JPH11112706A - データ通信装置、データ通信装置の登録方法、登録プログラムの記憶媒体 - Google Patents
データ通信装置、データ通信装置の登録方法、登録プログラムの記憶媒体Info
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- JPH11112706A JPH11112706A JP27013497A JP27013497A JPH11112706A JP H11112706 A JPH11112706 A JP H11112706A JP 27013497 A JP27013497 A JP 27013497A JP 27013497 A JP27013497 A JP 27013497A JP H11112706 A JPH11112706 A JP H11112706A
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- communication device
- communication board
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本体側のボードのROMを交換することな
く、追加の通信ボードを設定することが可能なファクシ
ミリ装置を提案する。 【解決手段】 キーボード及びタッチパネルとデイスプ
レイを有し、他の通信ボード追加可能なファクシミリ装
置は、オプションで追加可能な通信ボードを装着するた
めのスロットもしくはコネクタと、装着されている通信
ボードを認識する認識手段とを有し、新たな通信ボード
が装着されていることが認識された場合に、この通信ボ
ードの設定登録を行うためのガイダンスをデイスプレイ
に表示する。
く、追加の通信ボードを設定することが可能なファクシ
ミリ装置を提案する。 【解決手段】 キーボード及びタッチパネルとデイスプ
レイを有し、他の通信ボード追加可能なファクシミリ装
置は、オプションで追加可能な通信ボードを装着するた
めのスロットもしくはコネクタと、装着されている通信
ボードを認識する認識手段とを有し、新たな通信ボード
が装着されていることが認識された場合に、この通信ボ
ードの設定登録を行うためのガイダンスをデイスプレイ
に表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オプションで通信
ボードを付加することのできるファクシミリ装置等のデ
ータ通信装置に関し、特に、付加された通信ボードの機
能の条件設定登録の際の改良に関する。
ボードを付加することのできるファクシミリ装置等のデ
ータ通信装置に関し、特に、付加された通信ボードの機
能の条件設定登録の際の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置本体に、新たに
通信ボードを追加する場合には、既存のボード上の通信
制御プログラムを記憶するROMはその追加の通信ボー
ドに関する制御を行うことができないので、そのROM
を、追加通信ボードの制御にかかるプログラムが既存の
ボードの制御プログラムと共に予め記憶されているRO
Mに交換することが必要としていた。
通信ボードを追加する場合には、既存のボード上の通信
制御プログラムを記憶するROMはその追加の通信ボー
ドに関する制御を行うことができないので、そのROM
を、追加通信ボードの制御にかかるプログラムが既存の
ボードの制御プログラムと共に予め記憶されているRO
Mに交換することが必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
通信ボードを搭載可能なファクシミリ装置であっても、
ファクシミリプロトコルはGIII、GIV等に限定されて
おり、追加の通信ボードに特有の制御プログラムは不要
であるので、上述のROMの交換は、実質的に既存ボー
ドの交換を伴い、コスト的に不利である。
通信ボードを搭載可能なファクシミリ装置であっても、
ファクシミリプロトコルはGIII、GIV等に限定されて
おり、追加の通信ボードに特有の制御プログラムは不要
であるので、上述のROMの交換は、実質的に既存ボー
ドの交換を伴い、コスト的に不利である。
【0004】したがって、追加の通信ボードをアドオン
するだけで、その他のハードウエアウエアの変更を必要
とせずに、その追加通信ボードを使用可能にできるファ
クシミリ装置の出現が望まれている。本発明は、上記の
背景の下になされたもので、追加の通信ボードをアドオ
ンするだけで、その追加通信ボードを使用可能にするた
めの設定操作を行うことのできるデータ通信装置を提供
することを目的とする。
するだけで、その他のハードウエアウエアの変更を必要
とせずに、その追加通信ボードを使用可能にできるファ
クシミリ装置の出現が望まれている。本発明は、上記の
背景の下になされたもので、追加の通信ボードをアドオ
ンするだけで、その追加通信ボードを使用可能にするた
めの設定操作を行うことのできるデータ通信装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の本発明の、オペレータ操作手段
と表示手段とを有し、この両手段を介して複数の通信路
を設定登録して使用可能とするデータ通信装置は、この
データ通信装置にオプションで追加可能な通信ボードを
装着するための装着手段と、この装着手段に装着されて
いる通信ボードを認識する認識手段と、新たな通信ボー
ドが装着されていることが認識された場合に、この通信
ボードの設定登録を行うためのガイダンスを前記表示手
段に表示する登録手段とを具備する。
めに、請求項1に記載の本発明の、オペレータ操作手段
と表示手段とを有し、この両手段を介して複数の通信路
を設定登録して使用可能とするデータ通信装置は、この
データ通信装置にオプションで追加可能な通信ボードを
装着するための装着手段と、この装着手段に装着されて
いる通信ボードを認識する認識手段と、新たな通信ボー
ドが装着されていることが認識された場合に、この通信
ボードの設定登録を行うためのガイダンスを前記表示手
段に表示する登録手段とを具備する。
【0006】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項2
のデータ通信装置は、通信ボードの設定登録情報を記憶
する第1のメモリをこのデータ通信装置の本体側に有す
ることを特徴とする。本発明の好適な一態様に拠れば、
請求項3のデータ通信装置は、前記第1のメモリは不揮
発性メモリであるこ。
のデータ通信装置は、通信ボードの設定登録情報を記憶
する第1のメモリをこのデータ通信装置の本体側に有す
ることを特徴とする。本発明の好適な一態様に拠れば、
請求項3のデータ通信装置は、前記第1のメモリは不揮
発性メモリであるこ。
【0007】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項4
のデータ通信装置は、前記ガイダンスのための表示メニ
ューを記憶する第2のメモリをこのデータ通信装置の本
体側に有する。本発明の好適な一態様に拠れば、請求項
5のデータ通信装置は、前記ガイダンスのための表示メ
ニューを記憶する第2のメモリを前記新たな通信ボード
側に有する。
のデータ通信装置は、前記ガイダンスのための表示メニ
ューを記憶する第2のメモリをこのデータ通信装置の本
体側に有する。本発明の好適な一態様に拠れば、請求項
5のデータ通信装置は、前記ガイダンスのための表示メ
ニューを記憶する第2のメモリを前記新たな通信ボード
側に有する。
【0008】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項6
のデータ通信装置は、設定登録情報の内、当該通信ボー
ドのための通信条件情報のデフォルト値を記憶する不揮
発性の第3のメモリを有し、前記登録手段はガイダンス
として前記デフォルト値を最初に表示することを特徴と
する。本発明の好適な一態様に拠れば、請求項7のデー
タ通信装置においては、前記認識手段は、本データ通信
装置に電源が投入されたとき、又は、リセットされたと
きに、認識動作を開始することを特徴とする。
のデータ通信装置は、設定登録情報の内、当該通信ボー
ドのための通信条件情報のデフォルト値を記憶する不揮
発性の第3のメモリを有し、前記登録手段はガイダンス
として前記デフォルト値を最初に表示することを特徴と
する。本発明の好適な一態様に拠れば、請求項7のデー
タ通信装置においては、前記認識手段は、本データ通信
装置に電源が投入されたとき、又は、リセットされたと
きに、認識動作を開始することを特徴とする。
【0009】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項8
のデータ通信装置では、前記認識手段は、前記装着手段
を介して得られた識別情報の有無に基づいて、新たな通
信ボードの装着の有無を判断することを特徴とする。本
発明の好適な一態様に拠れば、請求項9のデータ通信装
置では、前記第1のメモリは複数の領域に分割され、前
記認識手段は、前記装着手段を介して得られた識別情報
の値に基づいて、新たな通信ボードの種類を認識し、前
記登録手段は、前記第1のメモリの、識別情報の値に応
じた領域中に設定登録情報を記憶することを特徴とする
請求項2に記載のデータ通信装置。
のデータ通信装置では、前記認識手段は、前記装着手段
を介して得られた識別情報の有無に基づいて、新たな通
信ボードの装着の有無を判断することを特徴とする。本
発明の好適な一態様に拠れば、請求項9のデータ通信装
置では、前記第1のメモリは複数の領域に分割され、前
記認識手段は、前記装着手段を介して得られた識別情報
の値に基づいて、新たな通信ボードの種類を認識し、前
記登録手段は、前記第1のメモリの、識別情報の値に応
じた領域中に設定登録情報を記憶することを特徴とする
請求項2に記載のデータ通信装置。
【0010】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項1
0のデータ通信装置は、更に、通信ボードを保守するた
めの保守手段を有し、前記登録手段は、前記認識手段の
認識結果に応じて、新たな通信ボードを前記保守手段に
よる保守機能の対象とするように登録することを特徴と
する。本発明の好適な一態様に拠れば、請求項2のデー
タ通信装置では、前記保守手段は、保守プログラムを格
納する第4のメモリをデータ通信装置の本体側に有し、
前記保守プログラムは、起動されると、前記登録手段に
よる登録された新たな通信ボードを保守することを特徴
とする。
0のデータ通信装置は、更に、通信ボードを保守するた
めの保守手段を有し、前記登録手段は、前記認識手段の
認識結果に応じて、新たな通信ボードを前記保守手段に
よる保守機能の対象とするように登録することを特徴と
する。本発明の好適な一態様に拠れば、請求項2のデー
タ通信装置では、前記保守手段は、保守プログラムを格
納する第4のメモリをデータ通信装置の本体側に有し、
前記保守プログラムは、起動されると、前記登録手段に
よる登録された新たな通信ボードを保守することを特徴
とする。
【0011】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項1
2のデータ通信装置は、設定登録情報が既に登録されて
いるか否かを判別する手段を具備し、既に登録されてい
る通信ボードが前記装着手段に装着されている場合に
は、装着されていることをオペレータに通知することを
特徴とする。本発明は、オペレータ操作手段と表示手段
とを介した複数の通信路を有するデータ通信装置のため
の登録方法をも提供する。即ち、本発明の登録方法は、
このデータ通信装置にオプションで追加装着されてた通
信ボードを認識し、新たな通信ボードが装着されている
ことが認識された場合に、この通信ボードの設定登録を
行うためのガイダンスを前記表示手段に表示し、オペレ
ータによる前記新たな通信ボードのための設定登録情報
を登録する。
2のデータ通信装置は、設定登録情報が既に登録されて
いるか否かを判別する手段を具備し、既に登録されてい
る通信ボードが前記装着手段に装着されている場合に
は、装着されていることをオペレータに通知することを
特徴とする。本発明は、オペレータ操作手段と表示手段
とを介した複数の通信路を有するデータ通信装置のため
の登録方法をも提供する。即ち、本発明の登録方法は、
このデータ通信装置にオプションで追加装着されてた通
信ボードを認識し、新たな通信ボードが装着されている
ことが認識された場合に、この通信ボードの設定登録を
行うためのガイダンスを前記表示手段に表示し、オペレ
ータによる前記新たな通信ボードのための設定登録情報
を登録する。
【0012】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項1
4の登録方法では、通信ボードの設定登録情報を、この
データ通信装置の登録方法の本体側に設けられたメモリ
に記憶することを特徴とする。本発明の好適な一態様に
拠れば、請求項15の登録方法では、前記ガイダンスの
ための表示メニューを、このデータ通信装置の本体側に
設けられたメモリに記憶する。
4の登録方法では、通信ボードの設定登録情報を、この
データ通信装置の登録方法の本体側に設けられたメモリ
に記憶することを特徴とする。本発明の好適な一態様に
拠れば、請求項15の登録方法では、前記ガイダンスの
ための表示メニューを、このデータ通信装置の本体側に
設けられたメモリに記憶する。
【0013】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項1
6の登録方法では、前記ガイダンスのための表示メニュ
ーを、前記新たな通信ボード側に設けられたメモリに記
憶することを特徴とする。本発明の好適な一態様に拠れ
ば、請求項17の登録方法では、設定登録情報の内、当
該通信ボードのための通信条件情報のデフォルト値をガ
イダンスとして最初に表示することを特徴とする。
6の登録方法では、前記ガイダンスのための表示メニュ
ーを、前記新たな通信ボード側に設けられたメモリに記
憶することを特徴とする。本発明の好適な一態様に拠れ
ば、請求項17の登録方法では、設定登録情報の内、当
該通信ボードのための通信条件情報のデフォルト値をガ
イダンスとして最初に表示することを特徴とする。
【0014】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項1
8の登録方法では、前記認識行程は、データ通信装置に
電源が投入されたとき、又は、リセットされたときに開
始されることを特徴とする。本発明の好適な一態様に拠
れば、請求項19の登録方法では、前記登録情報は通信
ボード毎に設けられた領域に記憶されることを特徴とす
る。
8の登録方法では、前記認識行程は、データ通信装置に
電源が投入されたとき、又は、リセットされたときに開
始されることを特徴とする。本発明の好適な一態様に拠
れば、請求項19の登録方法では、前記登録情報は通信
ボード毎に設けられた領域に記憶されることを特徴とす
る。
【0015】本発明の好適な一態様に拠れば、請求項2
0の登録方法では、更に、通信ボードを保守する行程を
有し、認識された新たな通信ボードを保守機能の対象と
するように登録することを特徴とする。本発明の好適な
一態様に拠れば、前記データ通信装置はファクシミリ装
置である。
0の登録方法では、更に、通信ボードを保守する行程を
有し、認識された新たな通信ボードを保守機能の対象と
するように登録することを特徴とする。本発明の好適な
一態様に拠れば、前記データ通信装置はファクシミリ装
置である。
【0016】上記課題は、通信ボードを追加可能なデー
タ通信装置を制御するプログラムの記憶媒体によっても
達成される。即ち、この記憶媒体は、このデータ通信装
置にオプションで追加装着された通信ボードを認識する
プログラムコードと、新たな通信ボードが装着されてい
ることが認識された場合に、この通信ボードの設定登録
を行うためのガイダンスを前記表示手段に表示するプロ
グラムコードと、オペレータによる前記新たな通信ボー
ドのための設定登録情報を登録するプログラムコードと
を記憶する。
タ通信装置を制御するプログラムの記憶媒体によっても
達成される。即ち、この記憶媒体は、このデータ通信装
置にオプションで追加装着された通信ボードを認識する
プログラムコードと、新たな通信ボードが装着されてい
ることが認識された場合に、この通信ボードの設定登録
を行うためのガイダンスを前記表示手段に表示するプロ
グラムコードと、オペレータによる前記新たな通信ボー
ドのための設定登録情報を登録するプログラムコードと
を記憶する。
【0017】上記課題は、追加用通信ボードを登録させ
るプログラムの記憶媒体によっても達成される。即ち、
この記憶媒体は、当該通信ボードを識別する情報を要求
する命令を、前記通信ボードが装着された本体から受
け、この命令に応じて識別情報を前記本体に返すプログ
ラムコードと、前記本体からの要求に応じて、この通信
ボードの設定登録を行うためのガイダンスの要求命令を
受け、この要求に応じてガイダンスを前記本体に返すプ
ログラムコードとを記憶する。
るプログラムの記憶媒体によっても達成される。即ち、
この記憶媒体は、当該通信ボードを識別する情報を要求
する命令を、前記通信ボードが装着された本体から受
け、この命令に応じて識別情報を前記本体に返すプログ
ラムコードと、前記本体からの要求に応じて、この通信
ボードの設定登録を行うためのガイダンスの要求命令を
受け、この要求に応じてガイダンスを前記本体に返すプ
ログラムコードとを記憶する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0019】
【実施形態1】第1図は本発明の第1実施形態に関わる
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。同図
において、100は本発明が適用されたファクシミリ装
置本体を示す。本ファクシミリ装置100は、オプショ
ンにより、追加可能な通信ボード120を有する。
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。同図
において、100は本発明が適用されたファクシミリ装
置本体を示す。本ファクシミリ装置100は、オプショ
ンにより、追加可能な通信ボード120を有する。
【0020】第1図を参照しながら、本体部分について
先ず説明する。101はCPU(以下、#1CPU)で
あり、システム制御部として装置全体を制御する。10
2は、#1CPUの制御プログラムを格納するためのR
OM(以下、#1ROM)である。103は、高速のS
RAM等で構成されたRAM(以下、#1RAM)であ
り、プログラム制御変数等を格納する。この#1RAM
には、オペレータが選択した回線選択方法や、その回線
選択に関わる各種設定値や管理データが格納され、さら
には各種ワークデータ(中間データ)も#1RAMに記
憶される。
先ず説明する。101はCPU(以下、#1CPU)で
あり、システム制御部として装置全体を制御する。10
2は、#1CPUの制御プログラムを格納するためのR
OM(以下、#1ROM)である。103は、高速のS
RAM等で構成されたRAM(以下、#1RAM)であ
り、プログラム制御変数等を格納する。この#1RAM
には、オペレータが選択した回線選択方法や、その回線
選択に関わる各種設定値や管理データが格納され、さら
には各種ワークデータ(中間データ)も#1RAMに記
憶される。
【0021】104は画像データ蓄積用のメモリであ
り、DRAM等で構成される。105は外部表示部であ
り、LCD、LED等でユーザに表示通知するためのも
のである。106は操作部であり、キーボード、タッチ
パネル等で構成され、オペレータが各種の設定データを
入力するためのものである。107はスピーカであり、
音声によってユーザに通知、警告をしたり、後述する通
信回線117(以下、#1回線)、及び通信回線129
(以下、#2回線)を通して送受している信号音をモニ
ターしたりするものである。
り、DRAM等で構成される。105は外部表示部であ
り、LCD、LED等でユーザに表示通知するためのも
のである。106は操作部であり、キーボード、タッチ
パネル等で構成され、オペレータが各種の設定データを
入力するためのものである。107はスピーカであり、
音声によってユーザに通知、警告をしたり、後述する通
信回線117(以下、#1回線)、及び通信回線129
(以下、#2回線)を通して送受している信号音をモニ
ターしたりするものである。
【0022】108は画像処理部であり、読み取られた
画換データに補正処理を施して高精細な画像データを出
力するものである。109はスキャナであり、CSイメ
ージセンサ、原稿搬送機構などで構成され、原稿を光学
的に読み取って電気的な画像データに変換するものであ
る。110はプリンタフォーマッタであり、ワークステ
ーションなどからのファイルデータのプリントを行う際
に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換する
ものである。111は記録部であり、受信画像やファイ
ルデータを記録紙に記録する装置である。
画換データに補正処理を施して高精細な画像データを出
力するものである。109はスキャナであり、CSイメ
ージセンサ、原稿搬送機構などで構成され、原稿を光学
的に読み取って電気的な画像データに変換するものであ
る。110はプリンタフォーマッタであり、ワークステ
ーションなどからのファイルデータのプリントを行う際
に、プリンタ記述言語を解析し、画像データに変換する
ものである。111は記録部であり、受信画像やファイ
ルデータを記録紙に記録する装置である。
【0023】112はI/Fユニットであり、オプショ
ンボード120との制御情報交換を行う。113は、M
ODEM(以下、#1モデム)であり、ファクシミリの
送受信信号の変復調を行うものである。114はNCU
(以下、#NCU)であり、選択信号(ダイヤルパルス
またはトーンダイヤラ)を回線制御部115(以下、#
1回線制御部)を介して通信回線117(以下、#1通
信回線)に送出する機能を有し、呼び出し音の検出によ
る自動着信動作も行う。
ンボード120との制御情報交換を行う。113は、M
ODEM(以下、#1モデム)であり、ファクシミリの
送受信信号の変復調を行うものである。114はNCU
(以下、#NCU)であり、選択信号(ダイヤルパルス
またはトーンダイヤラ)を回線制御部115(以下、#
1回線制御部)を介して通信回線117(以下、#1通
信回線)に送出する機能を有し、呼び出し音の検出によ
る自動着信動作も行う。
【0024】116は通信ボード(以下、#1通信ボー
ド)であり、#1MODEM、#1NCU、#1通信回
線制御部を含む。尚、#1通信回線は、一例として、一
般公衆回線網である。本体100は一枚のボードであ
り、このボード100の上に設けられたボードコネクタ
に通信ボード116が挿入されている。本装置はファク
シミリ装置であるので、通信ボード116は常に装備さ
れるべきものである。
ド)であり、#1MODEM、#1NCU、#1通信回
線制御部を含む。尚、#1通信回線は、一例として、一
般公衆回線網である。本体100は一枚のボードであ
り、このボード100の上に設けられたボードコネクタ
に通信ボード116が挿入されている。本装置はファク
シミリ装置であるので、通信ボード116は常に装備さ
れるべきものである。
【0025】次に、オプションボード120について説
明する。121はCPU(以下、#2CPU)であり、
#1CPUの制御の下にオプションボード120全体を
制御する。ROM122(以下、#2ROM)は、CP
U121(以下、#2CPU)の制御プログラムを格納
する。RAM123(以下、#2RAM)は、SRAM
等で構成され、プログラム制御変数等を格納するための
ものである。#2RAMは#1RAMと同じく電池バッ
クアップされて内部データは不揮発である。I/Fユニ
ット124(以下、#2I/Fユニット)は、本体装置
100との制御情報交換を行う。MODEM125(以
下、#2モデム)は、オプションボード129上で実行
されるファクシミリの送受信信号の変復調を行う。NC
U126(以下、#2NCU)は、選択信号(ダイヤル
パルスまたはトーンダイヤラ)を#2回線制御部を介し
て通信回線129(以下、#2通信回線)に送出する機
能を有し、呼び出し音の検出による自動着信動作も行
う。通信ボード128(以下、#2通信ボード)は、#
2MODEM、#2NCU、#2通信回線制御部を含
む。
明する。121はCPU(以下、#2CPU)であり、
#1CPUの制御の下にオプションボード120全体を
制御する。ROM122(以下、#2ROM)は、CP
U121(以下、#2CPU)の制御プログラムを格納
する。RAM123(以下、#2RAM)は、SRAM
等で構成され、プログラム制御変数等を格納するための
ものである。#2RAMは#1RAMと同じく電池バッ
クアップされて内部データは不揮発である。I/Fユニ
ット124(以下、#2I/Fユニット)は、本体装置
100との制御情報交換を行う。MODEM125(以
下、#2モデム)は、オプションボード129上で実行
されるファクシミリの送受信信号の変復調を行う。NC
U126(以下、#2NCU)は、選択信号(ダイヤル
パルスまたはトーンダイヤラ)を#2回線制御部を介し
て通信回線129(以下、#2通信回線)に送出する機
能を有し、呼び出し音の検出による自動着信動作も行
う。通信ボード128(以下、#2通信ボード)は、#
2MODEM、#2NCU、#2通信回線制御部を含
む。
【0026】通信回線129(以下、#2通信回線)
は、一例として一般公衆回線網である。オプションボー
ド120は、自身の#2IFユニットと、本体側の#1
IFユニットとの間をケーブルで接続することにより、
自身の情報を本体側の#1CPUに送ることができる。
オプションボード120は一枚のボードであり、このボ
ード120の上に設けられたボードコネクタ(不図示)
に通信ボード128が挿入されている。
は、一例として一般公衆回線網である。オプションボー
ド120は、自身の#2IFユニットと、本体側の#1
IFユニットとの間をケーブルで接続することにより、
自身の情報を本体側の#1CPUに送ることができる。
オプションボード120は一枚のボードであり、このボ
ード120の上に設けられたボードコネクタ(不図示)
に通信ボード128が挿入されている。
【0027】本ファクシミリ装置は、通常、通信ボード
116を介して回線117を通じてファクシミリ送信を
行う。オプションボード120が新たに装着されると、
CPU120は、このボードを使用可能なものとして認
識し登録する必要がある。第2図、第3図、及び、第5
図は、第1実施形態に係わる装置の動作の一例を示すフ
ローチャートである。
116を介して回線117を通じてファクシミリ送信を
行う。オプションボード120が新たに装着されると、
CPU120は、このボードを使用可能なものとして認
識し登録する必要がある。第2図、第3図、及び、第5
図は、第1実施形態に係わる装置の動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【0028】第2図は、ファクシミリ装置おいて、本実
施例の通信ボード認識を示すフローチャートである。こ
の通信ボード認識手順は、装置本体の電源立ち上げ時
に、或いは、不図示のリセットボタンの操作によるリセ
ット復旧時に行うもので、ボードに関する情報を得る目
的で行われる。
施例の通信ボード認識を示すフローチャートである。こ
の通信ボード認識手順は、装置本体の電源立ち上げ時
に、或いは、不図示のリセットボタンの操作によるリセ
ット復旧時に行うもので、ボードに関する情報を得る目
的で行われる。
【0029】以下に動作を示す。ステップS201で
は、通信ボードの存在を認識するのに通常要する時間T
OUTを設定する。この時間は、例えば、電源達上げ後
に、#2CPUが初期化を行い終わり、#1CPUから
の問い合わせに応えられる状態に達するのに要する時間
である。次にステップS202へ移行する。ステップS
202では、通信ボード認識時間TOUTが経過したか
を判断する。経過していなければ、ステップS203へ
移行する。ステップS203では、#1I/Fユニット
を介して、オプションボード120と情報交換を行い、
#2通信ボード(128)があるかを判断する。オプシ
ョンボード120より返答があれば、#2通信ボードが
装着されていると判断し、ステップS204へ移行す
る。返答がなければ、ステップS202へ移行し、ステ
ップS201で設定された時間TOUTだけ返答を待ち
続ける。
は、通信ボードの存在を認識するのに通常要する時間T
OUTを設定する。この時間は、例えば、電源達上げ後
に、#2CPUが初期化を行い終わり、#1CPUから
の問い合わせに応えられる状態に達するのに要する時間
である。次にステップS202へ移行する。ステップS
202では、通信ボード認識時間TOUTが経過したか
を判断する。経過していなければ、ステップS203へ
移行する。ステップS203では、#1I/Fユニット
を介して、オプションボード120と情報交換を行い、
#2通信ボード(128)があるかを判断する。オプシ
ョンボード120より返答があれば、#2通信ボードが
装着されていると判断し、ステップS204へ移行す
る。返答がなければ、ステップS202へ移行し、ステ
ップS201で設定された時間TOUTだけ返答を待ち
続ける。
【0030】ステップS202において、通信ボード認
識時間が経過していれば、#2通信ボードは未装着と判
断し、ステップS205へ移行する。#2通信ボードが
装着されていると判断することができれば、ステップS
204でオプションボードフラグをONに設定する。一
方、#2通信ボードが装着されていないと判断した場合
には、ステップS205でオプションボードフラグをO
FFに設定する。設定されたオプションボードフラグ
は、#1RAM(103)に格納される。ボード120
自体が外される可能性があるので、#1RAMに代わっ
て#2RAMに上記フラグが記憶されることはない。
識時間が経過していれば、#2通信ボードは未装着と判
断し、ステップS205へ移行する。#2通信ボードが
装着されていると判断することができれば、ステップS
204でオプションボードフラグをONに設定する。一
方、#2通信ボードが装着されていないと判断した場合
には、ステップS205でオプションボードフラグをO
FFに設定する。設定されたオプションボードフラグ
は、#1RAM(103)に格納される。ボード120
自体が外される可能性があるので、#1RAMに代わっ
て#2RAMに上記フラグが記憶されることはない。
【0031】第3図は、第1実施形態の登録処理を示す
フローチャートである。即ち、第2図の認識処理によっ
て存在が認識された#2通信ボード128を、#1CP
Uが使用可能とする登録である。オペレータが登録動作
を行う場合、初期状態から、操作部106上の不図示の
登録設定ボタンを操作して、データ登録の設定を行う。
フローチャートである。即ち、第2図の認識処理によっ
て存在が認識された#2通信ボード128を、#1CP
Uが使用可能とする登録である。オペレータが登録動作
を行う場合、初期状態から、操作部106上の不図示の
登録設定ボタンを操作して、データ登録の設定を行う。
【0032】このボタンの操作による登録処理要求が発
生すると、まず、ステップS206に於いて、#1RA
M(103)に格納されたいるオプションボードフラグ
の設定内容をみて、#2通信ボード(128)の有無を
判断する。OFF、つまり、#2通信ボードがなけれ
ば、ステップS207へ移行する。ON、つまり#2通
信ボード(128)があれは、ステップS208へ移行
する。
生すると、まず、ステップS206に於いて、#1RA
M(103)に格納されたいるオプションボードフラグ
の設定内容をみて、#2通信ボード(128)の有無を
判断する。OFF、つまり、#2通信ボードがなけれ
ば、ステップS207へ移行する。ON、つまり#2通
信ボード(128)があれは、ステップS208へ移行
する。
【0033】ステップS207、及びステップS208
では、#1RAM(103)に格納されている登録内容
を読みだし、外部表示部(105)のLCDに表示する
画面を作成し表示を行う。ステップS207では1回線
通信時の処理画面(第4A図と第4B図)を作成し、ス
テップS208では2回線通信時の処理画面(第4A図
と第4C図)を作成し、それぞれ表示する。
では、#1RAM(103)に格納されている登録内容
を読みだし、外部表示部(105)のLCDに表示する
画面を作成し表示を行う。ステップS207では1回線
通信時の処理画面(第4A図と第4B図)を作成し、ス
テップS208では2回線通信時の処理画面(第4A図
と第4C図)を作成し、それぞれ表示する。
【0034】第4A図乃至第4C図にステップS207
或いはステップS208での表示内容の一例を示す。本
実施形態のファクシミリ装置には、第4A図乃至第4C
図に示すように、9通りの設定登録項目が用意されてお
り、特に、オプションボードの存在を示すフラグがオン
である場合には、第4C図に示すように、設定項目とし
て、「2回線設定」のメニューが表示される。
或いはステップS208での表示内容の一例を示す。本
実施形態のファクシミリ装置には、第4A図乃至第4C
図に示すように、9通りの設定登録項目が用意されてお
り、特に、オプションボードの存在を示すフラグがオン
である場合には、第4C図に示すように、設定項目とし
て、「2回線設定」のメニューが表示される。
【0035】オペレータ或いは保守員は、#2通信ボー
ドを装着した上での登録操作であるので、「2回線設
定」のメニューを選択して、例えば、このボードが着信
を検知するときの、ユーザ電話番号、どこのサービス業
者の回線を使用するかを示す 回線選択番号(例えば、0088或いは001など) さらには、回線の種類を示す(通常の回線か或いはIS
DN回線化の種類を識別する、 回線の種類 等を設定入力する。ステップS209では、登録選択枝
に応じて処理を行い、設定値を#1RAM(103)に
格納する。ステップS210では、次の登録メニューが
あるかの判断を行う。次の登録メニューがあれば、ステ
ップS206へ移行し、なければ、処理を終える。
ドを装着した上での登録操作であるので、「2回線設
定」のメニューを選択して、例えば、このボードが着信
を検知するときの、ユーザ電話番号、どこのサービス業
者の回線を使用するかを示す 回線選択番号(例えば、0088或いは001など) さらには、回線の種類を示す(通常の回線か或いはIS
DN回線化の種類を識別する、 回線の種類 等を設定入力する。ステップS209では、登録選択枝
に応じて処理を行い、設定値を#1RAM(103)に
格納する。ステップS210では、次の登録メニューが
あるかの判断を行う。次の登録メニューがあれば、ステ
ップS206へ移行し、なければ、処理を終える。
【0036】第5図は、保守処理を示すフローチャート
である。サービスマン等によるオペレータによって保守
動作を行う場合、初期状態から、操作部106を操作し
て保守を行う。保守処理要求が発生すると、まず、ステ
ップS211に於いて、#1RAM(103)に格納さ
れているオプションボードフラグの設定内容をみて、#
2通信ボード(128)の有無を判断する。OFF、つ
まり、#2通信ボードがなければ、ステップS212へ
移行する。ON、つまり#2通信ボード(128)があ
れば、ステップS213へ移行する。
である。サービスマン等によるオペレータによって保守
動作を行う場合、初期状態から、操作部106を操作し
て保守を行う。保守処理要求が発生すると、まず、ステ
ップS211に於いて、#1RAM(103)に格納さ
れているオプションボードフラグの設定内容をみて、#
2通信ボード(128)の有無を判断する。OFF、つ
まり、#2通信ボードがなければ、ステップS212へ
移行する。ON、つまり#2通信ボード(128)があ
れば、ステップS213へ移行する。
【0037】ステップS212、及びステップS213
では、#1ROM(102)に格納されているプログラ
ムを読みだし、保守内容の示すメニューを外部表示部1
05のLCDに表示するために、画面を作成し、表示を
行う。ステップS212では1回線通信時の処理画面を
作成し表示する。第6図Aに本ステップでの表示内容の
一例を示す。ステップS208では、2回線通信時の処
理画面を作成し表示する。第6図Bに本ステップでの表
示内容の一例を示す。
では、#1ROM(102)に格納されているプログラ
ムを読みだし、保守内容の示すメニューを外部表示部1
05のLCDに表示するために、画面を作成し、表示を
行う。ステップS212では1回線通信時の処理画面を
作成し表示する。第6図Aに本ステップでの表示内容の
一例を示す。ステップS208では、2回線通信時の処
理画面を作成し表示する。第6図Bに本ステップでの表
示内容の一例を示す。
【0038】特に、第6図Bに、“通信ボード2テス
ト”の項目が、#2通信ボードが装着されたことによっ
て追加され表示される点に特徴がある。そして、ステッ
プS214へ移行する。ステップS209では、保守選
択枝に応じて処理を行い、保守作業を行う。保守制御終
了にて処理を終える。保守処理としては、例えば、モデ
ムテストやNCUテストなどがある。
ト”の項目が、#2通信ボードが装着されたことによっ
て追加され表示される点に特徴がある。そして、ステッ
プS214へ移行する。ステップS209では、保守選
択枝に応じて処理を行い、保守作業を行う。保守制御終
了にて処理を終える。保守処理としては、例えば、モデ
ムテストやNCUテストなどがある。
【0039】
【第1実施形態の変形】第1実施形態のファクシミリ装
置は登録情報を本体側の#1RAMに記憶していたが、
オプションボード側の#2RAMに記憶しても良い。こ
の場合は、#2RAMを電池バックアップし、もしくは
不揮発性の書き換えメモリ(EEPROM)に交換する
必要がある。#2RAMに登録情報を記憶することによ
り、保守などによりオプションボードを取り外し、その
後に取り付けた場合に登録作業が不要となる効果があ
る。
置は登録情報を本体側の#1RAMに記憶していたが、
オプションボード側の#2RAMに記憶しても良い。こ
の場合は、#2RAMを電池バックアップし、もしくは
不揮発性の書き換えメモリ(EEPROM)に交換する
必要がある。#2RAMに登録情報を記憶することによ
り、保守などによりオプションボードを取り外し、その
後に取り付けた場合に登録作業が不要となる効果があ
る。
【0040】
【実施形態2】この第2実施形態のファクシミリ装置
は、さらに多くのオプションボードを設定可能とし、ま
た、登録作業を容易化したものである。即ち、第7図に
示すように、#2ROMに所定のシーケンスのガイダン
スを記憶しておき、#1CPUの要求(即ち、オペレー
タによる登録操作の順序)に従って、順に#2CPUが
#2ROMからガイダンスを読み出して#1CPUに送
り、#1CPUがそのガイダンスを順に表示してオペレ
ータによる登録作業を助けるというものである。第7図
のような登録制御は、登録ガイダンスの内容をオプショ
ンボードの性質(例えば、オプションボードがメモリボ
ードであれば、メモリボードのための登録作業は通信ボ
ードのそれと異なる)に依存する変動をオプションボー
ド側のROMに吸収することができ、換言すれば、本体
側の登録のための制御手順を、ボードに依存させずに一
般化することができる点にある。
は、さらに多くのオプションボードを設定可能とし、ま
た、登録作業を容易化したものである。即ち、第7図に
示すように、#2ROMに所定のシーケンスのガイダン
スを記憶しておき、#1CPUの要求(即ち、オペレー
タによる登録操作の順序)に従って、順に#2CPUが
#2ROMからガイダンスを読み出して#1CPUに送
り、#1CPUがそのガイダンスを順に表示してオペレ
ータによる登録作業を助けるというものである。第7図
のような登録制御は、登録ガイダンスの内容をオプショ
ンボードの性質(例えば、オプションボードがメモリボ
ードであれば、メモリボードのための登録作業は通信ボ
ードのそれと異なる)に依存する変動をオプションボー
ド側のROMに吸収することができ、換言すれば、本体
側の登録のための制御手順を、ボードに依存させずに一
般化することができる点にある。
【0041】第2実施形態のファクシミリ装置は、ある
オプションボードについて一旦登録した登録データを再
度利用することを可能にする機能を有している。第8図
はその機能を説明する。即ち、設定登録データを#1R
AMに記憶するときには、そのオプションボードに固有
の識別コード(暗証番号であっても良い)も共に記憶さ
れ、後にオプションボードが取り外され、再度装着され
るような保守作業を受けた場合には、再装着のオプショ
ンボードが有する識別コードと#1RAMに記憶されて
いる識別コードとの照合を取り、一致した場合には、#
1RAM内の設定登録情報を用いて登録作業を省くもの
である。
オプションボードについて一旦登録した登録データを再
度利用することを可能にする機能を有している。第8図
はその機能を説明する。即ち、設定登録データを#1R
AMに記憶するときには、そのオプションボードに固有
の識別コード(暗証番号であっても良い)も共に記憶さ
れ、後にオプションボードが取り外され、再度装着され
るような保守作業を受けた場合には、再装着のオプショ
ンボードが有する識別コードと#1RAMに記憶されて
いる識別コードとの照合を取り、一致した場合には、#
1RAM内の設定登録情報を用いて登録作業を省くもの
である。
【0042】第2実施形態のファクシミリ装置の構成は
第1図に示された第1実施形態のそれと代わらない。第
2実施形態では例えば4枚のボードが追加可能である。
ボードの追加位置によって、各ボードに物理アドレス
(番号)が割り当てられている。第9図は、#1RAM
内に設けられるオプションボードについての情報を記憶
するテーブルの構成を説明する。このテーブルは、オプ
ションボードの有無や、オプションボードについての設
定情報を記憶すべき#1RAM内の番地、識別コードを
記憶する。
第1図に示された第1実施形態のそれと代わらない。第
2実施形態では例えば4枚のボードが追加可能である。
ボードの追加位置によって、各ボードに物理アドレス
(番号)が割り当てられている。第9図は、#1RAM
内に設けられるオプションボードについての情報を記憶
するテーブルの構成を説明する。このテーブルは、オプ
ションボードの有無や、オプションボードについての設
定情報を記憶すべき#1RAM内の番地、識別コードを
記憶する。
【0043】このテーブルにおいて、ボード位置“1”
のボードは常設ボード(即ち、#1ボード115)なの
で、ボード有無フラグは常に“1”にセットされてい
る。オプションボードテーブルは、ボード位置2乃至4
までのテーブルエントリについて登録可能に用意されて
いる。 「設定情報記憶番地」フィールドは、当該ボードについ
ての設定登録情報の#1RAM内での記憶位置を示すポ
インタが格納され、第2実施形態ではこのフィールドの
値は固定にされている。即ち、ボード位置“1”用の設
定情報は#1RAM内の@1000番地から記憶され、
同じく、ボード位置“2”用の設定情報は@2000番
地から記憶され、ボード位置“3”用の設定情報は@3
000番地から記憶され、ボード位置“4”用の設定情
報は@4000番地から記憶される。
のボードは常設ボード(即ち、#1ボード115)なの
で、ボード有無フラグは常に“1”にセットされてい
る。オプションボードテーブルは、ボード位置2乃至4
までのテーブルエントリについて登録可能に用意されて
いる。 「設定情報記憶番地」フィールドは、当該ボードについ
ての設定登録情報の#1RAM内での記憶位置を示すポ
インタが格納され、第2実施形態ではこのフィールドの
値は固定にされている。即ち、ボード位置“1”用の設
定情報は#1RAM内の@1000番地から記憶され、
同じく、ボード位置“2”用の設定情報は@2000番
地から記憶され、ボード位置“3”用の設定情報は@3
000番地から記憶され、ボード位置“4”用の設定情
報は@4000番地から記憶される。
【0044】「ボード有無フラグ」フィールドは、後述
のボード認識処理によって認識されたボードの有無を格
納する。 「受信識別コード」フィールドは、後述の登録処理によ
ってオプションボードから受信した、そのオプションボ
ード固有の「識別コード」を格納するフィールドであ
る。
のボード認識処理によって認識されたボードの有無を格
納する。 「受信識別コード」フィールドは、後述の登録処理によ
ってオプションボードから受信した、そのオプションボ
ード固有の「識別コード」を格納するフィールドであ
る。
【0045】「識別コード」は、例えば6桁のコード
で、最初の2桁はオプションボードの種類(例えば、X
X=通信ボード、YY=メモリボード)を、後の4桁は
そのボードに固有のシリアル番号を示す。第8図に第2
実施形態のボード認識処理の制御手順を示す。ステップ
S300では、ボード位置を示すカウンタを“2”に初
期化する。初期値を“2”としたのは常設ボードである
#1通信ボードの認識は不要だからである。ステップS
302ではボード認識のためのタイムアウト時間を設定
して、ボード番号iのボードに問い合わせを送る。問い
合わせに対する返答(識別コードを含む)が返ってきた
ならば(ステップS204でYES)、ステップS30
6で、ボードが存在することを示すフラグ(「ボード有
無フラグ」)及びそのボードの識別コードを第9図のテ
ーブル中のボード番号iのエントリーに格納する。返答
のないボード位置については、ボード無しを同テーブル
に格納する。ステップS212でカウンタiを1だけカ
ウントアップし、即ち、次のボード位置を指し示し、そ
の値iが最大値(第2実施形態では4)を超えたかを判
断する。ステップS302以下の処理を繰り返す。
で、最初の2桁はオプションボードの種類(例えば、X
X=通信ボード、YY=メモリボード)を、後の4桁は
そのボードに固有のシリアル番号を示す。第8図に第2
実施形態のボード認識処理の制御手順を示す。ステップ
S300では、ボード位置を示すカウンタを“2”に初
期化する。初期値を“2”としたのは常設ボードである
#1通信ボードの認識は不要だからである。ステップS
302ではボード認識のためのタイムアウト時間を設定
して、ボード番号iのボードに問い合わせを送る。問い
合わせに対する返答(識別コードを含む)が返ってきた
ならば(ステップS204でYES)、ステップS30
6で、ボードが存在することを示すフラグ(「ボード有
無フラグ」)及びそのボードの識別コードを第9図のテ
ーブル中のボード番号iのエントリーに格納する。返答
のないボード位置については、ボード無しを同テーブル
に格納する。ステップS212でカウンタiを1だけカ
ウントアップし、即ち、次のボード位置を指し示し、そ
の値iが最大値(第2実施形態では4)を超えたかを判
断する。ステップS302以下の処理を繰り返す。
【0046】以上の処理により、全ての装着可能なオプ
ションボードの有無、並びに、装着されているボードの
識別コードを得ることができる。第9図の例では、ボー
ド位置2に通信ボードが装着され、ボード位置3に増設
用のメモリボードが装着されているが、ボード位置4に
はボードが装着されていない状態を示す。
ションボードの有無、並びに、装着されているボードの
識別コードを得ることができる。第9図の例では、ボー
ド位置2に通信ボードが装着され、ボード位置3に増設
用のメモリボードが装着されているが、ボード位置4に
はボードが装着されていない状態を示す。
【0047】第11図のフローチャートは第2実施形態
にかかる登録手順を示す。即ち、第10図の認識処理の
後にこの登録手順は起動される。ステップS350〜ス
テップS354は認識されたボードか否かを判断する。
認識されたボードが確認されると、ステップS356で
確認されたボードiに対して識別コードを要求する。前
述したように、各オプションボードは、識別コードを#
2ROMの所定領域内に記憶する。ステップS358で
は、オプションボードiから送られてきた識別コード
と、オプションボードテーブル中のボードiの識別コー
ドとを照合することにより、当該ボードiについての登
録設定作業が既に行われていたかを判断する。
にかかる登録手順を示す。即ち、第10図の認識処理の
後にこの登録手順は起動される。ステップS350〜ス
テップS354は認識されたボードか否かを判断する。
認識されたボードが確認されると、ステップS356で
確認されたボードiに対して識別コードを要求する。前
述したように、各オプションボードは、識別コードを#
2ROMの所定領域内に記憶する。ステップS358で
は、オプションボードiから送られてきた識別コード
と、オプションボードテーブル中のボードiの識別コー
ドとを照合することにより、当該ボードiについての登
録設定作業が既に行われていたかを判断する。
【0048】既に行われていた場合には、ステップS3
66でオペレータに既登録されていることの注意メッセ
ージを出力表示する。ステップS368ではオペレータ
が再登録のメニュー選択を起こったことを確認した場合
には、第12図の制御手順に進む。一方、登録がなされ
ていなかった場合には、ステップS360において、ボ
ードiに対して初期メニューを要求し、受け取った初期
メニューをステップS362で表示する。この初期メニ
ューは、第1実施形態と同じように、第4Cずのごとき
「2回線設定」のメッセージである。換言すれば、オプ
ションボード側で初期メニューを自由に設定できること
が第2実施形態の1つの特徴でもある。
66でオペレータに既登録されていることの注意メッセ
ージを出力表示する。ステップS368ではオペレータ
が再登録のメニュー選択を起こったことを確認した場合
には、第12図の制御手順に進む。一方、登録がなされ
ていなかった場合には、ステップS360において、ボ
ードiに対して初期メニューを要求し、受け取った初期
メニューをステップS362で表示する。この初期メニ
ューは、第1実施形態と同じように、第4Cずのごとき
「2回線設定」のメッセージである。換言すれば、オプ
ションボード側で初期メニューを自由に設定できること
が第2実施形態の1つの特徴でもある。
【0049】ステップS364では、オペレータにより
登録が選択されたかを確認する。登録メニューが選択さ
れたならば、ステップS370において、ボードiに対
して設定情報のデフォルト値を要求する。このデフォル
ト値は、当該ボードiについて工場出荷時に予め設定さ
れた情報で、#2ROM内に記憶されている。このデフ
ォルト値を使うことで登録作業が簡便化できる。ステッ
プS372ではボードから受けたデフォルト値をオペレ
ータの確認に供するために表示する。ステップS374
〜ステップS384は第7図に関連して説明したガイダ
ンスの要求→表示→入力の手順である。即ち、ガイダン
ス番号カウンタkをステップS374で1に初期化し、
ステップS376でガイダンスkをボードiに要求し、
ステップS378でそのガイダンスkを表示する。この
ガイダンスは、例えば、表示部に、回線選択番号を入力
して下さいと表示される。第15図に、#2ROM内に
おけるガイダンスの記憶例を示す。
登録が選択されたかを確認する。登録メニューが選択さ
れたならば、ステップS370において、ボードiに対
して設定情報のデフォルト値を要求する。このデフォル
ト値は、当該ボードiについて工場出荷時に予め設定さ
れた情報で、#2ROM内に記憶されている。このデフ
ォルト値を使うことで登録作業が簡便化できる。ステッ
プS372ではボードから受けたデフォルト値をオペレ
ータの確認に供するために表示する。ステップS374
〜ステップS384は第7図に関連して説明したガイダ
ンスの要求→表示→入力の手順である。即ち、ガイダン
ス番号カウンタkをステップS374で1に初期化し、
ステップS376でガイダンスkをボードiに要求し、
ステップS378でそのガイダンスkを表示する。この
ガイダンスは、例えば、表示部に、回線選択番号を入力
して下さいと表示される。第15図に、#2ROM内に
おけるガイダンスの記憶例を示す。
【0050】ステップS380では、オペレータ入力を
登録テーブルに記憶する。第13図,第14図は登録テ
ーブルの構成を示す。前述したように、登録情報はボー
ド毎に分割された#1RAM内の所定の領域(第13
図)に格納される。第14図は、一例として、通信ボー
ドについての登録設定情報の内容を示す。第14図中、
「回線選択番号」とはどの回線提供業者の回線を使用す
るかの識別子であって、本実施形態の場合には、その業
者の加入番号を用いている。
登録テーブルに記憶する。第13図,第14図は登録テ
ーブルの構成を示す。前述したように、登録情報はボー
ド毎に分割された#1RAM内の所定の領域(第13
図)に格納される。第14図は、一例として、通信ボー
ドについての登録設定情報の内容を示す。第14図中、
「回線選択番号」とはどの回線提供業者の回線を使用す
るかの識別子であって、本実施形態の場合には、その業
者の加入番号を用いている。
【0051】登録作業は、ステップS382において、
オプションボード側で予め設定されているガイダンスの
終了に至ったか、或いはオペレータが登録を終了させた
かによって終了する。登録が終了すると、ステップS3
90で、当該ボードiについての識別コードが、オプシ
ョンボードテーブルの「識別コード」フィールドに格納
され、このコードはその後に、当該ボードについての登
録が既になされているか否かの判断(ステップS368
を参照)に使用される。
オプションボード側で予め設定されているガイダンスの
終了に至ったか、或いはオペレータが登録を終了させた
かによって終了する。登録が終了すると、ステップS3
90で、当該ボードiについての識別コードが、オプシ
ョンボードテーブルの「識別コード」フィールドに格納
され、このコードはその後に、当該ボードについての登
録が既になされているか否かの判断(ステップS368
を参照)に使用される。
【0052】以上がボードiについての登録作業の手順
である。ボードiについての登録作業が終了すると、ス
テップS392でカウンタiを1だけ増加させて、次の
ボードを指定する。そして、ステップS394を経て、
第11図のステップS352の戻り、当該次のボードに
ついての上述の作業を繰り返す。以上説明した第2実施
形態によれば、登録手順が一般化されて、本体側での登
録作業のプログラムを簡略化でき、異なるオプションボ
ードの付加に利便である。尚、第2実施形態のプログラ
ムの簡略化の手法は、保守作業についても適用できる。
である。ボードiについての登録作業が終了すると、ス
テップS392でカウンタiを1だけ増加させて、次の
ボードを指定する。そして、ステップS394を経て、
第11図のステップS352の戻り、当該次のボードに
ついての上述の作業を繰り返す。以上説明した第2実施
形態によれば、登録手順が一般化されて、本体側での登
録作業のプログラムを簡略化でき、異なるオプションボ
ードの付加に利便である。尚、第2実施形態のプログラ
ムの簡略化の手法は、保守作業についても適用できる。
【0053】また、この第2実施形態によれば、一旦登
録された登録情報は有効に再利用することもできる。
録された登録情報は有効に再利用することもできる。
【0054】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機など)に適用し
てもよい。また、本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機など)に適用し
てもよい。また、本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0055】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。プログラムコードを供給
するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。プログラムコードを供給
するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
【0056】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOステップS
(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOステップS
(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0057】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0058】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコード(プログラムモジュール)を格納す
る。
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコード(プログラムモジュール)を格納す
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したようのに、本発明によれ
ば、通信ボードを追加する場合に、本体側の例えばRO
Mを交換する必要がなくなり、登録も簡単になる。更
に、サービスマンによって装置設定も変更する必要性も
なくなり、誤設定といった設置ミスを未然に防止するこ
とができる。そして、容易に設置可能な装置と設置費用
の削減ができる。
ば、通信ボードを追加する場合に、本体側の例えばRO
Mを交換する必要がなくなり、登録も簡単になる。更
に、サービスマンによって装置設定も変更する必要性も
なくなり、誤設定といった設置ミスを未然に防止するこ
とができる。そして、容易に設置可能な装置と設置費用
の削減ができる。
【図1A】本実施形態の本体側の構成を示すブロック図
である。
である。
【図1B】本実施形態のオプションボードの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本実施形態の通信ボード認識を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】本実施形態の登録処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4A】本実施形態の登録メニューを示す図である。
【図4B】本実施形態の登録メニューを示す図である。
【図4C】本実施形態の登録メニューを示す図である。
【図5】本実施形態の保守制御を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図6A】本実施形態の保守メニューを示す図である。
【図6B】本実施形態の保守メニューを示す図である。
【図7】第2実施形態のガイド機能を説明する図。
【図8】第2実施形態の登録の簡略化機能を説明する図
【図9】第2実施形態の本体側に設けられたオプション
ボードテーブルの構成を示す図。
ボードテーブルの構成を示す図。
【図10】第2実施形態のボード認識手順のフローチャ
ート。
ート。
【図11】第2実施形態の登録処理手順のフローチャー
ト。
ト。
【図12】第2実施形態の登録処理手順のフローチャー
ト。
ト。
【図13】第2実施形態の本体側に設けられた登録情報
テーブルの構成を示す図。
テーブルの構成を示す図。
【図14】登録設定情報の構成を示す図。
【図15】第2実施形態のオプションボード側のガイド
の記憶形態を説明する図。
の記憶形態を説明する図。
100 装置本体 101 CPU1 102 ROM1 103 RAM2 104 蓄積メモリ 105 外部表示部 106 操作部 107 スピーカ 108 画像処理部 109 スキャナ 110 プリンタフォーマッタ 111 記録部 112 I/Fユニット 113 MODEM1 114 NCU1 115 通信回線制御部1 116 通信ボード1 117 通信回線1 120 オプションボード 121 CPU2 122 ROM2 123 RAM2 124 I/Fユニット 125 MODEM2 126 NCU2 127 通信回線制御部2 128 #2通信ボード 129 通信回線2
Claims (23)
- 【請求項1】 オペレータ操作手段と表示手段とを有
し、この両手段を介して複数の通信路を設定登録して使
用可能とするデータ通信装置であって、 このデータ通信装置にオプションで追加可能な通信ボー
ドを装着するための装着手段と、 この装着手段に装着されている通信ボードを認識する認
識手段と、 新たな通信ボードが装着されていることが認識された場
合に、この通信ボードの設定登録を行うためのガイダン
スを前記表示手段に表示する登録手段とを具備するデー
タ通信装置。 - 【請求項2】 通信ボードの設定登録情報を記憶する第
1のメモリをこのデータ通信装置の本体側に有すること
を特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。 - 【請求項3】 前記第1のメモリは不揮発性メモリであ
ることを特徴とする請求項2に記載のデータ通信装置。 - 【請求項4】 前記ガイダンスのための表示メニューを
記憶する第2のメモリをこのデータ通信装置の本体側に
有することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装
置。 - 【請求項5】 前記ガイダンスのための表示メニューを
記憶する第2のメモリを前記新たな通信ボード側に有す
ることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。 - 【請求項6】 設定登録情報の内、当該通信ボードのた
めの通信条件情報のデフォルト値を記憶する不揮発性の
第3のメモリを有し、前記登録手段はガイダンスとして
前記デフォルト値を最初に表示することを特徴とする請
求項1に記載のデータ通信装置。 - 【請求項7】 前記認識手段は、本データ通信装置に電
源が投入されたとき、又は、リセットされたときに、認
識動作を開始することを特徴とする請求項1に記載のデ
ータ通信装置。 - 【請求項8】 前記認識手段は、前記装着手段を介して
得られた識別情報の有無に基づいて、新たな通信ボード
の装着の有無を判断することを特徴とする請求項1に記
載のデータ通信装置。 - 【請求項9】 前記第1のメモリは複数の領域に分割さ
れ、 前記認識手段は、前記装着手段を介して得られた識別情
報の値に基づいて、新たな通信ボードの種類を認識し、 前記登録手段は、前記第1のメモリの、識別情報の値に
応じた領域中に設定登録情報を記憶することを特徴とす
る請求項2に記載のデータ通信装置。 - 【請求項10】 更に、通信ボードを保守するための保
守手段を有し、前記登録手段は、前記認識手段の認識結
果に応じて、新たな通信ボードを前記保守手段による保
守機能の対象とするように登録することを特徴とする請
求項1に記載のデータ通信装置。 - 【請求項11】 前記保守手段は、保守プログラムを格
納する第4のメモリをデータ通信装置の本体側に有し、 前記保守プログラムは、起動されると、前記登録手段に
よる登録された新たな通信ボードを保守することを特徴
とする請求項10に記載のデータ通信装置。 - 【請求項12】 設定登録情報が既に登録されているか
否かを判別する手段を具備し、既に登録されている通信
ボードが前記装着手段に装着されている場合には、装着
されていることをオペレータに通知することを特徴とす
る請求項1に記載のデータ通信装置。 - 【請求項13】 オペレータ操作手段と表示手段とを介
した複数の通信路を有するデータ通信装置のための登録
方法であって、 このデータ通信装置にオプションで追加装着されてた通
信ボードを認識し、 新たな通信ボードが装着されていることが認識された場
合に、この通信ボードの設定登録を行うためのガイダン
スを前記表示手段に表示し、 オペレータによる前記新たな通信ボードのための設定登
録情報を登録することを特徴とするデータ通信装置の登
録方法。 - 【請求項14】 通信ボードの設定登録情報を、このデ
ータ通信装置の登録方法の本体側に設けられたメモリに
記憶することを特徴とする請求項12に記載のデータ通
信装置の登録方法。 - 【請求項15】 前記ガイダンスのための表示メニュー
を、このデータ通信装置の本体側に設けられたメモリに
記憶することを特徴とする請求項13に記載のデータ通
信装置の登録方法。 - 【請求項16】 前記ガイダンスのための表示メニュー
を、前記新たな通信ボード側に設けられたメモリに記憶
することを特徴とする請求項13に記載のデータ通信装
置の登録方法。 - 【請求項17】 設定登録情報の内、当該通信ボードの
ための通信条件情報のデフォルト値をガイダンスとして
最初に表示することを特徴とする請求項13に記載のデ
ータ通信装置の登録方法。 - 【請求項18】 前記認識行程は、データ通信装置に電
源が投入されたとき、又は、リセットされたときに開始
されることを特徴とする請求項13に記載のデータ通信
装置の登録方法。 - 【請求項19】 前記登録情報は通信ボード毎に設けら
れた領域に記憶されることを特徴とする請求項13に記
載のデータ通信装置の登録方法。 - 【請求項20】 更に、通信ボードを保守する行程を有
し、認識された新たな通信ボードを保守機能の対象とす
るように登録することを特徴とする請求項13に記載の
データ通信装置の登録方法。 - 【請求項21】 前記データ通信装置はファクシミリ装
置であることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか
に記載のデータ通信装置。 - 【請求項22】 通信ボードを追加可能なデータ通信装
置を制御するプログラムの記憶媒体であって、 このデータ通信装置にオプションで追加装着された通信
ボードを認識するプログラムコードと、 新たな通信ボードが装着されていることが認識された場
合に、この通信ボードの設定登録を行うためのガイダン
スを前記表示手段に表示するプログラムコードと、 オペレータによる前記新たな通信ボードのための設定登
録情報を登録するプログラムコードとを記憶する記憶媒
体。 - 【請求項23】 追加用通信ボードを登録させるプログ
ラムの記憶媒体であって、 当該通信ボードを識別する情報を要求する命令を、前記
通信ボードが装着された本体から受け、この命令に応じ
て識別情報を前記本体に返すプログラムコードと、 前記本体からの要求に応じて、この通信ボードの設定登
録を行うためのガイダンスの要求命令を受け、この要求
に応じてガイダンスを前記本体に返すプログラムコード
とを記憶する記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27013497A JPH11112706A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | データ通信装置、データ通信装置の登録方法、登録プログラムの記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27013497A JPH11112706A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | データ通信装置、データ通信装置の登録方法、登録プログラムの記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112706A true JPH11112706A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17482035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27013497A Withdrawn JPH11112706A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | データ通信装置、データ通信装置の登録方法、登録プログラムの記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11112706A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002169662A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Sato Corp | プリンタ及び印字方法 |
US7298979B2 (en) | 2002-03-20 | 2007-11-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reader attachable printer |
US7564464B2 (en) | 2004-06-28 | 2009-07-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, operation panel control method, and computer product |
JP2010122760A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Nec Corp | ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP27013497A patent/JPH11112706A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002169662A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Sato Corp | プリンタ及び印字方法 |
US7298979B2 (en) | 2002-03-20 | 2007-11-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reader attachable printer |
US7564464B2 (en) | 2004-06-28 | 2009-07-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, operation panel control method, and computer product |
JP2010122760A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Nec Corp | ブレードサーバシステム、ケース本体、ブレードサーバ、ブレードサーバの実装方法およびそのプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |