JPH11104840A - 溶接トーチのコンタクトチップの清掃治具 - Google Patents

溶接トーチのコンタクトチップの清掃治具

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JPH11104840A
JPH11104840A JP26392197A JP26392197A JPH11104840A JP H11104840 A JPH11104840 A JP H11104840A JP 26392197 A JP26392197 A JP 26392197A JP 26392197 A JP26392197 A JP 26392197A JP H11104840 A JPH11104840 A JP H11104840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact tip
welding torch
sealing member
base
cleaning jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP26392197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Hayakawa
泰夫 早川
Tsugio Udagawa
次男 宇田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JPH11104840A publication Critical patent/JPH11104840A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories
    • B23K9/328Cleaning of weld torches, i.e. removing weld-spatter; Preventing weld-spatter, e.g. applying anti-adhesives

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンタクトチップのワイヤ穴内に滞留する剥離
粉をワイヤ穴全域にわたり効率よく排出することができ
るようにした溶接トーチのコンタクトチップの清掃治具
を提供することにある。 【解決手段】ベース1と、このベース1に立設され、外
径が溶接トーチのノズル5の内径より小さく、内径がコ
ンタクトチップ7の先端部の外径より大きい円筒状に形
成され、かつ、前記ベースとの接合部に通気用の切欠き
2aが形成された円筒基体2と、ゴム状弾性体で形成さ
れ、前記円筒基体の上端に固定された環状の封止部材3
とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスシールドアー
ク溶接に用いる溶接トーチのコンタクトチップの目詰ま
りの原因となる金属粉を除去するコンタクトチップの清
掃治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】めっきで被覆された溶接ワイヤを用いる
ガスシールドアーク溶接においては、溶接ワイヤの送給
中に溶接ワイヤから剥離された剥離粉が、溶接トーチの
先端部に設けられたコンタクトチップ内に付着して、目
詰まりを起こすことがある。すると、溶接ワイヤの送給
が不能になり溶接作業を中断しなければならない。
【0003】このようなコンタクトチップの目詰まりを
防止して、作業性を向上させるため、たとえば、実開昭
64−20972号公報に開示されたガスシールドアー
ク溶接用チップ(コンタクトチップ)が提案されてい
る。
【0004】このコンタクトチップにおいては、溶接ワ
イヤを挿通するワイヤ穴と外周面との間に1もしくは複
数の横穴を形成し、ノズルとコンタクトチップの間を流
れるシールドガスの減圧作用により、横穴を通してワイ
ヤ穴内の剥離粉を吸引し排出するように構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成に
おいては、シールドガスの流れから見て、横穴より上流
側のワイヤ穴内の剥離粉の排出は可能であるが、下流側
(トーチ先端側)の剥離粉の排出ができない。また、コ
ンタクトチップは、溶接ワイヤに溶接電流を確実に供給
することが要求されるため、そのワイヤ穴と溶接ワイヤ
の隙間が小さく、ワイヤ穴内を流れるシールドガスの流
速が小さくなり、剥離粉の排出が不十分なものになって
いた。
【0006】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、コン
タクトチップのワイヤ穴内に滞留する剥離粉をワイヤ穴
全域にわたり効率よく排出することができるようにした
溶接トーチのコンタクトチップの清掃治具を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本願の第1の発明においては、ベースと、このベー
スに立設され、外径が溶接トーチのノズルの内径より小
さく、内径がコンタクトチップの先端部の外径より大き
い円筒状に形成され、かつ、前記ベースとの接合部に通
気用の切欠きが形成された円筒基体と、ゴム状弾性体で
形成され、前記円筒基体の上端に固定された環状の封止
部材とを設けた。
【0008】また、本願の第2の発明においては、前記
封止部材を中空の封止部材とし、この封止部材に圧縮ガ
スの供給手段を接続した。
【0009】そして、清掃治具で、ノズルとコンタクト
チップの間のシールドガスの通路を封止し、溶接ワイヤ
をコンタクトチップから後退させた状態でシールドガス
を流すことにより、ワイヤ穴内のシールドガスの流量を
増加させ、剥離粉を確実に排出させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3は、本発明の実施
の形態を示すもので、図1は、清掃治具の平面図、図2
は、図1の正面断面図、図3は、清掃治具の使用状態を
示す正面断面図である。
【0011】同図において、1はベース。2は円筒基体
で、ベース1に固定されている。この円筒基体2の下端
(ベース1との接合部)には切欠き2aが形成されてい
る。また、この円筒基体2の外径は後述するノズルの内
径より小さく、内径は後述するコンタクトチップの先端
部の外径より大きく形成されている。
【0012】3は中空の封止部材で、ゴム状弾性体で形
成され円筒基体2の上端に固定されている。4はパイプ
で、封止部材3と圧縮ガスの供給源(図示せず)を接続
している。
【0013】5は溶接トーチのノズル。6は中空のヘッ
ドアダプタで、ノズル5と同心円上に位置するように溶
接トーチに支持されている。このヘッドアダプタ6に
は、その外周面と内周面を貫通する穴6aが形成されて
いる。7はコンタクトチップで、ヘッドアダプタ6の一
端に固定されている。このコンタクトチップ7の軸心に
は、ワイヤ穴7aが形成されている。なお、8は溶接ワ
イヤである。
【0014】このような構成であるから、溶接作業の開
始時に、あるいは、溶接作業開始後一定時間ごとに、溶
接トーチを清掃治具の上方へ移動させ、封止部材3がノ
ズル5とコンタクトチップ7の間に位置するように位置
決めする。そして、溶接トーチを下降させ、ノズル5内
に封止部材3を所定の位置まで挿入する。
【0015】パイプ4を通して封止部材3に圧縮ガスを
送り封止部材3を膨張させ、封止部材3をノズル5の内
周面とコンタクトチップ7の外周面に所定の圧力で接触
させて、シールドガスの流路を封止する。一方、コンタ
クトチップ7を貫通していた溶接ワイヤ8を、コンタク
トチップ7から離脱するように後退させる。
【0016】この状態で、ノズル5内にシールドガスも
しくは圧縮空気を供給する。すると、ノズル5内に供給
されたシールドガスもしくは圧縮空気は、ヘッドアダプ
タ6の穴6aを通り、コンタクトチップ7のワイヤ穴7
aを通ってコンタクトチップ7の先端から円筒基体2内
に流出しさらに切欠き2aを通り大気中に放出される。
この時、コントクトチップ7のワイヤ穴7aは、溶接
ワイヤ8が離脱しているので、シールドガスもしくは圧
縮空気を高速で流すのに十分な断面積を有し、高速で流
れるシールドガスもしくは圧縮空気により、ワイヤ穴7
a内に付着している剥離粉を効率よく排出することがで
きる。
【0017】所定時間シールドガスもしくは圧縮空気を
流した後は、シールドガスもしくは圧縮空気を止めると
ともに、封止部材3への圧縮ガスの供給を止め、大気と
連通させる。
【0018】すると、封止部材3は、その弾性力によっ
て収縮しノズル5の内周面およびコンタクトチップ7の
外周面から離脱する。この状態で溶接トーチを引上げ清
掃治具から離脱させるとともに、溶接ワイヤ8を送りこ
んで、溶接ワイヤ8をコンタクトチップ7を貫通させ、
溶接トーチの先端から所定量突き出させて溶接作業を開
始する。
【0019】なお、上記の実施の形態においては、封止
部材を中空とし圧縮ガスで膨張させるようにしたが、清
掃治具自体を床や作業台上に固定すれば、封止部材3と
しては、たとえば、Oリングのような中実の封止部材を
用いることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、溶
接トーチのノズルとコンタクトチップの間のガスの流路
を封止してコンタクトチップのワイヤ穴からガスを噴出
させることができ、ワイヤ穴の内面に付着する剥離粉を
効率よく確実に排出することができるので、定期的に清
掃を行うことによりワイヤ穴の目詰まりによる溶接ワイ
ヤの送給不良をなくし、溶接装置の稼働率を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による清掃治具の平面図。
【図2】図1の正面断面図。
【図3】本発明による清掃治具の使用状態を示す正面断
面図。
【符号の説明】
1…ベース、2…円筒基体、2a…切欠き、3…封止部
材、4…パイプ、5…ノズル、7…コンタクトチップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、このベースに立設され、外径が
    溶接トーチのノズルの内径より小さく、内径がコンタク
    トチップの先端部の外径より大きい円筒状に形成され、
    かつ、前記ベースとの接合部に通気用の切欠きが形成さ
    れた円筒基体と、ゴム状弾性体で形成され、前記円筒基
    体の上端に固定された環状の封止部材とを設けたことを
    特徴とする溶接トーチのコンタクトチップの清掃治具。
  2. 【請求項2】前記封止部材を中空の封止部材とし、この
    封止部材に圧縮ガスの供給手段を接続したことを特徴と
    する請求項1に記載の溶接トーチのコンタクトチップの
    清掃治具。
JP26392197A 1997-09-29 1997-09-29 溶接トーチのコンタクトチップの清掃治具 Pending JPH11104840A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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