JPH11113133A - ブレーカー付コンセント - Google Patents
ブレーカー付コンセントInfo
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- JPH11113133A JPH11113133A JP9265838A JP26583897A JPH11113133A JP H11113133 A JPH11113133 A JP H11113133A JP 9265838 A JP9265838 A JP 9265838A JP 26583897 A JP26583897 A JP 26583897A JP H11113133 A JPH11113133 A JP H11113133A
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- JP
- Japan
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- unit
- breaker
- outlet
- receptacle
- connection
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 分岐ブレーカーの復帰操作をその場で行える
ようにした薄型のブレーカー付コンセントを提供する。 【解決手段】 分岐接続装置に着脱自在に結合する接続
部70と、電気機器のプラグが着脱自在に接続されるコ
ンセントユニット30と、接続部70とコンセントユニ
ット30との間の電路上に挿入され異常検出時に接続部
70とコンセントユニット30との間の電路を遮断する
ブレーカーユニット40と、コンセントユニット30と
ブレーカーユニット40とを収納する器体1とを備え、
ブレーカーユニット40の最も短い幅を構成する1組の
側面のどちらか一方が器体1の前面側と略平行となるよ
うにブレーカーユニット40を器体1に配置し、コンセ
ントユニット30におけるプラグの挿入口とブレーカー
ユニット40におけるハンドル42を操作する開口窓2
7とを器体1の前面側に設けた。
ようにした薄型のブレーカー付コンセントを提供する。 【解決手段】 分岐接続装置に着脱自在に結合する接続
部70と、電気機器のプラグが着脱自在に接続されるコ
ンセントユニット30と、接続部70とコンセントユニ
ット30との間の電路上に挿入され異常検出時に接続部
70とコンセントユニット30との間の電路を遮断する
ブレーカーユニット40と、コンセントユニット30と
ブレーカーユニット40とを収納する器体1とを備え、
ブレーカーユニット40の最も短い幅を構成する1組の
側面のどちらか一方が器体1の前面側と略平行となるよ
うにブレーカーユニット40を器体1に配置し、コンセ
ントユニット30におけるプラグの挿入口とブレーカー
ユニット40におけるハンドル42を操作する開口窓2
7とを器体1の前面側に設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリーアクセスフ
ロアによって配線空間を形成した屋内配線システムに用
いられるブレーカー付コンセントに関するものである。
ロアによって配線空間を形成した屋内配線システムに用
いられるブレーカー付コンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のオフィスでは、コンピュータ、ワ
ードプロセッサ、複写機等の多数の電気機器が用いられ
ており、多数の電線が引き回されることによるいわゆる
配線洪水が問題になっている。この種の問題を解決する
ために、床下地材と床材との間の空間を配線空間とする
フリーアクセスフロアが用いられている。
ードプロセッサ、複写機等の多数の電気機器が用いられ
ており、多数の電線が引き回されることによるいわゆる
配線洪水が問題になっている。この種の問題を解決する
ために、床下地材と床材との間の空間を配線空間とする
フリーアクセスフロアが用いられている。
【0003】フリーアクセスフロアは、床下地材と床材
との間の配線空間に、分電盤に内蔵した分岐ブレーカー
からの電力用の幹線を配線し、幹線上の適宜箇所に設け
た分岐接続装置の分岐接続部にコンセント等の配線器具
を脱着自在に接続することが考えられている。すなわ
ち、床材の敷設時に幹線を配線し、配線器具を設けたい
場所に近い箇所の分岐接続装置に対して配線器具を接続
するのである。
との間の配線空間に、分電盤に内蔵した分岐ブレーカー
からの電力用の幹線を配線し、幹線上の適宜箇所に設け
た分岐接続装置の分岐接続部にコンセント等の配線器具
を脱着自在に接続することが考えられている。すなわ
ち、床材の敷設時に幹線を配線し、配線器具を設けたい
場所に近い箇所の分岐接続装置に対して配線器具を接続
するのである。
【0004】この構成では、既設の屋内配線システムの
配線器具の位置変更や配線器具の追加、削除等を行うと
きに、配線器具と分岐接続装置との間の床材のみを取り
除けばよく、容易に施工することができるという利点を
有している。
配線器具の位置変更や配線器具の追加、削除等を行うと
きに、配線器具と分岐接続装置との間の床材のみを取り
除けばよく、容易に施工することができるという利点を
有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した屋
内配線システムでは、床下地材と床材との間の配線空間
には分岐ブレーカーからの幹線が配電され、一般には分
岐ブレーカーは分電盤内に多数個設けられているから、
分岐ブレーカーが作動してコンセントへの給電が遮断さ
れた場合に、どの分岐ブレーカーを復帰させれば所望の
箇所の通電が再開されるのかが分かりにくく、また分岐
ブレーカーの復帰操作のためには比較的離れて配置され
ている分電盤の設置している場所まで行く必要があり、
復帰操作がめんどうであるという問題点を有している。
内配線システムでは、床下地材と床材との間の配線空間
には分岐ブレーカーからの幹線が配電され、一般には分
岐ブレーカーは分電盤内に多数個設けられているから、
分岐ブレーカーが作動してコンセントへの給電が遮断さ
れた場合に、どの分岐ブレーカーを復帰させれば所望の
箇所の通電が再開されるのかが分かりにくく、また分岐
ブレーカーの復帰操作のためには比較的離れて配置され
ている分電盤の設置している場所まで行く必要があり、
復帰操作がめんどうであるという問題点を有している。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、遮断箇所に対応
する分岐ブレーカーが容易に分かり、しかも分岐ブレー
カーの復帰操作をその場で行えるようにしたブレーカー
付コンセントを提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、遮断箇所に対応
する分岐ブレーカーが容易に分かり、しかも分岐ブレー
カーの復帰操作をその場で行えるようにしたブレーカー
付コンセントを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
床下地材と床下地材の上に適宜間隔をおいて敷設した床
材との間に形成される配線空間に電力用の幹線を配線
し、幹線上の適宜箇所に設けた分岐接続装置の分岐接続
部に配線器具を脱着自在に接続することによって配線網
を形成した屋内配線システムに用いられ、分岐接続部に
着脱自在に結合する接続部と、電気機器のプラグが着脱
自在に接続されるコンセントユニットと、接続部とコン
セントユニットとの間の電路上に挿入され異常検出時に
接続部とコンセントユニットとの間の電路を遮断するブ
レーカーユニットと、コンセントユニットとブレーカー
ユニットとを収納する器体とを備え、ブレーカーユニッ
トの最も短い幅を構成する1組の側面のどちらか一方が
器体の前面側と略平行となるようにブレーカーユニット
を器体に配置し、コンセントユニットにおけるプラグの
挿入口とブレーカーユニットにおけるハンドルを操作す
る開口窓とを器体の前面側に設けてなることを特徴とす
るものである。
床下地材と床下地材の上に適宜間隔をおいて敷設した床
材との間に形成される配線空間に電力用の幹線を配線
し、幹線上の適宜箇所に設けた分岐接続装置の分岐接続
部に配線器具を脱着自在に接続することによって配線網
を形成した屋内配線システムに用いられ、分岐接続部に
着脱自在に結合する接続部と、電気機器のプラグが着脱
自在に接続されるコンセントユニットと、接続部とコン
セントユニットとの間の電路上に挿入され異常検出時に
接続部とコンセントユニットとの間の電路を遮断するブ
レーカーユニットと、コンセントユニットとブレーカー
ユニットとを収納する器体とを備え、ブレーカーユニッ
トの最も短い幅を構成する1組の側面のどちらか一方が
器体の前面側と略平行となるようにブレーカーユニット
を器体に配置し、コンセントユニットにおけるプラグの
挿入口とブレーカーユニットにおけるハンドルを操作す
る開口窓とを器体の前面側に設けてなることを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1乃至図8に基づき詳細に説明する。図1は本発
明に係る一実施の形態のブレーカー付コンセントの分解
斜視図である。図2は本発明に係る一実施の形態のブレ
ーカー付コンセントの斜視図である。図3は本発明に係
る一実施の形態のブレーカー付コンセントのA‐A断面
図である。図4は本発明に係る一実施の形態のブレーカ
ー付コンセントのB‐B断面図である。図5は本発明に
係る一実施の形態のブレーカー付コンセントを用いた屋
内配線システムの構成例を示す斜視図である。図6は本
発明に係る一実施の形態のブレーカー付コンセントを幹
線に接続するジョイントボックスを示す斜視図である。
図7は本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コンセ
ントのハーネスキャップをジョイントボックスに着脱す
る様子を示す斜視図である。図8は本発明に係る一実施
の形態のブレーカー付コンセントの施工状態を示す斜視
図である。
いて図1乃至図8に基づき詳細に説明する。図1は本発
明に係る一実施の形態のブレーカー付コンセントの分解
斜視図である。図2は本発明に係る一実施の形態のブレ
ーカー付コンセントの斜視図である。図3は本発明に係
る一実施の形態のブレーカー付コンセントのA‐A断面
図である。図4は本発明に係る一実施の形態のブレーカ
ー付コンセントのB‐B断面図である。図5は本発明に
係る一実施の形態のブレーカー付コンセントを用いた屋
内配線システムの構成例を示す斜視図である。図6は本
発明に係る一実施の形態のブレーカー付コンセントを幹
線に接続するジョイントボックスを示す斜視図である。
図7は本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コンセ
ントのハーネスキャップをジョイントボックスに着脱す
る様子を示す斜視図である。図8は本発明に係る一実施
の形態のブレーカー付コンセントの施工状態を示す斜視
図である。
【0009】器体1は、前面が開放された合成樹脂のボ
ディ10と、ボディ10の前面側に結合される合成樹脂
のカバー20とからなる。ボディ10は、タッピングね
じよりなる組立ねじ2をボディ10を通してカバー20
に螺合することにより、カバー20に結合されている。
ディ10と、ボディ10の前面側に結合される合成樹脂
のカバー20とからなる。ボディ10は、タッピングね
じよりなる組立ねじ2をボディ10を通してカバー20
に螺合することにより、カバー20に結合されている。
【0010】ボディ10の周部の内面にはそれぞれ組立
ねじ2が挿通される案内筒12が突設されている。ま
た、カバー20の周部の内面には案内筒12に対応する
部位で組み立てねじ2が螺合される保持筒(図示せず)
が形成されている。
ねじ2が挿通される案内筒12が突設されている。ま
た、カバー20の周部の内面には案内筒12に対応する
部位で組み立てねじ2が螺合される保持筒(図示せず)
が形成されている。
【0011】器体1の内部には、それぞれ2個ずつのプ
ラグを接続することができる挿入口を前面に有した3個
のコンセントユニット30と、1個のブレーカーユニッ
ト40とが取着される。
ラグを接続することができる挿入口を前面に有した3個
のコンセントユニット30と、1個のブレーカーユニッ
ト40とが取着される。
【0012】コンセントユニット30は、接地極を有
し、かつ、プラグを挿入口に挿入した後に回転させると
抜止保持する形式のものである。各々のコンセントユニ
ット30は、埋め込み型の配線器具用にJIS規格等で
規格化されている大角形3個用の取付枠に3個までとり
つけることができる単位寸法の配線器具3個分の寸法を
有したケース31を備える。
し、かつ、プラグを挿入口に挿入した後に回転させると
抜止保持する形式のものである。各々のコンセントユニ
ット30は、埋め込み型の配線器具用にJIS規格等で
規格化されている大角形3個用の取付枠に3個までとり
つけることができる単位寸法の配線器具3個分の寸法を
有したケース31を備える。
【0013】ケース31は、前面に突台32が突設され
た形状に形成され、ケース31の前面の両側縁には取付
枠に形成された結合孔に係合可能な各1対の取付爪33
が突設される。また、ケース31の背面には、電圧側電
力線、接地側電力線、接地線の3線の電線をそれぞれ2
本ずつ挿入することができる合計6個の電線挿入孔(図
示せず)が形成されている。ケース31の内部にはばね
力を利用することにより挿入された電線を係止する速結
端子(図示せず)を有しており、電線をこの電線挿入孔
に挿入するだけで電線と速結端子とが接続されるように
なっている。
た形状に形成され、ケース31の前面の両側縁には取付
枠に形成された結合孔に係合可能な各1対の取付爪33
が突設される。また、ケース31の背面には、電圧側電
力線、接地側電力線、接地線の3線の電線をそれぞれ2
本ずつ挿入することができる合計6個の電線挿入孔(図
示せず)が形成されている。ケース31の内部にはばね
力を利用することにより挿入された電線を係止する速結
端子(図示せず)を有しており、電線をこの電線挿入孔
に挿入するだけで電線と速結端子とが接続されるように
なっている。
【0014】カバー20には、各コンセントユニット3
0の突台32の前部が挿入される3個の露出窓21a〜
21cが設けられている。そして、コンセントユニット
30をカバー20に取着するには、ケース31の一方の
側面に突設された取付爪33をカバー20に設けた保持
片(図示せず)に係止した状態でケース31の他方の側
面に突設された取付爪33をカバー20に設けた係合孔
(図示せず)に挿通し係合させることで行う。つまり、
カバー20は、保持片と係合孔により両側面から取付爪
33を係止することによりコンセントユニット30を保
持している。
0の突台32の前部が挿入される3個の露出窓21a〜
21cが設けられている。そして、コンセントユニット
30をカバー20に取着するには、ケース31の一方の
側面に突設された取付爪33をカバー20に設けた保持
片(図示せず)に係止した状態でケース31の他方の側
面に突設された取付爪33をカバー20に設けた係合孔
(図示せず)に挿通し係合させることで行う。つまり、
カバー20は、保持片と係合孔により両側面から取付爪
33を係止することによりコンセントユニット30を保
持している。
【0015】ブレーカーユニット40は、短絡容量が1
00Vで5.0KAという比較的容量の大きなJIS協
約型のモジュールブレーカーであり、2極の主接点を備
えている。このJIS協約型モジュールの寸法は、78
mm×25mm×96mmであり、ブレーカーユニット
40の最も短い幅(25mm)をなす両側面の一方側が
器体1の前面側と略平行となるようにブレーカーユニッ
ト40を器体1に配置している。このため、本実施の形
態では、ブレーカーユニット40の復帰操作用のハンド
ル42が器体1の側面方向を向いている。このようにブ
レーカーユニット40を配置することにより、ブレーカ
ー付コンセントの器体1の厚さをできるだけ薄く構成す
ることができ、実際には40mm程度とすることが可能
となる。
00Vで5.0KAという比較的容量の大きなJIS協
約型のモジュールブレーカーであり、2極の主接点を備
えている。このJIS協約型モジュールの寸法は、78
mm×25mm×96mmであり、ブレーカーユニット
40の最も短い幅(25mm)をなす両側面の一方側が
器体1の前面側と略平行となるようにブレーカーユニッ
ト40を器体1に配置している。このため、本実施の形
態では、ブレーカーユニット40の復帰操作用のハンド
ル42が器体1の側面方向を向いている。このようにブ
レーカーユニット40を配置することにより、ブレーカ
ー付コンセントの器体1の厚さをできるだけ薄く構成す
ることができ、実際には40mm程度とすることが可能
となる。
【0016】ブレーカーユニット40は、主接点を開閉
するためのハンドル42が器体1の側面側に向かって突
出している。また、ブレーカーユニット40の両側面に
はそれぞれ2個ずつの電線挿入孔43が形成されてお
り、電線挿入孔43に挿入された電線をブレーカーユニ
ット40の内部に納装された速結端子に接続できるよう
にしてある。
するためのハンドル42が器体1の側面側に向かって突
出している。また、ブレーカーユニット40の両側面に
はそれぞれ2個ずつの電線挿入孔43が形成されてお
り、電線挿入孔43に挿入された電線をブレーカーユニ
ット40の内部に納装された速結端子に接続できるよう
にしてある。
【0017】カバー20にはブレーカーユニット40の
外周を囲うように保持片25が立設され、保持片25が
ブレーカーユニット40の外周を固定している。なお、
ブレーカーユニット40の両端部に取付孔を形成し、こ
の取付孔を通してタッピングねじ等を用いてカバー20
に螺合し、ブレーカーユニット40を固定するようにし
てもよい。
外周を囲うように保持片25が立設され、保持片25が
ブレーカーユニット40の外周を固定している。なお、
ブレーカーユニット40の両端部に取付孔を形成し、こ
の取付孔を通してタッピングねじ等を用いてカバー20
に螺合し、ブレーカーユニット40を固定するようにし
てもよい。
【0018】さらに、カバー20の前面には、ブレーカ
ーユニット40のハンドル42に対応する部位で長方形
に開口する開口窓27が形成されている。これにより、
ブレーカーユニット40をカバー20の保持片25によ
り保持した状態で、開口窓27を介してハンドル42を
操作できるようになっている。なお、ハンドル42の長
さは、一般の分岐ブレーカーの3分の1程度になってお
り、器体1の側面方向への突出量が小さくなるようにな
っている。
ーユニット40のハンドル42に対応する部位で長方形
に開口する開口窓27が形成されている。これにより、
ブレーカーユニット40をカバー20の保持片25によ
り保持した状態で、開口窓27を介してハンドル42を
操作できるようになっている。なお、ハンドル42の長
さは、一般の分岐ブレーカーの3分の1程度になってお
り、器体1の側面方向への突出量が小さくなるようにな
っている。
【0019】開口窓27の周部には一対の軸受け穴28
が設けられている。この軸受け穴28には、蓋板50に
設けた一組の軸部51が嵌入され、軸部51を軸として
蓋板50が自在に開閉するようになっている。なお、蓋
板50は、合成樹脂の透明板にスモーク仕上げを施して
形成され、蓋板50を通してハンドル42が見えるよう
になっている。
が設けられている。この軸受け穴28には、蓋板50に
設けた一組の軸部51が嵌入され、軸部51を軸として
蓋板50が自在に開閉するようになっている。なお、蓋
板50は、合成樹脂の透明板にスモーク仕上げを施して
形成され、蓋板50を通してハンドル42が見えるよう
になっている。
【0020】次に、コンセントユニット30及びブレー
カーユニット40の結線方法について以下に述べる。
カーユニット40の結線方法について以下に述べる。
【0021】器体1には3芯のVCTケーブルよりなる
接続線60が導入され、電圧側電力線61と接地側電力
線62とはブレーカーユニット40を通して露出窓21
cから露出するコンセントユニット30に接続され、接
地線63は同じコンセントユニット30に直接接続され
る。各コンセントユニット30の間では、電圧側電力線
61、接地側電力線62、接地線63がそれぞれ順に送
り配線される。
接続線60が導入され、電圧側電力線61と接地側電力
線62とはブレーカーユニット40を通して露出窓21
cから露出するコンセントユニット30に接続され、接
地線63は同じコンセントユニット30に直接接続され
る。各コンセントユニット30の間では、電圧側電力線
61、接地側電力線62、接地線63がそれぞれ順に送
り配線される。
【0022】コンセントユニット30とブレーカーユニ
ット40との間は、IV線よりなる接続線65によって
接続される。また、コンセントユニット30同士の間も
同様にIV線よりなる接続線(図示せず)により接続さ
れる。
ット40との間は、IV線よりなる接続線65によって
接続される。また、コンセントユニット30同士の間も
同様にIV線よりなる接続線(図示せず)により接続さ
れる。
【0023】露出窓21aから露出するコンセントユニ
ット30では、送り配線はなく、このコンセントユニッ
ト30に接続されたHVSF線よりなる接地線66は、
接地端子64に接続される。接地端子64は、カバー2
0に保持される端子板64aと、端子板64aに螺合さ
れる端子ねじ64bとからなり、端子板64a及び端子
ねじ64bは器体1の側面に形成した切欠窓11aを通
して露出する。端子ねじ64bとしては、短寸のものを
用いるようにし、電線を巻き付けて接続したりできるよ
うになっている。
ット30では、送り配線はなく、このコンセントユニッ
ト30に接続されたHVSF線よりなる接地線66は、
接地端子64に接続される。接地端子64は、カバー2
0に保持される端子板64aと、端子板64aに螺合さ
れる端子ねじ64bとからなり、端子板64a及び端子
ねじ64bは器体1の側面に形成した切欠窓11aを通
して露出する。端子ねじ64bとしては、短寸のものを
用いるようにし、電線を巻き付けて接続したりできるよ
うになっている。
【0024】接続線60は、器体1に形成した電線引き
出し孔11bを通して器体1の外部に引き出されるので
あって、器体1の外部から作用する張力がコンセントユ
ニット30やブレーカーユニット40との電気的接続に
影響しないように、電線引き出し孔11bの近傍にとり
つけられた張力止め具13とカバー20との間で接続線
60が挟持される。張力止め具13は、タッピングねじ
よりなる固定ねじ4により固定されている。
出し孔11bを通して器体1の外部に引き出されるので
あって、器体1の外部から作用する張力がコンセントユ
ニット30やブレーカーユニット40との電気的接続に
影響しないように、電線引き出し孔11bの近傍にとり
つけられた張力止め具13とカバー20との間で接続線
60が挟持される。張力止め具13は、タッピングねじ
よりなる固定ねじ4により固定されている。
【0025】接続線60の先端部には接続部としてのハ
ーネスキャップ70が接続されている。ハーネスキャッ
プ70は、幹線83に接続される分岐接続装置としての
ジョイントボックス80に着脱自在に接続可能なプラグ
であって、接続時にジョイントボックス80からの脱落
を防止するようにロックするハーネス機構を備えてい
る。
ーネスキャップ70が接続されている。ハーネスキャッ
プ70は、幹線83に接続される分岐接続装置としての
ジョイントボックス80に着脱自在に接続可能なプラグ
であって、接続時にジョイントボックス80からの脱落
を防止するようにロックするハーネス機構を備えてい
る。
【0026】上記構成のブレーカー付コンセントを用い
て配線施工を行う際には、図5に示すように、床下地材
91に立設した支脚92の上に略正方形の単位寸法の床
材90を多数枚配置することによってフリーアクセスフ
ロアを構成し、床材90と床下地材91との間の空間を
配線空間として用いる。この配線空間には分電盤81に
収納された50〜60Aの主幹ブレーカー82に接続さ
れた幹線83が配線される。また、幹線83には適宜間
隔でジョイントボックス80が接続されている。
て配線施工を行う際には、図5に示すように、床下地材
91に立設した支脚92の上に略正方形の単位寸法の床
材90を多数枚配置することによってフリーアクセスフ
ロアを構成し、床材90と床下地材91との間の空間を
配線空間として用いる。この配線空間には分電盤81に
収納された50〜60Aの主幹ブレーカー82に接続さ
れた幹線83が配線される。また、幹線83には適宜間
隔でジョイントボックス80が接続されている。
【0027】図6に示すように、ジョイントボックス8
0は、直方体状に形成され、長手方向の両端面に幹線8
3を挿入するための電線挿入孔(図示せず)が形成され
ている。この電線挿通孔を介してジョイントボックス8
0に備えられる速結端子に幹線83を接続できるように
なっている。また、ジョイントボックス80の両側面に
はそれぞれ角筒状に形成された分岐接続部としてのコネ
クタ部84が突設されている。
0は、直方体状に形成され、長手方向の両端面に幹線8
3を挿入するための電線挿入孔(図示せず)が形成され
ている。この電線挿通孔を介してジョイントボックス8
0に備えられる速結端子に幹線83を接続できるように
なっている。また、ジョイントボックス80の両側面に
はそれぞれ角筒状に形成された分岐接続部としてのコネ
クタ部84が突設されている。
【0028】ジョイントボックス80の側面に設けたコ
ネクタ部84は、それぞれ独立して突設されており、そ
れぞれにハーネスキャップ70を接続することができる
ようにしてある(図7参照)。すなわち、ジョイントボ
ックス80には最大4個のハーネスキャップ70を接続
することができるようになっている。各コネクタ部84
の外周面には係止溝85が形成され、この係止溝85に
ハーネスキャップ70のロック片74に設けた爪が係合
することにより、ハーネスキャップ70がジョイントボ
ックス80にロックされるようにしてある。なお、ハー
ネスキャップ70をジョイントボックス80から取り外
す場合には、ロック片74の端部を押して係止溝85と
爪との係合状態を解除しながら引き抜くことになる。
ネクタ部84は、それぞれ独立して突設されており、そ
れぞれにハーネスキャップ70を接続することができる
ようにしてある(図7参照)。すなわち、ジョイントボ
ックス80には最大4個のハーネスキャップ70を接続
することができるようになっている。各コネクタ部84
の外周面には係止溝85が形成され、この係止溝85に
ハーネスキャップ70のロック片74に設けた爪が係合
することにより、ハーネスキャップ70がジョイントボ
ックス80にロックされるようにしてある。なお、ハー
ネスキャップ70をジョイントボックス80から取り外
す場合には、ロック片74の端部を押して係止溝85と
爪との係合状態を解除しながら引き抜くことになる。
【0029】上述のようにして構成されたジョイントボ
ックス80に対してハーネスキャップ70を接続すれ
ば、ブレーカー付コンセントを幹線83に接続すること
が可能となる。なお、床材の上部に設置される器体1と
床材の下部に設置されるジョイントボックス80とは、
床材の所定の位置において隣接する床材にまたがる円形
の通し穴93を形成し、この通し穴93に接続線60を
通すことにより接続する。なお、床材の上部に露出する
接続線60の量ができるだけ少なくなるように通し穴9
3を設けることはいうまでもない。
ックス80に対してハーネスキャップ70を接続すれ
ば、ブレーカー付コンセントを幹線83に接続すること
が可能となる。なお、床材の上部に設置される器体1と
床材の下部に設置されるジョイントボックス80とは、
床材の所定の位置において隣接する床材にまたがる円形
の通し穴93を形成し、この通し穴93に接続線60を
通すことにより接続する。なお、床材の上部に露出する
接続線60の量ができるだけ少なくなるように通し穴9
3を設けることはいうまでもない。
【0030】ブレーカー付コンセントの器体1は、机や
パーティション等の適宜の取付面5に取着される。その
際、ブレーカー付コンセントの背面に永久磁石(図示せ
ず)を備え、机等の金属面にブレーカー付コンセントの
器体1を固着する。また、磁力を用いて器体1を固着で
きない場合には、器体1の背面に取付用のねじ孔(図示
せず)を設け、ねじ止めすることにより所望の位置に固
着するようにしてもよい。
パーティション等の適宜の取付面5に取着される。その
際、ブレーカー付コンセントの背面に永久磁石(図示せ
ず)を備え、机等の金属面にブレーカー付コンセントの
器体1を固着する。また、磁力を用いて器体1を固着で
きない場合には、器体1の背面に取付用のねじ孔(図示
せず)を設け、ねじ止めすることにより所望の位置に固
着するようにしてもよい。
【0031】なお、上記実施の形態では、器体1内に単
位寸法の3倍の寸法のコンセントユニット30を3個備
えたものを示したが、床材の下部に形成した配線空間に
情報通信用の配線を施し、上述した器体1に、例えば、
電話線のモジュラージャック、放送受信用のコンセン
ト、表示灯等の単位寸法を有する配線器具を取り付ける
ようにしてもよい。
位寸法の3倍の寸法のコンセントユニット30を3個備
えたものを示したが、床材の下部に形成した配線空間に
情報通信用の配線を施し、上述した器体1に、例えば、
電話線のモジュラージャック、放送受信用のコンセン
ト、表示灯等の単位寸法を有する配線器具を取り付ける
ようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、器体内にコンセントユニットとブレーカーユニ
ットとを備え、器体に設けたコンセントユニットへの電
路にはブレーカーユニットが挿入されているので、ブレ
ーカーユニットとコンセントユニットとの対応関係がわ
かりやすく、どのブレーカーユニットが遮断されたかが
すぐに分かるという効果を奏する。また、ブレーカーユ
ニットの最も短い幅を構成する1組の側面のどちらか一
方が器体の前面側と略平行となるようにブレーカーユニ
ットを器体に配置するので、ブレーカー付コンセントの
前面側と背面側との幅をできるだけ薄く構成することが
でき、ブレーカー付コンセントを壁面等に目立つことな
く配置することが可能となるという効果を奏する。さら
に、コンセントユニットにおけるプラグの挿入口とブレ
ーカーユニットにおけるハンドルを操作することのでき
る窓が器体の前面に設けられているので、ブレーカーユ
ニットによる遮断状態を容易に確認することができ、し
かも、遮断時には分電盤を配置している場所まで行かな
くてもその場で復帰操作を行うことができるという効果
を奏する。
っては、器体内にコンセントユニットとブレーカーユニ
ットとを備え、器体に設けたコンセントユニットへの電
路にはブレーカーユニットが挿入されているので、ブレ
ーカーユニットとコンセントユニットとの対応関係がわ
かりやすく、どのブレーカーユニットが遮断されたかが
すぐに分かるという効果を奏する。また、ブレーカーユ
ニットの最も短い幅を構成する1組の側面のどちらか一
方が器体の前面側と略平行となるようにブレーカーユニ
ットを器体に配置するので、ブレーカー付コンセントの
前面側と背面側との幅をできるだけ薄く構成することが
でき、ブレーカー付コンセントを壁面等に目立つことな
く配置することが可能となるという効果を奏する。さら
に、コンセントユニットにおけるプラグの挿入口とブレ
ーカーユニットにおけるハンドルを操作することのでき
る窓が器体の前面に設けられているので、ブレーカーユ
ニットによる遮断状態を容易に確認することができ、し
かも、遮断時には分電盤を配置している場所まで行かな
くてもその場で復帰操作を行うことができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コン
セントの分解斜視図である。
セントの分解斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コン
セントの斜視図である。
セントの斜視図である。
【図3】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コン
セントのA‐A断面図である。
セントのA‐A断面図である。
【図4】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コン
セントのB‐B断面図である。
セントのB‐B断面図である。
【図5】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コン
セントを用いた屋内配線システムの構成例を示す斜視図
である。
セントを用いた屋内配線システムの構成例を示す斜視図
である。
【図6】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コン
セントを幹線に接続するジョイントボックスを示す斜視
図である。
セントを幹線に接続するジョイントボックスを示す斜視
図である。
【図7】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コン
セントのハーネスキャップをジョイントボックスに着脱
する様子を示す斜視図である。
セントのハーネスキャップをジョイントボックスに着脱
する様子を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る一実施の形態のブレーカー付コン
セントの施工状態を示す斜視図である。
セントの施工状態を示す斜視図である。
1 器体 27 開口窓 30 コンセントユニット 40 ブレーカーユニット 42 ハンドル 70 接続部(ハーネスキャップ) 80 分岐接続装置(ジョイントボックス) 83 幹線 90 床材 91 床下地材
Claims (1)
- 【請求項1】 床下地材と床下地材の上に適宜間隔をお
いて敷設した床材との間に形成される配線空間に電力用
の幹線を配線し、幹線上の適宜箇所に設けた分岐接続装
置の分岐接続部に配線器具を脱着自在に接続することに
よって配線網を形成した屋内配線システムに用いられ、
分岐接続部に着脱自在に結合する接続部と、電気機器の
プラグが着脱自在に接続されるコンセントユニットと、
接続部とコンセントユニットとの間の電路上に挿入され
異常検出時に接続部とコンセントユニットとの間の電路
を遮断するブレーカーユニットと、コンセントユニット
とブレーカーユニットとを収納する器体とを備え、ブレ
ーカーユニットの最も短い幅を構成する1組の側面のど
ちらか一方が器体の前面側と略平行となるようにブレー
カーユニットを器体に配置し、コンセントユニットにお
けるプラグの挿入口とブレーカーユニットにおけるハン
ドルを操作する開口窓とを器体の前面側に設けてなるこ
とを特徴とするブレーカー付コンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265838A JPH11113133A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ブレーカー付コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9265838A JPH11113133A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ブレーカー付コンセント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113133A true JPH11113133A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17422774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9265838A Withdrawn JPH11113133A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ブレーカー付コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11113133A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009092140A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Mirai Ind Co Ltd | 流体管のカバー体 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9265838A patent/JPH11113133A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009092140A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Mirai Ind Co Ltd | 流体管のカバー体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |