JPH11106029A - コンベア上被搬送物の整列搬送装置 - Google Patents

コンベア上被搬送物の整列搬送装置

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JPH11106029A
JPH11106029A JP27288897A JP27288897A JPH11106029A JP H11106029 A JPH11106029 A JP H11106029A JP 27288897 A JP27288897 A JP 27288897A JP 27288897 A JP27288897 A JP 27288897A JP H11106029 A JPH11106029 A JP H11106029A
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皐 北島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一列に搬送されている被搬送物Pの搬送路横
方向の位置を精度よく位置決めできる構造が簡単な整列
搬送装置を提供する。 【解決手段】 無端回動するチェーン201を搬送路の
横方向間隔を下流側に向かって狭く変更するための曲線
又は傾斜した走行軌道204を有するように設けると共
に、被搬送物Pを担持して上記搬送面を形成するための
水平搬送板2201、及びこの水平搬送板2201の上
側において被搬送物Pの側面に係合する上向き突起22
02を一体に設けたブラケット220の複数を、無端回
動方向に連続してチェーン201に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベア上の被搬
送物、例えば桃,梨,リンゴ,柑橘,メロン等の農産物
や、工業製品,パレット,ボルト,缶等のワークを、搬
送路幅方向の位置を正確に決めて一列に整列させること
ができる整列搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来から、ワーク(工業製品,パレット,
ボトル,缶等)の搬送や、容器の仕分搬送をコンベアに
より行う際に、所定の位置に精度よく搬送することが求
められる場合がある。例えば機械の組み立て、組付けの
作業、ボトル等の容器に被収容物を充填する作業、ボト
ル等へのキャップ組付けの作業、ラベル付けの作業を行
う場合に、ワークを所定の作業位置に精度よく搬送でき
るラインとして用いることにより、搬送物の位置ずれを
防ぐことができる。また、農産物の選別仕分けの作業に
おいて、仕分コンベアから多数分岐された包装ラインへ
のコンベアにいわゆるフリートレイと称される受皿の上
に載せた農産物を仕分排出する際に、仕分コンベアの上
で受皿を一定の搬送路上で搬送させることにより、分岐
コンベアへの排出を確実に行わせることができる。更
に、農産物の仕分けするために必要な情報を計測する場
合にも、一定の搬送路上で精度よく位置決めして農産物
を搬送させることは、精度のよい計測を行うために望ま
れるところであり、特に近時において採用されることが
多くなっている農産物の内部品質を計測する場合には、
透過光という微弱な光を検出する必要があるために特に
受光光学系と搬送農産物の精度のよい位置関係を保つこ
とが重要となる。
【0003】このような搬送路上でその幅方向に関して
被搬送物の位置を変更したり、正確に位置決めするため
の整列搬送装置としては、実公昭56−8811号公
報、実公平8−5144号公報のものが知られている。
【0004】前者の実公昭56−8811号は、搬送用
コンベアの両側に案内レールを設けてこの間で被搬送物
である壜を精度よく搬送させるものである。また後者の
実公平8−5144号のものは、左右一対のリンクチェ
ーンに渡って架設したチューブを多数連設してこのチュ
ーブを無端回動するように設けると共に、このチューブ
上で軸方向に移動できるように装架した左右一対の移動
シューを案内レールでチューブ軸方向(搬送幅方向)に
移動させるように設けて、被搬送物の搬送路横方向の位
置を変更できるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭56−8811号の整列搬送装置は、案内レールが
固定であるため、被搬送物と接触してこれが傷むという
問題がある他、接触によって被搬送物には搬送に対する
抵抗が生じ、しかもこの抵抗の原因となる接触は左右で
均等に起こるものではないから、被搬送物に対する垂直
軸回りの回転を生じさせて、装置や対象被搬送物によっ
ては後段の処理に不都合を招くこともある。例えば、農
産物を載せて搬送するいわゆるフリートレイ式の平面円
形の受皿をその向きを一定にして搬送させる必要がある
場合には、垂直軸回りの回転がランダムに発生するよう
な整列搬送装置は適当でない。
【0006】そして、整列位置を精度よくするために
は、両側一対の固定案内レールの間隔と被搬送物の寸法
とにあまり遊びがないように設定することが望ましい
が、このようにすると、接触による損傷の虞れが大きく
なり、この損傷の問題をできるだけ軽減するために遊び
を大きくすると、精度のよい整列はできなくなる。
【0007】これらのことから、このような固定案内レ
ール方式の整列装置は、精度のよい整列目的というより
は、被搬送物が搬送路から脱落させないために大きくず
れて搬送される不具合を防ぐという目的で用いられる場
合が多く、搬送路横方向の位置精度を正確に得るには適
していない。
【0008】一方、上記実公平8−5144号の整列搬
送装置は、左右一対のリンクチェーンに渡って架設した
チューブに移動シューをその軸方向に移動可能に装架し
たものであるので、コンベアの構造上移動シューの前後
方向の大きさ(寸法)をあまり小さくできないとか、前
後の移動シュー間隔を密接できないなどの制約があり、
このため、被搬送物が比較的大きな段ボール箱等では複
数の移動シューの係合による安定した横方向の位置変更
を行わせることができるが、小さな被搬送物では移動シ
ューとの係合が安定して得られない場合もあり、特に前
後の移動シューの間に小さな被搬送物や円形の被搬送物
が嵌り込むと、搬送路横方向の位置が狂って正確な位置
決めができないという不具合があった。また、左右一対
のリンクチェーンに渡って架設した長いチューブを無端
回動させる機構と、これらのチューブの軸方向(搬送路
の横方向)に移動可能に装架される移動シューと、この
移動集の移動を案内するガイドレール等を必要とするた
めに機構が複雑で、部品点数も多く、高価になり易い反
面、汎用性はあまり高くないという欠点もある。
【0009】つまりこの提案にかかわる整列搬送装置
は、複数列の搬送コンベアから合流する被搬送物を概ね
一列に並べるという用途用に適したものではあるが、一
列に搬送されている被搬送物の搬送路横方向の位置を精
度よく位置決めさせるという目的には適していない。
【0010】本発明は、以上のような従来技術の下で、
一列に搬送されている被搬送物の搬送路横方向の位置を
精度よく位置決めさせることができる整列搬送装置を提
供することを目的したものである。
【0011】また本発明の別の目的は、構造が簡単で安
価な整列搬送装置を提供するところにある。
【0012】また更に本発明の別の目的は、構造が簡単
でありながら、種々の用途に用いることができる汎用性
の高い整列搬送装置を提供するところにある。
【0013】本発明の他の目的は、農産物の選別装置に
おいて必要とされる整列装置、特に農産物を選別仕分け
するのに必要な情報を計測する工程において、計測装置
に対して、搬送される農産物の位置を精度よく位置決め
することで、正確かつ高感度で精度の高い計測を実現す
ることができる整列搬送装置を提供するところにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は上述した特許
性請求の範囲の各請求項に記載した発明により達成され
る。
【0015】本願の請求項1のコンベア上被搬送物の整
列搬送装置の発明は、被搬送物を担持して搬送させる搬
送面を有するコンベア搬送路と、前記搬送面の搬送横方
向の両側で一対に並列走行し、かつ被搬送物の側面に係
合して該横方向移動の限界位置を決めるために走行方向
に連続して設けられた横方向位置決め用の走行体とを備
え、これら一対の横方向位置決め用の走行体は水平軸回
りに回転する機構により無端回動されると共に、一対の
走行体の少なくとも一方は、他方との間で搬送路の横方
向間隔を下流側に向かって狭く変更するための曲線又は
傾斜した走行軌道を有することを特徴とする。
【0016】上記構成において、コンベア搬送路は、一
般的には、被搬送物を載せる搬送面を形成するための搬
送板と、横方向移動の限界位置を決めるための走行体と
を一体化したコンベアとして構成することができるが、
この構成に限定されるものではなく、搬送面と横方向位
置決め用の走行体を別々の無端回動機構として構成する
こともできる。例えば、搬送路の中央位置に比較的細幅
のベルトコンベア,コロコンベア,チェーンコンベア等
を設けて搬送コンベアを形成させると共に、この搬送コ
ンベアの左右(搬送路の横方向)両側に一対の横方向位
置決め用の走行体を同期して並走する無端回動機構を配
置して構成することができる。なおこの場合には、搬送
コンベア及び一対の走行体は、いずれも水平回転軸を有
する回転機構により回転するように構成し、これらの水
平回転軸の少なくとも一つを共通に用いてこれらの間で
の同期をとるように構成することが好ましい。このよう
にすることで、各回転機構の同期が簡単な機構で容易に
確保できる。また、各コンベア(走行体を含む)は同期
回転が確実に得られる型式のものが好ましく、例えばチ
ェーンコンベアを好ましいものとして挙げることができ
る。
【0017】これらのいずれの構成においても、横方向
位置決め用走行体の左右一対同士、あるいはこれらの左
右一対の走行体と中央の搬送コンベアとが、走行体の横
方向間隔の変更により相互に干渉しないようにする必要
があり、このために、搬送面と走行体が一体の型のもの
では、搬送面の縮閉接近による干渉の虞れを吸収できる
ように隙間を開けておく、搬送コンベアと走行体が別体
のものではこれらの間に同様の干渉吸収用の隙間を開け
ておくようにすればよい。
【0018】なお、上記横方向位置決め用走行体は、通
常はコンベアチェーンにより無端回動走行するように構
成することができ、チェーンの回転軌道の途中に上記し
たように水平面内で曲線又は傾斜の軌道部分を設けるこ
とで所定の走行を行わせることができる。また、該走行
体が「走行方向に連続して設けられる」というのは、無
端回動する際に前後の走行体が例えば半円状の転向部で
支障なく稼働できる隙間等を有する場合を排除するもの
でないことは言うまでもない。
【0019】この発明によれば、搬送面上で担持搬送さ
れる被搬送物を、左右一対の横方向位置決め用走行体に
より横方向の位置を正確に位置決めさせることができ、
しかも搬送面と走行体が同期して走行するために、被搬
送物には接触する走行体との間で摩擦抵抗等の作用を生
ずることがなく、被搬送物を傷めることなく、緊密に接
触させて精度の高い整列状態を得ることができる。
【0020】本願請求項2の発明は、上記発明におい
て、一対の横方向位置決め用の走行体は、搬送路の間隔
を変更する曲線又は傾斜した走行軌道を左右対称に有す
ることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、片側の走行体のみが横
方向に移動する場合に被搬送物を垂直軸回りに回転させ
る作用が働く虞れがあるので、被搬送物の向きを一定に
維持することが望まれる場合には適していない。これに
対し上記構成によれば、両側の走行体が左右対称に横方
向の移動を行うので被搬送物に回転を招く虞れがないの
で好ましい。
【0022】本願請求項3の発明は、上記の各発明にお
いて、被搬送物の横方向移動の限界位置を決める横方向
位置決め用の走行体は、被搬送物を担持して上記搬送面
を形成するための水平搬送板と、この水平搬送板の上部
において被搬送物の側面に係合する限界位置決め用立壁
とを一体化したブラケットの複数が、搬送方向に連続し
て無端回動するチェーンに固定して構成されていること
を特徴とする。
【0023】この発明によれば、被搬送物を担持する搬
送面を形成する水平搬送板が、横方向位置決め用の走行
体と一体に設けられるので、部品点数が少なく、最も簡
易な構成の搬送コンベアとすることができる。走行体と
一体の搬送板は、左右のコンベアチェーンに、例えば該
チェーンの一つのリンクに一つという関係で固定するこ
とができ、間隔変更に対応できるように左右一対の各チ
ェーンにそれぞれ独立に設けられる。なお、左右の搬送
板は、搬送路の間隔が最小となる状態でも相互に干渉し
ないように形成される。例えば、各チェーン上から搬送
路横方向内側に延びた搬送板の内向き延出長は、上記最
小間隔長の1/2を越えないように設定することで左右
相互の干渉を防ぐことができる。なお、間隔長が最大と
なった状態においても被搬送物を落下させることなく搬
送できるようにその延出長を設定して構成される。搬送
板及び走行体が一体に形成されたブラケットは、ネジ止
めあるいは嵌合等によりコンベアチェーンに固定するこ
とができる。
【0024】本願請求項4の発明は、上記請求項3の発
明において、上記ブラケットは、コンベアチェーンによ
り無端回動するように設けられていると共に、その下部
にコンベアチェーンに嵌合固定するための脚を有するこ
とを特徴とする。
【0025】この発明によれば、水平搬送板と限界位置
決め用立壁とが一体化されたブラケットをチェーンに嵌
合させるという簡単な作業で装置を形成させることがで
き、部品点数も少なく、安価な装置が提供できる。
【0026】本願請求項5の発明は、上記各発明におけ
る被搬送物が、農産物を載せて移動されるフリートレイ
式の受皿であることを特徴とする。
【0027】この発明によれば、例えば、農産物を透過
した光を選別仕分けの計測情報とする場合に、その計測
工程において、受皿に設けた透過光導出開口の遮光性の
確保、透過光の受光光学系との正確な正対状態の確保が
精度よく実現できる。
【0028】なおこの発明における農産物とは、桃,
梨,リンゴ,柑橘,メロン等を代表的に挙げることがで
きるが、これらに限定されるものではない。
【0029】
【発明の実施の形態】
実施形態1 以下、本発明の一例を、農産物を被搬送物とし、その透
過光を選別仕分けの情報として計測する透過光計測ステ
ージの工程を備えた選別装置を例にして説明する。
【0030】図1は本例の透過光計測工程の装置の全体
概要を示した正面図、図2は同平面図を示している。
【0031】これらの図において、図示しない供給ステ
ージにおける作業で農産物Pが載せられた受皿6は、こ
れを一列に搬送する上流側の向き揃え機能付きの搬送コ
ンベア1の終端部から、上記透過光計測ステージにおい
て整列搬送装置を構成している整列搬送コンベア2に乗
り移され、その整列搬送コンベア2の途中に設けられて
いる透過光検出装置3に通される。そして透過光検出に
より得られた内部品質に関する情報を示す信号は、仕分
区分判定装置(図示せず)に送られ、この計測情報及び
他の適宜計測された仕分情報(例えば外観撮像情報)と
共に農産物の仕分区分を判定する用途に利用される。
【0032】4は仕分ステージにおいて搬送手段を構成
する仕分コンベアであり、上記計測搬送コンベア2の終
端部から乗り移されるように連設されていて、その構成
の一例を挙げれば、搬送方向に沿って多数の仕分排出装
置が仕分区分別に配置されると共に、該仕分コンベア4
の始端部側に設けたバーコードリーダ(いずれも図示せ
ず)により受皿6のバーコードを読み取って、その上に
載っている農産物の仕分区分に該当する特定の上記仕分
排出装置に至ったときに該仕分排出装置を作動させ、仕
分コンベア4に対して直角な方向に分岐されている分岐
コンベアに農産物Pを受皿6ごと排出するように設けら
れる。なお、この仕分け作業及び仕分区分別の分岐コン
ベアに排出された受皿6上の農産物Pを包装箱に包装す
る作業は、従来知られている適宜の装置を用いて行うこ
とができる。
【0033】次に、上記の構成をなす本例の特徴的な構
成である透過光計測ステージに設けられた整列搬送コン
ベア2、及びこれを含む透過光検出装置3について、透
過光検出装置3内を受皿6が通過する際の状態概要を示
した図1及びこれを更に詳細に示した図7を基本とし
て、図1〜図11により以下説明する。
【0034】本例における透過光検出の作業概要は次の
ように説明される。すなわち、上述した上流側の向き揃
え機能付き搬送コンベア1で向きが揃えられた受皿6
は、整列搬送コンベア2に乗り移り、そのままの姿勢
で、遮光された暗室ボックス301に導入される。なお
本例の受皿6は、透過光検出を高感度に得るために農産
物の側方からの光源光で該農産物が照明されると共に、
フリートレイ式の受皿6上から農産物が転がり落ちる不
具合のないように安定載置状態の確保した構成を備えた
特徴的な構成を有している(詳細は後述する)。
【0035】上記のようにして暗室ボックス301に導
入された受皿6は、図2に示すように搬送路の側方に配
置された複数の照明ランプ302により照明される。こ
の照明ランプ302の配置は図2に示される。なお、こ
の暗室ボックス301内には、搬送される受皿6上の農
産物Pを上方から下方に押圧して、受皿6の受座631
の遮光シールをより確実にするための押え装置5が設け
られている。本例のこの押え装置5は、多数隣接された
押え部材508が受皿6の搬送速度と同期して無端回動
するように設けられていると共に、透過光検出位置で該
押え部材508がバネ力で農産物を下方に押し、これに
より、農産物Pは受座631に強く押しつけられて確実
なシール状態が確保され、外乱光の漏光が貫通穴632
に侵入する虞れが低減されるようになっている(詳細は
後述する)。
【0036】上記透過光検出装置3の受皿搬送路を形成
する整列搬送コンベア2の搬送面の下側には、透過光検
出用の受光光学系の受光装置303が、受皿本体61の
貫通穴632が対向通過する位置に配置され、受座63
1の上に乗った農産物Pの内部を透過し、筒状弾性体6
3の内筒を通った透過光を検出できるように設けられて
いる。なお、上記受光装置303に透過光以外の光が混
入しないように上側の暗室ボックス301と同様の下側
暗室ボックス304が設けられている。
【0037】図2,3及び図5,図6は、上記向き揃え
機能付き搬送コンベア1の終端部から乗り移った受皿6
を、透過光検出装置3内の透過光検出位置において、そ
の搬送路の横方向の位置決めを正確に行うための本例の
最も特徴的な整列搬送コンベア2を示し、これは次のよ
うに構成されている。
【0038】すなわち、スプロケット202に巻装され
ることで無端回転駆動する左右一対のコンベアチェーン
201のそれぞれは、短尺のリンクがピンヒンジで連接
されて無端状とされた一般的なコンベアチェーンとして
構成されると共に、ガイドフレーム203に固定したガ
イドレール205に案内されて、本例では、図2,図5
に示すように、後述する横方向位置決め用ブラケット
(以下単に「ブラケット」という)220の上向きフラ
ンジ2202の左右一対が、該整列搬送コンベア2の始
端部側では受皿6の直径よりも広幅の間隔をなしている
が、途中、間隔を狭くする傾斜軌道部分204を経て、
透過光検出装置3部分では受皿6の直径と略一致した横
方向間隔とされ、該受皿6の横方向位置決めをなすよう
に構成されている。なお本例の一対のコンベアチェーン
201の傾斜軌道部分204は左右対称に設けられてい
る。またチェーン201の下側(戻り)軌道には、上記
により狭くされた間隔を上記始端部側の広幅の間隔に戻
す拡幅軌道部分(図示せず)が設けられている。206
は、左右一対のスプロケット202を同期回転させるた
めの回転駆動機構である。
【0039】上述した上向きフランジ2202付きのブ
ラケット220は、図2,図3及び図6により示され、
本例では、チェーンリンクの一つに一つのブラケット2
20が組付け固定されて、搬送方向に隙間なく連続する
ようになっている。
【0040】すなわち、このブラケット220は、搬送
横方向に一定長の長さをもつ水平搬送板2201と、こ
の上面から上向きに突出形成されて受皿6に係合するこ
とで横方向位置決め作用をなす上記した上向きフランジ
2202と、水平搬送板2201の下面に設けられて、
チェーンリンクを左右から挾持すると共に、ガイドフレ
ーム203に固設したレール205に遊嵌係合する一対
の脚2203とが一体に形成された構造をなし、これが
図2及び図6に示すように搬送方向にできるだけ隙間な
く連接されることで、左右一対のチェーンにそれぞれ組
付けたブラケットの水平搬送板2201により受皿6の
搬送面を形成し、上向きフランジ2202により受皿6
の横方向位置決めを行うようになっている。なお220
4は、上向きフランジ2202の補強フランジである。
また、このブラケット220をチェーン201に確実に
組付け固定するためにネジ止めすることも好ましい。
【0041】以上のように、ブラケット220を組付け
て構成された左右一対の整列搬送コンベア2からなる整
列搬送装置により、コンベアチェーン201は始端側の
広幅の状態(図2参照)から徐々にその幅寸法を左右対
称に縮閉して、左右の上向きフランジ2202により受
皿6に垂直軸回りの回転を生ずることなくその向きを一
定に揃えたまま、一対の上向きフランジ2202で受皿
6を挾持状態として透過光検出装置3内を通過させ、搬
送路の幅方向に関してズレることなく、一直線上を精度
よく正確に搬送させることができる。また、図3の実線
あるいは二点鎖線の片側に偏った状態にある受皿でも、
垂直軸回りの回転を生ずることなく中央位置に正確に位
置決めできる。
【0042】次に本例の受皿6の構成と、向き揃え機能
付きの搬送コンベア1について説明する。
【0043】この受皿6の詳細構造は図3,図4に示さ
れ、受皿本体61は、不透明な剛性材料(合成樹脂材
料)よりなり、囲い部材部分を除いて、全体として深さ
の浅い扁平な平面円形をなしている。そして中央には、
下記する受座631及び上下方向の貫通穴632を有す
る筒状弾性体63と、この筒状弾性体63が組み付けら
れる支持弾性体62とを取り付ける内側筒壁611が形
成されていると共に、上記囲い部材部分を形成する外側
筒壁612が形成されている。
【0044】上記の支持弾性体62及び筒状弾性体63
は、いずれも不透明な弾性材料で作られていて、互いに
組み合うことで、上述した上下貫通穴632と、載置さ
れる農産物を支持する上端開口縁の受座631を形成す
る受座手段を構成する。なお本例の受座631は、上方
に向かって径が広がる外側のリップ状シール部6311
(631)と、内向きフランジ型のシール部6312
(631)の同心2重円のシールにより、大きさの異な
る農産物に対して外乱光が貫通穴632に漏光侵入しな
い良好な密着ができるようになっている。そして上記の
支持弾性体62は、中央開口を有する皿状構造をなして
いて、その外周縁621で受皿本体61の外側筒壁61
2に係合されると共に、内周縁の下側に設けた爪フラン
ジ622が受皿本体61の内側筒壁611の内向き爪部
6111と係合するように組み付けられる。また上記の
筒状弾性体63は、下部の貫通穴632部分と上部の受
座631部分の中間に形成された周状溝部633が、上
記支持弾性体62の内周縁端部と嵌合して組み付けられ
るようになっている。
【0045】また、本例の受皿6においては、受座63
1を挟んだ一対の位置に、受皿本体61の外側筒壁61
2から上方に延出した対向壁64,64が設けられてい
ると共に、これらの対向壁64,64の周状の中間部に
は、照明光を外側から内側に通過させるための透光開口
65,65が形成されている。また66は環状の囲い部
材であり、上記対向壁64,64と透光開口65,65
に設けられた支柱67,67に支持されていて、その表
面に弾性カバー68が装着されることで、上記受座63
1に載置された農産物の万一の転がり落ちを防止するよ
うになっている。
【0046】69は、上記の一対の対向壁64,64に
それぞれ組み付けられた易弯曲性の弾性ひれ状片691
を有する支持片部材であり、受皿本体61の上記対向壁
64に組み付け固定されると共に、本例では上下3枚の
弾性ひれ状片691が中心方向に向かって延出されて、
農産物を受座631に載置する際に変形して、載置した
農産物の姿勢を安定させて支持できるようにしている。
【0047】613は次記する向き揃え装置のレールが
滑合する水平方向の側面溝であり、本例では受皿本体の
側面両側に一対に設けられている。
【0048】次に本例における受皿6の向き揃え装置に
ついて述べると、これは図12,図13に示され、搬送
コンベア1として設けられている。本例のこの向き揃え
装置7は、軸固定の転動コロコンベアを多数連接するこ
とで搬送路が構成されていて、一つの軸71にその軸方
向に関し離間して二つのコロ72,73が組み付けられ
ていると共に、下側の駆動ベルト74,75が圧接する
ことでこれらのコロを駆動させるようになっていて、そ
の回転速度は、図12の右側の短尺コロ72が速度v
1 、左側の長尺コロ73が速度v2 (>v1 )に設定さ
れている。また上記の短尺コロ72の軸長は、上流側か
ら搬送されてくる受皿6の直径よりも短い長さとされて
該受皿6に回転を与えることができるようになってい
る。76は向き揃え装置のガイドレールであり、該短尺
コロ72に沿った直線部761から斜行部762を経て
長尺コロ73に沿った直線部763に渡るように、受皿
6の上記側面溝613に滑合できる高さで沿設されてい
る。このようにガイドレールを76を設けることで、略
短尺コロ72上に乗る状態で上流から搬送されてきた受
皿6は、長尺コロ73と短尺コロ72の速度差(v2
1 )により図12の矢印に示した垂直軸回りの回転が
与えられる。また、側面溝613がガイドレール76に
滑合した後は、該ガイドレール76に案内されて回転す
ることなく搬送される。なお、77は図12,図13に
示すようにガイドレール76との間で受皿6の搬送通路
を形成しながら該ガイドレールに沿った軌道に沿って図
の矢印方向に速度v3 (>v2 >v1 )でベルト772
を回転させるように設けられた回転ベルト装置であり、
プーリ771により回転される該ベルト772の回転軌
道は上記ガイドレール76の斜行部762の終端部76
21においては間隔が狭くされていることで、受皿の側
面溝613が未だガイドレール76に滑合してない場合
にこれを強制的に強く回転させて該滑合を行わせるよう
になっている。
【0049】このような構成の向き揃え装置により、搬
送される受皿6の向き(姿勢)は、透光開口65を搬送
路の横方向に向けた姿勢で下流の上記整列搬送装置に送
出すことになる。
【0050】以上のように構成した向き揃え装置7、次
いで整列搬送装置によって透過光検出装置3を通るよう
に搬送される受皿6は、その向きが透光開口65を側方
に向けた状態で、かつ受光装置303の上を芯ずれを招
くことなく正確に正対して搬送されるので、透過光検出
装置3において農産物の透過光を計測する際に、受皿6
及び農産物Pの姿勢は常に安定して透過光検出の情報を
計測する途中で姿勢が変わってしまうような虞れは全く
なく、しかも、農産物Pは受皿6上で側方から照明ラン
プ302により確実に照明され、農産物を透過した光を
受皿6の貫通穴632を通して受光装置303に確実に
受光・検出させることができ、農産物内の透過光の光路
長を短くした状態で、感度,精度のよい計測を実現する
ことができる。
【0051】また、本例においては、上記受皿6の貫通
穴632に漏光が侵入することをより一層確実に防止す
るための農産物の押え装置5が設けられており、以下こ
れについて説明する。
【0052】本例のこの押え装置5は、図7〜図11に
示され、これらの図において、501は長円形の無端軌
道を回動するリンクチェーンであり、一対のスプロケッ
ト502によって、整列搬送コンベア2上の受皿6の搬
送速度と同期した速度で回転駆動されるようになってい
る。そしてこのリンクチェーン501の各リンクから
は、無端軌道の径外方に支持ブラケット503が二股状
に延出されていて(図9,図10参照)、そのブラケッ
ト先端二股部5031,5031に、傾動部材504が
ピンヒンジで軸回り回転可能に枢着支持されている。5
05は上記支持ブラケット503のブラケット先端二股
部5031,5031の間に貫通固定されたピンであ
る。またこの傾動部材504の先端は凹型部5041と
して形成されていて、上記ブラケット先端二股部503
1,5031の間に嵌挿されると共に、上記ピン505
が該凹型部5041の一対の側壁50411,5041
1を貫通して枢着されるように設けられ、更にこの凹型
部5041の一対の側壁50411,50411の間
に、後述する押え部材支持ロッド506の根元板状部5
061を嵌挿させると共に、上記ピン505によって該
押え部材支持ロッド506を軸回り回転可能に枢着支持
するように設けられている。
【0053】またこの傾動部材504のピン505を挟
んで反対側に延出された後端にはコロ5042が軸回り
回転可能に組み付けられていて、一部の軌道を除いてリ
ンクチェーン501の長円状の軌道に沿って延設された
ガイドレール507に走行可能に滑合されている。そし
てこのガイドレール507の軌道の一部である受皿6の
透過光検出位置を含む搬送面に対向した下側軌道の傾動
走行部分5071は、図7に示すように内側に偏倚して
搬送面と平行な走行を行うように設けられていて、図8
に示すように、傾動部材504の先端を長円軌道の内側
に向けて傾斜させた通常の状態時に対して、図9に示す
ように上記傾動走行部分5071では、傾動部材504
の先端を長円軌道の外側に向けて傾斜させるように該傾
動部材の姿勢を制御するようになっている。なお509
は、上記ガイドレール507及び上記スプロケット50
2を回転可能に組み付けたフレーム基盤である。
【0054】上記押え部材支持ロッド506は、その先
端側が軌道外方に向けて略90°屈曲され、その屈曲先
端で、弾性体からなる農産物押え部材508をピン50
81により枢着支持し、後端は、上述したように板状部
5061として設けられて傾動部材の先端凹型部504
1に嵌挿されて上記ピン505により枢着支持され、か
つロッド中間部と傾動部材504の下方への突出板50
43との間に張設した引張スプリング5044により凹
型部5041の底面50412に押し付けられて姿勢が
安定するようになっている。
【0055】以上のような構成の本例の押え装置5によ
れば、図7に示す如く、傾動部材504が長円軌道に沿
って回動しながらガイドレール507の傾動走行部分5
071に至ると、該傾動部材504の後端のコロ504
2が滑合しているガイドレール507の軌道内側への偏
倚により傾動部材がピン505を中心として先端側を軌
道外方に向けるように傾動し、これによって押え部材支
持ロッド506が傾動する。そしてその傾動の際に、押
え部材508が受皿6上の農産物Pに係合すると、引張
スプリング5044のバネ力に抗して該押え部材508
の先端が軌道外方に傾動することが係止され(図9参
照)、この引張スプリング5044のバネ力で農産物P
が下方に押圧されることになる。
【0056】したがって、農産物Pは自重に加えて、受
皿6の受座631のシール部(6311,6312)に
押圧され、貫通穴632に照明光が漏れ入光することが
一層確実に防止されることになる。
【0057】なお、本例の押え装置5では、押え部材5
08の受皿搬送方向に関する寸法を短くして、一つの農
産物Pに対して複数の押え部材508が係合できるよう
にしているので、農産物の押え状態が安定する。
【0058】なお、本例は農産物を載せた受皿を搬送対
象としているが、搬送対象がこれに限定されるものでな
いことは上述した通りである。また、一対のコンベアチ
ェーンの中間位置に他の水平搬送コンベアを並走させる
ように設けることもできる。なおこの場合には、三つの
コンベアを水平な共通軸で回転させることによりこの共
通軸で同期をとるように構成することが好ましい。
【0059】比較例1 この比較例は図14に示される。すなわち、本例の整列
搬送装置8は、水平な搬送コンベア801と、その搬送
面上の左右両側に、垂直軸回りに回転する三つのプーリ
802により回転するコンベアベルト803,803を
左右対称に配置すると共に、このコンベアベルト80
3,803が、搬送上流側の約半分において、上流始端
側で左右一対のベルト面の間隔が受皿6の直径よりも十
分に広く空けられていると共に、漸次間隔を縮閉するよ
うに回転面が傾斜され、搬送方向の略中間部位置から、
受皿6の直径と略一致した間隔となって左右一対のベル
ト803,803がこの間隔を保って平行に回転するよ
うに設置して設けられている。
【0060】このような構成の整列搬送装置8によって
も、搬送コンベア801上を搬送されている受皿6の横
方向の位置は、左右一対のコンベアベルト803,80
3により一列状に整列させることができるが、搬送コン
ベア801及び左右一対のコンベアベルト803,80
3の回転を同期させることが容易でない。すなわち、ベ
ルトコンベアでは、回転駆動手段とベルトの間で摩擦や
摺べりが厳密には避けられないので三つの搬送手段の間
で微妙な速度差を発生することが避け難い。また、左右
一対のベルト803,803の縮閉部は、搬送コンベア
801に対して僅かとはいえ横方向の移動成分を含むた
めに速度差を生ずることが避けられない。
【0061】これらのことにより、例えば、受皿6が片
側のコンベアベルト803に偏当たりした場合に受皿6
に垂直軸回りの回転を招くことがあり、回転が生じても
問題のない場合はよいが、上述したような姿勢を一定の
向きに維持したまま整列搬送させることが求められる装
置としては適当でない。
【0062】また、搬送コンベア801とコンベアベル
ト803の回転軸は90°異なるため、これらの回転駆
動機構の同期をとるための機構が複雑になり、簡易な構
成の装置を提供することには適していないという問題も
ある。
【0063】
【発明の効果】本発明の整列搬送装置によれば、コンベ
ア上で一列に搬送されている被搬送物を損傷させること
なく、搬送路横方向の位置を精度よく位置決めさせるこ
とができるという効果を奏し、また種々のワーク等の整
列搬送装置、特に農産物の整列装置に適している他、以
下の効果を奏する。
【0064】(イ)請求項2の発明によれば、両側の走
行体が左右対称に横方向の移動を行うので被搬送物に回
転を招く虞れがないという効果を奏し、被搬送物の向き
を一定に維持して整列搬送させる用途に特に適してい
る。
【0065】(ロ)請求項3の発明によれば、搬送面を
形成する水平搬送板が横方向位置決め用の走行体と一体
に設けられた整列搬送装置を提供することができ、部品
点数が少なく、簡易構成でかつ安価な装置とすることが
できる。また構造が簡単であるため制約が少なく汎用性
が高いので、種々の用途に用いることができる。
【0066】(ハ)請求項4の発明によれば、水平搬送
板と限界位置決め用立壁とが一体化されたブラケットを
チェーンに嵌合させるという簡単な作業で装置を形成さ
せることができ、部品点数も少なく、より一層安価な装
置が提供できる。
【0067】(ニ)請求項5の発明によれば、農産物の
選別装置において必要とされる整列装置、特に農産物を
選別仕分けするのに必要な情報を計測する工程におい
て、計測装置に対して、搬送される農産物の位置を精度
よく位置決めでき、正確かつ高感度で精度の高い計測を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の計測ステージの概要を示
した正面図。
【図2】同実施形態1の整列搬送装置の平面図。
【図3】図2の整列搬送装置の縦断側面図。
【図4】同実施形態1の受皿の斜視外観図。
【図5】同実施形態1の整列搬送装置における横方向位
置決め機能付き搬送コンベアのコンベアチェーンとその
駆動機構の関係を説明するための部分平面図。
【図6】図5の横方向位置決め機能付き搬送コンベアの
一部拡大平面図。
【図7】図1の計測ステージの拡大正面図。
【図8】図7のA−A線の縦断側面図。
【図9】図7のB−B線の縦断側面図。
【図10】図7のC方向の一部矢視図。
【図11】図10の正面図。
【図12】同実施形態1の向き揃え装置の平面図。
【図13】図12の向き揃え装置の縦断側面図。
【図14】比較例の整列搬送装置の概要を示した平面
図。
【符号の説明】
1・・・搬送コンベア 2・・・整列搬送コンベア 201・・・コンベアチェーン 202・・・スプロケット 203・・・ガイドフレーム 204・・・傾斜軌道部分 205・・・ガイドレール 206・・・回転駆動機構 220・・・横方向位置決め用ブラケット(ブラケッ
ト) 2201・・・水平搬送板 2202・・・上向きフランジ 2203・・・脚 2204・・・補強フランジ 3・・・透過光検出装置 301・・・暗室ボックス 302・・・照明ランプ 303・・・受光装置 304・・・下側暗室ボックス 4・・・仕分コンベア 5・・・押え装置 501・・・リンクチェーン 502・・・スプロケット 503・・・支持ブラケット 5031・・・ブラケット先端二股部 504・・・傾動部材 5041・・・凹型部 50411・・・一対の側壁 50412・・・底面 5042・・・コロ 5043・・・突出板 5044・・・引張スプリング 505・・・ピン 506・・・押え部材支持ロッド 5061・・・(根元)板状部 507・・・ガイドレール 5071・・・傾動走行部 508・・・押え部材 5081・・・ピン 509・・・フレーム基盤 6・・・受皿 61・・・受皿本体 611・・・内側筒壁 6111・・・内向き爪部 612・・・外側筒壁 613・・・側面溝 62・・・支持弾性体 621・・・外縁 622・・・爪フランジ 63・・・筒状弾性体 631・・・受座 6311・・・リップ状シール部 6312・・・フランジ型のシール部 632・・・貫通穴 633・・・周状溝部 64・・・対向壁 65・・・透光開口 66・・・囲い部材 67・・・支柱 68・・・弾性カバー 69・・・支持片部材 691・・・弾性ひれ状片 7・・・向き揃え装置 71・・・軸 72・・・コロ(短尺コロ) 73・・・コロ(長尺コロ) 74,75・・・駆動ベルト 76・・・ガイドレール 761・・・直線部 762・・・斜行部 7621・・・終端部 763・・・直線部 77・・・回転ベルト装置 771・・・プーリ 772・・・ベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を担持して搬送させる搬送面を
    有するコンベア搬送路と、前記搬送面の搬送横方向の両
    側で一対に並列走行し、かつ被搬送物の側面に係合して
    該横方向移動の限界位置を決めるために走行方向に連続
    して設けられた横方向位置決め用の走行体とを備え、こ
    れら一対の横方向位置決め用の走行体は水平軸回りに回
    転する機構により無端回動されると共に、一対の走行体
    の少なくとも一方は、他方との間で搬送路の横方向間隔
    を下流側に向かって狭く変更するための曲線又は傾斜し
    た走行軌道を有することを特徴とするコンベア上被搬送
    物の整列搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、一対の横方向位置決
    め用の走行体は、搬送路の間隔を変更する曲線又は傾斜
    した走行軌道を左右対称に有することを特徴とするコン
    ベア上被搬送物の整列搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、被搬送物の横
    方向移動の限界位置を決める横方向位置決め用の走行体
    は、被搬送物を担持して上記搬送面を形成するための水
    平搬送板と、この水平搬送板の上部において被搬送物の
    側面に係合する限界位置決め用立壁と、を一体化したブ
    ラケットの複数が搬送方向に連続して無端回動するチェ
    ーンに固定して構成されていることを特徴とするコンベ
    ア上被搬送物の整列搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記ブラケットは、
    コンベアチェーンにより無端回動するように設けられて
    いると共に、その下部にコンベアチェーンに嵌合固定す
    るための脚を有することを特徴とするコンベア上被搬送
    物の整列搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    被搬送物が農産物を載せて移動されるフリートレイ式の
    受皿であることを特徴とするコンベア上被搬送物の整列
    搬送装置。
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CN114803413A (zh) * 2022-05-11 2022-07-29 无锡华曼智造自动化科技有限公司 一种用于钣金视觉连续自动化检测的钣金输送定位装置
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