JPH11116105A - 給紙装置及び給紙装置の斜行防止方法 - Google Patents

給紙装置及び給紙装置の斜行防止方法

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JPH11116105A
JPH11116105A JP28680997A JP28680997A JPH11116105A JP H11116105 A JPH11116105 A JP H11116105A JP 28680997 A JP28680997 A JP 28680997A JP 28680997 A JP28680997 A JP 28680997A JP H11116105 A JPH11116105 A JP H11116105A
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JP
Japan
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printing
printing paper
positioning guide
friction
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Application number
JP28680997A
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English (en)
Inventor
Susumu Fujiwara
晋 藤原
Mikio Ichihashi
幹夫 市橋
Keita Katou
圭太 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ペーパーガイドの調整を行う必要なく給紙時の
斜行を防止することができ、操作性の優れた給紙装置及
び給紙装置の斜行防止方法を実現することを目的とす
る。 【解決手段】印刷装置20に用いられ、該印刷装置20
による印刷開始基準位置イに印刷用紙11を搬送する給
紙装置1であって、搬送する印刷用紙11を予め載置す
るための用紙挿入部2と、前記用紙挿入部2の前側から
搬送方向に沿って設けられ、印刷用紙11の一側面に当
接して印刷用紙11の当該側面を印刷開始基準位置イに
位置決めする為の用紙位置決めガイド9と、前記印刷用
紙11を印刷開始基準位置イに搬送するための給紙ロー
ラ10と、前記用紙挿入部2の印刷用紙11が載置され
る面(圧接板4)に設けられた摩擦部材(摩擦パッド
6,7)とを備え、前記摩擦部材(摩擦パッド6,7)
により、印刷用紙11と該印刷用紙11が載置される面
(圧接板4)との摩擦力が前記用紙位置決めガイド9側
で小さくなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙装置及び給紙
装置の斜行防止方法に関し、更に詳述すれば、写真付き
葉書等の摩擦係数の低い、所謂つるつるな面を有した印
刷用紙を使用する場合でも斜行することなく給紙できる
ように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタを搭載したワードプロセ
ッサを使って、住所情報、文書を作成し、葉書に印刷す
ることが行われている。最近では、印刷用紙としての葉
書も多種多様化しており、官製葉書の他、版画用やイン
クジェットプリンタ用コ−ト紙、再生紙使用、さらには
写真付き葉書など葉書の材料に特殊なものを使用したも
のや表面に特殊な加工を施したものがある。
【0003】一般の葉書(官製葉書)のサイズは100×1
48mmであるが、之よりも小さいサイズの葉書も市販され
ている。例えば、写真付き葉書(POSTCARD)が
之に該当し、サイズは97×145mmとなっている。これ
は一般の官製葉書にシ−ル状の写真を貼りつけた後に廻
りを裁断するためである。このように一口に葉書と言っ
てもいろいろなサイズのものが存在する。
【0004】ところで、プリンタの給紙装置では、印刷
用紙の左右両端をペーパーガイドで隙間がないよう挟持
するよう構成されている。之は、給紙時に印刷用紙が斜
行しないようにするための機構である。従って、サイズ
の異なる複数の印刷用紙を印刷する場合は、種類毎にペ
ーパーガイドの位置を調整する必要があり、操作が面倒
であった。又、バネの付勢力を利用して、自動的に印刷
用紙を挟み込むように工夫することも考えられるが、バ
ネによる印刷用紙の挟持力により、給紙がスムーズにで
きなくなる問題があった。
【0005】このように、斜行防止のためには、ペーパ
ーガイドによる左右端部の挟持は必要であるが、その位
置調整は、ユーザーに行わせる必要があり、初心者や年
賀状作成等年に1度しか使わないユーザーにあっては、
この作業を忘れて、斜行が発生して、大事な葉書を台無
しにしてしまうことが起きていた。そして、この斜行の
問題は、特に、写真付き葉書等の摩擦係数の低い、所謂
つるつるな面を有した印刷用紙を使用した場合に、特に
頻繁に発生する為、このような葉書が高価なこともあい
まって、早急な対策を迫られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みなされたものであり、ペーパーガイドの調整を
行う必要なく給紙時の斜行を防止することができ、操作
性の優れた給紙装置及び給紙装置の斜行防止方法を実現
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明の給紙
装置は、印刷装置20に用いられ、該印刷装置20によ
る印刷開始基準位置イに印刷用紙11を搬送する給紙装
置1であって、搬送する印刷用紙11を予め載置するた
めの用紙挿入部2と、前記用紙挿入部2の前側から搬送
方向に沿って設けられ、印刷用紙11の一側面に当接し
て印刷用紙11の当該側面を印刷開始基準位置イに位置
決めする為の用紙位置決めガイド9と、前記印刷用紙1
1を印刷開始基準位置イに搬送するための給紙ローラ1
0と、前記用紙挿入部2の印刷用紙11が載置される面
(圧接板4)に設けられた摩擦部材(摩擦パッド6,
7)とを備え、前記摩擦部材(摩擦パッド6,7)によ
り、印刷用紙11と該印刷用紙11が載置される面(圧
接板4)との摩擦力が前記用紙位置決めガイド9側で小
さくなるようにしたことを特徴とする。
【0008】本発明の第2発明の給紙装置は、前記摩擦
部材(摩擦パッド6,7)は、前記印刷用紙11が載置
される面(圧接板4)の幅方向の少なくとも左右両側に
設けられ、当該左右部位のうち、前記用紙位置決めガイ
ド側9に設けられた摩擦部材(左摩擦パッド7)の摩擦
係数を対向する側に設けられた摩擦部材(右摩擦パッド
6)の摩擦係数よりも小さくしたことを特徴とする。
【0009】本発明の第3発明の給紙装置の斜行防止方
法は、印刷装置20に用いられ、該印刷装置20による
印刷開始基準位置イに印刷用紙11を搬送する給紙装置
1の斜行防止方法であって、印刷装置20は、搬送する
印刷用紙11を予め載置するための用紙挿入部2と、前
記用紙挿入部2の前側から搬送方向に沿って設けられ、
印刷用紙11の一側面に当接して印刷用紙11の側面を
印刷開始基準位置イに位置決めする為の用紙位置決めガ
イド9と、前記印刷用紙11を印刷開始基準位置イに搬
送するための給紙ローラ10と、前記用紙挿入部2の印
刷用紙11が載置される面(圧接板4)に設けられた摩
擦部材(摩擦パッド6,7)とを備え、前記印刷装置2
0において、印刷用紙11と該印刷用紙11が載置され
る面(圧接板4)との摩擦力が前記用紙位置決めガイド
9側で小さくなるように前記摩擦部材(摩擦パッド6,
7)を配置したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき説明する。図1は本発明を採用した葉
書専用の給紙装置の構成を示す斜視図であり、図は筐体
カバーを取り外して、用紙の搬送機構部分を露出させた
状態を示している。図において、1は給紙装置本体、2
は用紙挿入部、3は用紙排出部、4は印刷用紙11を給
紙ローラ10に押し付けるように押圧付勢された圧接板
であり、5は前記圧接板4の付勢力の付勢/解除を制御
する用紙セットボタン、6は圧接板11の右上位置であ
って印刷用紙が載置される位置に貼り付けられた右摩擦
パッド、7は圧接板11の左上位置であって印刷用紙が
載置される位置に貼り付けられた左摩擦パッドであり、
前記左摩擦パッド7は右摩擦パッド6より摩擦係数の小
さな部材を選定している。摩擦パッドの選定は、例え
ば、右摩擦パッドはクラリ−ノ(クラレ製)3611−
0000摩擦係数0.57の材質を使用し、左摩擦パッ
ド7には、クラリ−ノ(クラレ製)0212−80−1
000(摩擦係数0.37)やクラリ−ノ(クラレ製)
0236−90−2000(摩擦係数0.30)のもの
を使用するとよい。また、左摩擦パッド7を設けずに、
アルミ製の圧接板4(摩擦係数0.1)を摩擦パッドの
代わりに利用することもできる。要は、給紙される際に
葉書に接触する部分の摩擦係数が葉書の左右で異なるよ
うにするのである。又、左右の摩擦パッド6,7は複数
枚の印刷用紙が載置された際に、最後の2枚を1枚ずつ
分離して捌く為の摩擦パッドとしても作用するものであ
る。即ち、印刷用紙の最後の2枚の間の摩擦力に比べ
て、摩擦パッドと最後の1枚との間の摩擦力が優ること
で、最後の2枚を1枚1枚分離して給紙するのである。
【0011】8は土手捌き分離部、9は右用紙位置決め
ガイド、10は給紙ローラ、11は印刷用紙、12は右
用紙位置決めガイド、13は排紙ローラを示している。
給紙ローラ10と排紙ローラ13の間には図2の斜視図
に示したようなシングルライン又はマルチラインでシリ
アル印刷を行うサーマル印刷装置20が組み込まれる。
【0012】図3はサーマル印刷装置20を給紙装置本
体1に組み込んだ状態を示した斜視図であり、用紙排出
部3側から見た状態を示している。図において、イで示
した位置はサーマル印刷装置20の印刷開始の基準位置
を示しており、この印刷開始基準位置イに用紙11の左
側先端部11bを合わせることで、正確な位置に印刷が
行えことになる。用紙11への印刷時には、印刷開始基
準位置イを基準としてイからロの方向(用紙搬送副走査
方向)ににサーマル印刷装置20を移動させながらシリ
アル印刷を行う。
【0013】給紙装置本体1の用紙挿入部2には写真付
き葉書からなる印刷用紙11を1枚ずつセットする。用
紙のセットに際しては、先ず用紙セットボタン5を押
す。之により圧接板4が下げられ(図1の状態)、用紙
11は、その先端が土手捌き分離部8に当接するところ
まで挿入が可能になり、その位置に用紙11をセットし
て、用紙セットボタン5の付勢を解除すると、用紙11
は圧接板4に押し上げられ給紙ロ−ラ10と当接され
る。このとき写真付き葉書11は通常サイズの葉書(官
製葉書)よりも幅が短いため、用紙の端が右用紙位置決
めガイド9乃至左用紙位置決めガイド12に必ずしも当
接されておらず、用紙11の幅方向には隙間がある状態
となっている。
【0014】用紙11の給紙を開始すると、用紙11の
上面に当接した給紙ローラ10が回転して、用紙11を
引き込み、印刷待機位置まで用紙を搬送する。この時、
用紙11の底面には左右の摩擦パッド6,7が当接して
おり、左摩擦パッド7の摩擦係数は右摩擦パッド6のそ
れよりも小さくしている為、用紙11が引き込まれ土手
捌き分離部8を登って前進する際、用紙位置決めガイド
9方向へのベクトルで搬送力が生まれ、用紙11は用紙
位置決めガイド9に沿っていくようになり、給紙が進む
につれて用紙11の左側面11aは用紙位置決めガイド
9とぴったりと当接することになる。
【0015】同様に図1に記載の圧接板4に取り付けて
いる左摩擦パッド7を外し、右摩擦パッド6のみでもっ
ても、用紙11の左右で摩擦力のバランスが崩れる為、
給紙時の用紙11の搬送に伴って、用紙位置決めガイド
9方向へのベクトルで搬送力が生まれ、用紙11の左側
面11aは用紙位置決めガイド9にぴったりと当接する
ことになる。
【0016】このように、本発明によれば、ペーパーガ
イドの調整を行う必要なく給紙時の斜行を防止すること
ができ、操作性の優れた給紙装置及び給紙装置の斜行防
止方法を実現することができる。又、ペーパーガイドの
調整機構及び右用紙位置決めガイド12を省略すること
ができ、装置の小型化及びコストの低減を実現できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ペーパーガイドの調整
を行う必要なく給紙時の斜行を防止することができ、操
作性の優れた給紙装置及び給紙装置の斜行防止方法を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の斜視図である。
【図2】サーマル印刷装置の斜視図である。
【図3】本発明の印刷装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 給紙装置本体 2 用紙挿入部 3 用紙排出部 4 圧接板 5 用紙セットボタン 6 右摩擦パッド 7 左摩擦パッド 8 土手捌き分離部 9 左用紙位置決めガイド 10 給紙ローラ 11 用紙 12 右用紙位置決めガイド 13 排出ローラ 20 印刷装置 30 インクリボン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷装置に用いられ、該印刷装置による印
    刷開始基準位置に印刷用紙を搬送する給紙装置であっ
    て、 搬送する印刷用紙を予め載置するための用紙挿入部と、 前記用紙挿入部の前側から搬送方向に沿って設けられ、
    印刷用紙の一側面に当接して印刷用紙の当該側面を印刷
    開始基準位置に位置決めする為の用紙位置決めガイド
    と、 前記印刷用紙を印刷開始基準位置に搬送するための給紙
    ローラと、 前記用紙挿入部の印刷用紙が載置される面に設けられた
    摩擦部材とを備え、 前記摩擦部材により、印刷用紙と該印刷用紙が載置され
    る面との摩擦力が前記用紙位置決めガイド側で小さくな
    るようにしたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】前記摩擦部材は、前記印刷用紙が載置され
    る面の幅方向の少なくとも左右両側に設けられ、当該左
    右部位のうち、前記用紙位置決めガイド側に設けられた
    摩擦部材の摩擦係数を対向する側に設けられた摩擦部材
    の摩擦係数よりも小さくしたことを特徴とする請求項1
    に記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】印刷装置に用いられ、該印刷装置による印
    刷開始基準位置に印刷用紙を搬送する給紙装置の斜行防
    止方法であって、 印刷装置は、 搬送する印刷用紙を予め載置するための用紙挿入部と、 前記用紙挿入部の前側から搬送方向に沿って設けられ、
    印刷用紙の一側面に当接して印刷用紙の側面を印刷開始
    基準位置に位置決めする為の用紙位置決めガイドと、 前記印刷用紙を印刷開始基準位置に搬送するための給紙
    ローラと、 前記用紙挿入部の印刷用紙が載置される面に設けられた
    摩擦部材とを備え、 前記印刷装置において、印刷用紙と該印刷用紙が載置さ
    れる面との摩擦力が前記用紙位置決めガイド側で小さく
    なるように前記摩擦部材を配置したことを特徴とする給
    紙装置の斜行防止方法。
JP28680997A 1997-10-20 1997-10-20 給紙装置及び給紙装置の斜行防止方法 Pending JPH11116105A (ja)

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