JPH11117740A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JPH11117740A
JPH11117740A JP28569097A JP28569097A JPH11117740A JP H11117740 A JPH11117740 A JP H11117740A JP 28569097 A JP28569097 A JP 28569097A JP 28569097 A JP28569097 A JP 28569097A JP H11117740 A JPH11117740 A JP H11117740A
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の暖機促進と冷却水温の早期昇温を
図る。 【解決手段】 エンジン本体3とヒータコア7の間で冷
却水を循環するヒータ側冷却水循環回路Fと、ラジエー
タ5をバイパスして冷却水を循環するラジエータバイパ
ス回路Gを設ける。ヒータコア行き連絡通路21の途中
に、冷却水が第1の所定温度T1以下のときにヒータコ
ア7へ流れる冷却水量を減少させる流量制御弁23を設
ける。排気管に、冷却水が第2の所定温度T2以下のと
きに排気管を絞る排気絞り弁を設ける。ECUは、排気
絞り弁が閉じているときには開いているときよりも燃料
の量を増量して噴射するようにインジェクタを制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関本体を冷却す
る冷却水の一部を車室用ヒータの熱媒体として利用する
内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の冷却水循環装置では、内燃機
関本体から放出される熱を冷却水で吸収し、この吸収し
た熱の一部を車室内を暖める車室用ヒータの熱源として
利用している。
【0003】そのために、内燃機関本体の内部に形成し
た機関内部冷却水通路いわゆるウォータジャケットを流
れ、その間に内燃機関本体から熱を吸収して暖まった冷
却水を、内燃機関本体と車室用ヒータとを結び循環する
ヒータ側冷却水循環回路を介して、内燃機関本体から車
室用ヒータに送り出すようにしている。
【0004】ところが、内燃機関の始動直後は、まだ冷
却水が十分に暖まっていないので、車室用ヒータの効き
が良くない。そこで、例えば特開昭59−119010
号公報では,車室用ヒータに至る冷却水の量を冷却水温
度に応じて調整できるようにした流量制御弁を設けた技
術を示している。これによれば、冷却水温度が低い場合
は、冷却水の流量を絞りその流量を減らすことで冷却水
温を高めているので、内燃機関の始動時であっても車室
用ヒータの立ち上がり速度を早められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記流
量制御弁が開弁したときに、内燃機関の発熱量が少ない
と、内燃機関からの受熱量よりも車室用ヒータからの放
熱量の方が上回って、冷却水温度がすぐに低下してしま
い、そのために再び流量制御弁が閉じる、という流量制
御弁がハンチング動作をしてしまう。このように流量制
御弁がハンチング動作をすると、冷却水温度もハンチン
グするが、平均すれば冷却水を設定水温に維持すること
はできる。
【0006】しかしながら、流量制御弁は全閉に近い状
態でハンチングしているので、車室用ヒータへ流れる冷
却水の量が少なく、十分な熱量を車室用ヒータに供給す
ることができず、車室用ヒータの効きが不十分であっ
た。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みて発明されたも
のであって、内燃機関の始動時における車室用ヒータの
立ち上がりが早く、効きを良くすることを技術的課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
本発明の内燃機関は、シリンダの周りを冷却する冷却水
が流れる冷却水内部通路を有する内燃機関本体と、前記
内燃機関本体のシリンダ内に燃料を噴射する燃料噴射手
段と、前記内燃機関本体のシリンダ内で燃料を燃焼して
生成された排気ガスを排出する排気通路と、前記冷却水
の一部を熱媒体とする車室用ヒータと、前記内燃機関本
体の冷却水内部通路と前記車室用ヒータとの間で前記冷
却水を循環させるヒータ側冷却水循環回路と、前記ヒー
タ側冷却水循環回路の構成部材であって前記内燃機関本
体から前記車室用ヒータに向けて前記冷却水を通すヒー
タ行き冷却水通路に、冷却水温度が第1の所定温度以下
のときに、車室用ヒータへ向かう冷却水の量を減少する
流量制御弁と、を備える内燃機関において以下の構成と
した。
【0009】すなわち、前記排気通路に、冷却水温度が
第2の所定温度以下のときに排気通路を絞る排気絞り弁
を備え、前記排気絞り弁により排気通路が絞られたとき
に、前記燃料噴射手段から噴射される燃料を増大する燃
料増大手段を備えることを特徴とする。
【0010】ここで、流量制御弁は、冷却水の温度が第
1の所定温度以下では閉じていてそれを越えると開くサ
ーモスタットまたはサーモスタットタイプの流量制御弁
である。流量制御弁が開弁するほどに冷却水が暖まって
いるときは、ヒータ側冷却水循環回路を冷却水は循環
し、流量制御弁が閉弁するほどに冷却水が冷たいとき
は、ヒータ側冷却水循環回路を冷却水は循環しない。但
し、この流量制御弁は、閉弁状態であっても全く冷却水
が流れない構造ではなく、冷却水の温度がどれくらいか
がわかる程度に、すなわち感温用としてわずかに冷却水
が流れるものが好ましい。
【0011】排気絞り弁により排気通路が絞られる第2
の所定温度は、流量制御弁が車室用ヒータへ向かう冷却
水の量を減少せしめる第1の所定温度よりも大きく設定
する。
【0012】したがって、冷却水の温度が第1の所定温
度以下のときには、排気絞り弁が排気通路を絞るととも
に、流量制御弁が車室用ヒータへ向かう冷却水の量を減
少することになる。
【0013】そして、そのときには、排気通路が絞られ
ることによる内燃機関の負荷増大に対応して、燃料増大
手段がシリンダ内に噴射される燃料の量を増大させるの
で、冷却水の内燃機関本体からの受熱量が増大する。
【0014】さらに、このとき、ヒータ側冷却水循環回
路には冷却水は全く流れないか流れても非常に僅かであ
るので、ヒータからの放熱は極小である。したがって、
冷却水の受熱量に対して冷却水からの放熱が少ないの
で、冷却水を早期に昇温することが可能になる。また、
冷却水を熱媒体とした車室用ヒータからの放熱がないの
で、内燃機関の暖機時間も短縮される。また、冷却水低
温時に冷風が長時間室内に吹き出されるのを防止するこ
とができる。
【0015】また、この間、流量制御弁を絞ってヒータ
側冷却水循環回路を流れる冷却水の量を減少させている
ので、排気絞り弁による排気通路の絞りをあまり大きく
絞らなくて冷却水の受熱量を増大させることができ、燃
費の悪化を少なくすることができ、スモーク等エミッシ
ョンの悪化を低く抑えることができる。
【0016】そして、冷却水の温度が第1の所定温度を
越えると、流量制御弁が開いてヒータ側冷却水循環回路
に多量の冷却水が循環するようになる。冷却水の温度が
第1の所定温度を超えても第2の所定温度を越えていな
ければ、排気通路は排気絞り弁により絞られた状態に保
持されており、燃料も増大して噴射されているので、冷
却水の内燃機関本体からの受熱量は大きいままである。
したがって、ヒータ側冷却水循環回路を多量の冷却水が
循環して車室用ヒータからの放熱量が増大しても、流量
制御弁はハンチングを起こすこともなく、安定した開弁
状態に保持される。また、冷却水の受熱量が大きいので
車室用ヒータでの放熱量とバランスする平衡時の冷却水
水温を高くすることができ、したがって、車室内ヒータ
の放熱量を早期に増量することができ、車室用ヒータの
効きが良くなる。
【0017】冷却水の温度が第2の所定温度を越える
と、排気絞り弁が開いて内燃機関の負荷が減少し、内燃
機関本体に供給される燃料の量は通常運転時の供給量に
なり、内燃機関本体からの冷却水の受熱量は減少する
が、すでにそれ以前に冷却水の温度が十分に高まってい
るので、車室用ヒータからの放熱量をカバーすることが
でき、車室用ヒータの効きを安定して保持することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〈装置の全体構成〉以下、本発明の実施の形態を添付し
た図面に基いて説明する。
【0019】初めに、図1を参照して、内燃機関として
のディーゼルエンジン1の全体概略構成を説明する。デ
ィーゼルエンジン1のエンジン本体(内燃機関本体)3
は、その内部に複数のシリンダ50,50,…(図では
4気筒)を備えた図示しないシリンダブロックと、この
シリンダブロックの上部に設置されたシリンダヘッド5
2を有する。
【0020】シリンダヘッド52にはインテークマニホ
ールド54とエキゾーストマニホールド56が連結され
ており、インテークマニホールド54からの吸気が、各
シリンダ50に対応して設けられた図示しない吸気バル
ブを介して各シリンダ50の図示しない燃焼室に供給可
能であり、各シリンダ50の燃焼室のガスが各シリンダ
50に対応して設けられた図示しない排気バルブを介し
てエキゾーストマニホールド56に排気可能である。
【0021】また、シリンダブヘッド52には、インジ
ェクタ58,58,…が、各シリンダ50の燃焼室に臨
んだ状態に配置されている。各インジェクタ58から
は、インジェクションポンプ60によって供給される燃
料が、各シリンダ50の燃焼室に噴射される。したがっ
て、インジェクタ58とインジェクションポンプ60
は、燃料噴射手段である。
【0022】インジェクションポンプ60には、エンジ
ン回転数を検出する回転数センサ62が取付けられてい
る。また、各インジェクタ58およびインジェクション
ポンプ60は、ECU64と電気的に接続されている。
【0023】また、インテークマニホールド54には吸
気通路としての吸気管66が接続され、エキゾーストマ
ニホールド56には排気通路としての排気管68が接続
されている。
【0024】さらに、ディーゼルエンジン1は、ターボ
チャージャ70を備えている。ターボチャージャ70
は、タービン72と、このタービン72と同軸のコンプ
レッサ74とを供えており、排気ガスの力でタービン7
2を回転することで各シリンダ50に加圧空気を強制的
に送り込む。
【0025】そして、吸気管66とインテークマニホー
ルド54の間には、ターボチャージャ70で加圧された
吸入空気の圧縮熱を冷却するインタークーラ76が配置
されている。
【0026】排気管68には、例えば排気絞りVSV
(バキューム・スイッチング・バルブ)等の圧力制御弁
78と連結駆動する排気絞り弁80が取付けられてい
る。排気絞り弁80は、排気管68の内部に位置する弁
体80aと、弁体80aを駆動する駆動部としてのアク
チュエータ80bとからなる。また、この排気絞り弁8
0は、アクチュエータ80b内に図示しないダイヤフラ
ム部を有するノルマルオープンタイプの弁である。
【0027】圧力制御弁78は図示しないバキュームタ
ンクと大気に接続されており、ECU64からの切り替
え信号によって、排気絞り弁80のダイヤフラム部をバ
キュームタンクに連通するか、大気に連通するかを切り
替える。この圧力制御弁78によって排気絞り弁80は
開弁か閉弁かがON/OFF制御されるようになってい
る。すなわち、圧力制御弁78が排気絞り弁80のダイ
ヤフラム部に大気圧をかけたとき、排気絞り弁はOFF
となって開弁し、圧力制御弁78が前記ダイヤフラム部
に負圧をかけたとき、排気絞り弁80はONとなって閉
弁する。
【0028】ここで、ECU64は、後述の水温センサ
36で検出したエンジン1の冷却水の水温に基いて圧力
制御弁78の切り替え信号を出力し、排気絞り弁80を
ON/OFF制御する。すなわち、冷却水の水温が第2
の所定温度T2以下のときには排気絞り弁80をONに
して閉弁し、第2の所定温度T2を越えたときには排気
絞り弁80をOFFにして開弁するようになっている。
【0029】なお、排気絞り弁80は閉弁されたときに
完全に全閉するわけではなく流路を絞るだけであるが、
便宜上、この明細書では閉弁という。一方、エキゾース
トマニホールド56の下流側に位置する部分とインテー
クマニホールド54の上流側に位置する部分とは、排気
再循環通路82で連結されている。
【0030】排気再循環通路82は、排気再循環通路8
2内に示された太線矢印で示すように、排気ガスの一部
をエキゾーストマニホールド56からインテークマニホ
ールド54に戻す通路であり、エキゾーストマニホール
ド56とインテークマニホールド54とをシリンダヘッ
ド52に対してバイパス状に接続する。
【0031】排気再循環通路82は、これを平面で見る
と、ほぼL字形をしており、その屈曲点82aにはEG
R弁84が設けられている。EGR弁84は、排気再循
環通路82を経由してエキゾーストマニホールド56か
らインテークマニホールド54に向かう排気ガスの量を
排気絞り弁80の少なくとも閉弁時に制限する可変制御
可能な弁であり、このEGR弁84は、図示しないEG
R用デューティVSVを介して、エンジン1の運転状態
に基いてECU64によってその開度を制御されるよう
になっている。
【0032】そして、ディーゼルエンジン1が取付けら
れる図示しない車輛のうち、大気に接する適所には吸気
温センサ86が備えられ、また図示しないアクセルペダ
ルの踏み込み量(アクセル開度)を電気的な信号に変え
るアクセルセンサ88が、図示しないアクセルペダルの
近傍に備えられている。なお、吸気温センサ86は外気
温度を検出する。さらに、図示しないトランスミッショ
ンには、スピードセンサ90が設けられている。回転数
センサ62,吸気温センサ86,アクセルセンサ88お
よびスピードセンサ90は、ECU64に電気的に接続
されている。
【0033】そして、前記水温センサ36,回転数セン
サ62,吸気温センサ86,アクセルセンサ88および
スピードセンサ90によって出力されたパラメータをE
CU64が演算処理することで、圧力制御弁78および
図示しない前記EGR用デューティVSVを駆動し、そ
の結果、排気絞り弁80およびEGR弁84が、ディー
ゼルエンジン1の運転状態に応じて適宜に制御される。
【0034】また、インジェクタ58は、ECU64の
制御のもと、前記各センサの出力値に応じて、インジェ
クションポンプ60によって、適切な時期に適正量の燃
料を各シリンダ50の燃焼室に噴射供給するようになっ
ている。
【0035】そして、ECU64は、排気絞り弁80の
閉弁時に、排気管68が絞られることによるエンジン負
荷の増大に対応して、シリンダ50内に噴射される燃料
の量を、エンジン負荷の増大分、排気絞り弁80の開弁
時よりも増大させるように、インジェクタ58を制御す
る。よって、ECU64は燃料増大手段といえる。
【0036】一方、シリンダヘッド52および図示しな
いシリンダブロックの内部には、各シリンダ50におけ
る燃焼熱を吸収してディーゼルエンジン1を適温に保つ
ために冷却水が流れるようになっている。図2の冷却水
の流れ図を参照して冷却水回路を説明する。
【0037】エンジン本体3の内部には、冷却水の通る
ウォータジャケット(冷却水内部通路)12が形成され
ており、ウォータジャケット12内には水温センサ36
が設けられ、水温センサ36はECU64に電気的に接
続されている。
【0038】エンジン1は、エンジン本体3を中心にそ
の左側にラジエータ5を、右側に車室用ヒータコア7
を、そして、下側にオイルクーラ9を配置し、これら
5,7,9をエンジン本体3を中心として冷却水外部通
路11で連結してある。冷却水外部通路11は、以下に
順を追って述べる各構成通路13,14,19,21,
30,32からなる。
【0039】ラジエータ5は、エンジン本体3から出た
熱を、冷却水がウォータジャケット12を通る間に吸収
すると、この熱を持った冷却水から熱を大気中に放出す
る。車室用ヒータコア7は、エンジン本体3の出す熱を
吸収した冷却水の一部を熱媒体として用い、車室内に温
風を出す。
【0040】オイルクーラ9は、冷却水を冷却媒体とし
てエンジン1に含まれる潤滑オイルを冷却する。冷却水
外部通路11は、既述のように、エンジン本体3と、ラ
ジエータ5と、車室用ヒータコア7と、オイルクーラ9
とを連通するとともに、それらに冷却水を送るものであ
る。
【0041】冷却水外部通路11の一部である連絡通路
13は、図1において、エンジン本体3の上方に位置す
る。そして、ウォータジャケット12のうち、ヒータコ
ア7側に開口するヒータ側開口12aとラジエータ5の
上部に設けられたラジエータ入口5aとを結び、エンジ
ン本体3からラジエータ5へ冷却水を流すので、この連
絡通路13をラジエータ行き連絡通路13という。
【0042】ラジエータ行き連絡通路13は、ウォータ
ジャケット12を通る間にエンジン本体3から吸収して
熱をもった冷却水を通す通路である。また、冷却水外部
通路11の別の一部である連絡通路14は、図2におけ
るラジエータ5とエンジン本体3との間の下方に位置す
る。そして、この連絡通路14は、ラジエータ出口5b
とエンジン本体3のラジエータ5側に開口するラジエー
タ側開口12bとを結んでおり、冷却水をラジエータ5
側からエンジン本体3側へ流す。よって、連絡通路14
のことをエンジン本体行き連絡通路14という。エンジ
ン本体行き連絡通路14は、その途中に流路切替弁(冷
却水流路切替手段)15とウォータポンプ17とをラジ
エータ5側から順に備えている。
【0043】ウォータポンプ17は、冷却水を冷却水通
路11の全体に送り出す。また、流路切替弁15と、エ
ンジン本体3のラジエータ5側に開口するウォータジャ
ケット12の開口のうち上方に位置するラジエータ側開
口12cとの間には、冷却水外部通路11のさらに別の
一部であって、L字形をした連絡通路19が配設されて
いる。
【0044】連絡通路19は、ラジエータ5に通して冷
却するほどには冷却水の温度が高くないときに、ラジエ
ータ5をバイパスさせて冷却水を流すために設けたバイ
パス通路である。よって、連絡通路19のことを、以
降、ラジエータバイパス通路19という。
【0045】流路切替弁15はサーモスタットタイプの
切替弁であって、冷却水の温度が第3の所定温度T3
越えると、ラジエータバイパス通路19側を閉ざしラジ
エータ5側を開いて冷却水をラジエータ5に流れるよう
にし、冷却水の温度が前記第3の所定温度T3以下の場
合には、ラジエータ5側を閉ざしラジエータバイパス通
路19側を開いて冷却水をラジエータバイパス通路19
に流れるように、冷却水の流路を切り替える。
【0046】また、図2の右側でヒータコア7とエンジ
ン本体3との間に符号21で示す連絡通路も冷却水外部
通路11の一部であって、ウォータジャケット12のヒ
ータ側開口12aから車室用ヒータコア7の入り口7a
に向けてまっすぐ延びている。この連絡通路21は、エ
ンジン本体3からヒータコア7に向けて冷却水を流すの
でヒータコア行き連絡通路21という。
【0047】ヒータコア行き連絡通路21には、そのほ
ぼ中間部Mにサーモスタットタイプの流量制御弁23が
配置されている。前記流路切替弁15も流量制御弁23
も、周知の構造であるから構造についての説明は省略す
る。
【0048】流量制御弁23は、冷却水の温度が第1の
所定温度T1を越えているときには開弁して冷却水を流
し、冷却水の温度が第1の所定温度T1以下の場合は閉
弁して冷却水を塞き止める。なお、流量制御弁23は閉
弁といっても全く冷却水が流れないわけではなく、閉弁
時でも図示しない弁体に設けられた感温用の小穴を通し
てわずかに(例えば毎分0.5リットル程度)流れるよ
うになっているので、正確に述べれば、流量制御弁23
は、冷却水温度が第1の所定温度T1以下の場合はヒー
タコア行き連絡通路21を流れる冷却水の量を減少する
といえる。
【0049】なお、流量制御弁23の第1の所定温度T
1は、排気絞り弁80の第2の所定温度T2よりも低い温
度に設定され、流路切替弁15の第3の所定温度T3
りも低い温度に設定されている。
【0050】また、前記エンジン本体行き連絡通路14
と前記ヒータコア行き連絡通路21とは、オイルクーラ
9を含むオイルクーラ用冷却水連通路30で連通されて
おり、このオイルクーラ用冷却水連通路30も、冷却水
外部通路11を構成する連絡通路の一部である。
【0051】オイルクーラ用冷却水連通路30のラジエ
ータ側端30aは、エンジン本体行き連絡通路14のう
ち、ウォータポンプ17の下流側部位で連結されてい
る。また、オイルクーラ用冷却水連通路30のヒータコ
ア側端30bは、ヒータコア行き連絡通路21のうち、
流量制御弁23および前記ラジエータ行き連絡通路13
の入り口13aよりも上流側である接続点Cで連結され
ている。
【0052】なお、この実施の形態では、オイルクーラ
用冷却水連通路30を冷却水外部通路11の一部として
エンジン本体3の外部に設けたものとして示したが、エ
ンジン本体3の内部にウォータジャケット12とは別に
設けてもよい。
【0053】さらに、冷却水外部通路11を構成する他
の連絡通路として、車室用ヒータコア7の出口7bと前
記エンジン本体行き連絡通路14とを結ぶ連絡通路32
がある。連絡通路32は、ヒータコア7に入った冷却水
をウォータポンプ17に戻すための通路である。また、
連絡通路32のエンジン本体行き連絡通路14との連結
点は、前記流路切替弁15と前記ウォータポンプ17と
の間の部分である。
【0054】そして、冷却水は、前記各連絡通路13,
14,19,21,30,32によって、ラジエータ5
とエンジン本体3との間で、および車室用ヒータコア7
とエンジン本体3との間で循環し得る。
【0055】以上の構成からなるものがディーゼルエン
ジン1の冷却水循環装置Aである。この冷却水循環装置
Aにあっては、ラジエータ5とエンジン本体3との間で
は、ウォータジャケット12のヒータ側開口12aから
出た冷却水は、ヒータコア行き連絡通路21に入った
後、すぐにラジエータ行き連絡通路13に入り、その後
ラジエータ5に至り、さらに、流路切替弁15がラジエ
ータ5側を開いていれば、エンジン本体行き連絡通路1
4を経由して、ウォータジャケット12に戻る。このよ
うに冷却水が循環する経路をラジエータ側冷却水循環回
路Eという。なお、流路切替弁15がラジエータ5側を
閉ざしていてラジエータバイパス通路19側を開いてい
れば、ラジエータ5に冷却水は流れない。
【0056】エンジン本体行き連絡通路14は、オイル
クーラ用冷却水連通路30ともつながっているので、冷
却水がラジエータ側冷却水循環回路Eを循環していると
きには、冷却水はオイルクーラ用冷却水連通路30にも
流れ得る。オイルクーラ用冷却水連通路30に導入され
た冷却水は、ヒータコア行き連絡通路21における流量
制御弁23よりも上流側部分で排出される。
【0057】また、車室用ヒータコア7とエンジン本体
3との間では、ウォータジャケット12のヒータ側開口
12aからから出た冷却水は、ヒータコア行き連絡通路
21に入った後、流量制御弁23が開いていれば、そこ
を通過して車室用ヒータコア7に至り、ヒータコア7と
エンジン本体行き連絡通路14とを結ぶ連絡通路32を
経由して、エンジン本体行き連絡通路14に至り、この
エンジン本体行き連絡通路14を経由してウォータジャ
ケット12に戻る。このように冷却水が循環する経路を
ヒータ側冷却水循環回路Fという。このヒータ側冷却水
循環回路Fを冷却水が循環しているときにも、冷却水は
オイルクーラ用冷却水連通路30に流れ得る。
【0058】一方、流量制御弁23が閉じていれば、ヒ
ータコア7に冷却水は流れない。そして、前述したよう
に流量制御弁23の閉弁上限温度(すなわち、第1の所
定温度T1)は、流路切替弁15がラジエータ5側を閉
ざす温度(すなわち、第3の所定温度T3)より低い温
度に設定されているので、流量制御弁23が閉じている
ときには、流路切替弁15は常にラジエータ5側を閉ざ
しラジエータバイパス通路19側を開いていることにな
る。したがって、この時には、冷却水はラジエータ5と
ヒータコア7に流れず、ウォータジャケット12のラジ
エータ側開口12cから出た冷却水がラジエータバイパ
ス通路19を通り、エンジン本体行き連絡通路14を経
由してウォータジャケット12に戻ることになる。この
ように冷却水がラジエータ5をバイパスして循環する経
路をラジエータバイパス回路Gという。なお、ヒータコ
ア7に冷却水が流れないとはいっても、前述したよう
に、感温用の極僅かな量の冷却水はヒータコア7に流れ
てヒータ側冷却水循環回路Fを循環する。
【0059】冷却水がラジエータバイパス回路Gを循環
しているときにも、冷却水はオイルクーラ用冷却水連通
路30に流れ得る。
【0060】〈実施形態の作用効果〉次にこのディーゼ
ルエンジンの作用効果を説明する。なお、この実施の形
態では、流量制御弁23に関わる第1の所定温度T
1と、排気絞り弁80に関わる第2の所定温度T2と、流
路切替弁15に関わる第3の所定温度T3の大小関係
を、T1<T2<T3としている。ただし、本発明はT1
3<T2であっても成立する。
【0061】エンジン1を始動した際に、冷却水の温度
が第1の所定温度T1以下のときには、流量制御弁23
が閉じ、排気絞り弁80が閉じ、流路切替弁15がラジ
エータ5側を閉ざしラジエータバイパス通路19側を開
く。
【0062】排気絞り弁80が絞られるとエンジン1の
負荷が増大するので、ECU64は、排気絞り弁80が
開弁しているときよりも、前記負荷が増大した分だけ燃
料量を増大してインジェクタ58からシリンダ50内に
燃料を噴射するように制御する。この燃料量の増大によ
り、エンジン本体3における燃焼熱は、排気絞り弁80
が開いているときよりも増大し、冷却水のディーゼルエ
ンジン1から受ける熱量(以下、冷却水がディーゼルエ
ンジン1から受ける熱量のことを特に断らない限り単に
「受熱量」という。)が増大する。
【0063】一方、このときの冷却水は、ラジエータ5
には流れず、殆どがラジエータバイパス通路19を通っ
てラジエータバイパス回路Gを循環し、ヒータコア7に
は感温用の僅かな量の冷却水が流れるだけであるので、
ヒータコア7での放熱量は極小である。
【0064】つまり、冷却水の受熱量に対して冷却水か
らの放熱量が少ないので、ラジエータバイパス回路Gを
循環する冷却水を速く昇温することができるとともに、
シリンダボア壁の早期昇温が可能になって、エンジン1
が安定に運転されるまでの暖機時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【0065】また、ヒータコア7には感温用の僅かな量
の冷却水が流れているだけであるので、ヒータコア7か
らの吹き出し温度が寒く感じられる冷却水低温時に冷風
が長時間車室内に吹き出されるのを防止することができ
る。
【0066】また、この間、流量制御弁23を絞ってヒ
ータ側冷却水循環回路Fを流れる冷却水の量を減少させ
ているので、排気絞り弁80による排気通路の絞りをあ
まり大きく絞らなくて冷却水の受熱量を増大させること
ができ、燃費の悪化を少なくすることができ、スモーク
等エミッションの悪化を低く抑えることができる。
【0067】さらに、ディーゼルエンジン1が、早期暖
機が行われることにより、排気ガスの再循環を早期に実
行することが可能になる。また、オイルクーラ用冷却水
連通路30にも冷却水が流れるので、エンジン1の潤滑
オイルも早期昇温が可能になる。
【0068】次に、冷却水の温度が上昇して第1の所定
温度T1を越えると、流量制御弁23が開き、ヒータ側
冷却水循環回路Fを介してエンジン本体3とヒータコア
7との間でも冷却水の循環がなされるようになる。ま
た、冷却水の温度が第1の所定温度T1を越えても第2
の所定温度T2を越えない間は、排気通路は排気絞り弁
80により絞られた状態に保持されており、燃料も増量
して噴射されているので、冷却水の受熱量は大きいまま
である。
【0069】したがって、ヒータ側冷却水循環回路Fに
多量の冷却水が循環するようになって、ヒータコア7か
らの放熱量が増大しても、流量制御弁23はハンチング
を起こさずに安定した開弁状態に保持される。また、冷
却水の受熱量が大きいのでヒータコア7での放熱量とバ
ランスする平衡時の冷却水水温を高くすることができ、
したがって、車室内ヒータ7の放熱量を早期に増量する
ことができ、ヒータコア7の効きが良くなる。
【0070】以上の作用効果は、燃焼室に燃料を直接噴
射するいわゆる直噴エンジンのように発熱量が少ないエ
ンジンにおいて、特に顕著である。冷却水の温度が第2
の所定温度T2を越えると、排気絞り弁80が開いて内
燃機関の負荷が減少し、ECU64は、通常運転時の燃
料量の燃料をインジェクタ58からシリンダ50内に噴
射するように制御する。これにより、エンジン本体3に
おける燃焼熱が減少して通常運転時と同じになるため、
エンジン本体3からの冷却水の受熱量は減少するが、す
でにそれ以前に冷却水の温度が十分に高まっているの
で、ヒータコア7からの放熱量をカバーすることがで
き、ヒータコア7の効きを安定した状態に保持すること
ができる。
【0071】そして、冷却水の温度がさらに上昇して第
3の所定温度T3を越えると、流路切替弁15がラジエ
ータバイパス通路19側を閉ざしラジエータ5側を開い
て、ラジエータバイパス通路19に冷却水が流れなくな
り、ラジエータ側冷却水循環回路Eを介してラジエータ
5とエンジン本体3との間でも冷却水の循環がされるよ
うになって、ラジエータ5によって、冷却水の温度がエ
ンジン1の運転状態に合った適温になるように調整され
る。
【0072】図3は、低温試験(外気温度=−20゜
C)におけるエンジン始動時の冷却水の温度上昇特性を
示す図である。図中は流量制御弁23と排気絞り弁8
0の両方を装備した本実施の形態の場合を示し、は排
気絞り弁80を装備せず流量制御弁23だけを装備した
場合を示し、は流量制御弁23も排気絞り弁80もい
ずれも装備しない場合を示している。この図から、の
場合はの場合よりも冷却水温度の立ち上がりがよくな
り、冷却水の平衡温度も高められるが、平衡温度近くで
冷却水温度がハンチングしてしまうことがわかる。これ
に対して、の本実施の形態の場合には、よりもさら
に冷却水温度の立ち上がりがよくなり、冷却水の平衡温
度も高くでき、しかも平衡温度になってもハンチングを
起こさず安定することがわかる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内燃機関
によれば、内燃機関本体と、燃料噴射手段と、排気通路
と、車室用ヒータと、ヒータ側冷却水循環回路と、前記
ヒータ側冷却水循環回路の構成部材であって前記内燃機
関本体から前記車室用ヒータに向けて前記冷却水を通す
ヒータ行き冷却水通路に冷却水温度が第1の所定温度以
下のときに車室用ヒータへ向かう冷却水の量を減少する
流量制御弁と、前記排気通路に冷却水温度が第2の所定
温度以下のときに排気通路を絞る排気絞り弁と、前記排
気絞り弁により排気通路が絞られたときに前記燃料噴射
手段から噴射される燃料を増大する燃料増大手段を備え
ることを特徴とするので、冷却水の早期昇温、暖機時間
の短縮が可能で、暖機後の車室用ヒータの効きをよくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る内燃機関としてのディーゼルエ
ンジンの概略構成図
【図2】 本発明に係る内燃機関としてのディーゼルエ
ンジンの冷却水の流れ図
【図3】 本発明と従来技術とを比較して示す冷却水温
度上昇特性図
【符号の説明】
1…ディーゼルエンジン(内燃機関) 3…エンジン本体(内燃機関本体) 5…ラジエータ 5a…ラジエータ入口 5b…ラジエータ出口 7…車室用ヒータコア(車室用ヒータ) 7a…車室用ヒータコア7の入り口 7b…車室用ヒータコア7の出口 9…オイルクーラ 11…冷却水外部通路 12…ウォータジャケット(冷却水内部通路) 12a…ウォータジャケットのヒータ側口 12b…ウォータジャケットのラジエータ側下口 12c…ウォータジャケットのラジエータ側上口 13…ラジエータ行き連絡通路 13a…ラジエータ行き連絡通路の入り口 14…エンジン本体行き連絡通路 15…流路切替弁 17…ウォータポンプ 19…ラジエータバイパス通路 21…ヒータコア行き連絡通路 23…流量制御弁 30…オイルクーラ用冷却水連通路 30a…オイルクーラ用冷却水連通路のラジエータ側端 30b…オイルクーラ用冷却水連通路のヒータコア側端 32…連絡通路 36…水温センサ 50…シリンダ 52…シリンダヘッド 54…インテークマニホールド 56…エキゾーストマニホールド 58…インジェクタ(燃料噴射手段) 60…インジェクションポンプ(燃料噴射手段) 62…回転数センサ 64…ECU(燃料増大手段) 66…吸気管 68…排気管(排気通路) 70…ターボチャージャ 72…タービン 74…コンプレッサ 76…インタークーラ 78…圧力制御弁 80…排気絞り弁 80a…弁体 80b…アクチュエータ 82…排気再循環通路 82a…屈曲点 84…EGR弁 86…吸気温センサ 88…アクセルセンサ 90…スピードセンサ A…内燃機関の冷却水循環装置 E…ラジエータ側冷却水循環回路 F…ヒータ側冷却水循環回路 G…ラジエータバイパス回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの周りを冷却する冷却水が流れ
    る冷却水内部通路を有する内燃機関本体と、 前記内燃機関本体のシリンダ内に燃料を噴射する燃料噴
    射手段と、 前記内燃機関本体のシリンダ内で燃料を燃焼して生成さ
    れた排気ガスを排出する排気通路と、 前記冷却水の一部を熱媒体とする車室用ヒータと、 前記内燃機関本体の冷却水内部通路と前記車室用ヒータ
    との間で前記冷却水を循環させるヒータ側冷却水循環回
    路と、 前記ヒータ側冷却水循環回路の構成部材であって前記内
    燃機関本体から前記車室用ヒータに向けて前記冷却水を
    通すヒータ行き冷却水通路に、冷却水温度が第1の所定
    温度以下のときに、車室用ヒータへ向かう冷却水の量を
    減少する流量制御弁と、を備える内燃機関において、 前記排気通路に、冷却水温度が第2の所定温度以下のと
    きに排気通路を絞る排気絞り弁を備え、 前記排気絞り弁により排気通路が絞られたときに、前記
    燃料噴射手段から噴射される燃料を増大する燃料増大手
    段を備えることを特徴とする内燃機関。
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JP2006037874A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Mazda Motor Corp エンジンの冷却装置
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