JPH11119326A - ロック機能付きカメラ - Google Patents

ロック機能付きカメラ

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JPH11119326A
JPH11119326A JP9278609A JP27860997A JPH11119326A JP H11119326 A JPH11119326 A JP H11119326A JP 9278609 A JP9278609 A JP 9278609A JP 27860997 A JP27860997 A JP 27860997A JP H11119326 A JPH11119326 A JP H11119326A
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JP
Japan
Prior art keywords
password
camera
film
input
key
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9278609A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Mizumo
義之 水藻
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所有者以外のものが無断で撮影を行うことを
防止する。 【解決手段】 パスワード判別手段31は、フィルム3
8のリーダ磁気記録部にパスワードが記録されていると
きに、パスワード入力モードに移行させてキー入力部6
の各キー以外の入力の受付けを禁止し、パスワードの判
別を行う。パスワード制御手段23は、フィルム装填判
別手段34によりフィルムが装填されていると判別され
たときにのみ、パスワード判別手段31による判別を行
わせる。そして、一致したときにパスワード入力モード
を終了し、通常の電源オンモードに移行させて他のキー
入力の受付けを許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パスワードが入力
されないと動作しないロック機能付きカメラに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、高倍率のズームレンズを備えたカ
メラが実用化されたり、フィルムの磁気記録部にデータ
を記録する機能や写真にタイトルを記入する機能を備え
た新写真システムのカメラが提案されるなど、種々の機
能が付加された多機能カメラが増えている。
【0003】さらに、新写真システムのカメラでは、途
中のコマまで撮影したフィルムを一旦カメラから取り出
し、再度カメラに装填して使用することが可能となって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカメラで
は、フィルムが装填されたカメラをフィルムの所有者以
外の者が無断で使用すると、所有者の意図と関係のない
写真が撮影されてフィルムが無駄に消費される虞れがあ
る。また、その場合、一本のフィルム中に余計な写真が
混在することになり、写真を整理する上で障害になる虞
れがある。特に、新写真システムにおいては、途中のコ
マまで撮影して一旦カメラから取り出したフィルムをそ
のフィルムの所有者以外の者が再度カメラに装填して使
用することができるため、その虞れはより大きいものと
なっている。
【0005】さらに、子供など操作に通暁していない者
が上記のような多機能カメラの電源スイッチをオンにし
て不用意にカメラを操作したり、携行時にバッグ内で誤
って電源スイッチがオンになったりすると、ズームレン
ズの鏡胴が伸縮されて故障につながったり、フィルムに
覚えのないタイトルが入力されるなどの虞れがあった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、所有者以外
のものが無断で撮影を行うことを防止することができる
ロック機能付きカメラを提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字を入力す
るための文字入力手段と、この文字入力手段を用いて入
力された複数の文字の組み合わせからなるパスワードを
フィルム上に記録するための記録手段と、電源スイッチ
がオンにされたときに、上記文字入力手段を用いて入力
された複数の文字の組み合わせが上記記録手段によって
記録された上記パスワードに一致しているか否かの判別
を行い、一致しているときにのみカメラの動作を許容す
るパスワード判別手段と、フィルムがカメラに装填され
ているか否かの判別を行うフィルム在否判別手段と、上
記フィルム在否判別手段によりフィルムが装填されてい
ると判別されたときにのみ上記パスワード判別手段によ
り判別を行わせるパスワード制御手段とを備えたもので
ある(請求項1)。
【0008】この構成によれば、文字入力手段を用いて
入力された複数の文字の組み合わせからなるパスワード
がフィルムに記録される。そして、フィルムが装填され
ているカメラの電源スイッチがオンにされたときに、文
字入力手段を用いて入力された複数の文字の組み合わせ
が記録されているパスワードに一致しているか否かの判
別が行われ、一致しているときにのみカメラの動作が許
可されることになる。
【0009】これにより、フィルムが装填されていると
きには、電源スイッチのオンのみではカメラを使用する
ことができず、フィルムの所有者以外のものが勝手に写
真を撮影することができなくなる。また、カメラの操作
に通暁していない者が不用意に操作したり、携行時に誤
って動作が行われることもなくなる。
【0010】しかし、パスワードはフィルムに記録され
るものであるから、必要に応じて同じカメラを複数の者
が共用することが可能である。
【0011】また、請求項1記載のロック機能付きカメ
ラにおいて、上記文字入力手段は、フィルムに設けられ
た磁気記録部に記録すべき情報を入力するためのもので
ある(請求項2)。
【0012】この構成によれば、文字入力手段は、フィ
ルムに設けられた磁気記録部に記録すべき情報を入力す
るためのものを兼用することにより、文字入力手段を別
途備えることなく、複数の文字の組合せからなるパスワ
ードによってカメラの動作が許可されることとなる。
【0013】また、請求項1記載のロック機能付きカメ
ラにおいて、さらに上記フィルムに記録されたパスワー
ドと同じ複数の文字の組み合わせからなるパスワードを
記憶する記憶手段を備え、上記パスワード判別手段は、
上記記憶手段に記憶されているパスワードが上記文字入
力手段を用いて入力された複数の文字の組み合わせに一
致しているか否かの判別を行うものである(請求項
3)。
【0014】この構成によれば、電源スイッチがオンに
される都度フィルムに記録されているパスワードを再度
読み取る必要がないので、電源スイッチを操作してから
短時間でパスワードの確認が完了する。
【0015】また、請求項1記載のロック機能付きカメ
ラにおいて、非使用時にはレンズ鏡胴がカメラ本体内に
押し込まれる沈胴式のレンズ鏡胴を備え、上記パスワー
ド判別手段は、上記判別を行い、一致していないときは
上記レンズ鏡胴の移動を禁止するものである(請求項
4)。
【0016】この構成によれば、入力された複数の文字
の組合せがパスワードに一致していないときは、カメラ
本体内に押し込まれている沈胴式のレンズ鏡胴の移動が
禁止されることにより、バッグ内での携帯中や子供等に
よって、使用者の知らない間に誤って電源スイッチがオ
ンになっても、レンズ鏡胴が移動せず、故障が未然に防
止されることとなる。
【0017】また、請求項1記載のロック機能付きカメ
ラにおいて、ズームスイッチの操作によりレンズが移動
するズームレンズを備え、上記パスワード判別手段は、
上記判別を行い、一致していないときは上記ズームスイ
ッチが操作されても上記レンズの移動を禁止するもので
ある(請求項5)。
【0018】この構成によれば、入力された複数の文字
の組合せがパスワードに一致していないときは、ズーム
レンズを構成するレンズの移動が禁止されることによ
り、バッグ内での携帯中や子供等によって、使用者の知
らない間に誤って電源スイッチがオンになっても、レン
ズが移動せず、故障が未然に防止されることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は本発明に係るロック機能付
きカメラの一実施形態の背面図である。図3は同実施形
態の側面図で、(a)はズームレンズが沈胴された状
態、(b)はズームレンズが繰り出された状態を示して
いる。このカメラ1は、図2に示すように、背面側のほ
ぼ中央に配設された表示部2と、この表示部2の上方に
配設されたファインダF及び電源スイッチ3と、表示部
2の下方に配設されたモードキー群4と、表示部2の右
上方に配設されたズームスイッチ5と、表示部2の右方
に配設されたキー入力部6とを備えている。
【0020】表示部2は、ドットマトリクスで構成され
る液晶表示装置からなり、各ドットのオンオフによって
文字等が表示可能になされており、撮影に関する情報
や、後述するパスワード入力の指示などを表示するもの
である。電源スイッチ3は、内蔵する電池B(図1)から
後述するCPU20(図1)などのカメラ内の各部に電力
を供給させるための操作スイッチである。
【0021】モードキー群4は、パスワード設定モード
キー41と、パスワード解除モードキー42とを少なく
とも備え、パスワード設定モードキー41は、通常モー
ドからパスワード設定モードへの変更を指示するための
もので、パスワード解除モードキー42は、通常モード
からパスワード解除モードへの変更を指示するためのも
のである。
【0022】キー入力部6は、文字入力キー61〜70
と、各種の操作キー71〜78とを備え、文字入力手段
として機能するものである。各キー61〜78について
は後述する。なお、文字というときは数字を含むものと
する。
【0023】ズームスイッチ5は、スイッチを左右方向
に摺動させることによって、ズームレンズを構成するレ
ンズを望遠側(図中、T)及び広角側(図中、W)に移
動させるものである。このカメラ1は、図3(a)に示
すように、ズームレンズの鏡胴51が不使用時にはカメ
ラ本体内に押し込まれる沈胴式で、図3(b)に示すよ
うに、使用時に、鏡胴51がズームスイッチ5の操作に
応じて本体から繰り出されるようになっている。
【0024】ここで、キー入力部6の各キーについて説
明する。なお、各キーの判別は、後述するCPU20
(図1)によって行われる。
【0025】操作キー71〜78は、図2に示すよう
に、それぞれカナ・ローマ字キー71と、メモリキー7
2と、小文字キー73と、カナ・英字キー74と、クリ
アキー75と、消去キー76と、アステリスクキー77
と、決定キー78である。
【0026】カナ・ローマ字キー71は、押される毎
に、全角のカナモードとローマ字モードに切り換えるも
のである。メモリキー72は、文字入力時に、各入力文
字を確定させるときに使用する設定キーである。
【0027】小文字キー73は、英字モードのときに、
押される毎に、大文字モードと小文字モードに切り換え
るものである。カナ・英字キー74は、押される毎に、
半角のカナモードと英字モードに切り換えるものであ
る。
【0028】クリアキー75は、後述するように、設定
されたパスワードを消去する際に使用するもので、消去
キー76は、入力した文字を訂正する際に使用するもの
である。アステリスクキー77は、パスワード入力以外
のとき画面上の複数行の位置に文字を入力することがで
きるが、その行の移動を行う上下移動キーで、単独操作
で下へ、モードキー群4のどれかと同時に操作すること
で上へ移動する。決定キー78は、入力した文字を決定
してカーソルを移動させるものである。
【0029】文字入力キー61は、(1) 全角のカナモー
ドのときは、押される毎に、1→ア→イ→ウ→エ→オ→
1とサイクリックに切り換え、(2) 半角のカナモードの
ときは、押される毎に、1→ア→イ→ウ→エ→オ→1とサイク
リックに切り換え、(3) 英字かつ大文字モードのとき
は、押される毎に、1→A→B→C→1とサイクリック
に切り換え、(4) 英字かつ小文字モードのときは、押さ
れる毎に、1→a→b→c→1とサイクリックに切り換
え、文字入力キー62〜70も、同様に、各モードにお
いて、文字をサイクリックに切り換えるものである。
【0030】例えば、文字入力キー68は、(1) 全角の
カナモードのときは、押される毎に、8→ヤ→ユ→ヨ→
8とサイクリックに切り換え、(2) 半角のカナモードの
ときは、押される毎に、8→ヤ→ユ→ヨ→8とサイクリック
に切り換え、(3) 英字かつ大文字モードのときは、押さ
れる毎に、8→V→W→X→8とサイクリックに切り換
え、(4) 英字かつ小文字モードのときは、押される毎
に、8→v→w→x→8とサイクリックに切り換え、ま
た、文字入力キー69は、(1) 全角のカナモードのとき
は、押される毎に、9→ラ→リ→ル→レ→ロ→9とサイ
クリックに切り換え、(2) 半角のカナモードのときは、
押される毎に、9→ラ→リ→ル→レ→ロ→9とサイクリックに
切り換え、(3) 英字かつ大文字モードのときは、押され
る毎に、9→Y→Z→9とサイクリックに切り換え、
(4) 英字かつ小文字モードのときは、押される毎に、9
→y→z→9とサイクリックに切り換え、なお、文字入
力の各モードを表示部2の右下隅などの適所に表示する
ようにしてもよい。
【0031】図1は本発明に係るロック機能付きカメラ
の一実施形態の電気的構成を示すブロック図である。こ
のカメラは、図1に示すように、上記図2、図3に示し
た構成に加えて、表示部2を駆動する表示駆動回路7
と、測光を行うための測光手段(AE)8と、測距を行う
ための測距手段(AF)9と、シャッターレリーズボタン
(図略)の半押しでオンになるスイッチ10と、このスイ
ッチ10のオン状態からシャッターレリーズボタンを更
に深く押し込むとオンになるレリーズスイッチ11と、
ズーミングのために鏡胴51を駆動させるズーム駆動回
路12と、絞り機能及びシャッタ機能を兼用するレンズ
シャッタ13を所定のタイミングで駆動するシャッタ駆
動回路14と、フラッシュランプ15を発光させるフラ
ッシュ発光回路16と、撮影レンズ群17を駆動するフ
ォーカシングモータ18と、設定されたパスワードを記
憶する記憶手段として機能するEEPROM(Electrica
lly Erasable and Programmable Read Only Memory)1
9と、フィルム38に設けられた磁気記録部Fc及びリ
ーダ磁気記録部FL(図9参照)にデータを記録する磁
気記録回路39と、上記各部を制御するCPU20と、
RAM21と、ROM22とを備えている。
【0032】パスワード設定モードキー41及びキー入
力部6の各キーは、それぞれ押されるとその旨のオン信
号をCPU20に送出するものである。ズームスイッチ
5は、操作されたスイッチ位置(W又はT)に応じた信
号をCPU20に送出するものである。
【0033】CPU20は、図1に示すように、機能ブ
ロックとして、パスワード制御手段23と、露出演算手
段24と、ズーム制御手段25と、シャッタ制御手段2
6と、フラッシュ制御手段27と、フォーカス制御手段
28と、フィルム装填判別手段34とを備え、以下の機
能を有している。
【0034】表示駆動回路7を介して表示部2の表示
内容を制御する機能。通常モードのときは、フィルム枚
数、日付や撮影モード等の撮影に関する情報を表示させ
ている。 パスワード設定モードキー41及びキー入力部6の各
キーから送出されるオン信号に基づいて、上述したよう
に各キーの入力を判別する機能。
【0035】キー入力部6の各キー入力に基づいて、
磁気記録回路39を介してフィルム38の磁気記録部に
タイトルなどのデータを書き込ませる機能。 RAM21は、データを一時的に保管するものである。
ROM22には、制御手順を記述した制御プログラムが
格納されている。
【0036】露出演算手段24は、測光手段8の測光値
により検出された被写体の明るさに基づいて、レンズシ
ャッタ13の絞り込み量を求めるとともに、シャッタ速
度を求めるものである。シャッタ制御手段26は、レリ
ーズスイッチ11がオンにされると、露出演算手段24
による演算結果に基づいて、シャッタ駆動回路14を介
してレンズシャッタ13の駆動を制御するものである。
【0037】フラッシュ制御手段27は、測光手段8の
測光値に基づき、フラッシュ発光回路16を介してフラ
ッシュランプ15を発光させるものである。フォーカス
制御手段28は、測距手段9の測距値に基づき、フォー
カシングモータ18を介して撮影レンズ群17を移動さ
せるものである。
【0038】フィルム装填判別手段34は、フィルムカ
ートリッジの有無を検出する機械的スイッチ、光センサ
又は近接センサなどで構成され、カメラにフィルムが装
填されているか否かの判別を行うもので、フィルム在否
判別手段としての機能を有する。
【0039】本実施形態に使用されるフィルム38は、
図9に示すように、大略円筒状のフィルムカートリッジ
KTに完全に収納されており、フィルムカートリッジK
Tをフィルム装填室内に装填すると、カメラ1(図2)
のフィルムローディング機構によりフィルムカートリッ
ジKTからフィルム38が押し出され、先頭コマの露光
領域Faが所定の露光位置(撮影レンズの光軸後方に設
けられた露光枠に対向する位置)に設定されるようにな
っている。
【0040】フィルム38の押出方向に対して左側縁部
(図9では上側の側縁部)には各コマの露光領域Faの
両端部に一対のパーフォレーションFb,Fb’が穿設
され、フォトリフレクタ等の光センサによるこのパーフ
ォレーションFb,Fb’の検出信号を用いてフィルム
38のローディング、フィルム巻上げ及びフィルム巻戻
し等のフィルム給送制御が行われるようになっている。
【0041】また、フィルム38の押出方向に対して右
側縁部(図9では下側の側縁部)には各コマの露光領域
Faに沿って磁気記録部Fcが設けられ、この磁気記録
部Fcに各コマの露光領域Faに撮影された画像に関す
る情報、例えば撮影日、撮影画面の方向(縦/横)、露
出制御値、撮影倍率等の情報(2ビットデータ)が磁気
的に記録できるようになっている。
【0042】また、最初の露光コマよりも、先端よりの
位置には、フィルム全体に関与する情報を書き込むため
のリーダ磁気記録部FLが設けられている。
【0043】なお、このフィルムのフィルムカートリッ
ジKTにはバーコードを有するデータディスクDDが設
けられ、未使用か、途中まで使用されたものか等を示す
ことができる。
【0044】図1に戻って、パスワード制御手段23
は、機能ブロックとして、パスワード判別手段31と、
パスワード設定手段32と、パスワード解除手段33と
を備えている。パスワード判別手段31は、電源スイッ
チ3がオンにされると、EEPROM19にパスワード
が格納されているときに、パスワード入力モードに移行
させる機能を有する。
【0045】パスワード入力モードにおいては、パスワ
ード判別手段31は、キー入力部6の各キー以外の入力
の受付けを禁止し、表示部2にパスワードの入力を促す
表示を行わせるとともに、入力されたパスワードがEE
PROM19に格納されているパスワードに一致するか
否かの判別を行う。そして、一致したときにパスワード
入力モードを終了し、通常の電源オンモードに移行させ
て他のキー入力の受付けを許可する。なお、その動作手
順は図4を用いて後述する。
【0046】また、パスワード判別手段31は、フィル
ム38のリーダ磁気記録部FL(図9参照)にパスワー
ドが記録されているときに、パスワード入力モードに移
行させてパスワードの判別を行う機能を有するもので、
その動作手順は図11を用いて後述する。
【0047】なお、パスワード制御手段23は、フィル
ム装填判別手段34によりフィルムが装填されていると
判別されたときにのみ、パスワード判別手段31による
判別を行わせる機能を有する。
【0048】パスワード設定手段32は、パスワード設
定モードキー41が押されると、そのオン信号に基づき
パスワード設定モードにしてキー入力部6の各キー以外
の入力の受付けを禁止し、パスワードの設定を制御して
設定されたパスワードをEEPROM19及びフィルム
38のリーダ磁気記録部FL(図9)に書き込む機能を
有するもので、その動作手順は図6を用いて後述する。
【0049】また、パスワード設定手段32は、パスワ
ード設定モードにおいてパスワード設定モードキー41
が押されるか、又はパスワードの設定が終了して設定さ
れたパスワードをEEPROM19及びフィルム38の
リーダ磁気記録部FL(図9)に書き込むと、パスワー
ド設定モードを終了させて通常モードに復帰させる。な
お、本実施形態では、パスワードは4桁の文字とする。
【0050】このパスワード設定手段32及び磁気記録
回路39により記録手段が構成されている。
【0051】パスワード解除手段33は、パスワードの
入力に続いて、クリアキー75が押されたときに、パス
ワードの消去を行うもので、その動作手順は図8を用い
て後述する。パスワードが消去された状態にあるとき
は、電源スイッチ3がオンにされると通常通りカメラの
動作が可能になる。
【0052】図4は入力されたパスワードを判別する手
順のフローチャート、図5(a)〜(d)はパスワード
の判別動作中における表示部2の画面例を示す図であ
る。
【0053】電源スイッチ3がオンにされると、図4の
動作が開始され、まず、カメラにフィルムが装填されて
いるか否かをフィルム装填判別手段34によって判別し
(#50)、フィルムが装填されていなければ(#50
でNO)、通常の電源オンのルーチンに移行し、フィル
ムが装填されているときにのみ(#50でYES)、#
100以降に進んで、パスワードの判別を行う。
【0054】最初に、EEPROM19にパスワードが
格納されているか否かが判別され(#100)、パスワ
ードが無ければ(#100でNO)、このフローを終了
し、通常の動作が可能になる。一方、EEPROM19
にパスワードが格納されていれば(#100でYE
S)、キー入力部6以外のキー入力の受付けが禁止され
(#110)、表示部2に図5(a)の画面が表示され
てパスワードの入力が促される(#120)。
【0055】次いで、使用者によってキー入力部6のキ
ー入力が行われ(#130)、図5(b)に示すよう
に、1文字毎に*が表示され(#140)、4桁のキー
入力が行われるまで(#150でNO)、#130〜#
150が繰り返される。
【0056】そして、4桁のキー入力が行われると(#
150でYES)、入力された文字の組合せがEEPR
OM19に格納されているパスワードに一致しているか
どうかが判別され(#160)、一致していれば(#1
60でYES)、表示部2に図5(c)に示す画面が表
示されてパスワードに一致していることが報知され(#
170)、終了し、通常の電源スイッチオンの動作に移
行する。
【0057】一方、キー入力がパスワードに一致してい
なければ(#160でNO)、図5(d)に示す画面が
表示されて、パスワードが不一致である旨が報知され
(#180)、所定時間だけ待機した後に(#19
0)、#120に戻る。
【0058】このように、パスワード入力中の表示を*
とすることで、パスワードを他人に見られないようにす
ることができる。なお、これに代えて、視認可能な状態
でパスワードを入力するようにしてもよい。
【0059】図11はフィルムをカメラに装填した時点
におけるパスワードを判別し、確認するためのフローチ
ャートである。
【0060】フィルムが装填されると、フィルムの未露
光の最初のコマへの移送(イニシャルロード)が開始さ
れる(#600)。このイニシャルロード中において、
フィルムのリーダ磁気記録部FL(図9)に記録された
情報を読み取り(#610)、パスワードが記録されて
いなければ(#620でNO)、そのまま通常の撮影準
備段階に移行する。
【0061】一方、パスワードが記録されていれば(#
620でYES)、#630に進んで読み取ったパスワ
ードを一旦RAMに格納する。次に、#640に進み、
上記図4の#110〜#190と同様のパスワードの確
認を行う。このときにはまだパスワードはEEPROM
には格納されていないので、確認は入力された値とRA
M内の値とを比較して行われる。
【0062】パスワードの確認が完了すると、RAMに
格納されているパスワードをEEPROMに転送して格
納し、以降の確認においてはこのEEPROM内のパス
ワードが使用される。
【0063】なお、#640におけるパスワードの確認
は#110〜#170における動作と同様で良いが、確
認動作開始から所定の時間をカウントし、この時間中に
確認が完了しなければ不正規ユーザーによる使用である
と判断してフィルムを強制的に巻き戻すようにしても良
い。
【0064】また、通常、全く新規のフィルムにはパス
ワードは記録されていないので、装填されたフィルムが
未使用のものである場合には上記フローチャートをスキ
ップして通常の撮影準備動作に移行し、装填されたフィ
ルムが途中まで使用されたフィルムである場合にのみ上
記フローチャートを実行するようにしても良い。
【0065】図6はパスワードを設定する手順のフロー
チャート、図7(a)〜(e)はパスワードの設定動作
中における表示部2の画面例を示す図である。
【0066】カメラにフィルムが装填されている任意の
時点において、パスワード設定モードキー41(図1)
が押されると、図6のフローに移り、まず、表示部2に
図7(a)の画面が表示されて、設定するパスワードの
入力が促される(#200)。
【0067】次いで、使用者(所有者)によってキー入
力部6のキー入力が行われ(#210)、図7(b)に
示すように、1文字が入力される毎に*が表示され(#
220)、4桁のキー入力が行われるまで(#230で
NO)、#210〜#230が繰り返される。
【0068】そして、4桁のキー入力が行われると(#
230でYES)、入力されたパスワードは一旦RAM
21に格納され(#240)、設定されたパスワードが
確認のために表示部2に表示される(#250)。
【0069】次いで、使用者によりパスワードの再入力
が行われ(#260)、表示部2に図7(c)の画面が
表示されてパスワードの確認入力中である旨が報知され
るとともに、1文字毎に*が表示され(#270)、4
桁のキー入力が行われるまで(#280でNO)、#2
60〜#280が繰り返される。
【0070】そして、4桁のキー入力が行われると(#
280でYES)、再入力されたパスワードとRAM2
1に格納されているパスワードとが一致しているかどう
かが判別され(#290)、一致していれば(#290
でYES)、表示部2に図7(d)に示す画面が表示さ
れて、パスワードが設定された旨が報知され(#30
0)、設定されたパスワードがEEPROM19に格納
される(#310)。このEEPROM19に格納され
たパスワードはフィルムをカメラから取り出すことによ
り消去される。
【0071】さらに、フィルムが一旦、リーダ磁気記録
部FLに記録できる位置まで巻戻され(#340)、E
EPROMに格納されたものと同内容のデータがリーダ
磁気記録部FLに書き込まれる(#350)。続いて、
フィルムは元の撮影コマの位置に戻されて終了する(#
360)。
【0072】一方、再入力されたパスワードがRAM2
1に格納されているパスワードに一致していなければ
(#290でNO)、図7(e)に示す画面が表示され
て、パスワードが不一致である旨が報知され(#32
0)、所定時間だけ待機した後に(#330)、#25
0に戻る。
【0073】図5(a)(b)(d)及び図8を用いて
パスワードを解除する手順について説明する。図8はパ
スワードを解除する手順のフローチャートである。
【0074】カメラにフィルムが装填されている任意の
時点において、パスワード解除モードキー42(図1)
が押されると、図8のフローに移り、まず、表示部2に
図5(a)の画面が表示されて、パスワードの入力が促
される(#400)。
【0075】次いで、使用者によってキー入力部6のキ
ー入力が行われ(#410)、図5(b)に示すよう
に、1文字毎に*が表示され(#420)、4桁のキー
入力が行われるまで(#430でNO)、#410〜#
430が繰り返される。
【0076】そして、4桁のキー入力が行われると(#
430でYES)、クリアキー75(図2)が押される
まで待機し(#440でNO)、クリアキー75が押さ
れると(#440でYES)、入力された文字の組合せ
がEEPROM19に格納されているパスワードに一致
しているか否かが判別され(#450)、一致していれ
ば(#450でYES)、EEPROM内のパスワード
が消去される(#460)。
【0077】さらにフィルムが一旦リーダ磁気記録部F
Lの消去ができる位置まで巻戻され(#490)、記録
されているパスワードが消去される(#500)。続い
てフィルムは元の撮影コマの位置に戻されて終了する
(#510)。なお、この時点ではEEPROM内のパ
スワードのみを消去し、フィルムの途中巻戻しなどが指
示された時点でリーダ磁気記録部FLのパスワードを消
去してもよい。
【0078】一方、キー入力がパスワードに一致してい
なければ(#450でNO)、図5(d)に示す画面が
表示されてパスワードが不一致である旨が報知され(#
470)、所定時間だけ待機した後に(#480)、#
400に戻る。
【0079】このように、本実施形態によれば、フィル
ムにパスワードを記録し、カメラにフィルムが装填され
た状態で電源スイッチ3がオンにされても、正しいパス
ワードが入力されるまで他の動作を禁止することによ
り、1本のフィルム内に他の使用者が撮影した画像が混
在することを防止することができる。
【0080】特に、新写真システムのフィルムのよう
に、途中まで使用して一旦カメラから取り出し、再度装
填して残りのコマに撮影することができる場合におい
て、最初にフィルムを使用した人と異なる人が使用する
と、途中から撮影内容が変わってしまうこととなるが、
そのような事態を防止することができる。
【0081】また、カメラ1をバッグに入れて携帯中に
電源スイッチ3がオンになったり、子供が電源スイッチ
3をオンにしたときでも、カメラの故障を防止すること
ができるとともに、カメラ1の盗難の抑止力とすること
ができる。
【0082】例えば、ズームスイッチ5のスイッチ位置
が移動しても、沈胴式の鏡胴51が動かないので、鏡胴
51の故障を防止することができる。
【0083】また、パスワードを文字の組合せで構成す
ることにより、パスワードの入力及び記憶を容易に行う
ことができるとともに、パスワードの偶然の一致を低減
することができ、これによって安全性を高めることがで
きる。
【0084】また、パスワードを不揮発性メモリである
EEPROM19に記憶することにより、カメラ1から
電池を取り外したときでも、記憶したパスワードが消去
されることはない。
【0085】なお、本発明は、上記実施形態に限られ
ず、以下の変形形態(1)〜(6)を採用することがで
きる。 (1)パスワード制御手段23は、電源スイッチ3がオ
ンにされてから所定時間以上パスワードが入力されない
場合には、自動的に電源スイッチ3をオフ状態にする機
能を有するようにしてもよい。
【0086】この形態によれば、カメラ1をバッグなど
に入れて携帯しているときに電源スイッチ3がオンにな
ったときでも、電池の消耗を抑制することができる。
【0087】(2)パスワード制御手段23は、パスワ
ード設定モードに移行してから所定時間以上パスワード
が入力されない場合には、自動的に電源スイッチ3をオ
フ状態にする機能を有するようにしてもよい。この形態
によれば、電池の消耗を抑制することができる。
【0088】(3)図10に示すように、リモートコン
トローラ80を備えるようにしてもよい。図10におい
て、図2の各部と同一構成要素には同一符号を付し、説
明を省略する。この形態では、図1に一点鎖線で示すよ
うに、CPU20は、機能ブロックとして通信制御手段
35を備えるようにすればよい。
【0089】リモートコントローラ80は、パスワード
設定モードキー41と、パスワード解除モードキー42
と、文字入力キー61〜70と、クリアキー75と、ア
ステリスクキー77と、決定キー78と、レリーズスイ
ッチ11とを備えるとともに、送信キー81、赤外光等
による送信を行う送信部82及び表示部2を備えてい
る。
【0090】また、リモートコントローラ80は、図1
に示すように、キー入力された信号を変調して送信部8
2から赤外光を発光して通信制御手段35との間で通信
を行う機能を有している。
【0091】送信キー81は、各キーを用いて入力した
パスワードのカメラ1への送信を指示するものである。
通信制御手段35は、赤外光を受光する受光部を備え、
リモートコントローラ80から送信されてくるパスワー
ドなどの変調光を受光して復号化するものである。
【0092】この形態によれば、リモートコントローラ
80を用いて、上記実施形態と同様に、パスワードの設
定、入力及び解除を行うことができる。なお、赤外光に
限られず、超音波又は電波を用いてもよい。
【0093】(4)パスワード設定モードにおいて、パ
スワードの桁数についても設定可能とし、文字キー61
〜70を用いてその桁数を設定するようにしてもよい。
この形態によれば、所望の桁数のパスワードを設定する
ことができ、これによって解読をより困難にすることが
できる。
【0094】(5)図4において、入力されたパスワー
ドが一致したときに(#160でYES)、図5(c)
の表示(#170)を行わないようにしてもよい。すな
わち、入力されたパスワードがEEPROM19に格納
されたパスワードに一致したときは、直ぐにカメラを動
作可能な状態にすることで、特にパスワードの一致を表
示部2に表示する必要はない。
【0095】(6)図4において、パスワードの誤入力
(#160でNO)が所定回数(例えば3回)以上続い
て行われた場合には、不正使用とみなしてカメラの電源
スイッチ3をオフにするとともに、表示部2を消灯する
ようにしてもよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文字入力手段を用いて入力された複数の文字の組み合わ
せからなるパスワードを記録手段によってフィルムに記
録させ、フィルムが装填されているとき、電源スイッチ
がオンにされたときに、入力された複数の文字の組み合
わせが記録されているパスワードに一致しているか否か
の判別を行い、一致しているときにのみカメラの動作を
許可するようにしたので、フィルムの所有者以外の者が
勝手にカメラを操作して所有者の意図と関係のない無駄
な撮影が行われる虞れがなくなる。また、途中のコマま
で撮影して一旦取り出したフィルムを、所有者以外の者
が再度カメラに装填して使用することはできなくなり、
一本のフィルムに意図しない写真が混在する虞れを充分
に防止することができる。また、カメラの操作に詳しく
ない者が不用意に操作したり、携行時にバッグ内で電源
スイッチがオンになるなどの原因によって誤動作を生じ
ることもなくなり、それによる故障も防止することがで
きる。
【0097】しかし、パスワードはフィルムに記録され
るものであるから、必要に応じて同じカメラを複数の者
が共用することが可能である。また、このようにパスワ
ードはフィルム毎に記録されるものであるからカメラに
おけるEEPROMのような記憶手段の容量は少なくて
済み、カメラのコストが嵩むこともなく、共用する使用
者数の制限もない。
【0098】また、フィルムに設けられた磁気記録部に
記録すべき情報を入力するための文字入力手段を兼用す
ることにより、文字入力手段を別途備えることなく簡易
な構成で、複数の文字の組合せからなるパスワードによ
ってカメラの動作を許可することができる。
【0099】また、さらにフィルムに記録されたパスワ
ードと同じ複数の文字の組み合わせからなるパスワード
を記憶する手段をフィルムとは別に備え、パスワードの
判別の際には記憶手段に記憶されているパスワードと入
力された複数の文字の組み合わせとの一致の判別を行う
ようにすることにより、電源スイッチがオンにされる都
度フィルムに記録されているパスワードを再度読み取る
ようにする必要がなくなる。そのため、電源スイッチを
操作してから短時間でパスワードの確認が完了し、速や
かにカメラの操作を開始することが可能となる。
【0100】また、入力された複数の文字の組合せがパ
スワードに一致していないときは、カメラ本体内に押し
込まれている沈胴式のレンズ鏡胴の移動を禁止すること
により、バッグ内での携帯中や子供等によって、使用者
の知らない間に誤って電源スイッチがオンになっても、
レンズ鏡胴が移動せず、故障を未然に防止することがで
きる。
【0101】また、入力された複数の文字の組合せがパ
スワードに一致していないときは、ズームレンズを構成
するレンズの移動を禁止することにより、バッグ内での
携帯中や子供等によって、使用者の知らない間に誤って
電源スイッチがオンになっても、レンズが移動せず、故
障を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック機能付きカメラの一実施形
態の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るロック機能付きカメラの一実施形
態の背面図である。
【図3】同実施形態の側面図で、(a)はズームレンズ
が沈胴された状態、(b)はズームレンズが繰り出され
た状態を示している。
【図4】入力されたパスワードを判別する手順のフロー
チャートである。
【図5】(a)〜(d)はパスワードの判別動作中にお
ける表示部の画面例を示す図である。
【図6】パスワードを設定する手順のフローチャートで
ある。
【図7】(a)〜(e)はパスワードの設定動作中にお
ける表示部の画面例を示す図である。
【図8】パスワードを解除する手順のフローチャートで
ある。
【図9】フィルムの構成を示す図である。
【図10】リモートコントローラの正面図である。
【図11】フィルム装填時におけるパスワード判別手順
のフローチャートである。
【符号の説明】
2 表示部 3 電源スイッチ 6 キー入力部 19 EEPROM 20 制御部 21 RAM 22 ROM 23 パスワード制御手段 31 パスワード判別手段 32 パスワード設定手段 33 パスワード解除手段 34 フィルム装填判別手段 39 磁気記録回路 41 パスワード設定モードキー 42 パスワード解除モードキー 61〜70 文字キー 71〜78 操作キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を入力するための文字入力手段と、
    この文字入力手段を用いて入力された複数の文字の組み
    合わせからなるパスワードをフィルム上に記録するため
    の記録手段と、電源スイッチがオンにされたときに、上
    記文字入力手段を用いて入力された複数の文字の組み合
    わせが上記記録手段によって記録された上記パスワード
    に一致しているか否かの判別を行い、一致しているとき
    にのみカメラの動作を許容するパスワード判別手段と、
    フィルムがカメラに装填されているか否かの判別を行う
    フィルム在否判別手段と、上記フィルム在否判別手段に
    よりフィルムが装填されていると判別されたときにのみ
    上記パスワード判別手段により判別を行わせるパスワー
    ド制御手段とを備えたことを特徴とするロック機能付き
    カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロック機能付きカメラに
    おいて、上記文字入力手段は、フィルムに設けられた磁
    気記録部に記録すべき情報を入力するためのものである
    ことを特徴とするロック機能付きカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のロック機能付きカメラに
    おいて、さらに上記フィルムに記録されたパスワードと
    同じ複数の文字の組み合わせからなるパスワードを記憶
    する記憶手段を備え、上記パスワード判別手段は、上記
    記憶手段に記憶されているパスワードが上記文字入力手
    段を用いて入力された複数の文字の組み合わせに一致し
    ているか否かの判別を行うことを特徴とするロック機能
    付きカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のロック機能付きカメラに
    おいて、非使用時にはレンズ鏡胴がカメラ本体内に押し
    込まれる沈胴式のレンズ鏡胴を備え、上記パスワード判
    別手段は、上記判別を行い、一致していないときは上記
    レンズ鏡胴の移動を禁止するものであることを特徴とす
    るロック機能付きカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のロック機能付きカメラに
    おいて、ズームスイッチの操作によりレンズが移動する
    ズームレンズを備え、上記パスワード判別手段は、上記
    判別を行い、一致していないときは上記ズームスイッチ
    が操作されても上記レンズの移動を禁止するものである
    ことを特徴とするロック機能付きカメラ。
JP9278609A 1997-10-13 1997-10-13 ロック機能付きカメラ Withdrawn JPH11119326A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006215469A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Pentax Corp ユーザ認識機能を有するデジタルカメラ
US7884812B2 (en) 2002-08-21 2011-02-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Liquid crystal projector
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