JPH11116225A - ドライアイスの製造装置 - Google Patents

ドライアイスの製造装置

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JPH11116225A
JPH11116225A JP9296253A JP29625397A JPH11116225A JP H11116225 A JPH11116225 A JP H11116225A JP 9296253 A JP9296253 A JP 9296253A JP 29625397 A JP29625397 A JP 29625397A JP H11116225 A JPH11116225 A JP H11116225A
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snow case
dry ice
opening
carbon dioxide
snow
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Mitsuya Kurachi
光也 倉地
Kiyotaka Imamura
清孝 今村
Motoji Satou
素司 佐藤
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TOKYO NOKI KK
Showa Denko Gas Products Co Ltd
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TOKYO NOKI KK
Showa Tansan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はスノーケース内を上下移動するピス
トンが取付けられたシリンダー装置を取り外すことな
く、スノーケースだけを容易に取り外して修理すること
ができるドライアイスの製造装置を得るにある。 【解決手段】 機枠と、この機枠に側方よりスライド移
動させて位置され着脱可能に固定され成型されたドライ
アイスを下部へ排出することができる筒状のスノーケー
スと、このスノーケースの下端部を開閉装置によって開
閉する開閉蓋と、機枠に取付けられたスノーケース内を
上下移動するピストンを上下移動させるシリンダー装置
と、スノーケース内に液化炭酸ガスを充填する炭酸ガス
供給装置と、開閉蓋の開放によって下方へ排出される成
型されたドライアイスを外部へ排出する排出機構とから
なるドライアイスの製造装置において、スノーケースの
一側壁上部に上部に位置するピストンを通過させること
ができる開口部を形成することができる蓋を着脱可能に
取付けたことでドライアイスの製造装置を構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液化炭酸ガスよりブ
ロック状のドライアイスを製造するドライアイスの製造
装置に関する。
【0002】従来のドライアイスの製造装置はスノーケ
ース内の上部位置に上部に位置したピストンが位置する
ように組付けられるとともに、スノーケースは内壁面を
ステンレス板で形成し、その一方の対向する内壁面に液
化炭酸ガス充填孔を形成し、他方の対向する内壁面に気
化ガスを排出する濾布、メッシュ材や多数個の微小孔が
形成された薄板等を複数個使用したフィルターを使用し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のドライアイスの
製造装置のスノーケースは複数個の材質を用いたフィル
ターを使用しているため、目詰まりを起こして十分に気
化ガスを排出できなかったり、ピストンの上下移動によ
ってフィルターが摩耗して損傷しやすいため、スノーケ
ースの修理が必要となるが、このスノーケースを修理す
る場合、該スノーケース内を上下移動するピストンが先
端部に取付けられたシリンダー装置を機枠より取り外さ
なければスノーケースを取り外すことができず、その作
業が大変で時間がかかり、稼働効率が悪くなるという欠
点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
スノーケース内を上下移動するピストンが取付けられた
シリンダー装置を取り外すことなく、スノーケースだけ
を容易に取り外して修理することができるドライアイス
の製造装置を提供することを目的としている。
【0005】また、本発明は以上のような従来の欠点に
鑑み、フィルターの目詰まりやピストンの上下移動によ
る摩耗損傷を効率よく防止するとともに、発錆しずらく
全体が均一で、すが生じずらい高品質のブロック状のド
ライアイスの製造装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は機枠と、この機枠に側方よりスライド移動
させて位置され着脱可能に固定され成型されたドライア
イスを下部へ排出することができる筒状のスノーケース
と、このスノーケースの下端部を開閉装置によって開閉
する開閉蓋と、前記機枠に取付けられた前記スノーケー
ス内を上下移動するピストンを上下移動させるシリンダ
ー装置と、前記スノーケース内に液化炭酸ガスを充填す
る炭酸ガス供給装置と、前記開閉蓋の開放によって下方
へ排出される成型されたドライアイスを外部へ排出する
排出機構とからなるドライアイスの製造装置において、
前記スノーケースの一側壁上部に上部に位置するピスト
ンを通過させることができる開口部を形成することがで
きる蓋を着脱可能に取付けたことでドライアイスの製造
装置を構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0009】図1ないし図14に示す本発明の第1の実
施の形態において、1は機枠で、この機枠1は床面に設
置される下部ベース枠2と、この下部ベース枠2の前方
部位に固定された油タンク3に下端部が固定され上端部
が上方に突出する複数本、本発明の実施の形態では3本
の支柱4、4、4と、この3本の支柱4、4、4に固定
されたスノーケース支持枠5と、このスノーケース支持
枠5の四角部にそれぞれナット6、6を介して取付けら
れたシリンダー支持支柱7、7、7、7の上端部にそれ
ぞれナット6、6を介して取付けられたシリンダー支持
枠8とで構成されている。
【0010】9は前記機枠1の下部ベース枠2の後方一
側面側に取付けられた制御盤で、この制御盤9には圧力
スイッチ10、10、リリーフ弁11、11、油圧計1
2、12、タイマー13等が組み込まれている。
【0011】14は前記機枠1の下部ベース枠2の後方
中央部寄りの部位に設置された電動機で、この電動機1
4は該電動機14の両端部に設置された油圧ポンプ1
5、15を駆動させるものである。
【0012】16は前記機枠1のスノーケース支持枠5
に側方よりスライド移動させて位置させ、コ字状の開閉
蓋支持枠17を介して複数本のボルト18、ナット19
によって着脱可能に固定される成型されたドライアイス
を下方へ排出することができる筒状のスノーケースであ
る。
【0013】20は前記スノーケース16の下端部を前
記機枠1の下部ベース枠2の中央後部に立設された支柱
21の上部と前記支柱4の上部に固定された油圧シリン
ダーを用いた開閉装置22によって前記開閉蓋支持枠1
7内をスライド移動して開閉する開閉蓋である。
【0014】23は前記機枠1のシリンダー支持枠8に
固定された作動杆24が上下方向に移動するシリンダー
装置で、このシリンダー装置23の作動杆24の先端部
には前記スノーケース16内を上下移動する先端部に補
強板25を介してテフロン板製のプレス板26が多数本
の皿ビス27で固定されたピストン28が取付けられて
いる。
【0015】前記シリンダー装置23のピストン28の
上下移動は前記作動杆24に取付けられた作動片29
が、前記シリンダー支持枠8に取付けられたセンサー取
付板30の上下部位置に取付けられたリミットスイッチ
31、32が作動する部位まで移動する。
【0016】33は前記スノーケース16内に液化炭酸
ガスを充填する炭酸ガス供給装置で、この炭酸ガス供給
装置33は前記スノーケース16の対向面で該スノーケ
ース16内に充填された液化炭酸ガスが渦を巻くような
部位に取付けられるとともに、充填される液化炭酸ガス
が回転状態となるようにして供給できる液化炭酸ガス回
転供給ノズル34、34と、この液化炭酸ガス回転供給
ノズル34、34へ液化炭酸ガスを吸込電磁弁35、3
5を介して液化炭酸ガスが充填されたタンクあるいはボ
ンベ(図示せず)から供給する液化炭酸ガス供給ホース
36とで構成されている。
【0017】37は前記スノーケース16で成型された
ドライアイスを前記開閉蓋20の開放により下方へ排出
する排出機構で、この排出機構37は前記スノーケース
16より下方へ排出されるドライアイスを支持するドラ
イアイス支持テーブル38と、このドライアイス支持テ
ーブル38を上下移動させるロッドレスシリンダー39
と、このロッドレスシリンダー39の作動により下降し
てきたドライアイス支持テーブル38に支持されたドラ
イアイスだけを支持して前方へスライド移動させる傾斜
面のシューター40と、このシューター40からスライ
ド移動してくるドライアイスを受けるドライアイス受台
41とで構成されている。
【0018】前記スノーケース16は図6ないし図11
に示すように、内壁の四角部の他方の対向する側面に前
記ピストン28の四角をガイドするガイドレール42、
42、42、42が形成された一側上部が開口した四角
枠状の内側スノーケース本体43、この内側スノーケー
ス本体43の外方に突出し上部にコ字状の上部フランジ
45、下部に四角枠状で前記機枠1のスノーケース支持
枠5に複数本のボルト18、ナット19によって着脱可
能に取付けられるボルト挿入孔44が形成された下部フ
ランジ46を有する四角枠状の外側スノーケース本体4
7とからなるスノーケース本体48と、このスノーケー
ス本体48の開口する一側上部の前記内側スノーケース
本体43の内壁面を覆うように複数本の皿ビス27によ
って着脱可能に取付けられたステンレス板をL字状に加
工した蓋52と、前記スノーケース本体48の内側スノ
ーケース本体43の開口部43aを除く上部寄りの内壁
面を覆うように前記ガイドレール42、42、42、4
2の内壁面と内壁面が面一あるいはほぼ同一面となるよ
うに複数本の皿ビス27によって固定されたステンレス
材等の耐摩耗性、耐腐性に優れた上部内壁プレート4
9、49、49と、前記内側スノーケース本体43の一
方の対向する前記上部内壁プレート49および前記蓋5
2の下部位置の内壁面を覆うように前記ガイドレール4
2、42、42、42の内壁面と内壁面が面一あるいは
ほぼ同一面となるように複数本の皿ビス27によって固
定された液化炭酸ガス充填孔50、50を有する一対の
板厚が約5ミリメートルのテフロンプレート51、51
と、前記内側スノーケース本体43の他方の対向する前
記上部内壁プレート49、49の下部位置の内壁面を覆
うように前記ガイドレール42、42、42、42の内
壁面と内壁面が面一あるいはほぼ同一面となるように複
数本の皿ビス27で固定された気化ガスを排出すること
ができる一対の板厚が約5ミリメートルの焼結プレート
53、53と、この一対の焼結プレート53、53の外
周部を覆うように前記外側スノーケース本体47に取付
けられた排気管54、54が接続されるカバープレート
55、55とで構成されている。
【0019】上記構成のドライアイスの製造装置56
は、シリンダー装置23が作動してスノーケース16内
の上部位置にピストン28を位置させるとともに、油圧
シリンダーを用いた開閉装置22が作動して開閉蓋支持
枠17内に開閉蓋20を位置させ、スノーケース16の
下端部を閉塞する。
【0020】この状態で、制御盤9でスノーケース16
内に充填する液化炭酸ガスの供給時間等を設定し作動さ
せることにより、スノーケース16内に炭酸ガス供給装
置33の液化炭酸ガス回転供給ノズル34、34より図
12に示すように液化炭酸ガスが回転状態で供給され、
かつ該スノーケース16内で渦を巻くような状態で所定
時間供給される。
【0021】このスノーケース16内に充填された液化
炭酸ガスでスノー化したものは該スノーケース16内に
積り、気化したガスは焼結プレート53、53を通過
し、カバープレート55、55より排気管54、54を
通過して外部へ排出される。スノーケース16内に所定
時間液化炭酸ガスが充填されると、シリンダー装置23
が作動してピストン28を下降させ、スノーケース16
内に積ったスノー状態のドライアイスを所定圧力でプレ
スして、ブロック状のドライアイス57に成型する。
【0022】この時、ピストン28の四角部はスノーケ
ース16の四角部のガイドレール42、42、42、4
2に沿って上下移動するため、該ピストン28の上下移
動時にテフロンプレート51、51や焼結プレート5
3、53が摩擦接触することがないため、摩耗損傷した
り、焼結プレート53、53が目詰まりを起こしたりす
る不具合が生じずらい。
【0023】スノーケース16内でブロック状のドライ
アイス57が成型されると図13に示すように油圧シリ
ンダーを用いた開閉装置22が作動して開閉蓋20を開
放位置へスライド移動させ、しかる後、シリンダー装置
23を作動させ、ビストン28をさらに押し下げ、スノ
ーケース16内のブロック状のドライアイス57を下方
へ押し下げ、排出機構37のドライアイス支持テーブル
38上に位置させる。
【0024】しかる後、ドライアイス支持テーブル38
をロッドレスシリンダー39を作動させ下降させること
により、ドライアイス支持テーブル38に支持されてい
たブロック状のドライアイス57はシューター40に位
置され、自動的にスライド移動してドライアイス受台4
1上に位置する。
【0025】ドライアイス支持テーブル38よりドライ
アイス57が排出されると、ロッドレスシリンダー39
が作動して次のドトライアイスを支持できる部位までド
ライアイス支持テーブル38を位置させるとともに、シ
リンダー装置23が作動してピストン28を上部に位置
させ、油圧シリンダーを用いた開閉装置22が作動して
開閉蓋20でスノーケース16の下端部を閉塞する。こ
のような動作を順次繰り返してブロック状のドライアイ
スを順次製造する。
【0026】スノーケース16を取り外して修理する場
合、シリンダー装置23を作動させ、ピストン28を上
部に位置させる。この状態で図11に示すように蓋52
を固定している複数本の皿ビス27を取り外して蓋52
を取り外し、スノーケース16の上部の開口部を開放す
るとともに、複数本のボルト18、ナット19を取り外
してスノーケース16とスノーケース支持枠5との固定
状態を解除する。
【0027】しかる後、図14に示すようにシリンダー
装置23のピストン28がスノーケース16の開口部よ
り外部に排出されるようにスノーケース16をスライド
移動させて取り外し、該スノーケース16を修理した
り、ピストン28を修理することができる。修理が完了
すると、前述と同様にスノーケース16の開口部よりシ
リンダー装置23のピストン28をスノーケース16内
に挿入するようにスノーケース16をスライド移動させ
て、その取付け作業を行なうことができる。
【0028】
【発明の異なる実施の形態】次に、図15ないし図22
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0029】図15ないし図18に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点はスノーケース16Aで、このスノーケー
ス16Aは図16ないし図18に示すように、板厚が約
5ミリメートルのテフロン板を用いた上部内壁プレート
49A、49A、49Aと、テフロンプレート51を皿
ビス27で固定した蓋52Aを使用した点で、このよう
に形成したスノーケース16Aを用いたドライアイスの
製造装置56Aにしても、前記本発明の第1の実施の形
態と同様な作用効果が得られる。
【0030】図19ないし図22に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点はスノーケース16Bで、このスノーケー
ス16Bは図20ないし図不負に示すように、四角にガ
イドレールのない内側スノーケース本体43Aの上部内
壁面に上部内壁プレート49、49、49、49、下部
内壁面に一対のテフロンプレート51、51および一対
の焼結プレート53、53で覆った点で、このように形
成したスノーケース16Bを用いてドライアイスの製造
装置56Bにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0032】(1)機枠と、この機枠に側方よりスライ
ド移動させて位置され着脱可能に固定され成型されたド
ライアイスを下部へ排出することができる筒状のスノー
ケースと、このスノーケースの下端部を開閉装置によっ
て開閉する開閉蓋と、前記機枠に取付けられた前記スノ
ーケース内を上下移動するピストンを上下移動させるシ
リンダー装置と、前記スノーケース内に液化炭酸ガスを
充填する炭酸ガス供給装置と、前記開閉蓋の開放によっ
て下方へ排出される成型されたドライアイスを外部へ排
出する排出機構とからなるドライアイスの製造装置にお
いて、前記スノーケースの一側壁上部に上部に位置する
ピストンを通過させることができる開口部を形成するこ
とができる蓋を着脱可能に取付けたので、スノーケース
を修理する場合、蓋を取り外しスノーケースの上部に開
口部を形成し、該開口部よりシリンダー装置のピストン
を通過するようにスノーケースをスライド移動させて、
取り外しや取付け作業を行なうことができる。したがっ
て、従来のようにシリンダー装置を取り外した後でない
とスノーケースを取り外すことができないものと比べ、
スノーケースの修理を気軽に短時間に行なうことができ
る。
【0033】(2)前記(1)によって、構造が簡単で
あるので、容易に実施することができる。
【0034】(3)前記(1)によって、ピストンが上
部に位置している状態からスノーケースをスライド移動
させるだけで、ピストンを通過させればよいので蓋は小
さく、気密状態で固定しなくてもよく、楽に着脱できる
構造を選択することができる。
【0035】(4)請求項2は一対の焼結プレートを気
化ガスを排出するためのフィルターおよびブロック状の
ドライアイスを成型する他方の対向する壁面として使用
することができる。したがって、正確なブロック状のド
ライアイスを成型することができる。
【0036】(5)請求項2は一対の焼結プレートを使
用しているため該焼結プレートの全体で気化ガスを外部
へ排出することができる。したがって、気化ガスの排出
が均一で、効率よくできるのでスノー状のドライアイス
を均一に内部に積もらせることができ、均一に押し圧さ
れた、すのないブロック状のドライアイスを製造するこ
とができる。
【0037】(6)請求項2は一対のテフロンプレート
を使用しているので、水滴が付着しても発錆することな
く、成型されたブロック状のドライアイスをスムーズに
排出することができる。
【0038】(7)請求項2は四角にガイドレールを設
けているので、ピストンの上下移動を該ガイドレールに
沿って行なうことができる。したがって、ピストンの上
下移動によって一対のテフロンプレートや一対の焼結プ
レートと摩擦する接触はしないので、該高価な一対のテ
フロンプレートや一対の焼結プレートの摩耗損傷を確実
に防止でき、長期間使用することができる。
【0039】(8)請求項3も前記(1)〜(5)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の背面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の要部拡大断面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態のスノーケースの正
面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態のスノーケースの平
面図。
【図8】本発明の第1の実施の形態のスノーケースの側
面図。
【図9】図6の9−9線に沿う断面図。
【図10】図6の10−10線に沿う断面図。
【図11】スノーケースの蓋を分解した状態の斜視図。
【図12】スノーケース内に液化炭酸ガスを供給した状
態を示す説明図。
【図13】ドライアイスを排出する状態を示す説明図。
【図14】スノーケースを外す状態を示す説明図。
【図15】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図16】スノーケースの正面図。
【図17】スノーケースの平面図。
【図18】図16の18−18線に沿う断面図。
【図19】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図20】スノーケースの正面図。
【図21】スノーケースの平面図。
【図22】図20の22−22線に沿う断面図。
【符号の説明】
1:機枠、 2:下部ベース枠、 3:油タンク、 4:支柱、 5:スノーケース支持枠、 6:ナット、 7:シリンダー支持支柱、 8:シリンダー支持枠、 9:制御盤、 10:圧力スイッチ、 11:リリーフ弁、 12:油圧計、 13:タイマー、 14:電動機、 15:油圧ポンプ、 16、16A、16B:スノーケース、 17:開閉蓋支持枠、 18:ボルト、 19:ナット、 20:開閉蓋、 21:支柱、 22:油圧シリンダーを用いた開閉装置、 23:シリンダー装置、 24:作動杆、 25:補強板、 26:プレス板、 27:皿ビス、 28:ピストン、 29:作動片、 30:センサー取付板、 31:上部リミットスイッチ、 32:下部リミットスイッチ、 33:炭酸ガス供給装置、 34:液化炭酸ガス回転供給ノズル、 35:吸込電磁弁、 36:液化炭酸ガス供給ホース、 37:排出機構、 38:ドライアイス支持テーブル、 39:ロッドレスシリンダー、 40:シューター、 41:ドライアイス受台、 42:ガイドレール、 43、43A:内側スノーケース本体、 44:ボルト挿入孔、 45:上フランジ、 46:下フランジ、 47:外側スノーケース本体、 48:スノーケース本体、 49、49A:上部内壁プレート、 50:液化炭酸ガス充填孔、 51:テフロンプレート、 52、52A:蓋、 53:焼結プレート、 54:排気管、 55:カバープレート、 56、56A、56B:ドライアイスの製造装置、 57:ブロック状のドライアイス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 素司 東京都足立区中央本町四丁目15番6号 東 京農機株 式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠と、この機枠に側方よりスライド移
    動させて位置され着脱可能に固定され成型されたドライ
    アイスを下部へ排出することができる筒状のスノーケー
    スと、このスノーケースの下端部を開閉装置によって開
    閉する開閉蓋と、前記機枠に取付けられた前記スノーケ
    ース内を上下移動するピストンを上下移動させるシリン
    ダー装置と、前記スノーケース内に液化炭酸ガスを充填
    する炭酸ガス供給装置と、前記開閉蓋の開放によって下
    方へ排出される成型されたドライアイスを外部へ排出す
    る排出機構とからなるドライアイスの製造装置におい
    て、前記スノーケースの一側壁上部に上部に位置するピ
    ストンを通過させることができる開口部を形成すること
    ができる蓋を着脱可能に取付けたことを特徴とするドラ
    イアイスの製造装置。
  2. 【請求項2】 機枠と、この機枠に側方よりスライド移
    動させて位置され着脱可能に固定され成型されたドライ
    アイスを下部へ排出することができる筒状のスノーケー
    スと、このスノーケースの下端部を開閉装置によって開
    閉する開閉蓋と、前記機枠に取付けられた前記スノーケ
    ース内を上下移動するピストンを上下移動させるシリン
    ダー装置と、前記スノーケース内に液化炭酸ガスを充填
    する炭酸ガス供給装置と、前記開閉蓋の開放によって下
    方へ排出される成型されたドライアイスを外部へ排出す
    る排出機構とからなるドライアイスの製造装置におい
    て、前記スノーケースを内壁の四角部の他方の対向する
    側面に前記ピストンの四角をガイドするガイドレールが
    設けられた前記機枠に着脱可能に固定されるスノーケー
    ス本体と、このスノーケース本体の上部寄りの一側面を
    除く部位の内壁面を覆うように前記ガイドレールの内壁
    面と内壁面がほぼ同一面となるように固定されたステン
    レス材等の耐摩耗性、耐腐性に優れた上部内壁プレート
    と、前記スノーケース本体の上部寄りの一側面部位の内
    壁面を覆うように着脱可能に該スノーケース本体に取付
    けられた蓋と、前記スノーケース本体の一方の対向する
    前記上部内壁プレートおよび前記蓋の下部位置の内壁面
    を覆うように前記ガイドレールの内壁面と内壁面がほぼ
    同一面となるように固定された液化炭酸ガス充填孔を有
    する一対のテフロンプレートと、前記スノーケース本体
    の他方の対向する前記上部内壁プレートの下部位置の内
    壁面を覆うように前記ガイドレールの内壁面と内壁面が
    ほぼ同一面となるように固定された気化ガスを排出する
    ことができる一対の焼結プレートと、この一対の焼結プ
    レートの外周部を覆うように前記スノーケース本体に取
    付けられた排気管が接続されるカバープレートとで構成
    されていることを特徴とするドライアイスの製造装置。
  3. 【請求項3】 機枠と、この機枠に側方よりスライド移
    動させて位置され着脱可能に固定され成型されたドライ
    アイスを下部へ排出することができる筒状のスノーケー
    スと、このスノーケースの下端部を開閉装置によって開
    閉する開閉蓋と、前記機枠に取付けられた前記スノーケ
    ース内を上下移動するピストンを上下移動させるシリン
    ダー装置と、前記スノーケース内に液化炭酸ガスを充填
    する炭酸ガス供給装置と、前記開閉蓋の開放によって下
    方へ排出される成型されたドライアイスを外部へ排出す
    る排出機構とからなるドライアイスの製造装置におい
    て、前記スノーケースを内壁の四角部の他方の対向する
    側面に前記ピストンの四角をガイドするガイドレールが
    設けられた前記機枠に着脱可能に固定されるスノーケー
    ス本体と、このスノーケース本体の上部寄りの一側面を
    除く部位の内壁面を覆うように前記ガイドレールの内壁
    面と内壁面がほぼ同一面となるように固定されたステン
    レス材等の耐摩耗性、耐腐性に優れた上部内壁プレート
    と、前記スノーケース本体の上部寄りの一側面部位の内
    壁面を覆うように着脱可能に該スノーケース本体に取付
    けられた蓋と、前記スノーケース本体の一方の対向する
    前記上部内壁プレートおよび前記蓋の下部位置の内壁面
    を覆うように前記ガイドレールの内壁面と内壁面がほぼ
    同一面となるように固定された液化炭酸ガス充填孔を有
    する一対のテフロンプレートと、前記スノーケース本体
    の他方の対向する前記上部内壁プレートの下部位置の内
    壁面を覆うように前記ガイドレールの内壁面と内壁面が
    ほぼ同一面となるように固定された気化ガスを排出する
    ことができる一対の焼結プレートと、この一対の焼結プ
    レートの外周部を覆うように前記スノーケース本体に取
    付けられた排気管が接続されるカバープレートとで構成
    するとともに、前記炭酸ガス供給装置はスノーケース内
    で充填された液化炭酸ガスが渦を巻くように一対のテフ
    ロンプレートの一端部寄りの部位に形成された一対の液
    化炭酸ガス充填孔と、この一対の液化炭酸ガス充填孔よ
    りそれぞれ充填される液化炭酸ガスを回転状態で供給す
    るように前記スノーケースあるいは前記テフロンプレー
    トに取付けられた液化炭酸ガス回転供給ノズルと、この
    液化炭酸ガス回転供給ノズルへ液化炭酸ガスを供給ホー
    スを介して供給する液化炭酸ガスボンベとで構成されて
    いることを特徴とするドライアイスの製造装置。
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