JPH11115239A - 固体走査型光書込み装置 - Google Patents

固体走査型光書込み装置

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JPH11115239A
JPH11115239A JP28225297A JP28225297A JPH11115239A JP H11115239 A JPH11115239 A JP H11115239A JP 28225297 A JP28225297 A JP 28225297A JP 28225297 A JP28225297 A JP 28225297A JP H11115239 A JPH11115239 A JP H11115239A
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JP
Japan
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optical writing
driving
elements
density
solid
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Pending
Application number
JP28225297A
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English (en)
Inventor
Kenichi Wada
謙一 和田
Itaru Saito
格 斉藤
Tomohiko Masuda
朋彦 益田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体走査型光書込み装置において、低印字密
度対応の駆動素子を使用して高印字密度の光書込み素子
を駆動可能とすること。 【解決手段】 600dpiのPLZTからなる光書込
み素子42と、400dpi対応の複数の駆動素子45
(451,452,……)と、各駆動素子45をラダーチ
ェーン接続するための配線基板50とを実装基板41上
に搭載した固体走査型光書込み装置。駆動素子45は第
1列(奇数番)と第2列(偶数番)に配置され、奇数番
駆動素子は上層の密度変換配線パターン55を介して、
偶数番駆動素子は下層の密度変換パターン56を介し
て、それぞれ光書込み素子42に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLZTやLED
等の光書込み素子を用いて記録媒体上に画像を書き込む
ための固体走査型光書込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀塩感材を用いた印画紙や銀塩フ
ィルムや電子写真用感光体に画像(潜像)を形成するの
に、PLZTやLED等の光書込み素子を用いて1画素
ずつ光をオン/オフ制御する光書込み装置が提供されて
いる。そして、この種の光書込み素子とその駆動素子と
の接続は、ダイレクトワイヤボンディング又は配線パタ
ーンを介在させて行われている。
【0003】図13、図14は、ダイレクトワイヤボン
ディングによって接続された光書込みモジュールを示
す。実装基板1上に光書込み素子2、IC化された駆動
素子5及び配線基板15が搭載されている。光書込み素
子2は所定の印字密度で一列に並設された多数の光透過
部3を有している。光書込み素子2の入力パッド4と駆
動素子5の出力パッド6とはワイヤ7によってダイレク
トに接続されている。
【0004】図15、図16は、配線パターン10を介
して接続された光書込みモジュールを示す。配線パター
ン10は実装基板1上に形成され、それぞれの端部はワ
イヤ11,12を介して入力パッド4及び出力パッド6
に接続されている。図17は駆動素子5(51,52,5
3,……)のラダーチェーン接続を示す。各駆動素子5
に対しては、配線基板15に形成した配線パターン16
によって制御信号及び画像データが転送される。この配
線パターン16は、図17(B)に示すように、表面パ
ターン16aと裏面パターン16bとで構成され、両者
はスルーホールによって接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図13及び
図15に示した従来の光書込みモジュールにおいて、駆
動素子5は光書込み素子2の印字密度に対応した密度の
出力パッド6を有するカスタム仕様品であることが好ま
しい。しかし、印字密度ごとに駆動素子を設計して製作
するのではコストが大幅に上昇してしまい、相当な数量
の需要が見込まれる印字密度でない限り実用化は困難で
ある。印字密度はこれまで240〜400dpiの範囲
で各種あり、最近では600dpiも要求されている。
400dpi対応の駆動素子を大量生産し、低密度の光
書込み素子に対しては間引き配線することで対応するこ
とが、コスト的には最も有利である。しかし、これでは
600dpi等の高印字密度の書込み素子には対応でき
ない。
【0006】現在要求されている最も高密度(600d
pi)に対応した駆動素子を設計し、他の密度(240
〜400dpi)の光書込み素子に対しては間引いて、
即ち、密度変換配線パターンを介して、配線することが
考えられる。しかし、これでは最も需要の多い400d
piのモジュールに対してダイレクトボンディングとい
う効率的な接続方法を採用できないという不具合を有し
ている。また、600dpi用の駆動素子では実装密度
が高くなるため、高圧駆動を必要とする光書込み素子
(例えば、PLZTでは50〜60V)では、耐圧の関
係でIC化した駆動素子を構成することは困難である。
【0007】そこで、本発明の目的は、比較的低印字密
度に対応した駆動素子を使用してそれ以上の高印字密度
の光書込み素子を駆動可能とした固体走査型光書込み装
置を提供することにある。
【0008】
【発明の要旨及び効果】以上の目的を達成するため、本
発明に係る固体走査型光書込み装置は、所定の印字密度
を有する光書込み素子と、この光書込み素子を画像デー
タに基づいてオン、オフ駆動する駆動素子と、前記光書
込み素子と駆動素子とを電気的に接続する接続部材とか
らなり、駆動素子を光書込み素子の少なくとも片側に2
列以上配置した。前記接続部材は2層以上に重ねて設置
され、駆動素子の出力パッドの密度から光書込み素子の
印字密度へと密度変換する配線パターンである。あるい
は、光書込み素子に隣接する第1列の駆動素子と光書込
み素子とを、駆動素子の出力パッドの密度から光書込み
素子の印字密度へと密度変換する第1の接続部材である
ワイヤを用いてダイレクトワイヤボンディングで接続
し、第2列以下の駆動素子と光書込み素子とを、駆動素
子の出力パッドの密度から光書込み素子の印字密度へと
密度変換する第2の接続部材である配線パターンを用い
て接続してもよい。
【0009】本発明においては、駆動素子を2列以上に
配置して、光書込み素子との接続部材を階層的に配置し
ている。従って、駆動素子はその出力パッド密度が光書
込み素子の印字密度より低いものを使用できる。例え
ば、最も需要の見込める400dpiに対応する駆動素
子を2列に配置して接続部材を階層的に設置すれば、8
00dpiの印字密度にまで対応できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る固体走査型光
書込み装置の実施形態について添付図面を参照して説明
する。
【0011】(第1実施形態、図1〜図6参照)図1
は、固体走査型光書込み装置20の全体構成を示す。こ
の装置20は、概略、ハロゲンランプ21、防熱フィル
タ22、色補正フィルタ23、拡散筒24、RGBフィ
ルタ25、光ファイバアレイ26、スリット板27、光
書込みモジュール30、結像レンズアレイ35、防塵ガ
ラス36によって構成されている。
【0012】ハロゲンランプ21から放射された光は、
防熱フィルタ22で熱線をカットされ、色補正フィルタ
23で光質を印画紙の分光感度特性と合うように調整さ
れる。拡散筒24は光の利用効率を向上させ、光量ムラ
を低減させるためのものである。RGBフィルタ25
は、PLZTからなる光書込み素子による書込みと同期
して回転駆動され、1ラインごとに通過色を変化させ
る。
【0013】光ファイバアレイ26は、多数本の光ファ
イバからなり、一端26aは束ねて前記拡散筒24にR
GBフィルタ25を介して対向している。他端26bは
矢印Xで示す主走査方向に並べられ、光をライン状に出
射する。スリット板27のスリット端面27a,27a
は鏡面に仕上げられ、光ファイバアレイ26から出射す
る光を効率よく光書込みモジュール30に導く。
【0014】光書込みモジュール30は、以下に説明す
るように、セラミック基板のスリット状開口あるいはガ
ラス基板上にPLZTからなる光書込み素子を設け、そ
れと並べてIC化されている駆動素子を設けたものであ
る。光書込み素子は駆動素子によって所定の画素に対応
するもののみがオンされる。また、モジュール30の前
後には偏光子33及び検光子34が設けられている。P
LZTは、よく知られているように、カー定数の大きい
電気光学効果を有する透光性を有するセラミックであ
り、偏光子33で直線偏光された光は、PLZTへの電
圧印加で発生する電界のオン/オフによって偏光面の回
転が生じ、検光子34から出射される光がオン/オフさ
れる。
【0015】検光子34から出射された光は、結像レン
ズアレイ35及び防塵ガラス36を透過して印画紙上に
結像し、潜像を形成する。印画紙は主走査方向Xと直交
する方向(副走査方向)に一定の速度で搬送される。
【0016】図2は光書込みモジュール30を示す。こ
のモジュール30は、アルミナ製実装基板41上に、P
LZTからなる光書込み素子42、駆動素子45(45
1,452,453,……)及び配線基板50を搭載した
もので、さらに、実装基板41上には密度変換配線パタ
ーン55,56が2層に設置されている。
【0017】光書込み素子42は、図3に示すように、
1画素に対応する光透過部43が600dpiの高印字
密度で一列に並設され、駆動電圧の入力パッド44が高
密度で設けられている。駆動素子45は、第1列の奇数
番素子451,453,455,……と第2列の偶数番素
子452,454,……とで構成されている。奇数番素子
451,453,455,……は光書込み素子42に隣接
して配置され、偶数番素子452,454,……は配線基
板50の開口部51に配置されている。下層の密度変換
配線パターン56は実装基板41上に偶数番素子4
2,454,……の近傍まで延在して形成されており、
その上に絶縁層58が形成されている。奇数番素子45
1,453,……はこの絶縁層58上に配置されている。
上層の密度変換配線パターン55は絶縁層58上に奇数
番素子451,453,……の近傍まで延在して形成され
ており、その上に絶縁層57が形成されている。
【0018】各駆動素子45は、64ドットの画素を駆
動するものであり、600dpiの印字密度に対して
は、例えば400dpiの密度に対応して設けられた出
力パッド46(図3参照)を有している。奇数番素子4
1,453,……の出力パッド46はワイヤ61を介し
て上層のパターン55の一端に接続され、偶数番素子4
2,454,……の出力パッド46はワイヤ62を介し
て下層のパターン56の一端に接続されている。さら
に、各パターン55,56の他端はワイヤ63を介して
光書込み素子42の入力パッド44に接続されている。
【0019】各駆動素子45は順次ラダーチェーン接続
されている。図4は2値画像再現用の駆動回路を示し、
図5は多値(64階調)画像再現用の駆動回路を示す。
駆動素子45はこれらの回路をIC化したものである。
【0020】図4に示す2値画像再現用駆動回路は、シ
フトレジスタ101、ラッチ回路102、ゲート回路1
03、レベルシフト回路104、ドライバ回路105か
らなる。画像データDATA(A),(B)はシフト信
号R/Lに基づいてシフトクロック信号CLKに同期し
てシフトレジスタ101へ転送され、ストローブ信号S
TBでラッチ回路102にラッチされる。ゲート信号G
ATEがゲート回路103に入力されると、信号D1
64がレベルシフト回路104を介してドライバ回路1
05に転送される。ドライバ回路105には、駆動電圧
Vdが印加されており、レベルシフト回路104からの
信号D1〜D64に基づいて出力HV1〜HV64が光書込み
素子42に印加される。
【0021】図5に示す64階調の画像再現用駆動回路
は、64ドットを駆動するように構成され、6ビットの
シフトレジスタ111、6ビットのラッチ回路112、
6ビットのコンパレータ113、6ビットのカウンタ1
14、ゲート回路115、ドライバ回路116からな
る。画像データDATA(A),(B)はシフト信号R
/Lに基づいてシフトクロック信号S−CLKに同期し
てシフトレジスタ111へ転送され、ストローブ信号S
TBでラッチ回路112にラッチされる。これによっ
て、各画素の階調数がセットされる。クロック信号C−
CLKはカウンタ114でカウントされ、コンパレータ
113はラッチされた値とカウンタ値とを比較し、ゲー
ト回路115は両者が一致した時点で出力を停止する。
また、カウンタ114はクリア信号CLによってクリア
される。
【0022】ドライバ回路116には駆動電圧Vdが印
加されており、ゲート回路115からの信号D1〜D64
に基づいて出力HV1〜HV64が光書込み素子42に印
加されることになる。即ち、各画素は画像データDAT
Aに応じた時間(パルス幅)だけオンされることにな
る。
【0023】図6は駆動素子451,452,……のラダ
ーチェーン接続を示す。制御信号及び電源ラインは各駆
動素子451,452,……に対してそれぞれ接続されて
いる。データラインは各駆動素子451,452,……を
順番に繋ぐように接続され、連続した画像データが送り
込まれる。入力パッドA0〜A5に入力されたデータは
出力パッドB0〜B5から出力され、次の駆動素子の入
力パッドA0〜A5に入力される。データのシフト方向
は前述のように信号R/Lで切り換え可能である。入出
力パッドA0〜A5,B0〜B5の配置は、複数の駆動
素子を並べることを考慮して、左右で反転している。
【0024】ラダーチェーン接続用の配線パターン52
は、図2(B)に示すように、ガラスエポキン製の配線
基板50に形成した表面パターン52aと裏面パターン
52bとで構成されている。表面パターン52aの一端
はワイヤ65を介して駆動素子45の各入出力パッドに
接続されている。裏面パターン52bは表面パターン5
2aの中継用であり、表面パターン52aとはスルーホ
ールで接続されている。
【0025】本第1実施形態においては、駆動素子45
1,452,……を2列に配置して密度変換配線パターン
55,56を2層に設けたため、駆動素子45の出力パ
ターン密度の2倍の印字密度の光書込み素子42にまで
対応できる。なお、本第1実施形態では配線パターン5
2(52a,52b)の引き回しにスペースを必要とす
るため、信号線の数が多くなる多階調用駆動素子を実現
するにはパターン幅の縮小、2層以上の多層化を考慮す
る必要がある。
【0026】(第2実施形態、図7参照)図7は第2実
施形態としての光書込みモジュール130を示す。この
モジュール130において、図2に示したモジュール3
0と同じ部材には同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
【0027】本第2実施形態では、配線基板を150
A,150Bの2枚で構成し、奇数番駆動素子451
453,……を配線基板150Aに設けた配線パターン
152でラダーチェーン接続し、偶数番駆動素子4
2,454,……を配線基板150Bに設けた配線パタ
ーン152でラダーチェーン接続した。それぞれの配線
パターン152は表面パターン152aと裏面パターン
152bとで構成されている。表面パターン152aの
一端はワイヤ165を介して駆動素子45の各入出力パ
ッドに接続されている。裏面パターン152bは表面パ
ターン152aの中継用であり、表面パターン152a
とはスルーホールで接続されている。
【0028】密度変換配線パターン55,56及び絶縁
層57,58の構成は前記第1実施形態(図2参照)と
同様であり、第1列の奇数番駆動素子451,453,…
…の出力パッドはワイヤ61を介して上層のパターン5
5の一端に接続され、第2列の偶数番駆動素子452
454,……の出力パッドはワイヤ62を介して下層の
パターン56の一端に接続されている。さらに、各パタ
ーン55,56の他端はワイヤ63を介して光書込み素
子42の入力パッドに接続されている。
【0029】本第2実施形態においては、密度変換配線
パターン55,56を2層に設けたため、駆動素子45
の出力パターン密度の2倍の印字密度の光書込み素子4
2にまで対応できる。さらに、配線基板150A,15
0Bを2枚に分割して駆動素子45を各列ごとにラダー
チェーン接続したため、配線パターン152(152
a,152b)の引き回しをスペース効率よく行うこと
ができ、信号線の数が多くなる多階調用駆動素子を実現
するのに適している。
【0030】なお、本第2実施形態において、駆動素子
45が第1列と第2列とで独立してラダーチェーン接続
されているため、画像データはモジュール130に転送
される前に各列に適合するように変換しておく必要があ
る。
【0031】(第3実施形態、図8参照)図8は第3実
施形態としての光書込みモジュール230を示す。この
モジュール230において、図2に示したモジュール3
0と同じ部材には同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
【0032】本第3実施形態では、1枚の配線基板25
0の両側に第1列奇数番駆動素子451,453,……と
第2列偶数番駆動素子452,454,……とをそれぞれ
の入出力パッドが対向するように配置した。各駆動素子
45は順番に配線基板250に設けた配線パターン25
2でラダーチェーン接続されている。配線パターン25
2は表面パターン252aと裏面パターン252bとで
構成されている。各表面パターン252aの一端はワイ
ヤ265を介して駆動素子45の各入出力パッドに接続
されている。裏面パターン252bは表面パターン25
2aの中継用であり、表面パターン252aとはスルー
ホールで接続されている。
【0033】密度変換配線パターン55,56の構成は
前記第1実施形態(図2参照)と同様であるが、下層の
パターン56と絶縁層58とは第2列偶数番駆動素子4
2,454,……の裏面まで延在されている。第1列奇
数番駆動素子451,453,……の出力パッドはワイヤ
61を介して上層のパターン55の一端に接続され、第
2列偶数番駆動素子452,454,……の出力パッドは
ワイヤ62を介して下層のパターン56の一端に接続さ
れている。さらに、各パターン55,56の他端はワイ
ヤ63を介して光書込み素子42の入力パッドに接続さ
れている。
【0034】本第3実施形態においては、密度変換配線
パターン55,56を2層に設けたため、駆動素子45
の出力パターン密度の2倍の印字密度の光書込み素子4
2にまで対応できる。さらに、配線基板250の両側に
1列ずつの駆動素子45を配置したため、配線基板25
0は1枚で済み、かつ、図2に示した開口部51を形成
する必要がなくなる。但し、多階調を再現する場合、信
号LSBとMSBが反転するのでパターン252a,2
52bをスルーホールで接続してクロスさせる必要があ
る。また、第1列奇数番駆動素子451,453,……と
第2列偶数番駆動素子452,454,……とで画像デー
タのシフトレジスト方向も反転させる必要がある。
【0035】(第4実施形態、図9参照)図9は第4実
施形態としての光書込みモジュール330を示す。この
モジュール330は図8に示したモジュール230と基
本的に同様の構成からなる。異なる点は、第1列奇数番
駆動素子451,453,……を裏向きに実装し、入出力
パッドを絶縁層58上に設けたバンプ367に接続した
ことにある。バンプ367はワイヤ366を介して配線
基板350の表面パターン352aに接続されている。
第2例偶数番駆動素子452,454,……の各入出力パ
ッドは表面パターン352aに接続されている。
【0036】本第4実施形態においては、前記第3実施
形態と同じ作用効果を奏する。さらに、第1列奇数番駆
動素子を裏向きに設けてバンプ接続で実装したため、実
装処理が容易かつ短時間で可能となる。また、第1列、
第2列共に画像データのシフトレジスト方向が同一とな
り、配線パターン352(352a,352b)をスル
ーホールでクロスさせる箇所が減少する。
【0037】(第5実施形態、図10、図11参照)図
10、図11は第5実施形態としての光書込みモジュー
ル430を示す。このモジュール430は、第1列及び
第2列の駆動素子45(451,452,……)を4個ず
つブロック化し、かつ、密度変換配線パターン55,5
6を駆動素子45の1ブロックごとにブロック化して設
置したものである。
【0038】本第5実施形態は前記第1実施形態を発展
させたもので、配線基板450に形成される開口部45
1が図2に示した開口部51よりも小面積となり、ラダ
ーチェーン接続するための配線パターン452(452
a,452b)を引き回すためのスペースに余裕が生
じ、多階調の再現にも対応することが可能である。な
お、図10,図11において、図2と同一の符号は同一
の部材を示し、その説明は省略する。
【0039】(第6実施形態、図12参照)本第6実施
形態は前記第1実施形態の変形例ともいえるものであ
り、光書込み素子42に隣接する第1列駆動素子4
1,453,……に関して、それらの出力パッドをワイ
ヤ64を介してダイレクトワイヤボンディングによって
光書込み素子42の入力パッドに接続した。図12にお
いて図2と同一の符号は同一の部材を示し、その説明は
省略する。
【0040】ワイヤ64を用いてダイレクトワイヤボン
ディングを行うことによって、図2に示した密度変換配
線パターン55及びワイヤ63を省略することができ
る。なお、前記第2、第3、第4実施形態においても、
光書込み素子42に隣接する第1列駆動素子451,4
3,……に関しては、光書込み素子42とダイレクト
ワイヤボンディングで接続してもよい。
【0041】(他の実施形態)なお、本発明に係る固体
走査型光書込み装置は前記各実施形態に限定するもので
はなくその要旨の範囲内で種々に変更することができ
る。
【0042】特に、前記各実施形態においては、駆動素
子45を光書込み素子42の片側にのみ設けた例を示し
たが、駆動素子45を光書込み素子42の両側に設けて
もよい。このような構成は、光書込み素子45の光透過
部43(図3参照)が千鳥状に2列に配置されている場
合に好ましい。
【0043】さらに、前記各実施形態においては、駆動
素子45を2列に設けたが、それ以上の列に配置しても
よく、あるいは密度変換配線パターン55,56も3層
以上に設置してもよい。あるいは、光書込みに使用する
光書込み素子としては、PLZT以外に、LED(Ligh
t Emitting Diode)、LCS(Liquid Crystal Shutte
r)、DMD(Deformable Mirror Device)、FLD(F
luorescent Device)等を用いることができる。
【0044】また、本発明は銀塩感材を用いた印画紙へ
の画像書込み装置以外にも、銀塩フィルムや電子写真用
感光体への画像書込み装置あるいはディスプレイ上への
画像投影装置に対して適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体走査型光書込み装置の全体構成を示す斜視
図。
【図2】第1実施形態としての光書込みモジュールを示
し、(A)は平面図、(B)は断面図で導電部のみハッ
チングが付されている。
【図3】光書込みモジュールでの密度変換配線パターン
を示す平面図。
【図4】光書込みモジュールの2値駆動回路を示すブロ
ック図。
【図5】光書込みモジュールの多値駆動回路を示すブロ
ック図。
【図6】駆動素子のラダーチェーン接続を示す配線図。
【図7】第2実施形態としての光書込みモジュールを示
し、(A)は平面図、(B)は断面図で導電部のみハッ
チングが付されている。
【図8】第3実施形態としての光書込みモジュールを示
し、(A)は平面図、(B)は断面図で導電部のみハッ
チングが付されている。
【図9】第4実施形態としての光書込みモジュールを示
し、(A)は平面図、(B)は断面図で導電部のみハッ
チングが付されている。
【図10】第5実施形態としての光書込みモジュールを
示す平面図。
【図11】第5実施形態としての光書込みモジュールを
示す断面図、導電部のみハッチングが付されている。
【図12】第6実施形態としての光書込みモジュールを
示し、(A)は平面図、(B)は断面図で導電部のみハ
ッチングが付されている。
【図13】従来の光書込みモジュールの一例を示す斜視
図。
【図14】図12に示したモジュールの平面図。
【図15】従来の光書込みモジュールの他の例を示す斜
視図。
【図16】図14に示したモジュールの平面図。
【図17】従来の光書込みモジュールを示し、(A)は
平面図、(B)は断面図で導電部のみハッチングが付さ
れている。
【符号の説明】
20:固体走査型光書込み装置。 30,130,230,330,430:光書込みモジ
ュール 41:実装基板 42:光書込み素子 45(451,452,……):駆動素子 46:出力パッド 55,56:密度変換配線パターン 50,150,250,350,450:配線基板 52,152,252,352,452:ラダーチェー
ン接続用配線パターン 64:ダイレクトボンディングワイヤ 367:バンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の印字密度を有する光書込み素子
    と、この光書込み素子を画像データに基づいてオン、オ
    フ駆動する駆動素子と、前記光書込み素子と駆動素子と
    を電気的に接続する接続部材とからなり、 前記駆動素子を前記光書込み素子の少なくとも片側に2
    列以上配置し、 前記接続部材が2層以上に重ねて設置され、駆動素子の
    出力パッドの密度から光書込み素子の印字密度へと密度
    変換する配線パターンであること、 を特徴とする固体走査型光書込み装置。
  2. 【請求項2】 所定の印字密度を有する光書込み素子
    と、この光書込み素子を画像データに基づいてオン、オ
    フ駆動する駆動素子と、前記光書込み素子と駆動素子と
    を電気的に接続する第1及び第2の接続部材とからな
    り、 前記駆動素子を前記光書込み素子の少なくとも片側に2
    列以上配置し、 前記光書込み素子に隣接する第1列の駆動素子と光書込
    み素子とを、駆動素子の出力パッドの密度から光書込み
    素子の印字密度へと密度変換する第1の接続部材である
    ワイヤを用いてダイレクトワイヤボンディングで接続
    し、 第2列以下の駆動素子と光書込み素子とを、駆動素子の
    出力パッドの密度から光書込み素子の印字密度へと密度
    変換する第2の接続部材である配線パターンを用いて接
    続したこと、 を特徴とする固体走査型光書込み装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動素子は直列にラダーチェーン接
    続されると共に、連続した画像データが送り込まれるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の固体走査型
    光書込み装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動素子は各列ごとに直列にラダー
    チェーン接続されると共に、各列に適合するように予め
    変換された画像データが送り込まれることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の固体走査型光書込み装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動素子を偶数列と奇数列とでデー
    タの入出力部が配線基板を挟んで対向するように配置
    し、偶数列と奇数列とで画像データのシフトレジスト方
    向が異なることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の固体走査型光書込み装置。
  6. 【請求項6】 偶数列又は奇数列いずれか一方の駆動素
    子を配線基板上に裏向けにバンプ接続で実装したことを
    特徴とする請求項5記載の固体走査型光書込み装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動素子を各列ごとに複数個ずつブ
    ロック化し、かつ、前記接続部材を駆動素子のブロック
    ごとにブロック化して設置したことを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の固体走査型光書込み装置。
JP28225297A 1997-10-15 1997-10-15 固体走査型光書込み装置 Pending JPH11115239A (ja)

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