JPH111185A - 自動車用エアスポイラ - Google Patents

自動車用エアスポイラ

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Publication number
JPH111185A
JPH111185A JP15561997A JP15561997A JPH111185A JP H111185 A JPH111185 A JP H111185A JP 15561997 A JP15561997 A JP 15561997A JP 15561997 A JP15561997 A JP 15561997A JP H111185 A JPH111185 A JP H111185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
leg
screw
parts
body part
Prior art date
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Pending
Application number
JP15561997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Mori
達朗 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15561997A priority Critical patent/JPH111185A/ja
Publication of JPH111185A publication Critical patent/JPH111185A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用エアポイラ分割部の外観の向上及び
エアポイラ組立作業性の向上を図る。 【解決手段】 本体部3と両端の脚部4,4とに三分割
成形してねじ結合で一体に組み付けるようにするととも
に、本体部3の両端のねじ締結方向を逆にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用エアスポイ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車は、トランクリッドやルー
フにエアスポイラを設置して空力特性の向上を図ってい
る。このエアスポイラにはブロー成型品が使用される傾
向にあるが、成形上の利便を考慮して分割成形される場
合が多い。図8はその一例を示す図で、本体部aと両端
の脚部bとに三分割成形してビスcで固定してある。な
お、本体部aと脚部bのビス結合を行うため、その分割
面は階段状に形成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造によると、上面にビスcの頭部が露出するばかりでな
く、前後両端面には階段状の分割線dが露出し、外観上
問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑み、外観の向
上が図れるとともに、組付性にも優れた自動車用エアス
ポイラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、本体部と両端の脚部とに三分割成形してね
じ結合で一体に組み付けるようにするとともに、本体部
両端のねじ締結方向を逆にしたことを特徴とする。
【0006】かかる構成によれば、本体部の両側に脚部
を配置して本体部を回転させると、本体部両端のねじ部
が脚部のねじ部にそれぞれねじ込まれて、本体部と脚部
が一体に結合される。
【0007】さらに、本体部と脚部の分割面に回り止め
用の係止部を設けてもよい。
【0008】かかる構成によれば、本体部と脚部の相対
回転が係止部によって阻止されて、組立状態が保持され
る。
【0009】また、本体部と脚部をねじ結合する際に、
脚部の車体パネルに対する移動を阻止する位置決め手段
を脚部の下面に設けてもよい。
【0010】かかる構成によれば、車体パネル上に一対
の脚部をその分割面を斜め上方へ向けて傾斜配置し、こ
れら脚部の間に本体部を配置して回転させると、本体部
両端のねじ部が脚部のねじ部にねじ込まれるのにともな
って、脚部が車体パネル上に倒れて、本体部と脚部が一
体に結合される。
【0011】また、前記位置決め手段よりも分割面側の
脚部と車体パネルのいずれか一方に、係合頭部を備える
クリップ部材を設けると共に、他方側にクリップ部材と
係合するクリップ係合孔を設け、前記係合頭部は2つの
脚部を車体パネル上に仮保持する際に脚部の分割面間の
距離を、本体部が挿入可能な距離に保つように脚部を傾
斜させた状態でクリップ係合孔に仮保持されるようにし
てもよい。
【0012】かかる構成によれば、ルーフ上へ脚部を傾
斜配置する際に、クリップ部材の係合頭部をクリップ係
合孔上に仮保持することにより、脚部と本体部をねじ結
合する際に脚部を手で保持しておく等の必要がなく、エ
アポイラの組付作業性がさらに向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図2は本発明のエアスポイラを示してい
る。このエアスポイラ1はワンボックスカーのルーフ2
に設置するもので、本体部3と両端の脚部4,4とに三
分割成形してねじ結合で一体に組み付けるようにしてあ
る。本体部3と脚部4,4は、いずれもブロー成形で形
成してある。
【0015】図1は本体部3と脚部4を分解して示す図
で、本体部3,脚部4の分割面3a,4aには、雄ねじ部
5,雌ねじ部6をそれぞれ設けてある。本体部3の両端
にある雄ねじ部5,5は互いに逆ねじに形成してある。
なお、雄ねじ部5,雌ねじ部6は、図3に示すように、
本体部3,脚部4の成形時にインサートしたねじ部材7,
8でそれぞれ構成してある。
【0016】本体部2,脚部3の分割面2a,3aのそれ
ぞれには、係止部としてのローレット9を雄ねじ部5,
雌ねじ部6の両側に形成してある。つまり、雄ねじ部5
が雌ねじ部6に完全にねじ込まれた段階で、ローレット
9同士が初めて噛み合うようにするため、これらねじ部
5,6のピッチは大きくしてある。
【0017】脚部4の下面には、図5に示すようにイン
サートボルト10(位置決め手段)と、インサートボル
ト10よりも分割面3a側、即ちインサートボルト10
の内側にクリップ部材としてのクリップ11が植設して
ある。ルーフ2には、図4に示すように、インサートボ
ルト10,クリップ11が係合する孔12,長孔(クリッ
プ係合孔)13をそれぞれ設けてある。
【0018】本実施例はこのように構成してあるので、
エアスポイラ1の組み立てにあたっては、まず図5に示
すように、脚部4,4のインサートボルト11,11をル
ーフ2の孔12,12にそれぞれ係合し、脚部4,4をそ
の分割面4a,4aを斜め上方へ向けて傾斜配置してお
いてから、本体部3の両端にある雄ねじ部5,5の先端
を脚部4,4の雌ねじ部6,6に係合させる。
【0019】この状態で本体部3を回転させると、本体
部3の両端の雄ねじ部5,5がそれぞれ脚部4,4の雌ね
じ部6,6にねじ込まれていくとともに、脚部4,4は、
インサートボルト11が孔12に係合して外側への移動
を阻止されるので、徐々にルーフ2上に倒れていき、ク
リップ11を長孔13に係合させることになる。そし
て、雄ねじ部5,5が雌ねじ部6,6に完全にねじ込まれ
ると、ローレット9,9同士が噛み合って、本体部3の
回転が阻止されることになる。最後に、インサートボル
ト10,10にナット(図示せず)を装着して脚部4,4
をルーフ2に固定すればよい。
【0020】本実施例では、このようにエアスポイラ1
の組立と車体への組付が同時に行えるので、ワンボック
スカーのルーフ2のような高い位置にエアスポイラ1を
設置する場合、長尺のエアスポイラ1をそのまま持ち上
げなくても済み、作業が楽になる。
【0021】また、本体部3と脚部4,4の分割線Lが
直線となり、ビスなどの固定具が表面に露出しなくなる
ので、外観も良くなる。
【0022】さらに、本体部3をねじ込みが完了する
と、ローレット9,9同士が噛み合うと共に、インサー
トボルト10,10により脚部4が強固に締結されて、
脚部4がインサートボルト10,10を中心に回動する
方向の動きが規制され、本体部3の回転が阻止されるの
で、その後、本体部3の回り止めを別途行わなくてもよ
く、組立工数が少なくて済む。
【0023】尚、本実施例は3分割したエアポイラ1
を、ルーフ2上にて組み立てているが、ルーフ2にエア
ポイラ1を取り付ける前にエアポイラ1の組み立てを行
ってもよく、エアポイラ1の組み立て作業性、外観向上
の効果を得ることはできる。
【0024】また、ルーフ1上へ脚部4を傾斜配置する
際に、図7に示したように、クリップ11,11先端部
に設けられた係合頭部14,14を長孔13上に仮保持
することにより、脚部4の雌ねじ部6,6に本体部3の
雄ねじ部5,5をねじ込む際に、脚部4を手で保持して
おく等の必要がなく、エアポイラ1の組付作業性は更に
向上する。また、脚部4,本体部3に設けられた雌ねじ
部6,6、雄ねじ5,5の組み合わせは、本実施例と逆
にしてもよいことは言うまでもない。
【0025】同様に脚部4、ルーフ2に設けられたクリ
ップ11,長孔13を脚部4に長孔13、ルーフ2にク
リップ11を設けた構造としてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、本体部と脚部の分割線
が直線となり、ビスなどの固定具が表面に露出しなくな
るので、外観の向上が図られる。
【0027】さらに、本体部の両側に脚部を配置して本
体部を回転させると、本体部両端のねじ部が脚部のねじ
部にそれぞれねじ込まれて、本体部と両側の脚部とが同
時に結合されるので、組立作業が楽になる。
【0028】また、請求項2のような構成にすると、本
体部と脚部の相対回転が係止部によって阻止されて、組
立状態が保持されるので、組立後に本体部の回り止めを
別途行わなくてもよく、組立工数が少なくて済む。
【0029】さらに、請求項3のような構成にすると、
エアスポイラの組立と車体への組付が同時に行えるの
で、ワンボックスカーのルーフのような高い位置にエア
スポイラを設置する場合、長尺のエアスポイラをそのま
ま持ち上げなくても済み、作業が楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアポイラの分解斜視図。
【図2】同エアポイラの設置態様を示す斜視図。
【図3】同エアポイラの部分断面図。
【図4】同エアポイラの脚部を固定するルーフの孔を示
す図。
【図5】同エアポイラの組立方法を説明する図。
【図6】同エアポイラの組立方法を説明する図。
【図7】本発明のエアスポイラの別の組立方法を説明す
る図5相当図。
【図8】従来のエアポイラの分割部分を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・エアポイラ 3・・・本体部 4・・・脚部 5・・・雄ねじ部 6・・・雌ねじ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と両端の脚部とに三分割成形して
    ねじ結合で一体に組み付けるようにするとともに、本体
    部両端のねじ締結方向を逆にしたことを特徴とする自動
    車用エアスポイラ。
  2. 【請求項2】 本体部と脚部の分割面に回り止め用の係
    止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車
    用エアスポイラ。
  3. 【請求項3】 本体部と脚部をねじ結合する際に、脚部
    の車体パネルに対する移動を阻止する位置決め手段を脚
    部の下面に設けたことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の自動車用エアスポイラ。
  4. 【請求項4】 前記位置決め手段よりも分割面側の脚部
    と車体パネルのいずれか一方に、係合頭部を備えるクリ
    ップ部材を設けると共に、他方側にクリップ部材と係合
    するクリップ係合孔を設け、前記係合頭部は2つの脚部
    を車体パネル上に仮保持する際に脚部の分割面間の距離
    を、本体部が挿入可能な距離に保つように脚部を傾斜さ
    せた状態でクリップ係合孔に仮保持されることを特徴と
    する請求項3に記載の自動車用エアポイラ。
JP15561997A 1997-06-13 1997-06-13 自動車用エアスポイラ Pending JPH111185A (ja)

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JP15561997A JPH111185A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 自動車用エアスポイラ

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JP15561997A JPH111185A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 自動車用エアスポイラ

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JPH111185A true JPH111185A (ja) 1999-01-06

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ID=15609975

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JP15561997A Pending JPH111185A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 自動車用エアスポイラ

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