形
の溝に嵌入して前記カップリング凹部を有するフランジ
を回転自在に支持した状態で前記支持枠体に固定される
ことを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0013】本出願に係る第8の発明は前記カップリン
グ凹部を有するフランジを支持する支持部材は支持枠体
に嵌合していることを特徴とする第7の発明に記載のプ
ロセスカートリッジである。
【0014】本出願に係る第9の発明は前記フランジを
固定された電子写真感光体ドラムユニットの全長は支持
枠体に設けた支持軸を貫通させる壁部材の対向する内矩
間距離よりも小さいことを特徴とする第7または第8の
発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0015】本出願に係る第10の発明は前記カップリ
ング凹部を有するフランジは導電性材料で作られている
ことを特徴とする第9の発明に記載のプロセスカートリ
ッジである。
【0016】本出願に係る第11の発明は前記プロセス
カートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニ
ング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱
可能とする第1から第10の発明の何れか1つに記載の
プロセスカートリッジである。
【0017】本出願に係る第12の発明は前記プロセス
カートリッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング
手段の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能と
する第1から第10の発明の何れか1つに記載のプロセ
スカートリッジである。
【0018】本出願に係る第13の発明は前記プロセス
カートリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能とする第1から第10の発明の何れか1つに記
載のプロセスカートリッジである。
【0019】本出願に係る第14の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラ
ムを両端で支持する支持枠体と、前記感光体ドラムの両
端に固定されたフランジと、前記支持枠体を貫通して支
持枠体に支持されると共に前記フランジに嵌入して前記
電子写真感光体ドラムを支持する支持軸と、を有し、一
端側のフランジに嵌入する支持軸は、一端側のフランジ
に対して非回転となるように一端側フランジに嵌入する
取付軸部と、画像形成装置本体側軸継手と係脱されるカ
ートリッジ側軸継手部と、これら取り付け軸部とカート
リッジ側軸継手部間にあって前記支持枠体に支持される
ジャーナル部と、を有するプロセスカートリッジを取り
外し可能に装着する装着手段と、 b.前記カートリッジ側軸継手部に対して軸方向に進退
して、カートリッジ側軸継手部に係脱される軸継手部を
有する回転部材と、 c.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0020】本出願に係る第15の発明は前記回転部
材、前記一端側のフランジ及びフランジに嵌入する支持
軸は導電性材料で作られており、電子写真感光体ドラム
が画像形成装置本体へアースされていることを特徴とす
る第14の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0021】本出願に係る第16の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラ
ムを両端で支持する支持枠体と、前記感光体ドラムの両
端に固定されたフランジと、前記支持枠体を貫通して支
持枠体に支持されると共に前記フランジに嵌入して前記
電子写真感光体ドラムを支持する支持部材と、を有し、
前記フランジの内一端側のフランジの外側の端面には中
心に画像形成装置本体側軸継手であるカップリング凸部
が軸方向に移動して係脱されるカートリッジ側軸継手で
あるカップリング凹部と、前記カップリング凹部を取り
囲んで前記中心を中心とする円形の溝とを有し、前記カ
ップリング凹部を有するフランジを支持する支持部材は
筒状であって端部が前記円形の溝に嵌入して前記カップ
リング凹部を有するフランジを回転自在に支持した状態
で前記支持枠体に固定されるプロセスカートリッジを取
り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記カップリング凹部に対して軸方向に進退して、
カップリング凹部に係脱されるカップリング凸部を有す
るカップリング凸軸と、 c.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0022】本出願に係る第17の発明は前記カップリ
ング軸及びカップリング凹部を有するフランジは導電性
材料で作られており、電子写真感光体ドラムが画像形成
装置本体へアースされていることを特徴とする第16の
発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0023】
【従来の技術】電子写真画像形成方式を用いた電子写真
画像形成装置は帯電手段によって一様に帯電させた電子
写真感光体に画像情報に応じて選択的な露光を行って潜
像を形成する。そして、その潜像を現像手段によってト
ナーを用いて現像してトナー像を形成する。その後、前
記電子写真感光体に形成したトナー像を転写手段によっ
て記録媒体に転写して画像形成を行う。
【0024】上記電子写真画像形成プロセスを用いた電
子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び前
記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカ
ートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本
体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用さ
れている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装
置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自
身で行うことができるので、格段に操作性を向上させる
ことができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式
は、電子写真画像形成装置において広く用いられてい
る。
【0025】このような電子写真画像形成装置において
はプロセスカートリッジの枠体に支持されている電子写
真感光体たる感光体ドラムを、画像形成装置本体の駆動
系から駆動力を伝達して、回転駆動させるために種々の
方法が考えられてきた。
【0026】その中でも感光体ドラムの回転精度の高い
方法として、画像形成装置本体の駆動源から駆動される
本体ギアの側面から出された軸の端面及び感光体ドラム
の端部に固設されたフランジの端面に係脱可能な軸継手
部を設け、この軸継手部により回転力を感光体ドラムに
伝達して回転させる方法がある。
【0027】このような感光体ドラムの駆動方法をとっ
ている場合、感光体ドラムにフランジ等を固設したドラ
ムユニットをプロセスカートリッジの枠体に支持する方
法としては、軸継手部が設けられている側は、フランジ
の端面中心部にはドラムユニットを支持するためのジャ
ーナルが軸方向外方へ突出していてこのジャーナル端面
から更に軸継手部が軸方向外方に突出している。このジ
ャーナルはカートリッジ枠体に取り付けられた軸受で支
持するという方法がとられている。この組立方法はドラ
ムユニットの軸継手部のある側をカートリッジ枠体の上
記軸受を取り付ける側の穴に斜め方向から挿入し、その
後カートリッジ枠体の長手方向(感光体ドラムの軸方
向)に対して感光体ドラムの位置決めをすると共にカー
トリッジ枠体の長手方向に対して平行にし、軸継手部側
には上記軸受をカートリッジ枠体と上記ジャーナルに嵌
合し、反軸継手部側からはカートリッジ枠体を貫通して
支持軸を、反軸継手側の感光体ドラムに取り付けたフラ
ンジの中心穴に挿入している(いわゆるけんどん式組立
という組立方法である)。
【0028】またこのようなプロセスカートリッジにあ
っては感光体ドラムの電気的アースをとる必要があるが
従来は以下のような構成をとっていた。感光体ドラムの
非駆動側のフランジに導電性の部材であるアース板が取
付けてある。そしてこのアース板は感光体ドラムの内壁
と上記支持軸と接触している。この支持軸も導電材でで
きており、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に
装着された時にこの支持軸は画像形成装置本体側のアー
ス接点と接触するようになっている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0030】(実施の形態1)まず実施の形態1に係る
プロセスカートリッジ及びこれを装着可能な画像形成装
置について図1乃至11を参照し具体的に説明する。こ
こでは説明の順序として、まず図3乃至図10を参照し
てプロセスカートリッジ及びこれを装着可能な画像形成
装置の全体構成と駆動伝達機構であるカップリング構成
について説明し、次に図1、図2及び図11を参照して
ドラムユニットのクリーニング枠体に対する支持構成及
び組立方法についで説明する。
【0031】{全体構成}この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは図3に示すように、光
学系1から画像情報に基いたレーザー光像をドラム形状
の電子写真感光体に照射して該感光体に潜像を形成し、
この潜像を現像してトナー像を形成する。そして前記ト
ナー像の形成と同期して、記録媒体2を給紙カセット3
aからピックアップローラ3b及び給送ローラ対3c、
搬送ローラ対3d、レジストローラ対3eなどからなる
搬送手段3で搬送し、前記感光体ドラムに形成したトナ
ー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧印加するこ
とによって記録媒体2に転写し、その記録媒体2をガイ
ド板3fでガイドして定着手段へと搬送する。この定着
手段5は駆動ローラ5a及びヒータ5bを内蔵する定着
ローラ5cからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力
を印加して転写トナー像を定着する。そしてこの記録媒
体2を排出ローラ対3g,3hで搬送し、反転搬送経路
を通して排出部6へと排出するように構成している。
尚、この画像形成装置Aは、手差しトレイ3i及びロー
ラ3jによって手差し給送も可能となっている。
【0032】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、たとえば
電子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体
に形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体
表面に残留するトナーをクリーニングするためのクリー
ニング手段等がある。本実施の形態1のプロセスカート
リッジBは、図4に示すように、電子写真感光体である
感光体ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯
電ローラ8への電圧印加によって一様に帯電し、前記光
学系1からの情報光を露光開口9を通じて感光体ドラム
7に露光して潜像を形成し、現像手段10によって現像
するように構成している。
【0033】前記現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナーを送り部材10bで送り出し、固定磁石10
cを内蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現
像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナ
ー層を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを
前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによ
ってトナー像を形成して可視像化するものである。そし
て転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加し
てトナー像を記録媒体2に転写した後は、クリーニング
ブレード11aによって感光体ドラム7に残留したトナ
ーを掻き落とすと共に、スクイシート11bによってす
くい取り、廃トナー溜め11cへ集めるクリーニング手
段11によって感光体ドラム7上の残留トナー除去する
ように構成している。
【0034】尚、前記感光体ドラム7等の各部材は、ト
ナーを収納するトナー容器12aと、現像ローラ10d
等の現像部材を保持する現像フレーム12bとを溶着し
て現像ユニットを構成し、これをクリーニング枠体12
cに感光体ドラム7やクリーニング手段11等を取り付
けたクリーニングユニットを結合して構成したカートリ
ッジ枠体に収納してカートリッジ化され、装置本体13
に設けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着
される。
【0035】前記カートリッジ装着手段は、軸14aを
中心にして開閉カバー14を開くと、図5に示すよう
に、カートリッジ装着スペースの左右両側面にカートリ
ッジ装着ガイド部材15が対向して取り付けてあり(図
5は一方側面のみを図示)、この左右ガイド部材15に
はプロセスカートリッジBを挿入するときのガイドとな
るガイド部15aが対向して設けてある。このガイド部
15aにカートリッジ枠体の長手方向に両側に突出した
ボスをガイドさせて挿入し、このボスをガイド部15a
の終端のU溝15l(エル)に嵌め込み、開閉カバー1
4を閉じることによってプロセスカートリッジBを画像
形成装置Aに装着する。
【0036】前記プロセスカートリッジBを画像形成装
置Aに装着すると、カートリッジ側カップリング手段と
本体側カップリング手段とが結合し、感光体ドラム7等
は装置本体から駆動を受けて回転可能となる。
【0037】{軸継手の構成}次に画像形成装置本体か
らプロセスカートリッジBへの駆動伝達機構である軸継
手の構成について説明する。図6に示すように、感光体
ドラム7の一方端部にはカートリッジ側軸継手部材が設
けてある。これは感光体ドラム7の一方端部に固着した
フランジ16aに軸17が設けてあり、該凸軸17の端
面にカップリング凸部17aが形成してある。
【0038】一方、画像形成装置本体13側には、本体
側軸継手部材が設けてある。この本体側軸継手部材は、
プロセスカートリッジBを挿入したときの感光体ドラム
回転軸線と一致する位置にカップリング軸18が配設し
てある。このカップリング軸18は装置本体13側の駆
動機構より回転力が伝達され、駆動回転可能となってお
り、その先端にはカップリング凹部18aが形成してあ
る。
【0039】前記カップリング軸18には、図7に示す
ように、伝達ギア21が固着してあり、この伝達ギア2
1ははす歯ギアで構成している。このはす歯ギアは、カ
ップリング軸18を画像形成時の回転方向に回転する
と、伝達ギア21に図7の矢印a方向の推力を発生させ
るような傾斜角の歯を有している。これにより、伝達ギ
ア21と一体的なカップリング軸18のカップリング凹
部18aが感光体ドラム7に設けたカップリング軸17
のカップリング凸部17aと係合する。
【0040】また、開閉カバー14には図7及び図8に
示すように、軸14aを中心にした円弧状の解除部材2
2が取り付けてあり、この解除部材22の先端部分には
図7及び図8に示すように、徐々に肉厚となるカム部2
2aが形成してある。従って、図8において、プロセス
カートリッジBを取り外すために開閉カバー14を軸1
4aを中心に反時計回りに開くと、解除部材22は軸1
4aを中心に反時計方向へ回り、図9、図10に示すよ
うにカム部22aが壁部23と伝達ギア21の間に入り
込み、該伝達ギア21の側面を矢印b方向へ押し出す。
これにより、カップリング軸18は壁部23から引っ込
んでカップリング凹部18aは感光体ドラム7に設けた
軸17のカップリング凸部17aとの係合が解除され、
プロセスカートリッジBの取り外しがスムーズに行われ
る。
【0041】前記カップリング凸部17aはねじれた正
多角柱をなしており、カップリング凹部18aはカップ
リング凸部17aと同角数の角を有し同方向にねじれた
正多角形の穴をしており、カップリング凸部17aとカ
ップリング凹部18aはゆるく嵌合するようになつてい
る。従って、係合状態で回転している際はカップリング
凸部17aの稜線17a1はカップリング凹部18aの
内面18a1に夫々接触して、軸17とカップリング軸
18との中心が一致するように調心作用が行われる。上
記カップリング凸部17aとカップリング凹部18aの
ねじれ方向はカップリング凹部18aが動力伝達を行う
ように回転する際、軸17とカップリング軸18が互い
に軸方向に引き込む方向である。
【0042】{感光体ドラムユニットの支持構成及び組
立方法}次に上記のような軸継手により感光体ドラムの
駆動を行っている画像形成装置のプロセスカートリッジ
において、両側にフランジ16a,16bを備えた感光
体ドラム7即ち感光体ドラムユニット27をクリーニン
グ枠体に支持する支持構成と組立について説明する。
【0043】図1、図11に示すように感光体ドラム7
の両端にはフランジ16a,16bが固設されている。
図2に示すように非駆動側は、フランジ16bの中心に
丸穴16b1を設け、クリーニング枠体12cの側壁1
2c1に穴12c3を開け、クリーニング枠体12cの
外側から図1に示す支持軸25の軸部25bを該穴12
c3、丸穴16b1に夫々挿入することで支持してい
る。このとき支持軸25の軸部25bの外径寸法はクリ
ーニング枠体12c側壁12c1に開けられた穴12c
3に対しては圧入となり、フランジ16bの穴に対して
滑合になるような寸法関係になっているため感光体ドラ
ムユニット27を回転自在に支持できる。尚、支持軸2
5は軸部25bの端部に軸部25bよりも大径のつば2
5aを有し、支持軸25の軸方向位置を規定している。
【0044】駆動側は本例ではフランジ16aの中央に
外方へ突出する軸継手部が必要であり非駆動側のような
固定軸である支持軸25によってフランジ16bを回転
自在に支持するというような支持ができないためフラン
ジ16a側面外側から軸17を出し、この軸17をクリ
ーニング枠体12cの穴12c5を嵌合して取付られた
軸受26で支持している。即ち、軸17の中間にはこの
軸17の最大径部分としてジャーナル17bが設けら
れ、クリーニング枠体12cの側壁12c2の穴12c
5に外周26bを嵌合して取り付けた軸受26の軸受穴
26aにジャーナル17bが嵌合している。
【0045】この軸17のジャーナル17bと軸受26
の軸受穴26aの径寸法も滑合となっており回転自在に
軸17は軸受26に支持されている。カップリング凸部
17aはこの軸17の端面外側に設けている。
【0046】このときカップリング凸部17aを有する
軸17は図1に示すようにフランジ16aと別体となっ
ている。そしてこの軸17をフランジ16aに挿入、固
定することでフランジ16a側面から軸17が出ている
状態にしている。フランジ16aには円筒穴に二面幅部
を設けた形をした軸挿入穴16cが開けられており、そ
こにこの穴16cの断面と断面が同形状の軸17の取付
け軸部17cを挿入固定する。この形状により軸17か
らフランジ16aへの回転力の伝達が確実に行なわれ
る。ここでこの取付軸部17cの寸法はフランジ16a
の取付け穴である軸挿入穴16cに対して圧入となって
おり長手方向へ抜くのに抗する強度も充分に得られる。
ここで軸17をフランジ16aに取付けるための取付軸
部17c、軸挿入穴16cの形状は回転力を伝達できれ
ばどのような形状でもよいし、また長手方向への抜くの
に抗する強度を得る方法としては圧入でなくとも良く、
たとえばスナップフィットなどを用いてもよい。
【0047】次に感光体ドラムユニット27のクリーニ
ング枠体12cへの組み付けについて図1を用いて説明
する。軸17をフランジ16aと別体としているため感
光体ドラムユニット27の長手寸法はクリーニング枠体
12cの側壁12c1,12c2の左右の間隔Lよりも
ごく短くしただけで所定の位置(クリーニング枠体12
cの取付け穴である軸挿入穴16cの中心と感光体ドラ
ムユニット27の中心が一致する位置)まで感光体ドラ
ムユニット27の軸方向位置を組立予定位置と平行とし
てそのままもっていける。そしてその後、駆動側は軸1
7をフランジ16aに固定し、軸受26の嵌合部26b
を側壁12c2の穴12c5及びフランジ16bのジャ
ーナル17bに嵌合して且つ軸受26の角フランジ26
cをクリーニング枠体12cの側壁12c2の外側に設
けた凹部12c4に嵌め込み、不図示の小ねじでもって
軸受26をクリーニング枠体12cに固定する。非駆動
側は支持軸25の軸部25bを穴12c3,16b1に
挿入することで感光体ドラムユニット27をクリーニン
グ枠体12cに回転支持できる。感光体ドラムユニット
27をクリーニング枠体12cに組み付けると図11の
ようになる。感光体ドラムユニット27をクリーニング
枠体12cの所定の位置に感光体ドラムユニット27を
平行移動してもっていけるため組立性は良好である。ま
たクリーニング枠体12cの取付け基準穴となる穴12
c3,12c5が円形状であり、軸受26のクリーニン
グ枠体12cへの取付け部と感光体ドラムユニット27
の支持部も近いため支持強度も充分である。
【0048】上述のように、この実施の形態においては
感光体ドラム7にフランジ16a,16bを取り付けた
感光体ドラムユニット27の長さが、クリーニング枠体
12cの側壁12c1,12c2の対向する面の内矩間
の寸法より小さくできるので感光体ドラムユニット27
はクリーニング枠体12cに取り付けた状態と同じ軸方
向位置でもって平行移動してクリーニング枠体12cの
側壁12c1,12c2間へ持ち込めるため、感光体ド
ラムユニット27をクリーニング枠体12cへ自動組立
で持ち込むことが可能であり、手作業で組立てる場合も
組付けが容易となる。
【0049】次に感光体ドラム7のアースのとり方であ
るが、上記構成においてフランジ16a、カートリッジ
側軸継手部を有する軸17、装置本体13のカップリン
グ軸18(図6参照)の材質を導電材とし、カップリン
グ軸18を支持するための装置本体13のフレームに固
定された軸受(不図示)を導電性とすることにより軸継
手部で感光体ドラム7の電気的アースをとっている。こ
のようにすることによりアース板等の部材が不要となり
部品点数を削減でき、コストを下げられる。また軸継手
部は係合し駆動力を伝達している間は常に接しているた
めノイズが発生しにくい。
【0050】(実施の形態2)次に感光体ドラムユニッ
トのクリーニング枠体に対する支持方法及び組立方法の
実施の形態2を図12、図13を参照して説明する。
尚、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の基本的な
構成は前述した実施の形態1と同様であるために重複す
る説明は省略し、実施の形態1と同一部材は同一符合を
付す。
【0051】図12に示すように感光体ドラムユニット
27の駆動側は、フランジ16a′の外側端面16fに
軸継手の穴16d側が設けられている。この穴16dの
形状は図6について説明したカップリング凹部18aと
同様な形状である。この場合、装置本体13側の軸継手
は凸となり互いに係合し感光体ドラム7に駆動力を伝達
することになる。そしてフランジ16a′の端面16f
にはフランジ16a′の中心を中心として円形状の溝1
6eが設けてありその溝16eの内径または外径部分に
軸受26′の円筒部26b′の外径または内径に嵌合し
て軸受26′で支持している。軸受26′はつば26
c′を挿通する小ねじをクリーニング枠体12cにねじ
込み固定されている。非駆動側は実施の形態1と同様の
方法で感光体ドラムユニット27をクリーニング枠体1
2cに回転支持している。フランジ16a′の外側面に
は突出した軸などが設けられているわけではないので感
光体ドラムユニット27の長手寸法はクリーニング枠体
12cの側壁の左右間隔よりも短くできる。このため前
記実施の形態1と同様に支持精度及び支持強度を低下さ
せることなしに組立性を向上させることができる。
【0052】(実施の形態3)実施の形態1において、
軸17にカップリング凸部17aに代えてカップリング
凹部となる穴をジャーナル17bまたはジャーナル17
bを外方へ延出した部分の中心に設け、カップリング軸
18にはカップリング凹部18aに代えて同位置に前記
カップリング凹部にゆるく嵌合するカップリング凸部を
設けてもよい(図示されない)。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置本体から駆動力の伝達を受けるためのカー
トリッジ側軸継手部が設けられていて電子写真感光体ド
ラムがフランジに取り付ける取付軸部と、ジャーナル
と、前記カートリッジ側軸継手部を有する支持軸と前記
フランジの2体で構成されていることにより、またはフ
ランジが有するカートリッジ側軸継手部がフランジ端面
に設けたカップリング凹部でありかつ前記フランジ端面
にはカップリング凹部を取り囲んで円形状の溝部が設け
てありこの溝部を支持部材で支持する構成としているこ
とにより、電子写真感光体ドラムを有するフランジを支
持枠体に組み付ける際、感光体ドラムにフランジを固設
した感光体ドラムユニットの長手方向の長さを支持枠体
の側壁の左右間隔よりも短くできる。このため支持精度
及び支持強度の低下のおそれを生じさせることなしに、
感光体ドラムユニットを支持枠体に組み付ける際の組立
性を向上させることができる。
【0054】またカートリッジ側軸継手部を有するフラ
ンジ及び支持軸と画像形成装置本体側のカップリング軸
の材質を導電材とすることにより軸継手部で電子写真感
光体ドラムの電気的アースをとることができるため、他
に電子写真感光体ドラムの電気的アースをとる部材を設
ける必要がなくなるため部品点数の削減がなされ、コス
トを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し、
【図1】本発明における実施の形態1に係わる感光体ド
ラムの支持構成を説明する分解斜視図である。
【図2】本発明における実施の形態1に係わる感光体ド
ラムの支持構成を説明する分解平面図である。
【図3】本発明における画像形成装置の全体構成を説明
する縦断面図である。
【図4】本発明におけるプロセスカートリッジの全体構
成を説明する縦断面図である。
【図5】本発明におけるプロセスカートリッジの装着構
成を説明する斜視図である。
【図6】本発明における軸継手部を説明する斜視図であ
る。
【図7】本発明における開閉カバーを開くときのカップ
リング手段の退避状態を説明する平面図である。
【図8】本発明における開閉カバーを開くときのカップ
リング手段の退避状態を説明する側面図である。
【図9】本発明における開閉カバーを開くときのカップ
リング手段の退避状態を説明する平面図である。
【図10】本発明における開閉カバーを開くときのカッ
プリング手段の退避状態を説明する側面図である。
【図11】本発明における実施の形態に係わる感光体ド
ラムの支持構成を説明する斜視図である。
【図12】本発明における実施の形態2に係わる感光体
ドラムの支持構成を説明する分解斜視図である。
【図13】本発明における実施の形態2に係わる感光体
ドラムの支持構成を説明する側面図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ L…間隔 1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…給紙カセット 3b…ピックアッ
プローラ 3c…給送ローラ対 3d…搬送ローラ対
3e…レジストローラ対 3f…ガイド板 3g,3h
…排出ローラ対 3i…手差しトレイ 3j…ローラ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…定着ローラ 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…露光開口 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b…トナ
ー送り部材 10c…固定磁石 10d…現像ローラ
10e…現像ブレード 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…廃トナー溜め 12a…トナー容器 12b…現像フレーム 12c…
クリーニング枠体 12c1,12c2…側壁 12c
3,12c5…穴 13…装置本体 14…開閉カバー 14a…軸 15…左右ガイド部材 15a…ガイド部 15l(エ
ル)…U溝 16a,16a′,16b…フランジ 16b1…丸穴
16c…軸挿入穴16d…穴 16e…溝 16f…
端面 17…軸 17a…カップリング凸部 17a1…稜線
17b…ジャーナル17c…軸部 18…カップリング軸 18a…カップリング凹部 1
8a1…内面 21…伝達ギア 22…解除部材 22a…カム部 23…壁部 25…支持軸 25a…つば 25b…軸部 26,26′…軸受 26a…穴 26b…嵌合部 2
6c…角フランジ 26c′…つば 27…感光体ドラムユニット

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムを両端で支持する支持枠体
    と、 前記感光体ドラムの両端に固定されたフランジと、 前記支持枠体を貫通して支持枠体に支持されると共に前
    記フランジに嵌入して電子写真感光体ドラムを支持する
    支持軸と、を有し、 一端側のフランジに嵌入する支持軸は、一端側のフラン
    ジに対して非回転となるように一端側フランジに嵌入す
    る取付軸部と、画像形成装置本体側軸継手と係脱される
    カートリッジ側軸継手部と、これら取り付け軸部とカー
    トリッジ側軸継手部間にあって前記支持枠体に支持され
    るジャーナル部と、を有することを特徴とするプロセス
    カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ側軸継手部を有する支
    持軸のジャーナルは支持枠体に固定される軸受が嵌入す
    ることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジ側軸継手部を有する支
    持軸のジャーナルは支持枠体に設けた軸受穴に支持され
    ることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  4. 【請求項4】 前記フランジを固定された電子写真感光
    体ドラムユニットの全長は支持枠体に設けた支持軸を貫
    通させる壁部材の対向する内矩間距離よりも小さいこと
    を特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載のプロ
    セスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジ側軸継手部を有する支
    持軸の取付軸部は円筒に二面軸部を有し、この取付軸部
    の嵌入するフランジの中心にはこの取付軸部と同断面の
    軸挿入穴を有することを特徴とする請求項1から4の何
    れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジ側軸継手部を有する支
    持軸及びこの支持軸が嵌入するフランジは導電性材料で
    作られていることを特徴とする請求項1から5の何れか
    1つに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムを両端で支持する支持枠体
    と、 前記感光体ドラムの両端に固定されたフランジと、 前記支持枠体を貫通して支持枠体に支持されると共に前
    記フランジに嵌入して前記電子写真感光体ドラムを支持
    する支持部材と、を有し、 一端側のフランジの外側の端面には中心に画像形成装置
    本体側軸継手であるカップリング凸部が軸方向に移動し
    て係脱されるカートリッジ側軸継手であるカップリング
    凹部と、前記カップリング凹部を取り囲んで前記中心を
    中心とする円形の溝とを有し、 前記カップリング凹部を有するフランジを支持する支持
    部材は筒状であって端部が前記円形の溝に嵌入して前記
    カップリング凹部を有するフランジを回転自在に支持し
    た状態で前記支持枠体に固定されることを特徴とするプ
    ロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記カップリング凹部を有するフランジ
    を支持する支持部材は支持枠体に嵌合していることを特
    徴とする請求項7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記フランジを固定された電子写真感光
    体ドラムユニットの全長は支持枠体に設けた支持軸を貫
    通させる壁部材の対向する内矩間距離よりも小さいこと
    を特徴とする請求項7又は8に記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  10. 【請求項10】 前記カップリング凹部を有するフラン
    ジは導電性材料で作られていることを特徴とする請求項
    9に記載のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写真感光体
    とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
    像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1から1
    0の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと
    電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
    成装置本体に対して着脱可能とする請求項1から10の
    何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジとは、少な
    くとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリ
    ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1
    から10の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムを両端で支持する支持枠体
    と、 前記感光体ドラムの両端に固定されたフランジと、 前記支持枠体を貫通して支持枠体に支持されると共に前
    記フランジに嵌入して前記電子写真感光体ドラムを支持
    する支持軸と、を有し、 一端側のフランジに嵌入する支持軸は、一端側のフラン
    ジに対して非回転となるように一端側フランジに嵌入す
    る取付軸部と、画像形成装置本体側軸継手と係脱される
    カートリッジ側軸継手部と、これら取り付け軸部とカー
    トリッジ側軸継手部間にあって前記支持枠体に支持され
    るジャーナル部と、を有するプロセスカートリッジを取
    り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記カートリッジ側軸継手部に対して軸方向に進退
    して、カートリッジ側軸継手部に係脱される軸継手部を
    有する回転部材と、 c.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
    ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記回転部材、前記一端側のフランジ
    及びフランジに嵌入する支持軸は導電性材料で作られて
    おり、電子写真感光体ドラムが画像形成装置本体へアー
    スされていることを特徴とする請求項14に記載の電子
    写真画像形成装置。
  16. 【請求項16】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムを両端で支持する支持枠体
    と、 前記感光体ドラムの両端に固定されたフランジと、 前記支持枠体を貫通して支持枠体に支持されると共に前
    記フランジに嵌入して前記電子写真感光体ドラムを支持
    する支持部材と、を有し、 前記フランジの内一端側のフランジの外側の端面には中
    心に画像形成装置本体側軸継手であるカップリング凸部
    が軸方向に移動して係脱されるカートリッジ側軸継手で
    あるカップリング凹部と、前記カップリング凹部を取り
    囲んで前記中心を中心とする円形の溝とを有し、 前記カップリング凹部を有するフランジを支持する支持
    部材は筒状であって端部が前記円形の溝に嵌入して前記
    カップリング凹部を有するフランジを回転自在に支持し
    た状態で前記支持枠体に固定されるプロセスカートリッ
    ジを取り外し可能に装着する装着手段と、 b.前記カップリング凹部に対して軸方向に進退して、
    カップリング凹部に係脱されるカップリング凸部を有す
    るカップリング凸軸と、 c.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
    ることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記カップリング軸及びカップリング
    凹部を有するフランジは導電性材料で作られており、電
    子写真感光体ドラムが画像形成装置本体へアースされて
    いることを特徴とする請求項16に記載の電子写真画像
    形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163158A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体、感光体支持装置、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ
JP2009162858A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Seiko Epson Corp 帯電装置、画像形成装置及び像担持体の帯電方法
US7627267B2 (en) 2006-06-01 2009-12-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Image formation apparatus, image formation unit, methods of assembling and disassembling image formation apparatus, and temporarily tacking member used for image formation apparatus
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WO2018076464A1 (zh) * 2016-10-25 2018-05-03 珠海市鑫诚科技有限公司 一种硒鼓辊轴安装结构

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