JPH11119049A - 光ファイバの熱融着接続方法及び装置 - Google Patents

光ファイバの熱融着接続方法及び装置

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JPH11119049A
JPH11119049A JP10237289A JP23728998A JPH11119049A JP H11119049 A JPH11119049 A JP H11119049A JP 10237289 A JP10237289 A JP 10237289A JP 23728998 A JP23728998 A JP 23728998A JP H11119049 A JPH11119049 A JP H11119049A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの光ファイバをできるだけ好ましく相互
に融着接続できる、即ち、融着接続部をできるだけ好ま
しいファイバ横断面−幾何学的特性形状を以て実現でき
る手段を提供すること 【解決手段】 2つの相互に対応する光ファイバ端部
(FE1,FE2)の熱融着接続方法において、溶融し
たファイバ端部(FE1,FE2)を、それの端面側の
コンタクト接触個所を越えて或る大きさの送り距離(V
OZ4)だけファイバ長手方向に相互に押し込み合わ
せ、前記の或る大きさの送り距離の程度は、それの端面
(SF13,SF23)がそれの所望の規定端面形状
(IF1,IF2)に対してずれていればいる程それだ
け益々大きなものになるようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つの相互に対応す
る光ファイバ端部の熱融着接続方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの光ファイバの端部間でできるだけ
好ましい融着接続部を形成するよう、即ち、他の長手方
向経過部分全体に亘って本来的にそれぞれのファイバと
同じ横断面−幾何学的特性形状を有するファイバスプラ
イスをするよう、端面側で溶融したファイバ端部相互を
位置合わせることは困難性を伴い、ないし、クリティカ
ルである。而して、例えばファイバ端面相互間の起こり
得る誤り位置定めないしミスアラインメントにより、許
容できない高いスプライス損失を来す。相互に面一(つ
らいち)位置合わせアラインメントされて融着接続され
るべき2つのファイバ端部の誤り位置定めないしミスア
ラインメントを識別すべき方法は、例えば、EP040
0408から公知である。ここではファイバ端部が照明
され、そして、そのようにして生ぜしめられたファイバ
端部のイメージがビデオカメラのイメージセンサにより
スキャニングされる。それぞれのファイバがそれの端面
にて、場合により、許容されない高い材料欠損−これ
は、例えば材料蒸発、ガラス材料の破損、破裂又は破断
部における角度上の欠陥等により惹起され得る−ファイ
バ端部相互間の所望の結合が一層困難になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎を成す課
題とするところは、2つの光ファイバの端部をできるだ
け好ましく相互に融着接続できる、即ち、融着接続部を
できるだけファイバ横断面−幾何学的特性形状を以て実
現できる手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決のため本
発明によれば、冒頭に述べた形式の方法において、2つ
の相互の対応する光ファイバ端部の熱融着接続方法にお
いて、溶融したファイバ端部を、それの端面側のコンタ
クト接触個所を越えて或る大きさの送り距離だけファイ
バ長手方向に相互に押し込み合わせ、前記の或る大きさ
の送り距離の程度は、それの端部がそれの所望の規定端
面形状に対してずれていればいる程それだけ益々大きな
ものになるようにしたのである。
【0005】それにより、多数の実際的な条件下で両フ
ァイバ端部の所望の融着接続が可能になる。
【0006】更に本発明は、2つの相互に対応するファ
イバ端部の熱融着接続装置に関するものであり、その特
徴とするところは、溶融されたファイバ端部に対して移
動変位装置が設けられており、該移動変位装置 は、溶
融したファイバ端部を、それの端面側のコンタクト接触
個所を越えて或る大きさの送り距離だけファイバ長手方
向に相互に押し込み合わせ、前記の或大きさの送り距離
の程度は、それの端面がそれの所望の規定端面形状に対
してずれていればいる程それだけ益々大きなものになる
ようにしたことである。
【0007】本発明の他の発展形態が引用請求項に示さ
れている。
【0008】
【実施例】次に本発明及びそれの発展形態を以て以下図
1−図18を用いて説明する。
【0009】図1−図18中、同じ機能及び作用を有す
る素子、エレメントには、同じ参照符号を付してある。
【0010】図1は、融着接続装置SEを示し、該融着
接続装置SEを用いて2つの光導波路LW1,LW2を
本発明の方法により、相互に熱融着接続できる。ここで
融着接続装置SEは、有利な光導波路スプライス装置の
構成部分であり得る。先ず、図1の融着接続装置では、
両光導波路LW1,LW2の端面側端部は、所定の間隔
を置いて相対向する。ここでそれぞれの光導波路LW1
ないしLW2は近似的に1つの直線に沿って延在する。
第1ないし第2光導波路LW1ないしLW2の端部領域
にて、それぞれに、その外部プラスチック被覆(1次及
び/又は2次コーティング)が所定の端部長に沿って除
かれている。従って、それぞれの光導波路LW1,LW
2の端部領域にて光ファイバFE1,FE2のガラス材
料が裸の露出状態におかれている。光導波路コーティン
グのカッティングバックは、有利に両光導波路LW1,
LW2の融着接続の前に実施され、殊に、それぞれの光
導波路LW1,LW2を融着接続装置内に挿入する前に
実施される。そのほかに付加的に場合によりその都度露
出された光ファイバFE1ないしFE2から所定の端面
側の部分長を切り離しないし切除し、それにより、それ
ぞれの光ファイバFE1ないしFE2に対して、できる
だけ平坦面の端面を事前調製することができ、前記平坦
面の端面は、当該の光導波路のセントラル軸ないし中心
軸線ZA1ないしZA2に対してできるだけ垂直に、即
ち、90°角度を成して位置するのである。
【0011】露出された光導波路ないしファイバ端部F
E1ないしFE2は、図1の融着接続装置SEでは、少
なくとも1つの公知形式の所属の相応の保持ないし位置
定め装置、例えばマニピュレータにて固定的に保持され
る。本事例では、第1の光ファイバFE1に保持装置S
GYが配属される。第2光ファイバFE2に保持装置S
GXが配属されている。長手方向で相対向する両光ファ
イバFE1、FE2の両端部を相互に面−位置合わせア
ライメントし得るため、両保持装置SGY、SGXのう
ちの少なくとも1つが、それぞれのファイバ長手軸線に
対して横断方向、有利には、垂直方向ないし直交方向の
少なくとも1つの空間方向に移動可能に設けられてお
り、保持装置SGYは、例えば、Y方向での運動を許容
し、第2保持装置SGXは、デカルト座標X,Y及びZ
のX方向での運動を許容する。Y方向での第1の光ファ
イバFE1の移動可能性は2重矢印VYで示されてお
り、X方向での第2の光ファイバFE1の移動可能性は
2重矢印VXで示されており、ファイバ長手方向で融着
接続部の形成のため両光ファイバFE1,FE2の各端
部を相互に相手の方向に向かって動かし、相互にコンタ
クトさせ得るため図1の例では第2光ファイバFE2に
付加的な保持−ないし位置定め装置SGZが配属され、
該保持−ないし位置定め装置により光ファイバFE2
が、ファイバ長手方向で、即ち、第1光ファイバFE1
の方向に向かってZ方向に動かされ得る。ここで、Z方
向での変位運動ないし変位移動は、2重矢印VZで示さ
れている。それぞれの個々の保持ないし位置定め装置S
GY、SGX及びSGZは、それぞれ所属の制御線路S
GX、SGY及びSGZを介して、相応の位置制御ユニ
ット、殊に、少なくとも1つの操作部材POにより作動
され、そして、それぞれの方向Y,X及びZへ動かされ
得る。
【0012】場合により、保持装置は、それぞれ次のよ
うに構成することもできる、即ち、手動でその都度所望
の空間位置内に動かされ得るように構成することも出来
る。殊に、操作部材POは、手動制御部HS−これは図
1中一点鎖線で示す−を介して位置制御装置SGY,S
GX,SGZの相応の調整のため制御信号を受け取るこ
とができる。
【0013】一般的に考察すると、両光ファイバFE
1,FE2に対して、保持−ないし位置定め装置が設け
られており、保持−ないし位置定め装置のうち、少なく
とも1つが、少なくとも1つの空間方向で移動可能に構
成されている。有利には、保持−ないし位置定め装置
は、すべての3つの空間方向、即ち、デカルト座標系の
X,Y及びZ方向にて、両光ファイバの変位運動を可能
にする。ここで空間方向Zは、長手方向、即ち、所望の
規定−面−位置合わせ線を定め、該規定−面−位置合わ
せ線に沿って、光ファイバFE1,FE2が−殊にファ
イバコアに関して−相互に面−位置合わせアラインメン
トされるべきものである。空間方向Xは、両光ファイバ
FE1,FE2の長手方向に対して横断方向に、殊に空
間方向Zに対して垂直方向、換言すれば、直交方向に延
びている。
【0014】図1の保持装置SGY,SGX,SGZ
は、有利に1つの共通の位置平面内に位置し、前記の1
つの共通の位置平面は、X−及びZ−方向により形成さ
れた平面にほぼ並行に配されている。空間方向Yは、前
記のX−,Z−平面に対して垂直方向に位置する、換言
すれば、上方又は下方へ延びている。
【0015】アラインメント過程の実施のため、両光フ
ァイバFE1,FE2は先ず、Z方向に次の程度相互に
離される、即ちそれの端面が相互に所定の間隔をおいて
位置定めされるような程度にZ方向に相互に離される、
ないし、離れるように動かされる。
【0016】長手方向間隔の調整セッティングを中央計
算−及び制御装置CPUを用いて行うことができる。中
央計算−及び制御装置は、制御線路VL1を介して操作
部材POに指示を与えて、保持装置SGZをその上に位
置固定されたファイバFE2と共に相応して移動変位さ
せる。
【0017】それぞれの光ファイバFE1ないしFE2
のファイバ端部に対して、その都度1つの光学イメージ
を少なくとも1つの観測平面内で捕捉し、それのイメー
ジ情報を評価のため形成するため、図1の融着接続装置
SEは、少なくとも1つの光学イメージングシステムを
有する。例えばX−Z平面内で両ファイバ端部の投影イ
メージの生成のため、第1イメージング系の光源LQ1
を用いて、光ビームLIYが殊に、X−Z,平面に対し
てほぼ垂直方向に両光ファイバFE1,FE2の端部に
向けられる。ここで、光ファイバFE1を通って、光ビ
ームLIYのシェーディングが起こる。有利には、光源
LQ1は、彩色又は白色光をファイバ端面の方に向け、
これを照明する。このために、光源LQ1として有利
に、LED又はランプが設けられている。光源LQ1に
対向する光ファイバFE1,FE2の側には、光ビーム
LIYのビーム路中にイメージング光学系OAYが配置
されている。このイメージング光学系OAYは、円筒シ
リンダ体として示されており、有利には複数の個別レン
ズを有する1つの対物レンズを表す。イメージング光学
系OAYを介して、光ファイバFE1,FE2の端部
は、それのシャドウVB13,VB23として或1つの
平面上に投影され、X−Z平面内に位置するイメージ平
面内にイメージングされる。前記の投影平面内にて、光
ファイバFE1、FE2の端部の投影VB13,VB2
3がピックアップ装置、殊にスキャニング装置を用いて
検出され、ないしピックアップされ、その結果各ファイ
バイメージないしシャドウイメージVB13,VB23
に対して、強度分布が得られる。第1イメージング系の
ピックアップ装置VKYとして有利にビデオカメラが設
けられており、該ビデオカメラのイメージセンサは矩形
状に構成されている。光ファイバの前記の透過照明の
際、それぞれの裸の、換言すれば全くコーティングの除
かれた光ファイバの場合有利にはそれを通って侵入する
光に対する円柱レンズのように作用する。前記イメージ
ング系の機能及び作用については、US5,011、2
59に詳述されている。前記イメージング系を用いて、
光ファイバ端部FE1,FE2をそれの外部輪郭に関し
て十分に相互にアラインメントすることが可能である。
このためにファイバイメージVB13,VB23のイメ
ージ情報が線路ALYを介して、記憶装置VA、殊にビ
デオイメージ記憶ユニットへ伝送され、そこで、評価目
的のため記憶される。ピックアップ装置VKYは、有利
には、光電変換素子、殊に、光測定セルのフィールドを
有し、それらは、相互に垂直なライン行及びコラム列で
配置されている。イメージセンサのライン行は、有利に
Z方向に延び、一方、コラム列は、X方向に延びる。そ
のようにして、ピックアップ装置VKYによりピックア
ップされたここでは矩形状の、X−Z観測平面のイメー
ジセクション−該セクション上にはファイバイメージが
当たる−は、パイクセル毎に、即ち、測定セル毎にスキ
ャニングされる。
【0018】ここで、採録、捕捉されたイメージの評価
を有利に中央計算−及び制御装置を用いて実施でき、前
記中央計算−及び制御装置は、記憶装置VAを線路VL
3を介して制御する。殊に、ファイバイメージVB1
3,VB23の強度値が、ピックアップ装置VKYの所
定の分解能を以てパイセクル毎に検出され、記録装置V
A内にファイルされ、そして前記の強度−ないし輝度値
からX−Z平面内でファイバ端部相互間を整合するため
制御信号が検出される。そこで、計算装置CPUは、制
御線路VL1を介して操作素子POに指示を与え、保持
装置SGXをX方向に変位移動させる、即ちX方向での
ファイバイメージVB1,VB2の可能な横方向オフセ
ットずれが零にされるまで変位移動させる。それによ
り、X−Z平面内での光ファイバのアラインメントが、
それのファイバコア及び外部輪郭に関して著しく面−位
置合わせ的となる。
【0019】前記と類似して、場合により、他の位置平
面にて、例えば、図1のY−Z平面内にて、光ファイバ
端面の著しく面−位置合わせのアラインメントをそれの
ファイバコア又は外部輪郭に関して行うことができる。
例えば、Y−Z平面内にて、即ちX−Z平面に対して垂
直な1つの平面内にて、ファイバ端部のアラインメント
のため、図1の融着接続装置では第2イメージング系の
光源LQ2から、光ビームが、Y−Z平面内に対して垂
直方向のX方向でファイバ端部FE1,FE2に向けら
れ、その結果ファイバ端部FE1,FE2は照明される
ようになる。光源LQ2に対向するファイバの側には、
ファイバ端部FE1,FE2によりシェーディングされ
た光ビームがイメージング光学系OAX−これは、第1
のイメージング光学系OAYに相応して、構成されてい
る−を用いて投影平面−位置合わせこれはY−Z平面内
に位置する−内にてイメージングされる。ピックアップ
装置VKYに相応するピックアップ装置VKXを用い
て、2つの照明されたファイバ端部FE1,FE2に対
してX−Z投影平面と同様にして、投影イメージないし
シャドウイメージVB13*,VB23*がY−Z平面
内で得られる。前記イメージVB13*,VB23*の
イメージ情報は線路ALXを介して記憶装置VAへ伝達
され、そこで、評価のため計算装置CPUを用いて生成
される。殊に前記ファイバイメージVB13*,VB2
3*の強度値は、ピックアップ装置VKYの所定の分解
能を以て、パイセクル毎に検出され、記憶装置VAにて
格納され、当該の強度−ないし輝度値からY−Z平面内
でのファイバ端部相互のアラインメントのため制御信号
が取得される。そこで計算装置CPUは、制御線路VL
1を介して操作部材POに指示をなし、保持装置SGY
を次の状態生起まで移動変位させる、即ち、Y方向での
ファイバイメージVB1,VB2の可能な横方向オフセ
ットが零にされるまで移動変位させる、それのファイバ
コア及び/又は外部輪郭に関してY−Z平面内で光ファ
イバのアラインメントが著しく面一位置合わせ的であ
る。
【0020】そのようにして、ファイバ端部の多次元的
アラインメント、換言すれば複数の種々の位置平面内で
それらの相互間のアラインメントを行い得る。殊に、両
ファイバ端部相互の半径方向総合オフセットを次のよう
にして求めることができる、即ち、それらの相互間の相
対的位置関係を少なくとも2つの観測平面内で求めるの
である。
【0021】場合により、両ファイバFE1,FE2に
対して保持装置を設けるだけでも十分であり、ここで当
該の保持装置は、ファイバ端面長手軸線に関し横方向で
定置して配置されている、換言すれば横方向移動変位を
許容しないで、ファイバ長手方向で両ファイバ端部相互
間の相対運動を許容するものである。要するに、図1の
融着接続装置では、両保持装置SGX,SGYは、固定
的に配置されても良い、換言すれば、運動不能に配置さ
れても良い。前記の融着接続装置の簡単化された実施例
では、図1の保持装置例えば、SGY,SGXは、有利
に次のように永久的に−有利には、工場渡しで、ないし
工場を出るまで−相互にアラインメントされている、即
ち、それのファイバFE1,FE2に対する挿入溝NU
1,NU2が常に十分に相互に面一位置合わせされるよ
うに相互にアラインメントすると有利である。勿論、2
つのファイバFE1,FE2をそれのファイバコア又は
外部輪郭に関して、他の慣用のアラインメント方法を用
いて、面−位置合わせアラインメントすることも場合に
より有利に可能である。
【0022】有利には、両ファイバ端部間のギャップを
介して伝達透過される測定光の減衰をすると良い。伝達
透過される測定光の伝達透過度が最大となる場合、即
ち、それの減衰が最小となる場合、ファイバコアの面−
位置合わせアラインメント状態が生起存在しているので
ある。減衰測定方法の動作及びモードはUS50784
89に記載されている。
【0023】それぞれの観測平面内での両ファイバイメ
ージ相互間の相対位置を図1の融着接続装置SEにおい
て、指示装置、殊にディスプレイDPを用いて視覚化す
る。指示装置DPは、データ線路VL4を介して記憶装
置VAに接続されている。ディスプレイDPは、例え
ば、X−Z観測平面内で両ファイバFE1,FE2のイ
メージVB13,VB23を示し、そして次のような状
態でのイメージVB13,VB23を示す、即ち、両フ
ァイバ端部FE1,FE2がX−及びY方向でそれぞれ
既に著しく相互に面−位置合わせアラインメントされた
後、−但し、端面側でコンタクトされずに−の状態での
当該のイメージを示す。
【0024】両光ファイバFE1,FE2の長手延在方
向の両側にて図1の融着接続装置は、それぞれ少なくと
も1つの融接電極EL1,EL2を有し、換言すれば、
両融接電極EL1,EL2は光ファイバの相互に対向し
合う長手側に設けられている。殊に、融接電極EL1
は、融接電極EL2にほぼ180°ずれて対向してい
る。
【0025】両融接電極EL1,EL2は、熱源として
用いられ、両保持装置SGZ,SGX間の中間空間に次
のように配属されている、即ち両保持装置SGZ,SG
X間にそれぞれ1つのいわゆるアークが、グロー放電に
より軸方向に対して横断方向に、殊に光ファイバFE
1,FE2の長手延在方向に対して垂直方向に形成され
得るように配属されている。そこにて、それぞれ両電極
EL1,EL2間でアークの形成される領域の境界は、
一点鎖線の楕円で示され、LBで表されている。両融着
電極EL1,EL2は所属の電流線路SL1,SL2を
介してグロー放電−生成装置GES殊に、電圧パルス生
成用のパルス発生器に接続されている。ここで、グロー
放電生成装置GESの制御を、計算及び制御装置CPU
を用いて制御線路VL2を介して行うことができる。
【0026】初期的に場合により存在する横方向の、殊
に半径方向の、両ファイバ端部のずれが十分に零にされ
た後、両電極EL1,EL2が両ファイバ端部FE1,
FE2の事前融着接続のため点弧される。次いで、相互
間で所定の長手方向間隔LAをおかれているファイバ端
部FE1,FE2が相互に相寄る方向で動かされ、その
結果ファイバ端部FE1,FE2は、所定の事前融着接
続持続時間中アークLBにより捕捉キャッチされる。こ
のために図1中、第2光ファイバFE2が保持装置SG
Zを用いて、Z方向に第1光ファイバFE1の方へ動か
され、該第1光ファイバFE1は、それの保持装置SG
YにてZ方向に関して定置支承され、殊に固定保持され
る。詳しくは、両ファイバは有利に、電極間で動かされ
次いでグロー放電生成装置がスタートされ、事前融着接
続時間が待機され、そして、アーク遮断状態のもとで始
めて、それの所望の規定−面−位置合わせ線に沿ってZ
方向に動かされていって、遂には端面側でコンタクト接
触し合うようになる。図1のディスプレイDPでは、一
点鎖線で示す直線KLは、両ファイバ端部FE1,FE
2の端面に対して、ないしX−Z平面内でのそれのイメ
ージVB13,VB23に対する所望の衝き合わせ個所
ないしコンタクト接触個所をマーキングする。前記直線
klは、実質的にX方向に延在し、両ファイバ端部の所期
の端面側でのコンタクトの際当該両ファイバの配置構成
全体に対する対称線を同時に成す。第1ファイバ端部F
E1の方に向かってのZ方向での第2のファイバ端部F
E2の送り運動がディスプレイDP中Y矢印VOZで示
されている。ファイバ端部FE1ないしFE2の端面が
X−Z観測平面内で、SF13ないしSF23で示され
ている。
【0027】両ファイバ端部FE1,FE2間で横断面
幾何学的形状特性−これは、実質的に、それの残りの長
手方向延在部分に沿っての両ファイバの横断面幾何学的
形状特性に相応する−を以てできるだけ所望の融着接続
を形成するため溶融したファイバ端部を、それの端面側
のコンタクト接触個所を越えて或る大きさの送り距離だ
けファイバ長手方向に相互に押し込み合わせ、前記の或
る大きさの送り距離の程度は、それの端部がそれの所望
の規定端面形状に対してずれていればいる程それだけ益
々大きなものになるようにしたのである。ここで、本発
明の枠内では、余剰移動量ないし補充的余分移動、又
は、送り距離ないし送り距離−押込み量とは、次のよう
なファイバ長手方向での距離区間と解せられる、即ち、
それに沿って、2つのファイバ端面の溶融したガラス材
料が相互に侵入し合う、要するに相互に混じり合う且つ
融け合うファイバ長手方向での距離区間と解せられる。
【0028】それぞれのファイバ端面の規定−端面とし
ては、有利に、著しく平坦なファイバ端面が選定され、
該著しく平坦なファイバ端面には、ファイバ端面の中心
軸線が実質的に垂直に位置する。ディスプレイDP中に
は、第1ファイバ端部FE1及び第2のファイバ端部F
E2の双方に対するそのような理想化されたファイバ端
面のイメージがそれぞれ観測平面内で一点鎖線でそし
て、参照符号IF1ないしIF2を付与されている。理
想的なファイバ端面は、それぞれの観測平面内で、ここ
では例えばX−Z投影平面内で、有利には、できるだけ
矩形状外部輪郭を有する投影イメージを有し、換言すれ
ば、空間的に観測して、それぞれのファイバ端面には、
理想的に平坦な端面を有する円筒状の幾何学的形状が好
ましく、該平坦な端面には、ファイバ中心軸線が面垂直
線を成し、それの中心点を通って、ファイバ中心軸線が
延びる。そのようなファイバ端面の場合それの端面がコ
ンタクト線KLに関して軸対称的に、且つ十分面全体に
亘ってコンタクトすることとなる、換言すれば、それぞ
れの観測平面内で、理想端面IF1,IF2の可視的に
イメージングされたエッジは、規定−コンタクト線KL
上で実質的にそれの投影幅全体に沿って接触し合うこと
となる。
【0029】実際上ファイバ端面は、当該の規定端面形
状IF1ないしIF2に対して多少の偏差ずれを有す
る。このことを、図3〜図5に示す。ここでは、それぞ
れX−Z観測平面内に種々の形状の端面、即ち、種々の
端面品質を有する両ファイバ端部FE1,FE2のイメ
ージが略示してある。ここで、図3〜図5中、両ファイ
バ端部FE1,FE2は、それの補充的余分移動の様
子、状態を一層良好に明示するため、それの相互の方に
押込み合うべくなされる移動の始めにおける最初の状態
にて示してあり、前記の最初の状態では、それの端面は
なお或長手方向間隔をおいて相対向しており、そしてそ
れの相互に押込み合う運動の終わり状態では一点鎖線で
示されている。
【0030】図2には、X−Z平面内にて、著しく矩形
状の外部輪郭VB1,VB2を有する相対向する2つの
理想的なファイバ端面を示す。(矩形は、実際には、シ
リンダ形状の側面である。)要するに、各ファイバ端面
は、実質的に理想的な端面IF1ないしIF2を有し、
該 端面IF1ないしいIF2は、著しく平坦に形成さ
れており、それの中心軸線ZA1,ZA2に対してほぼ
90°の角度を成す。
【0031】これに対して、図3に示されている2つの
ファイバは、空間的に見て、それの円筒状外套と円形状
の90°端面との間の移行領域にてそれぞれ丸味付けを
有する。そのように丸味付けされたファイバのイメージ
は、図3中VB11,VB21で示されている。その外
縁にて丸味付けされた第1ファイバFE1の端面は図3
中SF11で示され、それと同様にして第2ファイバF
E2の端面はSF21で示されている。要するに図3中
のそれぞれのファイバのイメージはそれの矩形状のコー
ナの丸味付けにより図2の所望の規定−矩形−外部輪郭
とは相異なる。従って、図3のファイバ端部は、図2の
理想的ファイバ端部に比して端面にそれぞれ材料欠損を
有する。それぞれのファイバ端部のコーナ領域における
そのような材料欠損は、例えば事前融着接続の際の溶融
したガラス材料の蒸発により、惹起され得る、換言すれ
ば、次のような期間にて、即ち、両ファイバ端部が端面
側にてそれのコンタクト接触個所KLのところまで動か
され、そこで、アークに曝される、即ち加熱される前、
及びその間の期間にて惹起され得る。それぞれのファイ
バ端面のコーナ領域でのみのそのようなことが次のよう
にして惹起され得る、即ち、ファイバ端部の事前融着接
続の際、即ち、両ファイバ端部が端面側で相互にコンタ
クトする前に、既に、それぞれのファイバのガラス材料
の液状の表面フィルムが形成されるようにして惹起され
得る。即ち、溶融したガラス材料の表面張力に基づき、
端面側ファイバコーナ領域からの材料移動が起こり、そ
れにより、ファイバ端面の丸味付けが起こり得る。
【0032】更に、それぞれのファイバが事前融着接続
の始めの前に既に、その端面にて材料除去、欠損状態を
呈することも起こり得る。図4中、このことが第1光フ
ァイバに就いて起こった様子を示す。 X−Z観測平面
内でのそれのイメージVB12は、面−位置合わせ方向
で延びる外套面と衝き合わせ線KLに沿って延びるその
端面の残部とのところで移行部で上方コーナ領域にて斜
めに延びる破断面AB12を有する。要するに、図2の
第1の矩形状イメージと異なって図4では3角形状にガ
ラス材料が第1ファイバ端部の上方コーナにて除去され
ている。図4のファイバ配置に対して、ここで、例示的
に仮定してあるところは、第1ファイバの端面における
材料除去により、図3中、コンタクト線KLにて最初に
接触し合う丸味付けられた両ファイバ間に生じるのより
も大きな材料欠損が生じるということである。前記の材
料欠損は、例えば、次のようにして惹起され得る、即
ち、当初平坦にカットされた第1ファイバの90°の端
面がそれのエッジ領域にて、換言すれば、シリンダ外套
と、第1ファイバの円筒状端面との間の移行領域ゾーン
にて、スプライス装置中への挿入の際、スプライス装置
−コンポーネントへ衝き当たり、それにより不所望にガ
ラス材料の破片が叩き出され、除去されるのである。従
って、図4では、コンタクト線KLに沿って、第1のフ
ァイバ端面がそれのファイバ端面の上方コーナ領域にて
片側のファイバ除去、欠損状態を以て対向し、第2ファ
イバ端面は、理想的に矩形の外部輪郭を以て対向する。
【0033】図5中第1ファイバ端面の左半部における
イメージVB13は、平坦な端面SF13を有し、該平
坦な端面は、図2の所望の90°−理想端面に対比し
て、誤差角度だけ斜めになっている。従って、ファイバ
中心軸線ZA1は、斜めになった端面SF13に対して
面基準をもはや成さない。図5のイメージ平面では端面
SF13の可視のエッジは、(左方から右方を見た注視
方向で)左下から斜め直線として右上方へ延びる。要す
るに、図5のファイバイメージVB13には、図2の理
想的矩形状投影イメージVB1と対照的に端面側に3角
形状の面領域が欠如している。図5のイメージ平面右半
部における第2ファイバ端面のイメージVB23も平坦
な端面SF23を有し、該平坦な端面SF23は、図2
の所望の90°理想的半部に比して所望の誤差角度だけ
斜めになっている。斜めになっている端面SF23の可
視のエッジは(右方から左方へ見た注視方向で)右方か
ら斜めの直線に沿って左上方へ延びる。要するに、図5
の第2ファイバ端面には、同様に、図2の理想的に矩形
状のイメージVB2と対照的に、3角形状の面領域が欠
如している。従って、端面SF13,SF23の可視の
エッジは、相互に段々寄り合うように延び、そして、そ
れの仮想の延長線上にてコンタクト線KL上で交差し合
う。そこで、両ファイバ端部は、相互に寄せ合ったとき
最初、単にそれの端面側の上方コーナないし破断エッジ
EK13を以てのみ相互に接触し合う。それというの
は、コーナEK13、EK23は、それぞれのファイバ
端面から最も大きな程度、相対向する2つのファイバ端
面間の中間空間に突出しているからである。ファイバ端
部FE1,FE2の端面における3角形状の材料欠損状
態は、ファイバ配置構成体の同一の長手方向側に向かっ
て拡開している。それというのは、図5中ファイバ端面
SF13,SF23は、X方向でコンタクト線KLに対
して平行な方向に延びているのではなく、相互に段々寄
り合うように延びているからである。そのような斜めに
なった相互に段々寄り合うように延びているファイバ端
面により、両ファイバ端部のコンタクト接触個所にて、
図4のファイバ配置構成の場合におけるより大きな材料
欠損状態が生じる、それというのは、1つのコーナにお
いてのみコンタクトするファイバ端面間に1つの3角形
状の間隙ギャップ領域が残り、該3角形状の間隙ギャッ
プ領域の高さが近似的にファイバ直径に相応するからで
ある。斜めのファイバ端面が、ことにそれの事前調整手
段の枠内でそれぞれの光ファイバ端面の切断又は切離、
分離の際の破断角度の欠陥により生じ得る。
【0034】図5のファイバ端面対は図1のディスプレ
イDPにおいても指示されている。勿論両ファイバ端部
は未だ相互に接触しておらず、軸方向間隔SPOを以て
対向している。
【0035】要するに、それぞれのファイバ端部に対し
て1つの光学的イメージが形成され、それのファイバイ
メージのイメージ情報から、所望の規定−ファイバイメ
ージに対する偏差が比較により求められる。ここで、フ
ァイバ端面の端面品質の本来の検出が有利には両ファイ
バ端部の相互の方への移動ないし事前融接接続の前に行
われる。
【0036】殊に、それぞれのファイバ端部に対して、
1つのファイバイメージが少なくとも1つの観測平面内
で図1のイメージング系を用いて生成される。場合によ
り、例えば、少なくとも1つの接眼レンズ又は対物レン
ズを用いてそれぞれのファイバ端面を少なくとも1つの
側面図にて肉眼で観測して、それの品質を評定ないし判
断できる。
【0037】所望の規定ファイバ幾何学的形状特性に対
して、それぞれにファイバ端部の偏差ないしずれ偏差度
に対する客観的尺度を形成し得るため、それぞれのファ
イバ端部のイメージ情報から有利に偏差基準判定尺度な
いしずれ偏差基準判定尺度が求められる。
【0038】1. 第1の偏差基準判定尺度−これによ
り、その都度存在しているファイバ端部の形状と所望の
理想的幾何学的形状特性を1次近似で表示し得る−とし
て、少なくとも1つの観測平面内で、ファイバ端部の、
対向長手側での端面側破断エッジ間の長手方向間隔を使
用できる。前記の偏差基準判定尺度の検出については、
例えば、図6を用いて説明する。図6は、X−Z平面内
での図5のファイバ端部FE2の拡大されたイメージV
B23を示す。ここでは、図1のイメージング光学系を
用いて照明されたファイバ端部FE2が直線状に延びて
いる縞として投影され、該縞は、端面側で斜めに切られ
ている。要するにファイバイメージは、端面側で台形状
の外部輪郭を有する。換言すれば、縞状のファイバイメ
ージの長手側が直線によって形成されており、該直線
は、中心軸線ZA2に対して並行に延び、且つこれから
は半径間隔をおいて配置されている。図6ではファイバ
イメージの2つの長手側は、中心軸線ZA2に関して、
有利には相互に軸対称である。所望の規定−衝き合わせ
線KLに関して、ファイバイメージの上方長手側は、そ
れの下方長手側を越えて突出している。ファイバイメー
ジの上方エッジが衝き合わせ線KLのところまで延在し
ているが、下方エッジは既に衝き合わせ線KLから軸方
向長手方向間隔LDをおいたところで終端している。フ
ァイバイメージの端面の上方エッジは、図6中KAOで
示され、下方エッジはKAUで示されている。上方エッ
ジKAOは斜めに延びる直線SF23を介して下方エッ
ジKAUと結ばれている。これは、X−Z観測平面では
第2ファイバFE2の斜め方向に延びる平坦な端面であ
る。上方エッジKAOが衝き合わせ線KLのほうに向か
って下方エッジAKUより張り出していることにより、
オーバーハングが形成されている。図6中、存在してい
るファイバイメージと所望の幾何学的特性形状との間の
差異として生じている面領域は、ハッチングで示され、
DVで示す。この面領域は、X−Z平面内にて3角形状
に形成されている。従って、矩形形状を有する理想的フ
ァイバイメージの場合−ここでは端面がX方向でコンタ
クト線KLにほぼ並行に延びる−と異なって端面SF2
3は、誤差角BW2だけ傾斜している。要するに、平坦
なファイバ端面SF23は、所望の90°理想端面IF
2に対して誤差角BW2だけ傾斜している。ファイバイ
メージの端面における上方、下方破断エッジKAO,K
AUの軸方向長手方向間隔をX−Z観測平面にて存在し
ているファイバ幾何学的形状特性と所望のファイバ幾何
学的形状特性との間の偏差に対する特に簡単な分類尺度
量ないし基準判定尺度として使用できる。ファイバイメ
ージの対向する長手側における破断エッジ間の長手方向
間隔LDが大であればある程、理想的に矩形状の外部輪
郭に対比しての材料欠損がそれだけ益々大になる。両破
断エッジKAO,KAUが同一のファイバ長手方向位置
個所に配属されている場合、軸方向長手方向間隔LD
は、ほぼ零となる、換言すればファイバ端面は、コンタ
クト線KLに対して平行に延び、よって、所望の90°
端面を形成する。その場合ファイバに対して端面側での
材料欠損は存在しない。
【0039】端面側のファイバ破断エッジ間の軸方向間
隔を例えば、次のようにして求めることができる、即ち
図1の記憶装置VA内に格納されたファイバイメージの
輝度、明るさ値が計算ユニットCPUを用いて評価され
るようにするのである。ファイバの破断エッジが存在す
るところ個所では、ピックアップされた強度値の明るさ
の点で変化が起こる。
【0040】それぞれのスキャニング装置を用いて、例
えば図1のVKYを用いて、観測平面内にて例えば、X
−Zイメージ平面にてその都度1つの矩形状のイメージ
セクションがスキャニング捕捉される。図6中では、図
1のスキャニング装置VKYによりスキャニング捕捉さ
れる矩形状のセクションが記入され、そして、BAで示
されている。第2のファイバ端部FE2は、光ビームの
ビーム路中でシェーディングを生じさせるので、イメー
ジセクションにて明るいバックグランドに対比して比較
的暗いシャドウとしてイメージングされる。イメージセ
クションBAが例えば、ライン毎にファイバ長手方向で
即ち、ここでは、Z方向にスキャニングされる場合、先
ず、当初は、空らの上方イメージ半部にて、Z方向でそ
れぞれの測定ラインにてパイセクルのスキャニングの
際、数パイセクル値に亘って持続する有意の明るさ変化
は、統計的変動をひっくるめて捕捉、記録されない。Z
方向での次のような測定ラインMZ1にてはじめて、即
ち、それのパイセクルないし測定セルにて第2ファイバ
端部FE2の上方エッジがイメージングされる測定ライ
ンMZ1にてはじめて、パイセクルの強度値は、前方の
ファイバ破断エッジKAOから、明から暗に切換わり、
次いで残りのファイバ長手延在部に沿って、暗状態に保
持される。要するに測定ラインMZ1は、イメージセク
ションBAの左エッジからファイバイメージの前方の破
断エッジまで次のような残りの長手方向延在部に沿った
所より高い強度を有する、即ち、破断エッジKAOから
右のイメージエッジまでの残りの長手方向延在部に沿っ
た所より高い強度を有する。そこから明るさ変化が起こ
る測定ラインMZ1のパイセクルに1つの所定の長手方
向位置個所を配属できる。イメージセクションBAが更
にライン毎にスキャニングされる場合、そこにて最後に
明から暗への明るさ値の変化が幾つかのパイクセルに亘
って起こるZ方向での測定ラインMZ2も見出される。
測定ラインMZ2の後、空らの下方のイメージ半部の後
続のイメージラインにてもはや明るさ変化は最早起こら
ない。測定ラインMZ2においては、そこから強度の差
異が生じるイメージパイセクルには1つの所定のZ−長
手方向ロケーションを対応付けることができる。これは
ファイバイメージの下方破断エッジKAUのZ−長手方
向ロケーションである。そのようにして、上方及び下方
のストリップエッジに対するZ−長手方向ロケーション
の差形成により、場合により存在する軸方向オフセッ
ト、即ちそれらの相互間の軸方向間隔を検出できる。対
向するファイバ長手側におけるファイバ破断エッジの軸
方向長手方向間隔LDが大であればある程、端面SF2
3は、所望の90°端面SF23に対して益々一層傾斜
し、ファイバFE2の端面品質は、益々一層劣悪にな
る。これに反して、両破断エッジKAO,KAU間で長
手方向間隔LDが検出されない場合は、端面品質は正常
であると評価できる。前記測定方法では、軸方向で破断
エッジKAO,KAUがどの程度相互に相対的にずれて
いるかを検出しさえすればよい。要するに相対的長手方
向差異LDを簡単に、次のように求め得る、即ち、そこ
にて、その都度最初に、そして、最後に測定ラインにて
明−暗変化が生じるパイセクル番号の差異が形成される
のである。上方の破断エッジKAO及び下方破断エッジ
KAUの長手方向ロケーション間のパイセクル値の数が
大であればあるほど端面SF23は、90°理想端面I
F2に対してそれだけ益々傾斜している。
【0041】そのようにして両ファイバ破断エッジKA
O,KAU相互間の起こり得る相対オフセットを検出
し、決定できる。このことは、有利には、図1の計算ユ
ニットCPUを用いて次のようにして行うことができ
る、即ち当該計算ユニットが記憶装置VA内にファイル
されているファイバイメージを上記の方式に相応して調
べるのである。
【0042】場合により、破断エッジの起こり得る長手
方向オフセットをユーザから肉眼でディスプレイDPに
て指示されたファイバイメージを読み取り得るようにし
ても良い。このために規定−衝き合わせ線KLをX方向
でマーキングラインとしてディスプレイDP上に設ける
と良い。それぞれのファイバ端面を、相応のマニュピレ
ータの操作によりZ方向で次の状態生起まで変位移動さ
せると良い、即ち、ファイバ端面が、始めて衝き合わせ
線KLと接触するまで変位移動させるとよい。それぞれ
のファイバ端部の端面の上方及び下方破断エッジ間の軸
方向長手方向間隔を検出し得るため殊に定量化し得るた
め、ディスプレイDP上で付加的にZ方向で長手方向ス
ケールを設けると有利である。それの零点は、有利に衝
き合わせ線KL上に位置する。図6中、例えば、そのよ
うな測定スケールMSKが付加的に共に記入されてい
る。
【0043】2. 更なる偏差基準判定尺度としては、
それだけそれぞれのファイバ端部の端面が所望の規定−
端面に対して傾斜する誤差角度を使用できる。図6中で
は、所望の90°端面ひいていは亦、規定−コンタクト
線KLに対するファイバイメージの端面SF23の傾斜
の角度が誤差角度BW2である。誤差角度BW2は、簡
単に近似的に関係式BW2=arctan(LD/D)
から得られ、ここで、DはX方向でのシャドウイメージ
の幅である、換言すればファイバFE2の外径に相応
し、そして、LDはファイバイメージVB23の上方及
び下方破断エッジKAO,KAU間の軸方向長手方向間
隔である。
【0044】シャドウイメージVB23の幅Dは、簡単
にX方向で測定ラインMZ1と、MZ2との間に位置す
るパイセクルをカウントすることにより求め得る。場合
により、有利に、X方向でのスキャンをイメージ高さ全
体に亘って実施するすることができる、換言すればイメ
ージセクションBAを1つの測定コラムMSに沿ってス
キャンし、該1つの測定コラムは、図6に示す水平のフ
ァイバイメージVB23の上方及び下方の長手方向側を
スキャン捕捉するものである。そこにて、測定コラムM
S1の強度値が明から暗へ移り変わるコラムロケーショ
ン及びそこにて測定コラムMS1が暗から明へ移るコラ
ムパイセクルは、X方向で見てファイバイメージのエッ
ジを特定する。その際X方向での当該の両エッジ間の差
は幅D,即ちファイバイメージVB23の外径を表す。
誤差角度BW2が大であればある程、端面側の材料欠損
度は益々大となり、ファイバFE2の端面品質はそれだ
け益々劣悪になる。
【0045】3. 更なる有利な偏差基準判定尺度とし
ては所望の規定端面を有するファイバ端面に比してその
都度のファイバ端面にて欠除している材料の欠損度を求
め得る。図6中3角形状の面DVは、その中で、ファイ
バ端部FE2にて、理想的ファイバ端面の所望の矩形状
の幾何学的形状特性IF2に比してガラス材料が欠損し
ている当該の領域を表す。理想的なファイバ端部が円筒
状に形成されているとの仮定下で、図6のファイバ端部
FE2には、3角形領域DVにて空間的に見て、材料容
積V=(LDπD)/8が欠損しており、ここで、L
Dはイメージングされた破断エッジKAO,KAU間長
さ差であり、Dは、イメージングされたファイバ外径で
ある。
【0046】4. 理想状態からの偏差の更なる基準判
定尺度として、それぞれのファイバイメージにて、差面
積を使用でき、該差面積は、それぞれの観測平面内での
所望の規定−矩形面に比して、瞬時に存在しているファ
イバイメージに欠除している差面積である。図6中、3
角形状の差面積DV−これは矩形状への理想的イメージ
に比しての実際に存在しているファイバイメージに欠け
ている−は近似的に次の関係式により計算される; DV=1/2 D LD 差面積に対する尺度を有利に次のようにしても取得でき
る、即ち、規定−衝き合わせ線KLに丁度接触し合って
いる2つのファイバ端部間の明るいギャップ内の高い明
るさのパイセクルの数が求められるのである。光ビーム
の透過する明るいギャップ内のパイセクル数が大であれ
ばあるほど、理想状態−ここでは端面が理想的にコンタ
クト線KLに沿って完全に、即ちZX方向でファイバ直
径全体に沿って接触し合う−に比してファイバ端面の材
料欠損が益々大になる。
【0047】場合により、それぞれのファイバ端面に対
してのみ材料欠損面内に存在するパイセクル数を求める
ようにしても良い。このために、それぞれのファイバ端
面−例えば、図6におけるFE2のように−は、有利
に、Z方向に次のように変位移動される、即ち、それの
端面が最初コンタクト線KLと接触する程度変位移動さ
れる。次いで、場合により、コンタクト線KLとファイ
バ端面例えばSF23との間に位置しており、且つシャ
ドウイメージに比して明るい強度値を有するパイセクル
ないしイメージ点を加算計数できる。次いでそれの和
は、ファイバ端部の端面側における欠損面の大きさに対
する尺度を成す。同様に、欠損領域にてそれらのパイセ
クルの強度値を加算計数すると良い。強度値が大であれ
ばある程、理想状態からの現在ファイバ端面の偏差が益
々大になる。
【0048】5. 2つのファイバイメージ間の中間空
間内の起こり得る材料欠損を全体的に検出すると良い。
このことは有利に既に次のような際行うことができる、
即ち、両ファイバ端部が未だ所期の設定−衝き合わせ線
KLのところで接触し合わないで相互に軸方向長手方向
間隔を以て位置定めされている際にもう既に行うことが
できる。図1のディスプレイDPでは、ファイバFE
1,FE2の両イメージVB13,VB23がそれの長
手側に沿って軸方向長手方向間隔SPOを以て対向す
る、換言すれば、最も大きい程度、相互内に、ないし、
相互上に押し込み合い、移動させるべき2つのファイバ
端面コーナEK13,EK23は、相互に軸方向長手方
向間隔SPOをおいて位置する。2つのファイバイメー
ジVB13,VB23間の台形状のギャップ中間空間の
最小のギャップ幅(Z方向で見て)は第1の測定ステッ
プで求められる。それと同様にして、第2の測定ステッ
プで両ファイバイメージVB13,VB23間で最大の
ギャップ幅SPUが求められる。これは、2つのイメー
ジVB13, VB23のそれの下方長手側に沿っての
軸方向長手方向間隔である。換言すれば最も遠く離れて
いる2つの端面コーナEK13*EK23*は相互に軸
方向長手方向間隔SPUをおいて位置している。最大、
最小ギャップ幅間の差(=SPU−SPO)の大きさ
は、次のことに対する尺度量を成す、即ち、2つのファ
イバに対して総じてガラス材料が、合わせて計算して、
矩形状外部輪郭IF1,IF2を有するファイバの一点
鎖線で示す理想イメージに比して(同じ位置定めのもと
で)換言すれば空間的に見て円筒状の幾何学的特性形状
に比してどの位欠損しているかを表す尺度量を成す。
【0049】長手方向間隔を以て相対向する2つのファ
イバ端部のそのようなファイバ配置構成に対して、実際
上、理想配置構成からの偏差基準判定尺度全体を簡単に
次のようにして、求め得る、即ちファイバイメージVE
13,VB23の相対向する長手側が各1つの測定ライ
ンを以てZ方向でスキャンされ、当該の測定ラインにて
その都度、パイセクルないしイメージ点の数がカウント
され、該パイセクルないしイメージ点は、両ファイバ端
部の台形状のギャップ中でファイバシャドウイメージV
B13,VB23より明るく出現するものである。パイ
セクル数、即ち、例えば上方ファイバ端面コーナEK1
3,EK23間の測定ラインMZ1(参照図1,5,
6)におけるイメージセンサの光電エレメント、素子な
いし測定セルの数は、最小のギャップ幅SPOに対する
尺度量を成す;ファイバ配置構成の対向する長手側にお
ける両下方ファイバ端面コーナEK13*,EK23*
間の測定ラインにおけるパイセクル数は、それの最大ギ
ャップ幅SPUに対する尺度量を成す。従って、それら
の2つのパイセクル和間の差は、次にのことに対する判
断のための有用な基準判定尺度を成す、即ち、1つ又は
2つの相互に融着接続されるべきファイバ端面の、それ
の規定−幾何学的特性形状からの偏差によるファイバ配
置構成全体の材料欠損がどの位の大きさであるかの判断
のための有用な基準判定尺度を成す。
【0050】第2ファイバFE2が、第1ファイバFE
1の端面にほぼ並行に延びている端面を有するものとす
れば、上述の手法によれば、ファイバイメージの相対向
する2つの長手側でのギャップのギャップ幅間の長さ差
としてほぼ零の差異が生じてることとなる。図1中で
は、ディスプレイDPでは、例えば第2ファイバイメー
ジVB23に対してX−Z平面にて一点鎖線で示す端面
SF23**が記入されており、該端面は、第1ファイ
バの端面SF13に対してほぼ平行に延びている。即
ち、そのようなファイバ配置構成の場合、材料ギャッ
プ、空隙部は生じない、それというのは当該のファイバ
は、端面側で面全体に亘って相互にコンタクトするから
である。
【0051】要するに、一般的に考察して、それぞれの
観測平面にて、少なくとも2つの測定ライン−これらは
ファイバ中心軸線に関して相互にオフセットしている−
に沿って、それのファイバ端面間にて生じるギャップの
ギャップ幅が、ファイバ長手方向にて測定される。つい
で、それらの2つの求められたギャップ幅の差信号が形
成され、その結果所定の測定量がそれの所望の規定−空
間形状に比してのファイバ配置構成の材料欠損の定量化
のため利用可能である。
【0052】少なくとも1つの偏差基準判定尺度がそれ
ぞれのファイバ端面に対して少なくとも1つの観測平面
内で求められる。亦場合により複数の偏差基準判定尺度
を同時にそれぞれのファイバ端面の端面品質の判断のた
め使用しても良い。
【0053】そのようにして、それを以て、実際に生じ
ているファイバイメージと所望のファイバ幾何学的形状
特性との間の場合により存在する偏差を分類ないし評価
できる少なくとも1つの偏差基準判定尺度が得られる。
【0054】少なくとも1つの偏差基準判定尺度に基づ
き、溶融したファイバ端部の相互の押し込み合いを制御
できる。換言すれば、端面品質が劣悪であればある程相
互に融着接続されるべき溶融したファイバ端面がそれの
長手方向に益々相互に押し込み合わされるようになる。
図1中、計算ユニットCPUは偏差基準判定尺度に依存
して操作素子Pに指示を与えて位置定め装置SGZを第
2ファイバFE2と共にZ方向にコンタクト線KLを越
えて、第1ファイバFE1のガラス溶融体内へ動くよう
にさせる。ファイバ端面の溶融したガラス材料が図1の
コンタクト線KLを越えて相互に押し込み合わされる間
に、ファイバ端面はアークに曝されたままに保持され
る。換言すれば、熱的に少なくとも溶融温度にもたらさ
れる。溶融したファイバ端面の押し込みあいの後、当該
ファイバ端面は溶融温度に保持され、ついにはそれらの
間で著しく均質な融着接続部が形成される。
【0055】要約的にいえば、端面側で接触し合う2つ
のファイバ端部の送り距離がそれのコンタクト接触個所
を越えるように選定するに際して、当該の選定される送
り距離は、それの端面の、理想状態からの偏差の度合い
が大であればある程、益々大となる。溶融したファイバ
端部をそれの端面側の最初のコンタクト接触個所を越え
て相互に押し込み合う場合におけるファイバ端部の送り
距離の前述のような微細段階付き選定の様子、即ち、そ
れの端面品質に依存しての、当該の送り距離の前述のよ
うな微細段階付き選定の様子を図2〜図5に示す。
【0056】図2には、X方向で規定−衝き合わせ線K
Lに平行に延びる直線として2つのイメージングされた
ファイバ端部FE1,FE2が可視できる。両ファイバ
端部FE1,FE2は、それの中心軸線ZA1,ZA2
に対して90°角度を成す平坦面を有するので、コンタ
クト線KLにてはじめに面全体に亘り接触する。両ファ
イバ端部FE1,FE2間で所望の融着接続の形成のた
め、換言すれば、両ファイバ端部FE1,FE2相互間
の十分な融着接続のため、当該の理論的理想ケースにお
いては、それの端面側で溶融した材料を単に接触しさえ
すればよい。その場合、送り距離VOZ1は、例外的に
零である。従って、両ファイバ端部FE1,FE2の融
着接続個所では何らの肥厚化は生じない。両ファイバ端
部FE1,FE2間の融着接続は実質的に当該の両ファ
イバ端部FE1,FE2間におけるそれの他の長手方向
延在部に沿っての部分と同じ幾何学的形状特性を有す
る。換言すれば、当初のファイバ横断面幾何学的形状特
性が融着接続個所を越えて連続的に維持されているので
ある。従って、ガラス材料内部において、両ファイバ端
部FE1,FE2の相互に融着接続されたファイバコア
が、実質的に1つの共通の面−位置合わせ線に沿ってZ
方向に延びている。両ファイバ端部FE1,FE2の相
互に融着接続されたガラス材料は、もとのファイバ外径
に相応する外径を有する。
【0057】著しく理想的に成形された端面を有する図
2の両ファイバ端部FE1,FE2と異なって、図3に
示す相互に融着接続されるべき2つのファイバは、丸味
を付けられた端面SF1,SF2を有する。このケース
は、実際上事前融着接続に基づき、規則的に生じる。当
該の2つの丸味を付けられた端面SF11,SF21が
初回に、初めて相互に接触すると、外周にて、リングギ
ャップが残存する。上記リングギャップは、図3の観測
平面でみて、近似的に漏斗上に形成されている。上記リ
ングギャップは、単に半径方向ファイバ厚さの部分長に
沿ってファイバ内部に突入する。図2のファイバ端面と
異なって、図3のファイバ端部は、ファイバセンタの周
りの領域にて押込み合わされ、一方、それの外縁ではも
はや接触し合わない。前記のリングギャップにより、フ
ァイバ端面間で材料損失が生じている。従って、2つの
溶融したファイバ端部は少なくとも次のような程相互に
入り込むように動かされる、即ち、当該の材料欠損が補
償されるような程度動かされる。従って、図3の両ファ
イバ端部の端面側で溶融したガラス材料は、図2に比し
て、増大された送り距離VOZ2だけコンタクト線KL
を越えて相互に押し込みあわさせ、リングギャップ材料
空隙を相応の後からの補充材料で埋めて閉じる。第1の
ファイバ端部FE1の端面の溶融したガラス材料内への
第2ファイバ端部FE2の溶融した端面の挿入の様子が
次のようにして図3に示されている、即ち、送り運動の
実施後の第2ファイバ端部FE2の端面の経過が一点鎖
線で記入され、SF21*で示されている。材料蒸発に
よる材料欠損が実質的に調整セッティングされたファイ
バ加熱の影響を受け、ファイバ加熱が融着接続の作成の
際のファイバ加熱が実際上常に近似的に同じであるの
で、当該の材料欠損成分を簡単化して考察すると一定で
あると見なし得る。従って、上記材料欠損をファイバ補
充的余分移動量の一定の加算的成分により考慮できる。
従って、それを新たに作製されるべきそれぞれのファイ
バ融着接続部に対して新たに求める必要はない。
【0058】図4では第1のファイバ端面はそれの上方
エッジにて、材料欠損欠除部AB12を有し、該材料欠
損欠除部に対して仮定してあるところによれば、前記材
料欠損欠除部は、両ファイバ端部FE12,FE2のコ
ンタクト領域にて図3のファイバ配置構成に比して、一
層より大きな材料欠損を生じているということである。
前記の材料欠損の補償のため第2ファイバ端部FE2の
端面側で溶融したガラス材料がなお一層大きな送り距離
VOZ3>VOZ2だけコンタクト線KLを越えて、第
1ファイバ端部FE1の端面側で溶融したガラス材料内
へ動かされる。端面側で溶融したファイバ端部FE1内
への送り距離VOZ3だけの第2ファイバ端部FE2の
押し込み推動の様子が図4中次のようにして示されてい
る、即ち、第2のファイバ端部FE2に対してそれの端
面の終状態経過が第1ファイバ端部のイメージVB12
にて、一点鎖線で記入され、IF2*で示されている。
【0059】両ファイバ端部が図5におけるように相互
に段々寄り合う斜めにされた端面を有する場合、ファイ
バ端面間での最初の接触は、最初規定−コンタクト線K
Lにて唯一の個所にて行われる。これは、破断エッジで
行われ、該破断エッジは、ファイバ長手方向で見てコン
タクト接触個所klの方向で最も大きな程度張出してい
る。それにより最初に接触し合うファイバ端面間で図4
に比して更に増大されたギャップが形成される。図5中
前記ギャップは、3角形に形成されている。前記ギャッ
プはファイバ直径のほぼ長さ全体に亘って延在し、図5
の両ファイバ端面と所望のファイバ幾何学的形状特性と
の偏差は、図4の場合におけるより大であるので量ファ
イバ端面は一層大きい送り距離だけそれのコンタクト線
KLを越えて相互の中に押し込み合わされる。図1の融
着接続装置SE使用の場合、ファイバ端部FE2は、送
り距離VOZ4>VOZ3>VOZ2>VOZ1だけ第
1のファイバ端部FE1の端面側で溶融したガラス材料
内に押し込まれる。前記の送り運動の実施後の第2ファ
イバ端部の経過を図5中一点鎖線で記入してあり、SE
23*で示す。
【0060】丸味付けられたファイバ端面の場合送り距
離は、少なくとも0.3μm、殊に1〜5μmに選定さ
れる。材料欠損欠除部ないし材料剥離が図4におけるよ
うにファイバ端面にて生じる場合、送り距離は、有利に
少なくとも1μmであり、殊に、1μm〜10μmに選
定される。ファイバ端面が破断部における角度誤差を例
えば、図5に示すように有する場合、送り距離は少なく
とも1μmに等しく選定される、殊に、1〜30μmに
選定される。
【0061】端面側で溶融したファイバ端部の相互間の
侵入深度全体は、実際上有利には、次のように選定され
る、即ち、現存しているファイバ端部が少なくとも全体
的に、即ち合計的に、それの規定−ファイバ幾何学的形
状特性に比して有する材料欠損が補償されるように選定
される。
【0062】ファイバ端部相互内への押し込み合いのた
めの余分移動距離の距離長を、殊に、なお長手方向間隔
を以て対向するファイバ端面部間の生じ得るギャップ面
に依存して制御し得る。ここで、ギャップ測定を、ファ
イバ端面の相互の方に寄せ合う運動の始めの前、又は、
その間中行い得る。有利にはギャップ面の大きさが、そ
れぞれの観測平面内でのファイバ端面の最初のコンタク
トの際求められる。このために、ファイバ端面は次の程
度Z方向に相互に寄り合うように動かされる、即ち、そ
れの端面が規定−コンタクト線KLにてほぼ接触し合う
ように相互に動かされる。両端面間に中間空間が残存す
る場合、該中間空間には、光ビームが侵入する。従っ
て、中間空間は、それぞれの観測平面にてより明るく出
現する。従って、ギャップの大きさを簡単に次のように
して求め得る、即ち、ファイバイメージにより捕捉され
たイメージ点より大きな強度値を有し、即ち、ファイバ
投影に関与するイメージ点より明るい両ファイバ端部間
でのパイセクルないしイメージ点の数がカウントされる
のである。両ファイバ端部間の中間空間における比較的
に大の明るさを有するパイセクルの数が大であればある
程、両ファイバ端部間の材料欠損面が益々大となり、そ
れの送り距離が益々大になる。
【0063】特に有利には所望の規定−幾何学的形状特
性に比してのその都度の現存するファイバ規定−幾何学
的形状特性の材料欠損の容積をファイバ送り距離の計算
のための入力量として使用すると良い。簡単化手段によ
れば、ファイバ−送り距離を材料欠損の容積に比例して
制御すると良い。殊に、その都度前方へ動かされるファ
イバの送り距離を次のように調整セッティングすると良
い、即ち、事後的に補充供給される材料容積の送り距離
がそれの材料欠損を補償するのに十分であるように調整
セッティングするのである。たんに−図1におけるよう
に、−第2ファイバ端部のみが、固定した第1ファイバ
端部FE1に向かって推動される場合にはそれの運動距
離全体VOZは次のように選定される、即ち第1ファイ
バのところへ事後補給されるガラス材料が両ファイバ端
部の材料欠損全体の補償に十分であるように選定される
のである。両ファイバを同時に相互に向かって動かされ
る場合、それの個別の送り距離は、次のように調整セッ
ティングされる、即ち、各ファイバが成分割合的にそれ
の材料欠損に応じて、2つの相対向する端面間のギャッ
プの材料補償のため寄与するように調整セッティングさ
れる。
【0064】図7は、例えば図6の第2ファイバ端部V
B23のような個別のファイバ端部の送り運動に対する
種々の制御特性カーブを示し、このことは、単にそれの
固有の端面側での材料欠損が少なくとも補償、即ち補充
される場合に対して示したものである。要するに、ここ
で、仮定してあることによれば、所属の第1のファイバ
が理想的な90°−端面を有し、一方、第2のファイバ
の端面が図5、図6におけるように傾斜している。図7
の特性ダイヤグラムの横座標に沿って図6のファイバ端
面SF23の破断エッジKAO,KAUの軸方向長手方
向間隔LDが示してあり、一方その縦座標にはファイバ
余分移動距離VOZ5が割り当てられている。勾配0.
5で延びる直線SK1は、次のような余分移動距離に対
する制御特性カーブである、即ち丁度材料補償を可能に
する余分移動距離に対する制御特性カーブである。制御
特性カーブSK1は次のような簡単な認識から得られ
る。
【0065】図6のファイバ端部には、材料容積V1と
して、直径DB及び高さLDを有する円筒シリンダ体の
半部が欠除している。要するに、下記関係式が成立つ。
【0066】V1=1/8(π D) LD 当該材料欠損の補償を溶融した完全円筒シリンダ状のフ
ァイバセクションのガラス材料の事後供給により大きな
送り距離長さVOZ5に相応して行うことができ、ここ
でそれの材料容積V2に対して下記が成立つ: V2=1/4(πD)VOZ5 実際に常に生じるファイバ端面の丸味付け(図3)の補
償のため、LDに無関係に一定の送り距離成分VOZ2
が設けられている。要するに欠除している材料容積が事
後供給される材料容積に等しくされる場合、直線的関係
VOZ5=0.5LD+VOZ2、即ち図7の制御特性
カーブSK1が得られる。
【0067】制御特性カーブSK1と対照的に付加的に
一点鎖線で記入された制御特性カーブSK2により材料
欠損を埋めるための過補償を相応に増大された送り距離
により確保することが可能になる。なお一層急峻で破線
で示す直線SK3は材料欠損を過比例で補償する。
【0068】少なくとも1つのそのような制御特性カー
ブは、有利に図1の計算及び制御装置CPUにより関数
として、又はテーブル形式でインプリメントされる。そ
れぞれの融着接続部の形成のため、即ち、相互に融着接
続されるべきファイバ端部の各新たな対に対して、例え
ば図1の融着接続装置を用いて少なくとも1つの観測平
面内でファイバイメージが生成される。次いで、それの
イメージ情報から、少なくとも1つの偏差基準判定尺度
−例えば、LD−各ファイバ毎に個別に、又は、ファイ
バ配置構成全体に対して即ち、両ファイバ端部に対して
共通に−が求められる。前記偏差基準判定尺度は、相応
の制御特性カーブに対する入力パラメータとして用いら
れ、前記制御特性カーブは、相応のファイバ余分移動距
離を出力パラメータとして与える。勿論スプライス装置
のユーザに制御特性カーブを関数か又はテーブルとして
利用可能にし、それにより、ユーザは手動でその都度必
要な余剰移動距離をスプライス装置にて調整セッティン
グできる。
【0069】図8は、本発明により相互に融着接続され
るべき2つの更なるファイバ端部FE14,FE24の
光学イメージと共に示す1つの投影平面の拡大図であ
る。有利には図8は、図1のX−Z観測平面を示す。図
8は、図1のX−Z観測平面を再び示す。図8のイメー
ジ平面内では、規定衝き合わせ線KLにて、第1ファイ
バ端部FE14は、今や傾斜した端面SF14を以てそ
して、第2ファイバ端部FE24は、今や傾斜した端面
SF14を以て相対向する。図8中、ファイバ投影の外
部輪郭のほかに付加的に第1及び第2ファイバのファイ
バコアの経過が記入してある。第1ファイバFE14の
ファイバコアKE1は、実質的に当該のファイバFE1
4内をセンタリングして延びている。同様のことが第2
ファイバFE24のファイバコアKE2の経過に就いて
も成立つ。従って、両ファイバコアKE1,KE2は、
Z方向で1つの共有の面−位置合わせ線に沿って延び
る。図8中、ファイバ端面の下方コーナエッジは、丁度
所期の衝き合わせ線KLに接触しており、一方、その他
の所では、それの端面SF14,IF2はそれ等の間の
空きのギャップ領域にて接触し合っていない。従って、
総じて、図8の両端面SF14,IF2間では材料の存
在しない3角形領域が存在する。両ファイバ端部を相互
に融着接続し得るため、両ファイバ端部はそれの端面S
F13、EF2の領域にて溶融温度にもたらされ、その
結果それのガラス材料が軟化する。両ファイバ端部間で
できるだけ均質な融着接続部を形成し得るため、第1の
本事例ではZ方向で位置固定してあるファイバFE14
内への、第2のファイバFE24の押込における余剰移
動距離VOZ6は、次のように選定される、即ち、第1
ファイバFE14の端面における当該の材料欠損が丁度
補償されるように選定されるのである。要するに、第2
ファイバFE24は、ファイバ長手方向でコンタクト線
KLを越えて次のような送り距離だけ第1のファイバ1
4の端面側で軟化したガラス材料内へ押込まれる、即ち
材料ギャップが丁度閉じられるようガラス材料が移動せ
しめられるべき送り距離だけ前述のガラス材料内へ押し
込まれる。その際送り距離VOZ6は有利には、第1フ
ァイバ端面SF14の上方及び下方破断エッジ間の求め
られた差に相応する。
【0070】X方向で見たギャップ領域は、ファイバF
E14,FE24の下方エッジの方に向かって先細にな
っており、それの上方エッジに向かって3角形状に拡開
するので第2のファイバ端部FE24の当該の余分の移
動送り、ないし、補充的余分移動の直後では相互に押し
込合わされたファイバの上方部分において材料不足ギャ
ップML1がなお残存する。これに反し、融着接続部の
下方部分では第2のファイバFE24の多すぎる材料が
第1ファイバFE14の方に事後供給されている。従っ
て、そこでは先ず、肥厚化個所VD1が形成されてい
る。それの表面張力に基づき肥厚化個所から材料不足ギ
ャップ個所ML1へ材料流が生じる。この材料流は、図
9中矢印で示され、MF1で表されている。下方の肥厚
化個所VD1から融着接続部の上方部分における材料ギ
ャップML1への当該の材料流により、場合によりファ
イバコアがガラス材料流MF1の流れ方向で押圧される
ことが起こり得る。要するにファイバコアの上方へ向か
っての曲がりが起こり得る。そのような曲がりは、図1
1に示されており、KV1で表されている。同時に溶融
したガラス材料が当該の材料流MF1に基づき著しく均
質であり、換言すれば、一様に融着接続部の外周に分布
されており、その結果外側から見て一定の外径を有する
連続的に円筒状のガラス外套が生じる。これに反してフ
ァイバ内部ではファイバコアKE1,KE2は、スプラ
イス個所では、面−位置合わせされず、材料流方向で同
相で曲げられる。それにより、仕上がり融着接続部の不
都合なロスないし減衰度の増大が生じる。
【0071】そのような起こり得るコアの曲がりに対し
て次のようにして間単に対処し得る、即ち場合により存
在する材料欠損の過補償オーバーコンペーセーションを
行うのである。このことを図10に示す。図10は、こ
こでは相互間への押し込み合いのための送り運動ないし
ファイバ−余分移動送り、ないし、補充的余分移動直後
の様子を示す。図9におけると異なって、今や、材料欠
損ギャップを閉じるのに、融着接続の上方部分における
余分移動送り、ないし、補充的余分移動で十分である。
そこには溶融したガラス材料の肥厚化個所MF3が生じ
る。同様にして、融着接続部の下側にて、ファイバ配置
構成の外周に材料肥厚化部MF4が生じている。今や上
側及び下側の双方で、即ち、ファイバ融着接続の相対向
する長手方向側で材料肥厚化部MF3,MF4が形成さ
れているので、下方の材料肥厚化個所から上方の材料肥
厚化個所への低減された材料流が生じる。この低減され
た材料流は、矢印MF2で表されている。両側での材料
肥厚化部MF3,MF4に基づき、図9におけると異な
って、付加的にファイバ長手方向で材料流が惹起され、
該材料流により、材料肥厚化部の著しい平坦化が生ぜし
められる。ファイバコアの長手延在方向に対する横断方
向での低減された材料流により、当該ファイバコアは、
図9,図11による送り運動の状態、場合におけるより
著しく僅かな曲がりが生じる。図12は、図10ファイ
バ送り運動の実施後に、両ファイバFE14,FE24
間で仕上がり融着接続部にてセットアップされるファイ
バ幾何学的形状特性の様子、状況を示す。相互に融着接
続されたファイバコアKE1,KE2は、それの融着接
続個所の領域にて図11と対照的に、低減された曲が
り、ないしふれ変位KV2を有する。そのようにして確
実に高いスプライス損失が回避される。このことは、勿
論融着接続個所領域におけるわずかに肥厚化された外径
により甘受されるものである。
【0072】要するに、材料欠損の過補償は、融着接続
ポイント領域におけるファイバ肥厚化をもたらすが、融
着接続ポイント領域は生じる伝送損失に関して著しくク
リティカルでなくなる。
【0073】劣悪なファイバ端面品質を有するファイバ
端面を十分最適に相互に融着接続し得るため、即ち、コ
アの曲がりをできるだけわずかにし、そして、ファイバ
の外径をスプライス個所、ポイント個所を越えたところ
までできるだけ一定にするために、材料欠損の過補償オ
ーバーコンペーセーションの程度を、有利には、夫々の
ファイバ端面の相対向する破断エッジ間の長さ差の1〜
5倍にすると良い。従って、関係式で表わすと、ここの
ファイバに関して有利には送り距離VOZ6は次のよう
になる; VOZ6=K LD 但しK=1〜5 場合により実際に存在している融着接続されるべきファ
イバ端部と所望の規定−幾何学的形状特性との間に場合
により生じる材料容積の欠損は、有利に100〜500
%過補償される。換言すれば材料欠損が大であればある
程、送り距離に対する制御特性カーブはそれだけ益々急
峻になる。ここで、勿論、ファイバの肥厚化が益々一層
大なものになる。
【0074】本発明がとりわけ優れているのところは、
欠陥のあるファイバ端面でも十分所望のように融着接続
できることである。相互に押込み合される溶融したファ
イバ端面の送り距離をそれの端面の端面品質に依存して
制御できることにより、殊に次のことを達成できる、即
ち、それのファイバコアの曲がりができるだけわずかに
抑えられ得、そして、同時にもとのファイバ外径に比し
てのスプライス領域での外周の許容されない増大、拡大
が回避されるのである。更に、特に有利には本発明の方
法の実施、実現のためいずれにしろ通常のスプライス装
置内に設けられているコンポーネントがしようされる。
それにより、本発明の方法を越すと状有利に事後的にそ
のようなスプライス装置に組込むことができる。図1
4,16,18は、拡大略示図で、図13,15,17
の相互に融着接続されるべき2つのファイバ端面に対し
て夫々得られる。所属の融着接続を示し、前記2つのフ
ァイバ端面の溶融した端面は、その都度、常に同一の一
定の送り距離で押し込み合わされてる。
【0075】図13の両ファイバFE1,FE2の2つ
の丸味付け等れた端面SF1,SF2は、たんに次のよ
うな送り距離だけ相互に押し込まれ合う程度だけ動かさ
れる、即ち図14に示す丁度十分円筒状の融着接続部K
Zが得られる程度だけ動かされる。
【0076】当該のファイバの余分の移動送り、ない
し、補充的余分移動が一定保持される場合、換言すれ
ば、固定的に調整セッティングされるとしたら、全く許
容されない融着接続が端面欠陥を有するファイバ端面の
場合生じることとなる。図15では、両ファイバ端部
は、傾斜下端面SF13,SF23を有する。当該のフ
ァイバ端面が図13におけるファイバ端面と同じ一定に
調整セッティングされた余分の移動送り、ないし、補充
的余分移動で相互に押し込み合うように動かされるとし
たら、当該のP送り距離は、過度に小さいものとなるこ
ととなる。軸方向に対して横断的方向では、(もとのフ
ァイバ長手方向軸線に関して)生起するガラス材料流に
基づきファイバコアの許容されない高い歪み及びスプラ
イス個所、ポイント、個所−これは、図18中VJで示
されている−にて許容されない高い先細りが生じること
となる。これに反して相互に融着接続されるべき2つの
ファイバ端面がそれの端面にて、例えば図15に示すよ
うにたんにマイクロスコープ的に小さなファイバ欠陥を
有するとすれば、そして、図13の両ファイバと同じ一
定の送り距離で相互に押し合うように動かされるとすれ
ば、送り距離は、過度に大となる、即ち、溶融領域内に
移動されるガラス材料は、多すぎるものとなり、その結
果融着接続領域が肥厚化が生じさせることとなる。その
ような肥厚化の様子は、図16に示されており、ADで
表されている。
【0077】これに対して、本発明の方法は、次のよう
な送り距離を使用して動作するものである、即ち、相互
に融着接続されるべき2つのファイバ端面のその都度存
在する端面品質へ個別に、即ちスプライスごとに適合さ
れる送り距離で動作するものである。送り距離は、相互
に融着接続されるべき各々のファイバ対に対して、個別
的に、即ち、個々にそれの端面品質に依存して最適に調
整セッティングされる、即ち、過度に大の肥厚化もま
た、先細化もスプライス個所、ポイントにて生じないよ
うに調整セッティングされるのである。それにより、相
互に融着接続されるべきファイバ端面のその都度存在す
る端面品質に無関係にできるだけわずかなスプライス損
失、減衰が達成され、面も同時にもとのファイバ外径が
十分に維持されながら達成されるのである。
【0078】本発明のスプライス方法は、通常のスプラ
イス装置にて、著しく簡単且つ有利なコストで実施、実
現できる、それというのは、当該のスプライス装置で
は、通常、イメージング光学系、ビデオカメラ及び評価
エレクトロニクスが相互に融着接続されるべきファイバ
端面の端面品質の判断のため設けられているからであ
る。それにより、送り距離の制御をたした付加的コスト
なしで、殊に完全自動的に、即ちユーザの付加的操作手
入なしで行い得る。勿論、必要ならば手動による手法も
可能であり、ここでは、例えば、ファイバ端面をスプラ
イス装置のユーザからファイバイメージの観測により判
断し、スプライス装置のユーザによりスプライス装置に
て送り距離に対する相応の補正値を入力するのである。
このことは、簡単なスプライス装置にとって有用なもの
であり、その場合、ビデオカメラが無いので端面品質の
自動的判断はできない。
【0079】有利には2つの光導波路の熱融着接続は、
次のような作業ステップを有する; −ファイバ端面を面−位置合わせアラインメントわずか
な相互間隔をおく、 −ファイバ端面を溶融温度まで加熱する −ファイバ端面を相互に共に動かす −均質な融着接続部の形成されるまでファイバ端面を溶
融温度に保持する 本発明の方式方法によれば溶融したファイバ端面を相互
間内へ押し込み合うように相互に寄せ合わせると、即
ち、共に動かし、ここで、当該過程が最適化されるよう
にすれば、所望の、即ち、最適化された融着接続部が形
成され、該融着接続部の横断面幾何学的形状特性は少な
くとも、連続的光ファイバのもとのファイバ域と一致す
る。つまり、スプライス個所、ポイント状の領域にて、
ファイバ幾何学的形状特性と一致する。つまり、スプラ
イス個所、ポイントの領域にて、両光ファイバの相互に
融着接続されるファイバコアが殆ど障害を受けずに1つ
の共通の面−位置合わせ線に沿って更に延び、即ち、フ
ァイバコアに対して、曲がり、そして、亦先細りが十分
回避される。このことは、次のようにして達成される、
即ち、材料蒸発、材料欠損又は破断部における角度誤差
により惹起される。起こり得る材料欠損が補償ないし過
補償オーバーコンぺンセーションされるように送り距離
を選定するのである。要するに、一方ではコアの曲がり
に対して十分対向手段が講ぜられ、他方では、場合によ
りそれにより生じるファイバ肥厚化が出来るだけ僅かに
抑えられる。
【0080】送り距離は、有利に次のように選定され
る、即ち所定の状況下で最小可能の減衰が達成されるよ
うに選定される。
【0081】図1〜図18の実施例では本発明による送
り距離の適合調整がその都度、殊に次のようにして達成
実現される、即ち融着接続過程の始めにて、又はその前
に固定的なファイバ長手方向間隔が調整セッティングさ
れるようにするのである。事前融着接続時間経過の後、
ファイバは可変の総合運動変位距離だけ相互に動かされ
る。ここで、可変の総合運動変位距離は、固定的に調整
セッティングされた長手方向間隔に(可変の)送り距離
をプラスしたものから成る。
【0082】同様に代替的に総合運動変位距離の変わり
に、次のようなファイバ長手方向間隔を可変にすること
も可能である、即ち、両ファイバ端部が融着接続過程の
スタート前にファイバ長手方向で見て対向の合う長手方
向間隔を可変にすることも可能である。その場合ファイ
バの総合運動変位距離は、常に同じ大きさに保持され
る。そのために長手方向間隔はその都度、次のように調
整セッティングされる、即ち、送り距離が(本発明によ
る)値に相応するように調整セッティングされる。この
ために、長手方向間隔は、わずかな値に選定され、当該
のわずかな値は、端面品質が劣悪であればあるほど益々
わずかになる。双方の場合において、結局のところ送り
ないし余分の移動変位が可変である。
【0083】図1〜図12において融着接続装置SEは
Z方向に関して固定された第1ファイバ上へZ方向に第
2ファイバを動かすために使用されるに過ぎない。勿
論、本発明による余分の移動変位を次のようにして生じ
させることもできる、即ち、付加的に、又はそれと無関
係に第1のファイバを相応に動かすのである。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、2つの光ファイバをで
きるだけ好ましく相互に融着接続できる、即ち、融着接
続部をできるだけファイバ横断面−幾何学的特性形状を
以て実現できる手段を実現することができるという効果
が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための装置の基本構成
の斜視図。
【図2】異なる端面形状を有し、それに依存して本発明
の方法により溶融の際、コンタクト接触個所を越えて異
なった程度 相互に押し込み合うように動かされる、2
つの相互に融着接続されるべきの光学的イメージと共に
1つの投影平面の拡大図。
【図3】図2におけると同様の拡大略図であって、図2
におけるとは異なる端面形状の場合における拡大略図。
【図4】図2におけると同様の拡大略図であって、図2
におけるとは異なる端面形状の場合における拡大略図。
【図5】図2におけると同様の拡大略図であって、図2
におけるとは異なる端面形状の場合における拡大略図。
【図6】図5の第2ファイバ端面の端面側の詳細図。
【図7】本発明の方法を説明するための、コンタクト接
触個所を越えてのそれぞれのファイバ端面の送り距離に
対する種々の制御特性カーブの特性図。
【図8】本発明により、相互に融着接続されるべき2つ
の変更なるファイバ端面の光学イメージと共に投影平面
の拡大略図。
【図9】溶融した平面をそれのコンタクト接触個所を越
えて種々の送り距離、即ち、種々の距離だけ相互に押し
込み合わされた直後に生じる図8の両ファイバ端部の溶
融したガラス材料の材料流ないし材料状況の拡大略図。
【図10】図9におけると同様の材料流ないし材料状況
の拡大略図。
【図11】図9、10による異なる送り距離に対して生
じる図8の両ファイバ端部の仕上がったスプライス融着
接続部の幾何学的形状特性の説明図。
【図12】図11におけると同様の仕上がったスプライ
ス融着接続部の幾何学的形状特性の説明図。
【図13】端面が異なって構成された相互に融着接続さ
れるべき更なる光ファイバ対の拡大略図。
【図14】溶融した端面がそれぞれ同一の、即ち一定の
送り距離を以て相互に押し込み合うように移動された、
図13,15,17の相互に融着接続されるべき2つの
ファイバ端面のその都度生じる融着接続部の拡大略図。
【図15】図13におけると同様の2つのファイバ端面
のその都度生じる融着接続部の拡大略図。
【図16】図14におけると同様の2つのファイバ端面
のその都度生じる融着接続部の拡大略図。
【図17】図13におけると同様の2つのファイバ端面
のその都度生じる融着接続部の拡大略図。
【図18】図14におけると同様の2つのファイバ端面
のその都度生じる融着接続部の拡大略図。
【符号の説明】
ALX 制御線路 CPU 計算及び制御装置 DP ディスプレイ EL1 融着接続電極 EL2 融着接続電極 FE1 光ファイバ FE2 光ファイバ GES グロー放電生成装置 IF1 規定−端面 IF2 規定−端面 LA 長手方向間隔 LIY 光ビーム KL コンタクト線 LQ1 光源 LQ2 光源 LW1 光導波路 LW2 光導波路 OAX イメージング光学系 OAY イメージング光学系 PO 操作部材 SE 融着接続装置 SF1 端面 SF2 端面 SPO 最小のギャップ幅 SPO 最大のギャップ幅 SGX 保持装置、移動変位装置 SGY 保持装置、移動変位装置 SGZ 保持装置、移動変位装置 VB1 ファイバイメージ VB2 ファイバイメージ VB13 シャドウイメージ、投影 VB23 シャドウイメージ、投影 VKY スキャニング装置 VA 記憶装置 VL1 制御線路 VOZ1 送り距離 VOZ2 送り距離 VOZ3 送り距離 VOZ4 送り距離 VX イメージ VY イメージ VZ イメージ X 空間方向 Y 空間方向 Z 空間方向 ZA1 中心軸線 ZA2 中心軸線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの相互に対応する光ファイバ端部
    (FE1,FE2)の熱融着接続方法において、 溶融したファイバ端部(FE1,FE2)を、それの端
    面側のコンタクト接触個所(KL)を越えて或る大きさ
    の送り距離(VOZ4)だけファイバ長手方向に相互に
    押し込み合わせ、前記の或る大きさの送り距離の程度
    は、それの端面(SF13,SF23)がそれの所望の
    規定端面形状(IF1,IF2)に対してずれていれば
    いる程それだけ益々大きなものになるようにしたことを
    特徴とする光ファイバの熱融着接続方法。
  2. 【請求項2】 それぞれのファイバ端部(FE2)の規
    定−端面(IF2)として、所期の著しく平坦なファイ
    バ端面を選定し、該ファイバ端面に対しては、ファイバ
    端部(FE2)の中心軸線(ZA2)が実質的に垂直で
    あるようにしたことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 それぞれのファイバ端部(FE1)に対
    して、少なくとも1つの射影ないし投影平面内で1つの
    光学的イメージ(VB13)を形成し、そして、それの
    イメージ情報を評価のために生成することを特徴とする
    請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 それぞれのファイバ端部(FE2)と、
    所望の規定−端面形状(IF2)との可能な差異に対す
    る少なくとも1つのずれ偏差基準尺度(例えば、LD)
    を求めることを特徴とする請求項1から3までのうちい
    ずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 それぞれのファイバ端部(FE2)に対
    するイメージ情報から少なくとも1つのずれ偏差規準尺
    度(LD)を求めることを特徴とする請求項3及び4記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 ずれ偏差規準尺度として、次のような長
    手方向距離間隔(LD)を使用する、即ち、当該の距離
    間隔(LD)だけファイバ端部(FE2)の2つの端面
    側の破断エッジ(KAO,KAU)がファイバ長手方向
    で相互にずれている長手方向距離間隔(LD)を使用す
    る請求項4又は5記載の方法。
  7. 【請求項7】 ずれ偏差規準尺度として、次のような角
    度(BW2)を使用する、即ち、その角度(BW2)だ
    けファイバ端部(FE2)の端面(SF23)が所望の
    規定端面(IF2)を有するファイバ端部に対して傾斜
    している当該の角度(BW2)を使用することを特徴と
    する請求項4から6までのうちいずれか1項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 ずれ偏差規準尺度として次のような材料
    欠損状態(DV)を使用する、即ち、所望の規定端面
    (IF2)を有するファイバ端面に対比してそれぞれの
    ファイバ端部(FE2)にて生じている材料欠損状態
    (DV)を使用することを特徴とする請求項4から7ま
    でのうちいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 ずれ偏差規準尺度(例えばLD)に基づ
    き、溶融したファイバ端部(FE1,FE2)の相互の
    押し込み合いに対して送り距離(VOZ)を制御するこ
    とを特徴とする請求項4から8までのうちいずれか1項
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 両ファイバ端部(FE1、FE2)
    を、それの融着接続の前に、相互に面−位置合わせアラ
    インメントすることを特徴とする請求項1から9までの
    うちいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 2つの相互に対応するファイバ端面
    (FE1、FE2)の熱融着接続装置、例えば請求項1
    項から10項までのうち何れか1項記載の熱融着接続方
    法にて使用される熱融着接続装置において、 溶融されたファイバ端部(FE1,FE2)に対して移
    動変位装置(SGZ)が設けられており、該移動変位装
    置(SGZ)は、溶融したファイバ端部(FE1,FE
    2)を、それの端面側のコンタクト接触個所を越えて或
    る大きさの送り距離(VOZ4)だけファイバ長手方向
    に相互に押し込み合わせ、前記の或大きさの送り距離の
    程度は、それの端面(SF13,SF23)がそれの所
    望の規定端面形状(IF1,IF2)に対してずれてい
    ればいる程それだけ益々大きなものになるように構成さ
    れていることを特徴とする光ファイバの熱融着接続装
    置。
  12. 【請求項12】 移動変位手段(SGZ)は、光導波路
    −スプライス接続装置の構成部分であることを特徴とす
    る請求項11記載の装置。
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