JPH11111393A - コネクタの接点不良防止方法とその方法を用いたコントローラ - Google Patents
コネクタの接点不良防止方法とその方法を用いたコントローラInfo
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- JPH11111393A JPH11111393A JP9265299A JP26529997A JPH11111393A JP H11111393 A JPH11111393 A JP H11111393A JP 9265299 A JP9265299 A JP 9265299A JP 26529997 A JP26529997 A JP 26529997A JP H11111393 A JPH11111393 A JP H11111393A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- capacitive load
- switching
- contact failure
- current
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容量性負荷がコネクタ端子に接続されていて
も、コネクタ端子の信頼性を維持する為の規定電流を供
給でき、酸化膜の生成を防止することができるコネクタ
の接点不良防止方法を提供すること。 【解決手段】 一端に容量性負荷C2 5が、また他端が
CPUなどに接続されたコネクタ4の接点不良防止方法
において、前記コネクタ4に電流供給制御手段7により
交流的電流を供給する構成とした。
も、コネクタ端子の信頼性を維持する為の規定電流を供
給でき、酸化膜の生成を防止することができるコネクタ
の接点不良防止方法を提供すること。 【解決手段】 一端に容量性負荷C2 5が、また他端が
CPUなどに接続されたコネクタ4の接点不良防止方法
において、前記コネクタ4に電流供給制御手段7により
交流的電流を供給する構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、容量性負荷が
接続されているコネクタ端子の信頼性向上に関し、特に
コネクタの接点不良防止方法とその方法を用いたコント
ローラに関する。
接続されているコネクタ端子の信頼性向上に関し、特に
コネクタの接点不良防止方法とその方法を用いたコント
ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来のコネクタ接点不良防止方法とし
ては、例えば図5に示すようなものがある。コネクタ端
子10の信頼性を維持する為に、電源Vin13より抵抗
R1 11を介して直流的(以下、DC的に)にコネクタ
端子10に電流を供給し最低電流(Imin )を保証して
いる(Imin =VinR>規定電流:R=R1 +R2 )。
ては、例えば図5に示すようなものがある。コネクタ端
子10の信頼性を維持する為に、電源Vin13より抵抗
R1 11を介して直流的(以下、DC的に)にコネクタ
端子10に電流を供給し最低電流(Imin )を保証して
いる(Imin =VinR>規定電流:R=R1 +R2 )。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
ような従来のコネクタの接点不良防止方法にあっては、
抵抗R1 を介して直流的にコネクタ端子10に電流を供
給する構成となっていたため、コネクタ端子10に接続
された抵抗性負荷R2 12の代わりに容量性負荷がコネ
クタ端子10に接続されていた場合、τ=CR(s)し
か電流を供給できず、酸化膜生成を抑える事が難しいと
いう問題点があった。この発明は、このような従来の問
題点に着目してなされたもので、交流的に(AC的に)
電流を供給することにより、上記問題点を解決すること
を目的としている。
ような従来のコネクタの接点不良防止方法にあっては、
抵抗R1 を介して直流的にコネクタ端子10に電流を供
給する構成となっていたため、コネクタ端子10に接続
された抵抗性負荷R2 12の代わりに容量性負荷がコネ
クタ端子10に接続されていた場合、τ=CR(s)し
か電流を供給できず、酸化膜生成を抑える事が難しいと
いう問題点があった。この発明は、このような従来の問
題点に着目してなされたもので、交流的に(AC的に)
電流を供給することにより、上記問題点を解決すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 このため、請求項1記
載のコネクタの接点不良防止方法においては、一端に容
量性負荷が、また他端がコントローラに接続されたコネ
クタの接点不良防止方法において、前記コネクタに交流
的電流を供給する構成とした。請求項2記載のコントロ
ーラでは、コネクタを介して容量性負荷が接続されたコ
ントローラにおいて、前記コネクタに交流的電流を供給
する構成とした。
載のコネクタの接点不良防止方法においては、一端に容
量性負荷が、また他端がコントローラに接続されたコネ
クタの接点不良防止方法において、前記コネクタに交流
的電流を供給する構成とした。請求項2記載のコントロ
ーラでは、コネクタを介して容量性負荷が接続されたコ
ントローラにおいて、前記コネクタに交流的電流を供給
する構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】 以下、この発明を図面に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施の形態を示す図で
ある。まず構成を説明すると、電源Vin1にシリアルに
接続された2つのスイッチングトランジスタSW1 2、
SW2 3があり、その中点をコネクタ端子4に接続す
る。CPU起動時、最低保証電源Imin を維持する為
に、容量性負荷C2 5とスイッチング抵抗Rから求まる
時定数τ=CR、Imin =Vin/Rからスイッチング周
波数、DUTYを定め、2つのスイッチングトランジス
タSW1 2、SW2 3(I以下、SW1 2、SW2 3)
を電流供給制御手段7より制御する。また、8は、LP
F(Low Pass Filter)である。
て説明する。図1は、この発明の実施の形態を示す図で
ある。まず構成を説明すると、電源Vin1にシリアルに
接続された2つのスイッチングトランジスタSW1 2、
SW2 3があり、その中点をコネクタ端子4に接続す
る。CPU起動時、最低保証電源Imin を維持する為
に、容量性負荷C2 5とスイッチング抵抗Rから求まる
時定数τ=CR、Imin =Vin/Rからスイッチング周
波数、DUTYを定め、2つのスイッチングトランジス
タSW1 2、SW2 3(I以下、SW1 2、SW2 3)
を電流供給制御手段7より制御する。また、8は、LP
F(Low Pass Filter)である。
【0006】次に作用を説明する。図2は、図1の実施
の形態におけるタイミングチャートである。SW1 2、
SW2 3は制御信号によって交互にONする。SW1 2
がON時、SW2 3はOFFとなり、この時容量性負荷
C2 5を充電する。電流i1 が流れる。電流i1 は最初
大きく流れ、指数的(ε-T/ τ)に減少していく。次に
SW1 2がOFF時、SW2 3はONとなり、この時容
量性負荷C2 にチャージされたエネルギーがSW2 3を
介して放電電流i2 として流れる。電流i2 もまた最初
大きく流れ、指数的に減少していく。従来技術では、充
電のみの作用であったため、電流が指数的に減少し、や
がて0Aになっていたが、SW1 2、SW2 3の切換え
た直後には電流が大きく流れるという作用を維持させ、
平均電流を規定電流Imin より大きくする事で容量性負
荷であってもコネクタ端子4の信頼性を維持できる。
の形態におけるタイミングチャートである。SW1 2、
SW2 3は制御信号によって交互にONする。SW1 2
がON時、SW2 3はOFFとなり、この時容量性負荷
C2 5を充電する。電流i1 が流れる。電流i1 は最初
大きく流れ、指数的(ε-T/ τ)に減少していく。次に
SW1 2がOFF時、SW2 3はONとなり、この時容
量性負荷C2 にチャージされたエネルギーがSW2 3を
介して放電電流i2 として流れる。電流i2 もまた最初
大きく流れ、指数的に減少していく。従来技術では、充
電のみの作用であったため、電流が指数的に減少し、や
がて0Aになっていたが、SW1 2、SW2 3の切換え
た直後には電流が大きく流れるという作用を維持させ、
平均電流を規定電流Imin より大きくする事で容量性負
荷であってもコネクタ端子4の信頼性を維持できる。
【0007】図3には、他の実施の形態を示す。この実
施の形態は、前述の実施の形態の制御に加えて、ECU
内部に容量性負荷C1 6を持つ事で、 容量性負荷C1 6の周波数特性からLPFのカットオ
フ周波数では容量性負荷C1 6を高インピーダンスに設
定することで、信号線への影響を軽減する事ができる。
施の形態は、前述の実施の形態の制御に加えて、ECU
内部に容量性負荷C1 6を持つ事で、 容量性負荷C1 6の周波数特性からLPFのカットオ
フ周波数では容量性負荷C1 6を高インピーダンスに設
定することで、信号線への影響を軽減する事ができる。
【0008】容量性負荷C1 6と容量性負荷C2 5の
インピーダンス比率によって、入力電圧を分圧させ、コ
ネクタ端子4への入力レベルを確定する事ができる。
インピーダンス比率によって、入力電圧を分圧させ、コ
ネクタ端子4への入力レベルを確定する事ができる。
【0009】容量性負荷C2 5へのバラツキが大きい
時などは、容量性負荷C1 6を調整する事で規定電流I
min を得る事ができる。
時などは、容量性負荷C1 6を調整する事で規定電流I
min を得る事ができる。
【0010】
【発明の効果】 以上説明してきたように、この発明に
よれば、その構成を図4に示すように、交流的にコネク
タ端子に電流を供給できる回路又は構成としたため、容
量性負荷がコネクタ端子に接続されていても、コネクタ
端子の信頼性を維持する為の規定電流を供給でき、酸化
膜の生成を防止できるという効果が得られる。
よれば、その構成を図4に示すように、交流的にコネク
タ端子に電流を供給できる回路又は構成としたため、容
量性負荷がコネクタ端子に接続されていても、コネクタ
端子の信頼性を維持する為の規定電流を供給でき、酸化
膜の生成を防止できるという効果が得られる。
【図1】 実施の形態にかかるコネクタの接点不良防止
方法を示す回路図である。
方法を示す回路図である。
【図2】 実施の形態にかかるタイミングチャートであ
る。
る。
【図3】 他の実施の形態にかかるコネクタの接点不良
防止方法を示す回路図である。
防止方法を示す回路図である。
【図4】 本発明のコネクタの接点不良防止方法の概略
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図5】 従来のコネクタの接点不良防止方法を示す回
路図である。
路図である。
1 電源Vin 2スイッチングトランジスタ(SW1 ) 3スイッチングトランジスタ(SW2 ) 4コネクタ端子 5容量性負荷 6容量性負荷 7電流供給制御手段 8LPF 10 コネクタ端子 11 抵抗R1 12 抵抗性負荷R2 13 電源Vin
Claims (2)
- 【請求項1】 一端に容量性負荷が、また他端がコント
ローラに接続されたコネクタの接点不良防止方法におい
て、前記コネクタに交流的電流を供給することを特徴と
するコネクタの接点不良防止方法。 - 【請求項2】 コネクタを介して容量性負荷が接続され
たコントローラにおいて、前記コネクタに交流的電流を
供給することを特徴とするコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26529997A JP3454106B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | コネクタの接点不良防止方法とその方法を用いたコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26529997A JP3454106B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | コネクタの接点不良防止方法とその方法を用いたコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11111393A true JPH11111393A (ja) | 1999-04-23 |
JP3454106B2 JP3454106B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=17415280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26529997A Expired - Fee Related JP3454106B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | コネクタの接点不良防止方法とその方法を用いたコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3454106B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61145839U (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-09 | ||
JPH02227975A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-11 | Canon Inc | 接続装置 |
JPH0357881U (ja) * | 1989-10-06 | 1991-06-04 | ||
JPH05164033A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-29 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の失火検出装置 |
JPH06292799A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレスアイロン |
JPH08131699A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレスアイロン |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26529997A patent/JP3454106B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61145839U (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-09 | ||
JPH02227975A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-11 | Canon Inc | 接続装置 |
JPH0357881U (ja) * | 1989-10-06 | 1991-06-04 | ||
JPH05164033A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-29 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の失火検出装置 |
JPH06292799A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレスアイロン |
JPH08131699A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コードレスアイロン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3454106B2 (ja) | 2003-10-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |