JPH11111410A - ブレーカー付ジョイントボックス - Google Patents

ブレーカー付ジョイントボックス

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JPH11111410A
JPH11111410A JP26583997A JP26583997A JPH11111410A JP H11111410 A JPH11111410 A JP H11111410A JP 26583997 A JP26583997 A JP 26583997A JP 26583997 A JP26583997 A JP 26583997A JP H11111410 A JPH11111410 A JP H11111410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breaker
breaker unit
branch
joint box
harness
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26583997A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Ueno
哲 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP26583997A priority Critical patent/JPH11111410A/ja
Publication of JPH11111410A publication Critical patent/JPH11111410A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分岐ブレーカーの復帰操作をその場で行える
ようにした薄型のブレーカー付ジョイントボックスを提
供する。 【解決手段】 分岐接続装置の分岐接続部に着脱自在に
結合する接続部70と、コンセントユニット等の配線器
具が脱着自在に結合する分岐接続用のハーネス端子14
と、接続部70とハーネス端子14との間の電路上に挿
入されるブレーカーユニット40と、ブレーカーユニッ
ト40を収納する器体1と、接続部70に接続され器体
1に引き込まれる接続線60とを備え、ブレーカーユニ
ット40の最も短い幅を構成する1組の側面のどちらか
一方が器体1の上面と略平行となるようにブレーカーユ
ニット40を器体1に配置し、接続部70に接続される
接続線60の引き込み口61とハーネス端子14とを器
体1の側面側に設け、ブレーカーユニット40のハンド
ル42を操作する開口窓27を器体1に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリーアクセスフ
ロアによって配線空間を形成した屋内配線システムに用
いられ、電源線を複数に分岐するブレーカー付ジョイン
トボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のオフィスでは、コンピュータ、ワ
ードプロセッサ、複写機等の多数の電気機器が用いられ
ており、多数の電線が引き回されることによるいわゆる
配線洪水が問題になっている。この種の問題を解決する
ために、床下地材と床材との間の空間を配線空間とする
フリーアクセスフロアが用いられている。
【0003】フリーアクセスフロアは、床下地材と床材
との間の配線空間に、分電盤に内蔵した分岐ブレーカー
からの電力用の幹線を配線し、幹線上の適宜箇所に設け
た分岐接続装置の分岐接続部からさらに支線を取り出す
ためにジョイントボックス等の配線器具を脱着自在に接
続するものである。すなわち、床材の敷設時に幹線を配
線し、コンセントユニットを設けたい場所の床材の下に
ジョイントボックスを配し、配線空間内においてコンセ
ントユニットとジョイントボックスをハーネスを介して
接続するとともに、分岐接続装置にジョイントボックス
を接続するのである。
【0004】この構成では、既設の屋内配線システムの
配線器具の位置変更や配線器具の追加、削除等を行うと
きに、ジョイントボックスや分岐接続装置付近の床材の
みを取り除けばよく、容易に施工することができるとい
う利点を有している。また、電力を供給する接続線が床
材の上部に露出する量をできるだけ少なくできるので、
美観上も美しく配線することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した屋
内配線システムでは、床下地材と床材との間の配線空間
には分岐ブレーカーからの幹線が配電され、一般には分
岐ブレーカーは分電盤内に多数個設けられているから、
分岐ブレーカーが作動してジョイントボックスに接続さ
れるコンセントユニット等への給電が遮断された場合、
分岐ブレーカーの復帰操作のためには比較的離れて配置
されている分電盤を配置している場所まで行く必要があ
り、復帰操作がめんどうであるという問題点を有してい
る。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、分岐ブレーカー
の復帰操作をその場で行えるようにした薄型のブレーカ
ー付ジョイントボックスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
床下地材と床下地材の上に適宜間隔をおいて敷設した床
材との間に形成される配線空間に電力用の幹線を配線
し、幹線上の適宜箇所に設けた分岐接続装置の分岐接続
部に配線器具を脱着自在に接続することによって配線網
を形成した屋内配線システムに用いられ、分岐接続部に
着脱自在に結合する接続部と、コンセントユニット等の
配線器具が脱着自在に結合する分岐接続用のハーネス端
子と、接続部とハーネス端子との間の電路上に挿入され
異常検出時に接続部とハーネス端子との間の電路を遮断
するブレーカーユニットと、ブレーカーユニットを収納
する器体と、接続部に接続され器体に引き込まれる接続
線とを備え、ブレーカーユニットの最も短い幅を構成す
る1組の側面のどちらか一方が器体の上面と略平行とな
るようにブレーカーユニットを器体に配置し、接続部に
接続される接続線の引き込み口とハーネス端子とを器体
の側面側に設け、ブレーカーユニットにおけるハンドル
を操作する開口窓を器体に設けてなることを特徴とする
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1乃至図5に基づき詳細に説明する。図1は本発
明に係る一実施の形態のブレーカー付ジョイントボック
スの斜視図である。図2は本発明に係る一実施の形態の
ブレーカー付ジョイントボックスの斜視図である。図3
は本発明に係る一実施の形態のブレーカー付ジョイント
ボックスを用いた屋内配線システムの構成例を示す斜視
図である。図4は本発明に係る一実施の形態のブレーカ
ー付ジョイントボックスを幹線に接続する分岐接続装置
を示す斜視図である。図5は本発明に係る一実施の形態
のブレーカー付ジョイントボックスのハーネスキャップ
をジョイントボックスに着脱する様子を示す斜視図であ
る。
【0009】器体1は、上面が開放された合成樹脂のボ
ディ10と、ボディ10の上面側に結合される合成樹脂
のカバー20とからなる。ボディ10は、タッピングね
じよりなる組立ねじ(図示せず)をボディ10を通して
カバー20に螺合することにより、カバー20に結合さ
れている。
【0010】器体1の内部には、1個のブレーカーユニ
ット40が納装されている。ブレーカーユニット40
は、短絡容量が100Vで5.0KAという比較的容量
の大きなJIS協約型のモジュールブレーカーであり、
2極の主接点を備えている。このJIS協約型モジュー
ルの寸法は、78mm×25mm×96mmであり、ブ
レーカーユニット40の最も短い幅(25mm)をなす
両側面の一方側が器体1の上面と略平行となるようにブ
レーカーユニット40を器体1に配置している。このた
め、本実施の形態では、ブレーカーユニット40の復帰
操作用のハンドル42が器体1の側面方向を向いてい
る。このようにブレーカーユニット40を配置すること
により、ブレーカー付ジョイントボックスの器体1の厚
さをできるだけ薄く構成することができ、本実施の形態
では30mm程度とすることが可能となる。これによ
り、配線空間内に器体1を任意の場所に配置することが
可能となる。
【0011】ブレーカーユニット40の主接点を開閉す
るためのハンドル42は、器体1の側面側に向かって突
出している。また、ブレーカーユニット40の両側面に
はそれぞれ2個ずつの電線挿入孔(図示せず)が形成さ
れており、電線挿入孔に挿入された電線をブレーカーユ
ニット40の内部に納装された速結端子に接続できるよ
うにしてある。
【0012】器体1の側面には、3線タイプの電源線1
00をハーネス接続することができる分岐接続用のハー
ネス端子部14が3個設けられている。これらの分岐接
続用のハーネス端子部14は、ロック機構付のもので
る。なお、電源線100の一端はブレーカー付ジョイン
トボックスに接続するためのハーネス102であり、他
端はコンセントユニット等の配線器具である。そして、
このコンセントユニット部分は、床材の上部に配置され
ることになる。
【0013】カバー20にはブレーカーユニット40の
外周を囲うように保持片(図示せず)が立設され、保持
片がブレーカーユニット40の外周を固定している。な
お、ブレーカーユニット40の両端部に取付孔を形成
し、この取付孔を通してタッピングねじ等を用いてボデ
ィ10又はカバー20に螺合し、ブレーカーユニット4
0を固定するようにしてもよい。
【0014】さらに、カバー20の上面には、ブレーカ
ーユニット40のハンドル42に対応する部位で長方形
に開口する開口窓27が形成されている。これにより、
ブレーカーユニット40をカバー20の保持片25によ
り保持した状態で、開口窓27を介してハンドル42を
操作できるようになっている。なお、ハンドル42の長
さは、一般の分岐ブレーカーの3分の1程度になってお
り、器体1の側面方向への突出量が小さくなるようにな
っている。また、開口窓27は、ハンドル42の状態が
容易に確認でき、ハンドル42の復帰動作が簡単に行え
る位置であればよく、器体1の側面の所定位置に形成す
るようにしてもよい。
【0015】なお、開口窓27には開閉自在の蓋板50
が設けられている。なお、蓋板50は、合成樹脂の透明
板にスモーク仕上げを施して形成され、蓋板50を通し
てハンドル42が見えるようになっている。
【0016】器体1には3芯のVCTケーブルよりなる
接続線60が器体1の側面側から導入され、電圧側電力
線と接地側電力線とはブレーカーユニット40を通して
それぞれのハーネス端子部14に接続されている。接地
線はそれぞれのハーネス端子14に直接接続される。
【0017】接続線60の先端部には接続部としてのハ
ーネスキャップ70が接続されている。ハーネスキャッ
プ70は、幹線83に接続される分岐接続装置80に着
脱自在に接続可能なプラグであって、接続時に分岐接続
装置80からの脱落を防止するようにロックするハーネ
ス機構を備えている。
【0018】上記構成のブレーカー付ジョイントボック
スを用いて配線施工を行う際には、図5に示すように、
床下地材91に立設した支脚92の上に略正方形の単位
寸法の床材90を多数枚配置することによってフリーア
クセスフロアを構成し、床材90と床下地材91との間
の空間を配線空間として用いる。この配線空間には分電
盤81に収納された50〜60Aの主幹ブレーカー82
に接続された幹線83が配線される。また、幹線83に
は適宜間隔で分岐接続装置80が接続されている。
【0019】図3に示すように、分岐接続装置80は、
直方体状に形成され、長手方向の両端面に幹線83を挿
入するための電線挿入孔(図示せず)が形成されてい
る。この電線挿通孔を介して分岐接続装置80に備えら
れる速結端子に幹線83を接続できるようになってい
る。また、分岐接続装置80の両側面にはそれぞれ角筒
状に形成された分岐接続部としてのコネクタ部84が突
設されている。
【0020】分岐接続装置80の側面に設けたコネクタ
部84は、それぞれ独立して突設されており、それぞれ
にハーネスキャップ70を接続することができるように
してある(図4参照)。すなわち、分岐接続装置80に
は最大4個のハーネスキャップ70を接続することがで
きるようになっている。各コネクタ部84の外周面には
係止溝85が形成され、この係止溝85にハーネスキャ
ップ70のロック片74に設けた爪が係合することによ
り、ハーネスキャップ70が分岐接続装置80にロック
されるようにしてある。なお、ハーネスキャップ70を
分岐接続装置80から取り外す場合には、ロック片74
の端部を押して係止溝85と爪との係合状態を解除しな
がら引き抜くことになる。
【0021】上述のようにして構成された分岐接続装置
80に対してハーネスキャップ70を接続すれば、ブレ
ーカー付ジョイントボックスを幹線83に接続すること
が可能となる。なお、床材90の上部に配置されるコン
セントユニット等の配線器具と床材90の下部に設置さ
れるブレーカー付ジョイントボックスとは、床材の所定
の位置において隣接する床材にまたがる円形の通し穴を
形成し、この通し穴にコンセントユニット等の配線器具
の電源線100を通すことにより接続する。なお、床材
の上部に露出する電源線100の量ができるだけ少なく
なるように通し穴を床材90に設けることはいうまでも
ない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、器体内にブレーカーユニットとを備え、幹線上
の適宜箇所に設けた分岐接続装置の分岐接続部に接続さ
れる接続部と器体の側面に設けた分岐接続用のハーネス
端子との電路にはブレーカーユニットが挿入されている
ので、ブレーカーユニットとハーネス端子との対応関係
がわかりやすく、遮断時には分電盤を配置している場所
まで行かなくてもその場で復帰操作を行うことができる
という効果を奏する。また、ブレーカーユニットの最も
短い幅を構成する1組の側面のどちらか一方が器体の上
面と略平行となるようにブレーカーユニットを器体に配
置しているので、ブレーカー付ジョイントボックス床下
地材上に配置したときにその高さを低くすることが可能
となる。さらに、ブレーカーユニットにおけるハンドル
を操作することのできる窓が器体に設けられているの
で、ブレーカーユニットによる遮断状態を容易に確認す
ることができ、しかも、容易に復帰操作を行うことがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付ジョ
イントボックスの斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付ジョ
イントボックスの斜視図である。
【図3】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付ジョ
イントボックスを用いた屋内配線システムの構成例を示
す斜視図である。
【図4】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付ジョ
イントボックスを幹線に接続するジョイントボックスを
示す斜視図である。
【図5】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付ジョ
イントボックスのハーネスキャップをジョイントボック
スに着脱する様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 器体 14 ハーネス端子 27 開口窓 40 ブレーカーユニット 42 ハンドル 60 接続線 61 引き込み口 70 接続部(ハーネスキャップ) 80 分岐接続装置 83 幹線 90 床材 91 床下地材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下地材と床下地材の上に適宜間隔をお
    いて敷設した床材との間に形成される配線空間に電力用
    の幹線を配線し、幹線上の適宜箇所に設けた分岐接続装
    置の分岐接続部に配線器具を脱着自在に接続することに
    よって配線網を形成した屋内配線システムに用いられ、
    分岐接続部に着脱自在に結合する接続部と、コンセント
    ユニット等の配線器具が脱着自在に結合する分岐接続用
    のハーネス端子と、接続部とハーネス端子との間の電路
    上に挿入され異常検出時に接続部とハーネス端子との間
    の電路を遮断するブレーカーユニットと、ブレーカーユ
    ニットを収納する器体と、接続部に接続され器体に引き
    込まれる接続線とを備え、ブレーカーユニットの最も短
    い幅を構成する1組の側面のどちらか一方が器体の上面
    と略平行となるようにブレーカーユニットを器体に配置
    し、接続部に接続される接続線の引き込み口とハーネス
    端子とを器体の側面側に設け、ブレーカーユニットにお
    けるハンドルを操作する開口窓を器体に設けてなること
    を特徴とするブレーカー付ジョイントボックス。
JP26583997A 1997-09-30 1997-09-30 ブレーカー付ジョイントボックス Withdrawn JPH11111410A (ja)

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JP26583997A JPH11111410A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 ブレーカー付ジョイントボックス

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JPH11111410A true JPH11111410A (ja) 1999-04-23

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JP26583997A Withdrawn JPH11111410A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 ブレーカー付ジョイントボックス

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JP (1) JPH11111410A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324923B1 (ko) * 1999-12-21 2002-02-28 류정열 대차구조
JP2012048930A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Hirose Electric Co Ltd 合成分波回路内蔵コネクタおよび信号経路システム

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Effective date: 20041207