JPH11111579A - 保安装置付電解コンデンサ - Google Patents

保安装置付電解コンデンサ

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JPH11111579A
JPH11111579A JP27011097A JP27011097A JPH11111579A JP H11111579 A JPH11111579 A JP H11111579A JP 27011097 A JP27011097 A JP 27011097A JP 27011097 A JP27011097 A JP 27011097A JP H11111579 A JPH11111579 A JP H11111579A
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Yuji Yaguchi
雄司 矢口
Kiichi Nishizawa
喜一 西澤
Kiichi Bessho
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解コンデンサの外部端子が固定されていて
も、電解コンデンサの寿命終了時または異常時に、電解
コンデンサ自身で確実にオープン状態となる保安装置付
電解コンデンサを提供する。 【解決手段】 張設状態規定板7に固着された中継端子
3と、封口板8に固着されたリベット4とを脆弱箇所を
設けた第2のリード板6にて電気的に接続し、さらにリ
ベット4と外部端子10を第3のリード板9とを電気的
に接続する。外部端子10を、コンデンサケース2のカ
ール部にて固定した絶縁キャップ上に設けることで外部
端子位置が移動しなくても、封口板が外側へ変形でき、
その張力により第2のリード板が切断され電解コンデン
サはオープン状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品のコンデ
ンサに関するものであり、特にオープン状態の保安機構
を備えた電解コンデンサを提供することを目的とするも
のである。
【0002】
【従来の技術】電解コンデンサは、陽極箔と陰極箔とを
セパレータ紙を介して巻回または積層してなるコンデン
サ素子に電解液を含浸し、さらにコンデンサ素子をコン
デンサケースに収容し、その開放端側をコンデンサケー
スの内部を密封状態とするための封口板が、コンデンサ
ケースのカール部によって固定されている。ネジ端子形
コンデンサの封口板は、フェノール樹脂などの樹脂板に
ネジ加工したアルミニウム端子がインサート成形されて
いる。基板端子形コンデンサの封口板は、外側のラバー
層と内側のフェノール樹脂板からなる二層構造になって
おり、封口板の外側に外部端子がリベットにより固定さ
れている。いずれの電解コンデンサにおいても、封口板
の内側ではリベットとコンデンサ素子から引き出された
リード板が接続されている。電解コンデンサにおいて
は、漏れ電流などによる水素ガスの発生や発熱による気
体の膨張によりコンデンサケース内の圧力が上昇すると
いう問題がある。この内部圧力の上昇は、封口板の飛び
出しやコンデンサケースの破裂の原因となる。そこで従
来はコンデンサケースの底面側に肉薄部を形成したり、
封口板のフェノール樹脂板に穴を形成し、コンデンサケ
ースの内部圧力が異常に高くなる前に、内部のガスを放
出するための保安機構としての防爆弁構造を採用してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内部の
ガスを放出する防爆弁構造では、この弁の作動とともに
コンデンサ素子に含浸されていた電解液がミスト状に吹
き出してしまう。電解液は導電性であり、可燃性のもの
も使用されるため、放出された電解液が基板回路や接続
ブスバーをショートさせて回路の誤動作、また場合によ
っては発火源となる危険性があった。
【0004】上記理由により、電解コンデンサが寿命に
達したとき、あるいは異常が発生したときは、電解コン
デンサ自身でオープン状態になるものが望まれていた。
この要請に応えるため、実開平4−113434号、実
開平5−55538号、実開平6−11341号公報が
開示されている。しかしながら、実開平5−55538
号公報に開示されている図7では、外部端子がブスバー
等に固定される実装方法では、電解コンデンサの寿命ま
たは異常が発生した場合、電解コンデンサの内圧が上昇
しても封口板と外部端子がリベットにより固着されてい
るため、図8のように封口板が外側へ変形できないので
リード板が切断されず、オープン状態にならないという
問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、外部端子をコンデンサケースのカール部で
固定した絶縁キャップ上に設け、外部端子と封口板に空
間を設けることにより、電解コンデンサの外部端子がブ
スバー等に固定されていても、電解コンデンサの寿命終
了時または異常時に、電解コンデンサ自身がオープン状
態となる保安機構を有する保安装置付電解コンデンサで
ある。
【0006】すなわち、コンデンサ素子1が収容された
コンデンサケース2と、コンデンサ素子1と中継端子3
とを電気的に接続する第1のリード板5と、中継端子3
とリベット4とを電気的に接続する第2のリード板6
と、リベット4と外部端子10とを電気的に接続する第
3のリード板9と、前記コンデンサケース2の開放端側
に固定されて、その内部を密封する封口板8と、第2の
リード板6の張設状態を前記コンデンサケース2内の内
圧上昇による前記封口板8の外側に向けての変形によ
り、第2のリード板6を切断可能な状態に規定する張設
状態規定板7を前記封口板8の裏面に配した保護装置付
電解コンデンサにおいて、第2のリード板6に切断位置
を規定する脆弱箇所が形成され、また外部端子を固定す
る絶縁キャップ11が、コンデンサケースの横カール部
にはめ込み固定されていることを特徴とする保安装置付
電解コンデンサである。
【0007】また、上記記載の第2のリード板6が貫通
孔6aを有し、該貫通孔に張設状態規定板7の突起部7
aを通したことを特徴とする請求項1記載の保安装置付
電解コンデンサである。
【0008】そして、上記記載の絶縁キャップ11は、
コンデンサ側の開口部の内壁に複数の突起11aを有す
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の保
安装置付電解コンデンサである。
【0009】また、上記記載の張設状態規定板7が貫通
孔7bを有し、弾性を有する断面がU字形の拡張子18
が、第2のリード板6により先端が狭められた状態で、
張設状態規定板7の貫通孔7bに挿入されていることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の保安装置付
電解コンデンサである。
【0010】さらに、上記記載の張設状態規定板7は、
その外周輪郭が上記封口板8の外周輪郭と同じであり、
また、これら張設状態規定板7と封口板8は、重ね合わ
された状態で上記コンデンサケース2の開放端側のカー
ル部によって固定されていることを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の保安装置付電解コンデンサであ
る。
【0011】また、上記記載の絶縁キャップ11は、外
部端子の裏面側にツメ部またはカド部を先端部に有する
突起を設け、かつ該突起に対応する上記記載の絶縁板1
6の位置にもツメ部またはカド部を先端部に有する突起
を設け、保安装置作動時にツメ部とカド部またはツメ部
同士が嵌合するよう構成したことを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の保安装置付電解コンデンサであ
る。
【0012】そして、上記記載の絶縁キャップ11は、
外周に固定用取付足19が設けられたことを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の保安装置付電解コンデ
ンサである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、中継端子とリベットと
を切断位置となる脆弱箇所が形成されている第2のリー
ド板で接続し、コンデンサケースのカール部に固定され
た絶縁キャップに外部端子を固定する。これらの構成に
より、電解コンデンサの外部端子が固定されていても、
外部端子と封口板が直接固定されていないので封口板が
変形でき、電解コンデンサの寿命終了時または異常時に
封口板が外側に変形し、第2のリード板を脆弱箇所で切
断して、オープン状態にすることができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。 (実施例1) 図1は、本発明による保安装置付電解コ
ンデンサを、配線ブスバーに接続固定した状態の断面図
である。陽極箔と陰極箔とをセパレータ紙を介して巻回
または積層してなるコンデンサ素子1に、電解液を含浸
しコンデンサケース2に収容した。その際、コンデンサ
素子をコンデンサケース2内で固定するために、公知の
固定剤15を使用してもよい。コンデンサケース2の開
放端側は、封口板8と張設状態規定板7とが重ね合わさ
れた状態で、カーリング加工により封止されている。上
記封口板8には成形したアルミニウム板を使用した。
【0015】外部端子10は、第3のリード板9を介し
てリベット4にて電気的に接続される。また外部端子1
0は絶縁キャップ11に固定されている。さらに絶縁キ
ャップ11は、該絶縁キャップ11に設けられた突起部
11aにて、コンデンサケース2に形成されたカール部
にはめ込み固定されている。
【0016】また上記張設状態規定板7は、封口板8と
外形寸法が同等の円盤状のものであり、その中央部に貫
通孔7bが形成されている。この張設状態規定板7に
は、封口板8に固着されたリベット4に対応する位置に
中継端子3が固着されている。また、中継端子3と張設
状態規定板7の貫通孔7b間に第2のリード板案内用ス
リットを形成してもよい。
【0017】コンデンサ素子1より引き出された第1の
リード板5は、中継端子3の下端側にワッシャー加締め
などの方法により固着されている。さらに、中継端子3
の下端側から封口板8に固着されたリベット4の下端側
に第2のリード板6が電気的に接続されている。第2の
リード板6の途中には脆弱箇所が形成されている。ま
た、リベット4の上端から外部端子10の下端側に第3
のリード板が電気的に接続されている。
【0018】上記構成による本発明の電解コンデンサ
は、漏れ電流、逆印加電流、過電圧印加等による水素ガ
スの発生による内部圧力の上昇により、封口板8が外側
へ変形する。ここで、絶縁キャップ11上に外部端子1
0が設けられ、外部端子10と封口板とが直接固定され
ていないので、外部端子10が固定されていても封口板
8は自由に変形できる。内部圧力がさらに上昇すると封
口板8の変形がさらに大きくなり、中継端子3とリベッ
ト4とを接続する第2のリード板6への張力が高まり、
第2のリード板が脆弱箇所で切断し、電解コンデンサは
オープン状態になる。
【0019】(実施例2) 図3は本発明による保安装
置付電解コンデンサを、配線ブスバーに接続固定した状
態の断面図である。貫通孔を有する第2のリード板6の
貫通孔6aに対応する位置に、張設状態規定板7の貫通
孔7b壁面に突起部7aを設け、該突起部を第2のリー
ド板6の貫通孔6aに通し、第2のリード板6にて中継
端子3の下端とリベット4の下端とを電気的に接続して
いる。その他の構造は実施例1と同様である。
【0020】上記構成による本発明の電解コンデンサ
は、漏れ電流、逆印加電流、過電圧印加等による水素ガ
スの発生による内部圧力の上昇により、封口板8が外側
へ変形する。ここで、絶縁キャップ11上に外部端子1
0が設けられ、外部端子10と封口板とが直接固定され
ていないので、外部端子10が固定されていても封口板
8は自由に変形できる。内部圧力がさらに上昇すると封
口板8の変形がさらに大きくなり、中継端子3とリベッ
ト4とを接続する第2のリード板6への張力が高まり、
第2のリード板が脆弱箇所で切断し、電解コンデンサは
オープン状態になる。そして、第2のリード板6が張設
状態規定板7の突起部にて確実に分離され、切断された
第2のリード板が接触することを防ぐことができる。
【0021】(実施例3) 図4は本発明による保安装
置付電解コンデンサを、配線ブスバーに接続固定した状
態の断面図である。張設状態規定板7の貫通孔7bに第
2のリード板6を挿入した後、その内側に弾性を有する
断面がU字形の拡張子18を挿入した。このとき第2の
リード板6の張力により、拡張子18の先端は内側へ押
されている。その他の構造は実施例1と同様である。
【0022】上記構成による本発明の電解コンデンサ
は、漏れ電流、逆印加電流、過電圧印加等による水素ガ
スの発生による内部圧力の上昇により、封口板8が外側
へ変形する。ここで、絶縁キャップ11上に外部端子1
0が設けられ、外部端子10と封口板とが直接固定され
ていないので、外部端子10が固定されていても封口板
8は自由に変形できる。内部圧力がさらに上昇すると封
口板8の変形がさらに大きくなり、中継端子3とリベッ
ト4とを接続する第2のリード板6への張力が高まり、
第2のリード板が脆弱箇所で切断し、電解コンデンサは
オープン状態になる。そして、第2のリード板6の切断
によりその張力がなくなるので、第2のリード板6によ
り押されていた拡張子18の先端がその弾性力により開
き、切断された第2のリード板が接触することを防ぐこ
とができる。
【0023】(実施例4) 図5は本発明による保安装
置付電解コンデンサを、配線ブスバーに接続固定した状
態の断面図である。絶縁キャップ11は、外部端子の裏
面側に先端部にカド部11bを有する突起を設け、かつ
該突起に対応する絶縁板16の位置に先端部にカド部1
1bを有する突起を設けた。その他の構造は実施例1と
同様である。なお、絶縁板16の突起部の先端部にカド
部を設け、絶縁キャップ11の突起部の先端部にツメ部
を設けてもよく、両方の突起の先端部にツメ部を設けて
もよい。
【0024】上記構成による本発明の電解コンデンサ
は、漏れ電流、逆印加電流、過電圧印加等による水素ガ
スの発生による内部圧力の上昇により、封口板8が外側
へ変形する。ここで、絶縁キャップ11上に外部端子1
0が設けられ、外部端子10と封口板とが直接固定され
ていないので、外部端子10が固定されていても封口板
8は自由に変形できる。内部圧力がさらに上昇すると封
口板8の変形がさらに大きくなり、絶縁板16の突起部
は先端が狭めながら、対応する絶縁キャップ11の突起
部に挿入され、絶縁板16のツメ部16aが絶縁キャッ
プ11のカド部16aを越えると狭められた先端が開
く。そして、中継端子3とリベット4とを接続する第2
のリード板6への張力が高まり、第2のリード板が脆弱
箇所で切断し、電解コンデンサはオープン状態になる。
オープン状態になった後電解コンデンサの内圧が低下し
ても、絶縁板16のツメ部16aと絶縁キャップ11の
カド部11bがはめ合い構造になるため、初期の位置に
戻ることがなく、切断された第2のリード板が接触する
ことを防ぐことができる。
【0025】また、図6のように絶縁キャップ11は、
その外周部に取付足19を設けることにより、コンデン
サ本体を固定することができる。これにより、従来のよ
うに別部品として取付バンドを使用することなく、コン
デンサ本体を固定することができる。
【0026】なお、上記実施例の構成に限らず、使用す
べき各部材の材質、形状、リード部材の数、各部におけ
る固着方法などは、電解コンデンサの定格、用途などに
応じて最適なものに設計されるべきものである。封口板
についても、成形したアルミニウム板を使用したが、他
の金属製板、ラバー貼フェノール樹脂板、ポリプロピレ
ン樹脂、ポリアセタール樹脂、フェノール樹脂の成型品
など、内圧上昇によって外側に向けて反る状態に変形可
能なように材質または厚さを設計すればよい。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明による電解コンデン
サは、コンデンサ素子と外部端子の間に、第1のリード
板、張設状態規定板に固着された中継端子、脆弱箇所を
設けた第2のリード板、封口板に固着されたリベット、
第3のリード板、コンデンサケースのカール部で固定さ
れた絶縁キャップ、絶縁キャップに固定された外部端子
と構成することにより、外部端子が固定されていても、
電解コンデンサの寿命終了時または異常時に、電解コン
デンサ自身で確実にオープン状態になることができ、工
業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保安装置付電解コンデンサの断面
【図2】図1に示す保安装置付電解コンデンサがオープ
ン状態となった状態の断面図
【図3】本発明の他の実施例による保安装置付電解コン
デンサの断面図
【図4】本発明の他の実施例による保安装置付電解コン
デンサの断面図
【図5】本発明の他の実施例による保安装置付電解コン
デンサの断面図
【図6】取付足を設けた本発明の絶縁キャップ
【図7】従来例に開示されている保安装置付電解コンデ
ンサの断面図
【図8】図7に示す従来の保安装置付電解コンデンサが
オープン状態となった状態の断面図
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 コンデンサケース 3 中継端子 4 リベット 4a 金属リベット 4b 中空リベット 5 第1のリード板 6 第2のリード板 6a 貫通孔 7 張設状態規定板 7a 突起部 7b 貫通孔 8 封口板 9 第3のリード板 10 外部端子 11 絶縁キャップ 11a 突起部 11b カド部 12 ボルト 13 弾性パッキン 14 弾性部材 15 固定剤 16 絶縁板 16a ツメ部 17 配線ブスバー 18 拡張子 19 取付足
フロントページの続き (72)発明者 別所 毅一 京都府京都市中京区御池通烏丸東入一筋目 仲保利町191番地の4 上原ビル3階 ニ チコン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ素子(1)が収容されたコン
    デンサケース(2)と、コンデンサ素子(1)と中継端
    子(3)とを電気的に接続する第1のリード板(5)
    と、中継端子(3)とリベット(4)とを電気的に接続
    する第2のリード板(6)と、リベット(4)と外部端
    子(10)とを電気的に接続する第3のリード板(9)
    と、前記コンデンサケース(2)の開放端側に固定され
    て、その内部を密封する封口板(8)と、第2のリード
    板(6)の張設状態を前記コンデンサケース(2)内の
    内圧上昇による前記封口板(8)の外側に向けての変形
    により、第2のリード板(6)を切断可能な状態に規定
    する張設状態規定板(7)を前記封口板(8)の裏面に
    配した保護装置付電解コンデンサにおいて、第2のリー
    ド板(6)に切断位置を規定する脆弱箇所が形成され、
    また外部端子を固定する絶縁キャップ(11)が、コン
    デンサケースの横カール部にはめ込み固定されているこ
    とを特徴とする保安装置付電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】 上記記載の第2のリード板(6)が貫通
    孔(6a)を有し、該貫通孔に張設状態規定板(7)の
    突起部(7a)を通したことを特徴とする請求項1記載
    の保安装置付電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 上記記載の絶縁キャップ(11)は、コ
    ンデンサ側の開口部の内壁に複数の突起(11a)を有
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    保安装置付電解コンデンサ。
  4. 【請求項4】 上記記載の張設状態規定板(7)が貫通
    孔(7b)を有し、弾性を有する断面がU字形の拡張子
    (18)が、第2のリード板(6)により先端が狭めら
    れた状態で、張設状態規定板(7)の貫通孔(7b)に
    挿入されていることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の保安装置付電解コンデンサ。
  5. 【請求項5】 上記記載の張設状態規定板(7)は、そ
    の外周輪郭が上記封口板(8)の外周輪郭と同じであ
    り、また、これら張設状態規定板(7)と封口板(8)
    は、重ね合わされた状態で上記コンデンサケース(2)
    の開放端側のカール部によって固定されていることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の保安装置付電
    解コンデンサ。
  6. 【請求項6】 上記記載の絶縁キャップ(11)は、外
    部端子の裏面側にツメ部またはカド部を先端部に有する
    突起を設け、かつ該突起に対応する上記記載の絶縁板
    (16)の位置にもツメ部またはカド部を先端部に有す
    る突起を設け、保安装置作動時にツメ部とカド部または
    ツメ部同士が嵌合するよう構成したことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の保安装置付電解コンデン
    サ。
  7. 【請求項7】 上記記載の絶縁キャップ(11)は、外
    周に固定用取付足(19)が設けられたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の保安装置付電解コン
    デンサ。
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