JPH11112890A - セットトップボックス - Google Patents

セットトップボックス

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JPH11112890A
JPH11112890A JP26847297A JP26847297A JPH11112890A JP H11112890 A JPH11112890 A JP H11112890A JP 26847297 A JP26847297 A JP 26847297A JP 26847297 A JP26847297 A JP 26847297A JP H11112890 A JPH11112890 A JP H11112890A
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JP
Japan
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filter
output
signal
audio
carrier
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Application number
JP26847297A
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English (en)
Inventor
Kiyohiro Kamei
清博 亀井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バズ音のない、またナイカム音声の音切れの
ないセットトップボックスを提供する。 【解決手段】 SAWフィルタ4の音声搬送波出力とR
Fモジュレータ9のナイカム入力端子との間にナイカム
BPF50と直列に音声搬送波を除去する音声搬送波除
去トラップフィルタ14を設けた構成としたものであ
る。これにより、バズ音がなく、またナイカム音声の音
切れのないセットトップボックスが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像搬送波とアナ
ログ音声搬送波とデジタル音声搬送波とを有する高周波
信号を受信するセットトップボックスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のセットトップボックスにつ
いて説明をする。従来のセットトップボックスは、図9
に示すように映像搬送波とアナログ音声搬送波とデジタ
ル音声搬送波を有する高周波信号が入力される入力端子
1と、この入力端子1に接続されるとともに入力端子1
から入力された信号を選局するU/Dコンバータ2と、
このU/Dコンバータ2の出力に接続された中間周波数
増幅器(以下、IFアンプという)3と、このIFアン
プ3に接続されるとともに映像搬送波と音声搬送波に分
離するSAWフィルタ4と、このSAWフィルタ4の出
力に接続された映像検波回路5と、この映像検波回路5
の映像信号出力に接続された音声トラップ回路6と、こ
の音声トラップ回路6の出力がスクランブル処理回路7
の映像入力端子に接続されるとともに前記映像検波回路
5の音声出力は、音声BPF回路8を介してスクランブ
ル処理回路7の音声入力端子に接続されている。
【0003】また、このスクランブル処理回路7の映像
信号出力はRFモジュレータ9の映像信号入力端子に接
続されるとともにスクランブル処理回路7の音声検波出
力はRFモジュレータ9の音声信号入力端子に接続され
ている。
【0004】また、映像検波回路5の音声出力端子に
は、クロマトラップ回路10と、このクロマトラップ回
路10の出力が接続されたナイカムBPF11と、この
ナイカムBPF11の出力が接続されたナイカムアンプ
12が接続され、このナイカムアンプ12の出力はRF
モジュレータ9のナイカム信号入力端子に接続され、R
Fモジュレータ9の出力は出力端子13に接続されてセ
ットトップボックスが構成されていた。
【0005】以上のように構成されたセットトップボッ
クスについて以下にその動作を説明する。
【0006】入力端子1に入力された高周波信号はU/
Dコンバータ2で希望する周波数が選局される。このU
/Dコンバータ2の出力は図10に示すように映像信号
搬送波P(以下Pという)とアナログ音声搬送波S(以
下Sという)とデジタル音声搬送波N(以下Nという)
で構成されている。Sは、P−5MHzの関係に有り、
NはP−5.85MHzの関係にある。またその帯域は
P+1.5MHzとP−7MHzの間にある。このよう
な出力がIFアンプ3で増幅されて、次にSAWフィル
タ4に入力される。このSAWフィルタ4の映像中間周
波出力(以下、VIF出力という)は図11に示すよう
にPのみ出力してS及びNが除去された信号が出力され
る。SAWフィルタ4の音声中間周波出力(以下、SI
F出力という)では、図12に示すように、SとNは出
力されるがPは除去されるようになっている。
【0007】次に映像検波回路5では、搬送波が検波さ
れてベースバンド出力になる。またここでスクランブル
処理も行われる。この映像検波回路5の出力のベースバ
ンド映像信号は音声トラップ回路6で音声信号が除去さ
れる。そしてスクランブル処理回路7を介して、RFモ
ジュレータ9の映像信号入力端子へ入力される。映像検
波回路5の音声出力の一方は、音声BPF回路8でアナ
ログ音声信号のみを通過させ、スクランブル処理回路7
の音声検波回路で音声搬送波が検波され、ベースバンド
の音声信号がRFモジュレータ9の音声信号入力端子に
入力される。また、映像検波回路5の音声出力でナイカ
ム音声はクロマトラップ回路10で図13に示すよう
に、クロマ信号41(4.43MHz)が除去される。
【0008】そのクロマ信号41が除去されたナイカム
信号は、ナイカムBPF11で図14に示すようにアナ
ログ音声42(5.5MHz)を除去し、ナイカム信号
43(5.85MHz)だけを通過させ、次にナイカム
アンプ12でナイカム信号43が増幅され、RFモジュ
レータ9のナイカム信号入力端子に入力される。
【0009】ここでナイカムBPF11の通過特性にお
いて、図14に示す44(5.6MHz)から45
(6.1MHz)の間の通過特性はデジタル音声を劣化
させない為に出来る限り平坦な通過特性が望ましい。
【0010】RFモジュレータ9に入力された映像信
号、音声信号及びナイカム信号は、このRFモジュレー
タ9でテレビジョン信号に変調され、図15に示すよう
に映像信号は映像信号搬送波Poutで変調され、音声信
号は音声信号搬送波Soutで変調され、ナイカム信号は
ナイカム音声搬送波Noutで変調され、出力端子13に
出力される。この出力端子13から出力されるテレビジ
ョン信号はテレビ受像機のアンテナ入力端子に入力され
るわけである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では図14に示すように、ナイカムBP
F11のアナログ音声42(5.5MHz)の減衰量4
6が30dB前後であった為、入力のアナログ音声搬送
波SがこのナイカムBPF11で十分に除去されなかっ
た。そしてこのアナログ音声搬送波Sは、RFモジュレ
ータ9の出力の音声信号搬送波Soutに重畳して出力さ
れていた為、テレビ受像機で音声を聞いた時、不快な音
(以下バズ音という)として聞こえていた。
【0012】またナイカムBPF11の通過特性で、ア
ナログ音声42(5.5MHz)の減衰量46を30d
Bとすると、44(5.6MHz)から45(6.1M
Hz)までの帯域の通過特性47がナイカム信号43
(5.85MHz)に対して5dBから10dBとな
る。この通過特性47が10dBまでになるとテレビ受
像機でナイカムのデジタル音声を復調する際、復調エラ
ーを起こしてしまいテレビ受像機からのナイカム音声が
途切れてしまう現象になる。以上のように従来のセット
トップボックスでは2つの問題があった。
【0013】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、バズ音のない、またナイカム音声の音切れのないセ
ットトップボックスを提供することを目的としたもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のセットトップボックスは、SAWフィルタの
音声搬送波出力とRFモジュレータのナイカム入力端子
との間にナイカムBPFと直列に音声搬送波を除去する
音声搬送波除去フィルタを設けた構成としたものであ
る。
【0015】これにより音声バズ音を無くすことが出来
る。またナイカム音声の音切れも無くすことが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、映像搬送波とアナログ音声搬送波とデジタル音声搬
送波を有する高周波信号が入力される入力端子と、この
入力端子に入力された信号が選局されるチューナと、こ
のチューナの出力が供給され映像搬送波と音声搬送波と
を分離するSAWフィルタと、このSAWフィルタの出
力のうち、映像搬送波の出力が映像信号入力端子に供給
されるとともにテレビジョン信号に変調されるRFモジ
ュレータと、このRFモジュレータの出力が供給される
出力端子と、前記SAWフィルタの音声搬送波出力と前
記RFモジュレータの音声信号入力端子との間に設けら
れたアナログ音声を通過させる音声BPFと、前記SA
Wフィルタの音声搬送波出力と前記RFモジュレータの
ナイカム入力端子との間に設けられたデジタル音声を通
過させるナイカムBPFとを備え、前記SAWフィルタ
の音声搬送波と前記ナイカム入力端子との間に前記ナイ
カムBPFと直列に音声搬送波を除去する音声除去フィ
ルタを設けたセットトップボックスであり、このように
音声搬送波を除去する音声搬送波除去フィルタを追加す
ることでRFモジュレータの出力の音声出力に入力音声
搬送波の漏れが重畳することはなく、バズ音がなくな
る。
【0017】また、音声搬送波を除去するフィルタを設
けることによりナイカムBPFの通過特性でアナログ音
声の減衰量が浅くて済む為、ナイカムBPFは平坦な通
過特性が得られ、ナイカム音声の音切れも無くすことが
出来る。
【0018】請求項2に記載の発明は、ナイカムBPF
と音声除去フィルタの除去周波数点の調整は常温におい
て、一方のフィルタを音声信号搬送波周波数より高く設
定するとともに、他方のフィルタは音声信号搬送波周波
数より低く設定した請求項1に記載のセットトップボッ
クスであり、このように常温で一方のフィルタの音声搬
送波除去周波数のトラップ周波数を音声搬送波除去周波
数より高く設定し、他方のフィルタを音声搬送波除去周
波数より低く設定しているので、たとえ温度が上がって
も、その双方のフィルタが打ち消すように働く。また同
様に温度が下がったとしても、やはり同じように打ち消
し合い、必要な除去特性を得ることが出来る。
【0019】請求項3に記載の発明は、音声除去フィル
タを、トラップフィルタとした請求項2に記載のセット
トップボックスであり、このように音声除去フィルタと
してトラップフィルタを用いているので音声の除去度が
向上し、また実装簡素化が出来るとともに、小型化に寄
与する。
【0020】請求項4に記載の発明は、ナイカムBPF
の出力とトラップフィルタとの間にナイカムアンプを接
続した請求項3に記載のセットトップボックスであり、
このナイカムアンプによりトラップフィルタの影響をナ
イカムBPFに与えずに良好な所定の特性を得ることが
出来る。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。図1は本発明のセットトッ
プボックスのブロック図を示している。図1において、
本発明のセットトップボックスは、映像搬送波とアナロ
グ音声搬送波とデジタル音声搬送波を有する高周波信号
が入力される入力端子1と、この入力端子1に接続され
るとともに入力端子1から入力された信号を選局するU
/Dコンバータ(チューナの一例として用いた)2と、
このU/Dコンバータ2の出力に接続されたIFアンプ
3と、このIFアンプ3に接続されるとともに映像搬送
波と音声搬送波とを分離するSAWフィルタ4と、この
SAWフィルタ4の出力に接続された映像検波回路5
と、この映像検波回路5の映像信号出力に接続され音声
信号を除去する音声トラップ回路6と、この音声トラッ
プ回路6の出力がスクランブル処理回路7の映像入力端
子に接続されるとともに前記映像検波回路5の音声信号
出力は、音声信号を通過させる音声BPF回路8を介し
て前記スクランブル処理回路7の音声入力端子に接続さ
れている。
【0022】また、このスクランブル処理回路7の映像
信号出力はRFモジュレータ9の映像信号入力端子に接
続されるとともにスクランブル処理回路7の音声検波出
力はRFモジュレータ9の音声信号入力端子に接続され
ている。
【0023】また、映像検波回路5の音声信号出力から
は、クロマトラップ回路10と、このクロマトラップ回
路10の出力が接続されたナイカムBPF50と、この
ナイカムBPF50の出力が接続されたナイカムアンプ
12と、このナイカムアンプ12の出力とRFモジュレ
ータ9のナイカム信号入力端子との間に設けられたトラ
ップフィルタ14と、RFモジュレータ9の出力が接続
された出力端子13とでセットトップボックスが構成さ
れている。
【0024】なお、本実施の形態では、チューナとし
て、ダブルスーパーチューナであるU/Dコンバータを
用いて説明したが、これはシングルスーパーチューナで
あっても良い。
【0025】以上のように構成されたセットトップボッ
クスについて、以下にその動作を説明する。
【0026】入力端子1に入力された高周波信号はU/
Dコンバータ2で希望する周波数が選局される。このU
/Dコンバータ2の出力は図10に示したようにPとS
とNで構成されている。Sは、P−5MHzの関係に有
り、NはP−5.85MHzの関係にある。
【0027】またその帯域はP+1.5MHzとP−7
MHzの間にある。このような出力がIFアンプ3で増
幅されて、次にSAWフィルタ4に入力される。
【0028】次に映像検波回路5では、搬送波が検波さ
れてベースバンド出力になる。またここでスクランブル
処理も行われる。この映像検波回路出力のベースバンド
映像信号は、音声トラップ回路6で音声信号が除去され
る。そしてスクランブル処理回路7を介して、RFモジ
ュレータ9の映像信号入力端子へ入力される。映像検波
回路5の音声出力の一方は、音声BPF回路8でアナロ
グ音声信号のみを通過させ、スクランブル処理回路7の
音声検波回路で音声搬送波が検波され、ベースバンドの
音声信号がRFモジュレータ9の音声信号入力端子に入
力される。一方、映像検波回路5の音声出力でナイカム
音声はクロマトラップ回路10でクロマ信号の4.43
MHzを除去する。そのクロマ信号が除去されたナイカ
ム信号は、ナイカムBPF50で図2の特性15に示す
ようにアナログ音声51(5.5MHz)を除去し、ナ
イカム信号53(5.85MHz)だけを通過させ、次
にナイカムアンプ12でナイカム信号が増幅され、再
度、トラップフィルタ14で図3に示すようにアナログ
音声51(5.5MHz)を除去しRFモジュレータ9
のナイカム信号入力端子に入力される。ここでナイカム
BPF50の通過特性において、図2に示すように、5
4(5.6MHz)から55(6.1MHz)の間の通
過特性は図3に示す特性56を有するトラップフィルタ
14を追加したことで、デジタル音声を劣化させない平
坦な通過特性を得ることが出来た。
【0029】RFモジュレータ9に入力された映像信
号、音声信号及びナイカム信号はこのRFモジュレータ
9で変調され図8に示すように、映像信号は映像信号搬
送波Poutで変調され、音声信号は音声信号搬送波Sout
で変調され、ナイカム信号はナイカム音声搬送波Nout
で変調され、出力端子13に出力される。
【0030】この出力端子13から出力されるテレビジ
ョン信号はテレビ受像機のアンテナ入力端子に入力され
るわけである。
【0031】ここで、図7はナイカムBPF50の通過
特性15とトラップフィルタ14の通過特性56が合成
されたものである。図7の17はトラップフィルタ14
のアナログ音声51(5.5MHz)における減衰量
(15dB)であり、図7の16は同様にナイカムBP
F50のアナログ音声51の減衰量(25dB)であ
る。そして図7の18は総合された時のアナログ音声5
1(5.5MHz)における減衰量(40dB)であ
る。
【0032】この時、出力端子13に現れる入力音声搬
送波の漏れ56は、図8に示すようにRFモジュレータ
9のナイカム信号入力端子で、アナログ音声周波数51
(5.5MHz)が40dBの減衰量を実現できてい
る。このレベルは、バズ音の聞こえないレベルである。
【0033】また、ここにおいてナイカムBPF50と
トラップフィルタ14の調整について、図4、図5、図
6を用いて説明する。
【0034】図2、図3において、15がナイカムBP
F50の通過特性であり、56がトラップフィルタ14
の通過特性である。そして、図4から図6はアナログ音
声周波数(5.5MHz)すなわち、音声搬送波除去周
波数近傍の拡大図である。
【0035】ここでその音声搬送波除去周波数点の調整
は、図4(a)の黒点で示すように常温25℃でナイカ
ムBPF50の音声搬送波除去周波数点をトラップ最下
点に対し0.1%程プラス側に調整し(58aに示すポ
イント)、トラップフィルタ14の音声搬送波除去周波
数点を図4(b)の黒点で示すように、0.1%程マイ
ナス側に調整(59aに示すポイント)しておくことが
重要なことである。
【0036】本実施の形態によればナイカムBPF50
は、トラップ最下点に対し0.1%プラス側に音声搬送
波除去周波数点を設定すれば、−25dBの減衰量が得
られ、トラップフィルタ14では0.1%マイナス側に
設定して−15dBの減衰量を得ることが出来る。
【0037】このように+25℃の雰囲気において、そ
れぞれを58a及び59aのポイントに調整すること
で、総合として−40dBの減衰量を得ることが出来
る。この設定をすることで図5(a)に示すように0℃
の低温時において、ナイカムBPF50の減衰量は58
aから58bへ、またトラップフィルタ14の減衰量は
図5(b)に示すように59aから59bへそれぞれシ
フトするが、やはり総合した減衰量は−40dBを得る
ことが出来る。
【0038】また+50℃の高温においては図6(a)
に示すように、ナイカムBPF50の減衰量は58aか
ら58cへ、トラップフィルタ14の減衰量は図6
(b)に示すように59aから59cへそれぞれシフト
するが、やはり総合した減衰量は−40dBを得ること
が出来る。このようにたとえ温度が変化したとしても、
一定の減衰量を得ることが出来る。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、SAWフ
ィルタの音声搬送波出力と前記ナイカム入力端子との間
に前記ナイカムBPFと直列に音声搬送波を除去する音
声除去フィルタを設けているので、このように音声搬送
波を除去する音声搬送波除去フィルタを追加することで
RFモジュレータの出力の音声出力に入力音声搬送波の
漏れが重畳することはなく、バズ音のない、またナイカ
ム音声の音切れのないセットトップボックスを提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるセットトップボッ
クスのブロック図
【図2】同、ナイカムBPFの通過特性図
【図3】同、トラップフィルタの通過特性図
【図4】(a)は、常温におけるナイカムBPFの通過
特性で、音声搬送波除去周波数近傍の拡大図 (b)は、常温におけるトラップフィルタの通過特性
で、音声搬送波除去周波数近傍の拡大図
【図5】(a)は、低温(0℃)におけるナイカムBP
Fの通過特性で、音声搬送波除去周波数近傍の拡大図 (b)は、低温(0℃)におけるトラップフィルタの通
過特性で、音声搬送波除去周波数近傍の拡大図
【図6】(a)は、高温(50℃)におけるナイカムB
PFの通過特性で、音声搬送波除去周波数近傍の拡大図 (b)は、高温(50℃)におけるトラップフィルタの
通過特性で、音声搬送波除去周波数近傍の拡大図
【図7】同、RFモジュレータのナイカム信号入力端子
におけるナイカムBPFとトラップフィルタの複合通過
特性図
【図8】同、RFモジュレータの出力端子における出力
波形図
【図9】従来のセットトップボックスのブロック図
【図10】同、U/Dコンバータの通過特性図
【図11】同、SAWフィルタのVIF出力側の通過特
性図
【図12】同、SAWフィルタのSIF出力側の通過特
性図
【図13】同、クロマトラップの通過特性図
【図14】同、ナイカムフィルタの通過特性図
【図15】同、RFモジュレータの出力端子における出
力波形図
【符号の説明】
1 入力端子 2 U/Dコンバータ 4 SAWフィルタ 8 音声BPF 9 RFモジュレータ 11 ナイカムBPF 13 出力端子 14 トラップフィルタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像搬送波とアナログ音声搬送波とデジ
    タル音声搬送波を有する高周波信号が入力される入力端
    子と、この入力端子に入力された信号が選局されるチュ
    ーナと、このチューナの出力が供給され映像搬送波と音
    声搬送波とを分離する弾性表面波フィルタ(以下、SA
    Wフィルタという)と、このSAWフィルタの出力のう
    ち、映像搬送波の出力が映像信号入力端子に供給される
    とともにテレビジョン信号に変調される変調器(以下、
    RFモジュレータという)と、このRFモジュレータの
    出力が供給される出力端子と前記SAWフィルタの音声
    搬送波出力と前記RFモジュレータの音声信号入力端子
    との間に設けられたアナログ音声を通過させるアナログ
    音声バンドパスフィルタ(以下、音声BPFという)
    と、前記SAWフィルタの音声搬送波出力と前記RFモ
    ジュレータのデジタル音声信号入力端子(以下、ナイカ
    ム入力端子という)との間に設けられたデジタル音声を
    通過させるバンドパスフィルタ(以下、ナイカムBPF
    という)とを備え、前記SAWフィルタの音声搬送波出
    力と前記ナイカム入力端子との間に前記ナイカムBPF
    と直列に音声搬送波を除去する音声除去フィルタを設け
    たセットトップボックス。
  2. 【請求項2】 ナイカムBPFと音声除去フィルタの除
    去周波数点の調整は常温において、一方のフィルタを音
    声信号搬送波周波数より高く設定するとともに、他方の
    フィルタは音声信号搬送波周波数より低く設定した請求
    項1に記載のセットトップボックス。
  3. 【請求項3】 音声除去フィルタは、トラップフィルタ
    とした請求項2に記載のセットトップボックス。
  4. 【請求項4】 ナイカムBPFの出力とトラップフィル
    タとの間にナイカム信号増幅器(以下、ナイカムアンプ
    という)を接続した請求項3に記載のセットトップボッ
    クス。
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