JPH11118237A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH11118237A JPH11118237A JP28669397A JP28669397A JPH11118237A JP H11118237 A JPH11118237 A JP H11118237A JP 28669397 A JP28669397 A JP 28669397A JP 28669397 A JP28669397 A JP 28669397A JP H11118237 A JPH11118237 A JP H11118237A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吹出口の上下位置における風量分布を調節し
て、より快適な空気調和を実現できるようにした空気調
和機を提供する。 【解決手段】 上下風向板６および７の支軸6aおよび6b
の後方に位置する吹出口５の両側壁に、同吹出口の上面
5dにほぼ平行であって前後に延びる複数の第一仮想線Ｃ
と、同第一仮想線と前記支軸を中心とした円弧状の第二
仮想線とを結んでほぼ上下に連続する複数の第一交点Ａ
に沿わせた第一ガイド部5bと、前記第一交点から等間隔
後方に離間した位置であって、前記第一仮想線と交差し
てほぼ上下に連続する複数の第二交点Ｂに沿わせた第二
ガイド部5cとを設ける一方、これら第一ガイド部および
第二ガイド部に対応するガイド軸を備えて、ヒンジ部に
より前記上下風向板に連結され、同上下風向板の回動に
連動し上下動して前記吹出口の上下位置の風量分布を調
節する調節板11および12を設けてなる構成とした。
て、より快適な空気調和を実現できるようにした空気調
和機を提供する。 【解決手段】 上下風向板６および７の支軸6aおよび6b
の後方に位置する吹出口５の両側壁に、同吹出口の上面
5dにほぼ平行であって前後に延びる複数の第一仮想線Ｃ
と、同第一仮想線と前記支軸を中心とした円弧状の第二
仮想線とを結んでほぼ上下に連続する複数の第一交点Ａ
に沿わせた第一ガイド部5bと、前記第一交点から等間隔
後方に離間した位置であって、前記第一仮想線と交差し
てほぼ上下に連続する複数の第二交点Ｂに沿わせた第二
ガイド部5cとを設ける一方、これら第一ガイド部および
第二ガイド部に対応するガイド軸を備えて、ヒンジ部に
より前記上下風向板に連結され、同上下風向板の回動に
連動し上下動して前記吹出口の上下位置の風量分布を調
節する調節板11および12を設けてなる構成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、上下風向板に吹出口の上下位置の風
量分布を調節するための調節板を連結した構造に関す
る。
り、より詳細には、上下風向板に吹出口の上下位置の風
量分布を調節するための調節板を連結した構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図５で示す
ように、本体１の前面および上面に設けられた吸込口２
と前面下部に設けられた吹出口５とを結ぶ空気通路に、
熱交換器３および送風ファン４が設けられ、前記吹出口
５に、駆動モータ９および連係用歯車10からなる駆動装
置によって駆動される二枚の上下風向板６および７が、
上下であって前後に離間した夫々の支軸6aおよび7aによ
り回動自在に軸支されてなる構成となっていた。
ように、本体１の前面および上面に設けられた吸込口２
と前面下部に設けられた吹出口５とを結ぶ空気通路に、
熱交換器３および送風ファン４が設けられ、前記吹出口
５に、駆動モータ９および連係用歯車10からなる駆動装
置によって駆動される二枚の上下風向板６および７が、
上下であって前後に離間した夫々の支軸6aおよび7aによ
り回動自在に軸支されてなる構成となっていた。
【０００３】しかしながら、前記熱交換器３で熱交換さ
れ前記吹出口５から室内に向けて吹き出される吹出空気
は、例えば、水平方向および下方に向けて同時に吹き出
したり、または、室内を素早く、且つ一様に冷却するた
め、遠方まで届かせる冷気は速い速度で送出し近くへの
冷気は遅い速度で送出するといったことができず、吹出
口の上下位置における風量分布を調節してより快適な空
気調和を実現することができにくいという問題を有して
いた。
れ前記吹出口５から室内に向けて吹き出される吹出空気
は、例えば、水平方向および下方に向けて同時に吹き出
したり、または、室内を素早く、且つ一様に冷却するた
め、遠方まで届かせる冷気は速い速度で送出し近くへの
冷気は遅い速度で送出するといったことができず、吹出
口の上下位置における風量分布を調節してより快適な空
気調和を実現することができにくいという問題を有して
いた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、吹出口の上下位置における風量分布
を調節して、より快適な空気調和を実現できるようにし
た空気調和機を提供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、吹出口の上下位置における風量分布
を調節して、より快適な空気調和を実現できるようにし
た空気調和機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器および
送風ファンを設け、前記吹出口に、駆動装置によって駆
動される少なくとも一枚の上下風向板を回動自在に軸支
してなる空気調和機において、前記上下風向板の支軸の
後方に位置する前記吹出口の両側壁に、同吹出口の上面
にほぼ平行であって前後に延びる複数の第一仮想線と、
同第一仮想線と前記支軸を中心とした円弧状の第二仮想
線とを結んでほぼ上下に連続する複数の第一交点に沿わ
せた第一ガイド部と、前記第一交点から等間隔後方に離
間した位置であって、前記第一仮想線と交差してほぼ上
下に連続する複数の第二交点に沿わせた第二ガイド部と
を設ける一方、これら第一ガイド部および第二ガイド部
に対応するガイド軸を備えて、ヒンジ部により前記上下
風向板に連結され、同上下風向板の回動に連動し上下動
して前記吹出口の上下位置の風量分布を調節する調節板
を設けてなる構成となっている。
め、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器および
送風ファンを設け、前記吹出口に、駆動装置によって駆
動される少なくとも一枚の上下風向板を回動自在に軸支
してなる空気調和機において、前記上下風向板の支軸の
後方に位置する前記吹出口の両側壁に、同吹出口の上面
にほぼ平行であって前後に延びる複数の第一仮想線と、
同第一仮想線と前記支軸を中心とした円弧状の第二仮想
線とを結んでほぼ上下に連続する複数の第一交点に沿わ
せた第一ガイド部と、前記第一交点から等間隔後方に離
間した位置であって、前記第一仮想線と交差してほぼ上
下に連続する複数の第二交点に沿わせた第二ガイド部と
を設ける一方、これら第一ガイド部および第二ガイド部
に対応するガイド軸を備えて、ヒンジ部により前記上下
風向板に連結され、同上下風向板の回動に連動し上下動
して前記吹出口の上下位置の風量分布を調節する調節板
を設けてなる構成となっている。
【０００６】また、前記ヒンジ部が、前記上下風向板お
よび前記調節板に設けられ、凹状の軸受部とこれに対応
する凸部とで構成された支軸部からなる構成となってい
る。
よび前記調節板に設けられ、凹状の軸受部とこれに対応
する凸部とで構成された支軸部からなる構成となってい
る。
【０００７】また、前記ヒンジ部が、弾性を有する合成
樹脂により、前記上下風向板および前記調節板と一体的
に形成された薄肉部からなる構成となっている。
樹脂により、前記上下風向板および前記調節板と一体的
に形成された薄肉部からなる構成となっている。
【０００８】また、前記ヒンジ部が、エラストマ系のゴ
ム材により、前記上下風向板および前記調節板と一体的
に形成されたセルフヒンジ部からなる構成となってい
る。
ム材により、前記上下風向板および前記調節板と一体的
に形成されたセルフヒンジ部からなる構成となってい
る。
【０００９】また、前記ガイド部をガイド孔により形成
する一方、同ガイド孔に対応して、前記ガイド軸をほぼ
小判状の断面形状により形成した構成となっている。
する一方、同ガイド孔に対応して、前記ガイド軸をほぼ
小判状の断面形状により形成した構成となっている。
【００１０】更に、前記上下風向板の支軸を、同上下風
向板を略水平位置に回動した時の前端部両側に設けた構
成となっている。
向板を略水平位置に回動した時の前端部両側に設けた構
成となっている。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）と、図２と、図３（Ａ）乃至図３（Ｃ）
と、図４（Ａ）乃至図４（Ｃ）とにおいて、１は空気調
和機の室内機本体、２は同本体１の前面および上面に設
けられた吸込口、３は同吸込口２と後述する吹出口とを
結ぶ空気通路に設けられた熱交換器、４は同空気通路に
設けられた送風ファン、５は前記吸込口２から吸い込ま
れ前記熱交換器３で熱交換された空気を室内に向けて吹
き出すための吹出口、６および７は駆動モータ９および
連係用歯車10からなる駆動装置によって駆動される二枚
の上下風向板で、同上下風向板６および７は、前記吹出
口５に上下であって前後に離間した夫々の支軸6aおよび
7aにより回動自在に軸支された構成となっている。
付図面に基づいた実施例として説明する。図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）と、図２と、図３（Ａ）乃至図３（Ｃ）
と、図４（Ａ）乃至図４（Ｃ）とにおいて、１は空気調
和機の室内機本体、２は同本体１の前面および上面に設
けられた吸込口、３は同吸込口２と後述する吹出口とを
結ぶ空気通路に設けられた熱交換器、４は同空気通路に
設けられた送風ファン、５は前記吸込口２から吸い込ま
れ前記熱交換器３で熱交換された空気を室内に向けて吹
き出すための吹出口、６および７は駆動モータ９および
連係用歯車10からなる駆動装置によって駆動される二枚
の上下風向板で、同上下風向板６および７は、前記吹出
口５に上下であって前後に離間した夫々の支軸6aおよび
7aにより回動自在に軸支された構成となっている。
【００１２】前記上下風向板６および７の支軸6aおよび
7aの後方に位置する前記吹出口５の両側壁に、同吹出口
５の上面5dにほぼ平行であって前後に延びる複数の第一
仮想線Ｃと、同第一仮想線Ｃと前記支軸6aおよび7aを中
心とした円弧状の第二仮想線とを結んでほぼ上下に連続
する複数の第一交点Ａに沿わせた第一ガイド部5bと、前
記第一交点Ａから等間隔後方に離間した位置であって、
前記第一仮想線Ｃと交差してほぼ上下に連続する複数の
第二交点Ｂに沿わせた第二ガイド部5cとを設ける一方、
これら第一ガイド部5bおよび第二ガイド部5cに対応する
ガイド軸11a 、12a および11b 、12b を備えて、ヒンジ
部により前記上下風向板６および７に連結され、同上下
風向板６および７の回動に連動し上下動して前記吹出口
５の上下位置の風量分布を調節する調節板11および12を
設けてなる構成となっており、これによって、前記熱交
換器３で熱交換され前記吹出口５から室内に向けて吹き
出される吹出空気を、例えば、水平方向および下方に向
けて同時に吹き出したり、または、室内を素早く、且つ
一様に冷却するため、遠方まで届かせる冷気は速い速度
で送出し、近くへの冷気は遅い速度で送出するといった
調節が可能となり、前記吹出口５の上下位置における風
量分布を調節してより快適な空気調和を実現できるよう
にした構造となる。
7aの後方に位置する前記吹出口５の両側壁に、同吹出口
５の上面5dにほぼ平行であって前後に延びる複数の第一
仮想線Ｃと、同第一仮想線Ｃと前記支軸6aおよび7aを中
心とした円弧状の第二仮想線とを結んでほぼ上下に連続
する複数の第一交点Ａに沿わせた第一ガイド部5bと、前
記第一交点Ａから等間隔後方に離間した位置であって、
前記第一仮想線Ｃと交差してほぼ上下に連続する複数の
第二交点Ｂに沿わせた第二ガイド部5cとを設ける一方、
これら第一ガイド部5bおよび第二ガイド部5cに対応する
ガイド軸11a 、12a および11b 、12b を備えて、ヒンジ
部により前記上下風向板６および７に連結され、同上下
風向板６および７の回動に連動し上下動して前記吹出口
５の上下位置の風量分布を調節する調節板11および12を
設けてなる構成となっており、これによって、前記熱交
換器３で熱交換され前記吹出口５から室内に向けて吹き
出される吹出空気を、例えば、水平方向および下方に向
けて同時に吹き出したり、または、室内を素早く、且つ
一様に冷却するため、遠方まで届かせる冷気は速い速度
で送出し、近くへの冷気は遅い速度で送出するといった
調節が可能となり、前記吹出口５の上下位置における風
量分布を調節してより快適な空気調和を実現できるよう
にした構造となる。
【００１３】また、前記ヒンジ部が、第一の例として図
１（Ｂ）および図４（Ａ）で示すように、前記上下風向
板６および７と前記調節板11および12とに設けられ、凹
状の軸受部ｂとこれに対応する凸部ｃとで構成された支
軸部ａからなる構成となっており、これによって、別部
材からなる蝶番などを用いることなく、コスト的に有利
な構成により、前記上下風向板６および７と前記調節板
11および12とを容易に、且つ正確に連結できるようにし
た構造となる。
１（Ｂ）および図４（Ａ）で示すように、前記上下風向
板６および７と前記調節板11および12とに設けられ、凹
状の軸受部ｂとこれに対応する凸部ｃとで構成された支
軸部ａからなる構成となっており、これによって、別部
材からなる蝶番などを用いることなく、コスト的に有利
な構成により、前記上下風向板６および７と前記調節板
11および12とを容易に、且つ正確に連結できるようにし
た構造となる。
【００１４】または、前記ヒンジ部を、第二の例として
図４（Ｂ）で示すように、弾性を有する例えばポリプロ
ピレンなどの合成樹脂により、前記上下風向板６、７お
よび前記調節板11、12と一体的に形成された薄肉部a'か
らなる構成としたことにより、より簡便な構成によって
寸法形状が正確に仕上げられるとともにコスト的に有利
な構造となり、また、前記上下風向板６および７と前記
調節板11および12とをより容易に、且つより正確に連結
できるようにした構造となる。
図４（Ｂ）で示すように、弾性を有する例えばポリプロ
ピレンなどの合成樹脂により、前記上下風向板６、７お
よび前記調節板11、12と一体的に形成された薄肉部a'か
らなる構成としたことにより、より簡便な構成によって
寸法形状が正確に仕上げられるとともにコスト的に有利
な構造となり、また、前記上下風向板６および７と前記
調節板11および12とをより容易に、且つより正確に連結
できるようにした構造となる。
【００１５】または、前記ヒンジ部を、第三の例として
図４（Ｃ）で示すように、例えばエラストマ系のゴム材
などにより、前記上下風向板６、７および前記調節板1
1、12と一体的に形成されたセルフヒンジ部a'' からな
る構成としたことにより、上記に説明した前記薄肉部a'
からなる構成とした場合と同様に、より簡便な構成によ
って寸法形状が正確に仕上げられるとともにコスト的に
有利な構造となり、前記上下風向板６および７と前記調
節板11および12とをより容易に、且つより正確に連結で
きるようにした構造となる。なお、上記に夫々説明した
前記ヒンジ部の構成は、設計上の都合等に応じて何れか
の実施例を選んで採用すればよい。
図４（Ｃ）で示すように、例えばエラストマ系のゴム材
などにより、前記上下風向板６、７および前記調節板1
1、12と一体的に形成されたセルフヒンジ部a'' からな
る構成としたことにより、上記に説明した前記薄肉部a'
からなる構成とした場合と同様に、より簡便な構成によ
って寸法形状が正確に仕上げられるとともにコスト的に
有利な構造となり、前記上下風向板６および７と前記調
節板11および12とをより容易に、且つより正確に連結で
きるようにした構造となる。なお、上記に夫々説明した
前記ヒンジ部の構成は、設計上の都合等に応じて何れか
の実施例を選んで採用すればよい。
【００１６】また、前記ガイド部5bおよび5cをガイド孔
により形成する一方、同ガイド孔に対応して、前記ガイ
ド軸11a および12a をほぼ小判状の断面形状によって形
成したことにより、同ガイド軸11a および12a が前記ガ
イド部5bおよび5cで円滑に案内されて、前記調節板11お
よび12がより正確に上下動できるようにした構成となっ
ている。
により形成する一方、同ガイド孔に対応して、前記ガイ
ド軸11a および12a をほぼ小判状の断面形状によって形
成したことにより、同ガイド軸11a および12a が前記ガ
イド部5bおよび5cで円滑に案内されて、前記調節板11お
よび12がより正確に上下動できるようにした構成となっ
ている。
【００１７】更に、前記上下風向板６および７の支軸6a
および7aを、同上下風向板６および７を略水平位置に回
動した時の前端部両側に設けた構成となっており、これ
によって、前記調節板11および12の可動範囲をより大き
くできるようにした構造となっている。
および7aを、同上下風向板６および７を略水平位置に回
動した時の前端部両側に設けた構成となっており、これ
によって、前記調節板11および12の可動範囲をより大き
くできるようにした構造となっている。
【００１８】以上の構成により、図１（Ａ）および図１
（Ｂ）と、図２と、図３（Ａ）乃至図３（Ｃ）と、図４
（Ａ）乃至図４（Ｃ）とで示すように、前記上下風向板
６および７の支軸6aおよび7aの後方に位置する前記吹出
口５の両側壁に、同吹出口５の上面5dにほぼ平行であっ
て前後に延びる複数の第一仮想線Ｃと、同第一仮想線Ｃ
と前記支軸6aおよび7aを中心とした円弧状の第二仮想線
とを結んでほぼ上下に連続する複数の第一交点Ａに沿わ
せた第一ガイド部5bと、前記第一交点Ａから等間隔後方
に離間した位置であって、前記第一仮想線Ｃと交差して
ほぼ上下に連続する複数の第二交点Ｂに沿わせた第二ガ
イド部5cとを設ける一方、これら第一ガイド部5bおよび
第二ガイド部5cに対応するガイド軸11a 、12a および11
b 、12bを備えて、ヒンジ部により前記上下風向板６お
よび７に連結され、同上下風向板６および７の回動に連
動し上下動して前記吹出口５の上下位置の風量分布を調
節する調節板11および12を設けてなる構成としたので、
例えば、図３（Ａ）で示す位置に前記上下風向板６およ
び７を回動し前記調節板11および12を連動させた場合に
は、矢印Ａで示す前記吹出口５の上位からは速い速度で
吹出空気（強風）が吹き出され、矢印Ｂで示す前記吹出
口５の中位からは中くらいの速度で吹出空気（弱風）が
吹き出され、矢印Ｃで示す前記吹出口５の下位からは遅
い速度で吹出空気（微風）が吹き出されるようになり、
また、図３（Ｂ）で示す位置に前記上下風向板６および
７を回動し前記調節板11および12を連動させた場合に
は、矢印Ａで示す前記吹出口５の中位からは速い速度で
吹出空気（強風）が吹き出され、矢印Ｃで示す前記吹出
口５の上下位からは遅い速度で吹出空気（微風）が吹き
出されるようになり、また、図３（Ｃ）で示す位置に前
記上下風向板６および７を回動し前記調節板11および12
を連動させた場合には、矢印Ａで示す前記吹出口５の上
下位からは速い速度で吹出空気（強風）が吹き出され、
矢印Ｃで示す前記吹出口５の中位からは遅い速度で吹出
空気（微風）が吹き出されるようになって、使用者のニ
ーズに応じてより快適な空気調和を実現できるようにし
た空気調和機となる。
（Ｂ）と、図２と、図３（Ａ）乃至図３（Ｃ）と、図４
（Ａ）乃至図４（Ｃ）とで示すように、前記上下風向板
６および７の支軸6aおよび7aの後方に位置する前記吹出
口５の両側壁に、同吹出口５の上面5dにほぼ平行であっ
て前後に延びる複数の第一仮想線Ｃと、同第一仮想線Ｃ
と前記支軸6aおよび7aを中心とした円弧状の第二仮想線
とを結んでほぼ上下に連続する複数の第一交点Ａに沿わ
せた第一ガイド部5bと、前記第一交点Ａから等間隔後方
に離間した位置であって、前記第一仮想線Ｃと交差して
ほぼ上下に連続する複数の第二交点Ｂに沿わせた第二ガ
イド部5cとを設ける一方、これら第一ガイド部5bおよび
第二ガイド部5cに対応するガイド軸11a 、12a および11
b 、12bを備えて、ヒンジ部により前記上下風向板６お
よび７に連結され、同上下風向板６および７の回動に連
動し上下動して前記吹出口５の上下位置の風量分布を調
節する調節板11および12を設けてなる構成としたので、
例えば、図３（Ａ）で示す位置に前記上下風向板６およ
び７を回動し前記調節板11および12を連動させた場合に
は、矢印Ａで示す前記吹出口５の上位からは速い速度で
吹出空気（強風）が吹き出され、矢印Ｂで示す前記吹出
口５の中位からは中くらいの速度で吹出空気（弱風）が
吹き出され、矢印Ｃで示す前記吹出口５の下位からは遅
い速度で吹出空気（微風）が吹き出されるようになり、
また、図３（Ｂ）で示す位置に前記上下風向板６および
７を回動し前記調節板11および12を連動させた場合に
は、矢印Ａで示す前記吹出口５の中位からは速い速度で
吹出空気（強風）が吹き出され、矢印Ｃで示す前記吹出
口５の上下位からは遅い速度で吹出空気（微風）が吹き
出されるようになり、また、図３（Ｃ）で示す位置に前
記上下風向板６および７を回動し前記調節板11および12
を連動させた場合には、矢印Ａで示す前記吹出口５の上
下位からは速い速度で吹出空気（強風）が吹き出され、
矢印Ｃで示す前記吹出口５の中位からは遅い速度で吹出
空気（微風）が吹き出されるようになって、使用者のニ
ーズに応じてより快適な空気調和を実現できるようにし
た空気調和機となる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によると、吹出口の
上下位置における風量分布を調節して、より快適な空気
調和を実現できるようにした空気調和機となる。
上下位置における風量分布を調節して、より快適な空気
調和を実現できるようにした空気調和機となる。
【図１】本発明による空気調和機の説明図で、（Ａ）は
断面図であり、（Ｂ）は要部分解斜視図である。
断面図であり、（Ｂ）は要部分解斜視図である。
【図２】本発明による空気調和機の要部断面図である。
【図３】本発明による空気調和機の要部説明図で、
（Ａ）は二枚の上下風向板を略水平位置に回動した状態
を示し、（Ｂ）は二枚の上下風向板の先端部を狭くした
状態を示し、（Ｃ）は二枚の上下風向板の先端部を広く
した状態を示す。
（Ａ）は二枚の上下風向板を略水平位置に回動した状態
を示し、（Ｂ）は二枚の上下風向板の先端部を狭くした
状態を示し、（Ｃ）は二枚の上下風向板の先端部を広く
した状態を示す。
【図４】上下風向板および調節板を連結した状態を示す
要部斜視図で、（Ａ）は第一の例を示し、（Ｂ）は第二
の例を示し、（Ｃ）は第三の例を示す。
要部斜視図で、（Ａ）は第一の例を示し、（Ｂ）は第二
の例を示し、（Ｃ）は第三の例を示す。
【図５】従来例による空気調和機の断面図である。
１ 空気調和機本体 ２ 吸込口 ３ 熱交換器 ４ 送風ファン ５ 吹出口 5a 軸受孔 5b，5c ガイド部 5d 吹出口の上面 ６，７ 上下風向板 6a，7a 支軸 ９ 駆動モータ 10 連係用歯車 11，12 調節板 11a ，12a ，11b ，12b ガイド軸 ａ 支軸部 ｂ 軸受部 ｃ 凸部
Claims (6)
- 【請求項１】 吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交
換器および送風ファンを設け、前記吹出口に、駆動装置
によって駆動される少なくとも一枚の上下風向板を回動
自在に軸支してなる空気調和機において、 前記上下風向板の支軸の後方に位置する前記吹出口の両
側壁に、同吹出口の上面にほぼ平行であって前後に延び
る複数の第一仮想線と、同第一仮想線と前記支軸を中心
とした円弧状の第二仮想線とを結んでほぼ上下に連続す
る複数の第一交点に沿わせた第一ガイド部と、前記第一
交点から等間隔後方に離間した位置であって、前記第一
仮想線と交差してほぼ上下に連続する複数の第二交点に
沿わせた第二ガイド部とを設ける一方、これら第一ガイ
ド部および第二ガイド部に対応するガイド軸を備えて、
ヒンジ部により前記上下風向板に連結され、同上下風向
板の回動に連動し上下動して前記吹出口の上下位置の風
量分布を調節する調節板を設けてなることを特徴とする
空気調和機。 - 【請求項２】 前記ヒンジ部が、前記上下風向板および
前記調節板に設けられ、凹状の軸受部とこれに対応する
凸部とで構成された支軸部からなることを特徴とする請
求項１に記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記ヒンジ部が、弾性を有する合成樹脂
により、前記上下風向板および前記調節板と一体的に形
成された薄肉部からなることを特徴とする請求項１に記
載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記ヒンジ部が、エラストマ系のゴム材
により、前記上下風向板および前記調節板と一体的に形
成されたセルフヒンジ部からなることを特徴とする請求
項１に記載の空気調和機。 - 【請求項５】 前記ガイド部をガイド孔により形成する
一方、同ガイド孔に対応して、前記ガイド軸をほぼ小判
状の断面形状により形成したことを特徴とする請求項１
に記載の空気調和機。 - 【請求項６】 前記上下風向板の支軸を、同上下風向板
を略水平位置に回動した時の前端部両側に設けたことを
特徴とする請求項１乃至請求項４に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28669397A JPH11118237A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28669397A JPH11118237A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11118237A true JPH11118237A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17707764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28669397A Pending JPH11118237A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11118237A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012098026A (ja) * | 2012-01-16 | 2012-05-24 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
| CN104236041A (zh) * | 2013-06-20 | 2014-12-24 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调导风板及空调器 |
| CN107560136A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-09 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式室内机及空调器 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP28669397A patent/JPH11118237A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012098026A (ja) * | 2012-01-16 | 2012-05-24 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
| CN104236041A (zh) * | 2013-06-20 | 2014-12-24 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调导风板及空调器 |
| CN107560136A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-09 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式室内机及空调器 |
| CN107560136B (zh) * | 2017-09-12 | 2024-03-08 | 广东美的制冷设备有限公司 | 壁挂式室内机及空调器 |
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