JPH11113463A - 釣り用のリールのフレーム - Google Patents

釣り用のリールのフレーム

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JPH11113463A
JPH11113463A JP10221974A JP22197498A JPH11113463A JP H11113463 A JPH11113463 A JP H11113463A JP 10221974 A JP10221974 A JP 10221974A JP 22197498 A JP22197498 A JP 22197498A JP H11113463 A JPH11113463 A JP H11113463A
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JP
Japan
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frame
fishing reel
manufacturing
side wall
integral
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Application number
JP10221974A
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English (en)
Inventor
Brown David
デービッド・ブラウン
Rayford A Cockerham
レイフォード・エイ・コックラム
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Brunswick Corp
Original Assignee
Brunswick Corp
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0192Frame details

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ベイトキャスティング式リールのフレームを
高品質で且つ安価に製造する方法を提供する。 【解決手段】 フレーム4は出発部品260から製造さ
れる。出発部品260は長尺状の左側壁262と右側壁
264と、上部交差構造体266と、下部交差構造体2
68とを備えている。出発部品260は、その頂部にそ
って細長い隆起部272を備えることが望ましい。フレ
ーム4を製造するための方法は、(a)出発部品260
を切断して、そこから複数の個々のフレームを製造する
ステップと、(b)前記個々のフレームを釣りざおに取
付けるための手段を形成するステップとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、1つの特徴にお
いて、ベイトキャスティング式の(baitcast)
釣り用のリールに関する。ベイトキャスティング式の釣
り用のリールは、当業界において公知である。本願発明
は、他の特徴において、釣り用のリールのフレームと、
釣り用のリールのフレームを製造するための方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本願明細書で議論される種々のリール及
びリールの構成要素を説明する上において、便宜上、右
利きのものが使用される。当業者によって理解できるよ
うに、左利きタイプのほとんどのベイトキャスティング
式のリールも、リールの構成要素の配置及び構造を単に
反対にすることによって、製造できる。その結果、左利
きのリールは、前記右利きタイプのリールの鏡像(ミラ
ーイメージ)になっている。
【0003】2つの基本スタイルのリールが、ベイトキ
ャスティング式のリールの市場を独占している。第1の
基本スタイルのリールは、高さが高い丸い輪郭(すなわ
ち、丸い形状のハイプロファイル)を有する通常のベイ
トキャスティング式のリールである。第2の基本スタイ
ルのリールは、高さの低い輪郭の、すなわちロープロフ
ァイルの最新のリールであり、このリールは、涙滴形の
形状、または、概ね楕円形の(換言すれば、卵形の)形
状を有している。本願明細書で使用されているように、
文言「ハイプロファイル」は、以下のベイトキャスティ
ング式のリールのプロファイルを指している。すなわ
ち、かかる「ハイプロファイル」のベイトキャスティン
グ式のリールにおいては、前記リールが釣りざおに固定
されたとき、前記リールの頂部は、前記釣りざおの頂部
より上で、比較的高さの高い距離だけ間隔をあけて設け
られている。これに対して、文言「ロープロファイル」
は、以下のベイトキャスティング式のリールのプロファ
イルを指している。すなわち、かかる「ロープロファイ
ル」のベイトキャスティング式のリールにおいては、前
記リールが釣りざおに固定されたとき、前記リールの頂
部は、前記釣りざおの頂部より上で、比較的短い距離だ
け間隔をあけて設けられている。
【0004】従来、通常の丸い形状のベイトキャスティ
ング式のリールは、主に2つの要因から、比較的高さの
高いプロファイルを備えていた。第1の要因は、(a)サ
イドプレートの間に位置決めされた種々の構造体及び構
成要素を取り囲むために、(b)また、前記リールの円
形のサイドカバー内に前記リールの作動機構の全てを収
容するために、大きなフレームのサイドプレートを採用
する必要があったからである。全体的に丸い通常の形状
を得るために、前記リールの作動機構の全てだけでな
く、前記構造体及び構成要素も、前記リールの円形のプ
ロファイル内に包含されなければならない。
【0005】第2の要因は、前記リールのフレームの底
部にまたは前記リールのフレームの底部より下に前記リ
ールの足部を位置決めする必要があったからである。丸
い形状のベイトキャスティング式のリールにこれまで採
用された典型的な足部構造は、前記フレーム支持体の一
方の外面(底面)に取り付けられた別体の構成要素を構
成していた。前記フレーム支持構造体は、典型的に、前
記円形のサイドプレートの周辺にあるいはその周辺近く
に設けられたスプールの周りに位置決めされている。そ
の結果として、前記リールの足部は、前記リールの底部
近くにあるいは前記リールの底部より下に位置決めされ
ていた。したがって、前記リールが釣りざおに取り付け
られたとき、全体に大きなプロファイルの前記リール
は、実質的に、前記釣りざおの頂部より上に位置決めさ
れていた。
【0006】通常のベイトキャスティング式のリールの
ように、最新のベイトキャスティング式のリールは、典
型的に、前記リールの足部が前記リールの底部または前
記リールの底部より下に位置決めされるように構成され
ている。しかしながら、ロープロファイルを得るため
に、最新のベイトキャスティング式のリールは、楕円形
のまたは涙滴形のフレームを使用して構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ハイプロファイルの特
徴を有する前記通常の丸い形状のベイトキャスティング
式のリールは、巻取りの間に、前記釣り用のリールを
「把持する(palm)」ことができないというような
ある一定の問題点があった。したがって、通常の丸い形
状の外観を有し且つ通常のベイトキャスティング式のリ
ールの前記利益や効果を与えるベイトキャスティング式
のリールを、ロープロファイルにする必要が現在のとこ
ろ存在する。
【0008】ベイトキャスティング式のリール用のフレ
ームを製造するためにこれまでに使用された工程は、著
しい欠点があった。最も一般に使用される工程は、ダイ
カスティング、インベストメント鋳造法、鍛造、及びス
タンピングである。インベストメント鋳造法は、比較的
に、集中的な労力を必要とする。インベストメント鋳造
法では、限定された合金のみの選択が許容され、製品に
生じる多孔率のレベルが高くなるという望ましくない結
果をもたらしている。鍛造工程は、ツーリング(too
ling:金型や工具の段取り)コストが高くなり、ま
た、機械加工の要件が多岐に亘ることから、典型的に、
むしろ高価になる。スタンピングは、一般に、多数の構
成要素の形態及び取付けを必要とする。そのため、スタ
ンピングは、典型的に、寸法精度に関してほとんど制御
できず、製品の全体にわたる強度が比較的に低くなって
いる。
【0009】ダイカスティングの工程によれば、他のフ
レームの製造方法よりもコスト的には概ね低くできる
が、典型的に、製品の品質が低くなる。ダイカストによ
る製品は、一般に、多孔率のレベルが高くなり、汚染レ
ベルも高くなり、また、ガス発生レベルも高くなる。ア
ルミニウムダイカスティング工程は、また、典型的に、
前記成形工程の間に材料を流すのを補助し且つ成形され
た材料がダイ壁に付着するのを防止するために、鉄及び
シリコーンを加えることを必要とする。残念ながら、こ
れらの添加剤は、厚みがあって光沢のある陽極酸化仕上
げの達成を妨げることになる。そのため、アルミニウム
ダイカストで成形されたフレームは、一般に、塗装され
たり、及び/または少々陽極酸化処理される。このよう
にして、アルミニウムダイカストで成形されたフレーム
は、典型的に、耐蝕性や耐引掻性が低く、強度も低く、
また、仕上やすさも悪く、さらに、審美的な魅力も低
い。さらに、前記ダイの一方の側(すなわち、一方のサ
イド)から他方の側にかけて流れる材料を受け入れるこ
とができるようにするために、ダイカストフレームのサ
イドプレートの間を伸長する支持構造体は、典型的に、
比較的薄くしなければならない。
【0010】このようにして、ベイトキャスティング式
のリール用のフレームを高品質で且つ安価に製造する方
法を提供することが、現在、希求されている。特に、ベ
イトキャスティング式のリール用のアルミニウム製のフ
レームを高品質で且つ安価に製造する方法を提供するこ
とが、希求されている。そのような方法では、寸法精度
のレベルが高く、上質の合金を使用できるようにするこ
とが好ましい。そのような方法によれば、また、光沢の
ある陽極酸化仕上げを容易に行えるようにすることが好
ましい。さらに、そのような方法によれば、高い強度
と、高い耐引掻性と、高い耐蝕性とを提供できるように
することが好ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上述した必
要性(ニーズ)を扱い且つ満足させるようにしたもので
ある。本願発明は、通常の丸い形状を有するロープロフ
ァイルのベイトキャスティング式のリールを提供する。
ユーザは、前記本願発明のリールを容易に把持して、こ
れにより、より気持ちよく巻取りを行うことができ、か
かる巻取りが改善されて効率的に行うことができ、ま
た、バランスも良くすることができる。前記本願発明の
リールは、新規なフレームを備えている。前記フレーム
は、一体的な足部構造体を備えている。前記足部構造体
は、前記フレームの底部より上でかなりの距離の間隔を
あけて設けられている。前記フレームは、高強度の、一
方向の粒子構造(grain structure:す
なわち、結晶粒組織または列理構造)を提供する本願発
明の方法によって製造される。前記方法によって、合金
の選択が実質的に限定されず、陽極酸化処理や仕上げに
有害な添加剤の必要性をなしくあるいは大幅に減少させ
ることができ、また、寸法精度を高めることができる。
前記本願発明の方法によれば、低い多孔率と;厚みがあ
って(すなわち、0.0004インチ(0.01016
mm)あるいはそれ以上)光沢があり魅力のある陽極酸
化処理された仕上げと;高い耐蝕性及び耐引掻性と;を
可能にし、及び/または提供する。
【0012】本願発明は、1つの特徴において、釣り用
のリールを提供する。前記釣り用のリールは、フレーム
と、前記釣り用のリールを釣りざおに取り付けるための
取付け手段とを備えている。前記フレームの最高地点
は、前記フレームの最低地点より上で第1の距離だけ間
隔をあけて設けられている。前記取付け手段の底部は、
前記フレームの最低地点より上で、前記第1の距離の約
15%ないし約40%の範囲の第2の距離だけ、間隔を
あけて設けられている。
【0013】他の特徴において、本願発明は、ベイトキ
ャスティング式の釣り用のリールを提供する。前記ベイ
トキャスティング式の釣り用のリールは、(a)通常の
丸い形状のプロファイルを有するリールハウジングと、
(b)前記ベイトキャスティング式の釣り用のリールが
ロープロファイルを有するように、前記リールハウジン
グを釣りざおに取り付けるための取付け手段とを備えて
いる。
【0014】他の特徴において、本願発明は、釣り用の
リールのフレームを製造するための方法を提供する。前
記方法は、(a)細長い出発部品を切断して、そこから、
複数の個々のフレームを製造するステップと、(b)前
記個々のフレームを釣りざおに取り付けるための取付け
手段を形成するステップとを備えている。前記細長い出
発部品は、長手方向に伸長する(換言すれば、長尺状
の)第1の側壁(サイド壁)と、長手方向に伸長する
(換言すれば、長尺状の)第2の側壁(サイド壁)とを
備えている。前記第2の側壁は、前記第1の側壁から離
れて一定の間隔をあけて設けられるように、前記第1の
側壁に対して間隔をあけた関係を備えている。前記細長
い出発部品は、また、前記第1の側壁と前記第2の側壁
とを前記間隔をあけた関係に保持する少なくとも1つの
交差構造体を備えている。前記個々のフレームの各々
は、独立した1つの部分からなる前記第1の側壁と、独
立した1つの部分からなる前記第2の側壁と、独立した
1つの部分からなる前記交差構造体とを備えている。ス
テップ(b)で製造された前記取付け手段は、前記個々
のフレームに含まれた前記交差構造体の一部から形成さ
れる。
【0015】さらに、他の特徴において、本願発明は、
釣り用のリールのための一体状の(または、単一の)フ
レームを提供する。前記一体状のフレームは、一方向の
粒子構造(grain structure:すなわ
ち、結晶粒組織または列理構造)となっている。前記一
体状のフレームは、第1の壁と、前記第1の壁から離れ
て一定の間隔をあけて設けられた第2の壁と、前記第1
の壁と前記第2の壁との間を伸長する支持構造体とを備
えている。
【0016】さらに、本願発明の他の目的、特徴、及び
効果は、好適な実施例の下記の説明を参照することによ
って、また、添付した図面を検討することによって、当
業者にとって明らかとなるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】本願発明によって提供された、一
実施例に係わるベイトキャスティング式のリール2が、
図1ないし図5に図示されている。ベイトキャスティン
グ式のリール2は、本願発明の一実施例に係わるベイト
キャスティング式のリールのフレーム4と;フレーム4
の円形の右側プレート(すなわち、右サイドプレート)
8と円形の左側プレート(左サイドプレート)10との
間に回転可能に取り付けられた釣り糸用のスプール6
と;スプール6が固定された細長いスプールシャフト7
と;右側プレート8に取り外し可能に取り付けられる右
側カバー(右サイドカバー)12と;右側カバー12か
ら突出するクランクハンドル14と;巻取りの間に、ス
プール6上で当該スプール6に沿って移動(トラバー
ス)して、釣り糸をスプール6の長さ方向に沿って均等
に分配させる均等巻き機構16と;フレーム4に一体に
形成され、本願発明に係わるリール2を釣りざおに取り
付けるための足部構造体18と;フレーム4の左側プレ
ート10に取り外し可能に取り付けられた左側カバー
(左サイドカバー)20と;を備えている。フレーム4
と右側カバー12と左側カバー20とが組み立てられた
とき、フレーム4と右側カバー12と左側カバー20
は、リールの種々の作動構造体及び作動機構用のハウジ
ング13を構成している。
【0018】本願発明に係わるリール2の左側カバー2
0は、遠心ブレーキシステム22と、スプール保持部品
24と、スプールシャフトベアリング26と、フレーム
4の左側プレート10に左側カバー20を固定し且つ保
持させるためのアセンブリ28とを備えている。
【0019】図3、図4、及び図7ないし図9に図示さ
れているように、左側カバー20をフレーム4に固定す
るために使用される前記取り付け用のアセンブリ28
は、フレームの左側プレート10の外面に固定されたフ
ランジ保持部材40と;径方向作動用隆起部116が設
けられた径方向中央プレート80を備えるロックピン7
8と;アクチュエータ82と;偏倚用のばね84と;を
備えていることが好ましい。ロックピン78、アクチュ
エータ82、及び偏倚用のばね84は、スプール保持部
品24によって、左側カバー20内に作動可能に保持さ
れている。
【0020】カバー保持部材40は、ボルト86によっ
て、フレームの左側プレート10の外面に固定されてい
る。各保持部材40は、リップ88を備えている。リッ
プ88の下に、スプール保持部品24の径方向フランジ
34が受け入れられて且つ保持されている。ストッパ9
0が、リップ88の一端に設けられている。
【0021】フランジ保持部材40は、フレームの左側
プレート10に位置決めされている。その結果、左側カ
バー20がフレームの左側プレート10に接触して配置
されたとき、フランジ保持部材40は、スプール保持部
品24の径方向フランジ34に設けられたノッチ38を
介して収容される。フランジ保持部材40は、また、フ
レームの左側プレート10に設けられたスプール開口部
92に隣接して位置決めされている。それによって、左
側カバー20がフレーム4に固定されたとき、スプール
シャフトベアリング26は、スプールシャフト7に適切
に整合し、また、遠心ブレーキシステム22の調整可能
なブレーキリング58が、ブレーキパッドハウジング5
4に適切に整合する。ブレーキパッドハウジング54内
には、径方向に摺動可能な複数のブレーキパッド56が
含まれている。
【0022】フランジ保持部材40を径方向フランジ3
4のノッチ38に配置し、次いで、左側カバー20をフ
レーム4に対して時計回りの方向に回転させることによ
って、スプール保持部品24の径方向フランジ34のノ
ッチエッジ94が、フランジ保持部材40のリップ88
の先端96の下に収容される。図9に示されているよう
に、少なくともリップ88の最初の部分は、傾斜してい
ることが好ましい。その結果、ユーザが左側カバー20
を時計回りの方向に回転させたとき、ノッチ付きのエッ
ジ94が、リップ88の傾斜部に摺動係合して、径方向
フランジ34と左側カバー20とが、フレームの左側プ
レート10の外面に向けて引き寄せられる。したがっ
て、ノッチエッジ94がストッパ90に係合した状態
で、径方向フランジ34がリップ88の下に十分に挿入
されたとき、左側カバー20は、フレームの左側プレー
ト10に当接してぴったりと合って保持される。
【0023】ロックピン78は、その長手方向軸線に沿
って往復運動できるように、左側カバー20に作動可能
に保持されている。ロックピン78は、次のように保持
されていることが好ましい。すなわち、(a)ロックピ
ン78の外側端が、左側カバー20に設けられたピンボ
ス124に往復運動可能に保持されるように、(b)ロ
ックピン78の径方向中央プレート80が、アクチュエ
ータプレート100と左側カバー20との間に配置され
るように、(c)ロックピン78の径方向作動用隆起部
116が、アクチュエータ側方溝114に収容されるよ
うに、(d)ロックピン78の内端が、アクチュエータ
スロット110と、スプール保持部品24の耳部36に
形成された開口部126とを介して突出するように、
(e)偏倚用のばね84が、左側カバー20と、ロック
ピン78の径方向中央プレート80との間で、ピンボス
124の周辺に位置決めされるように、保持されている
ことが好ましい。ピンボス124と、スプール保持部品
24の耳部36に形成された開口部126とは、ロック
ピン78を軸線方向に沿って往復運動できるように案内
している。
【0024】スロット128が、ロックピン78の内端
を受け入れることができるように、また、それによっ
て、フレーム4の固定位置に左側カバー20をロックす
ることができるように、フレームの左側プレート10の
外面に形成されている。スプール保持部品24のノッチ
エッジ94が、フランジ保持部材40に設けられたスト
ッパ90に当接したときに、ロックピン78がスロット
128に受け入れられるように、スロット128は位置
決めされている。
【0025】アクチュエータボタン102を単に押すこ
とによって、フレームのスロット128からロックピン
78を容易に取り外すことができる。ユーザがアクチュ
エータボタン102を押したとき、アクチュエータ82
は内側に移動する。その結果、アクチュエータ側方溝1
14の傾斜した後壁118が、ロックピン78の径方向
作動用隆起部116を横切って摺動する。傾斜した後壁
118が径方向作動用隆起部116を横切って摺動する
ことによって、ロックピン78がフレームのスロット1
28から引き抜かれる。
【0026】図5及び図6は、本願発明のリール2の右
手側の分解図である。本願発明のリール2の右手側に位
置決めされた構成要素及び構造体は、クランクシャフト
アセンブリ130と;スプール引張りアセンブリ132
と;キャスティング(投げ釣り)用のアクチュエータア
センブリ134と;を備えている。クランクシャフトア
センブリ130と、スプール引張りアセンブリ132
と、キャスティング用のアクチュエータアセンブリ13
4とは、各々、当該技術において通常使用されるタイプ
のものである。
【0027】駆動ギヤ144に加えられる締付け力/抵
抗力の量は、ドラッグスター(drag star)1
60を回転させることによって、選択的に調整できる。
ドラッグスター160は、クランクシャフト136の外
端に螺合して支持されている。その結果、ドラッグスタ
ー160を時計回りの方向に回転させることによって、
増加した締付け力/抵抗力が、駆動ギヤ144に加えら
れる。あるいは、駆動ギヤ144に加えられる締付け力
/抵抗力は、ドラッグスター160を反時計回りの方向
に回転させることによって、減少させることができる。
【0028】クランクシャフト136の回転運動をでき
るようにするために、クランクシャフト136の内端1
68が、ベアリング170に位置決めされる。リテーナ
172によって、ベアリング170は、右側プレート8
に設けられた窪み236に保持されている。
【0029】クランクシャフトアセンブリ130に設け
られた均等巻きギヤ138が、右側プレート8に隣接し
て位置決めされたウォームシャフトギヤ178に作動可
能に係合している。ウォームシャフトギヤ178は、均
等巻き機構16内に回転可能に設けられたウォームシャ
フトの端に取り付けられている。当業者によって理解さ
れるように、ウォームシャフトは、均等巻き機構16で
通常使用されており、これによって、巻取りの間に、釣
り糸用のスプール6を横切って、均等巻き機構16を前
後に動かすことができるようになっている。
【0030】クランクシャフトアセンブリ130に設け
られた駆動ギヤ144は、スプールシャフト7の端に設
けられたピニオンギヤ180に作動可能に係合してい
る。駆動ギヤ144とピニオンギヤ180とが作動可能
に係合していることにより、ユーザは、クランクハンド
ル14を回転させることによって、釣り糸用のスプール
6を回転させることができる。
【0031】キャスティング用のアクチュエータアセン
ブリ134は、スプールシャフト7上で長手方向に沿っ
てピニオンギヤ180を移動させるためのピニオンヨー
ク194と;ねじ付き端197によって右側プレート8
に取り付けられた細長い一対のリテーナ196と;リテ
ーナ196によって保持され、ピニオンヨーク194と
ピニオンギヤ180とを右側プレート8に向けて偏倚さ
せるための一対の偏倚ばね192と;ガイドポスト20
4及びE字形状のクリップ205によって枢動可能に保
持されている解放用のスライダー(すべり子)202
と;解放用のスライダー202と右側プレート8との間
に取り付けられ、ピニオンヨーク194との係合から離
れる方向にスライダー202を偏倚させる一対のねじり
ばね(トーションスプリング)206と;解放用のスラ
イダー202から伸長する摘みレバー210と;解放用
のスライダー202に設けられ、クランクシャフトトリ
ップラチェット140に係合するためのキックレバー2
12と;を備えている。細長いリテーナ196は、ヨー
ク開口部198を介して収容(または、挿入)されてい
る。その結果、ピニオンヨーク194は、リテーナ19
6上で、右側プレート8に向けて且つ右側プレート8か
ら離れる方向に向けて摺動できるようになっている。
【0032】右側カバー12は、ボルト179によって
フレーム4に取り外し可能に取り付けられている。ボル
ト179は、フレーム4の右側プレート8から外側に突
出しており、右側カバー12の内部に設けられたねじ付
きのボスに受け入れられるようになっている。
【0033】図10ないし図18に示されているよう
に、本願発明のフレーム4は、円形の右側プレート(右
サイドプレート)8と;円形の左側プレート(左サイド
プレート)10と;右側プレート8と左側プレート10
との間を伸長する頂部支持構造体222と;右側プレー
ト8と左側プレート10との間を伸長する底部支持構造
体224と;底部支持構造体224から伸長する足部構
造体18と;を備えている。頂部支持構造体222と底
部支持構造体224は、右側プレート8と左側プレート
10とが実質的に平行になるように、互いに対して間隔
をあけて右側プレート8及び左側プレート10を支持し
且つ保持している。
【0034】足部構造体18は、底部支持構造体224
と一体に形成されていることが最も好ましい。足部構造
体18を底部支持構造体224と一体に形成することに
よって、ロープロファイル(換言すれば、低い輪郭)を
達成できるようになっている。さらに、本願発明に係わ
るリール2が釣りざおに配置されたときに、本願発明に
係わるリール2を所望のようにロープロファイルにする
のを確実にするために、底部支持構造体224と足部構
造体18とは、右側プレート8と左側プレート10との
間に位置決めされていることが好ましい。その結果、フ
レーム4の最下地点250より上にある足部構造体18
の最下部248と、前記フレーム4の最下地点250と
の間の間隔が、フレーム4の最下地点250からフレー
ム4の最上地点252までの距離の、約15%から約4
0%までの範囲に収められている。最下地点250より
上にある最下部248との間隔は、最下地点250から
最上地点252までの距離の、約20%から約30%ま
での範囲に収めることが最も好ましい。
【0035】本願発明のフレーム4の左側プレート10
は、ロックピン78を受け入れるためのスロット128
と;釣り糸用のスプール6が受け入れられる大きな円形
形状をした開口部214と;フランジ保持部材すなわち
カバー保持部材40を取り付けるためのねじ付きボア2
26と;均等巻き機構16のウォームシャフトガイド2
31を保持するための円形の開口部232と;均等巻き
機構16で使用されるキャリヤーガイド235の左端を
保持するための円形の開口部233と;摘みレバー21
0の左端を受け入れるための湾曲した内部溝230と;
を備えている。
【0036】本願発明のフレーム4の右側プレート8
は、スプールシャフトベアリングを保持するためのベア
リングカップ218と;ベアリングカップ218を通っ
て伸長するスプールシャフト開口部216と;ベアリン
グカップ218の周囲に形成され、釣り糸用のスプール
6の右端を受け入れるための大きな内部凹部220と;
湾曲した摘みレバースロット228であって、摘みレバ
ー210がそこを通って受け入れられる湾曲した摘みレ
バースロット228と;ウォームシャフトガイド231
の右端を保持するための円形の開口部232と;キャリ
ヤーガイド235の右端を保持するための開口部234
と;クランクシャフトベアリング170を保持するため
のボア236と;ベアリングリテーナ172を取り付け
るための一対のねじ付きボア238と;アクチュエータ
アセンブリ134で使用される外部ガイドポスト204
及び207を取り付けるためのボア240及び242
と;ねじりばね(トーションスプリング)用のねじ24
5を取り付けるためのねじ付きボア244と;ヨークリ
テーナ196を取り付けるためのねじ付きボア246
と;を備えている。
【0037】本願発明は、また、新規な方法を提供する
ものである。前記方法において、複数のベイトキャステ
ィング式のリールのフレーム4は、図19及び図20に
図示されたタイプの細長い出発部品260から製造され
る。細長い出発部品260は、一体状の(または、単一
の)押出部材(すなわち、押し出し成形された部材)と
なっていることが好ましい。細長い出発部品260は、
アルミニウム・ミル押し出し成形工程(aluminu
m mill extrusion process)
によって形成された押出棒材(すなわち、押し出し成形
された棒材)であることが最も好ましい。細長い出発部
品260は、長手方向に伸長する(換言すれば、長尺状
の)細長い左側壁(左サイド壁)262と;左側壁26
2から離れて一定の間隔をあけて設けられ、左側壁26
2に対し実質的に平行な状態で伸びる、長手方向に伸長
する(換言すれば、長尺状の)細長い右側壁(右サイド
壁)264と;左側壁262の頂部と右側壁264の頂
部との間に接続された、長手方向に伸長する細長い上部
交差構造体266と;左側壁262と右側壁264との
間に接続された、長手方向に伸長する(換言すれば、長
尺状の)細長い下部交差構造体268と;を備えてい
る。足部構造体18の底部形状に対応する形状を有する
湾曲した特徴部/突出部270が、長手方向に伸長する
細長い下部交差構造体268の底部に沿って設けられて
いる。
【0038】出発部品260は、その頂部に沿って、細
長い隆起部272を備えていることが好ましい。細長い
隆起部272は、機械加工を行うことができるように締
付け部品260のために使用される。機械加工の工程時
に隆起部272がもはや必要ないとき、隆起部272
は、除去されることが好ましい。
【0039】細長い出発部品260から形成されたフレ
ーム4が、確実に本願発明のロープロファイルの特徴を
提供できるようにするために、細長い出発部品260
は、左側壁262の底部エッジ263及び右側壁264
の底部エッジ265より上の、湾曲突出部270の最下
エッジまでの間隔が、底部エッジ263及び265から
長尺状の(換言すれば、長手方向に伸長する)上部交差
構造体266の頂部267までの距離の、約15%から
約40%までの範囲に収まるように形成されていること
が好ましい。底部エッジ263及び265より上の、湾
曲突出部270の最下エッジまでの間隔が、底部エッジ
263及び265から上部交差構造体266の頂部26
7までの距離の、約20%から約30%までの範囲に収
まるようにすることが最も好ましい。
【0040】本願発明のフレーム4を形成するための、
押し出し成形された出発部品を使用することによって、
より多くの合金の選択が可能になり、また、陽極酸化処
理及び仕上げに対し有害な添加剤を加える必要性がなく
なり、あるいは大幅に減らすことができる。フレーム4
を形成するための、押し出し成形された出発部品を使用
することによって、また、一方向の粒子構造(grai
n structure:すなわち、結晶粒組織または
列理構造)を提供することができる。このようにして、
本願発明の方法により、厚みがあって光沢のある陽極酸
化処理された仕上げを達成でき、また、(a)高い強度
と、(b)低い多孔率と、(c)厚みがあって(すなわ
ち、0.004インチ(約0.1016mm)あるはそ
れ以上)光沢があり魅力のある陽極酸化処理された仕上
げと、(d)高い耐蝕性(corrosion res
istance)と耐引掻性(scratch res
istance)とを提供することができる。
【0041】上述した効果に加えて、本願発明の方法
は、非常に高い効率を有し且つ精密な機械加工工程の使
用を可能にする。本願発明の方法の一実施例において、
3段階(すなわち、3ステージ)の機械加工工程を使用
して、単一の細長い出発部品260から、所望の数の
(好ましくは複数の)個々のフレーム4を製造すること
ができる。前記工程の3段階は、(1)左側の(左サイ
ドの)機械加工段階と、(2)右側の(右サイドの)機
械加工段階と、(3)最後の仕上げ段階である。明らか
なように、3段階の順序と前記3段階に含まれるステッ
プの順序は、所望により変更することができる。
【0042】左側の機械加工段階は、細長い出発部品2
60の左側壁262の外部が方向決めされて機械加工で
きるようにるように、機械加工用の立方体または他の機
械加工用の構造体に細長い出発部品260をクランプ固
定(すなわち、締め付け固定)することによって、開始
することが好ましい。個々のフレーム4に関して、一連
のスプール用の開口部214や左側プレート10の他の
「外側の」特徴部分(すなわち、ボアとしてのねじ付き
ボア226、ボアとしての開口部232、ボアとしての
開口部233、及びスロット128)が、次いで、細長
い左側壁262を通してあるいは細長い左側壁262に
機械加工される。次に、対応する一連のベアリングカッ
プ218や右側プレート8の他の「内側の」特徴部分
が、細長い右側壁264の内面にあるいは細長い右側壁
264の内面を介して機械加工される。これらの右側プ
レート8の内部の特徴部分は、前のステップで形成され
た、スプール用の開口部214や左側プレートの他の特
徴部分を通して、機械加工用の工具を挿入することによ
って、形成される。図20に示されているように、右側
壁264には、比較的厚い上部269が設けられてい
る。比較的厚い上部269を設けたことによって、ベア
リングカップ218が、上部269に形成できるように
なっている。
【0043】前記第1の段階は、また、左側壁262に
一連の丸い形状のプロファイル290を切断するステッ
プを備えている。プロファイル290は、足部構造体1
8の左側エッジの最後の位置を越えない深さまで切断さ
れる。丸い形状のプロファイル290は、個々のフレー
ム4の左側プレート10を形成している。また、丸い形
状のプロファイル290は、段階1(ステージ1)で形
成された、(独立した1つのスプール用の開口部214
を含む)完全なセットの左側プレートの他の特徴部分を
含むように切断される。
【0044】本願発明の工程の右側の機械加工段階(段
階2)において、右側壁264の外部が、方向決めされ
て機械加工できるように、細長い出発部品260は回転
させられる。段階1において形成された一連の特徴部分
に対応する、一連の右側プレート8の「外側の」特徴部
分(すなわち、クランクシャフトベアリングを保持する
ための、ボアとしてのキャビティ236と、湾曲した摘
みレバースロット228など)が、次いで、細長い右側
壁264にまたは細長い右側壁264を介して機械加工
される。次に、一連の、摘みレバー210を受け入れる
ための内部溝230と、左側プレート10の他の「内側
の」特徴部分とが、細長い左側壁262の内面に機械加
工される。左側プレート10のこれらの「内側の」特徴
部分は、先のステップにおいて形成された右側プレート
8の外側の特徴部分を通して、適切な機械加工用の工具
を挿入することによって形成することが好ましい。段階
1と実質的に同じ手順を使用して、右側壁264の一連
の丸い形状のプロファイルを切断しそしてそれによって
出発部品260から個々のフレーム4を切断することに
よって、段階2を完了することが好ましい。これらの丸
い形状のプロファイルは、個々のフレーム4の右側プレ
ート8を提供する。
【0045】本願発明の工程の仕上げ段階(段階3)に
おいて、個々のフレーム4は、フライスヘッド(mil
ling head)を採用してフレーム4の最後の仕
上げをする、機械加工用の構造体上に取り付けられるこ
とが好ましい。フライスヘッドを使用し、これにより、
(a)個々のフレーム4に設けられた上部交差構造体2
66の複数の部分から頂部支持構造体222を形成し、
(b)個々のフレーム4に設けられた下部交差構造体2
68の複数の部分から足部構造体18を形成し、そし
て、(c)個々のフレーム4の残りの内側の特徴部分あ
るいは他の特徴部分を機械加工することが好ましい。段
階3(ステージ3)が完了することによって、個々のフ
レーム4は、ビーズブラスト法(bead blast
ing)、陽極酸化処理、及び/または任意の他の所望
の仕上げ加工をする用意ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明のベイトキャスティング式の
リールの実施例の左側の斜視図である。
【図2】図2は、本願発明のリールの右側の斜視図であ
る。
【図3】図3は、本願発明のリールの一部破断した正面
図である。
【図4】図4は、本願発明のリールの左側カバーアセン
ブリの分解斜視図である。
【図5】図5は、本願発明のリールの右側カバーアセン
ブリの分解斜視図である。
【図6】図6は、本願発明のリールの右側カバーアセン
ブリの分解斜視図である。
【図7】図7は、左側カバーアセンブリの正面の内部の
図である。
【図8】図8は、本願発明のフレームの左側の外部の図
である。
【図9】図9は、本願発明のリールで使用されるカバー
保持部材の斜視図である。
【図10】図10は、本願発明のフレームの右側の斜視
図である。
【図11】図11は、本願発明のフレームの左側の斜視
図である。
【図12】図12は、本願発明のフレームの背面図であ
る。
【図13】図13は、図12で示された矢印13−13
から見た、本願発明のフレームの一部破断した側面図で
ある。
【図14】図14は、本願発明のフレームの右側の側面
図である。
【図15】図15は、本願発明のフレームの上面図であ
る。
【図16】図16は、本願発明のフレームの底面図であ
る。
【図17】図17は、本願発明のフレームの左側の側面
図である。
【図18】図18は、図17に示された矢印18−18
から見た本願発明のフレームの一部破断した平面図であ
る。
【図19】図19は、本願発明のフレームを製造する本
願発明の方法において使用される押出棒材の細長いセグ
メントの斜視図である。
【図20】図20は、棒材セグメントの正面の端面図で
ある。
【符号の説明】
2 ベイトキャスティング式のリール 4 ベイトキャスティング式のリールのフレーム 6 釣り糸用のスプール 7 細長いスプー
ルシャフト 8 円形の右側プレート(円形の右サイドプレート) 10 円形の左側プレート(円形の左サイドプレート) 12 右側カバー(右サイドカバー) 13 ハウジング 14 クランクハ
ンドル 16 均等巻き機構 18 足部構造体 20 左側カバー(左サイドカバー) 22 遠心ブレーキシステム 24 スプール保
持部品 26 スプールシャフトベアリング 28 取り付け用
のアセンブリ 34 径方向フランジ 36 耳部 38 ノッチ 40 フランジ保
持部材 40 カバー保持部材 54 ブレーキパ
ッドハウジング 56 ブレーキパッド 58 調整可能な
ブレーキリング 78 ロックピン 80 径方向中央
プレート 82 アクチュエータ 84 偏倚用のば
ね 86 ボルト 88 リップ 90 ストッパ 94 ノッチエッ
ジ 96 先端 100 アクチュ
エータプレート 102 アクチュエータボタン 110 アクチュ
エータスロット 114 アクチュエータ側方溝 116 径方向作
動用隆起部 118 傾斜した後壁 124 ピンボス 126 開口部 128 スロット 130 クランクシャフトアセンブリ 132 スプール引張りアセンブリ 134 キャスティング用のアクチュエータアセンブリ 136 クランクシャフト 138 均等巻き
ギヤ 140 クランクシャフトトリップラチェット 144 駆動ギヤ 160 ドラッグ
スター 168 内端 170 ベアリン
グ 172 リテーナ 178 ウォーム
シャフトギヤ 179 ボルト 180 ピニオン
ギヤ 192 偏倚ばね 194 ピニオン
ヨーク 196 リテーナ 197 ねじ付き
端 198 ヨーク開口部 202 解放用の
スライダー 202 スライダー 204 ガイドポ
スト 204 外部ガイドポスト 205 E字形状
のクリップ 206 ねじりばね 207 外部ガイ
ドポスト 210 摘みレバー 212 キックレ
バー 214 開口部 216 スプール
シャフト開口部 218 ベアリングカップ 220 内部凹部 222 頂部支持構造体 224 底部支持
構造体 226 ねじ付きボア 228 湾曲した
摘みレバースロット 230 内部溝 231 ウォーム
シャフトガイド 232 円形の開口部 233 開口部 235 キャリヤーガイド 236 窪み(ボ
ア) 238 ねじ付きボア 240 ボア 242 ボア 244 ねじ付き
ボア 245 ねじりばね(トーションスプリング)用のねじ 246 ねじ付きボア 248 最下部 250 最下地点 252 最上地点
252 260 細長い出発部品 260 押出棒材 262 左側壁(左サイド壁) 263 底部エッ
ジ 264 右側壁(右サイド壁) 265 底部エッ
ジ 266 上部交差構造体 267 頂部 268 下部交差構造体 269 上部 270 湾曲した特徴部/突出部 272 細長い隆
起部 290 丸い形状のプロファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レイフォード・エイ・コックラム アメリカ合衆国オクラホマ州74012,ブロ ークン・アロー,ノース・アンブレラ 1406

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押し出し成形された一体状の出発部品か
    ら、少なくとも1つの一体状の釣り用のリールのフレー
    ムを形成するステップを備えた釣り用のリールのフレー
    ムを製造する方法であって、 前記一体状のフレームは一体構造になっており、 前記一体状のフレームは、 第1のサイドプレートと;前記第1のサイドプレートか
    ら離れて間隔をあけて設けられた第2のサイドプレート
    と;前記第1のサイドプレートと前記第2のサイドプレ
    ートとの間を伸長する少なくとも1つの支持構造体と;
    を備えており、 前記出発部品は一体の構造体になっており、 前記出発部品は、 第1の側壁と、 前記第1の側壁から離れて間隔をあけて設けられた第2
    の側壁と、 前記第1の側壁と前記第2の側壁との間を伸長する、少
    なくとも1つの交差構造体とを備えており、 機械加工を行う前記ステップは、 前記第1の側壁から前記第1のサイドプレートを形成す
    るステップと;前記第2の側壁から前記第2のサイドプ
    レートを形成するステップと;前記交差構造体から前記
    支持構造体を形成するステップと;を備えていることを
    特徴とする釣り用のリールのフレームを製造する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の、釣り用のリールのフ
    レームを製造する方法において、 複数の前記一体状のフレームが、前記形成ステップにし
    たがって、前記押し出し成形された出発部品から製造さ
    れることを特徴とする釣り用のリールのフレームを製造
    する方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の、釣り用のリールのフ
    レームを製造する方法において、 前記押し出し成形された出発部品は、アルミニウム・ミ
    ル押し出し成形工程によって製造されることを特徴とす
    る釣り用のリールのフレームを製造する方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の、釣り用のリールのフ
    レームを製造する方法において、 前記形成ステップは、 前記第1の側壁を通して一連のスプール用の開口部を形
    成するステップと、 前記出発部品を切断し、これによって、前記一体状のフ
    レームの各々の前記第1のプレートが、独立した1つの
    前記スプール用の開口部を備えるように、前記出発部品
    から前記フレームを製造するステップとを備えているる
    ことを特徴とする釣り用のリールのフレームを製造する
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の、釣り用のリールのフ
    レームを製造する方法において、 さらに、前記一体状のフレームを釣りざおに取り付ける
    ことができるように、取付け用の構造体内に前記交差構
    造体を形成するステップを備えていることを特徴とする
    釣り用のリールのフレームを製造する方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の、釣り用のリールのフ
    レームを製造する方法において、 前記押し出し成形された出発部品は、最下地点を備えて
    おり、 前記交差構造体は、前記最下地点より上で間隔をあけて
    設けられており、その結果、 前記一体状のフレームは、最上地点と最低地点とを備
    え、前記最上地点は、前記最低地点より上で第1の距離
    だけ間隔をあけて設けられ、 前記取付け用の構造体は、前記最低地点より上で第2の
    距離だけ間隔をあけて設けられた底部を備え、 前記第2の距離は、前記第1の距離の、約15%から約
    40%の範囲にあることを特徴とする釣り用のリールの
    フレームを製造する方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の、釣り用のリールのフ
    レームを製造する方法によって製造された釣り用リール
    のフレーム。
  8. 【請求項8】 釣り用リールのための一体状のフレーム
    であって、 前記フレームは、一方向の粒子構造を備えており、 前記フレームは、 第1の壁と;前記第1の壁から離れて間隔をあけて設け
    られた第2の壁と;前記第1の壁と前記第2の壁との間
    を伸長する支持構造体と;を備えていることを特徴とす
    る釣り用リールのための一体状のフレーム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の、釣り用リールのため
    の一体状のフレームにおいて、 さらに、前記支持構造体に一体に形成され、前記フレー
    ムを釣りざおに取り付けるための取付け用の構造体を備
    えていることを特徴とする釣り用リールのための一体状
    のフレーム。
  10. 【請求項10】 出発部品から釣り用リールを製造する
    ための方法であって、 前記出発部品は、 細長い第1の側壁と、 細長い第2の側壁とを備えており、前記第2の側壁は、
    前記第1の側壁に対して間隔をあけて設けられた関係を
    備えており、その結果、前記第2の側壁は、前記第1の
    側壁から離れて間隔をあけて設けられており、 前記方法は、 (a)前記第1の側壁を通して一連の開口部を形成する
    ステップと、 (b)前記出発部品を切断して、当該出発部品から、複
    数の個々のフレームを製造するステップとを備えてお
    り、前記個々のフレームの各々は、独立した1つの前記
    開口部を備えていることを特徴とする、出発部品から釣
    り用リールを製造するための方法。
JP10221974A 1997-08-14 1998-08-05 釣り用のリールのフレーム Pending JPH11113463A (ja)

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