JPH11115972A - 保冷バッグ - Google Patents

保冷バッグ

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JPH11115972A
JPH11115972A JP27869397A JP27869397A JPH11115972A JP H11115972 A JPH11115972 A JP H11115972A JP 27869397 A JP27869397 A JP 27869397A JP 27869397 A JP27869397 A JP 27869397A JP H11115972 A JPH11115972 A JP H11115972A
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JP
Japan
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bottle
bag
vertical length
shoulder
beverage
Prior art date
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JP27869397A
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English (en)
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Yasuhiro Hamada
安宏 浜田
Tomio Nagano
富生 永野
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Bridgestone Sports Co Ltd
Bridgestone Kaseihin Tokio KK
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
Bridgestone Kaseihin Tokio KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料入りボトルを収容してボトル内の飲料を
冷えた状態に保つ保冷バッグであって、飲料の保冷機能
に優れた保冷バッグを提供する。 【解決手段】 上端に絞り可能なボトル出し入れ口4、
ボトル出し入れ口4の下方にボトル肩部の縦長とほぼ等
しい縦長lを有する肩部6、肩部6の下方にボトル主部
の縦長とほぼ等しい縦長mを有するボトル挿入部8を備
えたシート材製の袋体2を用いる。そして、袋体2のボ
トル挿入部8に、ボトル主部の縦長とほぼ等しい縦長を
有する複数の縦長形状の保冷剤14を内蔵させる。ある
いは、ボトル挿入部8に複数の保冷剤ポケットを設け、
上記保冷剤を袋体2の各保冷剤ポケット内に出し入れ可
能に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料入りボトルを
収容してボトル内の飲料を冷えた状態に保つ保冷バッグ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場では、プレーヤーがボトルごと
冷やした飲料入りの容量500mlのPETボトル(以
下単に500ミリPETボトルという)を持ってゴルフ
プレイをスタートすることがしばしば行われる。プレー
ヤーは、プレイ中にのどが渇いたときにボトルの口部に
口を付けて飲料を飲むものである。
【0003】この場合、飲料を飲むとき以外はボトルは
カート上に置いたり、ゴルフバッグ内に入れておいたり
するが、夏場にはボトル内の飲料がすぐに温まって不味
くなる。そのため、ボトル内の飲料を冷えた状態に保つ
ことが望まれる。
【0004】これに対し、飲料入りボトルを収納してボ
トル内の飲料を冷えた状態に保つための手段としては、
例えば、実開昭58−36276の飲料容器の保冷体、
実開昭64−1370のボトル保冷用ベルト、実開平2
−34479の飲料用容器の保冷器、実開平3−678
78の冷却材、実開平4−39667の飲料保冷カバー
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の飲料入りボトルの保冷手段は、いずれも、夏場に屋外
でボトル内の飲料を冷えた状態に保つのには保冷機能が
不十分であった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、飲料入りボトルを収容してボトル内の飲料を冷えた
状態に保つ保冷バッグであって、十分な飲料の保冷機能
を有する保冷バッグを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、第1発明として、上方から下方に向けて順
次口部、肩部及び主部を備えた飲料入りボトルを収容し
てボトル内の飲料を冷えた状態に保つ保冷バッグであっ
て、上端に絞り可能なボトル出し入れ口、ボトル出し入
れ口の下方にボトル肩部の縦長とほぼ等しい縦長を有す
る肩部、肩部の下方にボトル主部の縦長とほぼ等しい縦
長を有するボトル挿入部を備え、かつボトル挿入部に複
数の保冷剤ポケットが設けられてなるシート材製の袋体
と、ボトル主部の縦長とほぼ等しい縦長を有し、袋体の
各保冷剤ポケット内に出し入れ可能に挿入された複数の
縦長形状の保冷剤とを備え、袋体内に飲料ボトルを収容
してボトル出し入れ口を絞ったときに、ボトル口部が袋
体のボトル出し入れ口の外方に突出し、ボトル肩部が袋
体の肩部に覆われ、ボトル主部が袋体のボトル挿入部に
覆われることを特徴とする保冷バッグを提供する。
【0008】また、本発明は、第2発明として、上方か
ら下方に向けて順次口部、肩部及び主部を備えた飲料入
りボトルを収容してボトル内の飲料を冷えた状態に保つ
保冷バッグであって、上端に絞り可能なボトル出し入れ
口、ボトル出し入れ口の下方にボトル肩部の縦長とほぼ
等しい縦長を有する肩部、肩部の下方にボトル主部の縦
長とほぼ等しい縦長を有するボトル挿入部を備えてなる
シート材製の袋体と、ボトル主部の縦長とほぼ等しい縦
長を有し、袋体のボトル挿入部に内蔵された複数の縦長
形状の保冷剤とを備え、袋体内に飲料ボトルを収容して
ボトル出し入れ口を絞ったときに、ボトル口部が袋体の
ボトル出し入れ口の外方に突出し、ボトル肩部が袋体の
肩部に覆われ、ボトル主部が袋体のボトル挿入部に覆わ
れることを特徴とする保冷バッグを提供する。
【0009】本発明の保冷バッグでは、袋体内に飲料ボ
トルを収容してボトル出し入れ口を絞ることにより、ボ
トルと袋体のボトル出し入れ口との間の隙間を殆ど無く
すことができるので、ボトルと袋体との間の隙間を通っ
て外界の熱が袋体内に伝わることを可及的に防止するこ
とができる。この場合、袋体で開口している部分は上端
のボトル出し入れ口だけなので、ボトルと袋体との間の
隙間以外には外界の熱が袋体内に直接伝わる箇所はな
い。また、ボトル肩部が袋体の肩部に覆われるので、ボ
トル肩部に外界の熱が直接伝わることが防止され、保冷
機能が向上する。さらに、飲料の殆どが入っているボト
ル主部が保冷剤を配した袋体のボトル挿入部に覆われる
ので、ボトル主部内の飲料が保冷剤によって十分に保冷
される。しかも、保冷剤としてボトル主部の縦長とほぼ
等しい縦長を有する縦長形状のものを複数個用いるの
で、ボトル主部内の飲料が保冷剤によって極めて効果的
に保冷される。したがって、本発明の保冷バッグは、優
れた保冷機能を有する。
【0010】以下、本発明に付きさらに詳しく説明す
る。まず、袋体について説明する。第1及び第2発明で
は、前述したボトル出し入れ口、肩部及びボトル挿入部
を備えた袋体を用いる。ボトル出し入れ口を絞り可能に
する手段としては、例えば、ボトル出し入れ口にひも通
し部を設け、このひも通し部に通したひもを緩めた状態
で袋体内にボトルを収容した後、ひもを締めるようにす
る手段が挙げられるが、これに限定されるものではな
い。
【0011】ボトル出し入れ口、肩部及びボトル挿入部
の寸法は、収容するボトルの種類、大きさ等に応じて適
宜設定すればよいが、袋体内に飲料ボトルを収容してボ
トル出し入れ口を絞ったときに、肩部の内面全体がボト
ル肩部にほぼ接触し、ボトル挿入部の保冷剤部分がボト
ル主部にほぼ当たる寸法とすることが適当である。
【0012】また、袋体は、少なくとも最外層を断熱層
とすることが好ましく、これにより外界の熱が袋体内に
伝わることを良好に防止して保冷バッグの保冷機能を向
上させることができる。このようにする手段としては、
例えば、袋体の最外層をアルミニウムシート層(断熱
層)にする手段が挙げられるが、これに限定されるもの
ではない。
【0013】第1発明では、袋体のボトル挿入部に複数
の保冷剤ポケットを設ける。この場合、保冷剤ポケット
はボトル挿入部の内面に設けてもよく、外面に設けても
よいが、保冷剤からの熱がボトルに効果的に伝わって保
冷機能が向上する点で、ボトル挿入部の内面に設けるこ
とが好ましい。また、保冷剤ポケットの寸法は、保冷剤
全体がほぼぴったりと収容される寸法とすることが適当
である。
【0014】なお、第1及び第2発明で用いる袋体に
は、必要に応じ、保冷バッグをズボンのベルトに取り付
けるためのベルト通し、ひもフック(後述)等の付属物
を適宜設けることができる。
【0015】次に、保冷剤について説明する。本発明で
は、ボトル主部の縦長となるべくほぼ等しい縦長を有す
る縦長形状の保冷剤を用いる。より具体的には、ボトル
主部の縦長:保冷剤の縦長の比率は1:0.7〜0.9
5とすることが好ましい。なお、保冷剤の縦長は、ボト
ルの種類、保冷剤の個数等に応じて適宜設定することが
できる。
【0016】保冷剤の種類に限定はなく、畜冷機能を持
つものであればいずれのものでも用いることができ、例
えば、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ガラクトマンナン、
メチル化グアガム等を主成分とするものを使用すること
ができる。また、保冷剤としては、冷却したときに完全
に固化して硬くなるするものを用いてもよく、冷却して
もゲル状で柔らかいものを用いてもよい。しかし、ボト
ルにうまくフィットして保冷機能が向上する点、保冷バ
ックを持った利用者に違和感を与えない点、袋体を傷め
ない点等で、後者の冷却してもゲル状で柔らかい保冷剤
を用いることがより好ましい。
【0017】第1発明では、上記保冷剤を袋体の各保冷
剤ポケット内にそれぞれ出し入れ可能に挿入する。した
がって、第1発明で用いる保冷剤は、シート材等からな
るケース内に保冷剤を充填してなる保冷剤パックであ
る。
【0018】第2発明では、上記保冷剤の複数個を袋体
のボトル挿入部に内蔵させる。保冷剤の内蔵手段として
は、例えば、袋体のボトル挿入部の作製材料として内層
シート及び外層シートを用い、これら内層シートと外層
シートとの間に保冷剤を封入した状態で両シートを接合
する手段を挙げることができる。この場合、保冷剤とし
ては、シート材等からなるケース内に保冷剤を充填して
なる保冷剤パックを封入してもよく、ゲル状等の保冷剤
そのものを封入してもよい。
【0019】第1及び第2発明の保冷バッグに横断面が
角形の飲料容器を収容する場合、その横断面がn角形で
あるときには、第1発明では保冷剤ポケットの個数をn
個として保冷剤の個数をn個とし、第2発明では内蔵す
る保冷剤の個数をn個とすることが好ましい。このよう
にすると、ボトル挿入部の各保冷剤間のシート材のみか
らなる部分がn箇所形成されるため、保冷バッグ内にボ
トルを収容したときに上記のシート材のみからなる部分
がボトル主部の角部を覆ってボトル挿入部がボトル主部
にうまくフィットするとともに、ボトル主部の各平坦面
に保冷剤部分が当たり、その結果ボトルが保冷剤によっ
て効果的に均等に冷却されようになって、保冷バッグの
保冷機能が向上する。なお、飲料ボトルには縦方向の一
部のみが横断面角形に形成されているものがある。この
ようなボトルに対しても、上記構成は有効である。
【0020】また、第1発明では複数の保冷剤ポケット
をほぼ等間隔で設けることにより保冷剤をほぼ等間隔を
おいて配置させ、第2発明では複数の保冷剤をほぼ等間
隔で内蔵させることが好ましい。このようにすると、保
冷バッグ内に収容したボトルが保冷剤によって均等に冷
却されるため、より優れた保冷機能を得ることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態例]図1は第1実施形態例に係る保冷バ
ッグを畳んだ状態を示す正面図、図2は図1のA−A線
に沿った断面図である。図中2は袋体を示す。この袋体
2は、上端にボトル出し入れ口4、ボトル出し入れ口4
の下方に肩部6、肩部6の下方にボトル挿入部8を備え
ている。ボトル出し入れ口4には袋体2の上端を折り返
すことによりひも通し部10が設けられ、このひも通し
部10にひも12が通されている。そして、ひも12を
緩めた状態で袋体2内にボトルを収容した後、ひも12
を締めることにより、ボトル出し入れ口4を絞ることが
できるようになっている。また、肩部6の縦長lはボト
ル肩部の縦長とほぼ等しく、ボトル挿入部8の縦長mは
ボトル主部の縦長とほぼ等しく形成されている。
【0022】袋体2のボトル挿入部8には、ボトル主部
の縦長とほぼ等しい縦長を有する4個の縦長形状の保冷
剤14(保冷剤パック)が内蔵されている。これら保冷
剤14は、ほぼ等間隔をおいて配置されている。保冷剤
14は、次のようにしてボトル挿入部8に内蔵されてい
る。すなわち、図2に示すように、ボトル挿入部8を不
織布からなる内層シート16とアルミニウムからなる外
層シート18とを用いて作製するに当たり、これら内層
シート16と外層シート18との間に保冷剤14を封入
した状態で両シート16,18を接合してある。
【0023】本例の保冷バッグは、図3に示すように、
内層シート16と外層シート18との間に保冷剤14を
封入した状態で両シート16,18を接合することによ
り平布状シート体20を製造し、さらにひも通し部10
を形成してそれにひも12を通した後、シート体20を
袋状に加工することにより作製したものである。なお、
本例では、肩部6及びボトル出し入れ口4の部分はアル
ミニウムからなる外層シート18を用いずに不織布から
なる内層シート16のみで形成し、これによりボトル出
し入れ口4を絞りやすくしているが、肩部6及びボトル
出し入れ口4の部分を内層シート16及び外層シート1
8を用いて2層構造に形成してもよい。
【0024】本例の保冷バッグに500ミリPETボト
ル等の飲料ボトルを収容する場合、保冷バッグを冷凍庫
に入れて保冷剤を冷却した後、ひも12を緩めた状態で
袋体2内にボトルを収容し、さらにひも12を締めるも
のである。このようにして袋体2内にボトルを収容する
と、図4に示すように、ボトル21の口部22が袋体2
のボトル出し入れ口4の外方に突出し、ボトル21の肩
部24が袋体2の肩部6に覆われ、ボトル21の主部2
6が袋体2のボトル挿入部8に覆われる。
【0025】本例の保冷バッグは、横断面が四角形の飲
料容器を収容するのに特に好適に使用される。すなわ
ち、本例の保冷バッグでは、4個の保冷剤14をほぼ等
間隔をおいて配置したので、図5に示すように、ボトル
挿入部8の各保冷剤14間のシート材のみからなる部分
28がほぼ同幅で4箇所形成されるため、保冷バッグ内
に横断面が四角形のボトル21を収容したときに上記の
シート材のみからなる部分28がボトル主部26の角部
を覆ってボトル挿入部8がボトル主部26にうまくフィ
ットするとともに、ボトル主部26の4つの平坦面に保
冷剤14部分がそれぞれ当たり、その結果ボトル21が
保冷剤14によって効果的に均等に冷却されるものであ
る。
【0026】[第2実施形態例]図6は第2実施形態例
に係る保冷バッグを畳んだ状態を示す正面図、図7は図
6のC−C線に沿った断面図である。本例の保冷バッグ
では、袋体2のボトル挿入部8の内面にシート材30に
よって2個の保冷剤ポケット32がほぼ等間隔をおいて
設けられ、これら保冷剤ポケット32内に縦長形状の保
冷剤14(保冷剤パック)が出し入れ可能に挿入されて
いる。なお、上記シート材30は保冷剤14からボトル
への熱の伝導を妨げにくい素材で形成されている。ま
た、本例の保冷バッグでは、袋体2の外面にベルト通し
34とひもフック36が設けられている。ひもフック3
6は、普通”ナスカン”と呼ばれるフックを両端部に有
するひも部材(図示せず)を連結するためのものであ
る。なお、このひもフック36の代わりに、”ナスカ
ン”を保冷バッグに取り付けておく構成でもよい。本例
の保冷バッグのその他の部分は第1実施形態例の保冷バ
ッグと同じであるため、図6、図7において図1、図2
の保冷バッグと同一構成の部分には同一参照符号を付し
てその説明を省略する。また、本例の保冷バッグの使用
方法も第1実施形態例の保冷バッグと同様であるが、本
例の保冷バッグは横断面が四角形や円形の飲料容器を収
容するのに好適に使用される。
【0027】[第3実施形態例]図8は第3実施形態例
に係る保冷バッグを畳んだ状態を示す正面図である。本
例の保冷バッグでは、袋体2のボトル挿入部8に6個の
縦長形状の保冷剤14(保冷剤パック)がほぼ等間隔を
おいて内蔵されている。本例の保冷バッグのその他の部
分は第1実施形態例の保冷バッグと同じであるため、図
8において図1の保冷バッグと同一構成の部分には同一
参照符号を付してその説明を省略する。また、本例の保
冷バッグの使用方法も第1実施形態例の保冷バッグと同
様であるが、本例の保冷バッグは横断面が六角形の飲料
容器を収容するのに好適に使用される。
【0028】[第4実施形態例]図9は第4実施形態例
に係る保冷バッグを畳んだ状態を示す正面図である。本
例の保冷バッグでは、袋体2のボトル挿入部8に10個
の縦長形状の保冷剤14(保冷剤パック)がほぼ等間隔
をおいて内蔵されている。本例の保冷バッグのその他の
部分は第1実施形態例の保冷バッグと同じであるため、
図9において図1の保冷バッグと同一構成の部分には同
一参照符号を付してその説明を省略する。また、本例の
保冷バッグの使用方法も第1実施形態例の保冷バッグと
同様であるが、本例の保冷バッグは横断面が円形の飲料
容器を収容するのに好適に使用される。
【0029】
【実施例】下記実験を行って本発明の保冷バッグの保冷
機能を確認した。保冷バッグとしては、下記のものを用
いた。 バッグ1:不織布層とアルミニウム層とが積層されてな
る複合シートを用いて作製してある市販の保冷バッグ
(保冷剤不使用)。 バッグ2:第1実施形態例の保冷バッグから保冷剤を除
いた保冷バッグ。 バッグ3:第1実施形態例の保冷バッグにおいて、保冷
剤として、家庭用冷凍庫で冷却したときに完全に固化し
て硬くなるものを用いた保冷バッグ。保冷剤の重量は全
部で100gとした。 バッグ4:第1実施形態例の保冷バッグにおいて、保冷
剤として、−5℃に冷却してもゲル状で柔らかいものを
用いた保冷バッグ。保冷剤の重量は全部で100gとし
た。
【0030】水500mlを入れた横断面四角形の50
0ミリPETボトルをバッグ1〜4に収容した後、これ
らバッグ1〜4を外気温30℃及び40℃の雰囲気中に
それぞれ放置してボトル内の水の温度変化を調べた。水
の初期温度は5℃とした。結果を図10及び図11に示
す。図10が外気温30℃のときの結果、図11が外気
温40℃のときの結果である。図10、図11より、外
気温30℃及び40℃のいずれにおいても本発明の保冷
バッグは優れた保冷機能を示し、夏場に屋外でボトル内
の飲料を冷えた状態に保つのに十分な保冷機能を有する
ことが確認された。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の保冷バッグは、
内部に収容したボトル内の飲料の保冷機能に極めて優れ
ている。また、本発明の保冷バッグは、内部に飲料入り
ボトルを収納して手軽に持ち運ぶことができ、のどが渇
いたときに袋体の外方に突出したボトルの口部に口を付
けて簡単に飲料を飲むことができるといった利点も有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例の保冷バッグを畳んだ状態を示
す正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】図1の保冷バッグを作製するための平布状シー
ト体を示す正面図である。
【図4】図1の保冷バッグに飲料入りボトルを収容した
状態を示す正面図である。
【図5】図4のB−B線に沿った断面図である。
【図6】第2実施形態例の保冷バッグを畳んだ状態を示
す正面図である。
【図7】図6のC−C線に沿った断面図である。
【図8】第3実施形態例の保冷バッグを畳んだ状態を示
す正面図である。
【図9】第4実施形態例の保冷バッグを畳んだ状態を示
す正面図である。
【図10】実施例における実験結果を示すグラフであ
る。
【図11】実施例における実験結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
2 袋体 4 ボトル出し入れ口 6 肩部 8 ボトル挿入部 14 保冷剤 21 ボトル 22 ボトル口部 24 ボトル肩部 26 ボトル主部 32 保冷剤ポケット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方から下方に向けて順次口部、肩部及
    び主部を備えた飲料入りボトルを収容してボトル内の飲
    料を冷えた状態に保つ保冷バッグであって、上端に絞り
    可能なボトル出し入れ口、ボトル出し入れ口の下方にボ
    トル肩部の縦長とほぼ等しい縦長を有する肩部、肩部の
    下方にボトル主部の縦長とほぼ等しい縦長を有するボト
    ル挿入部を備え、かつボトル挿入部に複数の保冷剤ポケ
    ットが設けられてなるシート材製の袋体と、ボトル主部
    の縦長とほぼ等しい縦長を有し、袋体の各保冷剤ポケッ
    ト内に出し入れ可能に挿入された複数の縦長形状の保冷
    剤とを備え、袋体内に飲料ボトルを収容してボトル出し
    入れ口を絞ったときに、ボトル口部が袋体のボトル出し
    入れ口の外方に突出し、ボトル肩部が袋体の肩部に覆わ
    れ、ボトル主部が袋体のボトル挿入部に覆われることを
    特徴とする保冷バッグ。
  2. 【請求項2】 保冷剤ポケットをボトル挿入部の内面に
    設けた請求項1に記載の保冷バッグ。
  3. 【請求項3】 上方から下方に向けて順次口部、肩部及
    び主部を備えた飲料入りボトルを収容してボトル内の飲
    料を冷えた状態に保つ保冷バッグであって、上端に絞り
    可能なボトル出し入れ口、ボトル出し入れ口の下方にボ
    トル肩部の縦長とほぼ等しい縦長を有する肩部、肩部の
    下方にボトル主部の縦長とほぼ等しい縦長を有するボト
    ル挿入部を備えてなるシート材製の袋体と、ボトル主部
    の縦長とほぼ等しい縦長を有し、袋体のボトル挿入部に
    内蔵された複数の縦長形状の保冷剤とを備え、袋体内に
    飲料ボトルを収容してボトル出し入れ口を絞ったとき
    に、ボトル口部が袋体のボトル出し入れ口の外方に突出
    し、ボトル肩部が袋体の肩部に覆われ、ボトル主部が袋
    体のボトル挿入部に覆われることを特徴とする保冷バッ
    グ。
  4. 【請求項4】 保冷剤の個数がn個であり、ボトルの縦
    方向の少なくとも一部がn角形の横断面形状をなす飲料
    ボトルを収容するようにした請求項1、2又は3に記載
    の保冷バッグ。
  5. 【請求項5】 保冷剤がほぼ等間隔をおいて配置されて
    いる請求項1〜4のいずれか1項に記載の保冷バッグ。
  6. 【請求項6】 袋体の少なくとも最外層を断熱層とした
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の保冷バッグ。
JP27869397A 1997-10-13 1997-10-13 保冷バッグ Withdrawn JPH11115972A (ja)

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