JPH11118003A - 波動歯車装置 - Google Patents

波動歯車装置

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JPH11118003A
JPH11118003A JP9282437A JP28243797A JPH11118003A JP H11118003 A JPH11118003 A JP H11118003A JP 9282437 A JP9282437 A JP 9282437A JP 28243797 A JP28243797 A JP 28243797A JP H11118003 A JPH11118003 A JP H11118003A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でコンパクトなトルクリミット機能が備
わっている波動歯車装置を提案すること。 【解決手段】 波動歯車装置1は、環状の剛性内歯歯車
2と、この内側に配置された環状の可撓性外歯歯車3
と、この内側に嵌め込まれた波動発生器4とを有し、当
該波動発生器4は所定の輪郭形状をした剛性カム板41
と、この剛性カム板41の中心に開けた挿入孔42に挿
入されたハブ43とを備えている。波動発生器4を経由
して可撓性外歯歯車3の側に伝達されるトルクを制限す
るためのトルクリミット機構が、前記剛性カム板41と
前記ハブ42の間を締結しているナット46によって形
成されている。一定以上のトルク伝達状態が発生する
と、剛性カム板41とハブ42の間に回転方向の滑りが
発生して、伝達トルクが一定限度に制限される。トルク
リミッターを別途配置する必要がないので、波動歯車装
置1を用いれば、ロボットアーム等を駆動するアクチュ
エータを小型でコンパクトに構成することができ、ま
た、コストの低減化も達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は波動歯車装置に関
し、さらに詳しくは、過剰なトルク伝達を阻止するため
のトルクリミット機構を備えた波動歯車装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ロボットアーム等に組み込まれているア
クチュエータとしては、その駆動源であるモータの回転
力を減速するための減速機構として波動歯車装置を備え
たものが知られている。
【0003】波動歯車装置は、環状の剛性内歯歯車と、
この内側に配置された環状の可撓性外歯歯車と、この内
側に嵌めた波動発生器とから基本的に構成されている。
波動発生器は楕円形等の輪郭形状をしており、可撓性外
歯歯車を半径方向に撓めて剛性内歯歯車に対して部分的
に噛み合わせた状態を形成している。また、波動発生器
が、モータ等の高速回転入力軸が連結されて高速回転す
ると、両歯車の噛み合い位置が円周方向に移動して、両
歯車の歯数差に応じた相対回転運動が両歯車の間に発生
する。一般的には剛性内歯歯車が固定され、可撓性外歯
歯車から減速回転出力が得られる。
【0004】ロボットアーム等の被駆動側の部材が動作
中に他の部材に衝突すると、モータから波動歯車装置等
を経由して被駆動側の部材に到る動力伝達経路を経由し
て、衝突により発生したトルクが逆向きに伝達する。動
力伝達経路を構成している各部材には、モータ等の入力
側イナーシャを含む回転力が作用しているので、過剰な
トルクが発生することになる。この結果、例えば、波動
歯車装置の可撓性外歯歯車の部分が過剰トルクによって
破損してしまう等の弊害が発生するおそれがある。
【0005】このような弊害を回避するためには、一般
的な手法として、モータ出力軸等の部分にトルクリミッ
ターを介在させて、限度を超えるトルク伝達を阻止する
ことにより、上記のような弊害を回避している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トルクリミッ
ターを取りつけるということは、その分、動力伝達経路
を構成する部品が増加し、設置スペースを多く必要とす
ることになる。また、その分、コストアップにも繋がっ
てしまう。
【0007】本発明の課題は、このような弊害を回避す
るために、波動歯車装置自体にコンパクトなトルクリミ
ット機構を構成することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下に、図面を参照して
本願の各発明を説明する。なお、各図において共通する
部分には同一の符号を付してある。
【0009】まず、図1を参照して、本願の請求項1に
係る発明を適用した波動歯車装置を説明する。この波動
歯車装置1は、環状の剛性内歯歯車2と、この内側に配
置された環状の可撓性外歯歯車3と、この内側に嵌め込
まれた波動発生器4とを有し、当該波動発生器4は前記
可撓性外歯歯車3を半径方向に撓めて部分的に前記剛性
内歯歯車2に噛み合わせると共に、当該噛み合わせ位置
を円周方向に移動させることにより、前記剛性内歯歯車
2と前記可撓性外歯歯車3の間に歯数差に応じた相対回
転を発生させるようになっている。
【0010】図示の波動歯車装置1は、可撓性外歯歯車
3としてカップ状のものを採用しており、円筒状の胴部
31と、この胴部31の一端を封鎖している環状のダイ
ヤフラム32と、このダイヤフラムの内周縁に一体形成
された肉厚の環状ボス33と、胴部31の他方の開口端
の外周面に形成された外歯34とを備えた構成となって
いる。環状ボス33には被駆動側の出力軸等が連結され
る。この場合、環状の剛性内歯歯車2は、固定側の部材
に固着される。
【0011】前記波動発生器4は、所定の輪郭形状をし
た剛性カム板41と、この剛性カム板41の中心に開け
た挿入孔42に挿入されたハブ43とを備えている。典
型的な例としては、剛性カム板41は楕円形の輪郭をし
ており、この場合には、可撓性外歯歯車3の外歯34
は、その楕円形の長軸の両端位置において、剛性内歯歯
車2の内周面に形成されている内歯24に対して噛み合
い状態が形成されることになる。
【0012】ここで、当該波動発生器4を経由して前記
可撓性外歯歯車3の側に伝達されるトルクを制限するた
めのトルクリミット機構が、前記剛性カム板41と前記
ハブ42の間に形成されている。すなわち、一定以上の
トルク伝達状態が発生すると、剛性カム板41とハブ4
2の間に回転方向の滑りが発生して、伝達トルクが一定
限度に制限される。
【0013】このように、本発明によれば、トルクリミ
ッターを別途配置する必要がないので、本発明の波動歯
車装置を用いれば、ロボットアーム等を駆動するアクチ
ュエータを小型でコンパクトに構成することができ、ま
た、コストも低減することができる。
【0014】本願の請求項2に係る発明による波動歯車
装置1では、図1に示すように、その波動発生器4は、
前記ハブ43として、前記剛性カム板41の中心に開け
た嵌入孔42に嵌め込まれた外側環状ハブ44と、この
外側環状ハブ44の内側に挿入された内側環状ハブ45
とを備えている。この内側環状ハブ45に、入力軸(図
示せず。)が差し込み固定される。外側環状ハブ44は
インサート44aを介して剛性カム板41の側に連結さ
れているオルダム機構付きのものである。
【0015】ここで、トルクリミット機構は、前記内側
環状ハブ45における軸線方向1aの一方の端に形成し
た半径方向の外側に広がった環状フランジ45aと、当
該内側環状ハブ45の軸線方向1aの他方の端の外周面
に形成した雄ねじ45bと、この雄ねじ45bに螺合可
能な雌ねじ46aが内周面に形成されたナット46とを
備え、当該ナット46により前記外側環状ハブ44は前
記環状フランジ45aの側に押しつけられている。
【0016】このように構成した波動歯車装置1のトル
クリミット機構では、ナット46の締結力により発生す
る外側環状ハブ44と内側環状ハブ45の間の摩擦係合
力によって、これらの部材を介して伝達されるトルクの
上限値が規定され、当該上限値を超えるトルクが伝達さ
れる場合には、外側環状ハブ44と内側環状ハブ45の
間に回転方向の滑りが発生する。
【0017】図2には、本願の請求項3に係る発明を適
用した波動歯車装置5を示してある。この波動歯車装置
5の基本的な構成は図1に示す波動歯車装置1と同様で
あるので、それらの説明は省略する。この波動歯車装置
5の波動発生器14は、所定の輪郭形状をした剛性カム
板141と、この剛性カム板141の中心に開けた嵌入
孔142に嵌め込まれた環状ハブ143とを備えてい
る。
【0018】トルクリミット機構は、波動発生器14の
前記環状ハブ143における軸線方向1aの一方の端に
形成した半径方向の外側に広がった環状フランジ143
aと、当該環状ハブ143の軸線方向1aの他方の端の
外周面に形成した雄ねじ143bと、この雄ねじ143
bに螺合可能な雌ねじ146aが内周面に形成されたナ
ット146とを備え、当該ナット146により前記剛性
カム板141は前記環状フランジ143aの側に押しつ
けられている。
【0019】この場合のトルクリミット機構では、環状
ハブ143と剛性カム板141の間の摩擦係合力はナッ
ト146によるこれらの部材の締結力により規定され、
従って、この締結力によって、これらの部材を介して伝
達されるトルクの上限値が規定され、当該上限値を超え
るトルクが伝達される場合には、環状ハブ143と剛性
カム板141の間に回転方向の滑りが発生する。
【0020】ここで、図3に示すように、本願の請求項
4に係る発明では、上記の環状ハブ143は、当該ハブ
が連結される入力軸Aに一体化してある。従って、入力
軸Aの先端には小径の嵌入部A1が形成され、この嵌入
部A1と他の部分との間には環状の端面A2が形成され
ており、この環状の端面A2が前述した環状フランジ4
5a、143aと同様に機能する。また、小径の嵌入部
A1の端の外周面には雄ねじ143bが形成され、ここ
に、ナット146がねじ込まれている。
【0021】次に、本願の請求項5に係る発明では、図
4に示す雄ねじ143aとナット146の代わりに、入
力軸Aの端面A3に形成した軸線方向に延びるボルト孔
A4と、このボルト孔A4にねじ込み可能な締結用ボル
ト147とを有し、当該締結用ボルト147によって剛
性カム板141は、環状フランジとして機能する端面A
2の側に押しつけられている。
【0022】なお、図示の例では、締結用ボルト147
の頭部と剛性カム板141の端面の間にはワッシャ14
8を介在させてあるが、締結用ボルト147とワッシャ
ーとを一体化した構成としてもよい。
【0023】図5には、本願の請求項6に係る発明を適
用した波動歯車装置を示してある。波動歯車装置6の基
本的な構成は図1に示す波動歯車装置1と同様であるの
で、それらの説明は省略する。
【0024】この波動歯車装置6の波動発生器64は、
入力軸に連結されるハブ643として、剛性カム板64
1の中心に開けた嵌入孔642に嵌め込まれた外側環状
ハブ643と、この外側環状ハブ644の内側に挿入さ
れた内側環状ハブ645とを備えている。
【0025】トルクリミット機構は、前記内側環状ハブ
645の外周面に形成された係合孔646と、前記外側
環状ハブ644に形成した半径方向に延びる貫通孔64
7と、この貫通孔647に挿入され前記係合孔646に
係合しているボール648と、このボール648を半径
方向の内側に向けて押しつけている弾性部材649とを
備えている。
【0026】図5(B)から良く分かるように、弾性部
材649は例えばコイルばねであり、このボール側には
円柱部材649aが配置され、反対側には、貫通孔64
7にねじ込まれたねじ649bが位置している。ねじ6
49bのねじ込み量を調整することにより、ボール64
8の押しつけ力を調整可能である。なお、係合孔646
は例えば円錐形のものとすることができる。
【0027】この構成のトルクリミット機構では、ボー
ル648と係合孔646との係合力によって伝達される
トルクの上限が規定される。上限値以上のトルクが伝達
されると、ボール648がばね力に抗して係合孔646
から外れ、内側環状ハブ645と外側環状ハブ644は
回転方向に滑りが発生する。
【0028】なお、図示の例では、外側環状ハブ645
の軸線方向1aのずれは、内側環状ハブ645に形成し
た環状フランジ645aと、当該外側環状ハブ645の
反対側の端部外周に取りつけた止め輪645bとによっ
て防止されている。
【0029】図6には、本願の請求項7に係る発明を適
用した波動歯車装置を示してある。この波動歯車装置7
の基本的な構成は図2に示すものと同様である。この装
置の波動発生器74は1個のハブ(図においては環状ハ
ブ)743と、剛性カム板741を備えている。トルク
リミット機構は、前記ハブ743の外周面に形成された
係合孔746と、前記剛性カム板741に形成した半径
方向に延びる貫通孔747と、この貫通孔747に挿入
され前記係合孔746に係合しているボール748と、
このボール748を半径方向の内側に向けて押しつけて
いる弾性部材749とを備えている。この構成のトルク
リミット機構の動作は、図5に示すものと同様である。
【0030】なお、剛性カム板741の軸線方向1aの
ずれは、ハブ743に形成した環状フランジ743a
と、当該ハブ743の反対側の端部外周に取りつけた止
め輪743bとによって防止されている。
【0031】図7には、本願の請求項8に係る発明を適
用した波動歯車装置を示してある。この波動歯車装置8
の波動発生器84は、剛性カム板841と、この中心に
開けた挿入孔842に挿入されたハブ843とを備えて
いる。ハブ843は、軸線方向1aの一方の側にのみ開
口した入力軸連結孔843aを備えている。
【0032】トルクリミット機構は、前記剛性カム板8
41の嵌入孔842の内周面に形成した係合孔846
と、前記ハブ843に形成した半径方向に延びる貫通孔
847と、この貫通孔847に挿入され前記係合孔84
6に係合しているボール848と、このボール848を
半径方向の外側に向けて押しつけている弾性部材849
とを備えている。
【0033】この場合のトルクリミット機構も、前述し
た図5、6に示す場合と同様である。なお、剛性カム板
841の軸線方向1aへのずれは、両側に取りつけた止
め輪841a、843aによって防止されている。
【0034】図8には、本願の請求項9に係る発明を適
用した波動歯車装置を示してある。この波動歯車装置9
の基本的な構成は図5に示すものと同様である。この装
置9の波動発生器94は、そのハブ953として、剛性
カム板941の中心に開けた嵌入孔942に嵌め込まれ
た外側環状ハブ944と、この外側環状ハブ944の内
側に挿入された内側環状ハブ945とを備えている。
【0035】トルクリミット機構は、前記内側環状ハブ
945の軸線方向の一方の端部に形成された半径方向の
外側に広がった環状フランジ945aと、この環状フラ
ンジ945aの環状端面に形成された係合孔946と、
前記外側環状フランジ944に形成された軸線方向に延
びる貫通孔947と、この貫通孔947に挿入され前記
係合孔946に係合しているボール948と、このボー
ル948を前記係合孔946に向けて軸線方向1aに押
しつけている弾性部材949とを有している。この構成
のトルクリミット機構の動作は基本的には図5に示す場
合と同様である。
【0036】この構成の波動歯車装置9では、図5に示
す場合に比べ、装置のイナーシャの増加を抑制できると
いう利点がある。
【0037】図9には、本願の請求項10に係る発明を
適用した波動歯車装置を示してある。この波動歯車装置
10の基本的な構成は図8に示すものと同様である。こ
の装置10の波動発生器104は、そのハブ1043と
して、剛性カム板1041の中心に開けた嵌入孔104
2に嵌め込まれた外側環状ハブ1044と、この外側環
状ハブ1044の内側に挿入された内側環状ハブ104
5とを備えている。
【0038】トルクリミット機構は、前記内側環状ハブ
1045の外周面に形成された係合孔1046と、前記
外側環状フランジに形成された軸線方向1aに延びる貫
通孔1047と、この貫通孔1047に挿入され前記係
合孔1046に係合しているボール1048と、このボ
ール1048を前記係合孔1046に向けて押しつけて
いる弾性部材1049とを有している。ここで、弾性部
材1049の先端には、先端面が45度傾斜した傾斜面
となっている押さえ具1050が挿入されている。従っ
て、弾性部材1049による軸線方向1aへの押しつけ
力は、当該押さえ具1050を介して半径方向の内側に
向かう押しつけ力となってボール1048を押しつける
ことになる。
【0039】なお、内側環状ハブ1045を、ここに連
結される入力軸に一体化することも可能である。また、
ボールがハブ1044の軸線方向の抜け止めとして機能
するので、当該内側環状ハブ1044の端部に形成した
環状フランジ1045aを省略可能である。
【0040】図10には、内側環状ハブ1044の端部
に形成されている環状フランジ1045aを省略して、
外側環状ハブ1044に止め輪1044aを取りつけた
構成の波動歯車装置を示してある。
【0041】一方、図11には、図10における剛性カ
ム板1041と外側環状ハブ1044を一体化した構成
の波動歯車装置を示してある。
【0042】次に、図12には、本願の請求項13に係
る発明を適用した波動歯車装置を示してある。この波動
歯車装置13の基本的な構成は、図12に示すものと同
様であり、その波動発生器1340は、剛性カム板13
41と、この剛性カム板1341に形成した挿入孔14
32に挿入された環状ハブ1433とを備えている。
【0043】トルクリミット機構は、前記環状ハブ14
33の外周面に形成した係合孔1436と、前記剛性カ
ム板1431に形成した半径方向に延びる貫通孔143
7と、この貫通孔1437に挿入され前記係合孔143
6に係合している円柱状のコロ1438と、このコロ1
438を半径方向の内側に押しつけている弾性部材14
39とを備えている。
【0044】ここで、前記係合孔1436の軸線方向1
aの両端面a、bと前記コロの両端面c、dとの係合に
よって、前記剛性カム板1431と前記環状ハブ143
3が軸線方向1aにずれないようになっている。
【0045】一方、本願の請求項14に係る発明は、環
状の剛性内歯歯車と、この内側に配置された環状の可撓
性外歯歯車と、この内側に嵌め込まれた波動発生器とを
有し、当該波動発生器は前記可撓性外歯歯車を半径方向
に撓めて部分的に前記剛性内歯歯車に噛み合わせると共
に、当該噛み合わせ位置を円周方向に移動させることに
より、前記剛性内歯歯車と前記可撓性外歯歯車の間に歯
数差に応じた相対回転を発生させるようになっている波
動歯車装置において、次の構成を採用している。すなわ
ち、図13に概略を示すように、波動発生器1540
は、所定の輪郭形状をした剛性カム板1541と、この
剛性カム板1541の中心に開けた挿入孔1542に挿
入されたハブ1543とを備えている。
【0046】当該波動発生器に備わっている可撓性外歯
歯車の側に伝達されるトルクを制限するためのトルクリ
ミット機構は、前記剛性カム板1541と前記ハブ15
43に差し込まれた少なくとも1本のピン1546を備
えている。このピンの破断トルクが所定の値となるよう
に設定されている。
【0047】この構成の波動歯車装置においては、ピン
1546の破断トルクを超えるトルク伝達状態になる
と、ピン1546が破断して、それ以上の値のトルク伝
達が阻止される。この構成のトルクリミット機構は、構
成が簡単であるが、ピン1546が破断すると使用不可
となるものである。
【0048】なお、この場合においても、前記ハブ15
43は、当該ハブが連結される入力軸に一体化すること
が可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の波動歯車
装置においては、その波動発生器を構成している剛性カ
ム板とハブを、一定値を超えるトルク伝達により双方の
部材に回転方向に滑りが発生するように締結し、これに
より、当該部分をトルクリミット機構として作用させる
ようにしている。従って、従来のように、トルクリミッ
ターを動力伝達機構に別途介在させる必要がなくなるの
で、動力伝達系を小型でコンパクトに構成でき、しか
も、製造コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項2に係る発明を適用した波動歯車
装置の概略構成図である。
【図2】本願の請求項3に係る発明を適用した波動歯車
装置の概略構成図である。
【図3】本願の請求項4に係る発明を適用した波動歯車
装置の概略構成図である。
【図4】本願の請求項5に係る発明を適用した波動歯車
装置の概略構成図である。
【図5】本願の請求項6に係る発明を適用した波動歯車
装置の概略構成図である。
【図6】本願の請求項7に係る発明を適用した波動歯車
装置の概略構成図である。
【図7】本願の請求項8に係る発明を適用した波動歯車
装置の概略構成図である。
【図8】本願の請求項9に係る発明を適用した波動歯車
装置の概略構成図である。
【図9】本願の請求項10に係る発明を適用した波動歯
車装置の概略構成図である。
【図10】図9の波動歯車装置の変形例を示す概略構成
図である。
【図11】図9の波動歯車装置の別の変形例を示す概略
構成図である。
【図12】本願の請求項13に係る発明を適用した波動
歯車装置の概略構成図である。
【図13】本願の請求項14に係る発明を適用した波動
歯車装置の主要部分を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 波動歯車装置 2 剛性内歯歯車 3 可撓性外歯歯車 4 波動発生器 41 剛性カム板 42 挿入孔 43 ハブ 44 外側環状ハブ 45 内側環状ハブ 45a 環状フランジ 46 ナット A 入力軸 A2 環状の端面 146 ナット 147 締結用ボルト 643,743,843 ハブ 641 剛性カム板 644 外側環状ハブ 645 内側環状ハブ 647,747,847 貫通孔 646,746,846 係合孔 648,748,848 ボール 649,749,849 弾性部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の剛性内歯歯車と、この内側に配置
    された環状の可撓性外歯歯車と、この内側に嵌め込まれ
    た波動発生器とを有し、当該波動発生器は前記可撓性外
    歯歯車を半径方向に撓めて部分的に前記剛性内歯歯車に
    噛み合わせると共に、当該噛み合わせ位置を円周方向に
    移動させることにより、前記剛性内歯歯車と前記可撓性
    外歯歯車の間に歯数差に応じた相対回転を発生させるよ
    うになっている波動歯車装置において、 前記波動発生器は、所定の輪郭形状をした剛性カム板
    と、この剛性カム板の中心に開けた挿入孔に挿入したハ
    ブとを備えており、 当該波動発生器は、更に、当該波動発生器を経由して前
    記可撓性外歯歯車の側に伝達されるトルクを制限するた
    めのトルクリミット機構を備えており、当該トルクリミ
    ット機構は、前記剛性カム板と前記ハブの間を、所定値
    以上のトルク伝達によって回転方向に滑りが発生するよ
    うに締結することにより構成されたものであることを特
    徴とする波動歯車装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記波動発生器は、前記ハブとして、前記剛性カム板の
    中心に開けた嵌入孔に嵌め込まれたオルダム機構付きの
    外側環状ハブと、この外側環状ハブの内側に挿入された
    内側環状ハブとを備えており、 前記トルクリミット機構は、前記内側環状ハブにおける
    軸線方向の一方の端に形成した半径方向の外側に広がっ
    た環状フランジと、当該内側環状ハブの軸線方向の他方
    の端の外周面に形成した雄ねじと、この雄ねじに螺合可
    能な雌ねじが内周面に形成されたナットとを備え、当該
    ナットにより前記外側環状ハブは前記環状フランジの側
    に押しつけられていることを特徴とする波動歯車装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記トルクリミット機構は、前記ハブにおける軸線方向
    の一方の端に形成した半径方向の外側に広がった環状フ
    ランジと、当該環状ハブの軸線方向の他方の端の外周面
    に形成した雄ねじと、この雄ねじに螺合可能な雌ねじが
    内周面に形成されたナットとを備え、当該ナットにより
    前記剛性カム板は前記環状フランジの側に押しつけられ
    ていることを特徴とする波動歯車装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ハブは、当該ハ
    ブが連結される入力軸に一体化されていることを特徴と
    する波動歯車装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記雄ねじと前記ナ
    ットの代わりに、前記入力軸の端面に形成した軸線方向
    に延びるボルト孔と、このボルト孔にねじ込み可能な締
    結用ボルトとを有し、当該締結用ボルトによって前記剛
    性カム板は前記環状フランジの側に押しつけられている
    ことを特徴とする波動歯車装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記波動発生器は、前記ハブとして、前記剛性カム板の
    中心に開けた嵌入孔に嵌め込まれたオルダム機構付きの
    外側環状ハブと、この外側環状ハブの内側に挿入された
    内側環状ハブとを備えており、 前記トルクリミット機構は、前記内側環状ハブの外周面
    に形成された係合孔と、前記外側環状ハブに形成した半
    径方向に延びる貫通孔と、この貫通孔に挿入され前記係
    合孔に係合しているボールと、このボールを半径方向の
    内側に向けて押しつけている弾性部材とを備えているこ
    とを特徴とする波動歯車装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記トルクリミット機構は、前記ハブの外周面に形成さ
    れた係合孔と、前記剛性カム板に形成した半径方向に延
    びる貫通孔と、この貫通孔に挿入され前記係合孔に係合
    しているボールと、このボールを半径方向の内側に向け
    て押しつけている弾性部材とを備えていることを特徴と
    する波動歯車装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記トルクリミット機構は、前記剛性カム板の嵌入孔の
    内周面に形成した係合孔と、前記ハブに形成した半径方
    向に延びる貫通孔と、この貫通孔に挿入され前記係合孔
    に係合しているボールと、このボールを半径方向の外側
    に向けて押しつけている弾性部材とを備えていることを
    特徴とする波動歯車装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 前記波動発生器は、前記ハブとして、前記剛性カム板の
    中心に開けた嵌入孔に嵌め込まれたオルダム機構付きの
    外側環状ハブと、この外側環状ハブの内側に挿入された
    内側環状ハブとを備えており、 前記トルクリミット機構は、前記内側環状ハブの軸線方
    向の一方の端部に形成された半径方向の外側に広がった
    環状フランジと、この環状フランジの環状端面に形成さ
    れた係合孔と、前記外側環状フランジに形成された軸線
    方向に延びる貫通孔と、この貫通孔に挿入され前記係合
    孔に係合しているボールと、このボールを前記係合孔に
    向けて軸線方向に押しつけている弾性部材とを有するこ
    とを特徴とする波動歯車装置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 前記波動発生器は、前記ハブとして、前記剛性カム板の
    中心に開けた嵌入孔に嵌め込まれたオルダム機構付きの
    外側環状ハブと、この外側環状ハブの内側に挿入された
    内側環状ハブとを備えており、 前記トルクリミット機構は、前記内側環状ハブの外周面
    に形成された係合孔と、前記外側環状フランジに形成さ
    れた軸線方向に延びる貫通孔と、この貫通孔に挿入され
    前記係合孔に係合しているボールと、このボールを前記
    係合孔に向けて押しつけている弾性部材とを有すること
    を特徴とする波動歯車装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記内側環状ハ
    ブを、ここに連結される入力軸と一体化してあることを
    特徴とする波動歯車装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11において、前記
    外側環状ハブと前記剛性カム板が一体化されていること
    を特徴とする波動歯車装置。
  13. 【請求項13】 請求項1において、 前記トルクリミット機構は、前記ハブの外周面に形成し
    た係合孔と、前記剛性カム板に形成した半径方向に延び
    る貫通孔と、この貫通孔に挿入され前記係合孔に係合し
    ているコロと、このコロを半径方向の内側に押しつけて
    いる弾性部材とを備えており、 前記係合孔の軸線方向の両端面と前記コロの両端面との
    係合によって、前記剛性カムと前記環状ハブが軸線方向
    にずれないことを特徴とする波動歯車装置。
  14. 【請求項14】 請求項1において、 前記トルクリミット機構は、前記剛性カム板と前記ハブ
    に差し込まれた少なくとも1本のピンを備えており、こ
    のピンの破断トルクが所定の値となるように設定されて
    いることを特徴とする波動歯車装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記ハブは、当
    該ハブが連結される入力軸に一体形成されていることを
    特徴とする波動歯車装置。
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