JPH11107631A - 複合窓枠 - Google Patents

複合窓枠

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JPH11107631A
JPH11107631A JP28312297A JP28312297A JPH11107631A JP H11107631 A JPH11107631 A JP H11107631A JP 28312297 A JP28312297 A JP 28312297A JP 28312297 A JP28312297 A JP 28312297A JP H11107631 A JPH11107631 A JP H11107631A
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JP
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frame
metal
resin
frames
pieces
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JP28312297A
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Akio Fuchigami
昭男 渕上
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Shin Nikkei Co Ltd
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Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属枠体と樹脂枠体とからなる複合窓枠にお
いて、枠体の強度を向上させ、取付作業をより容易と
し、金属枠体を設置した状態のままで樹脂枠体のみの交
換を可能とする。 【解決手段】 窓開口部1に装着した金属枠体10とそ
の屋内側露出部分を覆う樹脂枠体20とを備えた窓枠に
おいて、上記金属枠体10を構成する金属上下枠11、
12及び左右の金属縦枠13、14に金属突出片15を
形成させてこれらを枠組みして金属突出枠部16を構成
させ、これに樹脂枠体20を着脱自在に取付け、該樹脂
枠体20を構成する樹脂上下枠21、22及び左右の樹
脂縦枠23、24に形成された各樹脂延出片25はそれ
ぞれ個別的に各金属突出片15を重合状に覆ってなり、
該重合部分にて各樹脂延出片25を固定具で躯体に個別
的に固定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓開口部に装着さ
れる金属枠体の屋内側露出部分を樹脂枠体で覆うことに
よりサッシ窓の断熱性の向上を図って屋内側への結露を
抑えると共に屋内装飾との一体性を持たせることによっ
て意匠の向上を図った複合窓枠に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アルミサッシ等の金属枠体からな
る窓枠に対し、その屋内側露出部分に樹脂枠体を備えた
複合型の窓枠が考えられている。これは、金属枠体の屋
内側を金属に比して熱伝導率が極めて低い樹脂により覆
うことによって、サッシ窓の断熱性の向上を図ると共に
屋内側への結露を抑え、また金属枠の視覚的な冷たさを
排除すると共に屋内装飾との一体性を持たせることによ
って意匠の向上を図るものである。従来のこのような複
合型の窓枠は、金属枠体に対し樹脂枠体を取付け窓枠を
枠組み完成させた状態で窓開口部に設置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の複合窓
枠における樹脂枠体には、該樹脂枠体の取付けを容易に
すると共に、外観上も良好にするべく屋内側に樹脂延出
片を設け、この樹脂延出片を取付け固定する対象として
金属枠体に金属突出片を設けていた。しかし、上記金属
枠体を構成する金属下枠及び左右の金属縦枠については
上記金属突出片を形成させていたものの、最も重力の影
響を受けやすい金属上枠については金属突出片を形成さ
せていなかった。一方、上記樹脂枠体を構成する樹脂上
下枠及び左右の樹脂縦枠については、その全てに樹脂延
出片を形成させていたため、樹脂枠体と金属枠体とを躯
体に取付ける際に上枠の位置決め固定工事を容易かつ正
確に行ないにくいという欠点があった。また、上記固定
工事後も取付けられた樹脂枠体にグラツキが生じるおそ
れがあった。
【0004】また、従来の複合窓枠は上記のような構成
であったため、通常の使用方法ではない大きな応力がか
かった場合にひび割れや破損が生じるおそれもあり、複
合枠材全体としてより強固な構造とすることが望まれて
いた。さらに、樹脂枠体の経年変化や変色、破損、屋内
の模様替え等により樹脂枠体の交換が必要になった場
合、従来は金属枠体を含む窓枠全体を窓開口部から取外
す必要があり、作業性が極めて悪いという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、断熱性を維持して結露を防止する構造
・機能を維持しつつ、上記金属枠体と樹脂枠体の取付作
業を簡略にする一方で、複合枠体全体としての強度を向
上させ、また上記各樹脂枠のみの交換を可能とすること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明は、窓開口部に装着される方形状
に枠組みされた金属枠体と該金属枠体の屋内側露出部分
を覆う樹脂枠体とを備えた複合窓枠において、上記金属
枠体を構成する金属上下枠及び左右の金属縦枠の屋内端
がそれぞれ屋内側方向に延出されて金属突出片を形成
し、これら各金属突出片は上記窓開口部の屋内側部分の
四周を囲繞して金属突出枠部を形成し、上記金属突出枠
部を形成する各金属突出片の屋内側露出部分は上記樹脂
枠体を構成する樹脂上下枠及び左右の樹脂縦枠の屋内端
がそれぞれ屋内側方向に延出されて形成する樹脂延出片
によりそれぞれ個別的に重合状に覆われてなり、上記重
合状態において上記樹脂枠体を金属枠体に嵌脱自在に嵌
合させることを特徴として構成される。
【0007】上記目的を達成するため請求項2記載の本
発明は、上記請求項1記載の発明において、上記樹脂枠
体を構成する樹脂上下枠及び左右の樹脂縦枠に形成され
た各樹脂延出片を上記重合部分にて固定具により躯体に
それぞれ個別的に固定させることを特徴として構成され
る。
【0008】上記目的を達成するため請求項3記載の本
発明は、上記請求項1又は2記載の発明において、上記
樹脂枠体を構成する樹脂上下枠及び左右の樹脂縦枠が上
記金属枠体を構成する金属上下枠及び左右の金属縦枠に
対して固定具によりそれぞれ個別的に固定されることを
特徴として構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って詳細に説明する。図1は本発明の複合窓枠を適用
した窓体の屋内側から見た横断面図、図2はその縦断面
図、図3は窓体を取外した状態における図1対応の横断
面図、図4は窓体を取外した状態における図2対応の縦
断面図をそれぞれ示している。これら各図において、本
発明の複合窓枠は、窓開口部1に装着された金属枠体1
0に樹脂枠体20を取付けてなる複合的な窓枠体内に、
窓体30を開閉自在に納めてなるものである。
【0010】図1及び図2に示すように、窓枠体を構成
する各枠材は、複合型の枠材であり、ベースとなる金属
枠体10とその屋内側露出部分を覆う樹脂枠体20とか
ら構成されている。上記金属枠体10は、金属上枠1
1、金属下枠12、左の金属縦枠13、右の金属縦枠1
4を方形に枠組みして構成され、上記樹脂枠体20は、
樹脂上枠21、樹脂下枠22、左の樹脂縦枠23、右の
樹脂縦枠24により方形状にて構成される。
【0011】上記した樹脂上枠21を金属上枠11に、
樹脂下枠22を金属下枠12に、左の樹脂縦枠23を左
の金属縦枠13に、右の樹脂縦枠24を右の金属縦枠1
4にそれぞれ取付けて、金属枠と樹脂枠とを一体とした
上下枠と縦枠部材により四周を枠組みして、金属枠体1
0に樹脂枠体20を組み込んだ後、これらを躯体に取付
ける。なお、上記金属枠体10は通常アルミの押出し型
材にて成型され、また樹脂枠体20は塩化ビニルやアク
リル樹脂等から成型される。また、これらの樹脂材に
は、木材粉等を混入させて、外観上あたかも木材で形成
されているかの観を呈させこともできる。上記金属枠体
10における屋外側の部分には樹脂枠体20は取付けら
れていない。
【0012】窓体30は、上下及び左右の框材を方形に
框組みしてなる框体31内に複層ガラス32を納めてな
る。上記框体31を構成する各框材も、上記複合窓枠と
同様に、金属框体33とその屋内側露出部分を覆うよう
に取付けられた樹脂框体34とで構成されている。上記
金属框体33は金属上下框33a、33bと左右の金属
縦框33c、33dとから構成され、上記樹脂框体34
は樹脂上下框34a、34bと左右の金属縦框34c、
34dとから構成される。そして各金属框部材に樹脂框
部材を一体的に取付けてL字状に枠組みした枠体を2組
み形成し、このL字枠内に上記複層ガラス32を納めて
上記窓体30が構成される。
【0013】上記窓体30は、縦辷り出し窓等の開戸が
用いられ、この場合框体31に窓体30開閉用の把手3
5が取付けられる。また、上記窓体30には嵌め殺し窓
のような開閉しない窓を用いることもできる。なお、上
記窓体30の金属框における屋外側の部分には樹脂框は
取付けられていない。
【0014】まず、図1及び図3に沿って上下枠の構成
について説明する。各図に示すように、金属上下枠1
1、12にはそれぞれ適所に通孔4が形成され、該通孔
4に螺子3を螺合させて上記金属上下枠11、12を躯
体に取付固定する。上記金属上下枠11、12の内周面
の屋内端を屋内側にそれぞれ延出させて躯体に当接する
L字状の金属突出片15、15を形成させている。各金
属突出片15、15は後述する左右の金属縦枠13、1
4に形成される各金属突出片15、15と共に、窓開口
部1の屋内側部分の四周を囲繞して枠組みされ、金属突
出枠部16を形成する。また上記金属上下枠11、12
には、その内周面における見付方向略中央に樹脂上下枠
21、22取付用の係止突片17、17をそれぞれ金属
上下枠11、12に対して略垂直に突出形成させる。
【0015】上記金属上枠11の金属突出片15と係止
突片17との間、上記金属下枠12の金属突出片15と
係止突片17との間には樹脂上下枠21、22取付用の
溝18、18をそれぞれ形成させている。金属下枠12
に設けられた溝18は、例えば雨がふき込んだとき等に
雨水が上記金属下枠12の溝18を流れて排水されるこ
ととなる。
【0016】樹脂上下枠21、22は、それぞれ金属上
下枠11、12の略半分の見付幅を有しており、係止突
片17、17より屋内側における金属上下枠11、12
の内周面を覆うように設置される。上記樹脂上下枠2
1、22は、上記各溝18、18内に嵌合状に納められ
る樹脂枠本体28、28と、L字状の樹脂延出片25、
25とからそれぞれ構成されている。該樹脂延出片2
5、25は上記樹脂枠本体28、28の屋内端を上記各
金属突出片15、15に沿ってそれぞれ延出させて形成
されている。
【0017】上記各樹脂延出片25、25の先端はそれ
ぞれ上方又は下方に屈曲され、該屈曲した先端は上記樹
脂枠本体28、28がそれぞれ上記各溝18、18内に
納められた状態で上記各金属突出片15、15の先端に
それぞれ係合する。これにより上記樹脂延出片25は上
記金属突出片15に重合状に固定される。また、上記樹
脂枠本体28、28は、上記各溝18、18に嵌合状に
納めて上記各係止突片17、17に当接させると共に、
該当接部分のそれぞれ下方又は上方に設けた樹脂係止片
27、27を各係止突片17、17の先端に係止させて
固定される。
【0018】このように、上記樹脂枠本体28、28は
それぞれ上記各係止突片17、17の屋内側露出部分と
上記各溝18、18の内周面とを覆い、上記各樹脂延出
片25、25は上記各金属突出片15、15の屋内側露
出部分をそれぞれ個別的に重合状に覆っている。上記金
属突出片15及び樹脂延出片25には、それらの見付方
向略中央にそれぞれ通孔19、29が連通状に形成され
ている。ここに螺子3を螺合させることによって上記樹
脂延出片25を躯体に一層強固に固定できる。上記螺子
3は、上記樹脂延出片25の内周側から通孔29に挿入
及び螺合が可能であり、上記金属突出片15を介在させ
る状態で上記樹脂延出片25を躯体に固定させる。
【0019】上記係止突片17と上記樹脂枠本体28と
が当接する部分には、それぞれの長手方向に適宜間隔で
通孔19、29が連通状に形成されている。ここに螺子
3を螺合させることによって金属上枠11と樹脂上枠2
1、金属下枠12と樹脂下枠22とをそれぞれ一層強固
に連結できる。上記螺子3は、上記係止突片17の屋外
側から通孔19に挿入及び螺合が可能であり、作業者は
窓体30を開放した時あるいは取外した時に螺子3の締
付け及び取外し作業を行なう。
【0020】次に、図2、4に沿って左右の縦枠の構成
について説明する。各図に示すように、左右の金属縦枠
13、14にはそれぞれ適所に通孔4が形成され、該通
孔4に螺子3を螺合させて上記左右の金属縦枠13、1
4を躯体に取付固定する。上記左右の金属縦枠13、1
4の内周面の屋内端を屋内側にそれぞれ延出させて躯体
に当接するL字状の金属突出片15、15を形成させて
いる。各金属突出片15、15は上述したように金属上
下枠11、12に形成される各金属突出片15、15と
共に、窓開口部1の屋内側部分の四周を囲繞して枠組み
され、金属突出枠部16を形成する。また左右の金属縦
枠13、14には、その内周面における見付方向略中央
に左右の樹脂縦枠23、24取付用の係止突片17、1
7をそれぞれ左右の金属縦枠13、14に対して略垂直
に突出形成させる。
【0021】上記左の金属縦枠13の金属突出片15と
係止突片17との間、上記右の金属縦枠14の金属突出
片15と係止突片17との間に左右の樹脂縦枠23、2
4取付用の溝18、18をそれぞれ形成させている。
【0022】左右の樹脂縦枠23、24は、それぞれ左
右の金属縦枠13、14の略半分の見付幅を有してお
り、係止突片17、17より屋内側における左右の金属
縦枠13、14の内周面を覆うように設置される。上記
左右の樹脂縦枠23、24は、上記各溝18、18内に
嵌合状に納められる樹脂枠本体28、28と、L字状の
樹脂延出片25、25とからそれぞれ構成されている。
該樹脂延出片25、25は上記樹脂枠本体28、28の
屋内端を上記各金属突出片15、15に沿ってそれぞれ
延出させて形成されている。
【0023】上記各樹脂延出片25、25の先端はそれ
ぞれ左方又は右方に屈曲され、該屈曲した先端は上記樹
脂枠本体28、28がそれぞれ上記各溝18、18内に
納められた状態で上記各金属突出片15、15の先端に
それぞれ係合する。これにより上記樹脂延出片25は上
記金属突出片15に重合状に固定される。また、上記樹
脂枠本体28、28は、上記各溝18、18に嵌合状に
納めて上記各係止突片17、17に当接させると共に、
該当接部分のそれぞれ右方又は左方に設けた樹脂係止片
27、27を各係止突片17、17の先端に係止させて
固定される。
【0024】このように、上記樹脂枠本体28、28は
それぞれ上記各係止突片17、17の屋内側露出部分と
上記各溝18、18の内周面とを覆い、上記各樹脂延出
片25、25は上記各金属突出片15、15の屋内側露
出部分をそれぞれ個別的に重合状に覆っている。上記金
属突出片15及び樹脂延出片25には、それらの見付方
向略中央にそれぞれ通孔19、29が連通状に形成され
ている。ここに螺子3を螺合させることによって上記樹
脂延出片25を躯体に一層強固に固定できる。上記螺子
3は、上記樹脂延出片25の内周側から通孔29に挿入
及び螺合が可能であり、上記金属突出片15を介在させ
る状態で上記樹脂延出片25を躯体に固定させる。
【0025】上記係止突片17と上記樹脂枠本体28と
が当接する部分には、それぞれの鉛直方向に適宜間隔で
通孔19、29が連通状に形成されている。ここに螺子
3を螺合させることによって、左の金属縦枠13と左の
樹脂縦枠23、右の金属縦枠14と右の樹脂縦枠24と
をそれぞれ一層強固に連結できる。上記螺子3は、上記
係止突片17の屋外側から通孔19に挿入及び螺合が可
能であり、作業者は窓体30を開放した時あるいは取外
した時に螺子3の締付け及び取外し作業を行なう。
【0026】金属上枠11、金属下枠12、左右の金属
縦枠13、14にそれぞれ設けた各金属突出片15、1
5、15、15が窓開口部1の四周を連続して囲繞する
金属突出枠部16を構成し、窓開口部1の屋内側四周に
設ける化粧枠体2と一体感を持たせるようにしてある。
また、上記各金属突出片15、15、15、15は相互
に同形状をなすため、取付対象たる化粧枠体2について
相互に同形状のものを用いることもでき、この場合には
部材を兼用できて取付工事が簡略化される。
【0027】以上、本実施形態における各窓枠の構成に
ついて説明した。上述したように樹脂上枠21、樹脂下
枠22、左右の樹脂縦枠23、24は、それぞれ金属上
枠11、金属下枠12、左右の金属縦枠13、14に対
し、各係止構造及び窓枠の内周面側から螺合される螺子
3によって個別的に取付けられている。従って、経年変
化や衝撃による破損等でこれら樹脂枠体20の交換が必
要になった場合には、金属枠体10を躯体から取外すこ
となく、樹脂枠体20を固定する上記螺子3を外し、嵌
合部分及び係合部分を解除することによって窓枠の内周
面側に樹脂枠体20を取外し又は交換することが可能と
なる。
【0028】以上、本発明の実施形態を図面に沿って説
明した。しかしながら、本発明は上記実施形態に記載さ
れた事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づい
てその変更、改良が可能である。例えば、先の実施形態
では、窓枠のすべての枠材に対し本発明の構成を実現し
たものを示したが、必ずしも窓枠のすべての枠材におい
てこれを適用しなくとも良い。また、本明細書において
説明した螺子3なる概念はビスやボルト等を含む固定具
として使用している。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金属枠体
を構成する金属上下枠及び左右の金属縦枠の全てに金属
突出片を延出形成させてこれらを枠組みしてから金属枠
体を窓開口部に装着することから、各金属突出片を強固
に固定できて位置のズレや捻れを防止することができ、
これに樹脂延出片を取付ける際にも正確に位置決めでき
て樹脂枠体の取付作業をより容易に行えるという効果が
ある。
【0030】上記樹脂枠体を構成する各樹脂延出片をそ
れぞれ上記枠組みされた金属突出片と共に躯体に固定具
で固定したことから、金属突出片及び樹脂延出片の取付
強度が向上し、金属突出片及び樹脂延出片のグラツキを
防止することができる。これにより複合枠体全体として
も強固にすることができるという効果がある。
【0031】上記樹脂上下枠、左右の樹脂縦枠は、それ
ぞれ金属上下枠、左右の金属縦枠に対し個別的に取付け
られることから、経年変化や衝撃による破損等でこれら
樹脂枠体の交換が必要になった場合にも、金属枠体を取
外すこと無く樹脂枠体を取外し又はその交換をすること
ができるという効果がある。また、本発明によれば上記
の通りの効果が得られると共に、各樹脂延出片が各金属
突出片をそれぞれ個別的に覆ってなることから、従来通
り複合枠体の断熱性を維持して結露を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の複合窓枠を適用した窓体の屋内側か
ら見た横断面図である。
【図2】 図1の縦断面図である。
【図3】 窓障子を取外した状態における図1対応の拡
大横断面図である。
【図4】 窓障子を取外した状態における図2対応の拡
大縦断面図である。
【符号の説明】
1 窓開口部 2 化粧枠体 3 螺子 4 通孔 10 金属枠体 11 金属上枠 12 金属下枠 13、14 金属縦枠 15 金属突出片 16 金属突出枠部 17 係止突片 18 溝 19 通孔 20 樹脂枠体 21 樹脂上枠 22 樹脂下枠 23、24 樹脂縦枠 25 樹脂延出片 27 樹脂係止片 28 樹脂枠本体 29 通孔 30 窓体 31 框体 32 複層ガラス 33 金属框体 33a 金属上框 33b 金属下框 33c、d 金属縦框 34 樹脂框体 34a 樹脂上框 34b 樹脂下框 34c、d 樹脂縦框

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓開口部に装着される方形状に枠組みされ
    た金属枠体と該金属枠体の屋内側露出部分を覆う樹脂枠
    体とを備えた複合窓枠において、 上記金属枠体を構成する金属上下枠及び左右の金属縦枠
    の屋内端がそれぞれ屋内側方向に延出されて金属突出片
    を形成し、これら各金属突出片は上記窓開口部の屋内側
    部分の四周を囲繞して金属突出枠部を形成し、 上記金属突出枠部を形成する各金属突出片の屋内側露出
    部分は上記樹脂枠体を構成する樹脂上下枠及び左右の樹
    脂縦枠の屋内端がそれぞれ屋内側方向に延出されて形成
    する樹脂延出片によりそれぞれ個別的に重合状に覆われ
    てなり、 上記重合状態において上記樹脂枠体を金属枠体に嵌脱自
    在に嵌合させることを特徴とする複合窓枠。
  2. 【請求項2】上記樹脂枠体を構成する樹脂上下枠及び左
    右の樹脂縦枠に形成された各樹脂延出片を上記重合部分
    にて固定具により躯体にそれぞれ個別的に固定させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合枠体。
  3. 【請求項3】上記樹脂枠体を構成する樹脂上下枠及び左
    右の樹脂縦枠が上記金属枠体を構成する金属上下枠及び
    左右の金属縦枠に対して固定具によりそれぞれ個別的に
    固定されることを特徴とする請求項1又は2記載の複合
    枠体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019090317A (ja) * 2015-04-06 2019-06-13 三協立山株式会社 断熱サッシ
JP2021055361A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 不二サッシ株式会社 複合窓枠

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JP2019090317A (ja) * 2015-04-06 2019-06-13 三協立山株式会社 断熱サッシ
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