JPH1111314A - 鉄道用信号器具箱 - Google Patents

鉄道用信号器具箱

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JPH1111314A
JPH1111314A JP18303697A JP18303697A JPH1111314A JP H1111314 A JPH1111314 A JP H1111314A JP 18303697 A JP18303697 A JP 18303697A JP 18303697 A JP18303697 A JP 18303697A JP H1111314 A JPH1111314 A JP H1111314A
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JP
Japan
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door
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railway
box
opening
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JP18303697A
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English (en)
Inventor
Shigeru Shibata
茂 柴田
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NISHIMURA DENKO KK
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NISHIMURA DENKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然風、列車接近による風などの風圧に
より扉が不用意に開くことを防止でき、多数の鉄道用信
号器具箱を設置する場合においても、その設置場所が十
分余裕をもって設置することができる鉄道用信号器具箱
を提供する。 【解決手段】 開口部の左右に上下に延びる一対の案内
部材7、7が設けられ、互いに分離された複数枚の扉部
材9、9、…が案内部材に沿って昇降可能に設けられて
おり、複数枚の扉部材の高さの和が開口部の高さと実質
的に等しくなっており、開口部の上方において一対の案
内部材は収納棚板11に連なっており、収納棚板は反案
内部材側先端が下方に傾斜している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道線路の沿線に
設けられ、継電器、変圧器、抵抗器、端子、表示灯のス
イッチなどを収納するための鉄道用信号器具箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から鉄道線路に沿って設けたコンク
リートベースに所定間隔で鉄道用信号器具箱を設置し、
この鉄道用信号器具箱中において、鉄道線路に沿ってケ
ーブル配線溝内などに敷設された信号線ケーブルの接続
が行われている。
【0003】従来から知られているこのような鉄道用信
号器具箱においては、箱の左右何れかに蝶番状の連結部
材が設けられており、この蝶番を中心として縦軸線の回
りに扉を開閉して、鉄道用信号器具箱内部の器具に接近
し、点検、調整または交換作業をしたりするようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように蝶番の
回りに扉を回動し開閉するようにした構造にあっては、
扉の一方が器具箱に連結された状態で、扉を開けて内部
作業を行う。このため、多数の信号器具箱が並設されて
いる場合に、隣合う器具箱に対して同時に作業しようと
すると、器具箱の扉同士がぶつかり作業ができないこと
がある。
【0005】また、従来の鉄道用信号器具箱では回動す
る扉を開けて内部作業を行うため、このような作業中に
列車が通過する場合に、通過列車の風圧により、または
自然の風により、扉がばたつき、通過列車の車体に疵を
つけるというような問題を生じることがある。このため
列車通過時にはいちいち扉を確実に閉める必要があり、
作業途中において扉を確実に閉めるため作業が面倒であ
る。また、扉を閉めた場合でも、しっかり閉めていない
場合には風圧により扉が開いてしまうことがある。
【0006】このような問題点に鑑みて本願出願人は先
に実開平5−56723号公報において、蝶番の回りに
扉を左右一方の端部において垂直軸線の回りに開閉し、
開閉した扉をそまま扉の側面に収納するようにした鉄道
用信号器具箱を提案した。
【0007】この提案の鉄道用信号器具箱においては、
開いた扉を完全に信号器具箱の側面の収納部に収納する
ために、作業中に列車が接近した場合にも、その風圧に
よって扉が開いてしまうようなことを防ぐことができ
る。しかしながら、この器具箱においても、開くときに
は回動部材の回りに回動するために、その扉の回動のた
めの大きな前面スペースを必要とし、設置場所の限られ
ているような場所に設置する場合には、その設置が極め
て困難である。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上述したような従来技術に付
随する問題点に鑑みて、自然風または列車接近による風
などによる風圧により扉が不用意に開くことを防止で
き、多数の鉄道用信号器具箱を設置する場合において
も、その設置場所が十分余裕をもって設置することがで
きる鉄道用信号器具箱を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の目的を、開口部の左右に上下に延びる一対の案内部材
が設けられ、互いに分離された複数枚の扉部材が該案内
部材に沿って昇降可能に設けられており、該複数枚の扉
部材の高さの和が開口部の高さと実質的に等しくなって
いることを特徴とする鉄道用信号器具箱により達成す
る。
【0010】本発明においては、鉄道用信号器具箱の開
口部を塞ぐ扉を上下の方向に複数枚の扉部材に分割して
おり、この分割された複数枚の扉部材を互いに分離され
た状態で案内部材に沿って昇降可能に設けている。この
ため扉を外す場合に、個々の扉部材が独立であり、個別
に移動させることができるために、扉部材を外し、他の
収納場所に置く場合に、そのための特別な折畳み構造な
どを必要とせず、構造が極めて簡単となる。
【0011】特に本発明は、開口部の左右に上下に延び
る一対の案内部材が設けられ、互いに分離された複数枚
の扉部材が該案内部材に沿って昇降可能に設けられてお
り、該複数枚の扉部材の高さの和が開口部の高さと実質
的に等しくなっており、前記開口部の上方において前記
一対の案内部材は収納棚板に連なっており、該収納棚板
は反案内部材側先端が下方に傾斜していることを特徴と
する鉄道用信号器具箱とすることが好ましい。
【0012】この構造とすることにより、案内部材に沿
って持上げた扉部材をそのまま収納棚板に沿って押上げ
ることにより、扉部材は収納棚板の上に確実に収納され
て行く。また収納棚板に1枚目の扉部材が載った状態で
次の扉部材を押上げると、その扉部材は更にその載って
いる扉部材の上に整然と積重ねられて行く。このように
して本発明の鉄道用信号器具箱によれば扉部材が順次収
納棚板の上に積重ねることができる。また、開口部を塞
ぐ場合には、収納棚板から1枚ずつ扉部材を下げていく
ことにより開口部を確実に塞ぐことができる。
【0013】また、このように複数の扉部材に分割され
ているために、鉄道用信号器具箱内の下段に設けられた
棚板中の特定の箇所に対して点検、調整等の作業を必要
とする場合には、その作業が必要とする扉部材までを開
けることにより、すなわち全ての扉部材を開けないで
も、内部の作業を行うことができる。
【0014】前記収納棚板は前記下方傾斜した先端と前
記案内部材連結部との間に外向きに凸の円弧壁面を有し
ていることが好ましい。収納棚板の形状をこのように構
成することによって、上述した扉部材の収納および取出
しがより一層スムーズに行え好ましい。
【0015】なお、複数枚の扉部材について言えば、扉
部材は、その信号器具箱の内側となる面の上端および下
端がそれぞれ外面の上端および下側より上側に位置して
おり、隣接する扉部材間での外部から信号器具箱内への
水の侵入を防止するようになっていることをが好まし
い。このような構成とすることにより扉部材を案内部材
に沿って装着した状態においては隣接する上下の扉部材
相互が斜めの傾斜面によって互いに接触するため、この
部分から雨水などの侵入が完全に防止でき、本発明に係
る鉄道用信号器具箱内の防水が確実となる。
【0016】更に、前述の隣接する扉部材間にパッキン
を具備していることにより、上下に隣接する扉部材間の
防水効果がより確実となる。
【0017】また、扉部材は外面下端にカバーを具備
し、カバーは隣接する下側扉部材の上端外側を被覆可能
となっていることが好ましく、こうすることにより上述
した防水効果が更に高められる。また、扉部材を開閉す
る場合に、作業者はこのカバーを手で掴んで扉部材の開
閉操作をより容易に行うことができる。
【0018】前記一対の案内部材の上部外側を梁部材に
より連結し、前記複数枚の扉部材のうち最上部に位置す
る扉部材と係合して鎖錠する手段を該梁部材に設けて最
上段の扉部材と信号器具箱との間を鎖錠するようにする
ことによって、本発明に係る鉄道用信号器具箱の鎖錠を
行うことができる。これにより鉄道用信号器具箱が第三
者によって悪戯されるようなことを完全に防止できる。
またこのような鎖錠手段によって案内部材に装着した扉
部材を下方へ押付けるようにすることによって扉部材間
のシールを更に一層確実とすることができ、扉の防水効
果を高めることもできる。鎖錠手段としては、好ましく
は例えばアオリ止め金具として市販されているものと同
様のものを使用することができる。
【0019】また本発明においては、前記鉄道用信号器
具箱はその上部に前記収納棚板上に積重ねて載置された
前記複数枚の扉部材の外側を蔽う屋根部材を具備してい
ることが好ましい。このようにすることによって、本発
明に係る鉄道用信号器具箱の防水効果が確実となるとと
もに、扉部材の開閉作業時においては屋根部材の前側を
開くことによりその作業が容易に行え、また上述した鎖
錠手段の一方をこの屋根部材の開閉部に係合させること
によって、上述した扉部材間のシール性をより高めるこ
とができる。
【0020】また本発明の構造によれば、従来のような
蝶番による開閉構造を省略しているために、扉部材は案
内部材に沿って昇降するのみとすることができ、本発明
に係る鉄道用信号器具箱の製作に際しては、個々の扉部
材の製作と箱本体の製作を別個に行って、設置場所にお
いて扉部材を組合わせるのみでよく、従来の開閉扉を用
いた鉄道用信号器具箱のように蝶番連結時にその開閉状
態を見ながら微妙な調整を行って組立てていたものに比
べ、組立て作業が大幅に簡単且つ迅速に行え、従って本
発明に係る鉄道用信号器具箱はより安価に製作すること
ができる。
【0021】
【実施例】以下、添付図面に示した本発明の実施例を参
照して本発明を詳細に説明する。図1(a)は本発明に
係る鉄道用信号器具箱の斜視図であり、鉄道用信号器具
箱1は左右の側板2とその側板の上部を連結する屋根部
材3からなっている。
【0022】この実施例においては、開口部が図1
(a)に示す前面および後面の両側にあるが、この開口
部は前面側または後面側の一方のみにあってもよい。側
板2の前側の位置において、左右に案内部材7が設けら
れている。この案内部材7はコの字状断面をした部材が
上下方向に延在しており、このコの字の部分が互いに対
向している。この対向している部分内に複数枚の扉部材
9を装着し、案内部材7に沿って扉部材9を昇降させる
ようになっている。
【0023】また、屋根部材3は、その前側が屋根部材
3の一部である前垂部材4となっており、前垂部材4は
蝶番5によって屋根部材3の本体に開閉可能に枢着され
ている。後述するように、屋根部材3の下側部分に鎖錠
手段6が設けられている。
【0024】図2および図3に示すように、左右の案内
部材7の上部には、収納棚板11が両案内部材7の後側
に連続して設けられている。
【0025】図3に示すように、収納棚板11は案内部
材7に連結した部分が円弧壁面11bとなっており、そ
の円弧壁面11bから奥側の部分が下方に傾斜した下方
傾斜部11aとなっている。この構造により、案内部材
7に沿って押し上げられた扉部材9は図3に示すように
収納棚板11に沿って順次その上に積上げられ、その円
弧壁面11b部またはその上の扉部材9の端部が支点と
なり奥側にスムースに倒れ込むようになっている。
【0026】すなわち、図3の右側に一点鎖線で示すよ
うな経過を辿って扉部材9は実線状態に積上げられ、最
終的には図3の左側に一点鎖線で示すような状態とな
る。
【0027】なお、図3において、符号13は隔壁であ
り、左右の収納棚板11の下方傾斜部11aの接続位置
から屋根部材3まで垂直に延在して、収納棚板11の上
に載置された扉部材9が他の側の収納棚板11の方へ崩
れ落ちることを防止するようにしている。このような心
配がない場合には、隔壁13は適宜省略することもでき
る。
【0028】図2において、左右の案内部材7の最上部
の前面側には梁部材8が横方向に連結されており、その
梁部材8の中央部には鎖錠手段6が設けられている。
【0029】鎖錠手段6は、例えばアオリ止め金具とし
て市販されているタイプのものを使用することができ
る。この止め金具は、図1(b)に示すように、梁部材
8に基底部材6bを止着しており、この基底部材6bの
上部にピン6dにより引掛部6aを枢着している。また
基底部材6bにはピン6eにより操作レバー6cを枢着
しており、操作レバー6cと引掛部6aとの間には連結
部材6gを設けている。この構造により操作レバー6c
を図1(b)において実線位置とすることにより、扉部
材9は自由に取出すことができ、一方、扉部材9を案内
部材7に全て装着した状態で、最上部の扉部材9から突
出する係合突起12に操作レバー6cの凹部を係合させ
て図1(b)の二点鎖線状態とすることにより、扉部材
9の取出しができなくなることともに扉部材9を下側に
押付けるようになっている。これにより、各扉部材9間
のシールが確実となる。
【0030】次に各扉部材9の構造について図4を参照
して説明する。本発明に用いる扉部材9は、同時に用い
る複数枚の扉部材9の高さの和が開口部の高さと実質的
に等しくしており、複数枚の扉部材9を案内部材7、7
の間に装着すると開口部が塞がれるようになっている。
図4に断面図を示すように、扉部材9は横から見ると器
具箱の内側となる部分の方が外側になる分よりも上側に
なるように傾斜している。すなわち、扉部材9の上部9
aは上側に右上がりとなっており、一方、下側の下端9
bもまた上側に傾斜しており、下端9bの前面にはL字
型断面をしたカバー9cが設けられている。
【0031】この構造とすることにより、図4(b)に
示すように近接する上下の扉部材9は、その下側の扉部
材9の上端9aに上側の扉部材9の下端9bが斜め状態
で係合する。また、この下端の扉部材9にはパッキン1
0が巻付けられており、このため上下の扉部材9、9間
のシールは確実となる。
【0032】更に、両扉部材9、9のシール部の外側に
はカバー9cがあるために、この部分からの雨水などの
侵入は確実に防止される。なお9c部分の先端部を図4
に示すようにL字状に折曲げることにより、作業者はこ
の部分をもって扉部材9の開閉時の操作を容易に行うこ
とができる。
【0033】以上の構造からなる本発明の信号用器具箱
においては、案内部材7に沿って多数枚の扉部材9を図
3の左側に示すように重合せて位置させ、この状態で屋
根部材3の前垂部材4を閉じ、鎖錠手段により鎖錠し、
係合突起12に南京錠などによって錠を掛けることによ
り、この信号用器具箱の内部への第三者の接近はできな
い状態となり、雨水などの侵入も完全に防止される。
【0034】また、この鉄道用信号器具箱に対して作業
を行う場合には、鎖錠手段6を外して前垂部材4を開き
扉部材9を1枚ずつ上に押し上げることにより、図3の
右側に示すように、扉部材9は収納棚板11の上に順次
積重ねられる状態となる。なお、収納器具箱内の作業が
必要とする箇所が中段である場合には全ての扉部材9を
開かず、必要な所望の箇所の扉部材9まで開いて、そこ
から作業をすることも可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、蝶番の回りに開閉する
扉を用いていないために、扉が自然風や通過列車の風圧
などによって開く事故を完全に防ぐことができる。また
扉部材9を開いて作業する場合には、扉部材9は収納部
に確実に収納されているために、この状態で列車が通過
したような場合にも、通過列車の風圧により扉が移動す
るような事故もない。
【0036】また、本発明によれば、扉部材9は開くた
めの場所が、従来のように蝶番による開閉する場合に比
較して、広い開閉場所を必要としないために、本発明の
鉄道用信号器具箱は多数並設することができ、設置条件
が厳しい場所にも容易に設置することができる。
【0037】また本発明によれば、複数の扉部材9が互
いに分離しているために、それらの扉部材9を開ける場
合に、扉部材9を押上げることにより順次収納棚板上に
整然と積重ねられて極めて容易に扉を開くことができ、
また扉を閉める場合は扉部材9を1枚ずつ引き出すこと
により容易に前面を蔽うことができる。これに対して、
各扉部材9が連結している場合には、特別な巻取り手段
などを必要とし、機構が複雑化し、その作動制御も複雑
であり、効果となる。
【0038】また収納棚内の一部の収納棚についてのみ
検査、調整などが必要な場合には、その箇所までの扉部
材9を開くのみで作業することができる。
【0039】本発明によれば扉部材9相互間がシール作
用を持っており、雨水などの侵入に対して確実に防御で
きる。
【0040】本発明の鉄道用信号器具箱は案内部材7を
有する扉本体と扉部材9とを独立に製作して、設置場所
において組合わせるのみでよく、従来の蝶番を用いた信
号器具箱のように取付け場所における微妙な調整を必要
としないので、製作が極めて容易であり、製作費も安価
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明に係る鉄道用信号器具箱の
一実施例の斜視図であり、(b)はその鎖錠手段の斜視
図であり、図1(a)の鎖錠手段を90°捻った状態で
示している。
【図2】図1(a)に示す本発明の鉄道用信号器具箱の
一実施例の正面図である。
【図3】図3に示す本発明の鉄道用信号器具箱の一実施
例の断面側面図である。
【図4】本発明に用いる扉部材を示し、(a)は全体を
示し、(b)は隣接する扉部材の接合部を示している。
【符号の説明】
1 鉄道用信号器具箱 2 側板 3 屋根部材 4 前垂部材 4a 係合突起 5 蝶番 6 鎖錠手段 6a 引掛部 6b 基底部材 6c 操作レバー 6d ピン 6e ピン 6f ピン 6g 連結部材 7 案内部材 8 梁部材 9 扉部材 9a 上端 9b 下端 9c カバー 10 パッキン 11 収納棚板 11a 下方傾斜部 11b 円弧壁面 12 係合突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の左右に上下に延びる一対の案内
    部材が設けられ、互いに分離された複数枚の扉部材が該
    案内部材に沿って昇降可能に設けられており、該複数枚
    の扉部材の高さの和が開口部の高さと実質的に等しくな
    っていることを特徴とする鉄道用信号器具箱。
  2. 【請求項2】 開口部の左右に上下に延びる一対の案内
    部材が設けられ、互いに分離された複数枚の扉部材が該
    案内部材に沿って昇降可能に設けられており、該複数枚
    の扉部材の高さの和が開口部の高さと実質的に等しくな
    っており、前記開口部の上方において前記一対の案内部
    材は収納棚板に連なっており、該収納棚板は反案内部材
    側先端が下方に傾斜していることを特徴とする鉄道用信
    号器具箱。
  3. 【請求項3】 前記収納棚板は前記下方傾斜した先端と
    前記案内部材連結部との間に外向きに凸の円弧壁面を有
    していることを特徴とする請求項2に記載の鉄道用信号
    器具箱。
  4. 【請求項4】 前記扉部材は、その信号器具箱の内側と
    なる面の上端および下端がそれぞれ外面の上端および下
    側より上側に位置しており、隣接する扉部材間での外部
    から信号器具箱内への水の侵入を防止するようになって
    いることを特徴とする請求項2または3に記載の鉄道用
    信号器具箱。
  5. 【請求項5】 前記隣接する扉部材間にパッキンを具備
    していることを特徴とする請求項4に記載の鉄道用信号
    器具箱。
  6. 【請求項6】 前記扉部材は外面下端にカバーを具備
    し、該カバーは隣接する下側扉部材の上端外側を被覆可
    能となっていることを特徴とする請求項4または5に記
    載の鉄道用信号器具箱。
  7. 【請求項7】 前記一対の案内部材の上部外側を梁部材
    により連結し、前記複数枚の扉部材のうち最上部に位置
    する扉部材と係合して鎖錠する手段を該梁部材に設けた
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の鉄
    道用信号器具箱。
  8. 【請求項8】 前記鉄道用信号器具箱はその上部に前記
    収納棚板上に積重ねて載置された前記複数枚の扉部材の
    外側を蔽う屋根部材を具備しており、該屋根部材の前面
    側は開閉可能であることを特徴とする請求項2〜7の何
    れか1項に記載の鉄道用信号器具箱。
JP18303697A 1997-06-24 1997-06-24 鉄道用信号器具箱 Pending JPH1111314A (ja)

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JP18303697A JPH1111314A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 鉄道用信号器具箱

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7771788B2 (en) 2004-09-09 2010-08-10 Optnics Precision Co., Ltd. Spherical ultrafine particles and process for producing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7771788B2 (en) 2004-09-09 2010-08-10 Optnics Precision Co., Ltd. Spherical ultrafine particles and process for producing the same

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