JPH11118002A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH11118002A
JPH11118002A JP28574097A JP28574097A JPH11118002A JP H11118002 A JPH11118002 A JP H11118002A JP 28574097 A JP28574097 A JP 28574097A JP 28574097 A JP28574097 A JP 28574097A JP H11118002 A JPH11118002 A JP H11118002A
Authority
JP
Japan
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gear
gears
attached
shaft
shafts
Prior art date
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Application number
JP28574097A
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English (en)
Inventor
Yukitomo Shigemori
幸友 重森
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磨耗した場合にも新品のギアに交換すること
なく、それと同等の性能を発揮することができ、またリ
サイクル事業を円滑に行うことができる駆動装置を提供
する。 【解決手段】 複数のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn
と、そのギア軸に取り付ける取付け部をそれぞれ有する
複数のギア(G1 ,G2 ,…,Gn )とからなり、複数
のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn )に取り付けられた複
数のギア(G1 ,G2 ,…,Gn )がそれぞれ互いに噛
み合い回転することによって回転駆動力を伝達する駆動
装置において、端部のギア(G1 ,Gn )の一方又は両
方がそれぞれギア軸(S1 ,Sn )に対して表裏を反転
させて取り付け可能な取付け部をそれぞれ有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギアの回転によっ
て運動を伝達する駆動装置に関し、より詳細には、その
駆動装置内のギアの再利用を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数のギアによって構成し回
転運動を伝達する駆動装置が存在しており、様々な分野
に用いられている。例えば、複写機、ファクシリミ、プ
リンタ等の画像形成装置の分野においては、特開平6−
314001号公報、特開平8−248717号公報に
記載されているような駆動装置が提案されており、この
ような駆動装置に使用されるギアの材質は、騒音の抑
制、軽量化、低コスト化等の要請や一般的に大きな駆動
力が必要とされないこと等からプラスティックなどの合
成樹脂によって形成されるものが多い。しかし、長期間
にわたって使用すると、ギアの歯が磨耗してしまう。歯
の磨耗は材質による程度の差はあるが、どのようなギア
にも生じえる問題である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにギアの歯が
使用により磨耗すると、歯と歯との噛み合わせが悪くな
り駆動時の騒音が大きくなってしまう。さらに、歯の磨
耗が進むと回転ムラが生じ、駆動装置全体のタイミング
がずれて種々の問題が生じる。例えば、微妙なタイミン
グによって帯電、露光、現像など様々な工程が進行する
画像形成装置の駆動装置の駆動にタイミングのずれが生
じると、形成する画像自体にも色ずれ等の悪影響を及ぼ
す場合もあり得る。
【0004】一方、ギアを磨耗していない新品に交換す
ることによって、上記の問題を解決することも考えられ
るが、新たな部品を使用することは経済的に不利であ
る。さらに、環境問題への意識の高まりとともに、出来
るだけ資源を有効利用するリサイクル事業を推進するこ
とが社会的に求められている。
【0005】また、省資源化の要請から市場から回収し
た製品の比較的耐久性の高い部品をそのまま使用して新
たな製品として市場に販売等することも行われつつあ
る。この場合にも駆動装置をできるだけそのまま使用す
る方が経済的に、また環境的にも好ましい。一方、新品
として市場に販売等する場合にはそれにかなう品質を保
つ必要もある。また、部品のリサイクル事業をスムーズ
に行うためには、その部品がリサイクル品であるか否か
を容易に判断できる方が好ましい。
【0006】本発明は、これらの問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、ギアの歯の一
面が磨耗した場合に新品のギアに交換することなく、そ
れと同等の性能を発揮することができる駆動装置を提供
するとともに、そのギアがリサイクルされたものか否か
を容易に判断することができ、リサイクル事業を一層ス
ムーズに行うことができる駆動装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のギア軸
(S1 ,…,Sn )と、そのギア軸に取り付ける取付け
部をそれぞれ有する複数のギア(G1 ,…,Gn )とか
らなり、複数のギア軸(S1 ,…,Sn )に取り付けら
れた複数のギア(G1 ,…,Gn )がそれぞれ互いに噛
み合い回転することによって回転駆動力を伝達する駆動
装置において、端部のギア(G1 ,Gn )の一方又は両
方がそれぞれギア軸(S1 ,Sn )に対して表裏を反転
させて取り付け可能な取付け部をそれぞれ有するもので
ある。
【0008】駆動装置をこのような構成にすることで、
ギアの回転方向が一方向であり、端部のギアの歯の一面
が磨耗した場合には、そのギアの表裏を反転させて使用
することによって、磨耗していない面を他のギアと噛み
合わせて使用することができるため、新品のギアに交換
することなく、それと同等の性能を発揮することができ
る。
【0009】また、本発明は、複数のギア軸(S1 ,S
2 ,…,Sn )と、そのギア軸に取り付ける取付け部を
それぞれ有する複数のギア(G1 ,G2 ,…,Gn )と
からなり、複数のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn )に取
り付けられた複数のギア(G 1 ,G2 ,…,Gn )がそ
れぞれ互いに噛み合い回転することによって回転駆動力
を伝達する駆動装置において、ある連続するギア列(G
i-1 ,Gi ,Gi+1 )の中央のギア(Gi )がギア軸
(Si )に対して表裏を反転させて取り付け可能な取付
け部を有するとともに、反転の前後で前後のギア(G
i-1 ,Gi+1 )と中央のギア(Gi )とが接する面がそ
れぞれ異なるものである。
【0010】駆動装置をこのような構成とすることで、
ギアの回転方向が一方向であり、ギア列の中央に設けら
れたギアの歯の一面が磨耗した場合には、そのギアの表
裏を反転させて使用することによって、磨耗していない
面を他のギアと噛み合わせて使用することができるた
め、新品のギアに交換することなく、それと同等の性能
を発揮することができる。
【0011】さらに、本発明は、ある一つのギア
(Gj )に対して取り付け可能なギア軸が2つ(Sj1
j2)あるもの、また、ギアの表裏面にそれぞれその面
の識別が可能な識別表示を付したものでもある。
【0012】駆動装置をこのような構成とすることで、
ギアの表裏を反転させてギアのリサイクルを図る場合
に、反転させると共に取り付けるギア軸を変更したり、
ギアの表裏面にそれぞれ付された識別表示によってその
ギアがリサイクルされたものか否かを容易に判断するこ
とができ、リサイクル事業を一層スムーズに行うことが
できる。
【0013】また、本発明は、複数のギア軸(S1 ,S
2 ,…,Sn )と、そのギア軸に取り付ける取付け部を
それぞれ有する複数のギア(G1 ,G2 ,…,Gn )と
からなり、複数のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn )に取
り付けられた複数のギア(G 1 ,G2 ,…,Gn )がそ
れぞれ互いに噛み合い回転することによって回転駆動力
を伝達する駆動装置において、あるギア(Gj )が対応
するギア軸(Sj )の複数の位置に取付け可能な取付け
部を有するとともに、取付け位置の変更の前後でギア
(Gj )と隣接するギア(Gj-1 ,Gj+1 )との接する
面がそれぞれ異なるものである。
【0014】駆動装置をこのような構成とすることで、
あるギア軸に対するギアの取付け位置を変更して使用
し、磨耗していない面を他のギアと噛み合わせて使用す
ることができるため、新品のギアに交換することなく、
それと同等の性能を発揮することができる。
【0015】
【発明の実施による形態】次に、実施例に基づいて、本
発明の好適な実施の形態を説明する。 実施例1 図1は、本実施例にかかる駆動装置を構成するギア列を
示したものである。この駆動装置は、複数のギア軸(S
1 ,S2 ,S3 )と、そのギア軸に取り付ける取付け部
をそれぞれ有する3つのギア(G1 ,G2 ,G3 )とか
らなり、3つのギア軸(S1 ,S2 ,S3 )に取り付け
られた3つのギア(G1 ,G2 ,G3 )がそれぞれ互い
に噛み合い回転することによって回転駆動力を伝達する
駆動装置であって、端部のギア(G1 ,G3 )の両方が
それぞれのギア軸(S1 ,S3 )に対して表裏を反転さ
せて取り付け可能な取付け部をそれぞれ有するものであ
る。
【0016】本実施例にかかる駆動装置の使用方法につ
いて説明する。まず、図1(a)のようにそれぞれのギ
ア軸に各ギアを取り付けて使用する(この状態を「A面
状態」とする)。次に、使用によってギヤ11、ギア1
3の歯が磨耗してきた場合には、それぞれのギアを裏返
し(この状態を「B面状態」とする)、各ギア軸21、
23に取り付ける(図1(b))。このように使用する
ことによって、1つのギアを再利用することが可能とな
る。
【0017】図2は、A面状態とB面状態での使用の際
のギア11、12との歯の噛みあわせを説明する図であ
る。まず、図2(a)はA面状態でのギア11、12と
の歯の噛みあわせを示している。図の矢印のように回転
駆動力がギア11からギア12へ一方向に伝達される状
態で継続的にしようしていると、ギア11の歯は図の斜
線のように磨耗し、騒音や回転むら等の原因となる。こ
こで、ギア11を表裏逆転させ、B面状態で再利用する
とどうなるかを示したものが図2(b)である。A面状
態と同様に図の矢印のように回転駆動力をギア11から
ギア12へと伝達させているが、ギア12と接する歯面
は磨耗していないことが分かる。したがって、この状態
で使用しても騒音や回転むら等の問題は生じない。な
お、本実施例では端部のギア11,13について裏返し
て使用する例を示したが、もちろん、ギア12の歯の磨
耗が少ない場合にはこれを裏返して再利用することもで
きる。
【0018】また、図3(a)に示すように、例えばギ
ア13が取り付け可能なギア軸をギア軸23aとギア軸
23bのように二箇所設け、A面状態で使用する場合に
はギア軸23aにギア13を取りつけ、B面状態で使用
する場合にはギア軸23bに取り付けることも可能であ
る。このように再利用の有無によって取り付けるギア軸
を変えることで、そのギアが再利用したものか否かを容
易に判断することができる。さらに、図3(b)に示す
ように、ギアのA面、B面にそれを認識することができ
る識別表示を付すことも可能である。この場合もそのギ
アが再利用したものか否かを容易に判断することができ
る。
【0019】さらに、図4に示すように、ギア、ギア
軸、ギア軸を取り付けるベース部材のそれぞれの形状を
A面状態とB面状態とで排他的に設計することもでき
る。すなわち、図4(a)に示すようにギア軸23aは
ギア13のA面状態でしかギア13に取り付け不可能な
形状とし、図4(b)に示すようにギア軸23bはギア
13のB面状態でしかギア13に取り付け不可能な形状
とすることもできる。このようにそれぞれの形状を設計
すると、そのギアがA面状態であるのかB面状態である
のか、つまり再利用したものか否かを容易に判断するこ
とができる。
【0020】実施例2 図5は、本実施例にかかる駆動装置を構成するギア列を
示したものである。この駆動装置は、複数のギア軸(S
1 ,S2 ,S3 )と、そのギア軸に取り付ける取付け部
をそれぞれ有する複数のギア(G1 ,G2 ,G3 )とか
らなり、複数のギア軸(S1 ,S2 ,S3 )に取り付け
られた複数のギア(G1 ,G2 ,G3 )がそれぞれ互い
に噛み合い回転することによって回転駆動力を伝達する
駆動装置において、連続するギア列(G1 ,G2
3 )の中央のギア(G2 )が対応するギア軸(S2
に対して表裏を反転させて取り付け可能な取付け部を有
するとともに、反転の前後で中央のギア(G2 )と隣接
するギア(G1 ,G3 )とが接する面がそれぞれ異なる
ものである。
【0021】本実施例にかかる駆動装置の使用方法につ
いて説明する。実施例1で説明した場合と同様に、ま
ず、図5(a)のようにそれぞれのギア軸に各ギアを取
り付けて使用する(この状態を「A面状態」とする)。
次に、使用によってギヤ12の歯が磨耗してきた場合に
は、そのギアを裏返し(この状態を「B面状態」とす
る)、ギア軸22に取り付ける(図5(b))。このよ
うに使用することによって、1つのギアを再利用するこ
とが可能となる。
【0022】図6は、A面状態とB面状態での使用の際
のギア12とその前後のギア11、13との歯の噛みあ
わせを説明する図である。まず、図6(a)はA面状態
でのギア12とその前後のギア11、13との歯の噛み
あわせを示している。ギア12は、ギア11から駆動力
を伝達されるだけでなく、その駆動力をギア13へと伝
達するものであるため、実施例1のように歯の片面のみ
が磨耗するということはなく、その両面が磨耗してしま
う。この磨耗している部分に斜線を付している。ここ
で、ギア12を表裏逆転させ、B面状態で再利用すると
どうなるかを示したものが図6(b)である。A面状態
と同様にギア12は、ギア11から駆動力を伝達され、
その駆動力をギア13へと伝達している。しかし、ギア
11、13と接するギア12の歯面は磨耗していないこ
とが分かる。したがって、この状態で使用しても騒音や
回転むら等の問題は生じない。
【0023】なお、このようにギア12を表裏逆転させ
た際に、磨耗していない面とその前後のギア11、13
とが接するために、ギア12の軸方向長さはギア11、
13の軸方向長さの2倍以上となっている。
【0024】また、実施例1において説明したように、
ギア12の取り付け可能なギア軸を二箇所設けること
も、ギア12の表裏にそれを識別することができる識別
標識を付すことも可能である。
【0025】実施例3 図7は、本実施例にかかる駆動装置を構成するギア列を
示したものである。この駆動装置は、複数のギア軸(S
1 ,…,S3 )と、そのギア軸に取り付ける取付け部を
それぞれ有する複数のギア(G1 ,…,G3 )とからな
り、複数のギア軸(S1 ,…,S1 )に取り付けられた
複数のギア(G1 ,…,G3 )がそれぞれ互いに噛み合
い回転することによって回転駆動力を伝達する駆動装置
において、ギア(G2 )が対応するギア軸(S2 )の複
数の位置に取付け可能な取付け部を有するとともに、取
付け位置の変更の前後でギア(G2 )と隣接するギア
(G 1 ,G3 )との接する面がそれぞれ異なるものであ
る。
【0026】本実施例にかかる駆動装置の使用方法につ
いて説明する。まず、図7(a)のようにそれぞれのギ
ア軸に各ギアを取り付けて使用する(この状態を「A面
状態」とする)。次に、使用によってギヤ12の歯が磨
耗してきた場合には、そのギア12を押入し、ギア軸2
2の異なる位置に取り付ける(図7(b))。このよう
に使用することによって、1つのギア12を再利用する
ことが可能となる。
【0027】図8は、A面状態とB面状態での使用の際
のギア12とそのギア軸22との軸方向の断面図を説明
する図である。まず、図8(a)はA面状態でのギア1
2がその一方の取り付け部によっててギア軸22と取り
付けられている状態を示すものである。このように、ギ
ア21の中心の取り付け穴に設けられている一方の凹部
とギア軸21の先端に設けられている凸部が嵌合される
ことによって、ギア21が回転自在にギア軸21に取り
付けられる。また、図8(b)はB面状態でのギア12
がその一方の取り付け部によっててギア軸22と取り付
けられている状態を示すものである。ギア21を押入す
ると、ギア21の中心の取り付け穴に設けられている他
方の凹部とギア軸21の先端に設けられている凸部が嵌
合されることによって、ギア21が回転自在にギア軸2
1に取り付けられる。
【0028】図9は、A面状態とB面状態での使用の際
のギア12とその前後のギア11、13との歯の噛みあ
わせを説明する図である。まず、図9(a)はA面状態
でのギア12とその前後のギア11、13との歯の噛み
あわせを示している。ギア12は、ギア11から駆動力
を伝達されるだけでなく、その駆動力をギア13へと伝
達するものであるため、実施例1のように歯の片面のみ
が磨耗するということはなく、その両面が磨耗してしま
う。この磨耗している部分に両斜線を付している。ここ
で、ギア12を押入し、B面状態で再利用するとどうな
るかを示したものが図9(b)である。A面状態と同様
にギア12は、ギア11から駆動力を伝達され、その駆
動力をギア13へと伝達している。しかし、ギア11、
13と接するギア12の歯面は磨耗していないことが分
かる。したがって、この状態で使用しても騒音や回転む
ら等の問題は生じない。
【0029】なお、このようにギア12を押入した際
に、磨耗していない面とその前後のギア11、13とが
接するために、ギア12の軸方向長さはギア11、13
の軸方向長さの2倍以上となっている。
【0030】また、ギア軸22にどの取付け位置でギア
軸22にギア12が取り付けられているかを示す識別標
識を付すことも可能である。
【0031】なお、実施例1〜3においては、すべて平
歯車を例に説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、はすば歯車、内歯車対、交差軸フェ
ースギア、ねじ歯車等にも適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、一方向に駆動力を伝達する端部のギアの歯の一面
が磨耗した場合にはそのギアの表裏を反転させて使用す
ることによって、ギア列の中央に設けられたギアの歯の
一面が磨耗した場合にはそのギアの表裏を反転させて使
用することによって、あるギアの歯の一面が磨耗した場
合にはそのギア軸に対するギアの取付け位置を変更して
使用することによって、それぞれ磨耗していない面を他
のギアと噛み合わせて使用することができるため、新品
のギアに交換することなく、それと同等の性能を発揮す
ることができる。
【0033】また、本発明によれば、ギアの表裏を反転
させてギアのリサイクルを図る場合に、反転させると共
に取り付けるギア軸を変更したり、ギアの表裏面にそれ
ぞれ付された識別表示によってそのギアがリサイクルさ
れたものか否かを容易に判断することができ、リサイク
ル事業を一層スムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1にかかる駆動装置のギア列を
示したものである。
【図2】図2は、実施例1においてギアを表裏反転させ
て使用することによって歯の磨耗していない面を使用す
る様子を示したものである。
【図3】図3は、再利用したギアか否かを判断するため
の手段を示したものである。
【図4】図4は、再利用したギアか否かを判断するため
の手段を示したものである。
【図5】図5は、実施例2にかかる駆動装置のギア列を
示したものである。
【図6】図6は、実施例2においてギアを表裏反転させ
て使用することによって歯の磨耗していない面を使用す
る様子を示したものである。
【図7】図7は、実施例3にかかる駆動装置のギア列を
示したものである。
【図8】図8は、ギアがギア軸の複数の位置に取り付け
る様子を示したものである。
【図9】図9は、実施例3においてギアを押入して使用
することによって歯の磨耗していない面を使用する様子
を示したものである。
【符号の説明】
11,12,13…ギア、21,22,23…ギア軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn
    と、そのギア軸に取り付ける取付け部をそれぞれ有する
    複数のギア(G1 ,G2 ,…,Gn )とからなり、複数
    のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn )に取り付けられた複
    数のギア(G 1 ,G2 ,…,Gn )がそれぞれ互いに噛
    み合い回転することによって回転駆動力を伝達する駆動
    装置において、 端部のギア(G1 ,Gn )の一方又は両方がそれぞれギ
    ア軸(S1 ,Sn )に対して表裏を反転させて取り付け
    可能な取付け部をそれぞれ有することを特徴とする駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 複数のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn
    と、そのギア軸に取り付ける取付け部をそれぞれ有する
    複数のギア(G1 ,G2 ,…,Gn )とからなり、複数
    のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn )に取り付けられた複
    数のギア(G 1 ,G2 ,…,Gn )がそれぞれ互いに噛
    み合い回転することによって回転駆動力を伝達する駆動
    装置において、 ある連続するギア列(Gi-1 ,Gi ,Gi+1 )の中央の
    ギア(Gi )が対応するギア軸(Si )に対して表裏を
    反転させて取り付け可能な取付け部を有するとともに、
    反転の前後で中央のギア(Gi )と隣接するギア(G
    i-1 ,Gi+1 )とが接する面がそれぞれ異なることを特
    徴とする駆動装置。
  3. 【請求項3】 ある一つのギア(Gj )に対して取り付
    け可能なギア軸が2つ(Sj1,Sj2)あることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 ギアの表裏面にそれぞれその面の識別が
    可能な識別表示を付したことを特徴とする請求項1〜3
    に記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 複数のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn
    と、そのギア軸に取り付ける取付け部をそれぞれ有する
    複数のギア(G1 ,G2 ,…,Gn )とからなり、複数
    のギア軸(S1 ,S2 ,…,Sn )に取り付けられた複
    数のギア(G 1 ,G2 ,…,Gn )がそれぞれ互いに噛
    み合い回転することによって回転駆動力を伝達する駆動
    装置において、 あるギア(Gj )が対応するギア軸(Sj )の複数の位
    置に取付け可能な取付け部を有するとともに、取付け位
    置の変更の前後でギア(Gj )と隣接するギア
    (Gj-1 ,Gj+1 )との接する面がそれぞれ異なること
    を特徴とする駆動装置。
JP28574097A 1997-10-17 1997-10-17 駆動装置 Pending JPH11118002A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013002571A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Ricoh Co Ltd 駆動装置及びこれを備えた画像形成装置
TWI508695B (zh) * 2011-12-14 2015-11-21 Panasonic Corp Tableware cleaning machine
NO20170511A1 (en) * 2017-03-28 2018-10-01 Rolls Royce Marine As Method of operating a waterborne wessel

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