JPH11112949A - データ多重送信器、データ多重受信器、およびそれらを用いたデータ多重送受信システム - Google Patents

データ多重送信器、データ多重受信器、およびそれらを用いたデータ多重送受信システム

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JPH11112949A
JPH11112949A JP27281497A JP27281497A JPH11112949A JP H11112949 A JPH11112949 A JP H11112949A JP 27281497 A JP27281497 A JP 27281497A JP 27281497 A JP27281497 A JP 27281497A JP H11112949 A JPH11112949 A JP H11112949A
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Koji Tanaka
康治 田中
Atsuro Nishigaki
敦郎 西垣
Kazuyuki Tanaka
一行 田中
Makoto Okada
誠 岡田
Isao Imazato
功 今里
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/434Disassembling of a multiplex stream, e.g. demultiplexing audio and video streams, extraction of additional data from a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Extraction or processing of SI; Disassembling of packetised elementary stream
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背景映像に識別可能となるようにOSD映像
を重ねて表示する。 【解決手段】 送信部101において、背景映像をもと
に表示位置作成部105で好ましい表示位置が決定さ
れ、その表示位置を示す表示位置データが作成される。
表示位置データにヘッダが付加され、多重部107で音
声、背景映像データなどと多重され、背景映像に合わせ
て受信部103へ送信される。受信部103において、
分離部109で表示位置データは付けられたヘッダをも
とに音声、背景映像データなど他のデータから分離さ
れ、データ取込部111に取り込まれる。データ取込部
111はその取り込まれた表示位置データに基づいてO
SD映像の最適な表示位置を決定し、表示部113にそ
の表示位置を入力する。そして、表示部113は入力さ
れた表示位置にOSD映像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ多重送信器、
データ多重受信器、およびそれらを用いたデータ多重送
受信システムに関し、特に、オン・スクリーン・ディス
プレイ映像が背景映像上に部分的に重ねて表示されるデ
ータ多重送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】放送のデジタル化により、映像の信号や
音声の信号のみでなく一般の(デジタル)データの信号
をそれら映像の信号や音声の信号に多重化して伝送し放
送することが可能となった。これをデータ放送と称す
る。データの形式・用途は一般に何でもよく、後述の双
方向テレビシステム(以下、双方向TVシステムと称
す)も、データ放送の利用形態の一例である。
【0003】一方、映像の表示されたTV(またはモニ
タ)画面上に他の映像を部分的に上書きする形で各種の
映像データを表示させるオン・スクリーン・ディスプレ
イ(以下、OSDと称す)機能がある。通常のTVシス
テムのチャンネル表示や音量表示、衛星放送のEPG
(電子番組ガイド)などがOSD映像の例である。OS
Dは通常のTVシステムの他、後述の双方向TVシステ
ムなどにも応用可能な機能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、OSD映像を
背景映像上に重ねて表示するとき、OSD映像の表示態
様(たとえば表示位置や表示色など)は背景映像を考慮
し決定しなければならない。OSD映像を表示する場
合、一般に以下のことを考慮しなければならない。
【0005】1.OSD映像が背景映像と明確に識別で
きるようにOSD映像を配置する。 2.背景映像中の重要な情報(たとえば、字幕、スポー
ツ中継におけるスコア表示、人間の顔が表示されている
部分など)を隠してしまわないようにOSD映像を配置
する。
【0006】3.背景映像と調和の取れた表示態様でO
SD映像を表示する。もし、こういったことが十分に考
慮されなければ、背景映像またはOSD映像は非常に見
づらいものとなってしまう可能性がある。
【0007】しかしながら、上記のことを考慮するにあ
たって、以下のような問題点があった。
【0008】1.OSD映像を表示しようとする者(デ
ータ作成者)が、OSD映像表示のための映像データを
作成する時点で、多重される背景映像を知っている必要
がある。
【0009】2.もし背景映像を知っているとしても、
それを参照しながらOSD映像の表示態様を決めていく
のはかなりの労力を必要とする。
【0010】3.背景映像の急な変更や生中継の場合な
どのように背景映像を前もって知ることが不可能な場合
がある。
【0011】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、OSD映像の表示態様の決定作業
を容易にし、かつ、どのような背景映像であっても、そ
の背景映像と明確に識別できるようなOSD映像を表示
させることが可能なデータ多重送信器、データ多重受信
器、およびそれらを用いたデータ多重送受信システムを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
多重送信器は、第1のAV(オーディオ・ビジュアル)
情報の信号を送信するデータ多重送信器であって、第1
のAV情報上に重ねて第2のAV情報が再現されるとき
第2のAV情報を第1のAV情報と識別可能にするため
の第2のAV情報の再現態様データを第1のAV情報に
基づいて作成する再現態様作成手段と、再現態様データ
の信号を第1のAV情報の信号に多重して送信する多重
手段とを備える。ここで、AV情報は映像および音声の
両方の情報を含む。
【0013】請求項2に記載のデータ多重送信器におい
ては、請求項1の構成に加えて、第1のAV情報は背景
映像であり、第2のAV情報は背景映像上に部分的に重
ねて表示されるオン・スクリーン・ディスプレイ映像で
ある。
【0014】請求項3に記載のデータ多重送信器におい
ては、請求項2の構成に加えて、再現態様データはオン
・スクリーン・ディスプレイ映像を表示するための位置
を示す表示位置データである。
【0015】請求項4に記載のデータ多重送信器におい
ては、請求項2の構成に加えて、再現態様データはオン
・スクリーン・ディスプレイ映像を表示するための色を
示す表示色データである。
【0016】請求項5に記載のデータ多重送信器におい
ては、請求項1の構成に加えて、第1のAV情報は背景
音声であり、第2のAV情報は背景音声に重ねて生成さ
れる多重音声である。
【0017】請求項6に記載のデータ多重受信器は、第
1のAV情報上に重ねて第2のAV情報が再現されると
き第2のAV情報を第1のAV情報と識別可能にするた
めの第2のAV情報の再現態様データの信号が多重され
た第1のAV情報の信号を受信するデータ多重受信器で
あって、受信した信号から再現態様データを分離する分
離手段と、分離手段によって分離された再現態様データ
の信号を取込み、その取込んだ再現態様データの信号に
基づいて第2のAV情報の再現態様を決定するデータ取
込手段とを備える。
【0018】請求項7に記載のデータ多重受信器におい
ては、請求項6の構成に加えて、第1のAV情報は背景
映像であり、第2のAV情報は背景映像上に部分的に重
ねて表示されるオン・スクリーン・ディスプレイ映像で
ある。
【0019】請求項8に記載のデータ多重受信器におい
ては、請求項7の構成に加えて、再現態様データはオン
・スクリーン・ディスプレイ映像を表示するための位置
を示す表示位置データである。
【0020】請求項9に記載のデータ多重受信器におい
ては、請求項7の構成に加えて、再現態様データはオン
・スクリーン・ディスプレイ映像を表示するための色を
示す表示色データである。
【0021】請求項10に記載のデータ多重受信器にお
いては、請求項6の構成に加えて、第1のAV情報は背
景音声であり、第2のAV情報は背景音声に重ねて生成
される多重音声である。
【0022】請求項11に記載のデータ多重送受信シス
テムは、第1のAV情報の信号を送信するデータ多重送
信器と、データ多重送信器から送信された第1のAV情
報の信号を受信するデータ多重受信器とを備えたデータ
多重送受信システムであって、データ多重送信器は、第
1のAV情報上に重ねて第2のAV情報が再現されると
き第2のAV情報を第1のAV情報と識別可能にするた
めの第2のAV情報の再現態様データを第1のAV情報
に基づいて作成する再現態様作成手段と、再現態様デー
タの信号を第1のAV情報の信号に多重してデータ多重
受信器に送信する多重手段とを含み、データ多重受信器
は、受信した信号から再現態様データの信号を分離する
分離手段と、分離手段によって分離された再現態様デー
タの信号を取込み、その取込んだ再現態様データの信号
に基づいて第2のAV情報の再現態様を決定するデータ
取込手段とを含む。
【0023】請求項12に記載のデータ多重送受信シス
テムにおいては、請求項11の構成に加えて、第1のA
V情報は背景映像であり、第2のAV情報は背景映像上
に部分的に重ねて表示されるオン・スクリーン・ディス
プレイ映像である。
【0024】請求項13に記載のデータ多重送受信シス
テムにおいては、請求項12の構成に加えて、再現態様
データはオン・スクリーン・ディスプレイ映像を表示す
るための位置を示す表示位置データである。
【0025】請求項14に記載のデータ多重送受信シス
テムにおいては、請求項12の構成に加えて、再現態様
データはオン・スクリーン・ディスプレイ映像を表示す
るための色を示す表示色データである。
【0026】請求項15に記載のデータ多重送受信シス
テムにおいては、請求項11の構成に加えて、第1のA
V情報は背景音声であり、第2のAV情報は背景音声に
重ねて生成される多重音声である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。また、図中、同一符号は同一
または相当部分を示す。
【0028】(1) 実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1によるデータ多重送受信
システム100の構成を示すブロック図である。図1を
参照して、データ多重送受信システム100は、背景映
像の信号を送信するデータ多重送信器101と、背景映
像上にOSD映像が部分的に重ねて表示されるときOS
D映像を背景映像と識別可能にするためのOSD映像の
表示位置データ(OSD映像の表示位置を示すデータ)
の信号が多重された背景映像の信号を受信するデータ多
重受信器103とを備える。データ多重送信器101
は、OSD映像の表示位置データを背景映像に基づいて
作成する表示位置作成部105と、表示位置データを背
景映像の信号に多重して送信する多重部107とを備え
る。データ多重受信器103は、多重部107で多重化
されて送信された信号から表示位置データの信号を分離
する分離部109と、分離部109によって分離された
表示位置データの信号に基づいてOSD映像の表示位置
を決定するデータ取込部111とを備える。データ取込
部111は表示部113に接続されている。表示部11
3には外部からOSD映像が入力される。
【0029】データ多重送信器101においては以下に
示す処理が行なわれる。 1.表示位置作成部105は多重部107に接続されて
おり、信号多重時あるいはそれ以前の段階で、背景映像
および背景映像に付随した情報(字幕の表示位置情報な
ど)からOSD映像が背景映像と明確に識別可能となる
ようなOSD映像の好ましい表示位置を決定するための
情報(位置決定情報)を取り出す。
【0030】2.表示位置作成部105はそれらの情報
をもとに表示位置データを作成する。ここで、表示位置
データのデータ形式は、データ多重送信器101とデー
タ多重受信器103との間で前もって整合性が取られて
いる。
【0031】3.表示位置作成部105で作成された表
示位置データは多重部107に送られる。多重部107
には音声の信号、背景映像、一般の各種(デジタル)デ
ータ、および表示位置データなどが入力される。多重部
107は音声の信号、背景映像の信号、一般の各種(デ
ジタル)データの信号、および表示位置データを背景映
像に合わせて多重し放送する。
【0032】一方、データ多重送信器101における上
記1〜3の処理は、後述するように適当なアルゴリズム
にしたがって実施することができ、適当な装置を設ける
ことで自動処理させることが可能である。
【0033】そして、データ多重受信器103において
は以下に示す処理が行なわれる。 1.分離部109は多重された放送ストリームを受信
し、音声の信号、背景映像の信号、各種データの信号、
および表示位置データの信号に分離する。
【0034】2.データ取込部111は分離部109に
接続されており、分離部109で分離されて得られた表
示位置データの信号を取込んでいる。外部からOSD映
像が入力されると、データ取込部111は入力された表
示位置データの信号に基づいて背景映像と識別可能とな
るようなOSD映像の表示位置を決定する。
【0035】3.データ取込部111で決定された表示
位置は表示部113に入力され、表示部113はこの表
示位置にOSD映像を背景映像と識別可能な状態で部分
的に重ねて表示する。
【0036】さらに具体的な例を以下に説明する。図1
におけるOSD映像の例として、字幕が表示されたもの
(字幕映画、スコアやストライクカウントが表示された
野球中継など)を仮定する。
【0037】図2は、図1に示した表示部113の表示
画面を示す図である。図2を参照して、表示画面中の字
幕の表示される部分を示す長方形の斜線領域(左上の位
置座標(x1,y1)、右下の位置座標(x2,y
2))以外の部分に、背景映像と重ならないように背景
映像とは別のOSD映像が表示されるものとする。この
OSD映像はアイコンのようなものを考え、前述の字幕
の位置座標データを用いてそのアイコンを表示画面の4
隅のうちで最も字幕の邪魔にならない位置に表示させ
る。その手順を以下に示す。
【0038】まず、データ多重送信器101において行
なわれる処理を説明する。さらに図1および図2を参照
して、図1に示した表示位置作成部105で、背景映像
と共に提供されている字幕の位置座標(x1,y1)、
(x2,y2)が取込まれる。そして、この字幕の位置
座標(x1,y1)、(x2,y2)の中点M(Xmi
d,Ymid)(Xmid=(x1+x2)/2,Ym
id=(y1+y2)/2)が求められる。さらに、表
示画面の4隅の点のうち右上の点をA、左上をB、左下
をC、右下をDとして、これら各点と中点Mとのユーク
リッド距離AM,BM,CM,DMがそれぞれ求められ
る。求められた距離は互いに比較され、変数Fの値は、
AMが最小のときF=1、BMが最小のときF=2、C
Mが最小のときF=3、DMが最小のときF=4とされ
る。表示位置作成部105で、求められた変数Fに表示
位置データであることを示すためのヘッダを付けた信号
が作成され、これが表示位置データの信号として多重部
107へ出力される。多重部107は入力された表示位
置データの信号を背景映像に合わせて多重し、データ多
重受信器103に向けて送信する。
【0039】次に、データ多重受信器103において行
なわれる処理を説明する。図1に示した分離部109
で、多重された放送ストリームが受信され、音声の信
号、背景映像の信号、各種データの信号、および表示位
置データの信号がそれぞれのデータに付けられたヘッダ
をもとに分離される。データ取込部111は分離部10
9で分離された表示位置データの信号からヘッダを取除
いて変数Fを抜き出し、それを表示部113に出力す
る。
【0040】表示部113は変数Fが入力されると次の
処理を行なう。図3は、図1に示した表示部113の表
示を説明するための図であり、(a)は、OSD映像3
00を示す図であり、(b)は、表示部113にOSD
映像を表示したときの表示画面を示す図である。図3
(a)を参照して、表示されるOSD映像300の幅が
W、高さがHであるとする。また、表示部113の表示
画面上の4隅の各点の座標を右上O(XL,0)、左上
P(0,0)、左下Q(0,YL)、右下R(XL,Y
L)とする。このとき、表示画面右向きがX軸の正の向
き、表示画面下向きがY座標の正の向きである。OSD
映像を最終的に表示する表示位置座標(X,Y)は次の
ように決定される(この例では、字幕と対角となる位置
に適当な表示位置を与えている)。すなわち、変数F=
1のとき(X,Y)=(0,YL−H)=p1、F=2
のとき(X,Y)=(XL−W,YL−H)=p2,F
=3のとき(X,Y)=(XL−W,0)=p3、F=
4のとき(X,Y)=(0,0)=p4(ただし、この
例においては、表示位置座標(X,Y)はOSD映像の
左上隅の座標が表示される座標とする)。表示部113
は、以上のようにして決定された表示位値座標(X,
Y)にOSD映像を表示する。
【0041】したがって、OSD映像は背景映像上の字
幕表示位置から最も離れた表示画面隅に表示されること
になり、字幕の表示を妨げることはない。
【0042】前述の例では、字幕の表示を妨げないよう
にOSD映像を表示することを目的としていた(これを
1.とする)が、他にも様々なバリエーションが考えら
れる。以下にその例を示す。
【0043】2.背景映像中の人物の表示を妨げないよ
うにOSD映像を表示する。 3.背景映像中の空や地面などの重要度の低い位置にO
SD映像を表示する。
【0044】4.背景映像が球技などである場合には、
ボールおよびその周辺を避けてOSD映像を表示する。
【0045】5.背景映像においてOSD映像がよく映
える色をした位置にOSD映像を表示する。
【0046】上記2.は、肌色を検出することにより人
物の位置を検出し、それ以外の位置にOSD映像を表示
することにより実施可能である。上記3.は、同色の色
データが集合している位置にOSD映像を表示すること
により実施可能である。上記4.は、MPEGで表示さ
れている場合などで、動きベクトルのばらつきの小さい
ところにOSD映像を表示させることにより実施可能で
ある。上記5.は、予めOSD映像の表示色を登録して
おき、その登録された表示色と同系色の部分を避けてO
SD映像を表示させることにより実施可能である。
【0047】そして、このような目的のバリエーション
に伴い、データ多重送信器101側で利用する位置決定
情報・表示位置作成のアルゴリズム・表示位置データの
データ形式、データ多重受信器103側の表示位置決定
のアルゴリズムなどにも様々なバリエーションが考えら
れる。たとえば、位置決定情報としては、上記1.の目
的に対応して以下のリストを利用することも可能であ
る。
【0048】1.第三者(たとえば背景映像提供者)に
よって提供された表示可能位置のリスト。
【0049】2.第三者(たとえば背景映像提供者)に
よって提供された表示不可能位置リスト。
【0050】また、上記2または4の目的に対応して以
下のものを利用することが可能である。
【0051】3.背景映像と人の顔やボールなどの特徴
的な映像とのパターンマッチングを行なった結果。
【0052】さらに、上記5.の目的に対応して以下の
リストを利用することが可能である。
【0053】4.背景映像自身から抜き出された位置と
そこで多く用いられている色のリスト。
【0054】そして、表示位置のデータ形式について
も、たとえば以下の形式が考えられる。
【0055】1.表示可能座標。 2.表示可能座標のリストとその優先度。
【0056】3.表示可能領域。 4.表示不可能領域。
【0057】5.いくつかの代表点(たとえば、表示画
面の4隅、表示画面の中央点など)とその対応コードを
データ多重送信器101側とデータ多重受信器103側
とで予め決めておいたその対応コード。
【0058】6.表示可能座標のリストと各座標付近に
多い色。その他、背景映像とOSD映像の表示位置デー
タとの時間関係に関しても、位置決定情報を抽出する背
景映像の時間幅を変える方法などが考えられる。たとえ
ば、時間幅を長くしてその期間中に最も色の変化の少な
い部分を検出し、そこにOSD映像を表示することによ
り、OSD映像の表示位置が目まぐるしく変化して見に
くくなるのを防ぐことが可能となる(たとえば3秒に1
回位置決定情報を送信する)。
【0059】以上のように本発明の実施の形態1のデー
タ多重送信器、データ多重受信器、およびそれらを用い
たデータ多重送受信システムによれば、OSD映像の表
示位置の決定作業を容易となり、かつ、どのような背景
映像に対しても、その背景映像と識別可能となるような
OSD映像の配置(背景映像の表示を妨げない配置、O
SD映像を見やすく表示する配置など)を行なうことが
可能となる。
【0060】(2) 実施の形態2 図4は、本発明の実施の形態2によるデータ多重送受信
システム400の構成を示すブロック図である。図4を
参照して、データ多重送受信システム400は、背景映
像の信号を送信するデータ多重送信器401と、背景映
像上にOSD映像が部分的に重ねて表示されるときOS
D映像を背景映像と識別可能にするためのOSD映像の
表示色データ(OSD映像の表示色を示すデータ)の信
号が多重された背景映像の信号を受信するデータ多重受
信器403とを備える。データ多重送信器401は、O
SD映像の表示色データを背景映像に基づいて作成する
表示色作成部405と、表示色データの信号を背景映像
の信号に多重して送信する多重部407とを備える。デ
ータ多重受信器403は、多重部407で多重化されて
送信された信号から表示色データの信号を分離する分離
部409と、分離部409によって分離された表示色デ
ータの信号に基づいてOSD映像の表示色を決定するデ
ータ取込部411とを備える。データ取込部411は表
示部113に接続されている。表示部113には外部か
らOSD映像が入力される。
【0061】データ多重送信器401において、以下の
処理が行なわれる。 1.表示色作成部405は多重部407に接続されてお
り、多重時あるいはそれ以前の段階で、背景映像および
背景映像に付随した情報(表示画面中の色分布など)か
らOSD映像の表示色を決定するための情報(以下、配
色決定情報と称す)を取り出す。
【0062】2.表示色作成部405は、この配色決定
情報をもとに表示色データを作成する。ここで、表示色
データのデータ形式は、データ多重送信器401とデー
タ多重受信器403とで前もって整合性が取られてい
る。
【0063】3.表示色作成部405で作成された表示
色データの信号は多重部407に送られる。多重部40
7には音声の信号、背景映像の信号、各種データの信
号、および表示色データの信号が入力され、多重部40
7は入力された音声の信号、背景映像の信号、各種デー
タの信号、および表示色データの信号を背景映像に合わ
せて多重し放送する。
【0064】データ多重送信器401における上記1.
〜3.の処理は、後述するように適当なアルゴリズムに
したがって実施することができ、適当な装置を設けるこ
とで自動処理させることが可能である。
【0065】一方、データ多重受信器403において、
以下の処理が行なわれる。 1.分離部409は多重された放送ストリームを受信
し、音声の信号、背景映像の信号、各種データの信号、
およびデータ多重送信器401で作成された表示色デー
タの信号に分離する。
【0066】2.データ取込部411は分離部409に
接続されており、分離部409で分離されて得られた表
示色データの信号を取込んでいる。外部からOSD映像
が入力されると、データ取込部411は入力された表示
色データの信号に基づいて背景映像と識別可能となるよ
うなOSD映像の表示色を決定する。
【0067】3.データ取込部411で決定された表示
色は表示部113に入力され、表示部113はこの表示
色にOSD映像を背景映像と識別可能な状態で部分的に
重ねて表示する。
【0068】さらに具体的な例を以下に説明する。この
例は、OSD映像を表示する際、OSD映像の縁取り線
を背景映像にあまり用いられていない色(背景映像に用
いられている色と系統の異なる色)で表示することによ
りOSD映像を背景映像から区別しやすいようにしたも
のである。
【0069】データ多重受信器403側のOSD映像の
表示方式は次のようである。 1.OSD映像の縁取り線の各画素には、色データその
もの(たとえばRGBの割合など)ではなく色番号が与
えられている。
【0070】2.OSD映像の他に、色番号と色のデー
タ(たとえばRGBの割合など)との対応を示す表(色
対応表またはカラーパレットと呼ぶ)が存在する。色の
データは図4に示した受信器403側の表示色に相当す
る。
【0071】3.OSD映像の表示は、データ取込部4
11で決定された表示色の色番号を色対応表に照らし合
わせ、その表中の対応する色で行なわれる。したがっ
て、色対応表を変更すれば同一のOSD映像であっても
表示色を適宜変えることができる。またここでは、デー
タ多重受信器403が持つOSD映像は、予め所定の色
番号(たとえばここでは第0番とする)で縁取られてい
るものとする。
【0072】データ多重受信器403側の色対応表のデ
ータ構造をさらに具体的に示すと、たとえば、{0,R
0,G0,B0},{1,R1,G1,B1},{2,
R2,G2,B2},…,{N,RN,GN,BN}の
ようになっている。ただしここで、各行の1つ目の値は
色番号(0〜Nまでの(N+1)色)を示す。また、続
くRi,Gi,Bi(i=0〜N)は、その色番号に対
応するRGBの値に対応しており、0〜255の値を取
る。
【0073】以下にOSD映像が表示されるまでの処理
を説明する。まず、データ多重送信器401において行
なわれる処理を説明する。
【0074】1.表示色作成部405で、所定期間中の
背景映像そのものが配色決定情報として取り込まれる。
【0075】2.表示色作成部405で、取り込まれた
背景映像に対し以下の(1)〜(3)の処理が行なわれ
る (1)背景映像の各画素のRGBの各成分が情報量を減
らすためにそれぞれ1ビットに線形量子化される。つま
り、各画素の色情報が8色の空間に落とされる。たとえ
ば、R,G,Bそれぞれのレベルが、0〜127であれ
ば0、128〜255であれば1とされ、RGB各成分
がそれぞれ1ビットで表される。そして、量子化された
色を表す色コードCとして、RGB各成分を表すビット
を並べて2進数として表した値(0〜7の各値)が用い
られる。
【0076】(2)全背景映像中の線形量子化された各
色が含まれる割合(面積)が求められ、最も含まれる割
合の少ない色の色コードCminが求められる。
【0077】(3)(2)で求められた色コードCmi
nに表示色データであることを示すヘッダが付けられ、
これが表示色データとなる。
【0078】3.さらに表示色作成部405で作成され
た表示色データは多重部407に入力され、多重部40
7でこの表示色データは背景映像に合わせて多重され放
送される。
【0079】4.上記1〜3の処理が周期的に繰り返さ
れる。次に、データ多重受信器403において行なわれ
る処理を説明する。
【0080】1.図4に示した分離部409に多重され
た放送ストリームが入力され、音声の信号、背景映像の
信号、各種データの信号、および表示色データの信号が
それぞれに付けられたヘッダをもとに分離される。
【0081】2.データ取込部411は、分離部409
で分離された表示色データからヘッダを取除いて色コー
ドCminを取り出す。
【0082】3.データ取込部411は、色コードCm
inを3bitの2進数に変換し、各bitを255倍
したものをそれぞれRGBの値に割り当て、表示色デー
タ{Rmin,Gmin,Bmin}を作成する。
【0083】4.データ取込部411は作成した表示色
データ{Rmin,Gmin,Bmin}を表示部11
3に出力し、表示部113は色対応表の第0番の色デー
タをこの表示色データ{Rmin,Gmin,Bmi
n}に入れ換える。
【0084】5.表示色データが入力される度に上記1
〜4の処理が繰り返される。 6.表示部113は、OSD映像を表示する必要が生じ
ると、その時点で更新されている色対応表に基づいてO
SD映像を表示する。
【0085】したがって、OSD映像は表示される付近
の背景映像の色と識別しやすい色で表示されることにな
り、OSD映像は見やすくなる。
【0086】前述の例では、OSD映像の表示色の決定
基準に、背景映像に用いられている色と系統の異なる色
を用いていた(これを1.とする)が、他にも様々なバ
リエーションが考えられる。以下にその例を示す。
【0087】2.背景映像と調和が取れるように同系で
深さの異なる色を用いる(たとえば、青色の背景映像に
OSD映像を赤色で表示すると識別可能ではあるが調和
が取れない。したがって、背景映像が薄い青色のときは
OSD映像を濃い青色で表示する)。
【0088】3.背景映像全体の色の系統を捉え、それ
と別の系統の色のセットを用いる。そして、このような
バリエーションに伴い、データ多重送信器401側で利
用する配色決定情報・表示色作成のアルゴリズム・表示
色データのデータ形式、データ多重受信器403側の表
示色決定のアルゴリズムなどにも様々なバリエーション
が考えられる。たとえば、配色決定情報としては以下の
ものを利用することも可能である。
【0089】1.背景映像全体から抜き出した色。 2.あらかじめ色をいくつかのグループに分類してお
き、背景映像の色をそれぞれの色に量子化したもの(ベ
クトル量子化) 3.第三者(たとえば背景映像提供者)によって提供さ
れた表示可能色のリスト。
【0090】4.第三者(たとえば背景映像提供者)に
よって提供された表示不可能色のリスト。
【0091】さらに、表示色データのデータ形式(デー
タに含まれる要素)も以下の例が考えられる。
【0092】1.表示可能色。 2.表示可能色のリストとその優先度。
【0093】3.色をいくつかの色グループに分けた時
の表示可能色グループ。 4.表示不可能色。
【0094】5.色とその色が背景映像に対して持つ意
味(たとえば映像の同系色、映像より濃色、映像より明
るい色、などのインデックス情報)のリスト(表示側で
色を選択する)。
【0095】その他、実施の形態1の場合と同様に、背
景映像とOSD映像の表示位置データとの時間関係に関
しても、位置決定情報を抽出する背景映像の時間幅を変
える方法などが考えられる。たとえば、時間幅を長くし
てその期間中に最も色の変化の少ない部分を検出し、そ
こにOSD映像を表示することにより、OSD映像の表
示色が目まぐるしく変化して見にくくなるのを防ぐこと
が可能となる(たとえば3秒に1回色決定情報を送信す
る)。
【0096】以上のように本発明の実施の形態2のデー
タ多重送信器、データ多重受信器、およびそれらを用い
たデータ多重送受信システムによれば、OSD映像の表
示色の決定作業を容易となり、かつ、どのような背景映
像に対しても、その背景映像と識別可能となるようなO
SD映像の配色(OSD映像を見やすく表示する配色、
背景映像とOSD映像を調和させる配色など)を行なう
ことが可能となる。
【0097】前述の実施の形態1および2に示した例の
他、背景映像に相応しいOSD映像の形状を選択できる
ようにしてもよい。たとえば、ホラー映画に可愛らしい
アイコン表示は相応しくないので、ユーザーが送出され
てきた複数のアイコンの選択肢の中から適当なアイコン
を選択できるようにしてもよい。また、背景映像におけ
るOSD映像の表示可能領域が狭い場合にはOSD映像
を小さくしたり、変形したりできるようにしてもよい。
なお、上記実施の形態1および2ではOSD映像は受信
側で生成され、表示部に与えられているが、送信側で生
成され、背景映像などと多重して送信されるようにして
もよい。
【0098】また、前述の実施の形態1および2は背景
映像およびOSD映像を用いているが、背景映像の代わ
りに背景音声を用い、OSD映像の代わりにその背景音
声に重ねて生成される多重音声を用いてもよい。たとえ
ばOSD映像を表示する際に音を発して知らせるシステ
ムを考えた場合、背景映像に適したOSD映像を表示す
るのと同様に、背景音声に適した多重音声を生成するの
が望ましい。たとえばホラー映画に可愛らしいアイコン
が相応しくないように、ホラー映画に可愛らしい音も相
応しくないので、ホラー映画の放送中には恐怖感のある
音を生成するのが望ましい。
【0099】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ多重送信器によ
れば、再現態様作成手段で第1のAV情報と識別可能に
するための第2のAV情報の再現態様データが作成さ
れ、多重手段で再現態様データの信号が第1のAV情報
の信号に多重されて送信されるので、第1のAV情報の
信号と識別可能となるような第2のAV情報の再現態様
が第1のAV情報に合せて送信することが可能となり、
第2のAV情報の第1のAV情報における再現態様の決
定が容易になる。そのため、どのような第1のAV情報
であっても、その第1のAV情報と明確に識別できるよ
うな第2のAV情報を第1のAV情報に重ねて再現させ
ることができる。
【0100】請求項2に記載のデータ多重送信器によれ
ば、請求項1の効果に加えて、背景映像に適したオン・
スクリーン・ディスプレイ映像を表示させることができ
る。
【0101】請求項3に記載のデータ多重送信器によれ
ば、請求項2の効果に加えて、背景映像上の適した位置
にオン・スクリーン・ディスプレイ映像を表示させるこ
とができる。
【0102】請求項4に記載のデータ多重送信器によれ
ば、請求項2の効果に加えて、背景映像に適した色でオ
ン・スクリーン・ディスプレイ映像を表示させることが
できる。
【0103】請求項5に記載のデータ多重送信器によれ
ば、請求項1の効果に加えて、背景音声に適した多重音
声を生成させることができる。
【0104】請求項6に記載のデータ多重受信器によれ
ば、分離手段で第1のAV情報と識別可能にするための
第2のAV情報の再現態様データが分離され、データ取
込み手段で取込まれた再現態様データの信号に基づいて
第2のAV情報の再現態様が決定されるので、第2のA
V情報の第1のAV情報における再現態様の決定が容易
になる。そのため、どのような第1のAV情報であって
も、その第1のAV情報と明確に識別可能となるような
第2のAV情報を第1のAV情報に重ねて再現させるこ
とができる。
【0105】請求項7に記載のデータ多重受信器によれ
ば、請求項6の効果に加えて、背景映像に適したオン・
スクリーン・ディスプレイ映像を表示させることができ
る。
【0106】請求項8に記載のデータ多重受信器によれ
ば、請求項7の効果に加えて、背景映像上の適した位置
にオン・スクリーン・ディスプレイ映像を表示させるこ
とができる。
【0107】請求項9に記載のデータ多重受信器によれ
ば、請求項7の効果に加えて、背景映像に適した色でオ
ン・スクリーン・ディスプレイ映像を表示させることが
できる。
【0108】請求項10に記載のデータ多重受信器によ
れば、請求項6の構成に加えて、背景音声に適した多重
音声を生成させることができる。
【0109】請求項11に記載のデータ多重送受信シス
テムによれば、データ多重送信器において、再現態様作
成手段で第1のAV情報と識別可能にするための第2の
AV情報の再現態様データが作成され、その作成された
再現態様データの信号が多重手段で第1のAV情報の信
号に多重されてデータ多重受信器に送信され、データ多
重受信器において、分離手段で第1のAV情報の信号か
ら再現態様データの信号が分離され、データ取込み手段
で再現態様データの信号に基づいて第2のAV情報の再
現態様が決定され、第1のAV情報と識別可能となるよ
うな第2のAV情報の再現態様を第1のAV情報に合せ
て送信することが可能となり、第2のAV情報の第1の
AV情報上における再現態様の決定が容易になる。その
ため、どのような第1のAV情報であっても、その第1
のAV情報と明確に識別できるような第2のAV情報を
第1のAV情報に重ねて再現させることができる。
【0110】請求項12に記載のデータ多重送受信シス
テムによれば、請求項11の効果に加えて、背景映像に
適したオン・スクリーン・ディスプレイ映像を表示させ
ることができる。
【0111】請求項13に記載のデータ多重送受信シス
テムによれば、請求項12の効果に加えて、背景映像上
の適した位置にオン・スクリーン・ディスプレイ映像を
表示させることができる。
【0112】請求項14に記載のデータ多重送受信シス
テムによれば、請求項12の効果に加えて、背景映像に
適した色でオン・スクリーン・ディスプレイ映像を表示
させることができる。
【0113】請求項15に記載のデータ多重送受信シス
テムによれば、請求項11の効果に加えて、背景音声に
適した多重音声を生成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるデータ多重送受信
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した表示部の表示画面を示す図であ
る。
【図3】図1に示した表示部の表示を説明するための図
であり、(a)は、OSD映像を示す図であり、(b)
は、表示部にOSD映像を表示したときの表示画面を示
す図である。
【図4】本発明の実施の形態2によるデータ多重送受信
システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100,400 データ多重送受信システム 101,401 データ多重送信器 103,403 データ多重送信器 105 表示位置作成部 405 表示色作成部 107,407 多重部 109,409 分離部 111,411 データ取込部 113 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 誠 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 今里 功 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のAV情報の信号を送信するデータ
    多重送信器であって、 前記第1のAV情報上に重ねて第2のAV情報が再現さ
    れるとき前記第2のAV情報を前記第1のAV情報と識
    別可能にするための前記第2のAV情報の再現態様デー
    タを前記第1のAV情報に基づいて作成する再現態様作
    成手段と、 前記再現態様データの信号を前記第1のAV情報の信号
    に多重して送信する多重手段とを備える、データ多重送
    信器。
  2. 【請求項2】 前記第1のAV情報は背景映像であり、
    前記第2のAV情報は前記背景映像上に部分的に重ねて
    表示されるオン・スクリーン・ディスプレイ映像であ
    る、請求項1に記載のデータ多重送信器。
  3. 【請求項3】 前記再現態様データは前記オン・スクリ
    ーン・ディスプレイ映像を表示するための位置を示す表
    示位置データである、請求項2に記載のデータ多重送信
    器。
  4. 【請求項4】 前記再現態様データは前記オン・スクリ
    ーン・ディスプレイ映像を表示するための色を示す表示
    色データである、請求項2に記載のデータ多重送信器。
  5. 【請求項5】 前記第1のAV情報は背景音声であり、
    前記第2のAV情報は前記背景音声に重ねて生成される
    多重音声である、請求項1に記載のデータ多重送信器。
  6. 【請求項6】 第1のAV情報上に重ねて第2のAV情
    報が再現されるとき前記第2のAV情報を前記第1のA
    V情報と識別可能にするための前記第2のAV情報の再
    現態様データの信号が多重された前記第1のAV情報の
    信号を受信するデータ多重受信器であって、 前記受信した信号から前記再現態様データを分離する分
    離手段と、 前記分離手段によって分離された再現態様データの信号
    を取込み、その取込んだ再現態様データの信号に基づい
    て前記第2のAV情報の再現態様を決定するデータ取込
    手段とを備える、データ多重受信器。
  7. 【請求項7】 前記第1のAV情報は背景映像であり、
    前記第2のAV情報は前記背景映像上に部分的に重ねて
    表示されるオン・スクリーン・ディスプレイ映像であ
    る、請求項6に記載のデータ多重受信器。
  8. 【請求項8】 前記再現態様データは前記オン・スクリ
    ーン・ディスプレイ映像を表示するための位置を示す表
    示位置データである、請求項7に記載のデータ多重受信
    器。
  9. 【請求項9】 前記再現態様データは前記オン・スクリ
    ーン・ディスプレイ映像を表示するための色を示す表示
    色データである、請求項7に記載のデータ多重受信器。
  10. 【請求項10】 前記第1のAV情報は背景音声であ
    り、前記第2のAV情報は前記背景音声に重ねて生成さ
    れる多重音声である、請求項6に記載のデータ多重受信
    器。
  11. 【請求項11】 第1のAV情報の信号を送信するデー
    タ多重送信器と、前記データ多重送信器から送信された
    前記第1のAV情報の信号を受信するデータ多重受信器
    とを備えたデータ多重送受信システムであって、 前記データ多重送信器は、 前記第1のAV情報上に重ねて第2のAV情報が再現さ
    れるとき前記第2のAV情報を前記第1のAV情報と識
    別可能にするための前記第2のAV情報の再現態様デー
    タを前記第1のAV情報に基づいて作成する再現態様作
    成手段と、 前記再現態様データの信号を前記第1のAV情報の信号
    に多重して前記データ多重受信器に送信する多重手段と
    を含み、 前記データ多重受信器は、 前記受信した信号から前記再現態様データの信号を分離
    する分離手段と、 前記分離手段によって分離された再現態様データの信号
    を取込み、その取込んだ再現態様データの信号に基づい
    て前記第2のAV情報の再現態様を決定するデータ取込
    手段とを含む、データ多重送受信システム。
  12. 【請求項12】 前記第1のAV情報は背景映像であ
    り、前記第2のAV情報は前記背景映像上に部分的に重
    ねて表示されるオン・スクリーン・ディスプレイ映像で
    ある、請求項11に記載のデータ多重送受信システム。
  13. 【請求項13】 前記再現態様データは前記オン・スク
    リーン・ディスプレイ映像を表示するための位置を示す
    表示位置データである、請求項12に記載のデータ多重
    送受信システム。
  14. 【請求項14】 前記再現態様データは前記オン・スク
    リーン・ディスプレイ映像を表示するための色を示す表
    示色データである、請求項12に記載のデータ多重送受
    信システム。
  15. 【請求項15】 前記第1のAV情報は背景音声であ
    り、前記第2のAV情報は前記背景音声に重ねて生成さ
    れる多重音声である、請求項11に記載のデータ多重送
    受信システム。
JP27281497A 1997-10-06 1997-10-06 データ多重送信器、データ多重受信器、およびそれらを用いたデータ多重送受信システム Pending JPH11112949A (ja)

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