JPH111087A - シート保持具 - Google Patents

シート保持具

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JPH111087A
JPH111087A JP17323197A JP17323197A JPH111087A JP H111087 A JPH111087 A JP H111087A JP 17323197 A JP17323197 A JP 17323197A JP 17323197 A JP17323197 A JP 17323197A JP H111087 A JPH111087 A JP H111087A
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sheet
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lid
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Application number
JP17323197A
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English (en)
Inventor
Toshizo Nishibe
寿蔵 西部
Kazuteru Mihashi
一輝 三橋
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SHIYOUGIYOU INSATSU KK
Kracie Foods Ltd
Kanebo Ltd
Original Assignee
SHIYOUGIYOU INSATSU KK
Kanebo Ltd
Kanebo Foods Ltd
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Publication date
Application filed by SHIYOUGIYOU INSATSU KK, Kanebo Ltd, Kanebo Foods Ltd filed Critical SHIYOUGIYOU INSATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数個を連結させた状態で、市販のファイル類
に綴じてシートを系統的に整理保管したり、所望の数だ
け分離して、そのまま携帯することのできるシート保持
具を提供するにある。 【解決手段】少なくとも片面にシート保持部を有する多
角形状の板状保持具であって、該保持具の周辺のうち少
なくとも一辺に、前記保持具同士を連結させるための連
結部を設けるとともに、他辺に被連結部を設けたことを
特徴とするシート保持具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば写真や絵柄
付カード等のシート体(以下「シート」と記す)を収納
できる板状のシート保持具に関し、更に詳しくは、複数
個を連結した状態で、そのままファイル等に綴じてシー
トを一括して整理保管したり、所望の数だけ分離して、
そのまま携帯することのできるシート保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、写真や絵柄付カード等を保管す
るにあたっては、1枚毎に保管する場合には、例えばペ
ンダントや写真立て等のケース類が用いられ、一方、複
数枚をまとめて保管する場合には、例えば専用の袋状ホ
ルダーに収容するか、台紙に貼りつける等して、アルバ
ム又はファイル類等に保管されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、同じ写
真が複数枚連続して1枚のプリント用紙に印刷され、所
望の数だけプリント用紙から剥がして、シールのように
貼りつけられる写真シートが人気を呼んでいる。また、
この写真シートは単にシールのように貼るだけではな
く、ペンダントや携帯用写真立て等のケース類に収納し
て持ち歩いたり、あるいはプリント用紙そのものをシス
テム手帳等に挟んで持ち歩くことも流行している。しか
しながら、写真シートを上述のケース類に収納した場
合、蓋付であればその都度蓋を開けないと写真シートを
確認できなかったり、また、個数が増えるとバラバラに
保管せざるをえず、保管スペースも増えてしまうため、
複数の写真シートを一括して整理保管することができな
いという問題がある。一方、プリント用紙そのものを保
管する場合には、専用の台紙や袋状ホルダーを有するア
ルバムやファイル類が必要となり、しかも所望の写真シ
ートを出し入れする作業が煩雑になるという欠点があ
る。
【0004】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであって、その目的とするところは、複数個を連結さ
せた状態で、例えば市販のファイル類等に綴じて、シー
トを一括して整理保管することができ、なおかつ、所望
の数だけ分離して、そのまま携帯することのできるシー
ト保持具を提供するにある。
【0005】
【課題を解決する手段】上記の目的は、少なくとも片面
にシート保持部を有する多角形状の板状保持具であっ
て、該保持具の周辺のうち少なくとも一辺に、前記保持
具同士を連結させるための連結部を設けるとともに、他
辺に被連結部を設けたことを特徴とするシート保持具に
より達成される。また、上記シート保持具の連結部及び
被連結部は、凸条及び凹条から構成されていることが好
ましい。また、上記シート保持具の周辺のうち少なくと
も一辺に近接して、前記保持具を貫通する貫通孔を設け
ることが好ましい。また、上記シート保持具のシート保
持部は、保持具の略中央部に設けられた凹部であり、且
つ前記シート保持部に嵌合可能な蓋部が備えられている
ことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図面
に基づき具体的に説明する。図1は、本発明のシート保
持具の一例を示す説明図であり、図2は図1のA−A’
断面を示す説明図である。図1及び図2において、
(1)はシート保持具、(2)はシート保持部、(3)
は貫通孔、(4)は凸条、(5)は凹条である。
【0007】まず、本発明のシート保持具(1)(以下
「保持具」と略す)は、図1に示すように、片面の略中
央部に備えたシート保持部(2)において、シート(図
示せず)を保持するものである。この保持具(1)の形
状は、略四角形状の板状に成形されており、左辺側の角
を斜め方向に切り欠いて斜辺部(6a),(6b)が設
けられるとともに、右辺側の角に丸みをもたせている。
【0008】また、シート保持部(2)は、図1に示す
ように、角部を若干湾曲させた略四角形状に成形され、
図2に示すように、保持具(1)の厚み方向に凹部が形
成され、この凹部の底面にシートを載置するか又は貼着
することができるようになっている。
【0009】図1に戻り、保持具(1)には、その上辺
に沿って凸条(4)が設けられ、一方下辺に沿って凹条
(5)が設けられており、これら凸条(4)及び凹条
(5)は、上記保持具(1)同士を連結する際の連結部
及び被連結部となる。次に、上記凸条(4)と凹条
(5)について、図2〜図6を用いて詳しく説明する。
まず、図2に示すように、凸条(4)は、保持具(1)
の上辺から突出するように形成されており、更に詳しく
は、図3(凸条の断面拡大図)に示すように断面略四角
形状に形成された頭部(7)とその下側の若干幅狭に形
成された幅狭部(8)とから構成されている。そして、
この凸条は図5(図1を矢印X方向から見た図)に示す
ように、保持具(1)の上辺に沿って連続して形成され
ている。図2に戻り、凹条(5)は、保持具(1)の下
辺から保持具内部に向かって、凸条(4)と略同形状に
陥没するように形成されており、詳しくは、図4(凹条
の断面拡大図)に示すように、断面略四角形状の頭部
(9)と幅狭部(10)とから構成されている。なお、
上記凹条(5)の幅狭部(10)の下部は、保持具を連
結しやすくするために、若干末広がりに形成されてい
る。また、この凹条は図6(図1を矢印Y方向から見た
図)に示すように、連続した溝状に形成されている。
【0010】なお、上記保持具(1)には図1に示すよ
うに、その左辺に近接した位置に、正面上下方向に並列
して、保持具(1)を貫通する2つの貫通孔(3)が設
けられている。この貫通孔(3)を設けることにより、
例えば任意の場所に保持具(1)を係合する際や、ブロ
ーチ、首飾り等として携帯する際に、図1に示す鎖(1
1)を始めとして紐状物等を通したり、フック等を掛け
ることができ、一方、保持具(1)を保管する場合に
は、例えば図10に示すような市販のシステム手帳(1
3)等に綴じる際に、リング型綴じ具(14)等を通し
て係合することができる。
【0011】以上の構成を備える本発明のシート保持具
は、複数個を連結させることができるものであり、次に
その連結方法の一例を図7〜図9に基づき説明する。ま
ず、図7に示すように、2個の保持具(1a),(1
b)を、各々のシート保持部(2a),(2b)を正面
にして上下に配置し、上方の保持具(1a)の凹条(5
a)の左側端部と、下方の保持具(1b)の凸条(4
b)の右側端部とが、斜め方向に対向するように配置す
る。次に、上方の保持具(1a)の凹条部(5a)の左
側端部を、下方の保持具(1b)の凸条(4b)の右側
端部に嵌挿する。この様子を詳しく示したのが、図8で
ある。同図によれば、保持具(1a)の凹条(5a)が
保持具(1b)の凸条(4b)に外嵌している。次に、
図9に示すように、保持具(1a)を、保持具(1b)
の凸条(4b)に沿って、図中矢印Z方向に嵌通させる
ことにより、保持具(1a)と保持具(1b)とを連結
させる。なお、保持具(1a)の凹条には、図6に示す
ように嵌通後端部に、コの字状に構成された抜け止め部
(12)が備えられており、連結時に保持具同士の両側
端部の位置合わせを行えるとともに、連結後の保持具を
取り扱う際に保持具(1)が抜けて外れるのを防止でき
るようになっている。
【0012】上記の要領で、例えば図10に示すように
3個の保持具(1a,1b,1c)(以下「連結保持
具」と記す)を連結する場合は、システム手帳(13)
の6つのリング型綴じ具(14)に適合する位置に、貫
通孔を各々2個ずつ設ているので、これらにリング型綴
じ具(14)を通して係合することにより連結状態でシ
ステム手帳(1)に綴じることができる。なお、連結保
持具は複数重ねて綴じてもよく、また、保持具を単体で
綴じてもよい。
【0013】また、一旦システム手帳等に綴じた連結保
持具(1a,1b,1c)のうち、一つを持ち歩きたい
場合には、システム手帳(13)のリング型綴じ具(1
4)を外して連結保持具(1a,1b,1c)をシステ
ム手帳(13)から取り外し、更に所望の保持具を、連
結時と逆方向にスライドさせて連結を解けば、所望の数
だけ簡単に分離することができる。
【0014】また、本発明のシート保持具は、例えば貼
着できなかったり、交換の必要があるシートを保持する
場合には、例えば図11及び図12に示すような、シー
ト保持部(16)に嵌合可能な蓋部(18)を備えた構
成としてもよい。まず、図11は、保持具(15)のシ
ート保持部(16)に、花の絵柄付シート(17)を載
置し、更にシート保持部(16)に蓋部(18)を嵌合
する様子を示している。蓋部(18)の形状は、シート
保持部(16)に嵌合可能な略四角形状の板状に成形さ
れており、上面が僅かに湾曲していて、蓋部(18)を
取り外す際に指を掛けて外しやすくなっている。
【0015】更に、蓋部(18)のシート保持部(1
6)への嵌脱を容易にするために、まずシート保持部
(16)には、その下辺に略円弧形のくぼみ(19)が
設けられており、一方、蓋部(18)には上記くぼみ
(19)に対応する位置に、略同幅分の切欠部(20)
が、蓋部(18)の正面から背面に向かって勾配ができ
るように設けられている。このように構成することによ
り、図12に示すように、蓋部(18)をシート保持部
(16)に嵌合したときに、上記シート保持部(16)
のくぼみ(19)と蓋部(18)の切欠部(20)との
間に隙間が生じるので、この隙間に指先を掛けて、蓋部
(18)をシート保持部(16)に簡単に嵌脱すること
ができる。
【0016】なお、本発明のシート保持具は、上述の実
施例に限定されるものではなく、例えば次のような応用
例を挙げることができる。
【0017】すなわち、まず図1に示した保持具(1)
の形状は、連結及び被連結部となりうる辺を備えた多角
形状の板状に成形されていればよい。なお、前記多角形
とは平面上で相続くどの3点も一直線上にはないn個
(n≧3)の点を線分で順次結んで造られる図形を指
し、三角形を始めとして様々な多角形が挙げられる。し
かも、上記多角形の部分的な変形は自由であり、例えば
角部や、一部の辺を湾曲させたり波状やノコギリ状等に
変形させたりしてもよい。このように異なる多角形状に
成形した複数の保持具は、組み合わせてセット製品とし
てもよい。また、斜辺部(6a)(6b)の形状も何ら
限定されず、例えば波状に成形して装飾性を持たせても
よく、更に形成位置も何ら限定されず、例えば保持具
(1)の右辺側の角に設けてもよい。あるいは、斜辺部
(6a)(6b)を設けなくてもよい。また、保持具
(1)の表面に文字を刻設又は突設させたり、所望の絵
柄を付してもよい。
【0018】また、シート保持部(2)は、図1に示し
た凹部である場合は、その底部が湾曲していてもよい。
一方、凹部を形成せずに平面とし、シート保持部とする
部分全体を着色するか、又はその外縁のみに溝部又は凸
部を形成したり、着色を施してもよい。更には、シート
保持部全体が突出するように形成してもよい。更に、シ
ート保持部(2)の形状は、図1の形状に限られるもの
ではなく、保持するシートの形状に合わせて、例えば、
丸形,楕円形,星型,ハート形等、任意の形状に成形し
てもよい。また特に図示しないが、シート保持部(2)
のその他の形態として、例えばポリ塩化ビニ−ル等の透
明性のある合成樹脂フィルム等を袋状に成形して、シー
ト保持具の略中央部に貼着することにより形成してもよ
い。あるいは、保持具(1)の周辺のうち一辺から保持
具内部に向かって、シートを差し込める程度の薄い溝を
保持具正面と略並行に形成し、かつシートより若干面積
の小さい開口部を保持具正面に設けて、上記溝に差し込
んだシートの絵柄が開口部を通して現れるように形成し
てもよい。また、前記開口部に嵌合可能な蓋部を設けて
もよい。更に、シート保持部(2)は保持具(1)の両
面に設けてもよい。また、シート保持部(2)の底面に
文字を刻設又は突設させたり、所望の絵柄を付してもよ
い。
【0019】また、蓋部(18)の形状も、シート保持
部(2)に嵌合可能に成形されていれば何ら限定される
ものではなく、例えば略四角形状の4角を一部切り欠く
等の変形を行ってもよい。
【0020】また、図11に示したシート保持部(1
6)のくぼみ(19)と蓋部(18)の切欠部(20)
の形状も、何ら限定されず、蓋部(18)の嵌脱を容易
にするという目的を達成し得るものであればよい。ま
た、形成位置もシート保持部(16)並びに蓋部(1
8)の周辺であれば特に限定されない。
【0021】また、シート保持部(2)と蓋部(18)
のその他の構成例としては、特に図示しないが、例えば
凹部に形成したシート保持部の側壁のうち、少なくとも
相対する2側壁に底面と略平行の溝を形成しておき、蓋
部として上記シート保持部と略同形状に形成したプラス
チック,ガラス等の透視可能な板体を用い、その周辺を
上記シート保持部の溝に差し込んで蓋をしてもよい。そ
の他にも、シート保持部と蓋部とが蝶番等によって蝶着
されるようにしてもよい。
【0022】また、図1の保持具の凸条(4)及び凹条
(5)の形状も、前述したものに限らず、例えば、頭部
を図13(a−1),(a−2)に示すように丸くした
り、(b−1),(b−2)に示すように楔形状にした
りしてもよい。また、必ずしも幅狭部を明瞭に区別して
設けなくても、図13(c−1),(c−2)に示すよ
うに、徐々に下すぼまり状に設けてもよい。更に、凸条
及び凹条等の連結部及び被連結部は、必要に応じて、保
持具の左辺や右辺に設けてもよく、このように四辺に設
けることにより保持具を縦横に連結させることができ
る。具体的には、例えば図10に示した3個の連結保持
具の右辺に、同様に連結した3個の連結保持具を連結さ
せて、縦3連、横2連の6個の連結保持具とすることも
できる。また、凸条及び凹条は、一定の間隔を空けて断
続的に設けられていてもよく、このとき上述した各種形
状を並設してもよい。また、このように連結部及び被連
結部の異なる複数種の保持具を組み合わせることによ
り、互いに連結可能な保持具を選んでパズルのように楽
しむことができる。また、シート保持具を略四角形状以
外の多角形状に成形した場合は、その周辺のうち任意の
辺に、凸条及び凹条等の連結部及び被連結部を設ければ
よい。
【0023】また、貫通孔(3)の、数、位置、大きさ
については、何ら限定されるものではなく、保持具
(1)自体のサイズや、綴じるファイル類の綴じ具の数
や間隔、形状等に合わせて任意に設定すればよい。ま
た、形状も丸形に限らず、例えば楕円形,星型,ハート
形等、任意の形状に適宜成形してもよい。また、貫通孔
のその他の形成例として、例えば図14に示すように保
持具(21)の一辺の外側に向けて環状突出部(22)
を延設することにより、貫通孔(23)を形成してもよ
い。なお、例えば縦横に連結した保持具をファイル類に
綴じる際には、少なくとも綴じ具に係合する保持具のみ
貫通孔を備えていればよいので、その他の位置に連結す
る保持具には、貫通孔を設けていないものを使用しても
よい。
【0024】更に、図15に、本発明のシート保持具の
他の例を示した。図15の保持具(24)は、連結部及
び被連結部として、その上辺及び下辺から延設された突
出片P及びQを備えている。すなわち、保持具(24)
の上辺より、その正面側から約半分の厚みに形成された
突出片Pが延設され、図16(図15の保持具(24)
を背面から見た図)に示すように、この突出片Pには、
複数の短円筒形の突起部(25)が保持具(24)の上
辺に沿って突出片Pから突設されている。一方、図15
に戻り、保持具(24)の下辺より、その背面側から約
半分の厚みに形成された突出片Qが設けられ、この突出
片Qを貫通する孔(26)が、保持具(24)の下辺に
沿って複数並設されている。そして、このように構成さ
れた保持具を複数連結する場合には、図17に示すよう
に、下方に配置した保持具(24b)の突出片P’の突
起部(25b)を、上方に配置した保持具(24a)の
突出片Qの孔(26a)に嵌入することにより連結する
ことができる。このとき、突起部(25b)を嵌入方向
に向かって徐々に大径となる円筒形とするか、または、
孔(26b)を被嵌入方向に向かって徐々に小径となる
ように構成しておくことにより、保持具(24a,24
b)の相互連結がより強固となり好適である。なお、図
15に示した保持具(24)において、突出片Pを下辺
に、突出辺Qを上辺に設けてもよい。
【0025】本発明のシート保持具の材質は、特に限定
するものではなく、例えば、プラスチック等の合成樹脂
材,金属,紙材,木材,ガラス,コルク,発泡ウレタン
等が挙げられ、これらから適宜選択して用いればよい。
特にプラスチック等の合成樹脂材は、安価、軽量、耐久
性、着色が容易等の点から特に好適に用いられる。
【0026】また、蓋部の材質も特に限定するものでは
なく、シート保持具に合わせて選択すればよいが、特に
プラスチック等の合成樹脂材やガラス等が透視可能な材
質である点から好適に用いられる。ただし、金属,紙
材,木材,ガラス,コルク,発泡ウレタン等であって
も、例えばこれらを枠体とし、透明性を有するプラスチ
ック等の合成樹脂材やガラス、又はポリ塩化ビニ−ル等
の合成樹脂フィルム等を上記枠体に組み合わせて蓋部を
構成してもよい。
【0027】また、本発明のシート保持具は、写真,シ
ール,絵柄付きカードの他に、保持対象に合わせて様々
なサイズや形状に作製することにより、例えば、切手,
切符,診察券,名刺,キャッシュカード等の各種カード
類,フロッピーディスク,コンパクトディスク等を保持
して整理保管することもできる。更に、シート保持部と
蓋部とを透視可能にすることにより、その中にスライド
写真用フィルムを保持して整理保管できるうえに、保持
具全体の形状をスライド映写機に適合させるように作製
すれば、そのまま映写機に導入して映写することもでき
る。
【0028】更に、本発明のシート保持具は、そのサイ
ズや貫通孔の数や位置や大きさを適宜調節して作製する
ことにより、前述のシステム手帳に限らず、その貫通孔
に挿通可能なリング型綴じ具あるいは直線のパイプ型綴
じ具等を備えた様々なファイル類に係合可能である。
【0029】
【実施例】図11に示す形状の縦約39mm(最長辺)
×横約45mm(最長辺)×厚み約4mm大のプラスチ
ック製のシート保持具(15)を作製した。なお、シー
ト保持部(16)は縦約19mm×横約26mm×深さ
約1.8mmとし、その下辺略中央部に幅約7mmの略
円弧形のくぼみを形成した。貫通孔M及びNは、直径約
4mmの円形で、シート保持具の左辺から約5mm位置
に、上下方向に並べて2か所設け、上方の貫通孔Mは、
シート保持具上辺(凸条上端の延長位置)から約14m
m位置に中心がくるように、また下方の貫通孔Nは貫通
孔Mとの中心間距離が約19mmとなるように設けた。
一方、図11に示す形状の縦約18mm×横約25mm
×高さ約2mm(湾曲頂点までの高さ)大のプラスチッ
ク製の蓋部(18)を作製し、その下辺略中央部には、
幅約7mmの切欠部(20)を設けた。次に、上記シー
ト保持具(15)のシート保持部(16)の底面に縦約
15mm×横約22mmの絵柄付シール(17)を貼着
し、その上から上記蓋部(18)を嵌合した。以上のよ
うなシート保持具(15)を3個用意し、これらを前述
の要領で連結したのち、図10に示す市販のシステム手
帳(綴り紙の大きさ縦約125mm×横約80mm,リ
ング型綴じ具6穴タイプ))(13)に綴じた。上記の
シート保持具は、システム手帳の綴り紙と同様にめくる
ことができ、その際に保持具がはずれたりすることがな
く、安全にシートを整理保管することができ、なおかつ
任意の数だけシステム手帳から取り外して、そのまま卓
上の飾りとしたり、鎖(11)を貫通孔Mに取り付けて
アクセサリーとして持ち歩くことができた。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明のシート保持具
は、少なくとも片面に備えたシート保持部によってシー
トを保持し、更に、周辺のうち少なくとも一辺に、前記
保持具同士を連結させるための連結部を設けるととも
に、他辺に被連結部を設けている。従って、複数の保持
具を連結させて、例えば内容が関連していたり、順列を
有する複数のシートを一括して系統的に整理しつつ保管
することができ、しかも、所望のシートを探す際には、
連結保持具を順に確認することにより、簡単に探し出す
ことができる。なおかつ、保持具を所望の数だけ簡単に
取り外して、そのまま卓上に飾ったり、アクセサリー等
として携帯することができ、複数のシート保管用と単体
(所望数)のシート携帯用とに随時切り換えることがで
きる。また、保持具に所望の絵柄や色彩を施しておけ
ば、それらを連結する際に絵柄を組み合わせてパズルの
ように楽しむこともできる。更に、連結部及び被連結部
を凸条及び凹条に構成すると、保持具同士を広範囲で互
いに捕捉させることができるので、より強固に連結で
き、しかも、保持具をスライドさせるだけで簡単に連結
したり分離したりすることができる。更に、前記保持具
の周辺のうち少なくとも一辺に近接して、保持具を貫通
する貫通孔を設けておくと、市販のファイル類等のリン
グ型綴じ具等を貫通孔に通して係合することができ、よ
り小さいスペースで整理保管できるとともに、所望シー
トを探しだす際に、ファイル類の綴り紙と同様に連結保
持具をめくって簡単に捜し出すことができる。しかも、
連結保持具をめくる動作を繰り返しても、保持具は連結
部及び被連結部において互いに捕捉しあうとともに、貫
通孔においてリング型綴じ具に捕捉されているので、外
れて落ちたりすることがなく、安全にシートを保管する
ことができる。一方、上記貫通孔に、例えば鎖,ピン,
フック等を取り付て任意の場所に保持具を係合したり、
ブローチや首飾り等とすることもでき、様々な携帯方法
をとることができる。更に、シート保持部が保持具の略
中央部に設けられた凹部であって、且つ前記シート保持
部に嵌合可能な蓋部を備えておくと、貼着できなかった
り、交換の必要があるシートであってもシート保持部に
収納して、蓋部で保護しつつ保管することができ、ま
た、シート取り出しや交換作業は、蓋部を嵌脱するだけ
でよく、保持具をファイル類から取り外すことなく簡単
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート保持具の一例を示す説明図。
【図2】図1のA−A’断面の様子を示す説明図。
【図3】図2の凸条の断面を拡大した様子を示す説明
図。
【図4】図2の凹条の断面を拡大した様子を示す説明
図。
【図5】図1を矢印X方向から見た図を示す説明図。
【図6】図1を矢印Y方向から見た図を示す説明図。
【図7】2個のシート保持具を連結させる様子を示す説
明図。
【図8】2個のシート保持具の連結部分の様子を示す説
明図。
【図9】2個のシート保持具を連結させる様子を示す説
明図。
【図10】3個連結したシート保持具をシステム手帳に
綴じた様子を示す説明図。
【図11】本発明のシート保持具のその他の例に、シー
トと蓋部とを組み合わせる様子を示す説明図。
【図12】図11のシート保持具に、シートと蓋部とが
組み合わされた様子を示す説明図。
【図13】凸条並びに凹条のその他の例の断面を拡大し
た様子を示す説明図。
【図14】貫通孔のその他の例を示す説明図。
【図15】シート保持具のその他の例を示す説明図。
【図16】図15のシート保持具の背面の様子を示す説
明図。
【図17】図15のシート保持具を複数連結した際の断
面の様子を示す説明図。
【符号の説明】
1 シート保持具 2 シート保持部 3 貫通孔 4 凸条 5 凹条 6 斜辺部 7 頭部 8 幅狭部 9 頭部 10 幅狭部 11 鎖 12 抜け止め部 13 システム手帳 14 リング型綴じ具 15 シート保持具 16 シート保持部 17 絵柄付シート 18 蓋部 19 くぼみ 20 切欠部 21 シート保持具 22 環状突出部 23 貫通孔 24 シート保持具 25 突起部 26 孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B42F 19/04 B42F 19/04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片面にシート保持部を有する
    多角形状の板状保持具であって、該保持具の周辺のうち
    少なくとも一辺に、前記保持具同士を連結させるための
    連結部を設けるとともに、他辺に被連結部を設けたこと
    を特徴とするシート保持具。
  2. 【請求項2】 連結部及び被連結部が、凸条及び凹条か
    ら構成されている請求項1記載のシート保持具。
  3. 【請求項3】 シート保持具の周辺のうち少なくとも一
    辺に近接して、前記保持具を貫通する貫通孔を設けたこ
    とを特徴とする請求項1及び請求項2記載ののシート保
    持具。
  4. 【請求項4】 シート保持部が保持具の略中央部に設け
    られた凹部であり、且つ前記シート保持部に嵌合可能な
    蓋部を備えたことを特徴とする請求項1及び請求項2並
    びに請求項3記載のシート保持具。
JP17323197A 1997-06-12 1997-06-12 シート保持具 Pending JPH111087A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7867965B2 (en) 2005-06-23 2011-01-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Alkaline detergent for automatic analyzer, washing method for automatic analyzer, and automatic analyzer

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