JPH11114872A - ロボットの変速歯車装置内における配線類の配置方法 - Google Patents

ロボットの変速歯車装置内における配線類の配置方法

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JPH11114872A
JPH11114872A JP9283564A JP28356497A JPH11114872A JP H11114872 A JPH11114872 A JP H11114872A JP 9283564 A JP9283564 A JP 9283564A JP 28356497 A JP28356497 A JP 28356497A JP H11114872 A JPH11114872 A JP H11114872A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロボットの小型化及び軽量化を実現可能である
とともに、配線類の配置のための作業性を向上させるこ
とのできる配置方法を提供する。 【解決手段】フレーム1において、減速歯車装置10の
第1歯車5と第2歯車7との間で回転軸6を両側で跨ぎ
つつアームの延在方向に延在する2本の凹部1a、1b
を凹設し、各凹部1a、1b内に配線類20を第1、2
配線類20a、20bの二股として収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボットの変速歯車
装置内における配線類の配置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットの一アームは、一般的に、図3
及び図4に示すように、フレーム90が鋳造品により構
成され、そのフレーム90に変速歯車装置80が設けら
れるとともに配線類70が設けられている。配線類70
は、そのアームの一端側(図中右端側)の基台等に接続
される図示しないコントローラと、そのアームの他端側
(図中左端側)の他のアームに設けられるモータ、エア
ーシリンダ等のアクチュエータとを接続する電線、パイ
プ等である。
【0003】変速歯車装置80としての例えば減速歯車
装置では、フレーム90内において、モータ等の伝動部
81の駆動軸82により回転駆動される入力歯車83に
第1歯車84が噛合されており、第1歯車84には同軸
の回転軸85により第2歯車86が一体回転可能に設け
られ、第2歯車86は他のアームのフレーム91が固定
される出力歯車87と噛合されている。
【0004】フレーム90における第1歯車84の横に
は凹部90aがそのアームの延在方向に延在して凹設さ
れている。また、フレーム90の凹部90aはこのアー
ムの他端側においてフランジ90bにより遮蔽されてお
り、凹部90aと出力歯車87の貫通孔87aとはフラ
ンジ90b内を経て開口90cにより連通されている。
【0005】従来、このようなロボットの変速歯車装置
80内に配線類70を配置する場合、フレーム90の凹
部90aに配線類70を一まとめにして収納することと
していた。そして、第1歯車84の横を経た配線類70
はフランジ90b内、開口90c及び出力歯車87の貫
通孔87aに挿入され、他のアームのフレーム91内へ
と繋げられる。なお、こうしてフレーム90に変速歯車
装置80を組み付けるとともに配線類70を配置した
後、フレーム90にカバー92、93を固定し、外部か
らは変速歯車装置80及び配線類70を目視できないよ
うにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の配置方
法では、配線類70を一まとめにして配置することとし
ており、そのために配線類70が比較的太い束になる一
方、一アームの厚さtを大きくすることなく配線類70
を配置することとしているため、フレーム90における
第1歯車84の横に比較的大きな凹部90aを凹設しな
ければならない。このため、比較的大きな凹部90aの
分だけフレーム90の容積が第1歯車84の横において
必要となるため、一アームの幅wが広がり、ロボットの
大型化及び重量化の弊害を免れない。特に、フレーム9
0として鋳造品を採用する場合はこの傾向が大きい。
【0007】また、従来の配置方法では、フレーム90
における第1歯車84の一方側の横にのみ凹部90aを
凹設することとしていたため、ロボットの組み付け時、
作業者は、凹部90aが第1歯車84のどちらの横に位
置するかを手探りで確認しつつ、その凹部90aに配線
類70を収納しなければならず、配線類70の配置のた
めの作業性が悪かった。
【0008】本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされ
たものであって、ロボットの小型化及び軽量化を実現可
能であるとともに、配線類の配置のための作業性を向上
させることのできる配置方法を提供することを解決課題
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のロボットの変速
歯車装置内における配線類の配置方法は、ロボットの一
アームがフレームと、該フレームに設けられた変速歯車
装置と、一端側に位置するコントローラ及び他端側に位
置するアクチュエータを接続する配線類とを有して構成
され、該変速歯車装置が入力歯車と噛合する第1歯車
と、回転軸により該第1歯車と一体回転可能であり、他
のアームが固定される出力歯車と噛合する第2歯車とを
有して構成されている場合、前記フレームには、前記第
1歯車と前記第2歯車との間で前記回転軸を両側で跨ぎ
つつ前記一アームの延在方向に延在された2本の凹部を
凹設し、該各凹部内に前記配線類を二股として収納する
ことを特徴とする。
【0010】この配置方法では、配線類を二股としてお
り、各配線類がそれぞれ比較的細い束になっている。こ
のため、各束を収納する各々の凹部も比較的小さくて足
り、フレームにおける第1歯車と第2歯車との間にそれ
らの凹部を形成することができる。このため、一アーム
の厚さを大きくすることなく、かつ一アームの幅も大き
くすることなく、配線類を配置することができる。よっ
て、フレームとして鋳造品を採用する場合にも、ロボッ
トの小型化及び軽量化を実現できる。
【0011】また、この配置方法では、各凹部が回転軸
を両側で跨いで凹設されているため、ロボットの組み付
け時、作業者は、どちらか一方の凹部に配線類の一つの
束を収納した後、他方の凹部に配線類の他の束を収納す
れば済む。よって、配線類の配置のための作業性が向上
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照しつつ説明する。実施形態のロボットの
一アームでは、図1及び図2に示すように、フレーム1
が鋳造品により構成され、そのフレーム1に変速歯車装
置としての減速歯車装置10が設けられるとともに配線
類20が設けられている。このアームの一端側(図中右
端側)には図示しない基台が位置しており、基台にはコ
ントローラが接続されている。また、このアームの他端
側(図中左端側)には他のアームが位置しており、他の
フレームにはモータ、エアーシリンダ等のアクチュエー
タが設けられている。
【0013】減速歯車装置10では、フレーム1内にお
いて、モータ2の駆動軸3により回転駆動される入力歯
車4に第1歯車5が噛合されており、第1歯車5には同
軸の回転軸6により第2歯車7が一体回転可能に設けら
れ、回転軸6はフレーム1との間に設けられた軸受8、
9により支承されている。第2歯車7は他のアームのフ
レーム30が固定される出力歯車11と噛合されてい
る。出力歯車11はフレーム1との間に設けられた軸受
12により支承されている。
【0014】フレーム1における第1歯車5及び軸受8
と第2歯車7及び軸受9との間には回転軸6を両側で跨
ぎつつこのアームの延在方向に延在する2本の凹部1
a、1bが凹設されている。フレーム1の凹部1a、1
bはこのアームの他端側において外部に露出されてお
り、凹部1a、1bと出力歯車11の貫通孔11aとは
外部を経て開口1cにより連通されている。
【0015】このロボットの減速歯車装置10内に配線
類20を配置する場合、配線類20を第1配線類20a
及び第2配線類20bの二股としており、配線類20が
それぞれ比較的細い束の第1、2配線類20a、20b
になっている。このため、第1、2配線類20a、20
bを収納する各々の凹部1a、1bも比較的小さくて足
り、フレーム1における第1歯車5及び軸受8と第2歯
車7及び軸受9との間にそれらの凹部1a、1bを形成
できている。かかる凹部1a、1bにそれぞれ第1、2
配線類20a、20bを収納し、外部において第1、2
配線類20a、20bを一まとめの配線類20とする。
そして、配線類20を開口1c及び出力歯車11の貫通
孔11aに挿入し、他のアームのフレーム30内へと繋
げる。なお、こうしてフレーム1に減速歯車装置10を
組み付けるとともに、配線類20を配置した後、フレー
ム1にカバー40を固定し、外部からは減速歯車装置1
0及び配線類20を目視できないようにする。
【0016】このため、この配置方法では、アームの厚
さtを大きくすることなく、かつアームの幅wも大きく
することなく、配線類20を配置することができる。よ
って、フレーム1として鋳造品を採用していても、ロボ
ットの小型化及び軽量化を実現できている。また、この
配置方法では、各凹部1a、1bが回転軸6を両側で跨
いで凹設されているため、ロボットの組み付け時、作業
者は、凹部1a及び凹部1bの一方に第1配線類20a
を収納した後、凹部1a及び凹部1bの他方に第2配線
類20bを収納すれば済む。また、第1、2配線類20
a、20bを外部において一まとめの配線類20とし、
配線類20を開口1cに挿入すれば済む。よって、配線
類20の配置のための作業性が向上している。
【0017】さらに、かかる配置方法を採用してアーム
の幅wに余裕ができれば、第1歯車5としてより大径の
ものを採用することも可能であり、この場合には第1歯
車5の歯数を多くすることにより、減速歯車装置10の
減速比を大きくすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係り、ロボットのアームの一部を示
す横断面図である。
【図2】実施形態に係り、ロボットのアームの一部を示
す縦断面図である。
【図3】従来に係り、ロボットのアームの一部を示す横
断面図である。
【図4】従来に係り、ロボットのアームの一部を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1…フレーム 10…変速歯車装置(減速歯車装置) 20…配線類(20a…第1配線類、20b…第2配線
類) 4…入力歯車 5…第1歯車 6…回転軸 30…他のアーム 11…出力歯車 7…第2歯車 1a、1b…凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットの一アームがフレームと、該フレ
    ームに設けられた変速歯車装置と、一端側に位置するコ
    ントローラ及び他端側に位置するアクチュエータを接続
    する配線類とを有して構成され、該変速歯車装置が入力
    歯車と噛合する第1歯車と、回転軸により該第1歯車と
    一体回転可能であり、他のアームが固定される出力歯車
    と噛合する第2歯車とを有して構成されている場合、前
    記フレームには、前記第1歯車と前記第2歯車との間で
    前記回転軸を両側で跨ぎつつ前記一アームの延在方向に
    延在された2本の凹部を凹設し、該各凹部内に前記配線
    類を二股として収納することを特徴とするロボットの変
    速歯車装置内における配線類の配置方法。
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