JPH11106594A - ポリビニルブチラール樹脂組成物 - Google Patents
ポリビニルブチラール樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH11106594A JPH11106594A JP26574597A JP26574597A JPH11106594A JP H11106594 A JPH11106594 A JP H11106594A JP 26574597 A JP26574597 A JP 26574597A JP 26574597 A JP26574597 A JP 26574597A JP H11106594 A JPH11106594 A JP H11106594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- ethylhexanoate
- glycol bis
- polyvinyl butyral
- butyral resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/1055—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
- B32B17/10761—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer containing vinyl acetal
Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
の中間膜として用いた場合に耐貫通性、接着性に優れた
ポリビニルブチラール樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 本発明のポリビニルブチラール樹脂組成
物は、ポリビニルブチラール樹脂100重量部に、エー
テルエステル系可塑剤20〜80重量部を配合してな
り、該エーテルエステル系可塑剤が、重合度の異なる3
種以上からなり、かつ、平均重合度5〜10のポリエチ
レングリコールと2−エチルヘキシル酸とのジエステル
であることを特徴とする。
Description
ル樹脂組成物に関し、詳しくは、特定のエーテルエステ
ル系可塑剤を配合してなる可塑化されたポリビニルブチ
ラール樹脂組成物に関する。
に、ポリビニルブチラール樹脂(以下、単に「ブチラー
ル樹脂」と略記することもある)は、優れた接着性、耐
寒性を有し、また無色透明で耐候性に優れているため、
合わせガラス(安全ガラス)の中間膜として常用されて
いる。
のガラスの間に可塑化ブチラール樹脂の膜をはさんだ積
層構造物であり、ガラスが破壊された際に破片が飛散し
ない構造としたものである。これは自動車、列車、航空
機等の風防ガラスとして、また高層建築物の窓ガラスと
して極めて有用である。
時の衝撃により風防ガラスが破壊、飛散して人体を著し
く傷つけたり、更には頭部がフロントガラスを貫通する
ことにより死に到ることもある。また地震等により建築
物の窓ガラスが破損した場合、ガラス片の落下が起こり
非常に危険である。
スの汎用化、高速化が進み、フロントガラスとしての安
全性の一層の向上が必要になってきている。しかしなが
ら、従来の合わせガラスでは、特に貫通性に劣りその性
能向上が業界の課題となっている。
トリエチレングリコール・ビス(2−エチルブチレー
ト)またはジラウレート、ジブチルセバケート、トリア
リールホスフェート、ジアルキルフタレートおよびリシ
ノレート等の化合物が使用されていた。しかしながら、
これらの化合物はいずれも合わせガラス中間膜用として
十分な性能を有するものではない。
・ビス(2−エチルブチレート)は、低温において比較
的良好な貫通性能を有するが、高温では軟らかくなりす
ぎ腰がなくなる。また、この可塑剤により可塑化された
ブチラール樹脂は常温下で相互粘着をする欠点を有し、
あるいはこの可塑剤とブチラール樹脂との相溶性が十分
ではなくブリードを起こしたり、合わせガラスに加工し
た場合に透明性が不十分となる。
その耐貫通性は著しく減少する。
の検討がなされ、多くのブチラール樹脂用可塑剤が提案
されている。例えば、特開昭56−36432号公報に
は、ポリビニルブチラール用の可塑剤として、テトラエ
チレングリコール・ビス(n−ヘプタノエート)が提案
されており、特開昭57−23648号公報には、トリ
エチレングリコール・ビス(n−ヘプタノエート)とテ
トラエチレングリコール・ビス(n−ヘプタノエート)
とからなる可塑剤およびアルカリ(土類)金属蟻酸塩か
らなる接着調節剤を含有してなるポリビニルブチラール
シートが提案されており、特開昭57−38846号公
報には、テトラエチレングリコール・ビス(2−エチル
ヘキサノエート)を含有してなるポリビニルブチラール
組成物が提案されており、特開昭59−213750号
公報には、脂肪族エーテルエステル系可塑剤とヒンダー
ドアミン化合物とを含有してなるポリブチラール樹脂組
成物が提案されているが、未だ満足できる性能のものは
得られていない。
物性に優れ、合わせガラス用の中間膜として用いた場合
に耐貫通性、接着性に優れたポリビニルブチラール樹脂
組成物を提供することにある。
を重ねた結果、ポリビニルブチラール樹脂に、特定のエ
ーテルエステル系可塑剤を配合することにより、上記目
的を達成し得ることを知見した。
で、ポリビニルブチラール樹脂100重量部に、エーテ
ルエステル系可塑剤20〜80重量部を配合してなるビ
ニルブチラール樹脂組成物において、該エーテルエステ
ル系可塑剤が、重合度の異なる3種以上からなり、か
つ、平均重合度5〜10のポリエチレングリコールと2
−エチルヘキシル酸とのジエステルであることを特徴と
するポリビニルブチラール樹脂組成物を提供するもので
ある。
ール樹脂組成物について詳述する。
塑剤は、重合度の異なる3種以上からなり、かつ、平均
重合度5〜10のポリエチレングリコールと2−エチル
ヘキシル酸とのジエステルである。このエーテルエステ
ル系可塑剤を構成しうる該ジエステルとしては、具体的
には、モノエチレングリコール・ビス(2−ヘキチルヘ
キサノエート)、ジエチレングリコール・ビス(2−エ
チルヘキサノエート)、トリエチレングリコール・ビス
(2−エチルヘキサノエート)、テトラエチレングリコ
ール・ビス(2−エチルヘキサノエート)、ペンタエチ
レングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエート)、
ヘキサエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノ
エート)、ヘプタエチレングリコール・ビス(2−エチ
ルヘキサノエート)、オクタエチレングリコール・ビス
(2−エチルヘキサノエート)、ノナエチレングリコー
ル・ビス(2−エチルヘキサノエート)、デカエチレン
グリコール・ビス(2−エチルヘキサノエート)、ウン
デカエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエ
ート)、ドデカエチレングリコール・ビス(2−エチル
ヘキサノエート)、トリデカエチレングリコール・ビス
(2−エチルヘキサノエート)、テトラデカエチレング
リコール・ビス(2−エチルヘキサノエート)、ペンタ
デカエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエ
ート)、ヘキサデカエチレングリコール・ビス(2−エ
チルヘキサノエート)、ヘプタデカエチレングリコール
・ビス(2−エチルヘキレート)、オクタデカエチレン
グリコール・ビス(2−エチルヘキレート)などがあげ
られる。
ンタエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエ
ート)10〜40重量%、ヘキサエチレングリコール・
ビス(2−エチルヘキサノエート)10〜40重量%お
よびヘプタエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキ
サノエート)10〜40重量%を含有し、かつ、これら
の合計が40〜90重量%であるもの、特に、テトラエ
チレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエート)
5〜25重量%、ペンタエチレングリコール・ビス(2
−エチルヘキサノエート)10〜40重量%、ヘキサエ
チレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエート)
10〜40重量%、ヘプタエチレングリコール・ビス
(2−エチルヘキサノエート)10〜40重量%、オク
タエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエー
ト)5〜25重量%を含有し、かつ、これらの合計が5
0〜95重量%であるものを用いることで、より耐寒性
に優れたものが得られるため好ましい。
て、オクタエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキ
サノエート)10〜40重量%、ノナエチレングリコー
ル・ビス(2−エチルヘキサノエート)10〜40重量
%およびデカエチレングリコール・ビス(2−エチルヘ
キサノエート)10〜40重量%を含有してなり、か
つ、これらの合計が40〜90重量部であるものを用い
ることで、相溶性に優れたものが得られるため好まし
い。
造方法に関しては特に限定されるものではないが、2−
エチルヘキシル酸とエーテルグリコールとをモル比で
2:1で反応させることにより容易に得られるものであ
り、例えば、ペンタエチレングリコール、ヘキサエチレ
ングリコールあるいはヘプタエチレングリコールなどを
所定量含む混合エーテルグリコールと2−エチルヘキシ
ル酸とを常法により反応させて得ることができるが、ペ
ンタエチレングリコール、ヘキサエチレングリコールあ
るいはヘプタエチレングリコール等をそれぞれ別々に2
−エチルヘキシル酸と常法により反応させて得られたジ
エステルを、用いたポリエチレングリコールの平均重合
度が5〜10となるように、混合することによっても製
造できる。
は、ブチラール樹脂100重量部に対し、20〜80重
量部、好ましくは30〜70重量部である。該可塑剤の
使用量が20重量部未満では十分な物性改善効果が得ら
れず、80重量部を超える場合には硬度が低下するなど
の欠点を生じる。
エーテルエステル系可塑剤とともに、公知の他の可塑剤
を併用することもでき、該他の可塑剤としては、例え
ば、2−エチルヘキシル酸以外の脂肪族カルボン酸とモ
ノ/ジ/ポリ(3〜20)エチレングリコールとより得
られるエーテルエステル系可塑剤、あるいは、ジヘプチ
ルフタレート、ジオクチルフタレート、ジイソノニルフ
タレートなどのフタレート系可塑剤、ジオクチルアジペ
ート、ジイソノニルアジペート、ジ(ブチルジグリコー
ル)アジペートなどのアジペート系可塑剤、トリメリテ
ート系可塑剤、ピロメリテート系可塑剤、ビフェニルテ
トラカルボキシレート系可塑剤、ホスフェート系可塑
剤、ポリエステル系可塑剤、塩素化パラフィン系可塑剤
などがあげられる。
係る上記エーテルエステル系可塑剤の使用量を超えず、
かつ、この特性を打ち消すことのない範囲で、目的に応
じて適宜決定されるものである。
常のものが用いられるが、特にビニルブチラール成分5
0〜85モル%、ビニルアルコール成分10〜50モル
%およびビニルアセテート成分10モル%未満からなる
ものが好適に使用される。
以下に示す諸種添加剤を配合することにより、耐衝撃性
及び諸性質をさらに増大せしめることができる。かかる
添加剤としては、ポリオキシエチレンソルビタンモノパ
ルミテート、ジエチレングリコールモノリシノレート、
グリセリンモノリシノレート等の非イオン界面活性剤;
ポリオキシエチレンドデシルアミン、ヘキサデシルトリ
メチルアンモニウムクロライド等のカチオン系界面活性
剤;ステアリルベタイン等の両性界面活性剤;ジブチル
錫ラウレート、ジブチル錫マレート、ジブチル錫マレー
トトリマー、ステアリン酸錫等の有機錫化合物;カプロ
ン酸、デカノン酸、ラウリン酸、ステアリン酸、琥珀
酸、アジピン酸、セバシン酸、酒石酸、グリミン酸、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸、くえん酸、樹脂酸等の有
機カルボン酸/ドデカノール、ラウリルアルコール、ス
テアリルアルコール、トリデカノール等の高級アルコー
ル/グリシドオキシプロピルトリメトキシシラン、ベー
タ(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメト
キシシラン等の有機シラン化合物/水酸化マグネシウ
ム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、酢酸カドミウ
ム、酢酸カルシウム、酢酸鉛、酢酸亜鉛、酢酸カリウ
ム、ステアリン酸鉛、オレイン酸鉛、フタル酸カリウ
ム、酢酸マグネシウム、酢酸アルミニウム、フッ化リチ
ウム、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化珪酸
ナトリウム、フッ化硼酸ナトリウム、樹脂酸マグネシウ
ム等の含金属化合物等が好適である。これらの各添加剤
は、ブチラール樹脂100重量部に対して、好ましくは
0.01〜10重量部の範囲内で使用される。
いては、上記ブチラール樹脂とともに他の樹脂を混合し
て用いることもでき、該他の樹脂としては、例えば、ロ
ジン、セラック等の天然樹脂;フェノール樹脂、尿素樹
脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等の合成樹脂などがあ
げられる。
ル樹脂組成物には、例えば、エポキシ化安定剤、有機キ
レーター、顔料、充填剤、発泡剤、帯電防止剤、防曇
剤、シランカップリング剤、プレートアウト防止剤、表
面処理剤、滑剤、酸化防止剤、難燃剤、光安定剤、紫外
線吸収剤、赤外線吸収剤、蛍光剤、防黴剤、殺菌剤、金
属不活性化剤、光劣化剤、非金属安定剤、硼酸エステ
ル、チオ尿素誘導体、離型剤、加工助剤、塩基性物質な
どを包含させることができる。
た必須成分及び必要に応じ任意成分を用いて、通常の方
法により調製される。
合わせガラスの中間膜として有用であるが、これに限定
されず、例えば、各種接着剤、各種塗料、ウオッシュプ
ライマー、各種バインダー、繊維処理剤等に使用するこ
とができる。
説明するが、本発明は下記の実施例によって制限を受け
るものではない。
る可塑剤を示す。
5mmのシートを作成し、これを180℃、6分プレス
して1mm厚のプレスシートを作成した。プレスシート
を用いて、JIS K 6745に準じて柔軟温度を測
定し、JISK 6301に準じて、JIS−A硬度
(5℃、25℃および40℃)を測定し、引張試験を行
い、100%モジュラス(MPa)、抗張力(MPa)
および伸長率(%)を測定した。(25℃、1号試験
片、200mm/min、標線間4cm)
のブリードの有無を確認し、1(ブリードなし)〜5
(ブリード大)の5段階で評価した。
て押し出し、0.8mmのフィルムを作成した。これを
300mm×300mm×3mmの2枚のガラス板に介
挿し、積層体を作成した。これをオートクレーブ中にて
13.4kg/cm2 ×135℃×10分プレスして合
わせガラスを作成し、これを以下の試験に用いた。
温度調節し、これを枠内に並行に置き、2.26kgの
鋼鉄球をこの合わせガラスの中心に自由落下させて、貫
通しない高さ(m)を求めた。
温度調節し、表面を特殊なハンマーで強打して、中間膜
に接着したままのガラス片の面積によって0〜10
(0:接着性ナシ〜10:完全に接着している)で評価
した。
レングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエート)あ
るいはこれとテトラエチレングリコール・ビス(2−エ
チルヘキサノエート)を併用してブチラール樹脂用の可
塑剤として用いた場合(比較例1−1、1−2)には、
相溶性が劣るためブリードを生じやすく、温度変化に伴
う硬度の変化が著しく、これを配合したブチラール樹脂
組成物を中間膜として合わせガラスを作成した場合(比
較例2−1、2−2)には、耐貫通性も不十分で、接着
性が極めて不十分である。また、本発明に係るエーテル
エステル系可塑剤を構成する成分であるヘキサエチレン
グリコール・ビス(2−エチルヘキサノエート)を単独
で用いた場合(比較例1−3)においては、耐寒性が不
十分であり、これを配合したブチラール樹脂組成物を中
間膜として合わせガラスを作成した場合(比較例2−
3)には、耐貫通性、接着性も満足できるものではな
い。また、平均重合度が10を越えるポリエチレングリ
コールの2エチルヘキシル酸ジエステルを可塑剤をして
用いた場合(比較例1−4)には、耐寒性が劣り、これ
を配合したブチラール樹脂組成物を中間膜として合わせ
ガラスを作成した場合(比較例2−1)には、耐貫通性
が全く不十分である。
なる3種以上からなり、かつ、平均重合度が5〜10の
ポリエチレングリコールの2−エチルヘキシル酸ジエス
テルをブチラール樹脂用の可塑剤として用いた場合(実
施例1−1〜1−6)には、相溶性、耐寒性に優れ、か
つ温度変化に伴う硬度変化も少なく、機械的物性にも優
れ、これを配合したブチラール樹脂組成物を中間膜とし
て合わせガラスを作成した場合(実施例2−1〜2−
4)には、耐貫通性および接着性に優れたものが得られ
る。
物は、耐寒性、機械的物性に優れたものである。従っ
て、本発明のビニルブチラール樹脂組成物を用いること
により、耐貫通性および接着性に優れた合わせガラスを
提供することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリビニルブチラール樹脂100重量部
に、エーテルエステル系可塑剤20〜80重量部を配合
してなるビニルブチラール樹脂組成物において、該エー
テルエステル系可塑剤が、重合度の異なる3種以上から
なり、かつ、平均重合度5〜10のポリエチレングリコ
ールと2−エチルヘキシル酸とのジエステルであること
を特徴とするポリビニルブチラール樹脂組成物。 - 【請求項2】 上記エーテルエステル系可塑剤が、ペン
タエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエー
ト)10〜40重量%、ヘキサエチレングリコール・ビ
ス(2−エチルヘキサノエート)10〜40重量%およ
びヘプタエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサ
ノエート)10〜40重量%を含有してなり、かつ、こ
れらの合計が40〜90重量%であることを特徴とする
請求項1記載のポリビニルブチラール樹脂組成物。 - 【請求項3】 上記エーテルエステル系可塑剤が、テト
ラエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエー
ト)5〜25重量%、ペンタエチレングリコール・ビス
(2−エチルヘキサノエート)10〜40重量%、ヘキ
サエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエー
ト)10〜40重量%、ヘプタエチレングリコール・ビ
ス(2−エチルヘキサノエート)10〜40重量%およ
びオクタエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサ
ノエート)5〜25重量%を含有してなり、かつ、これ
らの合計が50〜95重量%であることを特徴とする請
求項1または2記載のポリビニルブチラール樹脂組成
物。 - 【請求項4】 上記エーテルエステル系可塑剤が、オク
タエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエー
ト)10〜40重量%、ノナエチレングリコール・ビス
(2−エチルヘキサノエート)10〜40重量%および
デカエチレングリコール・ビス(2−エチルヘキサノエ
ート)10〜40重量%を含有してなり、かつ、これら
の合計が40〜90重量%であることを特徴とする請求
項1記載のポリビニルブチラール樹脂組成物。 - 【請求項5】 合わせガラスの中間膜として用いること
を特徴とする請求項1〜4記載のポリビニルブチラール
樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26574597A JP3788548B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ポリビニルブチラール樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26574597A JP3788548B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ポリビニルブチラール樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11106594A true JPH11106594A (ja) | 1999-04-20 |
JP3788548B2 JP3788548B2 (ja) | 2006-06-21 |
Family
ID=17421419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26574597A Expired - Fee Related JP3788548B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ポリビニルブチラール樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3788548B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012091116A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
WO2012091117A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
WO2013042771A1 (ja) * | 2011-09-21 | 2013-03-28 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JP2014189479A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Kuraray Co Ltd | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26574597A patent/JP3788548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012091116A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
WO2012091117A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JPWO2012091117A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-06-05 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JPWO2012091116A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-06-05 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
US8753747B2 (en) | 2010-12-28 | 2014-06-17 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Interlayer for laminated glass and laminated glass |
JP2016029011A (ja) * | 2010-12-28 | 2016-03-03 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JP5896894B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2016-03-30 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JP5897457B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2016-03-30 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JP2016172684A (ja) * | 2010-12-28 | 2016-09-29 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
WO2013042771A1 (ja) * | 2011-09-21 | 2013-03-28 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JP5286452B1 (ja) * | 2011-09-21 | 2013-09-11 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JP2014189479A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Kuraray Co Ltd | 太陽電池用封止材および合わせガラス用中間膜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3788548B2 (ja) | 2006-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101166933B1 (ko) | 안티블로킹 특성을 갖는 폴리비닐부티랄 시트 | |
AU744658B2 (en) | Intermediate film for laminated glass and laminated glass | |
RU2450933C2 (ru) | Огнестойкие полимерные листы | |
RU2440390C2 (ru) | Гранулы из поливинилбутираля | |
RU2437771C2 (ru) | Промежуточные слои, содержащие стабилизированные агенты, поглощающие инфракрасное излучение | |
JPWO2010095749A1 (ja) | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス | |
JP3788549B2 (ja) | ポリビニルブチラール樹脂組成物 | |
JP2005534743A (ja) | ガラスに対する接着性が改善されたポリビニルブチラール中間層シートおよびその調製方法 | |
JP2008519102A (ja) | 装飾ラミネートガラス用の充填剤入りポリビニルブチラールシート材及びそれを製造する方法 | |
JP6912376B2 (ja) | 熱可塑性樹脂膜及びガラス板含有積層体 | |
JP3788548B2 (ja) | ポリビニルブチラール樹脂組成物 | |
JPS60245660A (ja) | 可塑剤含有の熱可塑性ポリビニルブチラール成形材料の対ガラス接着力を低下させる方法 | |
JP2002097041A (ja) | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス | |
KR101502334B1 (ko) | 내수성이 향상된 합지 유리용 필름 | |
KR20170093222A (ko) | 개선된 광학 특성을 갖는 조성물, 층 및 중간층을 위한 폴리(비닐 아세탈) 수지 배합물 | |
JPH10139496A (ja) | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス | |
JP5503566B2 (ja) | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス | |
TW201641566A (zh) | 層合玻璃用中間膜及層合玻璃 | |
JPH01252556A (ja) | 安全合せガラス用中間膜組成物 | |
JPH0343219B2 (ja) | ||
JP2000178045A (ja) | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス | |
JP3999862B2 (ja) | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス | |
JP2000128587A (ja) | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス | |
JPH0873244A (ja) | 合わせガラス用中間膜 | |
JPS5838741A (ja) | 可塑化されたブチラ−ル樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20060322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20060322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |