JPH077144Y2 - スロッター切屑除去装置 - Google Patents

スロッター切屑除去装置

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JPH077144Y2
JPH077144Y2 JP1989027891U JP2789189U JPH077144Y2 JP H077144 Y2 JPH077144 Y2 JP H077144Y2 JP 1989027891 U JP1989027891 U JP 1989027891U JP 2789189 U JP2789189 U JP 2789189U JP H077144 Y2 JPH077144 Y2 JP H077144Y2
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JP
Japan
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slotter
diameter portion
fitting groove
chip
support piece
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989027891U
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JPH02121228U (ja
Inventor
弘美 渡辺
Original Assignee
株式会社磯輪鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は段ボール箱のフラップ部を形成するためのスロ
ットを形成するスロッターにおいて、下刃内の切屑を除
去するスロッター切屑除去装置に関するものである。
従来の技術 従来、スロッターにおける切屑除去装置としては、第3
図に示す様に上刃aと、嵌合溝bを有する下刃cの一対
にてスロット切断機構を構成すると共に、先端をくさび
状に形成するカス取り部材dをスプリングeの張力にて
嵌合溝bに圧接した状態にて挿入する除去機構を有して
いるも、かかる装置にあっては上刃a及び下刃cは高速
回転しているため、スプリングeの張力を充分強く設定
しないと、嵌合溝b内にてカス取り部材dのバタツキが
発生すると共に、又カス取り部材dのバタツキを押さえ
るために、スプリングeの張力を強くすると、今度は下
刃cの嵌合溝bに圧接されるカス取り部材dの摩耗が激
しくなり、その先端部が第4図に示す様に外方へ折曲し
て変形するため、かかる個所にて切屑の引掛かりや、挟
まれたりする不具合が生じ、その度にスロッターを停止
する等してカス取り部材dの交換、切屑の除去作業が必
要となり円滑なる運転に支承を来す欠点を有していた。
考案が解決しようとする課題 本考案は下刃の嵌合溝内に排出される切屑を確実に除去
してスロッターの運転を円滑に行える様にしたスロッタ
ー切屑除去装置を提供せんとするものである。
〔考案の構成〕
課題を解決するための手段 本考案はかかる点に鑑み、上部スロッター軸に装着する
上刃と、下部スロッター軸に装着する嵌合溝を有する下
刃の一対にてスロットを切断し、嵌合溝に摺接挿入する
カス取り部材にて切屑を除去するスロッターにおいて、
下刃の嵌合溝に大径部及び小径部を形成し、一方、カス
取り部材の先端部は、先端が大径部と摺接する支持片を
形成すると共に、該支持片の側部に切屑と小径部との隙
間部に先端が挿入される誘導片を延出形成し、且つ誘導
片上面を支持片上面と略同一面、若しくは上方位置に形
成したスロッター切屑除去装置を提供して上記欠点を解
消せんとするものである。
作用 本考案にあっては、上刃及び下刃にて切断されて嵌合溝
内に排出された切屑下面と嵌合溝の小径部との間の隙間
部にカス取り部材の誘導片が挿入配置されることによ
り、カス取り部材の誘導片上面にて最先に切屑下面が当
接誘導されて嵌合溝内から排出されるのである。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1はスロッター切屑除去装置であり、該スロッター切屑
除去装置1は上部スロッター軸2を軸架し、該上部スロ
ッター軸2に上部スロッターホルダー3を装着すると共
に、該上部スロッターホルダー3に段ボールシートWに
対応して、所定幅なるスロットを切断するための円弧状
の上刃4、4aを関連配設している。
5は上刃4、4aと一対に配設する下刃であり、円盤状に
形成する側刃6、6a間に上刃4、4aの刃厚に対応する所
定幅を有すると共に、大径部7、小径部8を有する円柱
2段状に形成するカラー9を挟装し、該カラー9と側刃
6、6aにて2段状の嵌合溝10を形成して下刃5を構成し
ている。
そして、上部スロッター軸2と所定間隔を以て平行に下
部スロッター軸11を軸架し、該下部スロッター軸11に下
部スロッターホルダー12を上部スロッターホルダー3と
の関連位置に装着すると共に、下部スロッターホルダー
12の一端部に下刃5を装着している。
13は嵌合溝10内に挿入されるカス取り部材であり、該カ
ス取り部材13はその先端部に、先端が嵌合溝10の大径部
7に摺接する支持片14を形成すると共に、該支持片14の
側部に小径部8の外周と嵌合溝10内に排出されたスロッ
トの切屑Xの下面との間の隙間部15内に、先端が挿入す
る誘導片16を一体形成している。
更に詳しくは、支持片14の先端より更に先方へ延出形成
すると共に、支持片14の上面17より所定の段差を有して
誘導片16の上面18を上方位置させて形成している。
又、支持片14の上面17と誘導片16の上面18との段差を無
くして同一面にて形成しても良い。
そして、下刃5との関連位置に固定した保持部材19にカ
ス取り部材13の基部を軸着し、該カス取り部材13と保持
部材19との間にスプリング20を張設し、該スプリング20
の張力にて軸着個所を支点として嵌合溝10の大径部7に
支持片14の下面を圧接している。
次に本考案にかかるスロッター切屑除去装置の作用につ
いて説明すると、 上刃4、4a及び下刃5の回転により切断されたスロット
の切屑Xは下刃5の嵌合溝10内に排出され、かかる切屑
Xは嵌合溝10に大径部7と小径部8とが形成されている
ため、切屑Xの下面と小径部8の外周との間の隙間部15
に挿入配置されているカス取り部材13の誘導片16上面18
に切屑X下面が最先に当接、即ち誘導片16の上面18は支
持片14の上面17より上方に位置していることにより、切
屑Xは誘導片16の上面18にて誘導されて嵌合溝10内から
排出されるのである。
〔考案の効果〕
要するに本考案は、上部スロッター軸に装着する上刃
と、下部スロッター軸に装着する嵌合溝を有する下刃の
一対にてスロットを切断し、嵌合溝に摺接挿入するカス
取り部材にて切屑を除去するスロッターにおいて、下刃
5の嵌合溝10に大径部7及び小径部8を形成したので、
上刃4、4a及び下刃5にて切断したスロットの切屑X下
面と小径部8外周面に隙間部15を形成することが出来、
一方、カス取り部材13の先端部は、先端が大径部7と摺
接する支持片14を形成すると共に、該支持片14の側部に
切屑Xと小径部8との隙間部15に先端が挿入される誘導
片16を延出形成し、且つ誘導片16上面18と支持片14上面
17と略同一面、若しくは上方位置に形成したので、上記
隙間部15に挿入配置されたカス取り部材13の誘導片16の
上面18に最先に切屑X下面が当接され、かかる状態にて
切屑Xを誘導して嵌合溝10内から外部に確実に排出する
ことが出来るため、例え支持片14の摩耗による変形、或
いはバタツキ等が発生しても何ら影響されること無く、
確実に誘導片16にて排出することが出来、従ってカス取
り部材13に切屑Xが停滞する要因を排除し、それにかか
るスロッターの運転停止無くして円滑なる運転を図って
生産性を向上すると共に、機械寿命の延命を図ることが
出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、 第1図は本考案に係るスロッター切屑除去装置の概略正
面図、第2図は同上要部断面図、第3図は従来の切屑除
去装置の概略断面図、第4図は同上に使用するカス取り
部材の変形状態を示す図である。 5下刃、7大径部、8小径部 10嵌合溝、13カス取り部材、14支持片 15隙間部、16誘導片、17上面 18上面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部スロッター軸に装着する上刃と、下部
    スロッター軸に装着する嵌合溝を有する下刃の一対にて
    スロットを切断し、嵌合溝に摺接挿入するカス取り部材
    にて切屑を除去するスロッターにおいて、下刃の嵌合溝
    に大径部及び小径部を形成し、一方、カス取り部材の先
    端部は、先端が大径部と摺接する支持片を形成すると共
    に、該支持片の側部に切屑と小径部との隙間部に先端が
    挿入される誘導片を延出形成し、且つ誘導片上面を支持
    片上面と略同一面、若しくは上方位置に形成したことを
    特徴とするスロッター切屑除去装置。
JP1989027891U 1989-03-10 1989-03-10 スロッター切屑除去装置 Expired - Lifetime JPH077144Y2 (ja)

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JP1989027891U JPH077144Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 スロッター切屑除去装置

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JPH02121228U JPH02121228U (ja) 1990-10-02
JPH077144Y2 true JPH077144Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31250786

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JP5448609B2 (ja) * 2009-06-30 2014-03-19 キヤノン株式会社 断裁装置及び画像形成装置

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JPH02121228U (ja) 1990-10-02

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