JPH11110732A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH11110732A
JPH11110732A JP9284575A JP28457597A JPH11110732A JP H11110732 A JPH11110732 A JP H11110732A JP 9284575 A JP9284575 A JP 9284575A JP 28457597 A JP28457597 A JP 28457597A JP H11110732 A JPH11110732 A JP H11110732A
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cobalt
magnetic recording
thin film
recording medium
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JP9284575A
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Kousaku Tamari
耕作 田万里
Takanori Doi
孝紀 土井
Yasuo Kakihara
康男 柿原
Kenichi Nakada
健一 中田
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Original Assignee
Toda Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング型磁気ヘッドを使用している現行の磁
気記録システムに好適であるより高い保磁力とより大き
い飽和磁化とを有しているとともに、ノイズが少なく、
高周波領域における出力が大きく、再生波形の歪みが無
い高密度記録用磁気記録媒体を工業的に得る。 【解決手段】 基体とコバルト含有マグヘマイト薄膜と
の間にニッケル酸化物下地膜を形成するとともに、上記
コバルト含有マグヘマイト薄膜が(311)面における
面間隔が2.510Å以下、(222)面における面間
隔が2.415Å以下又は(220)面における面間隔
が2.950Å以下のいずれかに該当する面間隔を有
し、且つ、上記(311)面、上記(222)面及び上
記(220)面の各面におけるX線回折スペクトルのピ
ーク強度値のいずれかが(400)面におけるX線回折
スペクトルのピーク強度値に対し0.5を越えることを
特徴とする磁気記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング型磁気ヘッドを
使用している現行の磁気記録システムに好適である高密
度記録用磁気記録媒体を提供するものであり、詳しく
は、より高い保磁力とより大きい飽和磁化とを有してい
るとともに、ノイズが少なく、高周波領域における出力
が大きく、再生波形の歪みが無い磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0002】
【従来技術】近年、ハードディスクなどの磁気記録装置
においては、情報機器やシステムの小型化と高信頼性化
の傾向が顕著であり、大容量のデータを取り扱うために
は、高密度記録化できる磁気記録媒体を必要とし、その
要求が益々高まってきている。
【0003】このような特性を満たす磁気記録媒体とし
ては、できるだけ大きな保磁力と高い飽和磁化とを有し
ていることが強く要求される。
【0004】大きな保磁力と高い飽和磁化とを有する磁
気記録媒体として基体と該基体上に形成された磁性薄膜
とからなる磁気記録媒体が広く知られている。
【0005】実用化されている磁性薄膜としては、大別
してマグヘマイト等の酸化物磁性薄膜(社団法人電子通
信学会発行、「電子通信学会技術報告」、(1981
年)MR81−20、5〜12頁)とCoCr合金等の
合金薄膜とがある。
【0006】前者は、酸化物であるため耐酸化性や耐食
性に優れており、その結果、経時安定性に優れ、経時に
よる磁気特性の変化が小さいという特徴を有するが、保
磁力は高々700Oe程度と低く、飽和磁化値は高々2
40emu/cm3 程度と小さいものであった。
【0007】後者は、2000Oe程度以上の高い保磁
力と300emu/cm3 程度以上の大きい飽和磁化値
とを有しているという特徴を有するが、材料自体は酸化
しやすく、その結果、経時安定性が悪いものである。
【0008】この酸化による磁気特性の劣化を防ぐため
合金薄膜は、通常100〜200Å程度の厚みのカーボ
ン膜等が保護膜として表面にコーティングされており、
その結果、カーボン膜の厚み分だけ、磁気的なスペーシ
ング(磁気ヘッドと磁気記録層との距離)ロスが大きく
なり、高密度記録用として適さなくなる。
【0009】そこで、耐酸化性や耐食性が優れていると
ともに、経時安定性に優れている前記酸化物磁性薄膜の
保磁力と飽和磁化値を向上させるためにコバルト等を含
有させることが行われ、実用化されている。また、膜面
に垂直な方向に磁化するため減磁作用がなく、高密度記
録が可能である、所謂、垂直磁化膜としての開発も盛ん
に行われている。
【0010】上記コバルトを含有させた酸化物磁性薄膜
は、コバルト量の増加にともなって保磁力が高くなる
が、一方、コバルト量の増加にともなって熱などの影響
により経時安定性が悪くなるという傾向がある。
【0011】上記垂直磁化膜は、現在広く普及している
リング型磁気ヘッドを使用している現行の磁気記録シス
テムを用いて再生した場合、孤立再生波形が歪む、所
謂、ダイパルスと呼ばれる再生波形の形状を示すため、
特別な信号処理を行う必要がある。
【0012】この特別な信号処理を避けるためには、垂
直磁気記録システムに用いられている単磁極ヘッドを用
いればよいが、この垂直磁気記録システムは一般に普及
していないため、単磁極ヘッドは非常に高価である。
【0013】リング型磁気ヘッドを使用している現行の
磁気記録システムに好適である高密度記録用磁気記録媒
体は、現在、強く要求されているところであり、上述し
た各種媒体の開発が盛んである。その中で耐酸化性や耐
食性に優れている酸化物磁性薄膜は最も有望視されてお
り、その特性向上が益々強く要求されている。
【0014】即ち、酸化物磁性薄膜は、前述した通り、
より高い保磁力とより大きな飽和磁化値とが強く要求さ
れるとともに、更に、ノイズが少なく、高周波領域にお
ける出力が大きく、孤立再生波形の歪みの無いことが強
く要求されている。
【0015】従来、最も代表的な酸化物磁性薄膜として
は、マグヘマイト磁性膜が知れており、該マグヘマイト
磁性膜の保磁力値を向上させるためにコバルトを含有さ
せることが行われている(特公昭51−4086号、特
公平5−63925号、社団法人日本セラミックス協会
発行「セラミックス」(1986年)第24巻、第1
号、第21〜24頁 等)。
【0016】そして、このコバルト含有マグヘマイト薄
膜は、高密度記録用として好適なものとするために、
(400)面が基体の表面に平行に優先配向させた、所
謂、垂直磁化膜とすることが知られている(特公平7−
60768号公報、特開平7−307022号公報)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】リング型磁気ヘッドを
使用している現行の磁気記録システムに好適である高密
度記録用磁気記録媒体として、より高い保磁力とより大
きな飽和磁化とを有しているとともに、ノイズが少な
く、高周波領域における出力が大きく、孤立再生波形の
歪みの無い磁気記録媒体は現在最も要求されているとこ
ろであるが、このような諸特性を有する磁気記録媒体は
未だ得られていない。
【0018】即ち、前出公知のコバルト含有マグヘマイ
ト薄膜は、磁気特性、殊に、保磁力が未だ高いものとは
言えず、高い保磁力、殊に、2000Oe以上を得よう
とすれば、コバルトを多量に含有させる必要があり、こ
の場合には熱などの影響による経時変化が大きいもので
ある。
【0019】更に、高周波領域における出力が十分大き
いものとは言えないという問題がある。
【0020】前出公知の酸化物垂直磁化膜は、前述した
通り、孤立再生波形が歪むため、リング型磁気ヘッドを
使用している現行の磁気記録システムには使用できな
い。
【0021】そこで、本発明は、できるだけ少ないコバ
ルト含有量で、より高い保磁力とより大きな飽和磁化と
を有しているとともに、ノイズが少なく、高周波領域に
おける出力が大きく、再生波形の歪みの無い酸化物磁性
薄膜を得ることを技術的課題とする。
【0022】
【課題を解決する為の手段】前記技術的課題は、次の通
りの本発明によって達成できる。
【0023】即ち、本発明は、基体と該基体上に形成さ
れるコバルト含有マグヘマイト薄膜とからなる磁気記録
媒体において、上記基体と上記コバルト含有マグヘマイ
ト薄膜との間にニッケル酸化物下地膜を形成するととも
に、上記コバルト含有マグヘマイト薄膜が(311)面
における面間隔が2.510Å以下、(222)面にお
ける面間隔が2.415Å以下又は(220)面におけ
る面間隔が2.950Å以下のいずれかに該当する面間
隔を有し、且つ、上記(311)面、上記(222)面
及び上記(220)面の各面におけるX線回折スペクト
ルのピーク強度値のいずれかが(400)面におけるX
線回折スペクトルのピーク強度値に対し0.5を越える
ことを特徴とする磁気記録媒体である。
【0024】また、本発明は、ニッケル酸化物下地膜の
(111)面におけるX線回折スペクトルのピーク強度
値が(200)面におけるX線回折スペクトルのピーク
強度値に対し0.5を越えることを特徴とする前記磁気
記録媒体である。
【0025】本発明の構成をより詳しく説明すれば、次
の通りである。
【0026】先ず、本発明に係る磁気記録媒体について
述べる。
【0027】本発明に係る磁気記録媒体は、基体と該基
体上に形成されるニッケル酸化物下地膜と該下地膜上に
形成されているコバルト含有マグヘマイト薄膜とからな
る。
【0028】本発明における基体は、ガラス等の汎用さ
れている基体材料を使用することができる。
【0029】本発明におけるニッケル酸化物下地膜の厚
みは0.01〜0.5μm程度である。厚みが0.01
未満の場合には、本発明の目的とする保磁力がより大き
い磁気記録媒体を得ることが困難である。厚みが0.5
μmを超える場合には、ニッケル酸化物下地膜の上に形
成されたコバルト含有マグヘマイト薄膜の粒径が大きく
なり、得られた磁気記録媒体のノイズが増加しやすくな
る。
【0030】本発明におけるニッケル酸化物下地膜は基
体平行方向の(200)面の配向ができるだけ小さく、
殊に無配向の場合が好ましい。(200)面の配向が大
きくなるとコバルト含有マグヘマイト薄膜の(400)
面が成長し、ダイパルス比が大きくなることがあるの
で、ダイパルス比を考慮すれば、(111)面における
X線回折スペクトルのピーク強度値が(200)面にお
けるX線回折スペクトルのピーク強度値に対し0.5を
越えていることが好ましく、1.0以上がより好まし
い。
【0031】本発明における磁性薄膜は、厚みが0.0
05〜1.0μmのコバルト含有マグヘマイト薄膜であ
る。
【0032】マグヘマイトは、一般式γ−Fe2 3
示されるが、本発明においては若干のFe2+を含むもの
であってもよい。
【0033】また、マグヘマイト磁性薄膜の諸特性向上
のために通常使用されることがある周知のMn、Ni、
Cu、Ti、Zn等をFeに対しモル比で0.005〜
0.04程度含有させてもよく、この場合にも、本発明
の目的とする効果と同一の効果を得ることができる。
【0034】コバルト量はFeに対してモル比で0.0
1〜0.1が好ましく、より好ましくは0.03〜0.
06である。0.01未満の場合には、2000Oe以
上のより高い保磁力を有する磁気記録媒体が得られ難
い。0.1を越える場合には、経時安定性に優れた磁気
記録媒体が得られ難くなる。
【0035】コバルト含有マグヘマイト薄膜は、(31
1)面における面間隔が2.510Å以下、(222)
面における面間隔が2.415Å以下又は(220)面
における面間隔が2.950Å以下のいずれかに該当す
る面間隔を有している。
【0036】少なくともいずれか一つの面間隔が該当す
れば、他の二つの面間隔が該当していなくてもよい。
【0037】(311)面、(222)面及び(22
0)面のいずれの面間隔にも該当しない場合には、より
高い保磁力を有する磁気記録媒体を得ることができな
い。また、ノイズが多くなり、高周波領域における出力
が十分大きいものとは言い難い。
【0038】(311)面、(222)面及び(22
0)面における面間隔とコバルト含有マグヘマト薄膜の
保磁力との間には密接な関係があり、Feに対するCo
のモル比が同じ場合には、面間隔が小さくなる程、保磁
力が大きくなる傾向がある。
【0039】(311)面における面間隔は、好ましく
は2.509Å以下、より好ましくは2.506Å以下
である。その下限値は2.490Åである。
【0040】(222)面における面間隔は、好ましく
は2.400Å以下、より好ましくは2.399Å以
下、更により好ましくは2.398Å以下である。その
下限値は2.385Åである。
【0041】(220)面における面間隔は、好ましく
は2.943Å以下、より好ましくは2.940Å以下
である。その下限値は2.920Åである。
【0042】本発明におけるコバルト含有マグヘマイト
薄膜は、(311)面、(222)面及び(220)面
の各面におけるX線回折スペクトルのピーク強度値のい
ずれかが(400)面におけるX線回折スペクトルのピ
ーク強度値に対し0.5を越えている。0.5以下であ
る場合には、目的とするリング型磁気ヘッドを使用して
いる現行の磁気記録システムに好適である高密度記録用
磁気記録媒体を得ることができない。
【0043】本発明に係る磁気記録媒体は、飽和磁化値
(印加磁界15KOeにおける磁化の値)が好ましくは
250〜400emu/cm3 、より好ましくは300
〜360emu/cm3 であって、保磁力値が好ましく
は2000Oe以上、より好ましくは2200Oe以上
である。殊に、本発明においては、Feに対するコバル
トのモル比が0.04である場合に、保磁力の上限が6
500Oe程度が得られている。リング型磁気ヘッドを
使用している現行の磁気記録システムにおいては、保磁
力の上限値が4000Oe程度が好ましく、より好まし
くは3000Oeである。
【0044】尚、本発明における磁気記録媒体の保磁力
の上限値は、後出の「振動試料型磁力計VSM」で測定
できる保磁力の測定限界である印加磁界15kOeで測
定した値で示したものである。また、本発明に係る磁気
記録媒体は、後出の発明の実施の形態に記載した実験装
置を用いて測定した電磁変換特性においては、Sp−p
/Nrmsが好ましくは45dB以上、より好ましくは
47dB以上が得られている。そして、記録密度1KF
RPIにおける出力値に対して出力値が半分になる記録
密度が好ましくは130以上、より好ましくは140以
上である。そして、後出図1に示す通り、ダイパルス比
は0である。
【0045】次に、本発明に係る磁気記録媒体の製造法
について述べる。
【0046】本発明に係る磁気記録媒体は、表面にニッ
ケル酸化物下地膜を形成した基体を用い、該ニッケル酸
化物下地膜の上に、Coを含むFeの合金ターゲットを
用いて酸素を導入しながらコバルト含有マグネタイトを
生成・堆積させる、所謂、スパッタ法により、上記酸素
流量(CCM)と上記コバルト含有マグネタイトの堆積
速度(nm/分)とを制御しながら、コバルト含有マグ
ネタイト薄膜を形成し、次いで、該コバルト含有マグネ
タイト薄膜を200〜450℃の温度で熱処理して、コ
バルト含有マグヘマイト薄膜に変化させることにより得
ることができる。
【0047】本発明が目的としている磁気記録媒体を得
るためには、上記コバルト含有マグネタイトの堆積速度
(nm/分)に対する酸素流量(CCM)を制御するこ
とが肝要である。
【0048】本発明の目的とするコバルト含有マグヘマ
イト薄膜を得るための、コバルト含有マグネタイトの堆
積速度(nm/分)に対する酸素流量(CCM)は、装
置の種類、構造、全ガス圧、基板温度、スパッタリング
ターゲット面積等コバルト含有マグネタイト薄膜の酸化
度に影響する条件により種々相違するので特定すること
は困難である。
【0049】しかしながら、本発明者が行った数多くの
実験例から、コバルト含有マグネタイトの堆積速度(n
m/分)に対する酸素流量(CCM)が小さくなる程、
得られるコバルト含有マグヘマイト薄膜の(311)
面、(222)面及び(220)面の各面における面間
隔が小さくなる傾向にあるという知見を得ている。
【0050】従って、各種ケースにおいて、(311)
面、(222)面及び(220)面の各面におけるバル
クの面間隔よりも小さくなるコバルト含有マグネタイト
の堆積速度(nm/分)に対する酸素流量(CCM)値
を実験により求め、該値よりも小さい値になる様にコバ
ルト含有マグネタイトの堆積速度及び酸素流量のそれぞ
れを制御すればよい。
【0051】本発明者が行った実験によれば、後出実施
例及び比較例に示す通り、コバルト含有マグネタイトの
堆積速度3.5nm/分の場合、酸素流量(CCM)は
0.35以下、好ましくは0.27以下、より好ましく
は0.25以下であり、その下限値は0.18である。
0.35を越える場合には、得られるコバルト含有マグ
ヘマイト薄膜中にヘマタイトが形成されやすくなり、飽
和磁化値が減少することがある。0.18未満になる
と、得られるコバルト含有マグヘマイト薄膜中に金属鉄
(Fe)やウスタイト(FeO)が形成され保磁力が減
少することがある。
【0052】
【発明の実施の形態】本発明の代表的な実施の形態は、
次の通りである。
【0053】磁気記録媒体の保磁力及び飽和磁化等の静
磁気特性は、「振動試料型磁力計VSM」(東英工業株
式会社製)を用いて測定した値で示した。
【0054】磁気記録媒体のX線回折スペクトルは、
「X線回折装置RAD−IIA」(理学電機株式会社
製)で測定した値で示した。測定条件は、使用管球:F
e、管電圧:40kVA、管電流:25mA、ゴニオメ
ーター、 サンプリング幅:0.010°、走査速度:
1.000°/min、発散スリット:1°、散乱スリ
ット:1°、受光スリット:0.30mmで、回折角
(2θ)が30.00°から60.00°の領域を測定
した。
【0055】磁気記録媒体のノイズ、再生出力、ダイパ
ルス等の電磁変換特性は、磁性膜をガラスディスク上に
形成し、表面にパーフルオロポリエーテル系の潤滑剤
「FOMBLIN Z DOL」(商品名:アウジモン
ト株式会社製)を塗布した後、ギャップ長が約0.2μ
m、トラック幅21μmのVCR用MIGヘッドを接触
走行させて「記録再生実験装置M−84V」(富士通オ
ートメーション株式会社(製))を用いて評価した。
【0056】ノイズ値(Nrms )は走行速度3.0m/
sで「スペクトラムアナライザーTR4171」(アド
バンテスト製)を用いて解析した。
【0057】再生出力(SP-P )及びダイパルス比は走
行速度3.0m/sで「オシロスコープVP5514
A」(パナソニック)を用いて解析した。再生出力は後
出の図2に示すaの値とbの値を加えた値である。ダイ
パルス比は同図2に示すbの値に対するaの値の比であ
る。
【0058】高周波ハイレートスパッタ装置SH−25
0H−T06((株)日本真空製)を用いた反応スパッ
タ法により、基体とターゲットとの間の距離を80mm
に設定して、120℃でガラスディスク基体上に、酸素
流量0.18CCM、酸素分圧0.15mTorr、全
圧9mTorrのアルゴンと酸素からなる雰囲気中で、
金属(Ni)ターゲットをスパッタリングして4.0n
m/分の付着速度で、下地層としてNaCl型NiO膜
を0.1μmの厚みで形成した。このNiO膜はX線回
折スペクトルの測定の結果、(200)面の回折ピーク
強度と(111)面の回折ピーク強度の比が1であっ
た。
【0059】更にこの上に、250℃で、酸素流量0.
27CCM、酸素分圧0.23mTorr、全圧9mT
orrのアルゴンと酸素とからなる雰囲気中で、金属合
金(Fe+4wt%Co)ターゲットをスパッタリング
して4.0nm/分の付着速度で、Coを含有するマグ
ネタイト膜を0.1μmの厚みで形成した。
【0060】得られた2層膜を270℃で1時間大気中
で熱処理して、NiOを下地層とするCo含有マグヘマ
イト膜を得た。このCo含有マグネタイト膜のX線回折
スペクトルの測定の結果、面間隔2.505Åの(31
1)面の回折ピークと面間隔2.934Åの(220)
面の回折ピークは認められたが、(400)面の回折ピ
ークは認められなかった。このCo含有マグヘマイトの
静磁気特性を測定したところ、保磁力は3400Oeで
飽和磁化は300emu/cm3 であった。
【0061】このCo含有マグヘマイトの電磁変換特性
を測定したところ、100kFRPIの信号を記録して
再生した際のSp−p/Nrmsは49dB、D50(記
録密度1kFRPIの信号を記録して再生した時の再生
出力に対して半分の再生出力になる記録密度と定義す
る)は150kFRPIであった。
【0062】また、このCo含有マグヘマイトの1kF
RPIの信号記録時の孤立再生波形をオシロスコープで
観察したところ、図1に示すようにダイパルス比0の単
峰形のパルスの形状をしていた。
【0063】
【作用】先ず、本発明において最も重要な点は、前記本
発明の実施の形態に示した通り、基体上にニッケル酸化
物下地膜を形成するとともに、該ニッケル酸化物下地膜
の上に形成したコバルト含有マグヘマイト薄膜が(31
1)面における面間隔が2.510Å以下、(222)
面における面間隔が2.415Å以下又は(220)面
における面間隔が2.950Å以下のいずれかに該当す
る面間隔を有し、且つ、上記(311)面、上記(22
2)面及び上記(220)面の各面におけるX線回折ス
ペクトルのピーク強度値のいずれかが(400)面にお
けるX線回折スペクトルのピーク強度値に対し0.5を
越える場合には、より高い保磁力とより大きな飽和磁化
とを有しているとともに、ノイズが少なく、高周波領域
における出力が大きく、孤立再生波形の歪みのない磁気
記録媒体を得ることができるという事実である。
【0064】このような諸特性を有する磁気記録媒体が
得られる理由について、本発明者は、コバルト含有マグ
ヘマイト薄膜が特定の面間隔を有しているとともに、特
定のピーク強度比を有してはいるが、ニッケル酸化物下
地膜を有していない場合、ニッケル酸化物下地膜を有し
ており、コバルト含有マグヘマイト薄膜が特定の面間隔
を有してはいるが特定のピーク強度比を有していない場
合、ニッケル酸化物下地膜を有しており、コバルト含有
マグヘマイト薄膜が特定のピーク強度比を有してはいる
が特定の面間隔を有していない場合のいずれの場合に
も、本発明の目的とする磁気記録媒体が得られないこと
から、ニッケル酸化物下地膜と特定の面間隔及び特定の
ピーク強度比を有するコバルト含有マグヘマイト薄膜の
相乗効果によるものと考えている。
【0065】本発明におけるコバルト含有マグヘマイト
薄膜の面間隔は、コバルト含有マグネタイト薄膜を加熱
してコバルト含有マグヘマイト薄膜にする際の加熱温度
が同じあっても、コバルト含有マグネタイト薄膜の形成
時における酸素流量を変化させることによって、コバル
ト含有マグヘマイト薄膜の(311)面、(222)面
及び(220)面における面間隔が変化するという現象
から、上記加熱処理による基体と酸化ニッケル下地膜や
コバルト含有マグヘマイト薄膜との熱膨張率の差による
ものではなく、コバルト含有マグヘマイト薄膜の面間隔
自体が小さくなっているものと認められる。
【0066】本発明に係る磁気記録媒体の孤立再生波形
が歪まない理由について、本発明者は、コバルト含有マ
グヘマイト薄膜が特定のピーク強度比を有していること
から、コバルト含有マグヘマイト薄膜の磁気容易軸であ
る<100>軸を膜面に対して垂直方向から、該垂直方
向と膜面と平行方向との間に傾けることにより、磁化の
垂直成分が小さくなったためと考えている。
【0067】本発明に係る磁気記録媒体のノイズが小さ
い理由について、本発明者は、ニッケル酸化物下地膜の
酸素原子間の距離がコバルト含有マグネタイトやコバル
ト含有マグヘマイトの酸素原子間の距離と近い為、ガラ
スなどの基体上に直接形成した場合に見られる粒径や磁
気特性が乱れた初期層の形成が抑制されたことによるも
のと考えている。
【0068】
【実施例】次に、実施例並びに比較例を挙げる。
【0069】実施例1〜5、参考例1、比較例1〜4 ニッケル酸化物下地膜の有無及び配向、コバルト含有マ
グネタイト薄膜のコバルト量、薄膜形成時の酸素流量及
び成膜速度、加熱処理温度及び時間を種々変化させた以
外は、前記本発明の実施の形態と同様にして磁気記録媒
体を得た。
【0070】この時の主要製造条件及び磁気記録媒体の
諸特性を表1及び表2に示す。尚、実施例1、比較例1
及び比較例4における(400)面におけるピークは認
められなかった。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】 比較例5 高周波ハイレートスパッタ装置SH−250H−T06
((株)日本真空製)を用いた反応スパッタ法により、
基体とターゲットとの間の距離を80mmに設定して、
室温でガラスディスク基体上に、酸素流量0.21CC
M、酸素分圧0.18mTorr、全圧9mTorrの
アルゴンと酸素とからなる雰囲気中で、金属(Ni)タ
ーゲットをスパッタリングして4.0nm/分の付着速
度で、下地層としてNaCl型NiO膜を0.1μmの
厚みで形成した。このNiO膜はX線回折スペクトルの
測定の結果、(200)面の回折ピークのみが観察され
た。
【0073】更にこの上に、250℃で、酸素流量0.
27CCM、酸素分圧0.23mTorr、全圧9mT
orrのアルゴンと酸素とからなる雰囲気中で、金属合
金(Fe+4wt%Co)ターゲットをスパッタリング
して4.0nm/分の付着速度で、Coを含有するマグ
ネタイト膜を0.1μmの厚みで形成した。
【0074】得られた2層膜を300℃で1時間大気中
で熱処理して、NiOを下地層とするCo含有マグヘマ
イト膜を得た。
【0075】このCo含有マグヘマイト膜のX線回折ス
ペクトルの測定の結果、(400)面の回折ピークのみ
認められた。このCo含有マグヘマイトの静磁気特性を
測定したところ、保磁力は3300Oeで飽和磁化は3
40emu/cm3 であった。
【0076】このCo含有マグヘマイトの電磁変換特性
を測定したところ、100kFRPIの信号を記録して
再生した際のSp−p/Nrmsは51dB、D50(記
録密度1kFRPIの信号を記録して再生した時の再生
出力に対して半分の再生出力になる記録密度)は163
kFRPIであった。
【0077】また、このCo含有マグヘマイトの1kF
RPIの信号記録時の孤立再生波形をオシロスコープで
観察したところ、図2に示すようにダイパルス比0.2
のダイパルス形状をしていた。
【0078】
【発明の効果】本発明に係る磁気記録媒体は、より高い
保磁力とより大きな飽和磁化とを有しているとともに、
ノイズが少なく、高周波領域における出力が大きく、孤
立再生波形の歪みがないので、リング型の磁気ヘッドを
使用している現行の磁気記録システムに用いる高密度記
録用磁気記録媒体として好適である。
【0079】また、本発明に係る磁気記録媒体は、コバ
ルト含有マグネタイト薄膜をコバルト含有マグヘマイト
薄膜に変化させる際の熱処理温度が450℃以下である
ので、基体材料の耐熱性が要求されず、現在汎用されて
いるガラス等の使用が可能であり、また、生産性も良い
ので工業的、経済的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態で得られた磁気記録媒体
の1kFRPIの信号記録時の孤立再生波形を示したも
のである。
【図2】 比較例5で得られた磁気記録媒体の1kFR
PIの信号記録時の孤立再生波形を示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 健一 広島県大竹市明治新開1番4戸田工業株式 会社大竹工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と該基体上に形成されるコバルト含
    有マグヘマイト薄膜とからなる磁気記録媒体において、
    上記基体と上記コバルト含有マグヘマイト薄膜との間に
    ニッケル酸化物下地膜を形成するとともに、上記コバル
    ト含有マグヘマイト薄膜が(311)面における面間隔
    が2.510Å以下、(222)面における面間隔が
    2.415Å以下又は(220)面における面間隔が
    2.950Å以下のいずれかに該当する面間隔を有し、
    且つ、上記(311)面、上記(222)面及び上記
    (220)面の各面におけるX線回折スペクトルのピー
    ク強度値のいずれかが(400)面におけるX線回折ス
    ペクトルのピーク強度値に対し0.5を越えることを特
    徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 ニッケル酸化物下地膜の(111)面に
    おけるX線回折スペクトルのピーク強度値が(200)
    面におけるX線回折スペクトルのピーク強度値に対し
    0.5を越えることを特徴とする請求項1記載の磁気記
    録媒体。
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