JPH11112598A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH11112598A
JPH11112598A JP9270929A JP27092997A JPH11112598A JP H11112598 A JPH11112598 A JP H11112598A JP 9270929 A JP9270929 A JP 9270929A JP 27092997 A JP27092997 A JP 27092997A JP H11112598 A JPH11112598 A JP H11112598A
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Takamasa Fujisaka
孝誠 藤阪
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATRの全データフォーマットに対応するた
めには、再送要求データの受信タイミングを変更可能で
ある必要がある。本発明は、僅かな回路と制御レジスタ
を設けることで、ATRの全データフォーマットに対応
できるデータ転送装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 データ入力レジスタ20はクロック信号
101の立ち下がりでデータ入力線23からデータを格
納する。セレクタ21は、受信エッジ切換信号108を
受けると前記データ入力レジスタ20のデータを出力
し、それ以外のときはデータ入力線23のデータを出力
する。ストップビット受信レジスタ13は、クロック信
号101の立ち上がりタイミングでセレクタ21の出力
を格納する。セレクタ16はストップビット受信レジス
タ13のデータを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サ等に使用され、シリアルデータの転送機能を持つデー
タ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のデータ転送装置のブロック
図を示す。図5にそのタイミングチャートを示す。
【0003】図4において、データ転送装置4は、デー
タ出力レジスタ50とデータレジスタ41とストップビ
ット受信レジスタ42とストップビット受信レジスタ4
3とフレームモード選択回路44と情報記憶レジスタ4
5とフレームモード選択レジスタ46とから構成され、
データバス47に接続されている。ここで、フレームモ
ード選択レジスタ46は、1フレーム中のストップビッ
ト数を1ビットもしくは2ビットのどちらかを選択する
制御レジスタである。
【0004】データレジスタ41は、クロック信号40
1の立ち上がりエッジによってデータ入力線48からデ
ータを格納する。データ出力レジスタ50は、クロック
信号401の立ち下がりエッジを受けてデータ出力線4
9にデータを出力する。これにより、送信時とは逆のク
ロックのエッジでデータが受信されることになる。スト
ップビット受信レジスタ42は、クロック信号402に
よってデータ入力線48からデータを格納する。同様に
ストップビット受信レジスタ43は、クロック信号40
3を受けるとデータ入力線48からデータを格納する。
フレームモード選択レジスタ46は、書き込み制御信号
406(図中記号WE)によってデータバス47からデ
ータを格納し、フレームモード選択信号405を出力す
る。フレームモード選択回路44はフレームモード選択
信号405を受けるとストップビット受信レジスタ42
と43のデータの論理和を出力し、それ以外のときはス
トップビット受信レジスタ42のデータを出力する。情
報記憶レジスタ45は、クロック信号404によってフ
レームモード選択回路44の出力を格納し、データバス
47にデータを出力する。
【0005】ここで、クロック信号401、402、4
03、404と書き込み制御信号406は図示されない
マイクロプロセッサにより出力され、データバス47は
同マイクロプロセッサに接続されている。
【0006】以上のように構成された従来のデータ転送
装置について、UART通信を行う場合の動作を送信と
受信に分けて説明する。
【0007】まず送信の場合について説明する。データ
レジスタ41には送信するデータをあらかじめセットし
ておき、セットしたデータをクロック信号401によっ
て1ビットずつデータ出力線に出力する。データ送信完
了後データに引き続きストップビットを設定された数だ
けデータ出力線に出力する(図5参照)。
【0008】次に受信の場合について説明する。まずフ
レームモード選択レジスタ46により1ストップビット
か2ストップビットのどちらかを選択する。データレジ
スタ41は、クロック信号401によってデータ入力線
からデータを1ビットずつシフトさせながら格納する。
データ受信完了後ストップビット受信レジスタ42は、
図5に示されている(G)のタイミングでクロック信号
402によってデータ入力線からデータを格納する。同
様にストップビット受信レジスタ43は、図5に示され
ている(H)のタイミングでクロック信号403によっ
てデータ入力線からデータを格納する。フレームモード
選択回路44は、ストップビット受信レジスタ42と4
3のデータの論理和かもしくはストップビット受信レジ
スタ42のデータを出力する。情報記憶レジスタ45は
通信終了時にマイクロプロセッサから出力されるクロッ
ク信号404によって図5の(I)のタイミングでフレ
ームモード選択回路44の出力を格納する。
【0009】ここで従来のデータ転送装置が正常に受信
出来なかった場合の動作について説明する。図5の<通
信エラー時>は、データフレームが2ストップビットで
最初のストップビットが”L”であった場合のタイミン
グチャートを示す。データ受信後にストップビット受信
レジスタ42は、(G)のタイミングで前記”L”のス
トップビットを格納する。次に、ストップビット受信レ
ジスタ43は(H)のタイミングで2つ目のストップビ
ットを格納する。フレームモード選択回路44は、スト
ップビット受信レジスタ42と43の論理積を出力す
る。結果、情報記憶レジスタ45は、図5の(I)のタ
イミングで前記した”L”データを格納することにな
る。情報記憶レジスタ45は通信終了後も前記エラー情
報を保持しているので、通信終了後に情報記憶レジスタ
45のデータを読み出すことにより、マイクロプロセッ
サは通信が正常終了したか否かを判定することができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のUART通信はUART通信にしか用いることがで
きず、ICカードの通信に用いることができなかった。
【0011】すなわち、UART通信は一般的に従来例
に示したようなデータフォーマットをもった通信手段と
して扱われている。一方、ICカード通信は通信相手と
の間にフレーム同期を取るためのクロックを用いないこ
とから、UART通信の範疇に分類できる。
【0012】ところが、ICカード通信は、そのデータ
フォーマットの違いから、ここでは本来のUART通信
とは異なる通信手段として扱う。
【0013】以下に、ICカード通信の通信プロトコル
と通信するデータのフォーマットについて説明する。
【0014】ICカード通信は、通信起動時にICカー
ドからリーダライタに通信開始の連絡をするためのプロ
トコルATR(以下ATRとする)と、前記ATR後に
リーダライタと通信するためのプロトコルT=n(現在
nは0〜16まである)の2通りのプロトコルをもって
通信する。T=nはUARTのデータフォーマットで行
うが、前記ATRはUARTとは異なる。ただしATR
はICカードからのみ送信される。
【0015】図6にICカード通信のISOで規格化さ
れているATRのフォーマットの概略図を示す。
【0016】UARTではデータ送信後ストップビット
を送信するが(図5参照)、ATRフォーマットではデ
ータ送信後はストップビットは送信せず、図6の
(J)、(K)で示されているようにリーダライタから
の再送要求データを受信する。リーダライタは、ICカ
ードからのデータを正常に受信できた場合は”H”を、
異常であった場合は”L”をICカードに送信する。前
記再送要求データは規格によりそのデータ幅(1ビット
もしくは2ビット)と前記再送要求データの受信タイミ
ングが定められている。以上のように、ICカード通信
を行うには前記ATRフォーマットを実現する必要があ
る。ところが、図4に示した従来のデータ転送装置では
1ビット目のストップビットが”L”であった場合情報
記憶レジスタにも”L”データが格納され通信が異常で
あったと判定されてしまう(図5通信エラー時参照)。
しかしながら、ATRでは規格上、図5の通信異常時の
ような通信は正常通信である。つまり、ATRではUA
RT時の1ビット目のストップビットは判定してはいけ
ない。このように、従来のデータ転送装置では、ATR
通信が実現できないためにICカード通信が行えない。
また、ATRの全データフォーマットに対応するために
は、前記再送要求データの受信タイミングを変更可能で
ある必要がある。
【0017】本発明は、僅かな回路と制御レジスタを設
けることで、上記のような複数のデータ通信に対応でき
るデータ転送装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のデータ転送装置は、データ転送クロックの第
1の変化タイミングでシリアルデータをデータ端子に出
力するシリアルデータ出力手段と、第1のストップビッ
トを受信状態のときにデータ転送クロックの第2の変化
タイミングで所与のデータを格納し出力する第1のスト
ップビット受信手段と、第2のストップビットを受信状
態のときにデータ転送クロックの前記第2の変化タイミ
ングで前記所与のデータを格納し出力する第2のストッ
プビット受信手段と、前記第1のストップビット受信手
段と前記第2のストップビット受信手段とを用いて論理
演算を行いその結果を出力するフレームモード選択手段
と、前記フレームモード選択手段の出力と前記第2のス
トップビット受信手段の出力とを選択し出力する第1の
選択手段と、前記第1の選択手段を制御する第1の制御
手段と、データ転送終了時に前記第1の選択手段の出力
を格納し出力する情報記憶手段とを備え、拡張されたデ
ータ通信状態では、前記第1の選択手段に前記第2のス
トップビット受信手段の出力を選択出力させる。
【0019】また、この課題を解決するために本発明の
データ転送装置はさらに、前記データ転送クロックの第
1の変化タイミングで前記データ端子の値を格納し出力
する第1のデータ格納手段と、前記データ端子の値と前
記第1のデータ格納手段の出力とのいずれかを選択して
出力する第2の選択手段と、前記第2の選択手段を制御
する第2の制御手段とを備え、前記データ端子から得ら
れる値は前記第2の選択手段の出力である。
【0020】もしくは、この課題を解決するために本発
明のデータ転送装置はさらに、前記データ転送クロック
を遅延させて得られるクロックで前記データ端子の値を
格納し出力する第2のデータ格納手段と、前記データ端
子の値と前記第2のデータ格納手段の出力とのいずれか
を選択して出力する第3の選択手段と、前記第3の選択
手段を制御する第3の制御手段とを備え、前記データ端
子から得られる値は前記第3の選択手段の出力である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1、図2と図3を用いて説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
るデータ転送装置の構成を表わすブロック図を示す。図
2に正常通信時のタイミングチャートを図3に異常通信
時のタイミングチャートを示す。
【0023】図1において、データ転送装置1は、デー
タレジスタ11とストップビット受信レジスタ12とス
トップビット受信レジスタ13とフレームモード選択回
路14と情報記憶レジスタ15とセレクタ16とフレー
ムモード選択レジスタ17と通信モード切換レジスタ1
8と受信エッジ切換レジスタ19とデータ入力レジスタ
20とセレクタ21とデータ出力レジスタ25から構成
され、データバス22に接続されている。ここで、フレ
ームモード選択レジスタ17は、1フレーム中のストッ
プビット数を1ビットもしくは2ビットのどちらかを選
択する制御レジスタであり、通信モード切換レジスタ1
8は、通信フォーマットをUARTもしくはICカード
通信のどちらかを選択する制御レジスタである。また、
受信エッジ切換レジスタ19は入力データの受信タイミ
ングを切り替える制御レジスタである。
【0024】データレジスタ11は、データ転送クロッ
クであるクロック信号101の立ち上がりタイミングで
セレクタ21の出力を格納する。データ出力レジスタ2
5は、クロック信号101の立ち下がりエッジを受けて
データレジスタ11のデータを格納し、データ出力線4
9にデータを出力する。データ出力線24にデータを出
力する。これにより、送信時とは異なり、受信時はクロ
ックの逆のエッジでデータが受信されることになる。デ
ータ入力レジスタ20は、クロック信号101の立ち下
がりタイミングでデータ入力線23からデータを格納す
る。セレクタ21は、受信エッジ切換信号108を受け
ると前記データ入力レジスタ20のデータを出力し、そ
れ以外のときはデータ入力線23のデータを出力する。
ストップビット受信レジスタ12は、第1のストップビ
ットを受信状態の時に出力されるクロック信号102の
立ち上がりタイミングでセレクタ21の出力を格納す
る。同様にストップビット受信レジスタ13は、第2の
ストップビットを受信状態の時に出力されるクロック信
号103の立ち上がりタイミングでセレクタ21の出力
を格納する。ここで、クロック信号102およびクロッ
ク信号103の立ち上がりタイミングはクロック信号1
01の立ち上がりタイミングと一致している。フレーム
モード選択レジスタ17と通信モード切換レジスタ18
と受信エッジ切換レジスタ19は、書き込み制御信号1
06(図中記号WE)によってデータバス22からデー
タを格納し、それぞれフレームモード選択信号105と
通信モード切換信号107と受信エッジ切換信号108
を出力する。フレームモード選択回路14はフレームモ
ード選択信号105を受けるとストップビット受信レジ
スタ12と13のデータの論理積を出力し、それ以外の
ときはストップビット受信レジスタ12のデータを出力
する。セレクタ16は通信モード切換信号107を受け
るとストップビット受信レジスタ13のデータを出力
し、それ以外のときはフレームモード選択回路14のデ
ータを出力する。情報記憶レジスタ15は、エラー情報
を受信状態の時に出力されるクロック信号104によっ
てセレクタ16の出力を格納し、データバス22にデー
タを出力する。
【0025】ここで、クロック信号101、102、1
03、104と書き込み制御信号106は図示されない
マイクロプロセッサにより出力され、データバス22は
同マイクロプロセッサに接続されている。また、データ
入力線23およびデータ出力線24はそれぞれ図示され
ないデータ端子と接続されており、データ転送装置1
は、図示されないリーダライタと前記データ端子によっ
て接続されている。
【0026】以上のように構成された本発明のデータ転
送装置について、ICカード通信を行う場合の動作につ
いて正常通信と異常通信の場合に分けて説明する。 (正常通信の場合)まず通信モード切換レジスタにより
ICカード通信を選択する。これによって、セレクタ1
6はストップビット受信レジスタ13のデータを出力す
ることになる。また、受信エッジ切換レジスタ19によ
り、データ入力線23もしくはデータ入力レジスタ20
のどちらのデータをセレクタ21から出力するかを選択
する。データ入力レジスタ20は、クロック信号101
によってデータ入力線23からデータを格納する。デー
タレジスタ11には送信するATRデータをあらかじめ
セットしておき、クロック信号101によってセットし
たデータを1ビットずつデータ出力線24に出力する。
ATRデータ送信完了後ストップビット受信レジスタ1
3は、図2に示されている(A)のタイミングでクロッ
ク信号103によってセレクタ21からデータを格納す
る。セレクタ16はストップビット受信レジスタ13の
データを出力し、情報記憶レジスタ15は通信終了時に
マイクロプロセッサから出力されるクロック信号104
によって図2の(B)のタイミングでセレクタ16の出
力を格納する。正常通信の場合、リーダライタは再送要
求を出さないので、図2の(A)のタイミングのセレク
タ21の出力は”H”であるため、通信終了後の情報記
憶レジスタ15のデータは”H”となる。 (異常通信の場合)本データ転送装置によって送信され
たATRデータをリーダライタが正常に受信出来なかっ
た場合、リーダライタから図3の(C)のタイミングで
1ビットもしくは2ビットのデータ幅に相当する、通信
エラーを示す再送要求データが送信されてくる。この場
合の動作について、前記再送要求データ幅が、(1)1
ビット(2)2ビットの場合に分けて説明する。 (1)再送要求データ=1ビット まず受信エッジ切換レジスタ19により、データ入力レ
ジスタ20のデータをセレクタ21から出力するように
設定しておく。これにより、送信と同じタイミングでデ
ータを受信することが可能となる。図3のATRデータ
送信期間の動作は、上記の正常通信の場合と同じであ
る。ATRデータ送信完了後の再送要求データ受信期間
において、データ入力レジスタ20は、再送要求データ
受信期間の中間(図3(E))のタイミングでクロック
信号101によってデータ入力線23から再送要求デー
タ”L”を格納する。従って、ストップビット受信レジ
スタ13は、図3の(D)のタイミングでクロック信号
103によってセレクタ21から”L”データを格納す
る。続いて情報記憶レジスタ15は、図3の(F)のタ
イミングでセレクタ16の出力”L”を格納する。 (2)再送要求データ=2ビット まず受信エッジ切換レジスタ19により、データ入力線
23のデータをセレクタ21から出力するように設定し
ておく。これにより、ストップビット受信レジスタ13
は、送信のクロックのエッジと逆のエッジタイミングで
データを受信することが可能となる。ATRデータ送信
期間の動作は、上記の正常通信および(1)の場合と同
じである。ATRデータ送信完了後の再送要求データ受
信期間において、ストップビット受信レジスタ13は、
再送要求データ受信期間の中間(図3(D))のタイミ
ングでクロック信号103によってデータ入力線23か
ら再送要求データ”L”を格納する。従って、情報記憶
レジスタ15は、セレクタ16を通して図3(F)のタ
イミングで”L”データを格納する。
【0027】異常通信エラーが生じた場合において、上
記(1)と(2)に述べたようにストップビット受信レ
ジスタ13のデータ入力線23からのデータの受信タイ
ミングを変更し、ストップビット受信レジスタ12のデ
ータを無視出来るようにすることで、再送要求データを
通信エラー情報として適正なタイミングで情報記憶レジ
スタ15に格納することが可能となる。
【0028】情報記憶レジスタ15は通信終了後も前記
エラー情報を保持しているので、通信終了後に情報記憶
レジスタ15のデータを読み出すことにより、マイクロ
プロセッサは通信が正常終了したか否かを判定すること
ができる。
【0029】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、僅かな回路と制御レジスタを設け制御レジスタの設
定で回路を切り換えることにより、UARTおよびAT
R両方のデータフォーマットを扱うことができ、UAR
T通信とは異なるデータフォーマットであるICカード
通信が可能となる。また、従来はATRフォーマットの
送受信はマイクロコンピュータがソフトウエアを実行す
ることで実現しており、高速な通信を行うには非常に高
性能なマイクロコンピュータを用いる必要があったが、
本発明の実施の形態によれば、容易に高速な通信を実現
することができる。
【0030】尚、以上の本発明の実施の形態では、デー
タ入力レジスタ20は、クロック信号101の立ち下が
りタイミングでデータ入力線23の値を格納している
が、クロック101を遅延させて得られたクロックを用
いて入力線23の値を格納してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明に係るデータ転送装
置は、データ転送クロックの第1の変化タイミングでシ
リアルデータをデータ端子に出力するシリアルデータ出
力手段と、第1のストップビットを受信状態のときにデ
ータ転送クロックの第2の変化タイミングで所与のデー
タを格納し出力する第1のストップビット受信手段と、
第2のストップビットを受信状態のときにデータ転送ク
ロックの前記第2の変化タイミングで前記所与のデータ
を格納し出力する第2のストップビット受信手段と、前
記第1のストップビット受信手段と前記第2のストップ
ビット受信手段とを用いて論理演算を行いその結果を出
力するフレームモード選択手段と、前記フレームモード
選択手段の出力と前記第2のストップビット受信手段の
出力とを選択し出力する第1の選択手段と、前記第1の
選択手段を制御する第1の制御手段と、データ転送終了
時に前記第1の選択手段の出力を格納し出力する情報記
憶手段とを備え、拡張されたデータ通信状態では、前記
第1の選択手段に前記第2のストップビット受信手段の
出力を選択出力させる。
【0032】この構成によれば、従来のUART通信に
加えて、前記第1の選択手段に前記第2のストップビッ
ト受信手段の出力を選択出力させることによって、UA
RT通信とは異なるデータフォーマットであるICカー
ド通信が可能となる。また、通信をハードウエアで行う
ため容易に高速な通信を実現することができる。
【0033】また、以上のように本発明に係るデータ転
送装置は、前記データ転送装置にさらに、前記データ転
送クロックの第1の変化タイミングで前記データ端子の
値を格納し出力する第1のデータ格納手段と、前記デー
タ端子の値と前記第1のデータ格納手段の出力とのいず
れかを選択して出力する第2の選択手段と、前記第2の
選択手段を制御する第2の制御手段とを備え、前記デー
タ端子から得られる値は前記第2の選択手段の出力であ
る。
【0034】この構成によれば、第2の選択手段が前記
データ端子の値と前記データ格納手段の出力とのいずれ
かを選択することによって、複数のATRフォーマット
の通信を実現することができる。
【0035】もしくは、以上のように本発明に係るデー
タ転送装置は、前記データ転送装置にさらに、前記デー
タ転送クロックを遅延させて得られるクロックで前記デ
ータ端子の値を格納し出力する第2のデータ格納手段
と、前記データ端子の値と前記第2のデータ格納手段の
出力とのいずれかを選択して出力する第3の選択手段
と、前記第3の選択手段を制御する第3の制御手段とを
備え、前記データ端子から得られる値は前記第3の選択
手段の出力である。
【0036】この構成によれば、前記データ転送装置と
異なる構成で同等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデータ転送装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるデータ転送装置の
動作を示すタイミングチャート
【図3】本発明の実施の形態におけるデータ転送装置の
動作を示すタイミングチャート
【図4】従来のデータ転送装置の構成を示すブロック図
【図5】従来のデータ転送装置の動作を示すタイミング
チャート
【図6】ATRのフォーマットの概略図
【符号の説明】
11 データレジスタ 12、13 ストップビット受信レジスタ 14 フレームモード選択回路 15 情報記憶レジスタ 16、21 セレクタ 17 フレームモード選択レジスタ 18 通信モード切換レジスタ 19 受信エッジ切換レジスタ 20 データ入力レジスタ 22 データバス 23 データ入力線 24 データ出力線 101、102、103、104 クロック信号 105 フレームモード選択信号 106 書き込み制御信号 107 通信モード切換信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送クロックの第1の変化タイミ
    ングでシリアルデータをデータ端子に出力するシリアル
    データ出力手段と、第1のストップビットを受信状態の
    ときに前記データ転送クロックの第2の変化タイミング
    で前記データ端子から得られる値を格納し出力する第1
    のストップビット受信手段と、第2のストップビットを
    受信状態のときにデータ転送クロックの前記第2の変化
    タイミングで前記データ端子から得られる値を格納し出
    力する第2のストップビット受信手段と、前記第1のス
    トップビット受信手段と前記第2のストップビット受信
    手段とを用いて論理演算を行いその結果を出力するフレ
    ームモード選択手段と、前記フレームモード選択手段の
    出力と前記第2のストップビット受信手段の出力とを選
    択し出力する第1の選択手段と、前記第1の選択手段を
    制御する第1の制御手段と、データ転送終了時に前記第
    1の選択手段の出力を格納し出力する情報記憶手段とを
    備え、拡張されたデータ通信状態では、前記第1の選択
    手段に前記第2のストップビット受信手段の出力を選択
    出力させることを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 前記データ転送装置はさらに、前記デー
    タ転送クロックの第1の変化タイミングで前記データ端
    子の値を格納し出力する第1のデータ格納手段と、前記
    データ端子の値と前記第1のデータ格納手段の出力との
    いずれかを選択して出力する第2の選択手段と、前記第
    2の選択手段を制御する第2の制御手段とを備え、前記
    データ端子から得られる値は前記第2の選択手段の出力
    であることを特徴とする請求項1記載のデータ転送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記データ転送装置はさらに、前記デー
    タ転送クロックを遅延させて得られるクロックで前記デ
    ータ端子の値を格納し出力する第2のデータ格納手段
    と、前記データ端子の値と前記第2のデータ格納手段の
    出力とのいずれかを選択して出力する第3の選択手段
    と、前記第3の選択手段を制御する第3の制御手段とを
    備え、前記データ端子から得られる値は前記第3の選択
    手段の出力であることを特徴とする請求項1記載のデー
    タ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の変化タイミングに於ける前記
    データ転送クロックの変化は、前記第1の変化タイミン
    グに於ける前記データ転送クロックの変化と極性が異な
    ることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれ
    か記載のデータ転送装置。
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JP2006312472A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Dainippon Printing Co Ltd 包装材のための縦シール装置

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