JPH07240649A - Agc回路 - Google Patents

Agc回路

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JPH07240649A
JPH07240649A JP2932994A JP2932994A JPH07240649A JP H07240649 A JPH07240649 A JP H07240649A JP 2932994 A JP2932994 A JP 2932994A JP 2932994 A JP2932994 A JP 2932994A JP H07240649 A JPH07240649 A JP H07240649A
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JP
Japan
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circuit
signal
signals
output
band
Prior art date
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Pending
Application number
JP2932994A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Adachi
敏正 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2932994A priority Critical patent/JPH07240649A/ja
Publication of JPH07240649A publication Critical patent/JPH07240649A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、アナログ変調信号とデジタル変調
信号とが混在する伝送系でいずれの変調信号を受信して
も相互変調妨害を防ぎ受信信号の品位劣化を防止し得る
AGC回路を提供することを目的としている。 【構成】所定の伝送系より送出されるアナログ変調信号
とデジタル変調信号とが混在する電波を受信する受信機
において、受信信号に減衰処理を施す減衰手段と、この
減衰手段から出力される受信信号に局部発信信号を混合
して周波数変換する周波数変換手段と、この周波数変換
手段の出力に帯域制限を施す受信信号の占有帯域幅程度
の通過帯域幅を有する帯域通過フィルタと、周波数変換
手段の出力に基づいて減衰手段の減衰量を制御する信号
を発生する制御信号発生手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アナログ変調信号と
デジタル変調信号とが混在する電波を受信する受信機に
係り、特にその第1中間周波数に周波数変換された信号
の自動利得制御を行なうAGC(Automatic Gain Contr
ol)回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、一般の衛星放送受信機に
おける受信から復調までの信号処理手段は、図2に示す
ように構成されている。すなわち、衛星から電波として
送出された複数の変調信号は、アンテナ11によって受
信された後、低雑音周波数変換回路12により一般的に
1GHz帯の第1中間周波数に周波数変換される。そし
て、この第1中間周波数に変換された複数の変調信号
は、ケーブル13を介して屋内の衛星放送受信機14に
導かれる。
【0003】この衛星放送受信機14は、第1中間周波
数に変換されて入力された複数の変調信号を、140M
Hz帯あるいは403MHz帯等の第2中間周波数に周
波数変換する2ndコンバータ部15と、この2ndコンバ
ータ部15から出力される第2中間周波数に変換された
所望の変調信号に復調処理を施す復調部16とから構成
されている。
【0004】このうち、2ndコンバータ部15は、第1
中間周波数に変換された複数の変調信号を増幅する増幅
回路17と、この増幅回路17の出力に減衰処理を施し
て相互変調を低減する可変減衰回路18と、この可変減
衰回路18の出力を帯域制限する100MHz程度の通
過帯域を持つプリセレクタ19と、このプリセレクタの
出力に局部発振回路20から出力される局部発振信号を
混合して第2中間周波数に周波数変換する周波数混合回
路21と、この周波数混合回路21の出力を帯域制限す
る帯域通過フィルタ(受信信号の持つ占有帯域幅程度の
通過帯域を持ち、一般的にはSAWフィルタが広く使用
される)22と、この帯域通過フィルタ22の出力を増
幅する増幅回路23とから構成されている。
【0005】また、上記復調部16は、2ndコンバータ
部15の出力を増幅するAGC増幅回路24と、このA
GC増幅回路24の出力に復調処理を施す復調回路25
と、この復調回路25の出力に所定の信号処理を施して
画像信号及び音声信号を復元する信号処理回路26と、
上記復調回路25の出力に基づいて可変減衰回路18の
減衰量及びAGC増幅回路24の利得を制御するための
制御電圧をそれぞれ発生するAGC電圧発生回路27と
から構成されている。
【0006】この場合、可変減衰回路18は、復調回路
25での復調処理時にS/Nが良好に保たれるように、
復調信号レベルに応じて予め設定された減衰量となる如
く、AGC電圧発生回路27によって電圧制御される。
そして、復調部16で復元された画像信号及び音声信号
は、衛星放送受信機14の出力として出力端子28,2
9からそれぞれ取り出される。
【0007】ここで、通常、衛星回線で伝送されるデジ
タル変調信号は、衛星等での非直線性で生じる伝送歪み
の影響を受けやすく、復元された画像信号や音声信号の
品位に劣化が生じるため、アナログ変調信号に比してレ
ベルを数dB〜10dB程度低くして運用されている。
そこで、このようなデジタル変調信号を従来の衛星放送
受信機で受信した場合、次のような問題が生じることに
なる。
【0008】すなわち、上述したように、2ndコンバー
タ部15における可変減衰回路18の減衰量は、復調信
号レベルに基づいて制御される。このため、アナログ変
調信号とデジタル変調信号とが混在している状態で受信
されたデジタル変調信号は、可変減衰回路18によりA
GC電圧発生回路27から出力される制御電圧に基づい
て、予め設定されたレベルになるように制御されて周波
数混合回路21に供給される。
【0009】このとき、受信されたアナログ変調信号
は、衛星回線におけるデジタル変調信号とのレベル差
(デジタル変調信号よりも数dB高い)を持ったまま周
波数混合回路21に供給される。このため、もし、アナ
ログ変調信号が多数存在するとすれば、周波数混合回路
21あるいはそれ以降の帯域通過フィルタ22に達する
までの間で相互変調が発生し、この変調成分が受信信号
に悪影響を与え復元された画像信号や音声信号の品位を
劣化させることになる。
【0010】以上のことを図3を用いて具体的に説明す
る。すなわち、図3において、デジタル変調信号f1を
受信希望信号とすると、アナログ変調信号f2,f3は
妨害信号となる。まず、図3(a)は、2ndコンバータ
部15の入力信号f1〜f3と、プリセレクタ19の通
過特性F1とを示している。このプリセレクタ19で
は、妨害波f2,f3は何ら影響を受けず、周波数混合
回路21の入力には、図3(b)に示すようなレベルで
各信号f1〜f3が表われる。
【0011】そして、周波数混合回路21で周波数変換
が行なわれると、図3(c)に示すようなレベルで各信
号f1′〜f3′が表われる。ここで、図3(c)に帯
域通過フィルタ22の通過特性F2を重ねて示すと、デ
ジタル変調信号f1のみが図3(d)に示すように帯域
通過フィルタ22を通過して、増幅回路23で増幅され
復調部16に供給される。
【0012】ここで、もし、周波数混合回路21が、ア
ナログ変調信号f2,f3のレベルが大きいために相互
変調を起こすとすれば、その歪み成分はちょうどデジタ
ル変調信号f1と同じ周波数に落ち込むため、デジタル
変調信号f1にとってはC/Nが劣化したことと同じこ
とになり、復元された画像信号や音声信号の品位の劣化
を生じることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
衛星放送受信機では、デジタル変調信号がアナログ変調
信号よりも低いレベルで伝送されるため、多数のアナロ
グ変調信号とデジタル変調信号とが混在している状態で
デジタル変調信号が選択されると、アナログ変調信号の
相互変調により、受信されたデジタル変調信号の品位が
劣化するという問題を有している。
【0014】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、アナログ変調信号とデジタル変調信号と
が混在する伝送系でいずれの変調信号を受信しても相互
変調妨害を防ぎ受信信号の品位劣化を防止し得る極めて
良好なAGC回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るAGC回
路は、所定の伝送系より送出されるアナログ変調信号と
デジタル変調信号とが混在する電波を受信する受信機を
対象としている。そして、受信信号に減衰処理を施す減
衰手段と、この減衰手段から出力される受信信号に局部
発信信号を混合して周波数変換する周波数変換手段と、
この周波数変換手段の出力に帯域制限を施す受信信号の
占有帯域幅程度の通過帯域幅を有する帯域通過フィルタ
と、周波数変換手段の出力に基づいて減衰手段の減衰量
を制御する信号を発生する制御信号発生手段とを備える
ようにしたものである。
【0016】
【作用】上記のような構成によれば、周波数変換手段の
出力に基づいて、つまり帯域通過フィルタに入力される
前の信号に基づいて、減衰手段の減衰量を制御する信号
を発生するようにしたので、受信信号の変調方式に無関
係に相互変調が問題にならないよう、最適な動作点での
動作が可能となり、これにより、アナログ変調信号とデ
ジタル変調信号とが混在する伝送系でいずれの変調信号
を受信しても、相互変調妨害を防ぎ受信信号の品位劣化
を防止することができるようになる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、図2と同一部分
には同一符号を付して説明する。すなわち、前記低雑音
周波数変換回路12により第1中間周波数に変換された
複数の変調信号は、入力端子30,増幅回路17,可変
減衰回路18及びプリセレクタ19を介して周波数混合
回路21により第2中間周波数に周波数変換された後、
分配回路31に供給される。この分配回路31は、周波
数混合回路21の出力を帯域通過フィルタ22とAGC
電圧発生回路32とにそれぞれ供給するように分配す
る。
【0018】このうち、帯域通過フィルタ22は、前述
したように周波数混合回路21の出力を帯域制限し、増
幅回路23及び出力端子33を介して復調部16に導出
している。また、AGC電圧発生回路32は、分配回路
31により帯域通過フィルタ22の前段から取り出され
た変調信号レベルに基づいて、可変減衰回路18が予め
設定された減衰量となるように制御電圧を発生してい
る。
【0019】上記実施例のような構成によれば、AGC
電圧発生回路32から発生される制御電圧は、受信希望
信号のレベルのみならず受信信号近傍のプリセレクタ1
9を通過する±50MHz程度の帯域内全ての総合レベ
ルの関数となるため、受信信号の変調方式に無関係に常
に2ndコンバータ部15で相互変調が問題にならないよ
う、最適な動作点での動作が可能となる。このため、ア
ナログ変調信号とデジタル変調信号とが混在する衛星放
送でいずれの変調信号を受信しても、相互変調妨害を防
ぎ受信信号の品位劣化を防止することができるようにな
る。
【0020】ここで、上記のような広帯域でのAGC方
式では、地上波の場合のように受信希望信号レベルが他
の信号レベルに比べ非常に小さいときは、受信信号のS
/Nが非常に悪くなってしまうが、衛星系の場合は、こ
のような問題が生じないように回路設計されているので
何ら不都合が生じることはない。また、AGCの動作ポ
イントの調整は、信号を一波入力して行なえばよい。
【0021】なお、この発明は衛星放送を例としたが、
伝送系はこれに限られるものではなく、上記実施例にの
み限定されず、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
アナログ変調信号とデジタル変調信号とが混在する伝送
系でいずれの変調信号を受信しても相互変調妨害を防ぎ
受信信号の品位劣化を防止し得る極めて良好なAGC回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】従来の衛星放送受信機を示すブロック構成図。
【図3】同衛星放送受信機の問題点を説明するために示
す図。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…低雑音周波数変換回路、13…
ケーブル、14…衛星放送受信機、15…2ndコンバー
タ部、16…復調部、17…増幅回路、18…可変減衰
回路、19…プリセレクタ、20…局部発振回路、21
…周波数混合回路、22…帯域通過フィルタ、23…増
幅回路、24…AGC増幅回路、25…復調回路、26
…信号処理回路、27…AGC電圧発生回路、28,2
9…出力端子、30…入力端子、31…分配回路、32
…AGC電圧発生回路、33…出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の伝送系より送出されるアナログ変
    調信号とデジタル変調信号とが混在する電波を受信する
    受信機において、受信信号に減衰処理を施す減衰手段
    と、この減衰手段から出力される受信信号に局部発信信
    号を混合して周波数変換する周波数変換手段と、この周
    波数変換手段の出力に帯域制限を施す前記受信信号の占
    有帯域幅程度の通過帯域幅を有する帯域通過フィルタ
    と、前記周波数変換手段の出力に基づいて前記減衰手段
    の減衰量を制御する信号を発生する制御信号発生手段と
    を具備してなることを特徴とするAGC回路。
JP2932994A 1994-02-28 1994-02-28 Agc回路 Pending JPH07240649A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2932994A JPH07240649A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 Agc回路

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JP2932994A JPH07240649A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 Agc回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2373405A (en) * 2001-01-23 2002-09-18 Ntl Group Ltd Determining an attenuator code for a receiver's geographical region and selecting an attenuator using the attenuator code
CN115640770A (zh) * 2022-10-19 2023-01-24 淮阴工学院 一种通过Smith圆图进行网络匹配的S波段低噪声放大器设计方法

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