JPH1111196A - 自動車用シート - Google Patents
自動車用シートInfo
- Publication number
- JPH1111196A JPH1111196A JP16829497A JP16829497A JPH1111196A JP H1111196 A JPH1111196 A JP H1111196A JP 16829497 A JP16829497 A JP 16829497A JP 16829497 A JP16829497 A JP 16829497A JP H1111196 A JPH1111196 A JP H1111196A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- mono
- seat cushion
- roller
- seat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リヤシートが自動車の最後部までホイルハウ
スにより妨げられることなく簡単にスライド移動できる
自動車用シートを提供すること。 【解決手段】 タイヤハウス２１が側面より内側に向け
膨出されている荷室のボディフロア面２０にタイヤハウ
ス２１を避けるよう内側に屈曲して前後方向に延びるモ
ノガイドレール１を敷設し、このモノガイドレール１に
シートクッション３０をその下面に上端が取付けられて
モノガイドレール１内に転動可能に嵌装された前後のロ
ーラユニット３をもって支持させ、前後のローラユニッ
ト３のうちの少なくとも１個にストッパ機構４を付設し
てシートクッション３０をモノガイドレール１に沿って
スライド可能で且つ位置決め可能とする。
スにより妨げられることなく簡単にスライド移動できる
自動車用シートを提供すること。 【解決手段】 タイヤハウス２１が側面より内側に向け
膨出されている荷室のボディフロア面２０にタイヤハウ
ス２１を避けるよう内側に屈曲して前後方向に延びるモ
ノガイドレール１を敷設し、このモノガイドレール１に
シートクッション３０をその下面に上端が取付けられて
モノガイドレール１内に転動可能に嵌装された前後のロ
ーラユニット３をもって支持させ、前後のローラユニッ
ト３のうちの少なくとも１個にストッパ機構４を付設し
てシートクッション３０をモノガイドレール１に沿って
スライド可能で且つ位置決め可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、リヤシートが自動
車の最後部までホイルハウスにより妨げられることなく
簡単にスライド移動できる自動車用シートに関するもの
である。
車の最後部までホイルハウスにより妨げられることなく
簡単にスライド移動できる自動車用シートに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】最近では、自動車の多目的用途への適用
に対応できるよう、リヤシートを荷室の最後部側まで移
動することができる自動車用シートは、例えば特開平７
−１０８８６４号公報などにより既に提案されている
が、従来のこの種の自動車用シートにおいては、リヤシ
ート４０を自動車の最後部まで移動させる際、荷室内に
出っ張っている後輪のホイルハウス４１の影響を受ける
ため、この影響を受けないようリヤシート４０の形状や
シート案内用のレール４２の軌跡に制限が課せられると
いう問題点があり、また、前記ホイルハウスを完全に回
避するようリヤシートをスライドさせるには複雑で高価
な機構となるとともに煩雑な操作手順を必要とするた
め、一般車両への適用が困難であるという問題点があっ
た。
に対応できるよう、リヤシートを荷室の最後部側まで移
動することができる自動車用シートは、例えば特開平７
−１０８８６４号公報などにより既に提案されている
が、従来のこの種の自動車用シートにおいては、リヤシ
ート４０を自動車の最後部まで移動させる際、荷室内に
出っ張っている後輪のホイルハウス４１の影響を受ける
ため、この影響を受けないようリヤシート４０の形状や
シート案内用のレール４２の軌跡に制限が課せられると
いう問題点があり、また、前記ホイルハウスを完全に回
避するようリヤシートをスライドさせるには複雑で高価
な機構となるとともに煩雑な操作手順を必要とするた
め、一般車両への適用が困難であるという問題点があっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、簡単な構造で且つシート形状
やレール軌跡などの制限を受けることなくリヤシートを
自動車の最後部側までの長い距離をスライド移動するこ
とができるとともに、シートのスライド移動の操作も容
易な手順で行うことができる自動車用シートを提供する
ことを目的として完成されたものである。
従来の問題点を解決して、簡単な構造で且つシート形状
やレール軌跡などの制限を受けることなくリヤシートを
自動車の最後部側までの長い距離をスライド移動するこ
とができるとともに、シートのスライド移動の操作も容
易な手順で行うことができる自動車用シートを提供する
ことを目的として完成されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の自動車用シートは、タイヤハウス
が側面より内側に向け膨出されている荷室のボディフロ
ア面に前記タイヤハウスを避けるよう内側に屈曲して前
後方向に延びるモノガイドレールを敷設し、このモノガ
イドレールにはシートクッションをその下面に上端が取
付けられてモノガイドレール内に転動可能に嵌装された
前後のローラユニットをもって支持させ、前記した前後
のローラユニットのうちの少なくとも１個にはストッパ
機構を付設してシートクッションをモノガイドレールに
沿ってスライド可能で且つ位置決め可能としたことを特
徴とするものである。
めになされた本発明の自動車用シートは、タイヤハウス
が側面より内側に向け膨出されている荷室のボディフロ
ア面に前記タイヤハウスを避けるよう内側に屈曲して前
後方向に延びるモノガイドレールを敷設し、このモノガ
イドレールにはシートクッションをその下面に上端が取
付けられてモノガイドレール内に転動可能に嵌装された
前後のローラユニットをもって支持させ、前記した前後
のローラユニットのうちの少なくとも１個にはストッパ
機構を付設してシートクッションをモノガイドレールに
沿ってスライド可能で且つ位置決め可能としたことを特
徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好ましい実施の
形態を図示したタイヤハウス２１が両側面より内側に向
け膨出されている荷室のボディフロア面２０に荷室の最
後部側まで移動できる左右の各リヤシートについて詳細
に説明する。図中１はタイヤハウス２１を避けるよう内
側に屈曲して前後方向に延びるように１本だけボディフ
ロア面２０に敷設されたモノガイドレール、３０はモノ
ガイドレール１上を前後にスライド可能とされたシート
クッション、３はモノガイドレール１に対してシートク
ッション３０をスライド可能とするためモノガイドレー
ル１とシートクッション３０との間に介在させた複数の
ローラユニットであり、各ローラユニット３はローラ機
構部分をモノガイドレール１に嵌装させた状態としてシ
ートクッション３０の底面に取付けられる連結ブラケッ
ト２に上端の連結部をもって取付けられている。
形態を図示したタイヤハウス２１が両側面より内側に向
け膨出されている荷室のボディフロア面２０に荷室の最
後部側まで移動できる左右の各リヤシートについて詳細
に説明する。図中１はタイヤハウス２１を避けるよう内
側に屈曲して前後方向に延びるように１本だけボディフ
ロア面２０に敷設されたモノガイドレール、３０はモノ
ガイドレール１上を前後にスライド可能とされたシート
クッション、３はモノガイドレール１に対してシートク
ッション３０をスライド可能とするためモノガイドレー
ル１とシートクッション３０との間に介在させた複数の
ローラユニットであり、各ローラユニット３はローラ機
構部分をモノガイドレール１に嵌装させた状態としてシ
ートクッション３０の底面に取付けられる連結ブラケッ
ト２に上端の連結部をもって取付けられている。
【０００６】前記ローラユニット３は、図１〜２に示さ
れるように、モノガイドレール１内を自在に転動するよ
う少なくとも前後に複数個設けられるが、このローラユ
ニット３、３の少なくとも１個は必要時にモノガイドレ
ール１に対し固定できるようにするためのストッパ機構
４が付設されていて、シートクッション３０をモノガイ
ドレール１に沿い前後にスライド可能かつ位置決め可能
とされており、この点が本発明の特徴的構成である。
れるように、モノガイドレール１内を自在に転動するよ
う少なくとも前後に複数個設けられるが、このローラユ
ニット３、３の少なくとも１個は必要時にモノガイドレ
ール１に対し固定できるようにするためのストッパ機構
４が付設されていて、シートクッション３０をモノガイ
ドレール１に沿い前後にスライド可能かつ位置決め可能
とされており、この点が本発明の特徴的構成である。
【０００７】具体的には、前記ローラユニット３は、ボ
ール収納用の筒孔部を有する円板状のボールハウジング
５ａとハウジングキャップ５ｂからなるユニット本体５
内に４個の転動用のボール６が収納されたものとなって
おり、ボール６のコロ作用でローラユニット３をモノガ
イドレール１上を自在に転動させることにより小さな力
で簡単かつ円滑にシートクッション３０を前後にスライ
ドさせるものである。また、１３はモノガイドレール１
とユニット本体５の高さ調整用の樹脂プレートで、ガイ
ド板７ａの脚部よりモノガイドレール１の開口裏面の両
側に向け略平行に設けたブラケット１４に孔を設け、樹
脂プレート１３の凸部を嵌合させてモノガイドレール１
の開口裏面の両側との円滑なスライドを可能としてい
る。なお、前記ユニット本体５および樹脂プレート１３
は、例えば、ポリアセタール樹脂のような高硬度で滑性
に優れた合成樹脂で形成しておくのが好ましい。
ール収納用の筒孔部を有する円板状のボールハウジング
５ａとハウジングキャップ５ｂからなるユニット本体５
内に４個の転動用のボール６が収納されたものとなって
おり、ボール６のコロ作用でローラユニット３をモノガ
イドレール１上を自在に転動させることにより小さな力
で簡単かつ円滑にシートクッション３０を前後にスライ
ドさせるものである。また、１３はモノガイドレール１
とユニット本体５の高さ調整用の樹脂プレートで、ガイ
ド板７ａの脚部よりモノガイドレール１の開口裏面の両
側に向け略平行に設けたブラケット１４に孔を設け、樹
脂プレート１３の凸部を嵌合させてモノガイドレール１
の開口裏面の両側との円滑なスライドを可能としてい
る。なお、前記ユニット本体５および樹脂プレート１３
は、例えば、ポリアセタール樹脂のような高硬度で滑性
に優れた合成樹脂で形成しておくのが好ましい。
【０００８】一方、ストッパ機構４は、前記ローラユニ
ット３の上面に取り付けられたガイド板７ａに案内され
て中心部を貫通し昇降自在とされているロックピン７ｂ
を、モノガイドレール１に設けられた位置決め用孔１ａ
に嵌合して任意の位置に固定し位置決めするよう構成さ
れている。８は２個の突出ピン８ａが形成されたロック
レバーで、この突出ピン８ａを前記ロックピン７ｂの上
端部に係合させておくことにより、ロックレバー８の引
き上げに応じてロックピン７ｂが上昇し、位置決め用孔
１ａとの嵌合が解かれてローラユニット３をスライド可
能としている。なお、図１、図２に示したものにおいて
は、このようなストッパ機構４を備えたローラユニット
３を前後に２個配置したものとしたが、いずれか一方を
図３に示されるように、ストッパ機構４を有さないもの
としてボール６のコロ作用のみを奏するよう構成するこ
ともできる。
ット３の上面に取り付けられたガイド板７ａに案内され
て中心部を貫通し昇降自在とされているロックピン７ｂ
を、モノガイドレール１に設けられた位置決め用孔１ａ
に嵌合して任意の位置に固定し位置決めするよう構成さ
れている。８は２個の突出ピン８ａが形成されたロック
レバーで、この突出ピン８ａを前記ロックピン７ｂの上
端部に係合させておくことにより、ロックレバー８の引
き上げに応じてロックピン７ｂが上昇し、位置決め用孔
１ａとの嵌合が解かれてローラユニット３をスライド可
能としている。なお、図１、図２に示したものにおいて
は、このようなストッパ機構４を備えたローラユニット
３を前後に２個配置したものとしたが、いずれか一方を
図３に示されるように、ストッパ機構４を有さないもの
としてボール６のコロ作用のみを奏するよう構成するこ
ともできる。
【０００９】以上のようなローラユニット３は、図４に
示されるように、モノガイドレール１内を自在に転動す
るよう少なくとも前後に２個取り付けられるのを基本と
するが、シートの左右の揺れを確実に防止するために、
例えば、図５に示されるような回動自在な球状ローラ９
ａを有する揺れ防止用の補助ローラ９や、図６に示され
るようなキャスター９ｂを有する補助ローラ９をシート
クッション３０の下面に設けてこれをボディフロア面２
０に当接されるようにしておくこともできる。なお、こ
の補助ローラ９は、例えば、図７に示されるようにモノ
ガイドレール１の両側に設けたり、図８に示されるよう
に、モノガイドレール１を左右いずれかの側にしてモノ
ガイドレール１の反対側に設ける等、その個数や設置位
置は任意に設定することができる。
示されるように、モノガイドレール１内を自在に転動す
るよう少なくとも前後に２個取り付けられるのを基本と
するが、シートの左右の揺れを確実に防止するために、
例えば、図５に示されるような回動自在な球状ローラ９
ａを有する揺れ防止用の補助ローラ９や、図６に示され
るようなキャスター９ｂを有する補助ローラ９をシート
クッション３０の下面に設けてこれをボディフロア面２
０に当接されるようにしておくこともできる。なお、こ
の補助ローラ９は、例えば、図７に示されるようにモノ
ガイドレール１の両側に設けたり、図８に示されるよう
に、モノガイドレール１を左右いずれかの側にしてモノ
ガイドレール１の反対側に設ける等、その個数や設置位
置は任意に設定することができる。
【００１０】また、補助ローラ９に代えて、ボディフロ
ア面２０にモノガイドレール１に並行な簡易ガイドレー
ル１１を図９に示されるように敷設しておくとともに、
シートクッション３０の下面に揺れ防止用のガイド片１
０を設けておき、この簡易ガイドレール１１にガイド片
１０を係合させつつスライドできるようにしてシートの
左右の揺れを確実に防止するようにすることもできる。
なお、このような揺れ防止用のガイド片１０と簡易ガイ
ドレール１１とよりなる揺れ防止機構は、図１０に示さ
れるようにモノガイドレール１の両側に設けたり、図１
１に示されるようにモノガイドレール１を左右いずれか
の側にしてモノガイドレール１の反対側に設けるなどそ
の個数や設置位置は任意に設定することができる。
ア面２０にモノガイドレール１に並行な簡易ガイドレー
ル１１を図９に示されるように敷設しておくとともに、
シートクッション３０の下面に揺れ防止用のガイド片１
０を設けておき、この簡易ガイドレール１１にガイド片
１０を係合させつつスライドできるようにしてシートの
左右の揺れを確実に防止するようにすることもできる。
なお、このような揺れ防止用のガイド片１０と簡易ガイ
ドレール１１とよりなる揺れ防止機構は、図１０に示さ
れるようにモノガイドレール１の両側に設けたり、図１
１に示されるようにモノガイドレール１を左右いずれか
の側にしてモノガイドレール１の反対側に設けるなどそ
の個数や設置位置は任意に設定することができる。
【００１１】このように構成されたものは、ガイドレー
ルに沿ってリヤシートを自在かつ任意の位置に前後動す
るものである点は従来のこの種のスライド式自動車用シ
ートと基本的に同じであるが、本発明ではタイヤハウス
２１が側面より内側に向け膨出されている荷室のボディ
フロア面２０に前記タイヤハウス２１を避けるよう内側
に屈曲して前後方向に延びる１本のモノガイドレール１
が敷設され、しかも、このモノガイドレール１内を自在
に転動するように少なくとも前後に２個嵌装したローラ
ユニット３を介してシートクッション３０がモノガイド
レール１上に載せられており、しかも、前記したローラ
ユニット３の少なくとも１個にはモノガイドレール１に
対し固定するためのストッパ機構４を設けてあり、この
ようにしてシートクッション３０をモノガイドレール１
に沿い前後にスライド可能且つ位置決め可能とする構造
となっているので、図１２に示されるように、リヤシー
トとなるシートクッション３０はタイヤハウス２１を避
けて自動車の最後部側までスライド移動できることとな
り、従来のもの（図１３参照）に比べて移動量を格段に
大きくすることとなる。
ルに沿ってリヤシートを自在かつ任意の位置に前後動す
るものである点は従来のこの種のスライド式自動車用シ
ートと基本的に同じであるが、本発明ではタイヤハウス
２１が側面より内側に向け膨出されている荷室のボディ
フロア面２０に前記タイヤハウス２１を避けるよう内側
に屈曲して前後方向に延びる１本のモノガイドレール１
が敷設され、しかも、このモノガイドレール１内を自在
に転動するように少なくとも前後に２個嵌装したローラ
ユニット３を介してシートクッション３０がモノガイド
レール１上に載せられており、しかも、前記したローラ
ユニット３の少なくとも１個にはモノガイドレール１に
対し固定するためのストッパ機構４を設けてあり、この
ようにしてシートクッション３０をモノガイドレール１
に沿い前後にスライド可能且つ位置決め可能とする構造
となっているので、図１２に示されるように、リヤシー
トとなるシートクッション３０はタイヤハウス２１を避
けて自動車の最後部側までスライド移動できることとな
り、従来のもの（図１３参照）に比べて移動量を格段に
大きくすることとなる。
【００１２】しかも、上記したシートクッション３０の
スライド移動はモノガイドレール１内に嵌装されるロー
ラユニット３を介して行われる機構であるため、僅かな
力でシートを移動させることができるとともに操作も簡
単であり、また、ストッパ機構４も簡単な構造で操作性
にも優れたものであり、この結果、図１２に示されるよ
うに、リヤシートはタイヤハウス２１の出っ張りを避け
て横方向への移動をしつつスライド移動し、タイヤハウ
ス２１を通過後は再び車両外部側へ復帰することとな
り、シートの最前列移動部側および最後列移動部側およ
びその中間部のいずれの位置においても最適な場所で使
用に供されることとなる。
スライド移動はモノガイドレール１内に嵌装されるロー
ラユニット３を介して行われる機構であるため、僅かな
力でシートを移動させることができるとともに操作も簡
単であり、また、ストッパ機構４も簡単な構造で操作性
にも優れたものであり、この結果、図１２に示されるよ
うに、リヤシートはタイヤハウス２１の出っ張りを避け
て横方向への移動をしつつスライド移動し、タイヤハウ
ス２１を通過後は再び車両外部側へ復帰することとな
り、シートの最前列移動部側および最後列移動部側およ
びその中間部のいずれの位置においても最適な場所で使
用に供されることとなる。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は簡単な構造で且つシート形状やレール軌跡などの制
限を受けることなくリヤシートを自動車の最後部側まで
の長い距離をスライド移動することができるとともに、
シートのスライド移動の操作も容易な手順で行うことが
できる利点がある。よって、本発明は従来の問題点を一
掃した自動車用シートとして、産業の発展に寄与すると
ころは極めて大である。
明は簡単な構造で且つシート形状やレール軌跡などの制
限を受けることなくリヤシートを自動車の最後部側まで
の長い距離をスライド移動することができるとともに、
シートのスライド移動の操作も容易な手順で行うことが
できる利点がある。よって、本発明は従来の問題点を一
掃した自動車用シートとして、産業の発展に寄与すると
ころは極めて大である。
【図１】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図２】ローラユニットの要部の断面図である。
【図３】その他のローラユニットの要部の断面図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施の形態におけるローラユニットの
配置を示す平面図である。
配置を示す平面図である。
【図５】補助ローラを示す斜視図である。
【図６】その他の補助ローラを示す斜視図である。
【図７】その他の実施の形態におけるローラユニットと
補助ローラの配置を示す平面図である。
補助ローラの配置を示す平面図である。
【図８】その他の実施の形態におけるローラユニットと
補助ローラの配置を示す平面図である。
補助ローラの配置を示す平面図である。
【図９】簡易ガイドレールとガイド片を示す正面図であ
る。
る。
【図１０】その他の実施の形態におけるローラユニット
と簡易ガイドレールの配置を示す平面図である。
と簡易ガイドレールの配置を示す平面図である。
【図１１】その他の実施の形態におけるローラユニット
と簡易ガイドレールの配置を示す平面図である。
と簡易ガイドレールの配置を示す平面図である。
【図１２】本発明の実施の形態におけるリヤシートのス
ライド移動の説明図である。
ライド移動の説明図である。
【図１３】従来例におけるリヤシートのスライド移動の
説明図である。
説明図である。
１ モノガイドレール 1a 位置決め用孔 ３ ローラユニット ４ ストッパ機構 ５ ユニット本体 5a ボールハウジング 5b ハウジングキャップ ６ ボール 7b ロックピン ８ ロックレバー ９ 補助ローラ 10 ガイド片 11 簡易ガイドレール 20 ボディフロア面 21 タイヤハウス 30 シートクッション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松藤 ▲頼▼右 神奈川県横浜市金沢区福浦３丁目10番地 日本発条株式会社内 (72)発明者 本間 昭 神奈川県横浜市金沢区福浦３丁目10番地 日本発条株式会社内 (72)発明者 久本 忠則 神奈川県横浜市金沢区福浦３丁目10番地 日本発条株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 タイヤハウス(21)が側面より内側に向け
膨出されている荷室のボディフロア面(20)に前記タイヤ
ハウス(21)を避けるよう内側に屈曲して前後方向に延び
るモノガイドレール(1) を敷設し、このモノガイドレー
ル(1) にはシートクッション(30)をその下面に上端が取
付けられてモノガイドレール(1) 内に転動可能に嵌装さ
れた前後のローラユニット(3) をもって支持させ、前記
した前後のローラユニット(3) のうちの少なくとも１個
にはストッパ機構(4) を付設してシートクッション(30)
をモノガイドレール(1) に沿ってスライド可能で且つ位
置決め可能としたことを特徴とする自動車用シート。 - 【請求項２】 ローラユニット(3) は、円板状のボール
ハウジング(5a)とハウジングキャップ(5b)からなるユニ
ット本体(5) 内に複数個のボール(6) を収納したもので
ある請求項１に記載の自動車用シート。 - 【請求項３】 ストッパ機構(4) が、ローラユニット
(3) の中心部を貫通してロックレバー(8) により昇降自
在とされたロックピン(7b)をモノガイドレール(1) に設
けた位置決め用孔(1a)に嵌合して固定位置決めするもの
である請求項１または２に記載の自動車用シート。 - 【請求項４】 シートクッション(30)の下面にボディフ
ロア面(20)に当接される揺れ防止用の補助ローラ(9) を
設けた請求項１または２または３に記載の自動車用シー
ト。 - 【請求項５】 ボディフロア面(20)にモノガイドレール
(1) に並行な簡易ガイドレール(11)を敷設し、この簡易
ガイドレール(11)にシートクッション(30)の下面に設け
た揺れ防止用のガイド片(10)を係合させてある請求項１
または２または３に記載の自動車用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16829497A JPH1111196A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 自動車用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16829497A JPH1111196A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 自動車用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111196A true JPH1111196A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15865354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16829497A Pending JPH1111196A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 自動車用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111196A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7677629B2 (en) | 2005-07-14 | 2010-03-16 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Movement device for vehicle seat |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP16829497A patent/JPH1111196A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7677629B2 (en) | 2005-07-14 | 2010-03-16 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Movement device for vehicle seat |
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| JPS6112254Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20041022 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051227 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060509 |