JPH11110992A - 昇圧回路、半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

昇圧回路、半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11110992A
JPH11110992A JP27163697A JP27163697A JPH11110992A JP H11110992 A JPH11110992 A JP H11110992A JP 27163697 A JP27163697 A JP 27163697A JP 27163697 A JP27163697 A JP 27163697A JP H11110992 A JPH11110992 A JP H11110992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide film
voltage
group
booster circuit
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP27163697A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Chori
完司 長利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27163697A priority Critical patent/JPH11110992A/ja
Publication of JPH11110992A publication Critical patent/JPH11110992A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストに時間をかけることなく、昇圧回路を
構成する低圧側の容量の不良を確実に検出すること。 【解決手段】 クロックラインに5Vのクロックを供給
すると、容量C1〜C20に充電される電圧が順次上昇
して、容量C20からは20V程度の高電圧のVppが
出力される。Aグループ、Bグループ及びCグループの
各容量の酸化膜の膜厚は、グループ単位で段階的に厚く
なっているため、各酸化膜にかかる電界は、低圧側のA
グループ、中圧側のBグループ及び高圧側のCグループ
の全て容量でほとんど同じになる。このため、出荷前の
短時間のテストでも、全ての容量に十分な電界ストレス
をかけることができるため、低圧側の偶発不良モードの
酸化膜を持った容量を確実に検出でき、欠陥のある昇圧
回路、又はこの昇圧回路を含んだ半導体装置を出荷前に
確実に排除して、より信頼性の高い昇圧回路又はこの昇
圧回路を含んだ半導体装置を市場に供給することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源電圧に比べて
高圧の電圧が動作に必要な時、この高電圧を発生する昇
圧回路及びこの昇圧回路を半導体チップ上に組み込んだ
半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からEEPROMなどでは、書き込
み消去動作時に電源電圧に比較して高電圧が必要なた
め、この高電圧を電源電圧から装置内部の昇圧回路によ
り昇圧して得ている。
【0003】図7は上記した昇圧回路の従来構成例であ
る。Vcc=5Vの電源を昇圧して、Vpp=20Vの
高電圧を得る回路である。上記回路は複数個の容量C1
〜Cnと、これら容量への電流充電経路となるダイオー
ド接続された複数のトランジスタから成っている。
【0004】上記昇圧回路に図8に示すような交互に逆
位相になる5Vのクロックφ、φを加えると、クロック
周期t1,t2,t3,t4,…,と周期が進むに連れ
て、容量C1、C2,C3,…,Cnの順番で、各容量
に徐々に高い電圧が充電され、容量Cnには最終的に2
0Vの電圧が充電され、Vppとして20Vを得ること
ができる。
【0005】図9は上記した昇圧回路の容量の段数と昇
圧電圧の関係を示した特性図であり、入力側の何段かで
急激に電圧が昇圧されると、以降の段数では徐々に電圧
が上がる特性となることが分かる。
【0006】上記昇圧回路で使用されている容量C1〜
CnはMOSキャパシタである。このMOSキャパシタ
は拡散層の下部電極と上部電極の間に誘電体層である酸
化膜を挟さんだ構成を有している。前記酸化膜は耐高電
圧のために比較的膜厚の厚い(400オングストローム
程度)高耐圧トランジスタのゲート酸化膜を使用してい
る。従って、クロックφ、φの入力側に近い低圧側の容
量も、高電圧が充電される出力側に近い高圧側の容量も
前記酸化膜の膜厚が同一で厚いMOSキャパシタが用い
られている。
【0007】ところで、上記のような昇圧回路を含んだ
半導体装置が製造されてから出荷される前に、偶発不良
モードの酸化膜を持ったMOSキャパシタを検出して、
そのチップを排除する書き換えテストが行われている。
しかし、上記のように、MOSキャパシタの前記酸化膜
の膜厚が低圧側でも高圧側でも均一で厚いと、短時間の
書き換えテストでは、例え低圧側のMOSキャパシタの
酸化膜に偶発不良モードがあっても、このMOSキャパ
シタの酸化膜には5V付近の低い電圧しか印加されず、
十分な電界ストレスをかけられないため、酸化膜に偶発
不良モードがあっても検出されず、昇圧回路に欠陥のあ
る半導体装置が市場に出てしまう恐れがあった。そこ
で、これを回避するために、長時間のテストを行えばよ
いが、これではテストに時間及び労力が掛り、半導体装
置のコストが高くなってしまうという不具合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電源電圧
より高い電圧を発生する昇圧回路を含んだ半導体装置で
は、昇圧回路を構成する複数のMOSキャパシタの誘電
体層である酸化膜の膜厚が低圧側でも高圧側でも同一で
厚いため、低圧側のMOSキャパシタの前記酸化膜にか
かる電界が弱く、十分な電界ストレスをかけられないた
め、出荷前に行われる短時間の書き換えテストでは、例
え低圧側のMOSキャパシタの酸化膜に偶発不良モード
があっても、前記偶発不良モードが検出されにくく、テ
スト段階で昇圧回路の容量の一部に欠陥がある半導体装
置をリジェクトすることが困難となり、信頼性の劣る半
導体装置が市場に出てしまう恐れがあった。
【0009】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、テストに時間を
かけることなく、低圧側の容量の欠陥を確実に検出する
ことができる昇圧回路及びこの昇圧回路を含む半導体装
置及びその製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の特徴は、第1、第2のクロックライン
に、1個おきに交互に接続された複数の容量を有し、前
記第1、第2のクロックラインに、交互に逆位相になる
第1、第2のクロックを印加することにより、初段の容
量には前記第1クロックの電圧を充電し、以降2段目の
容量から順番に段階的に高くなる電圧を充電して、最終
段の容量から昇圧した高電圧を取り出す昇圧回路におい
て、前記複数の容量の誘電体層の厚みを充電電圧に応じ
て異ならせたことにある。
【0011】この第1の発明によれば、前記第1、第2
のクロックラインに、交互に逆位相になる第1、第2の
クロックを印加すると、初段の容量から最終段の容量に
向かって、各容量の充電電圧が順番に高くなり、最終段
の容量に目標の高電圧が充電される。この際、充電電圧
が低くなるにつれて、各容量の誘電体層を薄くすれば、
各容量の誘電体層にかかる電界をほぼ同じにすることが
できる。
【0012】ここで、前記誘電体層に存在する偶発不良
モードを十分に検出できる電界ストレスが前記各容量の
誘電体層にかかるように前記電界を設定しておけば、初
段付近の低電圧側の容量の誘電体層に存在する偶発不良
モードを出荷前の短時間のテストでも確実に検出できる
ようになり、容量に欠陥のある昇圧回路が市場に出回る
可能性を極めて低くすることができる。
【0013】第2の発明の特徴は、前記複数の容量は全
てMOSキャパシタで構成され、各MOSキャパシタの
誘電体層である酸化膜の厚みを、充電される電圧が低く
なるにつれて薄くしたことにある。
【0014】この第2の発明によれば、充電電圧が低く
なるにつれて、各MOSキャパシタの酸化膜を薄くすれ
ば、各MOSキャパシタの酸化膜にかかる電界をほぼ同
じにすることができる。ここで、前記酸化膜に存在する
偶発不良モードを十分に検出できる電界ストレスが前記
各MOSキャパシタの酸化膜にかかるように前記電界を
設定しておけば、初段付近の低電圧側のMOSキャパシ
タの酸化膜に存在する偶発不良モードを出荷前の短時間
のテストでも確実に検出できるようになり、MOSキャ
パシタに欠陥のある昇圧回路が市場に出回ることがな
い。
【0015】第3の発明の特徴は、請求項1記載の昇圧
回路と、この昇圧回路により昇圧された高電圧を用いる
回路とをひとつの半導体チップ上に備えたことにある。
【0016】第4の発明の特徴は、前記昇圧された電圧
を用いる回路は、前記高電圧を用いて記憶動作を行うメ
モリ領域を有する記憶回路である。
【0017】この第4の発明によれば、前記メモリ回路
が例えばコントロールゲートとフローティングゲートを
備えたEEPROMなどのメモリ回路であった場合、前
記昇圧回路から発生された高電圧をコントロールゲート
に印加することにより、フローティングゲートに電子を
注入して情報が書き込まれる。
【0018】第5の発明の特徴は、シリコン基板に形成
された不純物拡散層である下層電極の上に酸化膜を形成
する工程と、前記酸化膜の一部範囲の上に新たな酸化膜
を少なくとも1層以上積層することにより、2種類以上
の異なる膜厚の酸化膜を形成する工程とを含むことにあ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る昇圧回路の要部の構成例を示した回路図である。ク
ロックライン1、2にn個のMOSキャパシタで構成さ
れた容量C1〜C20が接続されており、最終段の容量
C20の端子電圧Vppがタイオード接続されたトラン
ジスタTrを介して引き出されている。クロックライン
1、2には、交互に逆位相になる5Vのクロックφ、φ
(図8参照)が印加されている。容量C1〜C20は三
つのグループA,B、Cに分けられ、各グループ毎に、
容量の誘電体層である酸化膜の厚みが異なり、図3に示
すようにグループA、B,Cの順番に酸化膜の膜厚が厚
くなっている。
【0020】図2は上記したMOSキャパシタの構造例
を示した断面図である。MOSキャパシタはシリコン基
板の上部に形成された拡散層の下部電極11と、上部電
極12との間に誘電体層である酸化膜13をサンドイッ
チ状に挟んだ構造を有している。尚、拡散層の下部電極
11は引き出し電極14に接続されて、電圧が印加され
るようになっている。この酸化膜13の厚みがMOSキ
ャパシタの耐圧を決定し、厚いほど耐圧が高くなる。
【0021】次に本実施の形態について更に詳細に説明
する。交互に逆位相になる5Vのクロックφ、φがクロ
ックライン1、2に印加されると、容量C1〜C20に
順番に、順次高い電圧が充電され、最終段の容量C20
から20VのVppが出力される。
【0022】この例では、グループAは容量C1、C2
から成る2段、グループBは容量C3〜C10から成る
3段〜10段、グループCは容量C11〜C20から成
る11段〜20段の容量群でそれぞれ構成される。グル
ープAの容量C1、C2の酸化膜13の厚みは例えば9
0オングストローム、グループBの容量C3〜C10の
酸化膜13の厚みは例えば150オングストローム、グ
ループCの容量C11〜C20の酸化膜13の厚みは例
えば400オングストロームとなっており、図3に示し
たようにグループ間で酸化膜13の厚みが段階的に変化
している。
【0023】グループAの容量C1、C2の酸化膜13
は90オングストロームと薄いため、容量C1、C2の
耐圧は低くなるが、これら容量C1、C2は5V付近の
低電圧しか印加されないため耐圧は低くても問題は生じ
ない。同様に、グループBの容量C3〜C10の酸化膜
が150オングストロームしかない場合も問題はない。
一方、グループCの容量C11〜C20の酸化膜13の
厚みは400オングストロームと厚いため、20V付近
の高電圧がかかっても十分な耐圧を有しているので問題
はない。
【0024】上記した昇圧回路が動作している時、各容
量C1〜C20は充電されるため、各容量の酸化膜には
電界がかかるが、上記したように低圧側のAグループの
容量の酸化膜は薄く、中圧側、高圧側のB,Cグループ
の容量の酸化膜は厚くなっているため、結局、各容量の
酸化膜にかかる電界は図4に示すようにほとんど同じで
あり、特に低圧側のAグループの容量C1、C2にかか
る電界が高圧側のそれと同じで従来よりも十分に大きく
なっている。
【0025】図5は上記したMOSキャパシタの誘電体
層である酸化膜の厚みをコントロールしながら形成する
製造方法を示した図である。図5(A)では、シリコン
基板50に300オングストロームの酸化膜41を形成
した後、中央の酸化膜41上にレジスト60を塗布し、
図5(B)では、中央の酸化膜41を残して、両側の酸
化膜をエッチングする。その後、レジスト60を除去し
た後、図5(C)では、100オングストロームの酸化
膜42を積層する。
【0026】次に、中央の酸化膜42と右側の酸化膜4
2上にレジスト60を塗布してから、図5(D)では、
左側の酸化膜42をエッチングして除去する。その後、
図5(E)に示すように90オングストロームの酸化膜
43を積層し、図中左から90、400、150オング
ストロームの3段階に厚みの異なる酸化膜が形成され
る。
【0027】尚、図5(E)にて、酸化膜43、41、
42の下側のシリコン基板50には最初から不純物拡散
層の下層電極(図示せず)が形成されているものとす
る。
【0028】ところで、上記した昇圧回路を有する例え
ばEEPROMなどの半導体装置を製造すると、その出
荷前に、前記昇圧回路に偶発モード不良の酸化膜を持っ
た容量が存在するかどうかをテストすることが行われる
が、この場合に、前記昇圧回路の低圧側の容量の酸化膜
が薄いため、この酸化膜にも十分な電界ストレスを前記
テストでかけられるため、偶発モード不良の酸化膜を持
った容量が低圧側にあった場合、これは容易に検出され
る。
【0029】本実施の形態によれば、昇圧回路の各容量
C1〜C20の充電電圧に応じて誘電体層である酸化膜
の厚みを変化させているため、各段数の容量の前記酸化
膜にかかる電界がほぼ同じになり、これまでスクリーニ
ング効果が効かなかった低圧側の容量C1、C2、C3
辺りにも十分な電解ストレスをかけることができるよう
になった。それ故、出荷前の短時間の書き換えテストで
も、低圧側の偶発不良モードの酸化膜を持った容量を容
易に検出でき、欠陥のある昇圧回路、又はこの昇圧回路
を含んだ半導体装置を確実に排除することができ、より
信頼性の高い半導体装置を市場に供給することができ
る。
【0030】また、低圧側、中圧側では、薄い酸化膜厚
のMOSキャパシタを用いることにより、電気容量を大
きくすることができ、同じ性能では従来より面積の小さ
い、小型の昇圧回路を実現でき、その分、半導体チップ
の集積度を上げることができる。
【0031】尚、各容量C1〜C20の酸化膜厚のコン
トロールは上記実施の形態では3段階に行ったが、これ
は2段階、又は4段階以上としても、同様の効果を得る
ことができる。
【0032】図6は本発明の昇圧回路をひとつの半導体
チップ上に含む半導体装置の一実施の形態を示したブロ
ック図であり、EEPROMの構成例を示してある。昇
圧回路61が上記の図1に示したものと同じ昇圧回路
で、電源電圧Vccを昇圧して高電圧のVppを出力す
る。アドレスバッファ及びラッチ62にラッチされた例
えば書き込みアドレスは、ロー・デコード63とカラム
・デコード64にデコードされて、メモリアレイ65の
前記アドレスに対応する書き込み場所を指定し、この書
き込み場所にコントロールデータ66からデータが書き
込まれる。このコントロールデータ66には、入出力バ
ッファデータラッチ68を介して外部から書き込みデー
タが送られてくる。この際、タイミング及びコントロー
ルロジック68が前記データの書き込みタイミングを制
御する。昇圧回路61で発生された高電圧のVppはメ
モリアレイ65への上記したデータ書き込み時に使用さ
れる。
【0033】又、メモリアレイ65の書き込みデータを
消去する際にも、昇圧回路61で発生された高電圧のV
ppが使用される。
【0034】本実施の形態によれば、昇圧回路61の欠
陥を出荷前の短時間の書き換えテストで確実に検出でき
るため、コストなどの上昇なく、より信頼性の高いEE
PROMなどの半導体装置を市場に出すことができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、低圧側の容量の酸化膜の厚みを薄くしたことによ
り、テストに時間をかけることなく、昇圧回路を構成す
る容量の欠陥を確実に検出でき、市場に出る昇圧回路や
この昇圧回路を含んだ半導体装置の信頼性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る昇圧回路の要部の
構成例を示した回路図である。
【図2】図1に示したMOSキャパシタの構造例を示し
た断面図である。
【図3】図1に示した容量の段数と酸化膜厚の関係を示
した特性図である。
【図4】図1に示した容量の段数と各段の容量の酸化膜
にかかる電界との関係を示した特性図である。
【図5】図1に示した容量における厚みの異なる酸化膜
を製造する方法を示した説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態にかかる半導体装置の構
成例を示したブロック図である。
【図7】従来の昇圧回路の構成例を示した回路図であ
る。
【図8】図7に示した回路に供給されるクロックの波形
図である。
【図9】図7に示した昇圧回路の容量の段数と昇圧電圧
との関係を示した特性図である。
【符号の説明】
1、2 クロックライン 11 下部電極 12 上部電極 13 酸化膜 14 引き出し電極 41、42、43 酸化膜 50 シリコン基板 60 レジスト 61 昇圧回路 62 アドレスバッファ及びラッチ 63 ロー・デコード 64 カラム・デコード 65 メモリーアレイ 66 コントロールデータ 67 入出力データラッチ 68 タイミング及びコントロールロジック C1〜C20 容量(MOSキャパシタ) Tr トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02M 3/07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2のクロックラインに、1個お
    きに交互に接続された複数の容量を有し、前記第1、第
    2のクロックラインに、交互に逆位相になる第1、第2
    のクロックを印加することにより、初段の容量には前記
    第1クロックの電圧を充電し、以降2段目の容量から順
    番に段階的に高くなる電圧を充電して、最終段の容量か
    ら昇圧した高電圧を取り出す昇圧回路において、 前記複数の容量の誘電体層の厚みを充電電圧に応じて異
    ならせたことを特徴とする昇圧回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の容量は全てMOSキャパシタ
    で構成され、各MOSキャパシタの誘電体層である酸化
    膜の厚みを、充電される電圧が低くなるにつれて薄くし
    たことを特徴とする請求項1記載の昇圧回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の昇圧回路と、 この昇圧回路により昇圧された高電圧を用いる回路とを
    ひとつの半導体チップ上に備えたことを特徴とする半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 前記昇圧された電圧を用いる回路は、前
    記高電圧を用いて記憶動作を行うメモリ領域を有する記
    憶回路であることを特徴とする請求項3記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 シリコン基板に形成された不純物拡散層
    である下層電極の上に酸化膜を形成する工程と、 前記酸化膜の一部範囲の上に新たな酸化膜を少なくとも
    1層以上積層することにより、2種類以上の異なる膜厚
    の酸化膜を形成する工程とを含むことを特徴とする請求
    項3記載の半導体装置の製造方法。
JP27163697A 1997-10-03 1997-10-03 昇圧回路、半導体装置及びその製造方法 Abandoned JPH11110992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27163697A JPH11110992A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 昇圧回路、半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27163697A JPH11110992A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 昇圧回路、半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11110992A true JPH11110992A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17502832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27163697A Abandoned JPH11110992A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 昇圧回路、半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11110992A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054199A1 (fr) 2000-01-24 2001-07-26 Sony Corporation Dispositif a semiconducteur et procede de fabrication correspondant
US6954386B2 (en) 2002-02-21 2005-10-11 Elpida Memory, Inc. Boosted potential generation circuit and control method
CN102035374A (zh) * 2010-11-29 2011-04-27 马东林 电容矩阵dc-dc降压技术

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054199A1 (fr) 2000-01-24 2001-07-26 Sony Corporation Dispositif a semiconducteur et procede de fabrication correspondant
EP1164640A1 (en) * 2000-01-24 2001-12-19 Sony Corporation Semiconductor device and manufacture thereof
EP1164640B1 (en) * 2000-01-24 2011-03-23 Sony Corporation Semiconductor device and manufacture thereof
US6954386B2 (en) 2002-02-21 2005-10-11 Elpida Memory, Inc. Boosted potential generation circuit and control method
CN102035374A (zh) * 2010-11-29 2011-04-27 马东林 电容矩阵dc-dc降压技术

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1236452C (zh) 铁电存储器及其操作方法
CN101916591B (zh) 半导体集成电路器件
TW521500B (en) Semiconductor integrated circuit and non-volatile semiconductor memory
US5774392A (en) Bootstrapping circuit utilizing a ferroelectric capacitor
CN101794620B (zh) 电熔丝电路和电子元件
KR960000721B1 (ko) 반도체 기억장치
US7706194B2 (en) Charge pump circuit, semiconductor memory device, and method for driving the same
TWI430430B (zh) 記憶體細胞結構,運用該記憶體細胞結構的記憶體裝置以及具有該記憶體裝置的積體電路
JP3702851B2 (ja) 不揮発性半導体装置の昇圧回路
US6608782B2 (en) Booster circuit capable of achieving a stable pump operation for nonvolatile semiconductor memory device
JPH11110992A (ja) 昇圧回路、半導体装置及びその製造方法
US9779815B2 (en) Method for writing in an EEPROM memory and corresponding device
JP2007294109A (ja) メモリ素子およびデータ読出方法
JP2558881B2 (ja) 半導体メモリ装置
US6949952B2 (en) Programming circuit and method having extended duration programming capabilities
JPH01282796A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH01162296A (ja) Dram
US6381163B1 (en) Methods and apparatus for reading a CAM cell using boosted and regulated gate voltage
JP3831758B2 (ja) 多段構成で小面積の昇圧回路
JP2504140B2 (ja) Mos型ダイナミック半導体記憶装置
JPH1092200A (ja) 半導体装置およびそのバーンイン方法
JPH07111093A (ja) 負電圧発生回路
JPS6137710B2 (ja)
JPH0786531A (ja) 半導体集積回路
JPS63244396A (ja) ダイナミツクramのワ−ド線駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040902

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060925