JPH1110847A - プリント装置、プリント方法および情報処理装置 - Google Patents

プリント装置、プリント方法および情報処理装置

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JPH1110847A
JPH1110847A JP9164545A JP16454597A JPH1110847A JP H1110847 A JPH1110847 A JP H1110847A JP 9164545 A JP9164545 A JP 9164545A JP 16454597 A JP16454597 A JP 16454597A JP H1110847 A JPH1110847 A JP H1110847A
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JP9164545A
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Yoshiro Uchikata
佳郎 打方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳んだ状態の被記録媒体に対して複数回
の記録動作を繰り返すことによって、結果的に、大きな
サイズの被記録媒体に対しての画像の記録を可能にする
こと。 【解決手段】 被記録材14′に記録すべき画像を2つ
に分割し、左半分の面14′aを上にして折り畳まれた
形態の被記録材14′に、分割された一方の画像を記録
し、右半分の面14′bを上にして折り畳まれた形態の
被記録材14′に、分割された他方の画像を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ単体、複
写機、ワープロ、パーソナルコンピュータ、ファクシミ
リ、あるいはこれらの複合機に適応可能なプリント装
置、このようなプリント装置に用いられるプリント方
法、およびこのようなプリント装置に対して好適な画像
情報を生成して送信する情報処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント装置(以下、「記録装
置」ともいう)によって記録可能な被記録媒体のサイズ
は、記録装置に供給可能な被記録媒体の幅によって規制
されていた。また、記録装置に供給可能な被記録媒体の
サイズより大きなサイズの出力を得るためには、被記録
媒体を複数枚別々に記録した後に、それらを貼り合わせ
るといった方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、供給可
能な被記録媒体の幅が大きな記録装置を用いる場合に
は、装置が大型になり、また高価になる問題があった。
【0004】また、複数枚の被記録媒体を貼り合わせる
場合には、それらの貼り合わせ部が均一にならずに、つ
なぎ目が現れてしまうといった問題があった。
【0005】本発明の目的は、折り畳んだ状態の被記録
媒体に対して複数回の記録動作を繰り返すことによっ
て、結果的に、大きなサイズの被記録媒体に対しての画
像の記録を可能にするプリント装置およびプリント方法
を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、上記のプリン
ト装置に対して、好適な画像情報を生成して送信する情
報処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント装置
は、被記録媒体と相対移動可能なプリントヘッドを用い
て、前記被記録媒体に画像を記録するプリント装置にお
いて、前記プリントヘッドは、折り畳み形態を異ならせ
た前記被記録媒体に対しての記録が可能であり、前記被
記録媒体の折り畳み形態に応じて、該被記録媒体に記録
すべき画像を複数の分割画像に分ける画像情報処理手段
と、前記被記録媒体の折り畳み形態に応じて前記分割画
像を前記被記録媒体に記録させることにより、該被記録
媒体に前記画像を完成させる制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0008】本発明のプリント方法は、被記録媒体と相
対移動可能なプリントヘッドを用いて、前記被記録媒体
に画像を記録するプリント方法において、前記プリント
ヘッドは、折り畳み形態を異ならせた前記被記録媒体に
対しての記録が可能であり、前記被記録媒体の折り畳み
形態に応じて、該被記録媒体に記録すべき画像を複数の
分割画像に分け、前記被記録媒体の折り畳み形態に応じ
て前記分割画像を前記被記録媒体に記録させることによ
り、該被記録媒体に前記画像を完成させることを特徴と
する。
【0009】本発明の情報処理装置は、折り畳み形態を
異ならせた被記録媒体に対しての画像の記録が可能なプ
リント装置に対し、前記画像の記録情報を生成して送信
する情報処理装置であって、前記被記録媒体の折り畳み
形態に応じて、該被記録媒体に記録すべき画像を複数の
分割画像情報に分ける画像情報処理手段と、前記被記録
媒体の折り畳み形態に応じて前記分割画像情報を前記プ
リント装置に送信することにより、前記被記録媒体に前
記画像を完成させる制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】本発明によれば、折り畳んだ状態の被記録
媒体に対して、複数回の記録動作を繰り返すことによっ
て、結果的に大きなサイズの被記録媒体に対する画像の
記録が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。
【0012】(第1の実施形態)図1は、本発明の一実
施形態としてのインクジェットプリント装置(以下、
「インクジェット記録装置」ともいう)を示す斜視図で
ある。同図において、キャリア1には、記録手段を構成
する記録ヘッド2とインクタンク3とを連結したヘッド
カートリッジ4が搭載されている。このキャリア1のプ
リントヘッド(以下、「記録ヘッド」ともいう)2側の
一端部は、本装置のフレームをなすシャーシ5に回動自
在に支持されたリードスクリュー6に螺合されている。
キャリア1の他端部には図示しないガイドが配設されて
おり、このガイドは、シャーシ5に設けられたガイドレ
ール7に嵌入されて、リードスクリュー6の軸方向に沿
って摺動自在にガイドされている。そして、キャリア1
は、その姿勢が常に一定に保たれながら、リードスクリ
ュー6の回転に伴ってその軸方向に往復移動可能な構成
となっている。
【0013】すなわち、リードスクリュー6は、図に示
すように、その左端に固着されたリードスクリューギア
8と、キャリアモータ9の出力軸に固着されたピニオン
ギア10とが噛合し、かつリードスクリュー6に螺旋状
に所定のピッチで形成された案内条(図示せず)に、キ
ャリア1にとりつけられたリードピン(図示せず)が嵌
入している。したがって、キャリアモータ9の正転、逆
転駆動に伴ってリードスクリュー6が回動すると、キャ
リア1が図中矢印X1,X2方向に往復移動する。
【0014】11はフレキシブルケーブルであり、後述
の電気回路から記録ヘッド2に記録信号を伝える。この
ケーブル11は、フレキシブルホルダ12によりピンチ
ローラフレーム13に位置決めされて保持されている。
【0015】上述のキャリア1の往復移動(スキャン)
に同期して記録ヘッド2からインクを吐出することによ
り、被記録材(被記録媒体)14に一行分の記録を行う
ことができる。この記録ヘッド2は、微細な液体吐出口
(オリフィス)と、その吐出口に連通する液路と、この
液路の一部に設けられるエネルギー作用部と、この作用
部において液体(インクともいう)に作用するエネルギ
ーを発生するエネルギー発生手段とを備えている。この
エネルギー発生手段が発生するエネルギーを利用して液
滴(インク滴ともいう)が上記吐出口から吐出される。
【0016】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としては、ピエゾ素子などの電気機械変換体
を用いたもの、レーザーなどの電磁波を照射して発熱さ
せ、この発熱による作用で液滴を吐出させるもの、ある
いは発熱抵抗体(電気熱変換素子)を有する電気熱変換
素子によって液体を加熱させ、この発熱による作用で液
滴を吐出させるものなどがある。
【0017】その中でも熱エネルギーを利用して液体を
吐出させる方式の記録ヘッドは、上記液体吐出口を高密
度に配列することができるために、高解像度の記録を可
能とする。さらに、その中でも電気熱変換素子をエネル
ギー発生手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化
も容易であり、かつ最近の半導体分野における技術の進
歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術
の長所を十二分に活用でき、高密度の実装化が容易で製
造コストも安価なことから有利である。
【0018】キャリア1のスキャンによって一行記録を
行うと、記録用紙等の被記録材14を搬送手段によって
一行分搬送して、次行の記録を行う。この被記録材14
の搬送は、搬送ローラ15とこれに圧接するピンチロー
ラ16の一対の回転体と、排出ローラ19とこれに当接
する拍車18との一対の回転体とによって行われる。
【0019】これを具体的に説明すると、記録面が記録
ヘッド2の吐出口の形成面と対向する被記録材14を、
ピンチローラ16によって搬送ローラ15に圧接させ、
搬送ローラ15を紙送りモータ17によって適宜回転さ
せることにより、被記録材14を記録位置へ必要な量だ
け搬送する。そして、記録が行なわれた被記録材14の
部分は、拍車18によって排出ローラ19に圧接され、
この排出ローラ19の回転によって装置外へと排出搬送
される。本例の記録装置によって搬送可能な被記録材1
4の幅はWである。
【0020】前記搬送ローラ15および排出ローラ19
の駆動は紙送りモータ17によって行われ、その駆動力
の伝達は減速歯車列20により行われる。
【0021】21はペーパーセンサであり、被記録材1
4の有無を検出する。また、22はフォトインタラプタ
からなるホームポジションセンサであり、キャリア1に
取り付けられこれとともに移動する遮蔽板1Aによっ
て、光路が遮断/遮断解除されることにより、キャリア
1がホームポジション(図中左側の定位置)にあること
を検出する。
【0022】32は、搬送ローラ15と排出ローラ19
との間に位置するプラテンであって、記録ヘッド2に対
向して被記録材14をバックアップする。プラテンに
は、被記録材14以外の領域に対して記録ヘッド2から
のインクの吐出が行われた場合に、そのインクを吸収で
きるよう一部に吸収体が配設されている。
【0023】キャリア1には紙幅センサ(図示せず)が
設けられており、被記録材14をキャリア1との対向位
置まで搬送した後、キャリア1がスキャンすることによ
って、その紙幅センサが被記録材14の正確な挿入位置
および幅を検出することができる。
【0024】次に、このようなインクジェット記録装置
を組み込んだ情報処理装置の構成と電気回路について説
明する。
【0025】図2は、上述したような記録装置を組み込
んだ情報処理装置50の外観を表す模式的斜視図であ
る。本例の情報処理装置50は、いわゆるパーソナルコ
ンピュータの形態であり、しかも上述のインクジェット
記録装置を一体に備えたハンディタイプのものである。
同図において、33は上述のインクジェット記録装置か
らなるプリンタ部、51は、文字や数字およびその他の
入力をするためのキー511などを備えたキーボード部
である。35は、処理情報を表示する表示器であり、表
示画面351を備える。
【0026】プリンタ部33において、331は、矢印
方向に開閉される透明プラスチック製の窓カバーであ
り、この窓カバー331を通して、ヘッドカートリッジ
4の動き等を確認することができる。窓カバー331
は、インクタンクの交換等に際しても開閉できるように
構成されている。また、キー332,333等は、プリ
ンタ部33における回復処理、被記録材14の搬送等、
プリンタ部33における動作を独自に指示するためのも
のである。キーボード51の下側部には、フロッピィデ
ィスクの着脱口512が設けられている。
【0027】表示器35は、形態時等においてキーボー
ド51と一体に折り畳むことが可能なように、図中矢印
b方向に回動可能に設けられている。また、キーボード
51は、プリンタ部33に対する被記録材14のセット
等の際に、図中矢印a方向に回動できるように設けられ
ている。
【0028】図3はキーボード51を回動して、被記録
材14をセットする場合を表す模式的斜視図である。セ
ット面513に被記録材14を載置して、位置決め部5
14に被記録材14を当接させることによって、プリン
タ部33に対して被記録材14を正確に位置決めするこ
とができる。また、位置決め調整ガイド515は、図中
の矢印c方向に移動可能に設けられており、被記録材1
4に当接するように、この位置決め調整ガイド515を
調整することにより、被記録材14の搬送方向以外のズ
レを防止する。このように被記録材14を位置決めする
ことにより、それをプリンタ部33に対して正確に搬送
することができる。
【0029】図4は、情報記録装置50およびプリンタ
部33の制御回路の構成を表すブロック図である。
【0030】まず、プリンタ部33について説明する。
同図において、36は主制御をなすコントローラであ
り、37はプリンタ側での処理手順を実行する例えばマ
イクロコンピュータ形態のCPU、38は上記処理にお
ける作業用の領域などを設けたRAM、39は上記処理
手順に対応したプログラムを格納したROM、40はC
PU37の実行サイクルを作り出したりプリンタ部33
による記録動作の際の必要なタイミングを作り出したり
するタイマ、41はCPU37からの信号とホスト装置
とを結ぶインターフェース部である。
【0031】また、42はプリンタ部33の駆動部であ
る。ここで43は、記録ヘッド2の各種の情報を検出す
るヘッド検出部であり、その情報としては、例えば、記
録ヘッド2のヘッドの有無、種類、記録ヘッド2の温度
を検出するための各センサの出力値、およびインクタン
ク3内のインクの有無を検出するセンサの出力等であ
る。44は記録ヘッド2の記録データを蓄えるためのバ
ッファ、45は記録ヘッド2に駆動信号や電力などを送
出するヘッドドライバである。46a,46b,46c
は、それぞれキャリアモータ9、紙送りモータ18、自
動給紙モータ48を駆動するのに必要な信号や電力など
を送出するモータドライバである。また、47は、ホー
ムポジションセンサ22、ペーパーセンサ21、紙幅セ
ンサ60等のセンサの出力を検出するセンサ検出部であ
る。
【0032】次に、ホスト装置としての情報処理装置5
0は、ホスト側の処理を実行するCPU501を有す
る。ROM502は、その処理手順やフォントデータ等
の各種データを格納し、また、RAM502は、作業領
域の他にテキストデータや画像データを展開、格納する
領域を有する。
【0033】CPU501は、プリンタ部33との信号
の授受を行いながら、表示部35に所定の表示を行う。
【0034】さらに、506は例えばFDD,HDD,
RAMカード等の外部記憶装置である。また、505
は、例えば他の情報処理装置との通信を行ったり、プリ
ンタ部33との通信を行う外部インターフェースであ
る。
【0035】なお、図4のブロック図には示されていな
いが、他に制御回路に電力を供給するための電源部が構
成されており、ここに、例えば充電式のバッテリーや、
使い捨ての電池、あるいはAC電源用変換器などが備え
られている。
【0036】上述した制御回路構成により、プリンタ部
33で被記録材14に記録を行う。次に、記録データの
生成方法を図5を用いて説明する。
【0037】図5(a)は、被記録材14′に記録され
る記録情報を示したものである。被記録材14′の幅2
Lおよび長さTはいずれもプリンタ部33で搬送可能な
被記録材の幅Wよりもおおきい。M1およびM2は、被
記録材14′上における記録の余白量である。ホスト装
置としての情報処理装置50は、この図5(a)の記録
情報をプリンタ部33にて記録可能な情報に分割する。
【0038】図5(b)は分割された第1の記録情報を
示したものである。この第1の記録情報は、図5(a)
の記録情報の左側半分および幅D1分の記録情報をもっ
ている。
【0039】図5(c)は分割された第2の記録情報を
示したものである。この第2の記録情報は、図5(a)
の記録情報の右側半分および幅D2分の記録情報をもっ
ている。
【0040】このような第1および第2の記録情報は、
いずれもプリンタ部33にて記録可能な大きさの情報、
つまりプリンタ部33にて搬送可能な被記録材に対する
記録情報に設定されている。また、図5(b)の幅D1
で示される領域、および図5(c)の幅D2で示される
領域は、互いに重複する記録情報領域となっている。
【0041】図6(a),(b),(c),(d)は、
上記のように分割された第1,第2の記録情報をプリン
タ部33で記録する手順を示した図である。
【0042】図6(a),(b)は、第1の記録情報の
記録手順を示す図である。
【0043】まず、図6(a)に示すように被記録材1
4′を半分に折り、それをプリンタ部33に供給して、
その左半分の面14′aに第1の記録情報の記録を行
う。被記録材14′の搬送方向は図中の矢印の方向であ
る。この場合、被記録材14′を2等分に分割すると正
確な寸法の折り目をつけることができる。図6(b)に
は、被記録材14′の左半分の面14′aに記録する第
1の記録情報を示す。この記録情報は、上述のホスト装
置としての情報処理装置50において分割された図5
(b)の第1の記録情報である。半分に折られた被記録
材14′は、位置決め部514および位置決め調整ガイ
ド515によって正確に位置決めされ、さらに、その位
置が上述した紙幅センサ60によって正確に検出される
ため、被記録材14′に対して第1の記録情報が正確に
記録できる。ところで、図5(b)の第1の記録情報の
内、幅D1で示される情報領域の記録位置には被記録材
14′が存在しないため、その幅D1の情報領域に関し
ての記録は、被記録材14′をバックアップするプラテ
ン32に対して行われる。上述のごとく、プラテン32
には吸収体が配設されており、被記録材14′以外の部
分に記録されたインクは、この吸収体に吸収される。し
たがって、インクが次に挿入した被記録材に転写するこ
とがなく、その被記録材の汚れが防止される。
【0044】図6(c),(d)は第2の記録情報の記
録手順を示す図である。
【0045】まず、図6(c)に示すように被記録材1
4′を反転させ、それをプリンタ部33に供給して、そ
の右半分の面14′bに第2の記録情報の記録を行う。
被記録材14′の搬送方向は図中の矢印の方向である。
図6(d)には、被記録媒体14′の右半分の面14′
bに記録する第2の記録情報を示す。この記録情報は、
上述のホスト装置としての情報処理装置50において分
割された図5(c)の第2の記録情報である。半分に折
られた被記録材14′は、位置決め部514および位置
決め調整ガイド515によって正確に位置決めされ、さ
らに、その位置が上述した紙幅センサ60によって正確
に検出されるため、被記録材14′に対して第2の記録
情報が正確に記録できる。ところで、図5(c)の第2
の記録情報の内、幅D2で示される情報領域の記録位置
には被記録材14′が存在しないため、その幅D2の情
報領域に関しての記録は、被記録材14′をバックアッ
プするプラテン32に対して行われる。上述のごとく、
プラテン32には吸収体が配設されており、被記録材1
4′以外の部分に記録されたインクは、この吸収体に吸
収される。したがって、インクが次に挿入した被記録材
に転写することがなく、その被記録材の汚れが防止され
る。
【0046】このように、第1および第2の記録情報を
分けて記録することにより、結果的に、プリンタ部33
において搬送および記録可能なサイズよりも大きな被記
録材14′に対しての記録が行われる。また、記録情報
を重複して分割することにより、被記録材14′の折り
目部分に空白を生じることがない。
【0047】図7は、プリンタ部33における被記録材
14′の位置と記録位置との関係を示す図である。半分
に折られた被記録材14′の左半分の面14′aおよび
右半分の面14′bは、ともにプリンタ部33に対して
の供給位置は同じである。P1は、第1の記録情報が記
録されるときのキャリア移動方向における記録領域であ
り、P2は、第2の記録情報が記録されるときのキャリ
ア移動方向における記録領域である。情報処理装置50
は、このような記録領域P1,P2に応じた記録情報を
所定の位置に記録すべく、記録位置を指示するコマンド
をプリンタ部33に送信する。あるいは、情報処理装置
50は、記録領域P1およびP2の全領域の記録情報幅
に対して、第1の記録情報の記録時には、M1およびD
2の領域をスペース(空白)情報とし、また第2の記録
情報の記録時には、M2およびD1の領域をスペース
(空白)情報として、記録情報をプリンタ部33に送信
することによって、第1および第2の記録情報の所定の
位置への記録が可能となる。
【0048】さらには、第1および第2の記録情報の記
録実行前に、供給された被記録材14′の位置を紙幅セ
ンサ60によって検出し、第1の記録情報を記録する場
合には、被記録材14′の折り返し部70Rの位置と第
1の記録情報の折り返し相当部71とを一致させるよう
に、キャリア移動方向における記録位置を制御し、ま
た、第2の記録情報を記録する場合には、被記録材1
4′の折り返し部70Lの位置と第2の記録情報の折り
返し相当部72とを一致させるように、キャリア移動方
向における記録位置を制御するようにしてもよく、この
場合には、より正確な記録が可能となる。
【0049】(第2の実施形態)図8(a),(b),
(c),(d)は、記録データの生成方法の他の例を示
す図である。
【0050】図8(a)は被記録材14″に記録される
記録情報を示したものである。被記録材14″の幅2L
および長さTはいずれもプリンタ部33で搬送可能な被
記録材の幅Wよりも大きい。M1は余白量である。ホス
ト装置としての情報処理装置50において、図8(a)
の記録情報をプリンタ部33にて記録可能な情報に分割
する。
【0051】図8(b)は分割された第1の記録情報を
示したものである。この第1の記録情報は、図8(a)
の記録情報の左側半分から余白量M2の領域を除いた記
録情報である。
【0052】図8(c)は分割された第2の記録情報を
示したものである。この第2の記録情報は、図8(a)
の記録情報の右側半分から余白量M2の領域を除いた記
録情報である。
【0053】図8(d)は分割された第3の記録情報を
示したものである。この第3の記録情報は、図8(a)
の記録情報の中央部分L′の領域から余白量M3の領域
を除いた記録情報である。
【0054】このような第1,第2,第3の記録情報
は、いずれもプリンタ部33にて記録可能な情報量に設
定されている。
【0055】図9(a)は分割された第1,第2,第3
の記録情報の位置関係を示したものである。第1の記録
情報と第3の記録情報は、図9(a)の幅R1で示され
る領域(ハッチング部)において重複している。また、
第2の記録情報と第3の記録情報は、図9(a)の幅R
2で示される領域(ハッチング部)において重複してい
る。また、重複した記録領域においては、図9(b)の
ように、符号1を付した第1の記録情報と符号3を付し
た第3の記録情報、および符号2を付した第2の記録情
報と符号3を付した第3の記録情報が互いに重複しない
ように、それぞれが記録ヘッドの画素単位で千鳥状に分
割されている。
【0056】図10(a),(b),図11(a),
(b),図12(a),(b)は、上記の分割された第
1,第2,第3の記録情報をプリンタ部33で記録する
手順を示した図である。
【0057】図10(a),(b)は第1の記録情報の
記録手順を示す図である。
【0058】まず、図10(a)に示すように被記録材
14″を半分に折り、それをプリンタ部33に供給し
て、その左半分の面14″aに対して記録を行う。被記
録材14″の搬送方向は図中矢印の方向である。この場
合、被記録材14″を2等分に分割するようにすると正
確な寸法の折り目をつけることができる。図10(b)
に、左半分の面14″aに記録する記録情報を示す。こ
の記録情報は、上述の情報処理装置50において分割さ
れた図8(b)の第1の記録情報と同一である。被記録
材14″は、位置決め部514および位置決め調整ガイ
ド515によって正確に位置決めされ、さらに、その位
置が上述した紙幅センサ60によって正確に検出される
ため、被記録材14″に対して第1の記録情報が正確に
記録できる。
【0059】図11(a),(b)は第2の記録情報の
記録手順を示す図である。
【0060】まず、図11(a)に示すように被記録材
14″を反転させ、それをプリンタ部33に供給して、
その右半分の面14″bに対して記録を行う。被記録材
14″の搬送方向は図中矢印の方向である。図11
(b)に、右半分の面14″bに記録する記録情報を示
す。この記録情報は、上述の情報処理装置50において
分割された図8(c)の第2の記録情報と同一である。
被記録材14″は、位置決め部514および位置決め調
整ガイド515によって正確に位置決めされ、さらに、
その位置が上述した紙幅センサ60によって正確に検出
されるため、被記録材14″に対して第2の記録情報が
正確に記録できる。
【0061】図12(a),(b)は第3の記録情報の
記録手順を示す図である。
【0062】まず、図12(a)に示すように被記録材
14″の折り目を変えて3つ折りし、それをプリンタ部
33に供給して、その中央の面14″cに対して記録を
行う。被記録材14″の搬送方向は図中矢印の方向であ
る。この場合、L′=Lとし、被記録材14″を4等分
に分割する3つの折り目の内の2つを用いるようにし
て、それを3つ折りすると正確な寸法の折り目をつける
ことができる。図12(b)に、中央の面14″cに記
録する記録情報を示す。この記録情報は、上述の情報処
理装置50において分割された図8(d)の第2の記録
情報と同一である。被記録材14″は、位置決め部51
4および位置決め調整ガイド515によって正確に位置
決めされ、さらに、その位置が上述した紙幅センサ60
によって正確に検出されるため、被記録材14″に対し
て第3の記録情報が正確に記録できる。
【0063】このように、第1,第2,第3の情報を分
けて記録することにより、結果的に、プリンタ部33に
おいて搬送および記録可能なサイズよりも大きな被記録
材14″に対しての記録が行われる。また、第1,第
2,第3の記録情報の記録領域は、被記録材14″上の
記録面14″a,14″b,14″cよりも小さくて余
白があるため、被記録材14″以外の領域への記録を行
うことがない。したがって、プラテン部に記録を行うこ
とがなく、プラテン32に吸収体を用いなくても次の被
記録材にインクが付着することがない。また、第1,第
2,第3の記録情報の記録領域が互いに重複する重複部
においては、その重複部の記録情報を画素単位で千鳥状
に分割しているため、記録が2重に行なわれることがな
く、2重の記録によって濃度が変化したりすることがな
い。
【0064】(他の実施形態)前述した実施形態は、記
録ヘッドはキャリアに搭載し、そのキャリアを被記録材
の搬送方向と直交する方向に移動往復して記録を行う、
いわゆるシリアルプリンタ方式に対しての適用例であ
る。しかし、本発明は、被記録材の搬送方向と直交する
方向に沿って、その被記録材の全幅に渡って記録ヘッド
を設けた、いわゆるラインプリンタ方式に対して適用し
ても良い。
【0065】また、前述した実施形態においては、液体
インクを吐出するインクジェット記録方式を説明してい
るが、室温やそれ以下で固化するインクであって、高温
で軟化もしくは液化するものを用いても良い。また、熱
転写記録方式、感熱紙を用いた記録方式、電子写真記録
方式等他の記録方式でも同様の効果がえられる。
【0066】前述した実施形態においては、記録装置と
してのプリンタ部33が記録可能な被記録材の幅の約2
倍のサイズの被記録材に対して記録する場合を説明して
いるが、さらに大きな被記録材に対しても、その折り目
の数を増し、それに応じて記録情報の分割数および記録
動作の回数を増やすことによって、同様の効果がえられ
る。
【0067】また、前述した実施形態においては、ホス
ト装置とプリンタ部つまり情報処理装置と記録装置が一
体に構成された場合を説明しているが、それらを別体と
しても同様の効果が得られる。また、記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理装置の画像出力端末
として用いられるものの他、リーダ等と組み合わせた複
写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置
の形態をとるもの等であってもよい。また、ホスト装置
の形態としては、パーソナルコンピュータの形態をとる
のも、ワープロ、タイプライタの形態をとるもの等であ
ってもよい。
【0068】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0069】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0070】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0071】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0072】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0073】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0074】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0075】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0076】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
折り畳んだ状態の被記録媒体に対して複数回の記録動作
を繰り返すことにより、結果的に、大きなサイズの被記
録媒体への画像の記録が可能となる。
【0078】また、記録画像を重複して分割することに
より、被記録媒体の折り目部分に空白を生じることがな
い。また、プラテンにインクの吸収体を配設することに
より被記録材上を外れた部分に、記録のためのインクを
吐出させた場合に、そのインクを吸収体に吸収させるこ
とができる。したがって、この場合には、インクが次の
被記録媒体に転写することがなく、その記録媒体を汚す
ことがない。
【0079】また、被記録媒体の位置を検出し、その位
置に応じてプリントヘッドによる記録位置を調整するこ
とにより、より正確な記録を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのインクジェット
プリント装置の要部の斜視図である。
【図2】図1のプリント装置を組み込んだ情報処理装置
の斜視図である。
【図3】図2の情報処理装置に被記録媒体がセットされ
るときの状態の斜視図である。
【図4】図2の情報記録装置における制御回路のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1実施形態における記録情報の説明
図である。
【図6】本発明の第1実施形態における記録手順の説明
図である。
【図7】本発明の第1実施形態における被記録媒体と記
録領域との位置関係の説明図である。
【図8】本発明の第2実施形態における記録情報の説明
図である。
【図9】本発明の第2実施形態における記録情報の説明
図である。
【図10】本発明の第2実施形態における第1の記録情
報の記録手順の説明図である。
【図11】本発明の第2実施形態における第2の記録情
報の記録手順の説明図である。
【図12】本発明の第2実施形態における第3の記録情
報の記録手順の説明図である。
【符号の説明】
1 キャリア 2 プリントヘッド(記録ヘッド) 3 インクタンク 4 ヘッドカートリッジ 5 シャーシ 6 リードスクリュー 7 ガイドレール 8 リードスクリューギア 9 キャリアモータ 10 ピニオンギア 14,14′,14″ 被記録媒体 15 搬送ローラ 16 ピンチローラ 17 紙送りモータ 18 拍車 19 排出ローラ 20 減速歯車列 21 ペーパーセンサ 22 ホームポジションセンサ 32 プラテン 33 プリンタ部 35 表示部 36,42 コントローラ 37,501 CPU 38,502 RAM 39,503 ROM 40 タイマ 41 インターフェース部 43 ヘッド検出部 44 ラインバッファ 45 ヘッドドライバ 46a,46b,46c モータドライバ 47 センサ検出部 48 自動給紙モータ 50 情報処理装置(ホスト部) 51 キーボード部 60 紙幅センサ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体と相対移動可能なプリントヘ
    ッドを用いて、前記被記録媒体に画像を記録するプリン
    ト装置において、 前記プリントヘッドは、折り畳み形態を異ならせた前記
    被記録媒体に対しての記録が可能であり、 前記被記録媒体の折り畳み形態に応じて、該被記録媒体
    に記録すべき画像を複数の分割画像に分ける画像情報処
    理手段と、 前記被記録媒体の折り畳み形態に応じて前記分割画像を
    前記被記録媒体に記録させることにより、該被記録媒体
    に前記画像を完成させる制御手段とを備えたことを特徴
    とするプリント装置。
  2. 【請求項2】 前記画像情報処理手段は、前記複数の分
    割画像に互いに重複する重複領域をもたせ、 前記制御手段は、前記分割画像の重複領域の記録位置を
    前記被記録媒体上から外すことを特徴とする請求項1に
    記載のプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記画像情報処理手段は、前記複数の分
    割画像に互いに重複する重複領域をもたせ、かつ該重複
    領域の画像を前記複数の分割画像に割り当てることを特
    徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  4. 【請求項4】 前記被記録媒体の位置を検出する検出手
    段と、 該検出手段が検出した前記被記録媒体の位置に応じて、
    前記プリントヘッドによる前記分割画像の記録位置を制
    御する記録位置制御手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載のプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記プリントヘッドを主走査方向に往復
    移動させる手段と、 前記被記録媒体を前記主走査方向と略直交する副走査方
    向に搬送させる手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1から4のいずれかに記載のプリント装置。
  6. 【請求項6】 前記プリントヘッドとの対向位置にて前
    記被記録媒体を搬送する手段を備え、 前記プリントヘッドは、前記被記録媒体の搬送方向と略
    直交する幅方向の全域に亘って対向配備されていること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のプリン
    ト装置。
  7. 【請求項7】 前記プリントヘッドは、インクを吐出口
    から吐出可能なインクジェットヘッドであることを特徴
    とする請求項1から6のいずれかに記載のプリント装
    置。
  8. 【請求項8】 前記インクジェットヘッドは、前記吐出
    口からインクを吐出させるエネルギーの発生素子とし
    て、前記インクに膜沸騰を生じさせるための熱エネルギ
    ーを発生する電気熱変換体を有することを特徴とする請
    求項7に記載のプリント装置。
  9. 【請求項9】 前記プリントヘッドと対向する位置に、
    該プリントヘッドと対向する表面において前記被記録媒
    体をガイドするプラテンを備え、 前記プラテンの表面は、前記インクを吸収する吸収体を
    有することを特徴とする請求項7または8に記載のプリ
    ント装置。
  10. 【請求項10】 被記録媒体と相対移動可能なプリント
    ヘッドを用いて、前記被記録媒体に画像を記録するプリ
    ント方法において、 前記プリントヘッドは、折り畳み形態を異ならせた前記
    被記録媒体に対しての記録が可能であり、 前記被記録媒体の折り畳み形態に応じて、該被記録媒体
    に記録すべき画像を複数の分割画像に分け、 前記被記録媒体の折り畳み形態に応じて前記分割画像を
    前記被記録媒体に記録させることにより、該被記録媒体
    に前記画像を完成させることを特徴とするプリント方
    法。
  11. 【請求項11】 折り畳み形態を異ならせた被記録媒体
    に対しての画像の記録が可能なプリント装置に対し、前
    記画像の記録情報を生成して送信する情報処理装置であ
    って、 前記被記録媒体の折り畳み形態に応じて、該被記録媒体
    に記録すべき画像を複数の分割画像情報に分ける画像情
    報処理手段と、 前記被記録媒体の折り畳み形態に応じて前記分割画像情
    報を前記プリント装置に送信することにより、前記被記
    録媒体に前記画像を完成させる制御手段とを備えたこと
    を特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記画像情報処理手段は、前記複数の
    分割画像情報に互いに重複する重複領域をもたせること
    を特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記画像情報処理手段は、前記複数の
    分割画像情報に互いに重複する重複領域をもたせ、かつ
    該重複領域の画像情報を前記複数の分割画像情報に割り
    当てることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008136520A1 (ja) * 2007-05-08 2008-11-13 B-Core Inc. 光学式認識コードのマーキング方法及び装置並びに関連方法及び関連装置
CN111619246A (zh) * 2020-05-15 2020-09-04 常州市新创智能科技有限公司 一种喷码装置和喷码方法

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