JPH11115276A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH11115276A
JPH11115276A JP9284747A JP28474797A JPH11115276A JP H11115276 A JPH11115276 A JP H11115276A JP 9284747 A JP9284747 A JP 9284747A JP 28474797 A JP28474797 A JP 28474797A JP H11115276 A JPH11115276 A JP H11115276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
print head
air
nozzle
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP9284747A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiji Sekino
利治 関野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP9284747A priority Critical patent/JPH11115276A/ja
Publication of JPH11115276A publication Critical patent/JPH11115276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ヘッドやプラテンに付着する紙粉等を容
易に除去し得る印字装置を提供する。 【解決手段】 印字ヘッド11とプラテン10との何れ
か一方を支持しその一方を用紙搬送路6に対して進出及
び退避させる可動体18を設け、印字ヘッド11の近傍
に開口するノズル25を有し外力を受けたときに変形し
外力から解放されたときに元の形状に自己復帰する弾性
材により形成された空気袋22を設け、可動体18を用
紙搬送路6側に進出させたときに空気袋22を押圧する
押圧部27を可動体18に設けた。これにより、可動体
18を用紙搬送路6から退避させた状態では空気袋22
を外気により膨満させ、可動体18を用紙搬送路6に進
出させた状態では、空気袋22を押圧部27で押圧して
内部の空気をノズル25からプラテン10と印字ヘッド
11との間に向けて吹き出させて紙粉や埃等を吹き飛ば
すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、図3に従来の印紙装置の一例を示
す。1はフレームである。このフレーム1の両側にはロ
ール状に巻回された用紙2の巻芯3の両端を着脱自在に
保持する溝4が形成されている。また、フレーム1には
用紙2を排紙口5に向けて案内する用紙搬送路6が形成
され、この用紙搬送路6の途中には、用紙2の経路を屈
曲するガイドローラ7と、このガイドローラ7の近傍か
ら下方に延出されて所定の間隔を開けて対向されたガイ
ド板8,9と、これらのガイド板8,9の下部近傍に配
設されたプラテン10と、このプラテン10の下方に対
向配置された印字ヘッドであるサーマルヘッド11と、
用紙2を切断するカッタ12と、対をなす排紙ローラ1
3,14とが設けられている。サーマルヘッド11は、
支軸15を中心に回動する揺動板16の自由端側の上面
に支持され、揺動板16をスプリング17で上方に付勢
することにより、プラテン10に圧接されている。
【0003】フレーム1の排紙口5側の上部には、カバ
ー18が支点軸19とともに回動自在に設けられてい
る。カバー18は支点軸19に巻回された捻じりコイル
スプリング(図示せず)により上方に付勢されている
が、通常はカバー18に立設したピン20にフレーム1
側に設けたロックレバー21を係止させることによりサ
ーマルヘッド11を覆う下方位置に固定される。このカ
バー18には、前述したプラテン10とカッタ12と排
紙ローラ14とが支持されている。
【0004】このような印字装置では、ロックレバー2
1を時計方向に回動してカバー18を上方に開き、ロー
ル状の用紙2を排紙口5まで引き出し、カバー18を閉
じてロックレバー21で固定することにより、用紙2の
セットを行う。
【0005】そして、サーマルヘッド11を駆動するこ
とにより用紙2の下面に印字がなされ、プラテン10と
排紙ローラ13,14とを回転させることにより用紙2
が排出口5の方向に搬送される。用紙2は所定長さ搬送
されるとカッタ12により切断される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プラテンと印字ヘッド
とを対向させた印字装置では、両者の間で用紙が搬送さ
れるため用紙の紙粉が付着し、また、印字ヘッドやプラ
テン等の上向きの面には紙粉等も堆積し易くなり、印字
された画像品質に影響する。
【0007】具体的には、図3に示すように、印字ヘッ
ドがサーマルヘッド11の場合には、紙粉や埃がサーマ
ルヘッド11の発熱素子に付着すると、発熱素子の表面
の熱が下がるため、画像が薄くなるか欠ける問題が発生
する。特に、サーマルヘッド11がプラテン10の下方
に配置されている場合には発熱素子の配列面が上を向く
ため紙粉や埃が付着し易くなり、画像品質に大きな影響
を与える。
【0008】本発明は、印字ヘッドやプラテンに付着す
る紙粉等を容易に除去し得る印字装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
印字ヘッドと、用紙搬送路を間にして前記印字ヘッドと
対向するプラテンと、前記印字ヘッドと前記プラテンと
の何れか一方を支持しその一方を前記用紙搬送路に対し
て進退可能に設けられた可動体と、前記印字ヘッドの近
傍に開口するノズルを有し外力を受けたときに変形し外
力から解放されたときに元の形状に自己復帰する弾性材
により形成された空気袋と、前記可動体の一部に設けら
れ前記可動体を前記用紙搬送路側に進出させたときに前
記空気袋を押圧する押圧部とを備える。
【0010】したがって、可動体を変位させ印字ヘッド
とプラテンとの一方を用紙搬送路から退避させたとき
に、空気袋は押圧部から解放されるためノズルから外気
を取り入れながら元の形状に自己復帰する。可動体を用
紙搬送路に進出させた状態では、空気袋は押圧部に押圧
され内部の空気をノズルからプラテンと印字ヘッドとの
間に向けて吹き出す。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、空気袋にはノズルと異なる位置に外気を吸
い込む逆止弁が設けられている。
【0012】したがって、空気袋は外気の吸い込みをノ
ズルに依存する必要がないため、開口径を絞り吹き出す
空気の流速を速くすることが可能となる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、印字ヘッドとしてサーマルヘッドが
用いられている。
【0014】したがって、サーマルヘッドの発熱素子に
付着する紙粉や埃を空気袋から吹き出す空気で除去する
ことが可能となる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、印字ヘッドはプラテンの下方に
配置されている。
【0016】したがって、印字ヘッドの上面には紙粉や
埃が付着し易くなるが、その紙粉や埃を効果的に除去す
ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1及び
図2に基づいて説明する。図3を参照して説明した部分
と同一部分は同一符号を用い説明も省略する。本実施の
形態における印字装置は空気袋22を備えていることで
ある。この空気袋22はフレーム1に設けられた支持板
23にリベット等の止着部材24により固定されてい
る。そして、この空気袋22は、サーマルヘッド11の
近傍に開口するノズル25と、このノズル25の反対側
に配置されて外気を吸い込む逆止弁26とを有し、外力
を受けたときに変形し外力から解放されたときに元の形
状に自己復帰するように弾性材により所定の肉厚をもっ
て形成されている。さらに、可動体としてのカバー18
に支持されたプラテン10を用紙搬送路6側に進出させ
たときに空気袋22を押圧する押圧部27が設けられて
いる。具体的には、押圧部27は板ばねにより形成さ
れ、その一端は支軸19に固定されている。
【0018】このような構成において、用紙2をセット
する場合、或いは用紙搬送路6にジャムが発生した場
合、さらにはメンテナンスに際しては、図2に示すよう
に、ピン20からロックレバー21を外し、カバー18
を上方に回動させて用紙搬送路6から退避させる。この
状態では、空気袋22は押圧部27から解放されるため
逆止弁26とノズル25から外気を吸い込みながら元の
形状に自己復帰する。
【0019】カバー18を図1の矢印A方向に回動させ
プラテン10を用紙搬送路6に進出させたときに、空気
袋22は押圧部27に押圧され内部の空気をノズル25
からプラテン10とサーマルヘッド11との間に向けて
吹き出す。これにより、プラテン10とサーマルヘッド
11の間に付着する紙粉や埃を吹き飛ばすことができ
る。
【0020】これは、カバー18にサーマルヘッド11
を設け、フレーム1にプラテン10を設けた場合でも同
様である。しかし、本実施の形態では、プラテン10の
下側にサーマルヘッド11を設けたので、サーマルヘッ
ド11の発熱素子が配列した上面に堆積し易い紙粉や埃
等を効率的に吹き飛ばすことができる。
【0021】しかも、使用者の意志に依存することな
く、カバー18の開閉により紙粉等の除去を自動的に行
うことができる。さらに、空気袋22への空気の溜め込
みと空気の吹き出しとを動力を用いることのない極めて
簡易な構造で行うことができる。
【0022】なお、空気袋22に逆止弁26を設けずに
ノズル25のみを形成した構成を用いてもよい。この場
合、空気袋22はカバー18を上方に回動したときにノ
ズル25から外気を吸い込み、カバー18を下方に回動
したときに押圧部27に押圧されて空気をノズル25か
ら吹き出す。しかし、本実施の形態では、空気袋22は
ノズル25と逆止弁26とを有しているので、空気袋2
2は外気を吸い込むためにノズル25に依存する必要が
ないため、ノズル25の開口径を絞り吹き出す空気の流
速を速くすることができる。これにより、紙粉や埃等の
吹き飛ばし作用を促進することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上述のように、
印字ヘッドとプラテンとの何れか一方を支持しその一方
を用紙搬送路に対して進出及び退避させる可動体を設
け、印字ヘッドの近傍に開口するノズルを有し外力を受
けたときに変形し外力から解放されたときに元の形状に
自己復帰する弾性材により形成された空気袋を設け、可
動体を用紙搬送路側に進出させたときに空気袋を押圧す
る押圧部を可動体に設けたので、可動体を用紙搬送路か
ら退避させた状態では空気袋を外気により膨満させ、可
動体を用紙搬送路に進出させた状態では、空気袋を押圧
部で押圧して内部の空気をノズルからプラテンと印字ヘ
ッドとの間に向けて吹き出させることができ、これによ
り、使用者の意志に依存することなく、印字ヘッドやプ
ラテンに付着する紙粉や埃等を吹き飛ばすことができ
る。さらに、空気袋への空気の溜め込みと空気の吹き出
しとを動力を用いることのない極めて簡易な構造で行う
ことができる。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、空気袋にはノズルと異なる位置に外気を吸
い込む逆止弁が設けられているので、空気袋は外気の吸
い込みをノズルに依存する必要がないため、開口径を絞
り吹き出す空気の流速を速くすることができ、これによ
り、紙粉や埃等の吹き飛ばし作用をより有効に行うこと
ができる。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、印字ヘッドとしてサーマルヘッドが
用いられているので、サーマルヘッドの発熱素子に付着
する紙粉や埃を空気袋から吹き出す空気で除去すること
ができ、これにより、発熱素子の表面の温度低下を防止
し、画像品質を高めることができる。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、印字ヘッドはプラテンの下方に
配置されているので、印字ヘッドの上面には紙粉や埃が
付着し易くなるが、その紙粉や埃を効果的に除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す縦断側面図であ
る。
【図2】カバーを開いた状態を示す縦断側面図である。
【図3】従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】 6 用紙搬送路 10 プラテン 11 印字ヘッド、サーマルヘッド 18 可動体 22 空気袋 25 ノズル 26 逆止弁 27 押圧部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドと、用紙搬送路を間にして前
    記印字ヘッドと対向するプラテンと、前記印字ヘッドと
    前記プラテンとの何れか一方を支持しその一方を前記用
    紙搬送路に対して進退可能に設けられた可動体と、前記
    印字ヘッドの近傍に開口するノズルを有し外力を受けた
    ときに変形し外力から解放されたときに元の形状に自己
    復帰する弾性材により形成された空気袋と、前記可動体
    の一部に設けられ前記可動体を前記用紙搬送路側に進出
    させたときに前記空気袋を押圧する押圧部とを備えるこ
    とを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 空気袋にはノズルと異なる位置に外気を
    吸い込む逆止弁が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 印字ヘッドとしてサーマルヘッドが用い
    られていることを特徴とする請求項1又は2記載の印字
    装置。
  4. 【請求項4】 印字ヘッドはプラテンの下方に配置され
    ていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の印字
    装置。
JP9284747A 1997-10-17 1997-10-17 印字装置 Pending JPH11115276A (ja)

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JP9284747A JPH11115276A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 印字装置

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ID=17682483

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7961207B2 (en) 2006-05-23 2011-06-14 Funai Electric Co., Ltd. Image generating apparatus

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