JPH11114081A - 健康に良い睡眠マスク - Google Patents
健康に良い睡眠マスクInfo
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- JPH11114081A JPH11114081A JP9320246A JP32024697A JPH11114081A JP H11114081 A JPH11114081 A JP H11114081A JP 9320246 A JP9320246 A JP 9320246A JP 32024697 A JP32024697 A JP 32024697A JP H11114081 A JPH11114081 A JP H11114081A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/05—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
- A41D13/11—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
- A41D13/1161—Means for fastening to the user's head
- A41D13/1169—Means for fastening to the user's head using adhesive
- A41D13/1176—Means for fastening to the user's head using adhesive forming a complete seal at the edges of the mask
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課 題】粘着テープが直接唇に粘着しないように、紙
の口当てをつけて使用の快適性を高め、唇が会話のでき
る程度に動くように工夫した。また、テープの通気をあ
る程度制限して、継続使用を早期に会得できるように工
夫した。一般的に口に粘着テープを貼付すると、呼吸が
できなくなるのではないかという恐怖感を持つようであ
るが、この恐怖感をやわらげるためと、マスクを装着し
てもある程度の会話が可能なようにすること、また、水
や薬を飲んだり、場合によっては、咳やくしゃみにも対
応させ、痰の排出も可能なように工夫した。 【解決手段】睡眠時の開口を防止するため、粘着テープ
等で作成したマスクを装着して眠るものである。また、
マスクの中央部位に開口部4を設け、開閉可能な「ふ
た」を取りつけた。
の口当てをつけて使用の快適性を高め、唇が会話のでき
る程度に動くように工夫した。また、テープの通気をあ
る程度制限して、継続使用を早期に会得できるように工
夫した。一般的に口に粘着テープを貼付すると、呼吸が
できなくなるのではないかという恐怖感を持つようであ
るが、この恐怖感をやわらげるためと、マスクを装着し
てもある程度の会話が可能なようにすること、また、水
や薬を飲んだり、場合によっては、咳やくしゃみにも対
応させ、痰の排出も可能なように工夫した。 【解決手段】睡眠時の開口を防止するため、粘着テープ
等で作成したマスクを装着して眠るものである。また、
マスクの中央部位に開口部4を設け、開閉可能な「ふ
た」を取りつけた。
Description
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は、睡眠中に口呼吸
することによって起こるいびき、口腔乾燥、呼吸困難
(無呼吸症候群)及び口臭等を睡眠マスクを使用して防
止するものである。これにより、健康の維持又は増進を
図るとともに、いびき、口臭によって引き起こされる他
者迷惑を著しく軽減するものである。
することによって起こるいびき、口腔乾燥、呼吸困難
(無呼吸症候群)及び口臭等を睡眠マスクを使用して防
止するものである。これにより、健康の維持又は増進を
図るとともに、いびき、口臭によって引き起こされる他
者迷惑を著しく軽減するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでのものは、鼻中核に器物を挟む
とか、曲げると反発するプラスティック等をテープで鼻
骨の上に張りつけて、鼻の空気通りを良くして、いびき
を防止しようとするものがあった。これは口呼吸による
いびきには効果がなかった。口腔乾燥には、布マスクな
どを使用していたが、その効果は十分でなかった。呼吸
困難(無呼吸症候群)の防止については、高度な医療に
よるしか方法がなかった。睡眠中の口臭の防止について
は、考えられていなかった。
とか、曲げると反発するプラスティック等をテープで鼻
骨の上に張りつけて、鼻の空気通りを良くして、いびき
を防止しようとするものがあった。これは口呼吸による
いびきには効果がなかった。口腔乾燥には、布マスクな
どを使用していたが、その効果は十分でなかった。呼吸
困難(無呼吸症候群)の防止については、高度な医療に
よるしか方法がなかった。睡眠中の口臭の防止について
は、考えられていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】睡眠中に発する雷のよ
うな大きないびき、口腔乾燥と細菌などの感染、呼吸困
難(無呼吸症候群)及び口臭は、睡眠中に口を開けて呼
吸するという生活習慣によって引き起こされるものであ
ることに着眼して、この開口睡眠の習慣を、口を閉じた
鼻呼吸の睡眠に変えるものである。
うな大きないびき、口腔乾燥と細菌などの感染、呼吸困
難(無呼吸症候群)及び口臭は、睡眠中に口を開けて呼
吸するという生活習慣によって引き起こされるものであ
ることに着眼して、この開口睡眠の習慣を、口を閉じた
鼻呼吸の睡眠に変えるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】睡眠中に口が開かないよ
うに、絆創膏・粘着テープなどで作製したマスクを口部
に添付して眠るものである。
うに、絆創膏・粘着テープなどで作製したマスクを口部
に添付して眠るものである。
【0005】
【発明実施の形態】絆創膏、粘着テープ等を口部を覆う
ように添付して、睡眠中無意識になっても開口しないよ
うにする。
ように添付して、睡眠中無意識になっても開口しないよ
うにする。
【0006】
【実施例】図1に例示したような形の粘着テープ製のマ
スクを口部に添付する。唇に直接粘り付くのを防止する
ために、布又は紙などの口当たりをつけると良い。この
テープ及び口当たりの材質、形状、寸法と口当たりの有
無などは使う人の好みにより自由に選択することができ
る。また、口部へのフイットを高めるため、要所要所に
適宜スリットや小さな折りたたみを入れても良い。
スクを口部に添付する。唇に直接粘り付くのを防止する
ために、布又は紙などの口当たりをつけると良い。この
テープ及び口当たりの材質、形状、寸法と口当たりの有
無などは使う人の好みにより自由に選択することができ
る。また、口部へのフイットを高めるため、要所要所に
適宜スリットや小さな折りたたみを入れても良い。
【0007】
【発明の効果】 いびき 雷のような開口いびきは完全に止まる。鼻呼
吸のいびきは残るが音は小さい。鼻呼吸のいびきもこの
マスクを長期間使用して鼻の通気が良くなると非常に小
さくなる。 口 臭 全く出なくなる 口腔乾燥及び細菌などの感染 口腔乾燥は完全に防止できるばかりか、咽頭周辺の粘膜
が増強されて、細菌感染による粘膜痛などの予防にも効
果がある。 呼吸困難(無呼吸症候群) 上顎と下顎で舌を押さえているので、この発生は完全に
防止できる。 鼻の通気が良くなる 睡眠時に鼻を使用するので、鼻が発達して通気が良くな
る。 国民医療費の低減に寄与する 口を閉めて寝ると粘膜が乾燥しないので、粘膜が増強さ
れ細菌感染に強くなることから、風邪等の感染にも抵抗
力がつくこと、呼吸困難(無呼吸症候群)がなくなるの
で、病院での治療が不要となること、また、熟睡できる
ので総体的に健康が増強されることなどから医療費の低
減につながる。 唇乾燥の緩和 マスクを装着をしている時は乾燥を防止するので、日中
の乾燥も緩和される。 寝言の緩和 マスクを装着していると、大きな声が出ないので、他人
迷惑の寝言は小さな声になって迷惑は緩和される。大切
なことを寝言で聞かれることもなくなる。 睡眠時に口を粘着物で塞ぐ行為は、一見すると、犯罪に
関する猿ぐつわのようで公序良俗に反するようでもあ
り、他面では、人間の生理に反するようにも考えられが
ちであるが、これを実施してみると、上記のようなすば
らしい効果があり、これの良さを体験すると手放すこと
のできないものとなる。しかも、人間の体は使用する部
位が発達する特質を持っているので、鼻呼吸により鼻が
発達して呼吸が容易になるという効果がある。これま
で、口を開けて呼吸する習慣のある者が、初めてこのマ
スクをすると、息苦しさと、粘着マスクの違和感がある
が、少しずつ使用時間を伸ばして使用すれば、3〜5週
間で快適に使用できるようになり、閉口睡眠の快適さを
知ることができる。注意事項としては、鼻詰まりがあっ
たり、咳、くしゃみ、痰などが頻繁にでるとき、及び苦
しくなったら粘着したテープ等を自力ではがせない人に
使用する場合は十分な注意が必要である。
吸のいびきは残るが音は小さい。鼻呼吸のいびきもこの
マスクを長期間使用して鼻の通気が良くなると非常に小
さくなる。 口 臭 全く出なくなる 口腔乾燥及び細菌などの感染 口腔乾燥は完全に防止できるばかりか、咽頭周辺の粘膜
が増強されて、細菌感染による粘膜痛などの予防にも効
果がある。 呼吸困難(無呼吸症候群) 上顎と下顎で舌を押さえているので、この発生は完全に
防止できる。 鼻の通気が良くなる 睡眠時に鼻を使用するので、鼻が発達して通気が良くな
る。 国民医療費の低減に寄与する 口を閉めて寝ると粘膜が乾燥しないので、粘膜が増強さ
れ細菌感染に強くなることから、風邪等の感染にも抵抗
力がつくこと、呼吸困難(無呼吸症候群)がなくなるの
で、病院での治療が不要となること、また、熟睡できる
ので総体的に健康が増強されることなどから医療費の低
減につながる。 唇乾燥の緩和 マスクを装着をしている時は乾燥を防止するので、日中
の乾燥も緩和される。 寝言の緩和 マスクを装着していると、大きな声が出ないので、他人
迷惑の寝言は小さな声になって迷惑は緩和される。大切
なことを寝言で聞かれることもなくなる。 睡眠時に口を粘着物で塞ぐ行為は、一見すると、犯罪に
関する猿ぐつわのようで公序良俗に反するようでもあ
り、他面では、人間の生理に反するようにも考えられが
ちであるが、これを実施してみると、上記のようなすば
らしい効果があり、これの良さを体験すると手放すこと
のできないものとなる。しかも、人間の体は使用する部
位が発達する特質を持っているので、鼻呼吸により鼻が
発達して呼吸が容易になるという効果がある。これま
で、口を開けて呼吸する習慣のある者が、初めてこのマ
スクをすると、息苦しさと、粘着マスクの違和感がある
が、少しずつ使用時間を伸ばして使用すれば、3〜5週
間で快適に使用できるようになり、閉口睡眠の快適さを
知ることができる。注意事項としては、鼻詰まりがあっ
たり、咳、くしゃみ、痰などが頻繁にでるとき、及び苦
しくなったら粘着したテープ等を自力ではがせない人に
使用する場合は十分な注意が必要である。
【図 1】 本発明の平面図である(口に当たる部分を
上に向けてある) 1 粘着する材料 2 唇への粘着を防止する、布または紙等の口当て
上に向けてある) 1 粘着する材料 2 唇への粘着を防止する、布または紙等の口当て
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 健康に良い睡眠マスク
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は、睡眠中の健康に
関するものである。この発明は、睡眠中に口呼吸するこ
とによって起こる、口腔乾燥、呼吸困難(無呼吸症候
群)、口から出る大きないびき、歯ぐきや喉等への細菌
感染、及び口臭等を、睡眠マスクを使用して防止するも
のである。これにより、健康の維持又は増進を図るとと
もに、いびき、口臭によって引き起こされる他者迷惑を
著しく軽減するものである。
関するものである。この発明は、睡眠中に口呼吸するこ
とによって起こる、口腔乾燥、呼吸困難(無呼吸症候
群)、口から出る大きないびき、歯ぐきや喉等への細菌
感染、及び口臭等を、睡眠マスクを使用して防止するも
のである。これにより、健康の維持又は増進を図るとと
もに、いびき、口臭によって引き起こされる他者迷惑を
著しく軽減するものである。
【0002】
【従来の技術】睡眠時の開口防止については、いびき防
止のため幅30ミリ程の通気性のあるテープを口部に縦
に貼付するものがある。これは口を全面的に覆っていな
いことと、テープに通気性があるため、使用の初期は睡
眠時自然に開口すると、口がわずかに開いて、口呼吸が
可能であるので、鼻呼吸の習慣を会得するまでに、相当
の期間を必要とする。また、従来の技術は、会話が不能
であり、水なども飲めず、痰の排出もできないばかり
か、咳やくしゃみへの対応は困難である。口腔乾燥に
は、布マスクなどを使用しているが、その効果は十分で
ない。呼吸困難(無呼吸症候群)の防止については、高
度な医療による治療を行っている。睡眠中の口臭の防止
については、考えられていない。
止のため幅30ミリ程の通気性のあるテープを口部に縦
に貼付するものがある。これは口を全面的に覆っていな
いことと、テープに通気性があるため、使用の初期は睡
眠時自然に開口すると、口がわずかに開いて、口呼吸が
可能であるので、鼻呼吸の習慣を会得するまでに、相当
の期間を必要とする。また、従来の技術は、会話が不能
であり、水なども飲めず、痰の排出もできないばかり
か、咳やくしゃみへの対応は困難である。口腔乾燥に
は、布マスクなどを使用しているが、その効果は十分で
ない。呼吸困難(無呼吸症候群)の防止については、高
度な医療による治療を行っている。睡眠中の口臭の防止
については、考えられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】睡眠中に起こる、口腔
乾燥と細菌などの感染、呼吸困難(無呼吸症候群)、口
から出る雷のような大きないびき及び口臭は、睡眠中に
口を開けて呼吸するという生活習慣によって引き起こさ
れるものであることに着眼して、この開口睡眠の習慣
を、口を閉じた鼻呼吸の睡眠に変えるものである。ま
た、マスクを装着していても、会話したり水などを飲ん
だりできるように工夫したものである。人体における鼻
呼吸と口呼吸の切り替えは、舌の付け根付近が上顎に密
着しているかどうかで決まる。舌が上顎に密着していれ
ば、鼻呼吸となり口で息をすることができない。また、
顎と舌の関連性は強く、顎を開くと、即ち口を開ける
と、舌を上顎に密着させることは難しいものである。一
般に前上歯と前下歯が離れる程度に口を開くと、舌を上
顎に密着させているのは、相当な努力が必要である。よ
って、睡眠中に上下の歯が離れるほど口を開くと、舌も
上顎を離れて口呼吸となり、大きないびきや無呼吸症候
群をおこすのである。この口からの大いびきや呼吸困難
はまさしく、長い間の生活習慣によって発生した、生活
習慣病なのであります。この発明は、上記のことにかん
がみて、口呼吸の悪弊をなくし、睡眠中に口を開けない
で、鼻呼吸をするようにと考案したものである。よっ
て、このマスクは、健康に良いにとどまらず、生活習慣
病の治療補助具としての大きな効果をもつものである。
また、一般に口を全面的に覆うことは、窒息死するよう
な恐怖感を抱くので、それに対応するため、開口部を設
け容易に開閉できる「ふた」を付けて対応するものであ
る。
乾燥と細菌などの感染、呼吸困難(無呼吸症候群)、口
から出る雷のような大きないびき及び口臭は、睡眠中に
口を開けて呼吸するという生活習慣によって引き起こさ
れるものであることに着眼して、この開口睡眠の習慣
を、口を閉じた鼻呼吸の睡眠に変えるものである。ま
た、マスクを装着していても、会話したり水などを飲ん
だりできるように工夫したものである。人体における鼻
呼吸と口呼吸の切り替えは、舌の付け根付近が上顎に密
着しているかどうかで決まる。舌が上顎に密着していれ
ば、鼻呼吸となり口で息をすることができない。また、
顎と舌の関連性は強く、顎を開くと、即ち口を開ける
と、舌を上顎に密着させることは難しいものである。一
般に前上歯と前下歯が離れる程度に口を開くと、舌を上
顎に密着させているのは、相当な努力が必要である。よ
って、睡眠中に上下の歯が離れるほど口を開くと、舌も
上顎を離れて口呼吸となり、大きないびきや無呼吸症候
群をおこすのである。この口からの大いびきや呼吸困難
はまさしく、長い間の生活習慣によって発生した、生活
習慣病なのであります。この発明は、上記のことにかん
がみて、口呼吸の悪弊をなくし、睡眠中に口を開けない
で、鼻呼吸をするようにと考案したものである。よっ
て、このマスクは、健康に良いにとどまらず、生活習慣
病の治療補助具としての大きな効果をもつものである。
また、一般に口を全面的に覆うことは、窒息死するよう
な恐怖感を抱くので、それに対応するため、開口部を設
け容易に開閉できる「ふた」を付けて対応するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】睡眠中に口が開かないよ
うに、絆創膏・粘着テープなどで作製して中央部位に開
口穴を設け、開閉のできる「ふた」をつけたマスクを口
部に貼付して眠るものである。このマスクは、マスク装
着の不安を解消し、口を閉じた鼻呼吸の習慣を短い期間
で習得するとともに、生活の必要に合わせて使用できる
ように考案したものである。
うに、絆創膏・粘着テープなどで作製して中央部位に開
口穴を設け、開閉のできる「ふた」をつけたマスクを口
部に貼付して眠るものである。このマスクは、マスク装
着の不安を解消し、口を閉じた鼻呼吸の習慣を短い期間
で習得するとともに、生活の必要に合わせて使用できる
ように考案したものである。
【0005】
【発明実施の形態】絆創膏、粘着テープ等で作製したマ
スクを口部を覆うように貼付して、睡眠中無意識になっ
ても開口しないようにしたものである。また、必要に応
じて、ふたを開けて会話をしたり、水、薬などを飲み、
また痰などの排出を行うものである。また、このマスク
は、通気性を著しく制限してあるが、装着したままで口
を開けて強く吸引すれば、呼吸は可能なものである。
スクを口部を覆うように貼付して、睡眠中無意識になっ
ても開口しないようにしたものである。また、必要に応
じて、ふたを開けて会話をしたり、水、薬などを飲み、
また痰などの排出を行うものである。また、このマスク
は、通気性を著しく制限してあるが、装着したままで口
を開けて強く吸引すれば、呼吸は可能なものである。
【0006】
【実施例】本発明のマスクは、粘着テープ(市販のもの
では、材質、通気性、粘着力などからテーピング用のテ
ープが良い)を基本材料にして作製するものである。そ
の構造は、図1に示す「本体」と、図2に示す「ふた」
で構成されている。本体(図1)は、幅50ミリのテー
ピング用の粘着テープを、長さ80〜90ミリに裁断し
て不要な所をカットして使用する。粘着テープの中央部
に、幅20〜24ミリ長さ60ミリ大(好みの大きさ
可)の紙の口当3を付ける。この口当3は、粘着テープ
が直接唇に粘着するのを防止し、粘着テープの全面にも
うけられている小さな通気用の穴を塞ぐことと、ぐにゃ
ぐにゃした粘着テープの芯の役割を持たせるためのもの
である。この口当ての回りに、10ミリ程度の粘着部を
残して、粘着テープをカットする。この口当て3の中央
部に縦10〜13ミリ、横30ミリ程度(好みの大きさ
可)の俵型の穴をあけて開口穴4をもうける。この開口
穴4は、会話に利用するほか、水や薬などを飲んだり、
痰などを排出するためのものである。ふた(図2)は、
本体と同じ粘着テープを材料として、縦25ミリ横50
ミリ程の大きさにして、その中央付近に、本体の開口穴
4を塞ぐ紙の口当3を粘着面1に張り付ける(この口当
ては、本体(図1)の開口穴を開けたときの端切れを利
用するとよい)。この紙は、本体の開口部を覆い通気を
止めるためと、粘着テープが唇に粘着するのを防止する
とともに、ふたの芯の役目を持つものである。また、ふ
た(図2)の端は、粘着部を折り返して、ふた(図2)
開閉用の取っ手5を作る。取っ手の折り返しを作る場
合、粘着する柔らかい材料を折り返すのは、手間のかか
る仕事であるが、折り返す点にこより等を横に置いて、
これに沿って折り返せば容易に折り返すことができる。
折り返してから、こよりの両端を切断する。こうすれ
ば、取っ手の先がふくらみ引き剥がすときの滑り止めに
なる。開口穴4とふた(図2)の大きさは相関関係にあ
るので、開口穴4を大きくすれば、会話などの自由度は
高くなるが、ふた(図2)も大きくなって、本体(図
1)の口当て3よりも大きくなる。口当て3よりも大き
い部分はマスクが2重構造となるので、皮膚呼吸が悪く
なりマスクの装着面がむずがゆくなったりするので、ふ
た(図2)の大きさは、なるべく本体(図1)の口当3
と同じくらいの大きさが望ましいものである。次に、さ
きに述べたとおりの本体(図1)の非粘着面2の上に、
ふた(図2)の粘着面1を図3のように粘着させて、ふ
た(図2)の口当て3が、本体(図1)の開口穴4をふ
さいで、通気を止めるようにするのである。実際にマス
クを作製する場合は、本体(図1)の開口穴4をカッタ
ーなどを用いて丁寧にカットして穴をあけ、この本体
(図1)をシールの裏紙のような粘着させても容易に剥
がせるような紙に貼りつける。それからさきにカットし
た開口穴4の断片を、切断前にあったように、元に戻し
ておき、その上から適当な位置を見計らって、口当ての
付いていないふた(図2)を張り付ければ、断片が口当
て3となり、スマートに仕上げることができる。このよ
うにして作製したマスクを、本体(図1)の開口穴4が
唇の中央にあたるような位置で口部に粘着させて使用す
るのである。口部に粘着させた状態でふた(図2)の取
っ手5を持って引き剥がすと、皮膚の粘着に比べ非粘着
面2が粗面なため粘着力が劣るので、ふた(図2)のみ
が剥がれてくるのである。また、非粘着面2にはテープ
の粘着力を弱くするような、油やほこりが少ないこと
と、ふた(図2)は直接肌に粘着しない構造なので、肌
を痛めることがないので、何度でも開閉して使用するこ
とができるのである。よって、会話、水飲み、咳などの
必要に応じて取っ手5をつまんでふた(図2)を6〜7
割ほど引き剥がして用をたし、用が済むとまた閉じて使
用するものである。マスクを装着するときは、上部即
ち、鼻の下から粘着させ、その後両サイドを粘着させ
て、最後に顎の下部を粘着させ、顎の中央でたるみを取
るために、折りたたみを作って皮膚に密着させれば良
い。本体(図1)とふた(図2)の接着は、多少空気が
漏っても良い。マスク装着のときは、奥歯を軽く噛みし
めて唇をたるまないように自然に閉めて付けるとよい。
これを付けて睡眠する場合は、顎が前に突き出るような
形の枕、即ち、首に当たる部分が高めで後頭部が低いよ
うな状態のものを使用すると口が開きやすくなり、舌の
付け根の部分を上顎に付けているのはむずかしくなる。
マスクの中で口が少し開くと、従来の習慣から口で呼吸
をしようとする。マスクをしていても吸入は可能である
が、排気は一気に多量排出されるので、排気が外に排出
されず、頬がふくらんで呼吸困難を感ずる。マスクの機
能を発揮するためには、少し後頭部を高くして顎を引い
たような姿勢で、奥歯を軽く噛み締め、舌を上顎に付け
た状態で寝ると良い。この姿勢で寝て呼吸困難を感じた
ら、奥歯を軽く噛み締めて舌を上顎に付けるように訓練
する。この動作が無意識のうちに行えるようになれば、
鼻呼吸ができるようになる。このマスク使用の安全のた
め、次の点に留意してある。即ち、咳、クシャミなどの
突発的排気は、そのままでふた(図2)がはがれるので
安全である。嘔吐の場合には、対応させるのは困難であ
るから、嘔吐が予見される場合は、マスクを装着しない
ほうが良い。また、鼻がなにかのひょうしに突発的にふ
さがれた場合は、そのままの状態で口を開けて息を強く
吸い込めば、粘着テープの通気用の穴や、粘着面の隙間
から生命を維持するに必要な空気を吸入することができ
る。さらに安全性を高めるためには、本体(図1)の開
口穴4の位置するところの、ふた(図2)の口当3に、
直径1ミリほどの穴を数個開けておけば良い。このマス
クの使用が習慣化すれば、即ち、どのような常態で寝た
ら鼻呼吸になるのかを理解し、体もそのことを覚えたな
らば、ふた(図2)をつけず本体(図1)だけを装着す
れば、マスクの機能を十分に発揮するものである。この
マスクは、開口睡眠の習慣を閉口睡眠に変えるためのも
のであるから、使用のはじめは密閉度、密着度の高いも
のが必要であるが、使用が習慣化して閉口睡眠ができる
ようになれば、なにかのひょうしに口を開けようとした
とき、異常を感ずる程度、即ち、開口感知センサーのよ
うな役割を果たす程度に、マスクを装着すれば良いよう
になるのである。マスク密着度の調節は、マスク本体
(図1)の粘着面の幅を変えて容易に調整することがで
きる。このマスクは、健常な人が装着するようにと考案
したもであるから、次のような人は装着しないほうが良
い。 行動や判断が低下した高齢者 病気の人や、病気の後遺症のため体の動きが不自由な者 およそ10歳以下の子供 肌が弱くてかぶれる人(リムーバースプレーを使用すれ
ば緩和される) 健常な人も次のような状態の時は使用しないほうが良い 風邪、アレルギーなどで鼻詰まりのあるとき 体の異常や、乗り物酔いなどのため嘔吐しそうなとき 酒や薬物に酔い正常な判断ができないとき
では、材質、通気性、粘着力などからテーピング用のテ
ープが良い)を基本材料にして作製するものである。そ
の構造は、図1に示す「本体」と、図2に示す「ふた」
で構成されている。本体(図1)は、幅50ミリのテー
ピング用の粘着テープを、長さ80〜90ミリに裁断し
て不要な所をカットして使用する。粘着テープの中央部
に、幅20〜24ミリ長さ60ミリ大(好みの大きさ
可)の紙の口当3を付ける。この口当3は、粘着テープ
が直接唇に粘着するのを防止し、粘着テープの全面にも
うけられている小さな通気用の穴を塞ぐことと、ぐにゃ
ぐにゃした粘着テープの芯の役割を持たせるためのもの
である。この口当ての回りに、10ミリ程度の粘着部を
残して、粘着テープをカットする。この口当て3の中央
部に縦10〜13ミリ、横30ミリ程度(好みの大きさ
可)の俵型の穴をあけて開口穴4をもうける。この開口
穴4は、会話に利用するほか、水や薬などを飲んだり、
痰などを排出するためのものである。ふた(図2)は、
本体と同じ粘着テープを材料として、縦25ミリ横50
ミリ程の大きさにして、その中央付近に、本体の開口穴
4を塞ぐ紙の口当3を粘着面1に張り付ける(この口当
ては、本体(図1)の開口穴を開けたときの端切れを利
用するとよい)。この紙は、本体の開口部を覆い通気を
止めるためと、粘着テープが唇に粘着するのを防止する
とともに、ふたの芯の役目を持つものである。また、ふ
た(図2)の端は、粘着部を折り返して、ふた(図2)
開閉用の取っ手5を作る。取っ手の折り返しを作る場
合、粘着する柔らかい材料を折り返すのは、手間のかか
る仕事であるが、折り返す点にこより等を横に置いて、
これに沿って折り返せば容易に折り返すことができる。
折り返してから、こよりの両端を切断する。こうすれ
ば、取っ手の先がふくらみ引き剥がすときの滑り止めに
なる。開口穴4とふた(図2)の大きさは相関関係にあ
るので、開口穴4を大きくすれば、会話などの自由度は
高くなるが、ふた(図2)も大きくなって、本体(図
1)の口当て3よりも大きくなる。口当て3よりも大き
い部分はマスクが2重構造となるので、皮膚呼吸が悪く
なりマスクの装着面がむずがゆくなったりするので、ふ
た(図2)の大きさは、なるべく本体(図1)の口当3
と同じくらいの大きさが望ましいものである。次に、さ
きに述べたとおりの本体(図1)の非粘着面2の上に、
ふた(図2)の粘着面1を図3のように粘着させて、ふ
た(図2)の口当て3が、本体(図1)の開口穴4をふ
さいで、通気を止めるようにするのである。実際にマス
クを作製する場合は、本体(図1)の開口穴4をカッタ
ーなどを用いて丁寧にカットして穴をあけ、この本体
(図1)をシールの裏紙のような粘着させても容易に剥
がせるような紙に貼りつける。それからさきにカットし
た開口穴4の断片を、切断前にあったように、元に戻し
ておき、その上から適当な位置を見計らって、口当ての
付いていないふた(図2)を張り付ければ、断片が口当
て3となり、スマートに仕上げることができる。このよ
うにして作製したマスクを、本体(図1)の開口穴4が
唇の中央にあたるような位置で口部に粘着させて使用す
るのである。口部に粘着させた状態でふた(図2)の取
っ手5を持って引き剥がすと、皮膚の粘着に比べ非粘着
面2が粗面なため粘着力が劣るので、ふた(図2)のみ
が剥がれてくるのである。また、非粘着面2にはテープ
の粘着力を弱くするような、油やほこりが少ないこと
と、ふた(図2)は直接肌に粘着しない構造なので、肌
を痛めることがないので、何度でも開閉して使用するこ
とができるのである。よって、会話、水飲み、咳などの
必要に応じて取っ手5をつまんでふた(図2)を6〜7
割ほど引き剥がして用をたし、用が済むとまた閉じて使
用するものである。マスクを装着するときは、上部即
ち、鼻の下から粘着させ、その後両サイドを粘着させ
て、最後に顎の下部を粘着させ、顎の中央でたるみを取
るために、折りたたみを作って皮膚に密着させれば良
い。本体(図1)とふた(図2)の接着は、多少空気が
漏っても良い。マスク装着のときは、奥歯を軽く噛みし
めて唇をたるまないように自然に閉めて付けるとよい。
これを付けて睡眠する場合は、顎が前に突き出るような
形の枕、即ち、首に当たる部分が高めで後頭部が低いよ
うな状態のものを使用すると口が開きやすくなり、舌の
付け根の部分を上顎に付けているのはむずかしくなる。
マスクの中で口が少し開くと、従来の習慣から口で呼吸
をしようとする。マスクをしていても吸入は可能である
が、排気は一気に多量排出されるので、排気が外に排出
されず、頬がふくらんで呼吸困難を感ずる。マスクの機
能を発揮するためには、少し後頭部を高くして顎を引い
たような姿勢で、奥歯を軽く噛み締め、舌を上顎に付け
た状態で寝ると良い。この姿勢で寝て呼吸困難を感じた
ら、奥歯を軽く噛み締めて舌を上顎に付けるように訓練
する。この動作が無意識のうちに行えるようになれば、
鼻呼吸ができるようになる。このマスク使用の安全のた
め、次の点に留意してある。即ち、咳、クシャミなどの
突発的排気は、そのままでふた(図2)がはがれるので
安全である。嘔吐の場合には、対応させるのは困難であ
るから、嘔吐が予見される場合は、マスクを装着しない
ほうが良い。また、鼻がなにかのひょうしに突発的にふ
さがれた場合は、そのままの状態で口を開けて息を強く
吸い込めば、粘着テープの通気用の穴や、粘着面の隙間
から生命を維持するに必要な空気を吸入することができ
る。さらに安全性を高めるためには、本体(図1)の開
口穴4の位置するところの、ふた(図2)の口当3に、
直径1ミリほどの穴を数個開けておけば良い。このマス
クの使用が習慣化すれば、即ち、どのような常態で寝た
ら鼻呼吸になるのかを理解し、体もそのことを覚えたな
らば、ふた(図2)をつけず本体(図1)だけを装着す
れば、マスクの機能を十分に発揮するものである。この
マスクは、開口睡眠の習慣を閉口睡眠に変えるためのも
のであるから、使用のはじめは密閉度、密着度の高いも
のが必要であるが、使用が習慣化して閉口睡眠ができる
ようになれば、なにかのひょうしに口を開けようとした
とき、異常を感ずる程度、即ち、開口感知センサーのよ
うな役割を果たす程度に、マスクを装着すれば良いよう
になるのである。マスク密着度の調節は、マスク本体
(図1)の粘着面の幅を変えて容易に調整することがで
きる。このマスクは、健常な人が装着するようにと考案
したもであるから、次のような人は装着しないほうが良
い。 行動や判断が低下した高齢者 病気の人や、病気の後遺症のため体の動きが不自由な者 およそ10歳以下の子供 肌が弱くてかぶれる人(リムーバースプレーを使用すれ
ば緩和される) 健常な人も次のような状態の時は使用しないほうが良い 風邪、アレルギーなどで鼻詰まりのあるとき 体の異常や、乗り物酔いなどのため嘔吐しそうなとき 酒や薬物に酔い正常な判断ができないとき
【0007】
【発明の効果】 (1)口を閉じた鼻呼吸の会得 このマスクは、装着した状態では口呼吸が難しいほど吸
気、排気を制限してあるので、口を開けて呼吸をする
と、息苦しさを感ずる。それ故、苦しくなったらすぐ口
を閉めて鼻呼吸をしなければならないので、自然かつ短
期間に鼻呼吸を会得できる。よって、開口呼吸の習慣
を、口を閉じた鼻呼吸に換えることができる。 (2)必要に応じて会話等ができる 唇には粘着していないので、ふた(図2)を開ければ、
会話が可能となり、丸薬・カプセルの薬を飲んだり、ス
トローで液体物を飲んだり、痰などの排出もでき、咳や
くしゃみにも対応できる。 (3)開閉可能な「ふた」の取りつけ 容易に開閉のできる「ふた」を取りつけたので、装着の
不安を取り除き、安心して使用することができる。 (4)マスクを装着すると朝まで剥がさなくてもよい ふたを開ければ、ほとんどの用事がたせるので、寝ると
き一度粘着させたマスク本体は、朝まで剥がさなくても
よい。また、ふたは何度でも開閉することができる。 (5)装着感が良い 唇には粘着しないように考案されているので、装着して
も異物感が少なく、誰でも装着することができる。 (6)口腔乾燥の防止 このマスクを装着すると、口で呼吸をしないので、口の
中や喉が乾燥しない。 (7)コンパクトで経費がかからない 口当ての回りに10ミリほどの粘着部があれば良いので
コンパクトに作ることができ、経費は市販のテーピング
用のテープを使用すると、1枚7円ほどで作製すること
ができて経済的である。 (8)毎日続けて使用することができる マスクの本体を皮膚からはがすとき、皮膚を痛めないよ
うに静かにはがせば、毎日使用することができる。 (9)口臭 口臭が出なくなるので、寝室内がさわやかになる。 (10)唇乾燥の緩和 マスクのふた(図2)を閉めて寝れば、睡眠時の乾燥を
防止するので、日中の乾燥も幾分緩和される。 (11)寝言の緩和 マスクのふた(図2)を閉めて寝れば、大きな声が出な
いので、他人迷惑の寝言は小さな声になって迷惑は緩和
される。大切なことを寝言で他の者に聞かれることもな
くなる。 (12)携帯に便利 軽くてかさばらないので、旅行のときなどの携帯に便利
である。 (13)美観を損ねない 薄くスマートにできているので、マスクを装着しても美
観を損ねない。 (14)容易に製作できる 構造が簡単なので、誰でも手軽に作製することができ
る。 (15)衛生的である 毎日新しいものに取り替えて貼付するので衛生的であ
る。このほか、口を閉じて鼻呼吸をすると、一般に次の
ような利点がある 口腔乾燥及び細菌などの感染 口腔乾燥は完全に防止できるばかりか、歯ぐきや咽頭周
辺の粘膜が増強されて、細菌感染による粘膜痛などの予
防にも効果がある。 呼吸困難(無呼吸症候群) 上顎と下顎で舌を押さえているので、この発生は完全に
防止できる。 いびき 雷のような開口いびきは完全に止まる。鼻呼吸のいびき
は残るが音は小さい。鼻呼吸のいびきもこのマスクを長
期間使用して鼻の通気が良くなると小さくなる。 鼻の通気が良くなる 睡眠時に鼻を使用するので、鼻が発達して通気が良くな
る。 国民医療費の低減に寄与する 口を閉めて寝ると粘膜が乾燥しないので、粘膜が増強さ
れて細菌感染に強くなることから、風邪等の感染にも抵
抗力がつく。呼吸困難(無呼吸症候群)がなくなるの
で、病院での治療が不要となること、また、熟睡できる
ので総体的に健康が増強されることなどから医療費の低
減につながる。このマスクを付けると窒息死するような
錯覚を持つ者もいるが、鼻が密閉していない限り窒息死
することはなく、全く安全なものである。このマスクを
付けて寝ると、上記のようなすばらしい効果があるほ
か、夕方喉の痛みを感じても、朝までに痛みを感じなく
なることが多い。このマスクの良さを体験すると手放す
ことのできないものとなる。しかも、人間の体は使用す
る部位が発達する特質を持っているので、鼻呼吸により
鼻が発達して呼吸が容易になるという効果がある。注意
事項としては、鼻詰まりがあったり、咳、くしゃみ、痰
などが頻繁にでるとき、及び息苦しくなったら、マスク
のふたを自力で剥がせない人に使用する場合は十分な注
意が必要である。
気、排気を制限してあるので、口を開けて呼吸をする
と、息苦しさを感ずる。それ故、苦しくなったらすぐ口
を閉めて鼻呼吸をしなければならないので、自然かつ短
期間に鼻呼吸を会得できる。よって、開口呼吸の習慣
を、口を閉じた鼻呼吸に換えることができる。 (2)必要に応じて会話等ができる 唇には粘着していないので、ふた(図2)を開ければ、
会話が可能となり、丸薬・カプセルの薬を飲んだり、ス
トローで液体物を飲んだり、痰などの排出もでき、咳や
くしゃみにも対応できる。 (3)開閉可能な「ふた」の取りつけ 容易に開閉のできる「ふた」を取りつけたので、装着の
不安を取り除き、安心して使用することができる。 (4)マスクを装着すると朝まで剥がさなくてもよい ふたを開ければ、ほとんどの用事がたせるので、寝ると
き一度粘着させたマスク本体は、朝まで剥がさなくても
よい。また、ふたは何度でも開閉することができる。 (5)装着感が良い 唇には粘着しないように考案されているので、装着して
も異物感が少なく、誰でも装着することができる。 (6)口腔乾燥の防止 このマスクを装着すると、口で呼吸をしないので、口の
中や喉が乾燥しない。 (7)コンパクトで経費がかからない 口当ての回りに10ミリほどの粘着部があれば良いので
コンパクトに作ることができ、経費は市販のテーピング
用のテープを使用すると、1枚7円ほどで作製すること
ができて経済的である。 (8)毎日続けて使用することができる マスクの本体を皮膚からはがすとき、皮膚を痛めないよ
うに静かにはがせば、毎日使用することができる。 (9)口臭 口臭が出なくなるので、寝室内がさわやかになる。 (10)唇乾燥の緩和 マスクのふた(図2)を閉めて寝れば、睡眠時の乾燥を
防止するので、日中の乾燥も幾分緩和される。 (11)寝言の緩和 マスクのふた(図2)を閉めて寝れば、大きな声が出な
いので、他人迷惑の寝言は小さな声になって迷惑は緩和
される。大切なことを寝言で他の者に聞かれることもな
くなる。 (12)携帯に便利 軽くてかさばらないので、旅行のときなどの携帯に便利
である。 (13)美観を損ねない 薄くスマートにできているので、マスクを装着しても美
観を損ねない。 (14)容易に製作できる 構造が簡単なので、誰でも手軽に作製することができ
る。 (15)衛生的である 毎日新しいものに取り替えて貼付するので衛生的であ
る。このほか、口を閉じて鼻呼吸をすると、一般に次の
ような利点がある 口腔乾燥及び細菌などの感染 口腔乾燥は完全に防止できるばかりか、歯ぐきや咽頭周
辺の粘膜が増強されて、細菌感染による粘膜痛などの予
防にも効果がある。 呼吸困難(無呼吸症候群) 上顎と下顎で舌を押さえているので、この発生は完全に
防止できる。 いびき 雷のような開口いびきは完全に止まる。鼻呼吸のいびき
は残るが音は小さい。鼻呼吸のいびきもこのマスクを長
期間使用して鼻の通気が良くなると小さくなる。 鼻の通気が良くなる 睡眠時に鼻を使用するので、鼻が発達して通気が良くな
る。 国民医療費の低減に寄与する 口を閉めて寝ると粘膜が乾燥しないので、粘膜が増強さ
れて細菌感染に強くなることから、風邪等の感染にも抵
抗力がつく。呼吸困難(無呼吸症候群)がなくなるの
で、病院での治療が不要となること、また、熟睡できる
ので総体的に健康が増強されることなどから医療費の低
減につながる。このマスクを付けると窒息死するような
錯覚を持つ者もいるが、鼻が密閉していない限り窒息死
することはなく、全く安全なものである。このマスクを
付けて寝ると、上記のようなすばらしい効果があるほ
か、夕方喉の痛みを感じても、朝までに痛みを感じなく
なることが多い。このマスクの良さを体験すると手放す
ことのできないものとなる。しかも、人間の体は使用す
る部位が発達する特質を持っているので、鼻呼吸により
鼻が発達して呼吸が容易になるという効果がある。注意
事項としては、鼻詰まりがあったり、咳、くしゃみ、痰
などが頻繁にでるとき、及び息苦しくなったら、マスク
のふたを自力で剥がせない人に使用する場合は十分な注
意が必要である。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 この発明マスク本体の粘着面を上にして、
一部を折り返した状態の平面図である
一部を折り返した状態の平面図である
【図 2】 この発明マスクふたの斜視図である。
【図 3】 この発明マスクの粘着面を下にして、本体
に、ふたを付け半分ほど開き、本体の一部を折り返した
状態の斜視図である。 1 粘着面 2 非粘着面 3 紙の口当 4 開口穴 5 取っ手 6 こより等の芯
に、ふたを付け半分ほど開き、本体の一部を折り返した
状態の斜視図である。 1 粘着面 2 非粘着面 3 紙の口当 4 開口穴 5 取っ手 6 こより等の芯
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
Claims (2)
- 【請求項1】 睡眠中の開口を防止又は限定的開口
に制限するために、口及びその周辺に貼付する、絆創膏
等の粘着する材料を部分的または全面的に使用して作成
したマスク、 - 【請求項2】 睡眠時テーピングなどによって行う開
口の防止。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9320246A JPH11114081A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 健康に良い睡眠マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9320246A JPH11114081A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 健康に良い睡眠マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11114081A true JPH11114081A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=18119363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9320246A Pending JPH11114081A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 健康に良い睡眠マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11114081A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005044029A3 (en) * | 2003-09-11 | 2005-07-28 | De Castro Aurora L Fernandez | Multipurpose mask |
EP1649767A1 (en) * | 2004-10-22 | 2006-04-26 | Che-Wen Lin | Amusing mask having composite formative variability function |
GB2422548A (en) * | 2005-02-01 | 2006-08-02 | Colin Roland Lappage | Adhesive anti-snoring device |
EP2638885A1 (de) * | 2012-03-13 | 2013-09-18 | Ingolf Jensch | Vorrichtung zur Unterdrückung von Schnarchgeräuschen |
CN103859641A (zh) * | 2012-12-13 | 2014-06-18 | 中国辐射防护研究院 | 方便单手残疾人员佩戴使用的新型窗口式口罩 |
CN103876358A (zh) * | 2014-04-19 | 2014-06-25 | 徐自升 | 一种防止呼吸水汽雾化眼镜的口罩 |
WO2014138506A1 (en) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | Black Jed Eric | Adhesive devices and methods for improving breathing and/or sleep using such devices |
US11648370B2 (en) | 2013-03-06 | 2023-05-16 | Jed Eric Black | Devices and methods for encouraging nasal breathing |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP9320246A patent/JPH11114081A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
WO2005044029A3 (en) * | 2003-09-11 | 2005-07-28 | De Castro Aurora L Fernandez | Multipurpose mask |
EP1649767A1 (en) * | 2004-10-22 | 2006-04-26 | Che-Wen Lin | Amusing mask having composite formative variability function |
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WO2014138506A1 (en) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | Black Jed Eric | Adhesive devices and methods for improving breathing and/or sleep using such devices |
US11648370B2 (en) | 2013-03-06 | 2023-05-16 | Jed Eric Black | Devices and methods for encouraging nasal breathing |
CN103876358A (zh) * | 2014-04-19 | 2014-06-25 | 徐自升 | 一种防止呼吸水汽雾化眼镜的口罩 |
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