JPH11112379A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH11112379A
JPH11112379A JP9272819A JP27281997A JPH11112379A JP H11112379 A JPH11112379 A JP H11112379A JP 9272819 A JP9272819 A JP 9272819A JP 27281997 A JP27281997 A JP 27281997A JP H11112379 A JPH11112379 A JP H11112379A
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signal
radio
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wireless communication
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JP9272819A
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Tetsuya Higa
徹也 比嘉
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジオ受信時と無線機の送受信時にアンプ、
送受信路等を共有して装置のコンパクト化、低コスト化
することにある。 【解決手段】 この無線通信装置は、ラジオ放送を受信
するアンテナ11、ラジオ12、スイッチ13及び音声
符号化部14と、通信情報の送受信をするアンテナン5
0、RF部40、TDMA部30及び音声符号化部14
と、ラジオ12等と音声符号化部14の選択をする手段
とを備え、通信情報の送受信をする音声符号化部14の
アンプ18、送受信路などの構成を共用化することがで
き、装置のコンパクト化が図れるようにする。またスイ
ッチ16,17等に切替信号を供給する制御部100と
を備え、選択信号の選択により通信情報の送受信路とラ
ジオ放送の受信路の共用化して装置のコンパクト化を図
ると共に、音声出力の調整を使用者側で可能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラ−システ
ム、PHS(パ−ソナルハンディ−ホンシステム)等の
移動局として用いられる無線通信装置に係り、詳しく
は、無線電話機とラジオの両方の機能を備えた無線通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHSの普及に伴い、
これらをバックや洋服のポケットなどに収納して外出す
る機会も多くなっている。このような携帯電話やPHS
にはこれまでさまざなな機能を付加したものが用いられ
ている。例えば、着信を知らせるためのバイブレ−ショ
ン機能、着信鳴動機能、文字情報表示機能あるいはラジ
オ機能などがある。これらの機能により外出時において
も着信があることが直ぐに認識できたり、文字情報を得
たり、あるいはラジオ放送を聞くことができるようにな
る。
【0003】ところで、このような携帯電話やPHSに
おいては、多機能化の要望と共に、よりコンパクト化の
要望があり、これらの二律背反の要求に応え得る無線通
信装置が求められている。
【0004】図2乃至図3は従来のこのような無線通信
装置のラジオ放送の受信部を示す回路図である。 図2
に示す無線通信装置では、ラジオの音量調整をするため
の専用回路を無線用送受信回路と別に設けたもので、図
示省略の基地局から送出されるラジオ信号をアンテナ5
0を介してラジオ回路51で受信した後に、可変抵抗器
70で抵抗値を可変して利得増幅をするアンプ回路52
を経て増幅された信号がスピ−カ53より出力する。
【0005】一方、図3に示す無線通信装置は、制御手
段であるLSIのポ−ト出力を用いたものであり、図示
しない基地局から送出されるラジオ信号をアンテナ50
を介してラジオ回路51で受信してLSI56の出力ポ
−トによるスイッチ54,55を切換えることにより、
利得増幅したアンプ回路52を介してスピ−カ53より
出力することができる。なお、スイッチ54,55が共
にオフのとき、出力は抵抗71,73により決められ、
スイッチ54がオフで、スイッチ55がオンのとき、出
力が抵抗71,73,74によって決められる。またス
イッチ54がオンで、スイッチ55がオフのときには抵
抗71,72,73によって決められ、さらにスイッチ
54,55がともにオンのときには抵抗71,72,7
3,74によって決められる。これにより、LSI56
の出力ポ−トをスイッチ54,55に切替えにより、L
SI56の出力ポ−ト数をnとした場合2通りの出力
レベル、例えばnが2の場合に4つまで出力レベルを変
えて使用できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線通信装置においては、図2においてラジオの利得制
御をするための可変抵抗器70があるため、基板の実装
面積が増えるだけでなく、可変抵抗器70が必要になる
ため、コストがかさむという問題と、ラジオの音量調整
用の専用機として使用できるものに過ぎず、無線用送受
信のために別の回路が必要になるという問題がある。
【0007】また図3における無線通信装置は、ラジオ
の利得制御をする際にLSI56の出力ポ−トが2個、
必要になるため、基板の実装面積がより必要になりコン
パクト化に逆行する問題があるだけでなく、出力レベル
が4値しか得られず、出力レベルを任意に設定できない
ため、機能が低下するという問題も生じる。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、無線電話系とラジオ放送系の通信機
能を有する無線通信装置にあって、部品点数を削減し、
装置のコンパクト化を図ることができる無線通信装置を
提供することを目的としている。
【0009】本発明のさらなる目的は、無線電話系とラ
ジオ放送系の通信機能を有する無線通信装置にあって、
音量を任意のレベルに設定できる無線通信装置を提供す
ることにある。
【0010】本発明の別の目的は、無線電話系とラジオ
放送系の通信機能を有する無線通信装置にあって、無線
電話系の持つ機能をラジオ放送系においても共用できる
無線通信装置を提供することにある。例えば、無線電話
系の持つノイズ除去機能をラジオ放送系においても共用
できる無線通信装置を提供することが本発明の目的であ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載に係る本発明の無線通信装置は、無線
電話系の受信信号を復調する第1の復調部と、ラジオ放
送系の受信信号を復調する第2の復調部と、前記第1及
び第2の復調部の出力のうち一方を選択する手段と、前
記選択された信号を増幅する増幅手段とを具備する。
【0012】請求項1記載に係る本発明の無線通信装置
では、増幅手段を無線電話系とラジオ放送系とで共用し
ているので、部品点数を削減し、装置のコンパクト化を
図ることができる。
【0013】請求項2記載に係る本発明の無線通信装置
は、請求項1記載の装置にあって、前記増幅手段による
増幅度を可変する手段をさらに具備することを特徴とす
る。これにより、音量を任意のレベルに設定できる。
【0014】請求項3記載に係る本発明の無線通信装置
は、無線電話系の受信信号を復調する第1の復調部と、
ラジオ放送系の受信信号を復調する第2の復調部と、前
記無線電話系の送話音を入力する入力手段と、前記第2
の復調部の出力及び入力された送話音のうち一方を選択
する第1の選択手段と、前記選択された送話音を変調す
る手段と、前記第1の復調部の出力及び前記選択された
前記第2の復調部の出力のうち一方を選択する第2の選
択手段と、前記第2の選択手段により選択された信号を
増幅する増幅手段とを具備する。
【0015】請求項3記載に係る本発明の無線通信装置
では、増幅手段を無線電話系とラジオ放送系とで共用し
ているので、部品点数を削減し、装置のコンパクト化を
図ることができる。
【0016】請求項4記載に係る本発明の無線通信装置
は、請求項3記載の装置にあって、前記増幅手段による
増幅度を可変する手段をさらに具備することを特徴とす
る。これにより、音量を任意のレベルに設定できる。
【0017】請求項5記載に係る本発明の無線通信装置
は、無線電話系の受信信号をディジタル信号として復調
する第1の復調部と、ラジオ放送系の受信信号をアナロ
グ信号として復調する第2の復調部と、前記無線電話系
の送話音を入力する入力手段と、前記第2の復調部の出
力及び入力された送話音のうち一方を選択する第1の選
択手段と、前記第1の選択手段の出力をディジタル信号
に変換する手段と、前記ディジタル信号に変換された送
話音を変調する手段と、前記ディジタル信号に変換され
た送話音及び第2の復調部の出力のうち一方を選択する
第2の選択手段と、前記第2の選択手段により選択され
た信号をアナログ信号に変換する手段と、前記アナログ
信号に変換された信号を増幅する増幅手段とを具備す
る。
【0018】請求項5記載に係る本発明の無線通信装置
では、増幅手段を無線電話系とラジオ放送系とで共用し
ているので、部品点数を削減し、装置のコンパクト化を
図ることができる。
【0019】請求項6記載に係る本発明の無線通信装置
は、請求項5記載の装置にあって、前記増幅手段による
増幅度を可変する手段をさらに具備することを特徴とす
る。これにより、音量を任意のレベルに設定できる。
【0020】請求項7記載に係る本発明の無線通信装置
は、請求項5記載の装置にあって、前記ディジタル信号
に変換された信号をディジタル信号処理する信号処理手
段をさらに具備することを特徴とする。これにより、無
線電話系の持つ機能をラジオ放送系においても共用でき
る。
【0021】請求項8記載に係る本発明の無線通信装置
は、請求項7記載の装置にあって、前記信号処理手段が
ノイズキャンセラであることを特徴とする。これによ
り、無線電話系の持つノイズ除去機能をラジオ放送系に
おいても共用できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0023】図1に本発明の実施形態に係る無線通信装
置の構成例を示す回路図で、PDC(Personal Digital
Cellelar)方式のラジオ付き無線通信装置を例に挙げて
説明する。
【0024】図1に示すラジオ付き無線通信装置は、マ
イクロホン(M)10から入力されたアナログ音声信号
またはアンテナ11から受信した放送信号をラジオ12
で受信するかの選択をするスイッチ13の切替えにより
いずれかの信号が音声符号部14に入力される。
【0025】この音声符号部14は、例えばSTD−2
7Bに準拠したVSELP(VectorSum Excited Linear
Predictive coding) などのアルゴリズムを用いて、ア
ナログ音声信号を11.2kbpsのディジタル通話信
号に変換する。この変換により得られたディジタル通話
信号は、TDMA部30に入力される。
【0026】このTDMA部30は、ディジタル通話信
号の誤り訂正符号化を行うとともにインタ−リ−ブ及び
スクランブルの各処理を施して送信フレ−ムを生成す
る。
【0027】前記音声符号化部14は、具体的にはスピ
−チコ−デック15、スイッチ1617,アンプ18、
ノイズキャンセラ−19、D/A(ディジタル−アナロ
グ変換)部20及びA/D(アナログ−ディジタル変
換)部21から構成される。前記スピ−チコ−デック1
5には、デコ−ディング部DEC15aとコ−ディング
部COD15bが設けられており、TDMA部30の出
力をDEC15aでデコ−ディングし、スイッチ16、
D/A20、アンプ18を通ってスイッチ23のいずれ
かの制御部100からの指令により選択してラジオ受信
部12の受信信号がスピ−カ24より出力され、またデ
ィジタル通話信号がスピ−カ25から出力されることに
なる。
【0028】前記TDMA部30では、符号化処理を施
したディジタル通話信号を、制御部100から指示され
たタイムスロットに挿入して、RF部40を構成する変
換部31に入力する。
【0029】このRF部40は、変調部41、スイッチ
SW42、受信部43、周波数シンセサイザ44、送信
部45、RSSI46及び復調部47から構成される。
【0030】前記変調部41は、送信フレ−ムに対して
ル−トロ−ルオフ波形整形を行い、π/4QPSKベ−
スバンド信号が生成される。
【0031】前記送信部45は、π/4QPSKベ−ス
バンド信号を周波数シンセサイザ44が生成する搬送波
信号とをミキシングすることにより直交変調を行う。こ
れにより、π/4QPSKベ−スバンド信号は制御部1
00より指示される無線通話チャネルの周波数に変換さ
れる。
【0032】このようにして得られた無線周波信号は、
図示しない電力増幅器で所定の送信電力レベルに増幅さ
れた後、SW42を介してアンテナ50から移動通信シ
ステムの基地局に向け送信される。
【0033】一方、移動通信システムの基地局から無線
通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アンテ
ナ50で受信した後、SW42を介して受信部43に入
力する。
【0034】この受信部43は、先に受信した無線周波
信号を周波数シンセサイザ44から発生された受信局部
発振信号とミキシングして、中間周波数のπ/4シフト
QPSK変調信号に変換する。なお、周波数シンセサイ
ザ44から発生する受信局部発振信号の周波数は、無線
チャネル周波数に応じて制御部100より指示される。
このようにして得られた中間周波数のπ/4シフトQ
PSK変調波信号は、復調部47及び受信電界強度検出
部(RSSI)46に入力される。復調部47は、π/
4シフトQPSK変調波信号に対してディジタル復調を
行い、これによりベ−スバンドのディジタル通話信号を
再生する。このディジタル通話信号は、TDMA部30
に入力される。
【0035】このTDMA部30は、再生されたディジ
タル通話信号からフレ−ム同期を確立し、制御部100
の指示にしたがってタイムスロット毎のディジタル通話
信号を分解する。さらにこの分解された複数のディジタ
ル通話信号のうち、自機宛てのスロットのディジタル通
話信号に対してデスクランブル、デイインタ−リ−ブ及
び誤り訂正復号の各処理を行い、これにより得られた自
機宛てのスロットのディジタル通話信号が音声符号部1
4に入力する。
【0036】これに対して音声符号部14は、TDMA
部30からのディジタル通話信号をアナログ音声信号に
スピ−チコ−デック15のDEC15aで再生する。こ
のようにして再生されたアナログ音声信号は、スイッチ
16を経てD/A変換し、アンプ18で増幅され、さら
にスイッチ23を通ってスピ−カ25から拡声出力され
る。
【0037】表示部61は、例えばLCD(Liquid Crys
tal Display)などからなり、ユ−ザに対して自機の状態
(発信/着信、バッテリ残量、受信強度)や後述のメモ
リ部63から読み出したダイヤルデ−タを視覚的に示す
ためのものである。
【0038】キ−入力部62は、ダイヤル番号入力を行
うためのテンキ−などの発着信に関わる通常の機能を実
施するためのキ−の他、音量調整、着信報知手段(可聴
音/バイブレ−タ/報知なし)の切替えなどの各種設定
を行うための機能設定キ−を備えたものである。
【0039】またメモリ部63は、例えばROMやRA
Mなどの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記
憶媒体には制御部100の制御プログラムや認証に必要
な自機のIDデ−タの他、種々の制御デ−タ、各種設定
デ−タ、短縮ダイヤル等に対応させたダイヤルデ−タを
記憶するエリアを有する他に、応答メッセ−ジヤ留守録
メッセ−ジ等が記憶される。
【0040】着信報知部64は、該当する端末装置宛て
に着信があった場合に、制御部100の制御によりユ−
ザに対して着信を報知するもので、可聴音を発して報知
を行う発音体64a、例えば偏心モ−タ等により振動を
発生して報知を行う振動体64bとから成る。
【0041】制御部100は、例えばマイクロコンピュ
−タを主制御部として備えたもので、送受信に伴う制御
や呼の処理制御、表示部61の制御、音声符号化部14
のスイッチ16,17、及びスイッチ13,23のの接
点の切替え制御をする。また制御部100は、キー入力
部62から入力された音量調節入力に応じてアンプ18
の増幅利得を制御する。これにより音量を任意の大きさ
に設定することが可能である。
【0042】次に、本発明の実施形態における動作を説
明する。ラジオ付き無線通信装置の使用者がキ−入力部
62からの指示によりラジオ放送を受信するときの動作
を先ず説明する。このときには制御部100からの切替
え信号によりスイッチ13の接点がラジオ側に選択され
るので、アンテナ11から受信したラジオ放送をラジオ
12で受信し、音声符号化部14に受信した放送信号を
入力する。
【0043】この際には、無線通信装置は、A/D2
1、NC19を通ってスイッチ17を図1の矢印の方向
に切替えられる。次いで、スイッチ16は、図1の矢印
の方向に切替えられてD/A20、アンプ18、スイッ
チ23を図示のように切替えられてスピ−カ24からラ
ジオ放送が拡声される。
【0044】一方、ラジオ付き無線通信装置の使用者が
キ−入力部62からの指示により無線機側を選択したと
きには、アンテナ50より受信した信号が、SW42、
受信部43、復調部47、TDMA部30より音声符号
化部14のDEC15a、スイッチ16、D/A20、
アンプ18を経て増幅された送信信号をスピ−カ25を
経て拡声する。この際には制御部100からのスイッチ
16の切替え信号により図1の接点側に切替えることに
より、送信された情報がスピ−カ25より拡声されるこ
とになる。
【0045】さらに図示しない相手局の端末装置に電話
をかける際には、マイクロフォン10から入力された音
声信号がスイッチ13、音声符号化部14のA/D2
1、NC19,スイッチ17、スピ−チコ−デック15
のCOD15b、TDMA部30、RF部40の変調部
41、送信部45、SW42を経てアンテナ50から相
手側端末装置に送信される。
【0046】以上に説明した本発明の実施形態の無線通
信装置は、音声符号化部14のスイッチ16、17等を
制御部100からの切替信号により切り替えることによ
り、アンプ18を共有することができ、また送信路と受
信路をラジオ受信の際と無線機の送受信時に共有するこ
とができるため、音声符号化部14の回路構成を簡単に
することができ、これにより装置のコンパクト化、低コ
スト化を図ることができる。
【0047】また本実施形態では、従来の無線通信装置
において採用していた制御部ポ−ト制御の出力で一義的
に決められた抵抗値に基づいて増幅出力を得る回路を採
用しておらず、音声出力範囲をキ−入力部62から任意
に設定できるようにすることができる。また従来の無線
通信装置のように可変抵抗器や制御部の出力ポ−トを2
つ設け、出力ポ−トにより抵抗値を選択したものではな
いため、無線機内の回路の実装面積をより小さくするこ
とができ、コンパクト化に寄与することができる。
【0048】以上により、本実施形態では、無線通信装
置のコンパクト化を図ることが可能となる。
【0049】上記実施形態における音声符号化部14の
構成は、以上に説明したものに限定されず、スイッチ1
6、17の切替えが制御部100からの切替信号によっ
て行われ、アンプ18を一つで構成するものであれば良
い。
【0050】また上記実施形態においては、ラジオ受信
部12で受信した信号の出力がスピ−カ24、通話時の
音声出力がスピ−カ25の別々に出力部を備えている
が、共用の出力部(スピ−カ)でも良い。この場合、ス
イッチ23も不用になる。
【0051】
【発明の効果】以上に説明した本発明の無線通信装置に
よれば、増幅手段を無線電話系とラジオ放送系とで共用
しているので、部品点数を削減し、装置のコンパクト化
を図ることができる。
【0052】本発明の無線通信装置によれば、増幅手段
の増幅度を可変することができるので、音量を任意のレ
ベルに設定できる。
【0053】本発明の無線通信装置によれば、無線電話
系の持つ機能であるディジタル信号に変換された信号を
ディジタル信号処理する信号処理手段をラジオ放送系に
おいても共用することができる。
【0054】本発明の無線通信装置によれば、無線電話
系の持つ機能であるノイズ除去機能をラジオ放送受信系
においても共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る無線通信装置のシステ
ム構成例を示すブロック図である。
【図2】従来の無線通信装置の構成例を説明する回路図
である。
【図3】従来の無線通信装置の構成例を説明する回路図
である。
【符号の説明】
10 マイクロフォン 11 アンテナ 12 ラジオ 13 スイッチ 14 音声符号化部 15 スピ−チコ−デック 15a DEC 15b COD 16 スイッチ 17 スイッチ 18 アンプ 19 ノイズキャンセラ− 20 D/A 21 A/D 30 TDMA部 40 RF部 41 変調部 43 受信部 45 送信部 47 復調部 50 アンテナ 61 表示部 62 キ−入力部 63 メモリ部 100 制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線電話系の受信信号を復調する第1の
    復調部と、 ラジオ放送系の受信信号を復調する第2の復調部と、 前記第1及び第2の復調部の出力のうち一方を選択する
    手段と、 前記選択された信号を増幅する増幅手段とを具備するこ
    とを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記増幅手段による増幅度を可変する手
    段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の無
    線通信装置。
  3. 【請求項3】 無線電話系の受信信号を復調する第1の
    復調部と、 ラジオ放送系の受信信号を復調する第2の復調部と、 前記無線電話系の送話音を入力する入力手段と、 前記第2の復調部の出力及び入力された送話音のうち一
    方を選択する第1の選択手段と、 前記選択された送話音を変調する手段と、 前記第1の復調部の出力及び前記選択された前記第2の
    復調部の出力のうち一方を選択する第2の選択手段と、 前記第2の選択手段により選択された信号を増幅する増
    幅手段とを具備することを特徴とする無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記増幅手段による増幅度を可変する手
    段をさらに具備することを特徴とする請求項3記載の無
    線通信装置。
  5. 【請求項5】 無線電話系の受信信号をディジタル信号
    として復調する第1の復調部と、 ラジオ放送系の受信信号をアナログ信号として復調する
    第2の復調部と、 前記無線電話系の送話音を入力する入力手段と、 前記第2の復調部の出力及び入力された送話音のうち一
    方を選択する第1の選択手段と、 前記第1の選択手段の出力をディジタル信号に変換する
    手段と、 前記ディジタル信号に変換された送話音を変調する手段
    と、 前記ディジタル信号に変換された送話音及び第2の復調
    部の出力のうち一方を選択する第2の選択手段と、 前記第2の選択手段により選択された信号をアナログ信
    号に変換する手段と、 前記アナログ信号に変換された信号を増幅する増幅手段
    とを具備することを特徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記増幅手段による増幅度を可変する手
    段をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の無
    線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記ディジタル信号に変換された信号を
    ディジタル信号処理する信号処理手段をさらに具備する
    ことを特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記信号処理手段がノイズキャンセラで
    あることを特徴とする請求項7記載の無線通信装置。
JP9272819A 1997-10-06 1997-10-06 無線通信装置 Withdrawn JPH11112379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8224374B2 (en) 2003-03-25 2012-07-17 Panasonic Corporation Wireless terminal device

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US8224374B2 (en) 2003-03-25 2012-07-17 Panasonic Corporation Wireless terminal device

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