JPH11113269A - 電源装置、放電灯点灯装置、パワーicモジュール、照明器具および電球形蛍光ランプ - Google Patents

電源装置、放電灯点灯装置、パワーicモジュール、照明器具および電球形蛍光ランプ

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JPH11113269A
JPH11113269A JP9267235A JP26723597A JPH11113269A JP H11113269 A JPH11113269 A JP H11113269A JP 9267235 A JP9267235 A JP 9267235A JP 26723597 A JP26723597 A JP 26723597A JP H11113269 A JPH11113269 A JP H11113269A
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JP
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circuit
discharge lamp
switch element
side switch
load
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JP9267235A
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Kazutoshi Mita
一敏 三田
Keiichi Shimizu
恵一 清水
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ハイサイドドライバを構成せず制御回路を簡易
化し進相スイッチングを防止した電源装置、放電灯点灯
装置、照明器具及び電球形蛍光ランプを提供する。 【解決手段】放電灯点灯装置10は、ハイサイドのスイ
ッチ素子FET2とハーフブリッジを構成しているロウ
サイドのスイッチ素子EFT1を備えたインバータ回路
12と、回路12に直流を供給する電源11と、回路1
2の出力に接続された蛍光ランプFL、インダクタL
及び予熱用コンデンサCを含む負荷回路13とから構
成される。スイッチ素子FET2は負荷回路の共振電流
によりスイッチング制御され、素子FET1はドライバ
15により制御される。素子FET1は、ソースからド
レインへ電流が流れている時またはドレインからソース
へ過大電流が流れている時はオフされる。従って、ラン
プFLの始動時、不点時等回路13の共振周波数が上っ
ときもFET1が進相スイッチングが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハーフブリッジを
構成するインバータ回路を具備した電源装置、放電灯点
灯装置、パワーICモジュール、照明器具および電球形
蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】ハーフブリッジを構成するインバータ回
路のスイッチ素子は、ハイサイドドライバによって周波
数制御されている。例えば、Internationa
l Rectifier社(USA)の型番IR210
4などを用いて実用化されている。この型番IR210
4を用いた放電灯点灯装置の回路図を図10に示す。
【0003】図10に示す放電灯点灯装置1(従来例)
は、型番IR2104を組み込んだパワーICモジュー
ルとなっており回路2の入力端子Com,Vh間に商用
電源Vinを整流器Rec1およびコンデンサC1で整
流平滑する直流電源を接続し、出力端子Det,Vo間
には直流カットコンデンサC2、インダクタL1を介し
て蛍光ランプFL(例えば、25W)を接続し、蛍光ラ
ンプFLのフィラメントFLa,FLb間に予熱用コン
デンサC3を接続し、Com,Delay端子間にコン
デンサC4を接続して構成している。パワーICモジュ
ールの回路2は、入力端子Com,Vh間にロウサイド
の電界効果トランジスタFET1とハイサイドの電界効
果トランジスタFET2の直列回路が接続され、抵抗R
1を介してハイサイドドライバ3が接続され、抵抗R2
を介して周波数可変発振器VFOが接続されている。ハ
イサイドドライバ3のロウサイド出力端子G1およびハ
イサイド出力端子G2は電界効果トランジスタFET
1,FET2の各ゲート端子に接続されている。周波数
可変発振器VFOの出力端子V2は、ハイサイドドライ
バ3の入力端子G3に接続され、ハイサイドドライバ3
へ発振周波数の信号を送出する。抵抗R2と周波数可変
発振器VFOの中点には抵抗R3の一端が接続され、抵
抗R3の他端はDelay端子に接続されている。De
lay端子は電界効果トランジスタFET3のゲート端
子に接続され、電界効果トランジスタFET3のドレイ
ン端子は周波数可変発振器VFOの入力端子V1へ、ソ
ース端子は入力端子Comに接続されている。ハイサイ
ドドライバ3のハイサイド基準端子G4は、電界効果ト
ランジスタFET1,FET2の中点に接続され、電界
効果トランジスタFET1,FET2の中点は出力端子
Voに接続されている。出力端子Detと電界効果トラ
ンジスタFET1の間には、抵抗R4が接続され、出力
端子Detは周波数可変発振器VFOの入力端子V1と
接続されている。
【0004】商用電源Vinを投入すると、直流電圧が
パワーICモジュールの回路2の入力端子Com,Vh
間に入力され、ハイサイドドライバ3および周波数可変
発振器VFOが駆動する。この時、周波数可変発振器V
FOはハイサイドドライバ3に始動時周波数(例えば、
80KHz)で電界効果トランジスタFET1,FET
2を駆動させるように発振周波数の信号を出力する。ハ
イサイドドライバ3が周波数可変発振器VFOからの信
号を入力すると、ハイサイドドライバ3は、ハイサイド
基準端子G4とハイサイド出力端子G2間、Com端子
とロウサイド出力端子G1間に交互に駆動信号を出力し
て電界効果トランジスタFET1,FET2を駆動させ
る。電界効果トランジスタFET1,FET2が駆動す
ると、出力端子Det,Vo間に高周波電圧が発生して
蛍光ランプFLに印加され、フィラメントFLa,FL
bを予熱するとともにインダクタL1と予熱コンデンサ
C3の共振電圧により蛍光ランプFLは点灯する。ま
た、入力端子Com,Vh間に直流電圧が入力されと同
時に、Com,Delay端子間に接続されたコンデン
サC4は抵抗R2,抵抗R3を介して充電される。コン
デンサC4が充電されていくと、コンデンサC4の両端
電圧が高くなり、電界効果トランジスタFET3をオン
させる。電界効果トランジスタFET3がオンすると、
周波数可変発振器VFOはハイサイドドライバ3に点灯
時周波数(例えば、50KHz)で電界効果トランジス
タFET1,FET2を駆動させるように発振周波数の
信号を出力する。ハイサイドドライバ3は周波数可変発
振器VFOからの信号を入力して、点灯時周波数でハイ
サイド基準端子G4とハイサイド出力端子G2間、Co
m端子とロウサイド出力端子G1間に交互に駆動信号を
出力して電界効果トランジスタFET1,FET2を駆
動させて蛍光ランプFLを点灯させる。そして、周波数
可変発振器VFOは、抵抗R4に流れる電流が一定にな
るように発振周波数を可変する。
【0005】しかしながら、従来例の放電灯点灯装置1
は、電界効果トランジスタFET3がオンの時、点灯時
周波数(例えば、50KHz)で電界効果トランジスタ
FET1,FET2を駆動させるので、蛍光ランプFL
が不点灯状態の場合、負荷回路の共振周波数が点灯時周
波数よりも大きくなり進相モードでの動作となる。その
結果、電界効果トランジスタFET1,FET2のスイ
ッチングロスが増大し、破壊してしまうという欠点があ
る。また、パワーICモジュールの回路2のハイサイド
ドライバ3は、電界効果トランジスタFET1,FET
2を交互に駆動させるためにタイミング回路が必要であ
り、そのため、ハイサイド駆動部,ロウサイド駆動部間
の絶縁が必要となっている。その結果、回路構成が大型
化,複雑化してICパッケージを小形化することが困難
であるという欠点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、ハイサイドドライバを構成しない
でIC回路を簡易にするとともに進相スイチングを防止
した電源装置、放電灯点灯装置、照明器具および電球形
蛍光ランプを提供すること、また、パワーICモジュー
ルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電源装
置の発明は、負荷、インダクタンス素子およびキャパシ
タンス素子を含む負荷回路と;負荷回路の共振点または
その付近でスイッチング動作をするハイサイドのスイッ
チ素子と、ハイサイドのスイッチ素子とハーフブリッジ
を構成するロウサイドのスイッチ素子と、ロウサイドの
スイッチ素子を高周波駆動させる駆動回路とを備えたイ
ンバータ回路と;インバータ回路に直流を供給する直流
電源と;を具備していることを特徴とする。
【0008】本発明および以下の各発明において、特に
言及しない限り用語の定義および技術的意味は次のとお
りとする。
【0009】負荷は、モータ、放電ランプなどインバー
タにより付勢できるものであればよい。
【0010】負荷回路の共振点でスイッチング動作をす
るとは、無負荷の場合はインダクタンス素子とキャパシ
タンス素子による共振周波数で動作し、負荷を含む場合
は負荷、インダクタンス素子およびキャパシタンス素子
による共振周波数で動作するものであり、また、負荷が
異常動作している時の共振周波数で動作する場合も含
む。
【0011】スイッチ素子は、電圧駆動型、電流駆動型
のいずれでもよい。
【0012】直流電源は、バッテリ、商用交流電源を整
流あるいは整流平滑したもの、さらにチョッパ回路を介
して電圧を昇降圧したものなどのいずれでもよい。
【0013】ハイサイドのスイッチ素子は、負荷回路の
共振電流によりスイッチング制御される。すなわち、ハ
ーフブリッジの中点より負荷回路に接続された電流経路
において、ハイサイドのスイッチ素子は、ハーフブリッ
ジの中点より負荷回路に電流が流れるときにオンし、負
荷回路よりハーフブリッジの中点へ電流が流れるときに
オフする。ロウサイドのスイッチ素子は、駆動回路によ
ってスイッチング制御される。
【0014】ハイサイドのスイッチ素子は負荷電流で制
御し、ロウサイドのスイッチ素子は駆動回路で制御する
ので、回路構成が簡易であり、電源装置を小形にでき
る。
【0015】請求項2に記載の電源装置の発明は、請求
項1記載の電源装置において、ロウサイドのスイッチ素
子に流れる電流に相関してロウサイドのスイッチ素子を
駆動することを特徴とする。
【0016】ロウサイドのスイッチ素子に流れる電流に
相関してとは、少なくともロウサイドのスイッチ素子に
流れる電流を含んでいることであり、具体的には負荷電
流も含まれる。
【0017】スイッチ素子のドレインよりソースに予め
設定された値より大きな電流が流れている時にスイッチ
素子をオフさせる。または、ソースよりドレインに電流
が流れた時にスイッチ素子をオフさせる。これにより、
ロウサイドのスイッチ素子が進相スイッチングすること
を防止できる。
【0018】請求項3に記載の放電灯点灯装置の発明
は、請求項1または請求項2記載の電源装置において、
負荷は放電ランプであることを特徴とする。
【0019】放電ランプは、蛍光ランプなどの低圧放電
ランプの他、HIDランプなどの高圧放電ランプのいず
れでもよい。
【0020】ハイサイドのスイッチ素子は、放電ランプ
の始動時、点灯時、不点時や寿命末期などの異常点灯時
などのいずれにおいても、放電ランプを負荷とする負荷
回路の共振電流(負荷電流)によって制御される。ここ
で、放電ランプの状態によって共振周波数は変化する
が、負荷電流がハーフブリッジの中点より負荷回路に流
れるときにのみハイサイドのスイッチ素子はオンするの
で、ハイサイドのスイッチ素子が進相スイッチングする
ことはない。一方、ロウサイドのスイッチ素子は駆動回
路によってスイッチング制御される。しかし、始動時、
不点時、異常点灯時など正常点灯時に比べ負荷回路の共
振周波数が上昇したときは、ロウサイドのスイッチ素子
のドレインからソースに電流が流れる時に、過電流や負
荷電流の反転を検出してロウサイドのスイッチ素子をオ
フする。したがって、ロウサイドのスイッチ素子が進相
スイッチングすることはない。
【0021】請求項4に記載のパワーICモジュールの
発明は、負荷、インダクタンス素子およびキャパシタン
ス素子を含む負荷回路の共振点またはその付近でスイッ
チング動作をするハイサイドのスイッチ素子と;ハイサ
イドのスイッチ素子とハーフブリッジを構成するロウサ
イドのスイッチ素子と;ロウサイドのスイッチ素子を高
周波駆動させる駆動回路と;をパッケージ内に設けたこ
とを特徴とする。
【0022】パッケージは1パッケージとして全素子お
よび回路を収納してもよく、ロウサイド、ハイサイドで
分離して2パッケージとしてもよい。
【0023】ハイサイドのスイッチ素子は負荷電流で制
御し、ロウサイドのスイッチ素子は駆動回路で制御する
ので、ハイサイド,ロウサイドのスイッチ素子を交互に
駆動する必要がなく、回路構成が簡易で制御回路を小形
にできるので、1パッケージに設けると小形のパワーI
Cモジュールとすることができる。
【0024】請求項5に記載の放電灯点灯装置の発明
は、請求項4に記載のパワーICモジュールと;パワー
ICモジュールの入力側に接続された直流電源と;パワ
ーICモジュールの出力側に接続された放電ランプ、イ
ンダクタンス素子およびキャパシタンス素子を含む負荷
回路と;を具備していることを特徴とする。
【0025】小形のパワーICモジュールを用いている
ので、放電灯点灯装置を小形にできる。
【0026】請求項6に記載の照明器具の発明は、請求
項3または請求項5に記載の放電灯点灯装置と;照明器
具本体と;を具備していることを特徴とする。
【0027】小形の放電灯点灯装置を用いているので、
照明器具も小形にできる。
【0028】請求項7に記載の電球形蛍光ランプの発明
は、放電ランプが屈曲形蛍光ランプである請求項5に記
載の放電灯点灯装置と;一端にねじ込み形口金が設けら
れ、他端に屈曲形蛍光ランプを取着するとともに放電灯
点灯装置を収容しているカバーと;を具備していること
を特徴とする。
【0029】小形のパワーICモジュールを用いている
ので、電球形蛍光ランプを小形化できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0031】図1は本発明の第1の実施形態を示す放電
灯点灯装置の回路図である。なお、図10と同一部分に
は同一符号を付す。
【0032】図1に示す放電灯点灯装置10は、直流電
源11、インバータ回路12、負荷回路13より構成さ
れている。整流器Rec1の入力端子は、コンデンサC
5とインダクタL2から成るノイズフィルタ14を介し
て商用電源Vinに接続され、出力端子は突入電流防止
用抵抗R5を介して平滑用コンデンサC1に接続され、
整流器Rec1と平滑用コンデンサC1で直流電源11
を構成している。そして、平滑用コンデンサC1の両端
は、インバータ回路12の入力端子Com,Vhに接続
されている。インバータ回路12の出力端子Det,V
o間には、直流カット用コンデンサC2、インダクタン
ス素子としてのインダクタL1を介して蛍光ランプFL
(例えば、25W)が接続され、蛍光ランプFLのフィ
ラメントFLa,FLb間にキャパシタンス素子として
の予熱用コンデンサC3が接続されて負荷回路13を構
成している。インバータ回路12の入力端子Vhと出力
端子Vo間には抵抗R6が接続されている。
【0033】インバータ回路12の入力端子Com,V
h間には、ロウサイドのスイッチ素子としての電界効果
トランジスタFET1とハイサイドのスイッチ素子とし
ての電界効果トランジスタFET2がハーフブリッジを
構成して接続されている。なお、電界効果トランジスタ
FET1,FET2の各ソース,ドレイン間には寄生ダ
イオードD1,D2が接続されている。電界効果トラン
ジスタFET1,FET2の中点aは、逆並列に接続さ
れたダイオードD3,D4を介して出力端子Voに接続
され、入力端子Comは、逆並列に接続されたダイオー
ドD5,D6およびランプ電流検出用の抵抗R4を介し
て出力端子Detに接続されている。入力端子Com,
Vh間には、抵抗R7とコンデンサC6の直列回路が接
続され、コンデンサC6の両端はドライバ(駆動回路)
15およびコンパレーターCP1の電源端子に接続され
ている。さらに、抵抗R7とコンデンサC6の中点b
は、ダイオードD7,抵抗R8およびコンデンサC7を
介して電界効果トランジスタFET1,FET2の中点
aに接続され、コンデンサC7と並列にツェナーダイオ
ードZD1およびコンパレーターCP2の電源端子に接
続されている。ツェナーダイオードZD1は、コンパレ
ーターCP2の電源端子に過電圧が入力しないようにす
るために用いている。コンパレーターCP2の非反転入
力端子は、基準電源Vc2を介して電界効果トランジス
タFET1,FET2の中点aに接続され、反転入力端
子は、インバータ回路12の出力端子Voに接続され、
コンパレーターCP2の出力端子は、電界効果トランジ
スタFET2のゲート端子に接続されている。ドライバ
15の出力端子G6は、電界効果トランジスタFET1
のゲート端子に接続され、入力端子G5はインバータ回
路2の出力端子Detに接続されている。コンパレータ
ーCP1の非反転入力端子は、基準電圧Vc1を介して
インバータ回路2のCom端子に接続され、反転入力端
子は、ダイオードD5(ダイオードD6)と抵抗R4の
中点cに接続され、コンパレーターCP1の出力端子
は、逆接続されたダイオードD8を介して電界効果トラ
ンジスタFET1のゲート端子に接続されている。
【0034】次に、本発明の第1の実施形態の作用につ
いて述べる。
【0035】商用電源Vinを投入すると、商用交流は
整流器Rec1および平滑用コンデンサC1で整流平滑
され直流電圧としてインバータ回路2の入力端子Co
m,Vh間に入力される。さらに、抵抗R7を介して負
荷回路13の直流カット用コンデンサC2、インダクタ
L1、蛍光ランプFLのフィラメントFLa、予熱用コ
ンデンサC3、フィラメントFLbおよびインバータ回
路2の出力端子Det、抵抗R4、ダイオードD6、出
力端子Com、平滑用コンデンサC1の経路で電流が流
れ、負荷回路13の直流カット用コンデンサC2、予熱
用コンデンサC3を充電する。インバータ回路2の入力
端子Com,Vh間に平滑コンデンサC1からの直流電
圧が入力されると、抵抗R7を介してコンデンサC6は
充電され、コンデンサC6の両端に電圧が生じてドライ
バ15およびコンパレーターCP1に給電してドライバ
15およびコンパレーターCP1を駆動させる。さら
に、電界効果トランジスタFET1がオンの期間に抵抗
R7、ダイオードD7および抵抗R8を介してコンデン
サC7は充電され、コンデンサC7の両端に電圧が生じ
てコンパレーターCP2に給電してコンパレーターCP
2を駆動させる。ドライバ15が駆動すると、ドライバ
15は電界効果トランジスタFET1を50KHzのス
イッチング周波数でオンオフ制御する。電界効果トラン
ジスタFET1がオンの時、負荷回路13の直流カット
用コンデンサC2、予熱用コンデンサC3に充電された
電荷およびインダクタL1に蓄えられたエネルギーが出
力端子Vo、ダイオードD4、電界効果トランジスタF
ET1、ダイオードD5、抵抗R4、蛍光ランプFLの
フィラメントFLb、予熱用コンデンサC3、FLa、
インダクタL1、高周波カット用コンデンサC2および
出力端子Voの経路で電流を流す。直流カット用コンデ
ンサC2、予熱用コンデンサC3に充電された電荷およ
びインダクタL1に蓄えられたエネルギーが十分に放出
される前に、ドライバ15は電界効果トランジスタFE
T1をオフする。すると、負荷回路13の直流カット用
コンデンサC2、予熱用コンデンサC3に充電された電
荷およびインダクタL1に蓄えられたエネルギーが出力
端子Vo、ダイオードD4、電界効果トランジスタFE
T2の寄生ダイオードD2、コンデンサC1、出力端子
Com、ダイオードD5、抵抗R4、出力端子Det、
蛍光ランプFLのフィラメントFLb、予熱用コンデン
サC3、FLa、インダクタL1、直流カット用コンデ
ンサC2および出力端子Voの経路で電流が流れ、負荷
回路13の直流カット用コンデンサC2、予熱用コンデ
ンサC3を充電するとともにインダクタL1にエネルギ
ーを蓄積する。そして、充電が終了すると、負荷回路1
3の直流カット用コンデンサC2、予熱用コンデンサC
3に充電された電荷およびインダクタL1に蓄えられた
エネルギーが出力端子Det、抵抗R4、ダイオードD
6、電界効果トランジスタFET1の寄生ダイオードD
1、電界効果トランジスタFET1,FET2の中点
a、ダイオードD3、出力端子Vo、負荷回路13の直
流カット用コンデンサC2、インダクタL1、蛍光ラン
プFLのフィラメントFLa、予熱用コンデンサC3、
フィラメントFLbおよび出力端子Detの経路で電流
を流す。ダイオードD3に順方向に電流が流れると、電
界効果トランジスタFET1,FET2の中点aはコン
パレーターCP2の基準電位となっているので、ダイオ
ードD3の順方向電圧(ー0.6V)がコンパレーター
CP2の反転入力端子に入力される。コンパレーターC
P2は、反転入力端子に入力された電圧が非反転入力端
子に入力される基準電圧(例えば、0.1V)より低い
と出力端子よりHighの電圧(例えば、10V)を出
力する。コンパレーターCP2が10Vを出力すると、
電界効果トランジスタFET1はオンする。電界効果ト
ランジスタFET1はオンすると、平滑用コンデンサC
1、入力端子Vh、電界効果トランジスタFET1、電
界効果トランジスタFET1,FET2の中点a、ダイ
オードD3、出力端子Vo,負荷回路13、出力端子D
et、抵抗R4、ダイオードD6、入力端子Com,平
滑用コンデンサC1の経路で電流が流れ、負荷回路13
の直流カット用コンデンサC2、予熱用コンデンサC3
を充電するとともにインダクタL1にエネルギーを蓄積
する。以後、上記を繰り返し、蛍光ランプFLのフィラ
メントFLa,FLbが十分に予熱され、インダクタL
1と予熱用コンデンサC3の共振による高い共振電圧が
蛍光ランプFLに印加されると蛍光ランプFLは点灯す
る。
【0036】コンパレーターCP2は、電界効果トラン
ジスタFET1,FET2の中点aを基準電位として、
反転入力端子に入力された電圧が非反転入力端子に入力
されている基準電圧Vc2(0.1V)より低いと出力
端子よりHighの電圧(10V)を出力し、高いと出
力端子よりLowの電圧(0V)を出力する。したがっ
て、電界効果トランジスタFET1,FET2の中点a
側より出力端子Vo側へ電流が流れる時、すなわち、ダ
イオードD3の順方向に電流が流れる時にコンパレータ
ーCP2の反転入力端子に基準電圧Vc2(0.1V)
より低い電圧(ー0.6V)が入力されるので、コンパ
レーターCP2がHighの電圧(10V)を出力す
る。出力端子Vo側より電界効果トランジスタFET
1,FET2の中点a側へ電流が流れる時、すなわち、
ダイオードD4の順方向に電流が流れる時は、コンパレ
ーターCP2の反転入力端子に基準電圧Vc2(0.1
V)より高い電圧(+0.6V)が入力されるので、コ
ンパレーターCP2がLowの電圧(0V)を出力す
る。コンパレーターCP2がHighの電圧(10V)
を出力したとき、電界効果トランジスタFET1はオン
する。このように、ハイサイドの電界効果トランジスタ
FET2は、蛍光ランプFLの始動時、または蛍光ラン
プが正常に点灯している時、あるいは寿命末期などの異
常点灯時を問わず、ダイオードD3に順方向に電流が流
れた時にのみオンするので、ランプ電流(負荷電流)に
よって制御されている。したがって、ハイサイドの電界
効果トランジスタFET2は、進相スイッチングするこ
とはない。
【0037】一方、ロウサイドの電界効果トランジスタ
FET1は、ドライバ15およびコンパレーターCP1
によって制御される。ドライバ15はドライバ15が駆
動すると、負荷回路13の状態に関係なく、一定のスイ
ッチング周波数(50KHz)で電界効果トランジスタ
FET1をオンオフ制御する。ドライバ15のみで電界
効果トランジスタFET1を制御すると、蛍光ランプF
Lの始動時や寿命末期時の半波放電時などにおいて、負
荷回路13の共振周波数が上昇してその共振電流が電界
効果トランジスタFET1に流れる。その結果、電界効
果トランジスタFET1が進相スイッチングして破壊す
るのが一般的である。コンパレーターCP1は、電界効
果トランジスタFET1が進相スイッチングすることを
防止するために備えている。コンパレーターCP1は、
入力端子Comを基準電位として、反転入力端子に入力
された電圧が非反転入力端子に入力されている基準電圧
Vc1(0.1V)より低いと出力端子よりHighの
電圧(10V)を出力し、高いと出力端子よりLowの
電圧(0V)を出力する。図2に、負荷電流(ランプ電
流)に対するコンパレーターCP1の動作状態を示す。
図中、Iaは負荷電流、Vdは反転入力端子に入力され
る電圧、VgはコンパレーターCP1の出力電圧、Id
は電界効果トランジスタFET1に流れる電流を示す。
負荷電流Iaは、電界効果トランジスタFET1に流れ
る電流に相関した電流である。負荷電流Iaが電界効果
トランジスタFET1から出力端子Det側に流れてい
る時(図2,Iaの+側)、すなわち、ダイオードD5
の順方向に負荷電流Iaが流れている時にコンパレータ
ーCP1の反転入力端子に基準電圧Vc1(0.1V)
より低い電圧(ー0.6V)が入力される(図2,Vd
の−側)ので、コンパレーターCP2はHighの電圧
(10V)を出力する(図2,Vg)。しかし、この1
0Vの出力電圧は、逆接続されたダイオードD8によっ
て降圧されるので電界効果トランジスタFET1を制御
できない。本実施形態の放電灯点灯装置10は、負荷電
流IaがダイオードD5の順方向に流れているときに対
しては、ドライバ15で電界効果トランジスタFET1
をオフするよう予め設定している。負荷電流Iaが出力
端子Det側から電界効果トランジスタFET1へ流れ
る時(図2,Iaの−側)、すなわち、ダイオードD6
の順方向に負荷電流Iaが流れる時は、コンパレーター
CP1の反転入力端子に基準電圧Vc1(0.1V)よ
り高い電圧(+0.6V)が入力されるので、コンパレ
ーターCP2はLowの電圧(0V)を出力する(図
2,Vg)。この時、ドライバ15の出力端子G6は、
ダイオードD8を介してコンパレーターCP1の出力端
子およびコンパレーターCP1の内部回路を通じて基準
電位である入力端子Comと接続されるので、電界効果
トランジスタFET1はオフとなる。このようして、出
力端子Det側から電界効果トランジスタFET1へ負
荷電流Iaが流れる時には電界効果トランジスタFET
1はオフとするので、電界効果トランジスタFET1が
進相スイッチングすることがない。
【0038】抵抗R4に流れる負荷電流Iaは、入力端
子Com,出力端子Det間で電圧に変換されてドライ
バ15の入力端子G5に入力される。ドライバ15の駆
動周波数は、負荷回路13の負荷が正常に動作している
時、蛍光ランプFLにおいては正常に点灯している時の
負荷回路13の共振周波数に相当する。通常、ドライバ
15は、一定のスイッチング周波数(50KHz)で電
界効果トランジスタFET1をオンオフ制御するが、蛍
光ランプFLの特性のバラツキ、雰囲気温度などにより
負荷電流(ランプ電流)Iaが変動した時は、負荷電流
Iaを一定にするようにスイッチング周波数またはスイ
ッチングデューティを可変することを許容するものであ
る。
【0039】放電灯点灯装置10は、ハイサイドのスイ
ッチ素子としての電界効果トランジスタFET2を負荷
電流でオンオフ制御し、ロウサイドのスイッチ素子とし
ての電界効果トランジスタFET1をドライバ15でオ
ンオフ制御するので、ハイサイド、ロウサイドのオンオ
フタイミングをとる必要がないので、回路構成が簡易で
ある。従来例(図10)の放電灯点灯装置1に示すハイ
サイド,ロウサイド駆動部間で用いられるタイミング用
電子部品の絶縁が必要ではなく、すなわち、高耐圧部品
を必要以上用いることなく、大型部品にすることがない
ので、インバータ回路2を小形化することができる。イ
ンバータ回路2は、図3に示すように、小形化されたパ
ワーICモジュール16とすることができる。このパワ
ーICモジュールは、ハイサイド用,ロウサイド用に分
離して設けることも可能である。また、電界効果トラン
ジスタFET1,FET2は、ソースからドレインへ電
流が流れる時にオフ動作するようにしているので、進相
スイッチングすることがない。したがって、蛍光ランプ
FLの始動時、始動直後や寿命末期の半波放電時、また
は不点灯などの異常時に放電灯点灯装置10が進相モー
ドすることがないので、電界効果トランジスタFET
1,FET2が破壊することはない。
【0040】本実施形態では負荷は蛍光ランプを用いた
が、負荷はモータ、電熱線、白熱電球や放電ランプなど
インバータで付勢できるものであればよい。
【0041】図4に本発明の第2の実施形態を示す放電
灯点灯装置の回路図を示す。図4において、図1と同一
部分には同一符号を付し、また、説明をしない同一部分
は部分的に省略している。
【0042】図4に示す放電灯点灯装置20は、図1に
おいて、ダイオードD5,D6を除去し、電界効果トラ
ンジスタFET1とインバータ回路2の入力端子Com
の間に抵抗R9を接続するとともにコンパレーターCP
1の反転入力端子を電界効果トランジスタFET1と抵
抗R9の中点dに接続したものである。また、コンパレ
ーターCP1の非反転入力端子に入力される基準電圧V
c3を例えば0.1Vとしている。
【0043】電界効果トランジスタFET2がオンした
時、ドライバ15が電界効果トランジスタFET1をま
だオンした状態であるときは、平滑用コンデンサC1
は、電界効果トランジスタFET1,FET2および抵
抗R9によって短絡される。その結果、電界効果トラン
ジスタFET1側から抵抗R9側へ過電流が流れ、抵抗
R9に高電圧(ピーク電圧)が発生してコンパレーター
CP1の反転入力端子に入力される。図5に、過電流に
対するコンパレーターCP1の動作状態を示す。図中、
Ifは電界効果トランジスタFET1に流れる電流、V
rはコンパレーターCP1の反転入力端子に入力される
電圧、VfはコンパレーターCP1の出力電圧を示す。
コンパレーターCP1の反転入力端子に基準電圧Vc3
(0.1V)より高い電圧が入力されると、コンパレー
ターCP2はLowの電圧(0V)を出力する(図5,
Vf)。この時、ドライバ14の出力端子G6は、ダイ
オードD8を介してコンパレーターCP1の出力端子お
よびコンパレーターCP1の内部回路を通じて基準電位
である入力端子Comと接続されるので、電界効果トラ
ンジスタFET1はオフする。こうして、電界効果トラ
ンジスタFET1,FET2に同時にオンの信号が入っ
て、電界効果トランジスタFET1,FET2に短絡電
流が流れても電界効果トランジスタFET1には抵抗R
9に0.1Vを発生させる電流以上の電流は流れないの
で、電界効果トランジスタFET1,FET2が破壊す
ることが防止される。
【0044】図6に本発明の第3の実施形態を示す放電
灯点灯装置の回路図を示す。
【0045】図6に示す放電灯点灯装置30は、図4に
示す放電灯点灯装置20において、コンパレーターCP
1の反転入力端子に0V(基準電位)を入力し、非反転
入力端子に電界効果トランジスタFET1と抵抗R9の
中点dの電位、すなわち、抵抗R9の両端電圧を入力し
たものである。図7に、電界効果トランジスタFET1
に流れる電流に対するコンパレーターCP1の動作状態
を示す。図中、Idは電界効果トランジスタFET1に
流れる電流、VeはコンパレーターCP1の非反転入力
端子に入力される電圧、VqはコンパレーターCP1の
出力電圧を示す。電流Idが電界効果トランジスタFE
T1側から抵抗R9側へ流れるときは、電界効果トラン
ジスタFET1と抵抗R9の中点dの電位はプラスであ
り(図7,Ve)、コンパレーターCP1はHighの
電圧(10V)を出力する(図7,Vq)。抵抗R9側
から電界効果トランジスタFET1側へ電流Idが流れ
ると、電界効果トランジスタFET1と抵抗R9の中点
dの電位はマイナスとなるので、コンパレーターCP1
はLowの電圧(0V)を出力する。この時、ドライバ
15の出力端子G6は、ダイオードD8を介してコンパ
レーターCP1の出力端子およびコンパレーターCP1
の内部回路を通じて基準電位である入力端子Comと接
続されるので、電界効果トランジスタFET1はオフす
る。こうして、電界効果トランジスタFET1は、進相
スイッチングを防止される。
【0046】図8に本発明の第4の実施形態を示す照明
器具の外観図を示す。
【0047】図8に示す照明器具40は、照明器具本体
41、蛍光ランプFLおよび放電灯点灯装置10から構
成されている。蛍光ランプFLは、照明器具本体41の
ランプソケット42,42に狭持して接続され、照明器
具本体41の内部に放電灯点灯装置10が内蔵されてい
る。
【0048】蛍光ランプFLが寿命末期の半波放電など
の異常放電状態となっても、放電灯点灯装置10は進相
モードとなることがないので、照明器具40の信頼性が
向上する。
【0049】図9に本発明の第5の実施形態を示す電球
形蛍光ランプの断面図を示す。
【0050】図9に示す電球形蛍光ランプ50は、カバ
ー51、屈曲形蛍光ランプ53およびパワーICモジュ
ール16を用いた放電灯点灯装置60から構成されてい
る。カバー51は、一端にねじ込み形の口金52を設
け、他端に屈曲形蛍光ランプ53を取着している。カバ
ー51の内部に放電灯点灯装置60が内蔵されている。
そして、カバー51の下部に屈曲形蛍光ランプ53を被
ってグローブ54が取り付けられている。電球形蛍光ラ
ンプ50は、壁や天井等のソケットに取り付けられる。
【0051】小形化されたパワーICモジュール16を
用いているので、放電灯点灯装置60の容積も小さくで
き、電球形蛍光ランプ50を小形化できる。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ハイサイドの
スイッチ素子は負荷電流で制御し、ロウサイドのスイッ
チ素子は駆動回路で制御するので、制御回路が簡易であ
り小形化できる。
【0053】請求項2の発明によれば、進相スイッチン
グにより発生するロウサイドのスイツチ素子のドレイン
からソースへ過電流が流れているときにロウサイドのス
イッチ素子をオフさせ過電流を押さえるので、ロウサイ
ドのスイッチ素子が破壊することを防止できる。
【0054】請求項3の発明によれば、放電灯点灯装置
を簡易、小形にできるとともに、放電ランプの始動時、
不点時、寿命末期時などの異常放電時に強い進相モード
となりスイッチ素子が破壊することがない。
【0055】請求項4の発明によれば、ハイサイドのス
イッチ素子は負荷電流で制御し、ロウサイドのスイッチ
素子は駆動回路で制御する制御回路は簡易であり小形化
できるので、小形のパワーICモジュールとすることが
できる。また、2パッケージ化も容易に実現できる。
【0056】請求項5の発明によれば、小形のパワーI
Cモジュールを用いているので、放電灯点灯装置を小形
にできる。
【0057】請求項6の発明によれば、小形の放電灯点
灯装置を用いているので照明器具も小形にすることがで
きるとともに、放電ランプの始動時や異常点灯時に放電
灯点灯装置が強い進相モードになりスイッチ素子が破壊
することがないので照明器具の品質も向上する。
【0058】請求項7の発明によれば、小形化されたパ
ワーICモジュールを用いているので、電球形蛍光ラン
プを小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す放電灯点灯装置
の回路図。
【図2】負荷電流に対するコンパレーターの動作状態を
示す説明図。
【図3】パワーICモジュールの外形図。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す放電灯点灯装置
の回路図。
【図5】過電流に対するコンパレーターの動作状態を示
す説明図。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す放電灯点灯装置
の回路図。
【図7】ロウサイドのスイッチ素子に流れる電流に対す
るコンパレーターの動作状態を示す説明図。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す照明器具の外観
図。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す電球形蛍光ラン
プの断面図。
【図10】従来例の放電灯点灯装置の回路図。
【符号の説明】
FL 蛍光ランプ L1 インダクタンス素子(インダクタ) C3 キャパシタンス素子(予熱用コンデンサ) FET1 ロウサイドのスイッチ素子(電界効果トラン
ジスタ) FET2 ハイサイドのスイッチ素子(電界効果トラン
ジスタ) 10,20,30 放電灯点灯装置 11 直流電源 12 インバータ回路 13 負荷回路 15 ドライバ(駆動回路) 16 パワーICモジュール 40 照明器具 41 照明器具本体 50 電球形蛍光ランプ 51 カバー 53 屈曲形蛍光ランプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷、インダクタンス素子およびキャパシ
    タンス素子を含む負荷回路と;負荷回路の共振点または
    その付近でスイッチング動作をするハイサイドのスイッ
    チ素子と、ハイサイドのスイッチ素子とハーフブリッジ
    を構成するロウサイドのスイッチ素子と、ロウサイドの
    スイッチ素子を高周波駆動させる駆動回路とを備えたイ
    ンバータ回路と;インバータ回路に直流を供給する直流
    電源と;を具備していることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】ロウサイドのスイッチ素子に流れる電流に
    相関してロウサイドのスイッチ素子を駆動することを特
    徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の電源装置の
    負荷は放電ランプであることを特徴とする放電灯点灯装
    置。
  4. 【請求項4】負荷、インダクタンス素子およびキャパシ
    タンス素子を含む負荷回路の共振点またはその付近でス
    イッチング動作をするハイサイドのスイッチ素子と;ハ
    イサイドのスイッチ素子とハーフブリッジを構成するロ
    ウサイドのスイッチ素子と;ロウサイドのスイッチ素子
    を高周波駆動させる駆動回路と;をパッケージ内に設け
    たことを特徴とするパワーICモジュール。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のパワーICモジュール
    と;パワーICモジュールの入力側に接続された直流電
    源と;パワーICモジュールの出力側に接続された放電
    ランプ、インダクタンス素子およびキャパシタンス素子
    を含む負荷回路と;を具備していることを特徴とする放
    電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】請求項3または請求項5に記載の放電灯点
    灯装置と;照明器具本体と;を具備していることを特徴
    とする照明器具。
  7. 【請求項7】放電ランプが屈曲形蛍光ランプである請求
    項5に記載の放電灯点灯装置と;一端にねじ込み形口金
    が設けられ、他端に屈曲形蛍光ランプを取着するととも
    に放電灯点灯装置を収容しているカバーと;を具備して
    いることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008090722A1 (ja) * 2007-01-23 2008-07-31 Panasonic Corporation 液晶表示装置

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