JPH1110582A - 帯状物品の長手方向切断装置 - Google Patents

帯状物品の長手方向切断装置

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JPH1110582A
JPH1110582A JP15626298A JP15626298A JPH1110582A JP H1110582 A JPH1110582 A JP H1110582A JP 15626298 A JP15626298 A JP 15626298A JP 15626298 A JP15626298 A JP 15626298A JP H1110582 A JPH1110582 A JP H1110582A
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JP
Japan
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cutter
cutting
cutting table
strip
blade
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Withdrawn
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JP15626298A
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Reinhold Siebert
ズィーベルト ラインハルト
Maurice Fehr
フェール モーリス
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BHS Corrugated Maschinen und Anlagenbau GmbH
Original Assignee
BHS Corrugated Maschinen und Anlagenbau GmbH
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D1/00Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
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    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い連続シートおよび/または軽量品質の場
合にも綺麗な切断面を保障する帯状物品、特に段ボール
連続体のための長手方向切断装置(スリッタ)を提供す
る。 【解決手段】 スリッターは、少なくとも一つの回転駆
動することのできる、帯状物品3を切断するため、帯状
物品のサポートに用いられる切断テーブル23と共同で機
能するカッタ17を備え、カッタ17は少なくともカッタ外
周と切断テーブル23の表面23aの平面との交点の領域に
おいて切断テーブル23のスリット状切欠き25の中に嵌入
する。切断テーブル23は、その表面23aとカッタ外周と
の交点の前および/またはカッタ17の刃17aの外側の領
域内で、スリット状切欠き25を、切断された製品連続シ
ートの下面のバリの出現が過度になることを回避するこ
とのできる間隔/間隙に限定するための手段(29、40)
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状物品、特に段
ボール連続シートのための、請求項1の上位概念の特徴
を備えた長手方向切断装置に関するものである。
【0002】このような長手方向切断装置(以下、スリ
ッタともいう。)は、例えば段ボールの製造時に段ボー
ル連続シートの製造後に希望のフォーマットに従って長
さ方向に切断するために使用される。横方向切断装置
(クロスカッタ)と併用することによって所定の長さと
幅の段ボールパネルが得られる。
【0003】
【従来の技術】いわゆるRazor −切断(Razor-schnitts)
を実施するためのスリッタが独国特許出願公開第420744
0 号明細書より知られているが、このスリッタでは段ボ
ール連続シートの一方の側に回転駆動することのできる
円形の切断カッタが設けられ、しかもこのカッタは製品
連続シートに直交する方向に摺動することのできる保持
搬送体により支持され、また製品連続シートの反対側に
おける製品連続シートに直交する方向に摺動することの
できる支持面と共に作動する。スリット状の切欠きはこ
の場合カッタの前の大きな領域にわたっても延び、すな
わち切欠きはカッタの前の送り込み側でカッタの最大厚
みに相当する巾をもって続く。カッタは切断すべき段ボ
ール連続シートの搬送方向に、言い換えれば、カッタの
外周の製品連続シートとの交点に段ボール連続シートの
搬送方向の円形運動の速度ベクトルの成分が生じるよう
に或る方向に回転する。外周速度の値は、この場合綺麗
な切断面を保障するには段ボール連続体の搬送速度の値
よりも大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この既知のRazor −ス
リッタの場合には、特に低い溝(Fluten)および/または
軽量品質の段ボール連続体の切断時には段ボール連続体
の下側、すなわち切断テーブルに接する側に好ましから
ぬバリが出ることが問題となる。切断面のこの仕上がり
の欠点は完成品の需要者によっては許容されることはな
い。
【0005】本発明の課題は、薄い連続シートおよび/
または軽量品質の場合にも綺麗な切断面を保障する、帯
状物品、特に段ボール連続体のための、長手方向切断装
置(スリッタ)を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1の特徴
のコンビネーションによってかかる課題を解決する。
【0007】本発明は、切断面の欠陥である連続シート
の下側に生じるバリの発生原因が、カッタの刃に半径方
向のテーパーがあり、そのためカッタの外周と切断テー
ブルとの交点の領域において切断端が切断テーブルのス
リット状の切欠きの中に引き込まれることにあるとの知
見に基づいている。
【0008】この問題を解決するために、カッタのため
のスリット状の切欠きの内側壁がカッタの外側に当たる
ように切断テーブルをデザインすることが既に試みられ
た。
【0009】しかし、この場合にも、刃と切断テーブル
の表面との交点の領域において半径方向の刃のテーパー
のために依然として刃とスリット状の切欠きの内壁との
間には空間が残るという問題が生じる。さらに、カッタ
の最大厚みに相当するスリットはカッタ刃の前の比較的
大きい距離にわたっても続く。したがって、上記の対策
により切断されるべき製品連続シートの下側におけるバ
リの生じる問題はかなり改善されるが、しかし充分には
減少せず、あるいは、完全に解消することはない。
【0010】カッタの前のスリット状の切欠きを充分に
小さくし、および/または、刃の外側の領域における間
隙を減少させる手段を切断テーブルに設けることによ
り、切断すべき製品連続シートの下側は本来の切断の行
われる領域においても支持される。
【0011】先細りの刃の外側と切断テーブルの前記手
段との間には許容し得ぬ大きな自由スペースがもはや存
在しないために切断すべき製品連続シートの下側のバリ
の出現は殆ど回避される。
【0012】刃の外周の間隙を限定する手段の最小間隔
(切断テーブルの表面のレベルでの)は充分な作用を果
たすには5mm以下でなければならず、好ましくは3m
m以下である。
【0013】本発明の実施例によれば、上記の手段は、
切断テーブルの少なくとも表面のレベルにおいて、カッ
タの刃の外側に接触するか、または、既知の切断装置に
存在した先細りの刃の領域におけるカッタの最大厚みに
相当する間隙を、連続シートの下側において綺麗な切断
面が実現するように減少させることができる。
【0014】本発明の好ましい実施例では、その表面が
切断テーブルの表面と面一になっている二つのディスク
が設けられ、しかも、このディスクはその外周面の少な
くとも一部をもってカッタの刃の各側面に接触するか、
または上記の解説された方法で刃の外周領域の間隙を適
切に減少させる。間隙を限定する手段の刃の外側への接
触が望まれるときには刃が極めて薄い場合にもカッタ刃
へのディスクの外周面の確実な接触が可能となり、した
がって、本来の切断点での切断すべき連続シートの下面
が確実に支持されることの長所が生まれる。
【0015】本発明の好ましい実施例ではディスクの外
周は切断テーブルの下側に向かって先細りの形の円錐面
を備える。これによりディスクの端末の太さは切断テー
ブル又は、ディスクの表面のレベルにおいてカッタの外
側とディスクの外周面との間には些かの間隔も生じるこ
とのない長所が生まれる。
【0016】本発明の好ましい実施例においてディスク
を回転し得るように支持することによりカッタの回転駆
動時にディスクもまた回転運動を行う。
【0017】刃に接触するディスクの場合にはこれによ
り二つのディスクの外周面とカッタとの間の摩擦が減少
する長所が生じる。さらに、カッタ刃に付着する接着剤
の残り又は、二つのディスクの接触面の上端の他の汚物
が剥離し、ディスクの回転により切断領域から運び出さ
れるために、この領域に接着剤の残りや汚物が堆積する
ことは防止される。したがって、この領域にこれらの物
体が充満することによりカッタの回転運動が阻止される
ことは回避される。汚物は発生直後に既に二つのディス
クの回転により切断平面に直交する方向に外側に運び去
られ、この位置でディスクの表面又は切断テーブルの表
面の上を移動する連続シートの下面により持ち去られ
る。このようにして多量の汚物の溜まることが回避され
るゆえに切断すべき連続シートの下面により汚物が“摺
り落とされる”ことにより生じるシートの表面の汚れが
目立つこともない。
【0018】ディスクがカッタの外面に直接接触せず刃
の外周領域内の間隙を減少させるに過ぎないときにもデ
ィスクの回転運動は行われる。切断されるべき連続シー
トは切断力により切断点の近くでは離れた領域における
よりもディスクの表面に強く押し付けれられる。これに
より切断点の近くでは連続シートの下側と該当ディスク
の表面との間に大きな摩擦力が働く。これによりディス
クを回転させるトルクが生じることとなる。
【0019】本発明の別の実施形態によれば二つのディ
スクの代わりにスリットを持つエレメントが用いられ
る。この場合、エレメントの表面のレベルにおけるスリ
ットはその内壁が少なくとも一部においてカッタの刃に
接触するか又は刃の外側から僅かに限られた量の間隙を
許すように連続シートの走行方向に向かって先細りにな
るようにデザインされている。
【0020】これによっても切断されるべき材料連続シ
ートの下面のバリの出現は阻止される。
【0021】本発明の好ましい実施形態においては、切
断テーブルはカッタの両側面がテーパー状の刃以外での
少なくとも部分的な位置で力の作用を受ける時、この領
域においても特に段ボール連続シートの下側のシートが
カッタと切断テーブルの間に挟まれることが防止され
る。
【0022】この場合、切断テーブルは、特にテーブル
またはこれに連続されているエレメントがスプリングの
作用下でカッタの側面に接触するようにデザインされて
いる。
【0023】本発明のその他の実施形態は従属請求項か
ら知ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示された実
施例に従って詳述する。
【0025】図1は、例えば段ボール連続シートのよう
な製品連続シート3のための本発明によるスリッタ1を
示し、しかもこの装置にはサイドポストが設けられてい
てその中ではガイドサポートが揺動し得るように支持さ
れている。
【0026】ガイドサポート5は二つの平行なビーム7
により構成され、しかも上記のビームはその端末を図示
されていない方法でガイドプレートに固定的に接続され
ている。サイドプレートは図示されていないスイングジ
ャーナルにより揺動し得るように支持されている。同様
に図示されていない揺動装置はガイドサポート5を作動
位置に出し入れする役割を果たす。
【0027】ビーム7にはスライドロッド9が設けられ
ている。スライドロッドには摺動が可能なリテーニング
サポート11がスライドベアリング9’により支持され
ている。段ボール連続シート3に直交する方向には多数
のリテーニングサポート11が設けられていて、概略的
にしか示されていない設定スピンドルにより予め定めら
れた位置に設定することが可能であり、また、この位置
に固定することができる。
【0028】各リテーニングサポート11には駆動シャ
フト13が貫通している。シャフト上には摺動すること
のできる形で増速プーリー15がセットされ、しかもリ
テーニングサポート11に接続されている。
【0029】リテーニングサポート11には増速プーリ
ー15に平行にオフセットする形でほぼ円形のカッタ1
7が回転し得るように支持されている。カッタ17はプ
ーリー19を備え、しかもこのプーリー19は増速プー
リー15と共に増速トランスミッションを形成する。特
に両プーリー15、19はVベルト21、例えばタイミ
ングベルトにより相互に接続されている。
【0030】カッタ17は、このトランスミッションに
より駆動シャフト13よりも高い回転数で駆動される。
この方法で駆動シャフト13の危険速度より上の回転数
でカッタ17を回転させることができる。
【0031】特に薄く華奢な作りのカッタ17は段ボー
ル連続シート3の下面の支持面としての切断テーブル2
3の表面23aと共に機能する。
【0032】図から知ることのできるように、切断テー
ブル23はスリット状の切欠き25を持ち、この中にカ
ッタ17の周縁部が嵌入する。スリット状の切欠き25
は、その内側27aをもってカッタ17の側壁に接触す
る二つの周縁エレメント27により構成される。この構
造により、カッタ17が切断する際に段ボール連続シー
ト3の下側が内側27aとカッタ17の外側との間の間
隙に食い込むことが阻止される。
【0033】周縁エレメント27は、そのためには当然
それが図示されていない機構によりバネ作用によりカッ
タ17の外側に押し付けられるようにデザインされるこ
とができる。
【0034】切断すべき段ボール連続シート3の走行方
向Iにカッタ17の全面を見るとテーブルの上には二つ
のディスク29が設けられており、その外周面はカッタ
17の中央レベルにおいて互いに接触するか、または、
僅かな間隔を隔てて対立する。二つのディスク29の表
面は切断テーブル23の表面23aと面一をなすか、ま
たは、表面の一部を構成する。
【0035】ディスク29は、その外面が少なくとも切
断テーブル23の表面23aのレベルにおいて放射方向
にテーパーを持つカッタ17の刃17aに接するように
設けられている。
【0036】これにより表面23aとカッタ17の外周
または、カッタ17の描く最大軌跡円との交点において
切断すべき段ボール連続シート3の下側が切断テーブル
のこの領域において二つのディスク29により形成され
る表面23aにより支持される。これにより段ボール連
続シート3の下側の断面におけるほつれ又はバリの生じ
ることは回避される。
【0037】ディスク29は、特にその外周面が切断テ
ーブルの下側の方向に先細りの円錐形を示す。これによ
りディスク29またはその外周面がその上側の周縁領域
をもって、すなわちディスクの上端において、したがっ
て切断テーブル23の表面23aの平面内においても刃
17aの領域においてカッタ17の外側に接触すること
が保障される。
【0038】ディスク29は図から知ることのできるよ
うに切断テーブル23の上部31の中に回転し得るよう
に保持されている。上記の上部31はまた、周縁エレメ
ント27をも包含し、しかも周縁エレメントは図示され
た実施形態では一体的に上部31に接続されている。上
述のように周縁エレメント27は、しかし別個のエレメ
ントとしてデザインされ、カッタ17の外側にバネ作用
をもって接触することができる。
【0039】ディスク29の上部31の中での保持はア
ンチフリクションベアリング33により行われる。
【0040】切断テーブル23の上部31はねじ35に
より切断テーブル23の下部37と結合されている。こ
の場合に下部37にはねじ結合35のための長穴が設け
られていることにより上部31を二つのディスク29と
共に段ボール連続シート3の送り方向Iに摺動させるこ
と、および、固定的に保持することが可能である。これ
により二つのディスク29の外周面の刃17aの外側に
接触させるための正確な設定が可能となる。
【0041】二つのディスク29の設定操作をさらにフ
レキシブルにするために図2および図3において一体的
に示されている切断テーブル23の上部を二つ割のデザ
インにすることも可能である。二つ割は、この場合特に
カッタ17の中央平面で行われる。これにより各片側が
個別に送り方向Iにディスク29の該当の外周面が刃1
7aの該当の外側に接触するように正確に位置決めされ
ることができる。
【0042】ディスク29の回転機能により、図2から
知ることのできるカッタ17の回転方向でのカッタとデ
ィスクの外周面との間の摩擦により図3から知ることの
できる回転方向III にディスク29は回転することにな
る。
【0043】これにより下記の長所が得られる:一つに
は回転運動によりディスク29の外周面の摩擦が均等に
なる。これにより刃先への外周面の密着度が向上するの
みならず、ディスクの耐久時間も伸びる。ディスク29
の寿命をできる限り長くするためにディスクには極めて
硬質の耐摩性を持つ材料を使用することができる。これ
には、例えば表面焼入れを施された特殊鋼が適切であ
る。さらに、ディスク29の外周面、または、表面23
aの一部に硬質コーティングを施すことができる。他に
は回転運動により先ずディスク29の表面23aにおけ
る摩擦力のためにカッタに付着する接着剤の残滓または
汚れが刃により取り除かれ、切断されるべき段ボール連
続シートの下面により“持ち去られる”ことが可能とな
る。したがって、切断領域、すなわち刃17aとディス
ク29との接触領域の自己清浄機能が生まれる。
【0044】図4は本発明によるスリッタのための切断
テーブルのための別の実施形態を示す。
【0045】二つのディスクの代わりにこの実施形態の
場合にはただ一つのエレメント40が用いられている。
エレメント40は段ボール連続シート3の送り方向Iと
は逆向きに先細りになっているスリット42を備え、し
かもスリットの内側壁は少なくとも切断テーブル23の
表面23aの領域においてカッタ17の刃先17aの外
側に接している。スリット42はこのために切断テーブ
ル23の下側に向かって拡大することによりエレメント
40と刃17aとの間の摩擦を減少させ、また、スリッ
ト42の内側壁のエレメント40の表面または上端の領
域において刃に確実に接触することを保障する。
【0046】エレメント40は示されていない方法で送
り方向Iに摺動および固定可能な形にデザインされるこ
とができる。固定方式の代わりにエレメント40は、し
かし刃17aの方向にバネ作用を受けることにより内側
壁の刃先への接触をできる限り最適に保障する。
【0047】スリット42はまた、ある位置まで先細り
になり、この位置から以後は極めて狭い幅でエレメント
40の終わりまで延在するようにデザインされることが
できる。これにより刃17aの最外側の、最も薄い端末
は内側面の入口領域の磨耗したときにも損傷せずに済
む。場合によってはこの対策により刃の再研磨も可能で
ある。
【0048】当然ながら、ディスク29もエレメント4
0も簡単に取替可能のデザインにされることができる。
【0049】冒頭に述べたようにディスク29またはエ
レメント40が刃17aの外側に必ず接触することが必
要であるわけではない。刃とディスク29またはエレメ
ント40の対応する側との間にわずかな間隙を残すよう
にデザインされまたは位置決めされることもできる。
【0050】切断すべき連続シート3が特定の品質を持
つ場合には刃17aの外側に介在する間隙を不変のもの
にする、すなわちスリット状の切欠き25の幅を一定に
保ち、切欠き25を本来の刃先(カッタの外周)の前で
のみ限定するだけで充分であることが判明した。刃先の
前の切欠き25の長さが約5mmよりも小さいだけでも
満足すべき結果が得られる。この長さは特に3mmより
小さい値が好ましい。刃17aの全外周域、すなわち刃
の外側の横の領域もまたディスク29またはエレメント
40との間隔をできる限り小さくされているときには当
然切断の困難なシート品質においても良好な結果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスリッタの第一の実施形態の概略
縦断面図である。
【図2】図1を拡大し、しかも切断テーブルの一部で切
開された側面矢視図である。
【図3】図2の切断テーブルの平面図である。
【図4】発明によるスリッタの第二の実施例の切断テー
ブルの平面図である。
【符号の説明】
3 帯状物品 17 カッタ 17a 刃 23 切断テーブル 23a 切断テーブルの表面 25 切欠き 29 ディスク(間隙制限手段) 40 エレメント(間隙制限手段) 42 スリット
フロントページの続き (72)発明者 ラインハルト ズィーベルト ドイツ連邦共和国 92729 ヴァイエルハ メル シュライネローシュトラーセ 25 (72)発明者 モーリス フェール ドイツ連邦共和国 F−67500 ハーグエ ンナウ ア ヒェミン ドュ プラトー 14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの回転駆動することので
    きるカッタ(17)を備え、 カッタ(17)は帯状物品(3)の切断のために帯状物
    品のための支持体としての切断テーブル(23)と共同
    で機能し、かつ、カッタ(17)は少なくともカッタの
    外周と切断テーブル(23)の表面(23a)との交点
    の領域において切断テーブル(23)の中のスリット状
    の切欠き(25)の中に陥入し、 切断テーブル(23)が、スリット状の切欠き(25)
    を、カッタの外周と切断テーブル(23)の表面(23
    a)との交点の前において、および/または、カッタ
    (17)の刃(17a)の外側の領域において、切断さ
    れた帯状物品の下側のバリの出現を許容し得る度合いに
    収めることのできる間隔/間隙に限定するための手段
    (29、40)を備えることを特徴とする帯状物品の長
    手方向切断装置。
  2. 【請求項2】 切断テーブル(23)の表面の平面内の
    カッタ外周と切欠きを限定する手段(29、40)との
    間隔は5mmより小さいことを特徴とする請求項1の帯
    状物品の長手方向切断装置。
  3. 【請求項3】 前記手段(29、40)が少なくとも切
    断テーブル(23)の表面(23a)の平面ではカッタ
    (17)の刃(17a)の外側に接触することを特徴と
    する請求項1又は2の帯状物品の長手方向切断装置。
  4. 【請求項4】 前記手段が2つのディスク(29)によ
    り形成され、その表面は切断テーブル(23)の表面
    (23a)と同一平面内にあり、ディスク(29)は夫
    々少なくともその外周面の一部をもってカッタ(17)
    の刃(17a)の外周域内に陥入していることを特徴と
    する先行する請求項のいずれかの帯状物品の長手方向切
    断装置。
  5. 【請求項5】 ディスクの(29)の外周面は切断テー
    ブルの下側の方向に先細りとされていることを特徴とす
    る請求項4の帯状物品の長手方向切断装置。
  6. 【請求項6】 ディスク(29)が回転し得るように支
    持されていることを特徴とする請求項4又は5の帯状物
    品の長手方向切断装置。
  7. 【請求項7】 前記手段はスリットを施されたエレメン
    ト(40)により形成されており、スリット(42)は
    エレメント(40)の表面(23a)の平面において帯
    状物品(3)の走行方向に、スリット(42)の内壁が
    カッタ(17)の刃(17a)の外面に少なくとも一部
    で接触し、または、刃の外側から僅かに過ぎない間隔を
    保持するように先細りとされていることを特徴とする請
    求項1、2又は3の帯状物品の長手方向切断装置。
  8. 【請求項8】 切断テーブル(23)が切断すべき帯状
    物品(3)の走行方向に見て前記手段(29、40)に
    後続する形で帯状物品(3)の支持のための表面(23
    a)として機能する領域をもってカッタ(17)の両側
    に接触することを特徴とする先行する請求項のいずれか
    の帯状物品の長手方向切断装置。
  9. 【請求項9】 前記接触領域がカッタ(17)の側面に
    スプリング力の作用する形で接触することを特徴とする
    請求項7の帯状物品の長手方向切断装置。
  10. 【請求項10】 前記接触領域はほぼ2つのディスク
    (29)により作られた楔形の中に到る迄カッタ(1
    7)の側面に接触することを特徴とする請求項8又は9
    の帯状物品の長手方向切断装置。
  11. 【請求項11】 帯状物品が段ボール連続シートである
    ことを特徴とする先行する請求項のいずれかの帯状物品
    の長手方向切断装置。
JP15626298A 1997-06-12 1998-06-04 帯状物品の長手方向切断装置 Withdrawn JPH1110582A (ja)

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